JPS6149437B2 - - Google Patents

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JPS6149437B2
JPS6149437B2 JP57032968A JP3296882A JPS6149437B2 JP S6149437 B2 JPS6149437 B2 JP S6149437B2 JP 57032968 A JP57032968 A JP 57032968A JP 3296882 A JP3296882 A JP 3296882A JP S6149437 B2 JPS6149437 B2 JP S6149437B2
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JP
Japan
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sieve
dewatering
double
forming machine
separating
Prior art date
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Application number
JP57032968A
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English (en)
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JPS57199892A (en
Inventor
Bubitsuku Arufuretsuto
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Sulzer Escher Wyss GmbH
Original Assignee
Escher Wyss GmbH
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Publication date
Application filed by Escher Wyss GmbH filed Critical Escher Wyss GmbH
Publication of JPS57199892A publication Critical patent/JPS57199892A/ja
Publication of JPS6149437B2 publication Critical patent/JPS6149437B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/02Head boxes of Fourdrinier machines
    • D21F1/028Details of the nozzle section
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type
    • D21F9/006Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type paper or board consisting of two or more layers

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  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二重ふるい成形機にして、第1および
第2の継ぎ目なし循環ふるいを有し、該ふるいが
部分的に相接する位置において、引張された状態
で、脱水圧力を発生する彎曲区間を一緒に通り、
かつ前記彎曲区間に接近区域において、形成され
つつある紙シートを受入れる収斂間隙を形成する
ようになつており、かつヘツドボツクスの出口開
口から分離されて発出し、実質的に隣接する位置
に導入される少なくとも二つの材料の流れを有
し、該材料の流れが前記出口開口の下流におい
て、流動方向に延びる分離部材により、所定の区
間にわたつて相互に分離された状態に保持される
ようになつている二重ふるい成形機によつて多層
紙シートを形成する方法に関する。本発明はさら
に特許請求の範囲第8項の大概念に記載されてい
る方法を実施するための二重ふるい成形機に関す
る。
多層紙シートを製造するためのふるい部分は、
紙シートの断面にわたつて配分される原料として
性質の異なるものを使用し得るようにするため
に、その需要が益々大となりつつある。在来にお
いてはこの目的に対しては一般に長いふるい部分
に第2のヘツドボツクス(以下、材料装入装置と
もいう)を設け、これによつてすでに成形された
先行層の上に別のシート層を重ねることが行われ
る。今日においては層間の結合を改良するため
に、後続層をできるだけまだ完全に成形されてい
ない先行層の上に重ねることが研究されており、
