JPS63166658A - パワ−ステアリングの油圧制御装置 - Google Patents

パワ−ステアリングの油圧制御装置

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JPS63166658A
JPS63166658A JP61313518A JP31351886A JPS63166658A JP S63166658 A JPS63166658 A JP S63166658A JP 61313518 A JP61313518 A JP 61313518A JP 31351886 A JP31351886 A JP 31351886A JP S63166658 A JPS63166658 A JP S63166658A
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variable
steering
hydraulic
throttle
aperture
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Application number
JP61313518A
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English (en)
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Ko Uchida
内田 耕
Takashi Kurihara
隆 栗原
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86718Dividing into parallel flow paths with recombining
    • Y10T137/86726Valve with bypass connections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、パワーステアリングの油圧制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の自動車等の車両のパワーステアリングの油圧制御
装置としては、例えば特開昭57−30663号公報に
記載されているものがある。
この従来例は、油圧ブリッジ回路の各流路にそれぞれ操
舵トルクに応動する主可変絞りが介挿され、且つ一方の
対角線上の接続点間に複動シリンダが連通され、他方の
対角線上の接続点間が流体圧源に連通され、複動シリン
ダの下流側の各可変絞りと並列に、操舵トルクに応動し
且つ前記主可変絞りの後に閉止される副可変絞りと固定
絞りとの直列回路が介挿された構成を有し、この構成に
より、キャビテーション現象による口笛のような作動騒
音を防止するようにしている。
また、特開昭61−139563号公報に開示されるご
とく、四方切換弁としての油圧ブリッジ回路を2組並列
に配し、一方のブリッジ回路の特性に対し、他方のブリ
ッジ回路の特性をステアリング入力トルクとは独立して
制御可能な可変絞りの開度を変化させて付加することに
よって可変特性としたパワーステアリングの油圧制御装
置が知られている。
これは据切り時の操舵力を軽く、高速走行時は適度な操
舵反力を持たせて安定した走行を可能にし、一義的な絞
り特性しか得られない一般定式のパワーステアリングの
油圧制御装置より優れた操舵特性が得られるようにした
ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記特開昭57−30663号のパワー
ステアリングの油圧制御装置にあっては、固定絞りを除
いて他の可変絞りが操舵トルクにのみ応動するように構
成されているので、例えば車両の停止状態又はその近傍
の低車速状態でのステアリングホイールの転舵による据
切り状態と、車速か比較的高くなる高速走行状態とで、
複動シリンダにより発生させる操舵補助トルクを変更す
ることができず、走行状態に対応した適切な操舵補助ト
ルクを得ることができず、据切り時の操舵トルクを軽く
するように油圧特性を設定すると高速走行時にも操舵補
助トルクが発生するので操舵トルクが軽過ぎて車両がふ
らつくことがないように注意しなければならず、逆に高
速走行時にしっかりした操舵トルクを得るようにするに
は据切り時や低速走行時の操舵力が大きくなり、車両の
とりまわしが非常に悪くなり、現実的には両者の中間仕
様に設定せざるを得ないという問題点があった。
また、主可変絞りと並列関係に副可変絞りと固定絞りと
の直列回路が接続されており、しかも副可変絞りが主可
変絞りに対して大きな操舵トルクで閉じ切る特性となっ
ているので、据切り時の操舵補助トルクは副可変絞りの