この場合設備費をできるだけ軽減するために普通
は性質の異なる材料の流れを一つの同じ装入装置
によつて行われるようにし、該装入装置を目的に
したがつて分割し、または必要に応じて分割し得
るようになすことが試みられている。特に益々使
用が増えつつある高速作業に適する二重ふるい成
形機においては一般に多層材料装入装置の使用が
必要とされる。その理由は利用空間の関係から
往々にして第2材料装置を利用し得ない場合があ
るからである。
前記の型の装置はたとえば米国特許第4141788
号に記載されている。この特許に記載されている
装置においては、材料供給管路(以下、材料装入
管路ともいう)内の中間壁によつて三つの材料の
流れに分割された材料の流れ全体が、直接的に二
重ふるいの間の収斂装入間隙内に設けられた実際
的に対称な装置の中間に導入される。両方の可撓
性自動調整分離部材は三つの材料の流れの間にお
いて、材料装入装置の出口開口を通り、ふるい間
の収斂間隙の中に延び、したがつて中央の材料の
流れは後方の脱水位置に達するが、他の二つの材
料の流れは対応するふるい直接接触し、かつ前記
収斂ふるい間隙の作用によつて脱水される。この
印刷物に記載されている他の実施例、すなわち閉
鎖成形ロールを備えた一つの二重ふるい成形機の
上に対応する材料装入装置を使用するようになつ
た実施例においては、材料シートの脱水は片側だ
けで行われるから(長さは異なる)、全材料の流
れは直接二つのふるい間の収斂区域の中に入り、
脱水圧力全体が間隙区域の形状によつて決まるよ
うになつている。
材料の流れの間の分離部材が材料装入装置の出
口を通つて突出しないようにされている同様な装
置はたとえば独乙公開公報第2916351号、米国特
許第3923593号および第4181568号に記載されてい
る。
本発明の目的は二重ふるい成形機によつて多層
材料シートを形成するための前記の型の方法にお
いて、各材料の流れすなわち層のそれぞれの脱水
が充分な長さの区間にわたつて異なる条件で行う
ことができ、しかも各材料の流れがさらに前方ま
で分離された状態に保持されるようになつた方法
を供することである。
前記目的は本発明によれば、少なくとも前記両
方のふるいの第1のものに隣接する第1材料の流
れがその第1ふるいにおいて、第2のふるいおよ
び彎曲区間の脱水圧力の影響を受けることなく、
成形された紙シートとなるように予備脱水され、
少なくとも最後の分離部材を通して導かれ、かつ
外方が分離部材によつて画界されない最後の材料
の流れが脱水を行うために、前記ふるいによつて
形成された収斂間隙区域の中に直接導かれるよう
になすことによつて達成される。
この場合前記収斂間隙区域の前において第1ふ
るいに衝当する材料の流れが、必要に応じその固
有の流体ヘツドの静的圧力を受け、この第1ふる
いによつて非常にゆるやかに脱水される。予備脱
水区間には第1ふるいの下方に、ふるいテーブル
部材、吸引板または吸引箱の如き、脱水を行うた
めの部材を設けることができる。これら部材は、
他の各材料の流れが第1ふるいに衝当する区域に
高い脱水圧力を発生させるように配置することが
望ましい。その理由は後続する各部材の流れが、
先行する材料の流れの沈殿によつてすでに形成さ
れた不織布を通して脱水されねばならぬからであ
る。
最後の材料の流れに対して、ふるいの張力およ
び彎曲区間の曲率半径(ロールジヤケツトによつ
て決まる曲率)によつて生じる脱水圧力が充分な
高さに達しない場合は前記彎曲区間の彎曲を大き
くすることが望ましく、これは実際には脱水ロー
ルの前に、前記ローラジヤケツトより彎曲の小さ
な凸状彎曲表面を有するふるいシユーを延ばすこ
とによつて実施することができる。
各材料の流れに対する脱水区間をある程度変え
得るようにするために、分離部材によつて各材料
の流れに対して形成される案内の位置を、材料装
入装置出口開口の外部で変え得るようにすること
が望ましい。この方法を実施するためにはもちろ
ん分離部材(詳細は後で説明する)が充分な長さ
を有していることが重要で、この長さは各噴射材
料の所要の衝当点に対応して段階的に決められ
る。
前述の紙形成方法は一つの多層紙シールに対し
て、各材料の流れを隣接して導き得ると言うすぐ
れた可能性を有するものであり、目的とする紙の
性質が得られかつその調整を行い得るように、最
初の脱水および直接的な紙の形成が別々に行われ
る。特にシートの厚さを漸進的に変えることによ
つて、脱水圧力の差を段階的に大となすことがで
き、それによつて長いふるい部分と二重ふるい成
形機との長所を実際的に相互に組合わせることが
できる。
特許請求の範囲第8項の大概念に記載された本
方法の実施に適する装置は本発明によれば、第1
ふるいが前記脱水ロールに対する接近個所の前に
おいて、予備脱水区間にわたつて案内され、その
起点に材料装入装置の少なくとも一つの出口開口
が位置しており、かつ前記分離部材が、前記予備
脱水区間の起点において第1ふるいに隣接する第
1材料の流れだけが前記第1ふるいに衝当するよ
うに形成されかつ案内され、かつ少なくとも前記
最後の分離部材が、該分離部材によつて搬送され
る最後の材料の流れCがふるいの間の収斂間隙の
中に直接案内されるような長さを有している。
前記予備脱水区間は曲線状または直線状の経過
を有するものとなすことができる。直線状の経過
を有する場合には、前記予備脱水区間のはじめ
に、材料の流れを工合良く配置するために、普通
に行われるようにブレストロールが配置され、第
1ふるいはこのブレストロールのまわりを通つて
予備脱水区間に導かれる。両方のふるいによつて
囲繞される脱水ロールは、たとえばチツシユ成形
の場合に使用されるような表面の閉鎖されたロー
ルとなすことができ、この場合脱水は実質的に前
記ローラと反対の方に向いたふるいを通して行わ
れる。前記ローラにはなおその上の火格子状の格
子が巻かれ、ふるいと反対の方に向いた側におい
て水をふり飛ばすようになつたロールとなすこと
ができ、または該ローラに貫通孔を形成すること
ができ、この後者の場合にはロールの内部になお
吸引箱が設けられる。この実施例は印刷用紙に対
する二重ふるい成形機の場合に有利に使用するこ
とができる。ロールの上に火格子状の格子を設け
れば、盲孔を設ける場合とは異なり、水を溜める
凹みから空気を横方向に逃がすことができる。
一緒に移動する二つのふるいの間の収斂間隙を
変え得るようにするためには、すでに米国特許第
4176005号に記載されているように、間隙区域に
おいて第2ふるいの方向を変える案内ロールを調
整自在となすことが望ましい。
各材料の流れの間の分離部材は前述の如き配置
を行う場合は比較的長くせねばならぬから、特別
の構造となす必要がある。予備脱水区間は150セ
ンチメートルまで長さを有するものとすることは
可能で、この場合は最後の分離部材は一般にこの
長さの全体にわたつて延びるようにする必要があ
る。米国特許第4141788号に記載されているよう
な普通の可撓性分離部材は自動的に材料の流れに
適当すると言う利点はあるが、長過ぎる構造の場
合は振動したりはためいたりすることがある。し
たがつて本発明の場合は、前記分離部材は材料装
入管路の中においては剛固な分離壁として形成さ
れ、かつ材料出口開口の外部においてもさらに剛
固な分離面を形成するようにされている。材料装
入管路内の分離壁を剛固にすれば、異なる材料の
流れに対する材料装入装置を単一のユニツトとな
すことも困難ではない。むしろ異なる材料の流れ
に対する各ユニツトの上に分離壁をユニツト方式
で組合わせるようになすことができる。なお一つ
の材料の流れ、なるべくは最後の材料の流れを、
分離して配置されたユニツトを通して導くように
なすこともできる。大きな流量に対する材料装入
装置は多くの場合複数の段階デイフユーザ列を必
要とするから、連続する材料装入管路を、デイフ
ユーサ列に対応する剛固な分離壁によつて複数の
分離した室に分割することは容易である。このよ
うにすれば緊密な構造が得られるから、相互に独
立して1列に配置されていた段階デイフユーザユ
ニツトを、比較的せまい空間内で複数シート層に
対する一体化された材料装入装置として形成する
ことができる。
普通に問題となるのは2層または3層シートを
形成する場合である。2層シートを製造する場合
には、単一の分離壁の分離面を出口開口の外部で
剛固なユニツトとなるように形成することが望ま
しく、この時は各材料の噴射を適当に調整し得る
ように、材料装入管路の両側の外部境界壁を調節
可能にすべきである。なお3層シートに対する装
置においては、二つの剛固な分離面を使用する場
合には材料装入管路の外部境界壁を調節可能にす
れば充分である。この場合は中央材料の流れの量
が、多くの用例において行われている如く調整し
得るようにされる。しかしながら3層シートに対
する装置においては、長い距離にわたつて延びる
上方すなわち第2分離面を可動的に形成し、その
長さを外部の作動装置によつて調整し得るように
なす方が有利である。
可動分離面はなるべくは材料装入装置の出口開
口区域において各管路の間の分離壁に枢着され、
この場合は分離面自体を剛固に形成することがで
きる。分離面の枢着は材料装入装置の出口閉口の
わずかに外方において行われ、この時分離面の連
結は該分離面を材料装入装置の外部から容易に交
換し得るようにされる。
原理的には揺動自在に枢着された分離面は材料
の流れの間でその位置を自由に変えることができ
るが、分離面が非常に長い場合には、該分離面は
外部調節部材を有するものとなすことが望まし
い。この調節部材は形によつて直接錠止を行うも
の、たとえば調節スピンドル等の如く、分離面の
横端部と係合する部材となすことができるが、た
とえば電磁式距離保持器の如き純粋の力による錠
止部材となすことができる。この調節部材はふる
いの下方から、なるべく脱水部材の中に一体化さ
れた電磁板とされ、その力が反撥的に、したがつ