特性によって決定されることになり、複動シリンダで大
きな操舵補助トルクを発生させることができないという
問題点もあった。
さらに、上記特開昭61−139563号公報に開示さ
れたパワーステアリングの油圧制御装置においては、操
舵力特性を可変とすることができるが、2組のブリッジ
回路を独立して設けるために、油圧制御装置としてのロ
ータリバルブの溝群を軸方向に直列に並べており、溝の
加工、とくに円筒形状であるパルプボデーの内径部に設
ける溝の加工が非常に困難で、加工々数が増加して、コ
ストが増加してしまうという問題点があった。
そこで、この発明は、上記従来のパワーステアリングの
油圧制御装置の問題点に着目してなされたものであり、
据切り時の操舵力は軽く、走行中は低中速度から高速度
領域までの車速に対応して好適な操舵力が得られ、しか
も据切り時に大きな操舵補助トルクを発生させることが
可能なパワーステアリングの油圧制御装置を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は、4つの流路を
環状に接続して油圧ブリッジ回路を構成し、前記各流路
に操舵トルクに応動する第1の可変絞りを設けると共に
、前記油圧ブリッジ回路の一方の対角線上の接続点間に
パワーシリンダの左右の圧力室を接続し、他方の対角線
上の接続点を油圧源に接続したパワーステアリングの油
圧制御装置において、前記第1の可変絞りの少なくとも
1つと並列に、前記操舵トルクに応動する第2の可変絞
りと操舵トルク以外の外部信号によって絞り面積が制御
される外部制御可変絞りとの直列回路を介挿したことを
特徴としている。
〔作用〕
この発明においては、油圧ブリッジ回路の第1の可変絞
りと並列に介挿した第2の可変絞りと外部制御可変絞り
との直列回路において外部制御可変絞りを全閉状態とす
ることにより、第1の可変絞りの操舵トルクに対する絞
り面積特性に応じてパワーシリンダに供給する作動油圧
を高め、大きな操舵補助トルクを発生させる。
また、外部制御可変絞りを全開状態とすることにより、
直列に介挿された第2の可変絞りと第1の可変絞りとが
並列関係となるので、両者の絞り面積の和で表される等
価絞り面積特性となり、パワーシリンダに供給する作動
油圧を低下させて、小さな操舵補助トルクを発生させる
さらに、外部制御可変絞りを全閉状態及び全開状態の中
間状態とすることにより、パワーシリンダに供給する作
動油圧を全閉状態及び全開状態の中間状態として車速に
応じた操舵補助トルクを発生させる。
以上の結果、外部制御可変絞りを適宜開閉制御すること
により、パワーシリンダで発生する操舵補助トルクを広
範囲に制御することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す油圧系統図である。
図中、10は油圧ポンプ、11はリザーバタンクであり
、これら油圧ポンプ10及びリザーバタンク11で油圧
源が構成されている。
油圧ポンプ10及びリザーバタンク11間には、ステア
リングギヤ機構に対して操舵補助トルクを発生するパワ
ーシリンダ12を制御するコントロールバルブ13が介
挿されている。
このコントロールパルプ13は、4つの流路り。
〜L4を環状に接続した油圧ブリッジ回路14を有し、
その一方の対角線上の接続点CAI及びCA!が油圧ポ
ンプ10及びリザーバタンク11にそれぞれ接続され、
他方の対角線上の接続点C□及びC0がパワーシリンダ
12の左右の油圧室12L及び12Rにそれぞれ接続さ
れ、ステアリングホイール15の右転舵又は左転舵操作
に対応して、油圧ポンプ10からの作動油が接続点CA
Iと接続点C□及びC0との間の流路し、及びL2を介
して左右の油圧室12L及び12Hに圧力差をもって作
用するように構成されている。
各流路り、、L、及びL3.L、には、可変オリフィス
で構成される第1の可変絞りIL、IR及び2L、2R
がそれぞれ介挿され、且つ各可変絞り2L及び2Rと並
列にそれぞれバイパス流路り、及びLbが接続され、こ
れらバイパス流路り。
及びり、に第1の可変絞りIL、IR及び2L。
2Rと連動して操舵トルクに応動する第2の可変絞り3
L、3R及び後述する車速に応じて絞り面積が制御され
る外部制御可変絞り4A、4Bが直列に介挿されている
前記第1〜第2の各可変絞りは、ステアリングホイール
15の例えば一方向の操舵によって第1の可変絞りIL
、2L及び第2の可変絞り3Lの3つが、他方向の操舵
によって第1の可変絞りlR,2R及び第2の可変絞り
3Rの3つがそれぞれ連動して後述する操舵トルクTに
対応してその絞り面積が縮小する方向に変化するように
構成されている。すなわち、ステアリングホィール15
ノ転舵操作によって発生するトーションバー(図示せず
)等の捩り弾性力による操舵トルクTに基づいて、各可
変絞りIL、IR;2L、2R及び3L、3Rの絞り面
積A r  ; A z及びA、が変化する。ここで、
各可変絞りIL、lR12L、2R及び3L、3Rの操
舵トルクTに対する絞り面積の関係を表す絞り特性は、
それぞれ第2図(a)、世)及び(C)に示すように選
定されている。
すなわち、可変絞りIL、lR12L、2Rのそれぞれ
については、第2図(a)、(blに示す如く、操舵ト
ルクTの値が所定値T、に達するまでは、直線lIIで
示す如く操舵トルクTの増加に伴って絞り面積が比較的
急峻に低下し、所定値TIを越えると略零に近い絞り面
積となるように選定されている。
また、可変絞り3L、3Rについては、第2図(C1に
示す如く、操舵トルクTの所定値TIより小さい所定値
T2に達するまでは、前記可変絞りIL、IR,2L、
2Rの直線IIIに比較して緩やかな傾斜の直線121
で示す如く比較的緩やかに絞り面積が低下し、所定値7
2以上ではさらに緩やかな直線12□で示す如くより緩
やかに低下するように選定されている。
一方、外部制御可変絞り4A、4Bのそれぞれは、前記
第1〜第2の可変絞りとは関連せず独立して車速に応じ
て絞り面積が制御される電磁可変絞りで構成されている
。ここで、外部制御可変絞り4A、4Bのそれぞれは、
車速センサ16からの車速検出信号v0が制御ユニッ)
Uに供給され、この制御ユニッI−Uで車速検出信号■
、の値に応じた電流値の励磁電流1vに変換され、この
励磁電流IVI及びIV2が外部制御可変絞り4A、4
Bに供給されることによって、その絞り面積A4が制御
される。すなわち、絞り面積A4が、第2図(dlに示
す如く、車速Vの増加に伴って緩やかなS字状曲線に沿
って増加するように選定されている。
そして、コントロールバルブ13の具体的構成は、第3
図〜第5図に示す如く、ロークリバルブ20で構成され
ている。
すなわち、バルブハウジング21内に、例えばランクア
ンドピニオン式ステアリングギヤのピニオンに接続され
たバルブボデー22と、その内周面に回動自在に配設さ
れ且つステアリングホイール15に連結された円筒状の
バルブシャフト23と、その内周面に配設され且つ一端
がステアリングホイール15に、他端がラックアンドピ
ニオン式ステアリングギヤのピニオンにそれぞれ連結さ
れたトーションバー24とを備えている。
バルブボデー22の内周面には、第4図及び第5図(a
)で実線図示の如く、軸方向に延長する6本の油溝C1
−C&が等角間隔で形成され、奇数番目の油溝C,,C
3,C,が油圧ポンプ10に接続され、且つ偶数番目の
油溝Cz、 Ca、 Cbがバルブシャフト23に形成
された油通路り、、D、、D、及び内部の空間部を介し
てリザーバタンク11に接続されている。
バルブシャフト23には、その外周面に第4図及び第5
図(a)で破線図示の如(、軸方向に延長し且つパルプ
ボデー22の油溝C3〜C8中の隣接する油溝間に連通
して千鳥状に配列された幅広の油溝E、〜E、と、これ
ら油溝E、〜E、と軸方向に並行して配列され且つパル
プボデー22のリザーバタンク11に接続される油溝C
x、 C4,Chにのみ連通する幅狭の油溝F1〜F6
とが形成されている。ここで、油溝E l+ E 3.
 E sがパルプボデー22の油路を介してパワーシリ
ンダ12の左油圧室12Lに直接接続されていると共に
、油溝F、、F3.FSに外部制御可変絞り4Aを介し
て接続され、油溝E z、 E a、 E &がパルプ
ボデー22の油路を介してパワーシリンダ12の右油圧
室12Rに直接接続されていると共に、油溝F2.F4
.F6に外部制御可変絞り4Bを介して接続されている
そして、油溝C+、Ea  ; C3,EX及びCs、
Eaの各連通部で第1の可変絞りILが、油溝C,,E
;C3,E3及びC5,BSの各連通部で第1の可変絞
りIRが、油溝Cz、E+  ; C4,E3及びC,
、E。
の各連通部で第1の可変絞り2Lが、油溝C,,E2;
C4,E4及びC,、E、の各連通部で第1の可変絞り
2Rが、油溝Cz、 F r  ; Ca、 l” 、
及びC,、Fsの各連通部で第2の可変絞り3Lが、油
溝Cm、Fl;Cd1F4及びC,、F、の連通部で第
2の可変絞り3Rがそれぞれ構成されている。
一方、バルブハウジング21には、ロークリバルブ20
と一体に外部制御可変絞り4A、4Bが形成されている
。これら外部制御可変絞り4A。
4Bのそれぞれは、電磁ソレノイド25の作動子26に
連結されて摺動されるスプール27を有し、このスプー
ル27の外周面に形成された油溝28a、23bと、こ
れに対向する油溝29a、29bとで外部制御可変絞り
4A、4Bが形成されている。