て距離を保持し得るように、前記分離面の中に位
置する永久磁石に作用するようにされる。
特に最後の材料の流れは分離面上の比較的長い
区間にわたつて延びるようにする必要があるか
ら、該分離面の上表面は少なくとも部分的に小さ
な撹乱を発生させる構造となすことが望ましい。
材料の流れおよびふるいが彎曲した経過を有す
るものであれば、前記分離面、特に剛固な構造の
分離面は前記彎曲に適合せしめられる。
本発明の追加的な構造は縦属クレームに記載さ
れている。
次に添加図面によつて本発明の実施例を説明す
る。
第1図に部分的に示された二重ふるい成形機は
内方ふるいすなわち下方ふるい1を有し、このふ
るいはブレストロール2のまわりを導かれ、かつ
このロールから実質的に直線状の予備脱水区間3
を通り、脱水ロール4を部分的に囲繞する部分に
延びている。上方からは案内ロール5を通つて外
方ふるいすなわち上方ふるい6が下方ふるい1の
方に導き出されている。この上方ふるいも次に脱
水ロール4を囲繞する部分に延び、脱水ロールの
起点区域において、上方ふるいと下方ふるいとの
間に収斂間隙7を形成するようになつている、上
方ふるい6の案内ロール5は揺動腕8に固定さ
れ、該腕の揺動によつて間隙区域7の形状が変化
せしめられ、すなわち上方ふるい6が下方ふるい
1から持上げられるようになる。
本願の範囲内において第1ふるいおよび第2ふ
るいと言う場合には、この差は二重ふるい成形機
の両方のふるいの何れにおいて第1の材料流動層
の予備脱水が行われるかと言うだけに関連する。
この意味において第1ふるいは、一つのふるいと
接触する第1材料の流れの予備脱水がこのふるい
において行われるように配置されている限り、上
方ふるい、下方ふるい、内方ふるいまたは外方ふ
るいの何れともなすことができる。
下方ふるい1の直線状予備脱水区間3の下方に
は種々の脱水部材9が配置されている。この場合
ブレストロール2の後方の第1部分にはふるいテ
ーブル部材すなわち吸引板10が位置し、これに
続く部分には吸引箱11が位置している。脱水ロ
ール4に対する下方ふるい1の接近部分の直前に
は、彎曲表面を有するふるいシユー12が設けら
れている。このふるいシユー12の表面の曲率半
径は脱水ロール4の曲率半径より大である。脱水
ロールのまわりの彎曲したシート案内区域におい
てシートに働く脱水圧力は、ふるいの張力が一定
なる場合はシート案内の彎曲が大となるに連れて
増加するから、このような彎曲の小さなふるいシ
ユーは好適な態様で脱水ローラの前に連結され、
ふるいが脱水ロール4に接近する時に脱水圧力が
急激に上昇するのを阻止するようになつている。
図示の実施例においてはふるいシユー12およ
び脱水ロール4が同じ方向に彎曲するものとして
示されている。しかしながらふるいが彎曲したふ
るいシユーの後方において転回点を通り、続いて
反対の彎曲方向に向つて脱水ロールのまわりを通
るようになすことができる。
ブレストロール2の上部前方に多層材料装入機
13の形をなした材料装入装置が配置されてい
る。この材料装入装置はたとえば段階デイフユー
ザー材料装入装置として形成することができる。
材料装入装置は3個の開口14,15,16を有
し、これら開口は共に外方が二つの境界壁17,
18によつて画界されている。前記3個の開口は
相互に分離壁19,20によつて画界されてい
る。前記3個の開口14,15,16の方に延
び、相互に分離されかつ画界された材料装入管路
は相互に独立した材料送給装置21,22,23
に連結されている。材料送給装置と材料装入管路
との間にはたとえばは段階デイフユーザの列を配
置することができるが、図においては前記デイフ
ユーザは簡単な流動管路24として示されてい
る。
剛固に形成された前記分離壁19,20には、
材料装入管路内の出口開口14,15,16の直
後において分離部材25,26が連結され、該分
離部材は前記出口開口の下流の実質的な長さにわ
たつて延びている。分離部材25,26も同様に
なるべくは剛固に形成され、かつ外部保持一調整
部材によつて所定の位置を定め得るようになつて
いるが、その詳細は略線図には示されていない。
しかしながら上方隔壁20が材料装入管路に枢着
され、出口管路15,16の断面比を相互に変え
得るようになつていることだけを明らかにしてお
く。材料の流れをさらに調整し得るようにするた
めにに、なお一般的には前記出口開口を画界する
前記境界壁17,18を端部を調節し得るように
されている。このような調節可能性によつて3個
の出口開口14,15,16の断面積は何れも所
要の如く変えることができる。
第1図の略線図によつて明らかな如く、出口開
口14から出た第1材料の流れAは点1において
すでに第1ふるい、この場合は下方ふるい1に衝
当し、さらにふるいテーブル部材、すなわち吸引
板10の区域において予備脱水が行われる。下方
分離部材25はさらにこの区域まで延びているた
めに、出口開口15から出た第2材料の流れBは