ナオ、コントロールバルブ13はロー91Jバルブ20
で構成する場合に限らず第6図及び第7図に示すように
、スプールバルブ30で構成するようにしてもよい。す
なわち、ステアリングギヤハウジング31内に、ピニオ
ン軸32と直交する方向にスプールバルブ30が形成さ
れていると共に、このスプールバルブ30と直交して外
部制御可変絞り4A、4Bを構成するスプールバルブ3
2が形成されている。
スプールバルブ30は、ステアリングホイール15の操
舵による操舵トルクに応動して慴動するスプール33を
有し、このスプール33の外周面に環状の油溝G I−
G aが形成されている。一方、スプール33と対向す
るハウジング31の内周面に各油溝G、〜G4と僅かな
間隙を介して連通する油溝H1〜H3が形成されている
。ここで、油溝04及びH4の連通部で第1の可変絞り
ILが、油溝G、及びH4の連通部で第1の可変絞りI
Rが、油溝G、及びH3の連通部で第1の可変絞り2L
が、油溝G4及びH2の連通部で第1の可変絞り2Rが
、油溝G2及びH2の連通部で第2の可変絞り3Lが、
油溝G、及びHlの連通部で第2の可変絞り3Rがそれ
ぞれ構成されている。
そして、油溝H4が油圧ポンプ10に、油溝G+ 、 
G *、 Hs、 Hsがそれぞれスプール33内に穿
設した油路36を介してリザーバタンク11にそれぞれ
接続され、油溝03及びG4が後述するスプールバルブ
32の油溝KI及びKgに、油溝H1及びHtがスプー
ルバルブ32の油溝J、及びJ2にそれぞれ接続されて
いる。
マタ、スプールバルブ32は、制御ユニソ)Uからの励
磁電流1vが供給される電磁ソレノイド34によって駆
動される摺動自在のスプール35を有し、このスプール
35の外周面に油溝J、、JZが形成されている。一方
、スプール35に、対向するハウジング31の内周面に
は、前記油溝J、、JZと僅かな間隙を介して連通ずる
油溝に、、Ktが形成され、油溝K1.J+で外部制御
可変絞り4Aが、油溝に、、J!で外部制御可変絞り4
Bがそれぞれ構成されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。今、車両停車状態
にあってステアリングホイール15を操舵しておらず転
舵輪が直進走行状態の中立位置にあるものとする。この
状態では、コントロールバルブ13の可変絞りIL、I
R〜3L、3Rの全てが全開状態となっていると共に、
車速センサ16で検出される車速Vが零であり、したが
って、外部制御可変絞り4A、4Bが第2図(d)に示
す如く全閉状態となっており、バイパス流路Ls、Lh
が閉塞状態となっている。
したがって、油圧ポンプ10から供給される所定油圧の
作動油が、油圧ブリッジ回路14に供給されるが、この
油圧ブリッジ回路14の流路L1及びH4と流路L2及
びり、とに等しい流量で分流されるので、パワーシリン
ダ12の左右の油圧室12L、12Rは、同圧となって
両者間に差圧を生じることがなく、このパワーシリンダ
14で操舵補助トルクは何ら発生することはなく、転舵
輪は直進走行状態を維持する。
この停車状態で、ステアリングホイール15を例えば右
切りして所謂振切り状態とすると、そのときの操舵トル
クに応じて可変絞りIR〜3Rが互いに連動してそれら
の絞り面積A1〜A3が縮小方向となるが、他方の可変
絞りIL〜3Lは全開状態を維持する。
したがって、流路L1については、可変絞りILが介挿
されていない状態と等価となり、同様に、流路り、につ
いても可変絞り2L、3Lが介挿されていない状態と等
価となり、油圧ブリッジ回路14の等価回路は第8図に
示すようになる。
ここで、流路L4については、第2の可変絞り4Bが全
閉状態であることにより、第1の可変絞り2Rのみが介
挿されていることになり、この可変絞り2Rの絞り面積
特性が流路Ltに介挿されている可変絞りIRと等しく
第2図(b)に示す如く操舵トルクTに対して比較的早
く閉じ切り状態となる。したがって、ブリッジ回路14
全体の等価絞り面積Aは、可変絞りIR及び2Rが並列
関係となるので、両者絞り面積A1及びA2の和で表す
ことができ、下記(1)式のようになる。
A=AI +A!  ・・・・・・・・・・・・(1)
このため、油圧ブリッジ回路14の全体の絞り面積特性
及び油圧特性は、第9図(a)及び世)に示すようにな
り、これらの図から明らかなように、裾切り時のように
車速Vが零若しくはその近傍の値となるときに、比較的
小さな操舵トルクTで高い油圧P+が得られ、これによ
ってパワーシリンダ12で転舵輪を右切りする操舵補助
トルクが発生するので、ステアリングホイール15の転
舵操作を軽く行うことができる。   ・ また、ステアリングホイール15を左切りした場合も、
上記とは逆に可変絞りIL〜3Lが操舵トルクに応じて
縮小方向となり、可変絞りIR〜3Rが全開状態となり
、パワーシリンダ12によって転舵輪を左操舵補助トル
クを発生して、ステアリングホィール150転舵操作を
軽く行うことができる。
一方、車両が高速で定速走行しているときには、第2図
(dlに示す如く、車速センサ16から高車速検出信号
v0が出力されるので、制御ユニットUから出力される
励磁電流■9が大きな値となり外部制御可変絞り4A、
4Bが第10図に示す如く開状態となる。このとき、ス
テアリングホイール15を転舵していない状態で操舵ト
ルクが零であるときには、コントロールバルブ13の各
可変絞りが前記振切り時と同様に全開状態を維持し、パ
ワーシリンダ12の両油圧室12L及び12R間には、
差圧が生じることはなく、このパワーシリンダ12で操
舵補助トルクを発生することはない。
しかしながら、このステアリングホイール15の非転舵
状態から、例えば右切りして右旋回状態とすると、前述
したように、コントロールバルブ13の可変絞りIR〜
3Rの絞り面積が縮小方向となり、可変絞りIL〜3L
が全開状態となり、前述したように外部制御可変絞り4
A、4Bが開状態であるので、油圧ブリッジ回路140
等価油圧回路は、第11図に示すようになる。
すなわち、流路L4のバイパス流路Lbにおいては、外
部制御可変絞り4Bが開状態であるので、これと第2の
可変絞り3Rとが直列関係となる。
したがって、これらを圧力損失が同等な単一の可変絞り
とみなすことができる。すなわち、第2の可変絞り3R
及び外部制御可変絞り4Bの圧力降下P3kg/cd及
びPakg/cdは、それぞれ下記(2)式及び(3)
式で表すことができる。
P、=K −Q” /A3” −・・・・・・・・・・
・(2)P a ”’ K−Q” / A4”・・・・
・・・・・・・・(3)但し、Kは072g(ρ:油比
重、g:重力加速度)で求められる定数、Qは通過流量
である。
これら(2)式及び(3)式からバイパス流路L6にお
ける全体の圧力降下Pkg/cdは、次式で表すことが
できる。
P=P3+P4 したがって、上記(4)式の右辺の括弧で括った項が単
一可変絞りとみなした場合の等価絞り面積A、に対応す
ることになり、結局単一可変絞りの等価絞り面積AAは
次式で表すことができる。
AA=□ ・・・・・・・・・・・・(5)のフグ77
じ]7 したがって、第2図(C1及び第11図の絞り面積特性
を合わせた第12図のような絞り面積特性が得られる。
このとき、可変絞り3Lと可変絞り4Bを単一可変絞り
とみなしたときに、絞り面積の小さい可変絞り即ち可変
絞り3Lの絞り特性が支配的となる。
また、等価絞り面積Aaで表される等価絞りと第1の可
変絞り2Rとは、並列関係にあるので、これらを等価絞
りとみなすと、その絞り面積A。
は、両者の絞り面積AA及びA2を加算したものとなり
、次式で表すことができる。
A、−A^+A2 ・・・・・・・・・・・・(6)し
たがって、この場合の流路L4における等価絞り面積特
性は、第13図に示すようになり、操舵トルクTの増加
に伴う絞り面積A1の減少状態が前記据切り時の絞り面
積特性に比較して大きく緩和される。
そして、油圧ブリッジ回路14全体の等価絞り面積Aは
、流路L4における等価絞り面積A3で表される等価絞
りと流路L2の第1の可変絞りlRとが並列関係である
ので、両者と絞り面積A。
及びA、の和となり、次式で表される。
A=AI+AI  ・・・・・・・・・・・・(7)そ
の結果、前記据切り時に比較して操舵トルクTに対する
絞り面積特性が第14図(a)に示す如く大きく緩和さ
れるので、パワーシリンダ12に供給される油圧は、第
14図伽)に示す如く操舵トルクTの増加に対して緩や
かに増加する特性となり、したがってパワーシリンダで
発生する操舵補助トルクが据切り時に比較して小さくな
って、ステアリングホイール15の操舵が重くなり、高
速走行時にステアリングホイール15の転舵操作を適度
の反力をもって行うことができ、急操舵を防止して操縦
安定性を向上させることができる。
さらに、据切り及び高速走行時の操舵の中間の中車速状
態では、車速センサ16からの中車速検出信号V、に基
づき制御ユニッ)Uで高車迷走行状態に比較して低い励
磁電流Ivが出力される。
このため、外部制御可変絞り4A、4Bの絞り面積A4
が減少するので、バイパス流路り、又はり。
における等価絞り面積AAが減少して、流路L3又はL
4全体の等価絞り面積A、も減少することになるので、
油圧ブリッジ回路14全体の等価絞り面積Aも減少し、
これに応じてパワーシリンダ12で発生する操舵補助ト
ルクが車速の減少に応じて増大し、車速に対応した最適
な操舵感覚を得ることができる。