その大部分が先ず吸引箱11において脱水され
る。この第2材料の流れBは吸引箱11のわずか
手前に達するまでに、分離部材25により材料の
流れAおよびこの流れによつてすでに形成された
紙シート層から分離された状態に保持される。出
口開口16から出た第3の上方材料の流れCは点
において上方ふるい6に衝当する。しかしなが
らこの上方材料の流れは前記点を通つてから、間
隙区域7の中に延びる上方分離部材26によつて
他の二つの材料の流れ、すなわち紙シート層から
分離された状態に保持される。分離部材26の端
部を過ぎた後、はじめて層B,Cの次の共通脱水
がふるいシユー12および脱水ロール4の彎曲区
間において起こり、この時材料の流れAからのシ
ート形成がこの時点までに完全に終了しているこ
とがわかる。
前記の如き配置により、多層シートの各材料の
流れの脱水を個々に行うことができ、これは特に
シート層が異なる性質を有し、かつ異なる脱水比
を有する場合に有利であることがわかる。
第1図と同様な配置が第3a図に示されてい
る。しかしながらこの場合は第1図において詳細
に示された吸引板および吸引箱の代りに若干の脱
水部材9だけが線図的に示されている。注目すべ
きことはこの実施例においては分離部材25′,
26′がふるい1と6との間で間隙区域7の中に
等距離となるように導かれ、予備脱水区間3内に
おいて材料の流れAの脱水が充分に終了した後、
材料の流れB,Cが共にはじめて間隙区域7にお
いて脱水されるようになつているとである。脱水
は片側において工合良く行われ、その後両側にお
いて行われるようになすことができる。これは脱
水ロール4がどのように形成されているかによつ
て決まる。この脱水ロールが閉鎖された成長ロー
ルとして形成されている場合には、ロールの方向
における脱水は下方ふるい1のふるい網目が引受
け得る程度にしか行われない。しかしながらこの
脱水ロール4は孔あきロールまたは吸引箱を備え
たロールとなすことができる。
分離部材25′,26′がさらに第1図の実施例
のものと異なつている点は、これら分離部材が二
つの断面減少部分、すなわち厚さの減少する部分
27,28を有していることである。出口開口1
4,15,16の区域を通過するまでは、分離部
材25′,26′はまだ材料装入管路内の分離壁1
9,20の断面を有し、したがつて該分離壁の直
線の続きを形成している。点27,28における
分離部材25′,26′の断面推移部分は、段階デ
イフユーザー材料装入装置として知られているも
のと同様な拡散作用を有している。さらに第3b
図および3c図によつて明らかな如く、分離部材
25′,26′はその外方境界縁が相互にホース状
に結合されている。したがつてこれら分離部材の
間に導入された材料の流れBはシートの縁におい
て材料の流れA,Cから隔離されて案内される。
第2図は多層テイシユシートに対する二重ふる
い成形機の完全ふるい部分を線図的に示した図で
ある。対応する部品は第1図の実施例におけると
同様な参照数字で示されている。第1ふるいはこ
の場合内方ふるいすなわち補助ふるい6である。
この場合は両方のふるい1,6は継目なしルー
プを形成し、かつ共に脱水ロール4の周囲の一部
分に沿つて該ロールを囲繞している。内方ふるい
6の案内は別の案内ロール29によつて行われ、
主ふるい1は追加の案内ロール30によつて案内
される。
脱水ロール4を通つた両方のふるい1,6は実
質的に直線状の共通区間を形成し、この区間は分
離装置31に延びている。前記分離装置は二つの
ロール32,33を有し、ロール33は同時に内
方ふるい6に対する案内ロールとなすことができ
る。両方のロール32,33は実体ロールとなす
ことができる。しかしながら図示の如くロール3
2を吸引ロールとして形成することもできる。前
記ふるい1,6は分離装置31を出た後、別個に
延びるようにされている。ふるい6は上向きに傾
斜して延びる区間を有し、この区間の下に受器3
4が配置され、該受器はふるい6の上方において
この区域に配置されているふるい浄化装置(図示
せず)に対する捕集装置として働くようになつて
いる。主ふるい1は分離装置31から受入装置3
5に達し、この受入装置は案内ロール30および
受入れロール36よりなつている。吸引ロールと
して形成し得る受入ロールの上にはフエルト37
が案内されている。このフエルト37はふるい1
から紙シート(図示せず)を受入れ、かつこれを
さらに機械の乾燥部分(図示せず)に導くための
ものである。
脱水ロール4の下には該ロールの湾曲区間にお
いて分離された水に対する受器38が設けられて
いる。この受器38の後には吸引箱39が位置し
ている。この吸引箱39の下には別の受器40が
配置され、該受器は水煙および吸引箱39の区域
に追加的に配置された脱水部材(図示せず)から
出る他の水を受けるようになつている。最後にふ
るい6の上方には、脱水ロール4の後方に別の受
器41が配置され、この受器は脱水ロール4から