このように、上記第1実施例によると、外部制御可変絞
り4A、4Bの絞り面積特性を制御することにより、パ
ワーシリンダ12で発生する操舵補助トルクを広範囲に
変化させることができ、その外部可変絞り4A、4Bを
車速に応じて制御することにより、パワーシリンダで発
生する操舵補助トルクを車速に対応した最適状態に制御
することができ、据切り時に大きな操舵補助トルクを発
生し、車速か増加するに応じて操舵補助トルクを小さく
することができ、据切り時での操縦性を確保しながら高
車速時でのふらつきを防止することができる。さらに、
コントロールバルブ13をロータリバルブで構成した場
合に、バルブボデー21及びバルブシャフト22に形成
する油溝を第5図(a)に示すように構成することによ
って、ロータリバルブに形成する油圧回路数をnとした
とき、バルブボデー21の油溝数を2n1バルブシヤフ
ト22の油溝数を4nとすることができ、前記特開昭5
7−30663号の従来例における加工精度を要求され
る油溝本数の半分の油溝で済み、また特に加工の難しい
バルブボデー21の溝形状は前記特開昭61−1395
63号の従来例の如く溝を軸方向に並べる必要がないた
め、その加工を容易にすることができると共に、バルブ
全体の構成を小型化することができる。
次に、この発明の第2実施例を第15図について説明す
る。
この第2実施例は、前記第1実施例におけるパワーシリ
ンダ12の下流側の流路L3及びL4に接続されている
外部制御可変絞り4A、4B及び第2の可変絞り2L、
2Rを介挿したバイパス流路り、及びLbを、パワーシ
リンダ12の上流側の流路し、及びL2に形成したこと
を除いては、第1実施例と同様の構成を有し、第1実施
例との対応部分には同一符号を付しその詳細説明はこれ
を省略する。
この第2実施例によると、据切り状態で、ステアリング
ホイール15を例えば右切りすると、流路L2において
可変絞りIRのみが介挿された状態となり、この可変絞
りIRと流* L 4の可変絞り2Rとが並列関係とな
り、油圧ブリッジ回路14全体の等価絞り面積Aは、A
 ”” A I+ A zとなって、前記第1実施例と
全く等しくなり、第1実施例と同様にパワーシリンダ1
2で大きな操舵補助トルクを発生してステアリングホイ
ール15の転舵操作を軽くして操縦性を向上させること
ができる。
同様に、車両が高車速走行状態でステアリングホイール
15を右切りした場合も、流路L2全体での等価絞り面
積が第1実施例における流路L4における等価絞り面積
Allと等しくなり、この等価絞り面積Amで表される
等価絞りと流路L4の第1の可変絞り2Rとが並列関係
となるので、油圧ブリッジ回路14全体の等価絞り面積
も第1実施例における等価絞り面積Aと全く等しくなり
、第1実施例と同様にパワーシリンダ12で小さな操舵
補助トルクを発生してステアリングホィール150転舵
操作を重(して、不用意な転舵による車両のふらつきを
防止することができる。
さらに、高車迷走行状態及び低車速走行状態の中間の中
車速走行状態においても、油圧ブリッジ回路14全体の
等価絞り面積が第1実施例と全く等しくなり、車速に応
じた最適な操舵補助トルクをパワーシリンダ12で発生
させて、最適な操舵感覚を得ることができる。
次に、この発明の第3実施例を第16図について説明す
る。
この第3実施例は、パワーシリンダ12の上流側及び下
流側の双方に第2の可変絞り3L、3R及び外部制御可
変絞り4A、4Bを直列に介挿したバイパス流路り、〜
L、を設けたことを除いては前記第1及び第2実施例と
同様の構成を有し、これら実施例との対応部分には同一
符号を付しその詳細説明はこれを省略する。
この第3実施例によると、据切り時には外部制御可変絞
り4A、4Bが全閉状態となるので、油圧ブリッジ回路
14全体の等価絞り面積Aは、第1及び第2実施例と全
く等しくなり、これらと同様の操舵補助トルクをパワー
シリンダ12で発生させることができる。
また、高車速走行状態でのステアリングホイール15の
転舵状態では、対向する流路り、、L、及びLt、La
でそれぞれ第1の可変絞りIL、2L及びIR,2Rと
並列に、第2の可変絞り3L。
3Rと外部制御可変絞り4A、4Bの直列回路が接続さ
れることになるので、第2の可変絞り3L。
3Rの絞り面積特性が第2図(C)に示すものと等しく
選定されているものとした場合、油圧ブリッジ回路14
全体の等価絞り面積Aが、第1及び第2実施例に比較し
て大きくなり、パワーシリンダ12で発生する操舵補助
トルクをより小さくしてマニュアル状態に近づけること
ができる。
同様に、中車速走行状態でのパワーシリンダ12で発生
する操舵補助トルクも全体として第1及び第2実施例に
比較して小さくすることができる。