振り飛ばされた水を受入れる。このような受器の
配置は、両方のふるいが脱水ロール4の後方にお
いて下向きに傾斜しているために可能である。
ふるい6の上方において脱水ロール4の前方に
多層材料装入装置13が配置され、この装入装置
は第1図に示された多層材料装入装置の実施例と
同様に形成することができる。なお第2図に示さ
れた材料装入装置は3個の出口開口を有し、これ
ら開口は二つの分離壁によつて相互に分離され、
該壁には分離部材25,26が直接連結されてい
る。下方分離部材25はふるいの装入区域の前に
おいて脱水ロール4に達しているが、上方分離部
材26は両方のふるいの間隙区域まで延び、それ
許りかふるいが脱水ロール4のまわりを囲繞する
区域まで延びている。この場合第1噴射材料は点
1において第1ふるい、すなわちこの時に内方ふ
るい6に衝当し、かつ線図的に示された脱水部材
9によつて予備脱水が行われる。分離部材26に
よつてさらに相互に分離状態に保持されている残
りの両方の噴射材料は先ずふるい1,6の間隙区
域および脱水ロール4の湾曲区域において脱水さ
れる。図の点においては上方の噴射材料がふる
い1に衝当する。間隙区域および湾曲区域におけ
る脱水はなるべくは外に向つて受器38の中に行
われる。閉鎖成形ロールとして形成された脱水ロ
ール4によつてふるい6の網目を通して吸出され
た水および振り飛ばされた水は受器41によつて
捕集される。
第4図は2層シートに対する二重ふるい成形機
の1実施例を示すもので、この場合は第2、すな
わち内方ふるい吸引ロールのジヤケツトを形成
し、該ロールは同時に脱水ロールとなつている。
下方ふるい1はブレストロール2のまわりで方向
を変えた後、比較的短かな直線状予備脱水区間3
を通り、しかる後上方に位置する吸引ロール44
を部分的に囲繞するように導かれ、ここから案内
ロール30のまわりを通つて再び循環せしめられ
る。吸引ロール44はその半周より大なる内部に
吸引箱42を備え、ふるい1が吸引ロールから運
び去られた後においても紙シート(図示せず)が
前記吸引箱42の負圧によつて吸引ロールの上に
止つてさらに脱水されるようにし、かつ該吸引箱
42の後方の吸引ロール44の上方区域において
フエルト43により、クーチロール45の助けを
かりてさらに加工されるようになつている。
材料装入装置46は2層材料装入装置として形
成され、したがつて外方境界壁のほかには一つの
分離壁47だけが設けられ、該分離壁の続きは出
口開口の外部に位置する分離部材48となり、こ
の分離部材はふるい1と吸引ロール44のジヤケ
ツトとの間隙区域に導かれている。下方第1材料
の流れAは点において第1ふるい、すなわちこ
の場合はふるい1に衝当し、かつ実質的に直線状
の予備脱水区間3においてこのふるい1を通して
下向きに脱水される。第2上方材料の流れBは点
において吸引ロールのジヤケツトに衝当し、か
つこの点からわずかな距離にわたる部分において
分離部材48により、下方材料の流れA、すなわ
ちこの材料の流れによつてすでに成形されている
シートから分離した状態に保持される。次に材料
の流れBの脱水が吸引ロール44だけによつて上
向きに行われる。
2層シートに対する材料装入装置を備えた同様
な配置が第5図に示されている。この場合も二つ
のふるいが使用され、該ふるいは共に、開放脱水
ロールとして形成された一つの脱水ロールを囲繞
している。この場合はふるい1の予備脱水区間3
の下方に脱水部材49が装着され、該脱水部材に
よりさらにこの区域における下方材料の流れAの
予備脱水が行われる。脱水ロール50は吸引ロー
ルとしてだけではなく開放脱水ロールとして形成
されているから、上方材料の流れBの脱水は分離
部材48の端部の後方において行われると共に、
すでに部材の流れAから成形されたシート層とふ
るい1とを通して外向きに、かつふるい6と脱水
ロール50のジヤケツトとを通して内向きに行わ
れる。この二重に起こる材料の流れBの脱水は矢
印B1,B2によつて示されている。
第6図から第8図は実質的に多層ボール紙の製
造に使用される二重ふるい成形機を線図的に表わ
したものである。下方ふるい1は実質的に普通の
縦ふるい部分の経過を有し、ブレストロール2を
囲繞し、ここからふるいテーブル部材、すなわち
吸引板10および吸引箱11,51の形をなした
脱水部材の上を通り、次に吸引ロール52のまわ
りからふるい案内ロール30の上を通つてブレス
トロールに復帰する。吸引ロール52の後方にお
いて紙シート(図示せず)は吸引受入ロール36
によつてふるい1からフエルト37の上に移され
る。二重ふるい装置は吸引箱ユニツト11,51
の間の区域に位置し、この区域において上方から
第2すなわち上方ふるい6が下方ふるい1に合わ
されている。上方ふるい6はふるい案内ロール2
9を通つて復帰する。
ブレストロール2の後方において、下方ふるい
1の上方に2層材料装入装置46が位置し、該装
入装置は材料装入管路の上方および下方境界壁1