なお、上記各実施例においては、外部制御可変絞り4A
、4Bと第2の可変絞り3L、3Rとをその順に介挿す
る場合について説明したが、その順序を逆にしても上記
と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記各実施例においては、外部制御可変絞り4A
、4Bを車速に応じて制御するようにした場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、第17図
に示すように、制御ユニットUに車速センサ16の車速
検出信号■。を入力する場合に代えて運転席の近傍に設
けたロータリスイッチ、可変抵抗器等で構成される操舵
補助トルク選択器40の選択信号を供給し、この操舵補
助トルク選択器40を選択することにより、制御ユニッ
トUから出力する励磁電流IvO値を任意に変更可能に
構成して、運転者の好みに応じて油圧ブリッジ回路14
全体の等価絞り面積を任意に変更し、任意の操舵補助ト
ルクをパワーシリンダ12によって発生させるようにし
てもよい。
また、第18図に示すように、路面の摩擦係数を検出す
る摩擦係数センサ41を設け、このFIX擦係数センサ
41の摩擦係数検出値に応じて制御ユニットUからの励
磁電流を変更することにより、路面の摩擦係数に応じて
最適な操舵補助トルクを発生させるようにしてもよい。
すなわち、摩擦係数センサ41からの摩擦係数検出値が
制御ユニットUに供給され、この制御ユニットUで励磁
電流Ivの値を低摩擦係数時には比較的小さな値に、高
摩擦係数時には比較的大きな値に、それらの中間摩擦係
数時には、それらの中間の値にそれぞれ制御する。ここ
で、摩擦係数センサ41としては、ワイパースイッチと
連動する切換スイッチ、雨滴センサ等の間接的に路面摩
擦係数を検出するもの、或いは車両の前輪及び後輪の回
転数を検出し、両者の回転数差を算出して摩擦係数を算
出したり、駆動輪のスプラッシュ量を検出して摩擦係数
を算出したりして直接的に路面摩擦係数を検出するもの
等を適用し得る。この場合、路面摩擦係数によってのみ
外部制御可変絞り4A、4Bを制御する場合に限らず車
速に応じて算出した励磁電流値を摩擦係数センサ41の
摩擦係数検出値で補正するようにしてもよいことは勿論
である。
その他、車両の加減速装置の作動を検出するセンサを設
け、このセンサの検出値に基づき車両の加減速の頻度を
算出し、これによって車両の走行状態を判断して外部制
御可変絞り4A、4Bを車速によって制御する場合の車
速感応パターン即ち第2図(dlの車速に対する絞り面
積特性を変更するようにしてもよく、さらには、ステア
リングホイール15の操舵角を検出する操舵角センサと
その出力を微分して操舵角速度を算出する操舵角速度算
出手段とを設け、転舵角センサの操舵角検出値及び操舵
角速度算出手段の操舵角速度算出値に基づき前記車速感
応パターンを変更して急転舵を防止し、操縦安定性を向
上させるようにしてもよく、またさらに、車両前輪荷重
を検出する荷重センサを設け、前輪荷重の変化に応じて
外部制御可変絞り4A、4Bを制御するようにしてもよ
い。
また、上記各実施例においては、コントロールパルプの
第1の可変絞りIL、  IR,2L、  2Rの絞り
面積特性が等しい場合について説明したが、これらを異
なる絞り面積特性とすることもでき、また、一方向操舵
時のみ制御するようにバイパス流路を設けてもよい。
さらに、上記各実施例においては、ステアリングギヤ機
構としてラックアンドピニオン式を適用した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、他の形
式のステアリングギヤ機構を適用し得ることは言うまで
もない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、4つの流路の
それぞれに操舵トルクに応動する可変絞りを設けた油圧
ブリッジ回路に、その可変絞りの少なくとも1つと並列
に操舵トルクに応動する可変絞りと操舵トルク以外の外
部信号によって制御される外部制御可変絞りとの直列回
路を介挿した構成を有し、油圧ブリッジ回路全体の等価
絞り面積を任意に変更してパワーシリンダによる操舵補
助トルクを変更制御するようにしているので、パワーシ
リンダで発生する操舵補助トルクを広範囲に変更するこ
とが可能であると共に、パワーシリンダで発生する操舵
補助トルクを外部制御可変絞りの絞り面積の変化によっ
て制御し、油圧プリフジ回路に供給される油量を変化さ
せることがないので、据切り時に必要な最小源の油量を
確保しておけば、据切り時以外で油量不足を生じること
がなく、油圧ポンプを必要最小限の吐出容量のものに抑
えることができるから、油圧ポンプの吐出容量増大に伴