8,17と、これら境界壁の間に位置する分離壁
47とを備え、この分離壁は二つの出口開口5
3,54を画定している。材料装入装置の分離壁
47はその続きが前記出口開口53,54の下流
において分離部材48の形をなして前記吸引箱1
1の区域まで延びている。出口開口53から出た
下方すなわち第1材料の流れAは第1すなわち下
方ふるい1の上方において、ふるいテーブル部材
すなわち吸引板10と吸引箱11の1部分とによ
り予備脱水され、すなわち成形され、これに続い
て出口開口54から出た第2材料の流れBが分離
部材48の端部の後方において吸引箱11の残り
の区域で予備脱水される。
吸引箱群11の端部の終りにおいて、二重ふる
い装置到着区域の前に、単一の出口開口56を有
する第2材料装入装置55が配置され、この出口
開口から最上方すなわち最終材料の流れCが発出
する。前記第2材料装置55の後方において、一
緒に導入されたふるい1,6がわずかに湾曲し
て、上方ふるいの内方に位置した、同様に吸引箱
として形成し得る脱水装置57を囲繞する。前記
ふるいは吸引脱水装置57の後において、反対方
向に湾曲し、所定の囲繞角にわたり下方ふるい1
の内方に位置する脱水−成形ロール4の周囲を通
る。この脱水ロール4の囲繞は上方ふるい6内に
位置する案内ローラ58によつて行われる。この
案内ロール58の後において前記ふるいは共に反
対方向に湾曲して、再び下方ふるい1の内方に位
置する案内ロール59を囲繞し、次に上方ふるい
6はその案内ロール29を通つて復帰し、かつ下
方ふるい1はその上に位置する紙シート(図示せ
ず)と共にさらに吸引箱51を通して導かれる。
この配置においては脱水圧力を発生する湾曲区
間(向い合つた両方のふるいが一緒に通る)はそ
れぞれ湾曲方向の変る複数の部分によつて形成す
ることができる。しかしながらこの場合は脱水圧
力を増加させるために、その湾曲が段階的に大と
なるようにされる。脱水装置57の表面の湾曲は
わずかであるが脱水ロール4のジヤケツトは強く
湾曲するようにされている。なお直径の小さな、
したがつて強く湾曲したふるい案内ロール58,
59を使用することによつても脱水量をさらに大
とすることができる。
この配置の特色は別の分離部材60が設けられ
該分離部材が点61において第1材料装入装置4
6の上方限界壁18に枢着され、かつ第2材料の
流れBの上方を画界していることである。この分
離部材60は予備脱水区間3の全体を通つて第2
材料装入装置55まで延び、さらにふるい1,6
間の間隙区域に入り、脱水装置57の区域におい
て、第3材料の流れCを材料の流れA,Bのすで
に予備成形されたシートから分離した状態に保持
するようになつている。この配置による時は、分
離部材6の寸法および脱水比が同じであれば、点
において上方ふるい6に衝当する材料の流れC
がすでに予備成形されたシート層A,Bと直接接
触せず、それ自体が先ずある程度まで前もつて脱
水され、したがつて層Cが層A,Bと一緒になる
時にほぼ同じ脱水状態にあると言う利点が得られ
る。したがつてすでに成形されたシート層A,B
が材料の流れCによつて破壊されるのを阻止し得
ると共に、脱水を調整して、シート層が一緒にな
る時に二重ふるい区域内においてさらに脱水を行
う必要があるようにし、それによつて層の繊維材
料を著しく混合させることなく、流体の相互流動
によつて各シート層間に好適なフエルト化と結合
とが生じるようになすことができる。したがつて
この装置は特にボール紙を製造する場合は、完全
に成形しかつさらに予備脱水を行つたシート層
を、相互にクーチに移すだけのふるい装置に比し
て利点を有している。
第7図に示された実施例は第6図に示されたも
のと同様であるが、ただ異なる点は貫通する分離
部材60の代りに分離部材60′が設けられ、こ
の分離部材が材料装入装置46と別個に固定され
た保持部材62に装置され、該保持部材が材料装
入装置の出口開口54の下流に設けられているこ
とである。噴射材料Bは出口開口54を出た後、
先ず上方が制限されない状態で移動し、続いて分
離部材46,60′の間の制限された部分に入る
ようにされている。最後に第8図に示された実施
例においては分離部材60′が設けられ、この分
離部材は最初に第2材料装入装置55の下方境界
壁63から発出している。したがつてこの場合は
材料の流れBは第1材料装入装置46から、上向
きの自由表面を有する第2材料装入装置55まで
延び、かつこの第2材料装入装置55において分
離部材60″の下から発出し、所定の区間にわた
つて材料の流れCから分離した状態に保持される
ようになつている。
特に第6図および7図に示された実施例の分離
部材60,60′は長い区間にわたつて第2材料
の流れの上方を制限しているからこの第2材料の
流れの中に生じる撹乱は小さく、まだ該材料の流
れの脱水が起こらない流動区間内で材料のゆるむ
のを阻止するようになつている。
前記分離部材は適当な手段(図示せず)によ