う油圧制御装置全体の熱対策を軽減し、且つ大型化を防
止してコスト低減を図ることができる。さらに、油圧ブ
リッジ回路が1組のみでも可変操舵力特性を得ることが
できるため、パルプの加工コスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明によるパワーステアリングの油圧制御
装置の一実施例を示す油圧回路図、第2図(a)〜(d
)はそれぞれこの発明に適用し得る可変絞りの絞り面積
特性を示す特性線図、第3図はコントロールパルプとし
てロークリパルプを適用した場合の一例を示す断面図、
第4図は第3図のA−A線及びB−B線上の断面図とそ
の油圧経路を示す系統図、第5図(a)、 (b)及び
(C)はそれぞれ第3図のロータリパルプの油溝を示す
展開図、そのC−C線上の断面図及びD−D線上の断面
図、第6図ハコントロールハルフトしてスプールバルブ
ヲ適用した場合の一例を示す断面図、第7図は第6図の
E−E線上の断面図、第8図は据切り状態の油圧ブリッ
ジ回路の等価油圧回路を示す油圧回路図、第9図(a)
及び山)はそれぞれ据切り時の油圧ブリッジ回路全体の
等価絞り面積及び油圧と操舵トルクとの関係を示す特性
線図、第10図は高車速時の外部制御可変絞りの絞り面
積特性線図、第11図は高車速走行状態における転舵時
の油圧ブリッジ回路の等価油圧回路を示す油圧回路図、
第12図は第2の可変絞りと外部制御可変絞りとを等価
絞りとみなしたときの絞り面積特性線図、第13図は第
12図の絞り面積特性の等価可変絞りと第1の可変絞り
とを等価可変絞りとみなしたときの絞り面積特性線図、
第14図(a)及び(b)はそれぞれ高車速時の油圧ブ
リッジ回路全体の等価絞り面積及び油圧と操舵トルクと
の関係を示す特性線図、第15図はこの発明の第2実施
例を示す油圧回路図、第16図はこの発明の第3実施例
を示す油圧回路図、第17図及び第18図はそれぞれこ
の発明の他の実施例を示す図である。 図中、IL、IR,2L、2Rは第1の可変絞り、3L
、3Rは第2の可変絞り、4A、4Bは外部制御可変絞
り、10は油圧ポンプ、11はリザーバタンク、12は
パワーシリンダ、13はコントロールパルプ、14は油
圧ブリッジ回路、15はステアリングホイール、16は
車速センサ、Uは制御ユニット、20はロータリパルプ
、25は電磁ソレノイド、30.32はスプールパルプ
、34は電磁ソレノイド、40は操舵補助トルク選択器
、41は摩擦係数センサである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)4つの流路を環状に接続して油圧ブリッジ回路を
    構成し、前記各流路に操舵トルクに応動する第1の可変
    絞りを設けると共に、前記油圧ブリッジ回路の一方の対
    角線上の接続点間にパワーシリンダの左右の圧力室を接
    続し、他方の対角線上の接続点を油圧源に接続したパワ
    ーステアリングの油圧制御装置において、前記第1の可
    変絞りの少なくとも1つと並列に、前記操舵トルクに応
    動する第2の可変絞りと操舵トルク以外の外部信号によ
    って絞り面積が制御される外部制御可変絞りとの直列回
    路を介挿したことを特徴とするパワーステアリングの油
    圧制御装置。 (2)前記外部制御可変絞りは、その絞り面積が車速に
    応じて制御されるように構成されている特許請求の範囲
    第1項記載のパワーステアリングの油圧制御装置。 (3)前記第2の可変絞りは、その絞り特性が第1の可
    変絞りより大きな操舵トルクで閉じ切るように選定され
    ている特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載
    のパワーステアリングの油圧制御装置。 (5)前記第1の可変絞り及び第2の可変絞りは、バル
    ブボデーと操舵トルクに応動するバルブシャフトとから
    なるロータリバルブで構成されている特許請求の範囲第
    1項乃至第4項記載のパワーステアリングの油圧制御装
    置。 (6)前記バルブボデーには、円周方向に所定間隔を保
    って直接流体入口及び流体出口に連通する2種類の溝が
    形成され、前記バルブシャフトには、前記第1の可変絞
    りを形成する第1の溝と第2の可変絞りを形成する第2
    の溝とが軸方向に所定間隔を保って形成され、当該第2
    の溝はバルブボデーの2種類の溝のうち何れか一方のみ
    に直接連通するように選定されている特許請求の範囲第
    5項記載のパワーステアリングの油圧制御装置。
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