り、その延長区域において保持され、かつ完全に
固定されない構造においては適当な装置によつて
その位置を調整し得るようにされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はなるべくは印刷用紙に対する二重ふる
い成形機の材料装入−紙形成区域の略線図;第2
図は多層チツシユシートに対する二重ふるい成形
機の略線図;第3a図は第1図に示されたと同様
な装置の紙形成区域の拡大略線図;第3b図およ
び第3c図は第3a図の線XおよびYに沿つて取
られた、分離部材の横断面図;第4図は多層シー
トに対する二重ふるい成形機の他の実施例を示す
図;第5図は二層シートに対する二重ふるい成形
機の変型実施例を示す図;第6図は多層ボール紙
シートに対する二重ふるい成形機にして、第2材
料装入装置の形をなした、第3シート層に対する
分離材料装入−出口開口を有し、分離部材の一つ
が第1材料装入装置から第2材料装入装置まで延
びるようになつた成形機の略線図;第7図は第6
図と同様な図であるが、第2分離部材が第1材料
装入装置の下流からはじまるようになつた二重ふ
るい成形機を示す図;第8図は第6図と同様な図
であるが第2分離部材が第2材料装入装置に固定
されるようになつた実施例を示す図である。 1……内方ふるい、4……脱水ロール、5……
案内ロール、6……外方ロール、7……収斂間
隙、9……脱水部材、10……吸引板、11……
吸引箱、13……材料装入装置、14,15,1
6……出口開口、17,18……境界壁、19,
20……分離壁、25,26……分離部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二重ふるい成形機にして、第1および第2の
    継ぎ目なし循環ふるいを有し、該ふるいが部分的
    に相接する位置において、引張された状態で、脱
    水圧力を発生する彎曲区間を一緒に通り、かつ前
    記彎曲区間の起点近傍において、形成されつつあ
    る紙シートを受入れる収斂間隙を形成するように
    なつており、かつヘツドボツクスの出口開口から
    分離されて発出し、隣接して導入される少なくと
    も二つの材料の流れを有し、該材料の流れが前記
    出口開口の下流において、流動方向に延びる分離
    部材により、所定の区間にわたり相互に分離され
    た状態に保持されるようになつている二重ふるい
    成形機によつて多層紙シートを形成する方法にお
    いて、少なくとも前記両方のふるい1,6の第1
    のもの1;6に隣接する第1材料の流れAが、前
    記収斂間隙から離れて位置する前記第1ふるい
    1;6の予備脱水領域において、第2ふるい6;
    1の作用を受けることなく、また隣接する材料の
    流れとは無関係に予備脱水されるようになつてお
    り、かつ、最後の材料の流れCが、脱水のため
    に、前記予備脱水領域の下流に位置する前記収斂
    間隙区域7に直接導かれるようになつていること
    を特徴とする方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
    第1材料の流れAおよび別の材料の流れBが最後
    に材料の流れCに達するまでに、第1ふるい1に
    よつて予備脱水されるようになつている方法。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の方
    法において、前記予備脱水が第1ふるい1におい
    て、実質的に材料の流れの流体ヘツドの静的およ
    び動的固有圧力によつて行われるようになつてい
    る方法。 4 特許請求の範囲第1項または第2項記載の方
    法において、第1ふるい1における予備脱水が、
    該ふるいの後側に配置された脱水部材9,10,
    11,49によつて行われるようになつている方
    法。 5 特許請求の範囲第1項から第4項の何れか一
    つの項に記載された方法において、少なくとも最
    後の材料の流れCおよび少なくとも第1材料の流
    れAからすでに形成されたシートが、一つの彎曲
    区間において増大する曲率により漸次大なる脱水
    圧力を受けるようになつている方法。 6 特許請求の範囲第1項から第5項の何れか一
    つの項に記載された方法において、材料の流れ
    A,B,Cが実質的に固定された分離部材25,
    26,48,60によつて相互に分離された状態
    に保持されるようになつている方法。 7 特許請求の範囲第1項から第6項の何れか一
    つの項に記載された方法において、各材料の流れ
    A,B,Cの案内が前記出口開口14,15,1
    6;53,54;56の外部の分離部材によつて
    行われるようになつている方法。 8 製紙機械における二重ふるい成形機にして、
    少なくとも二つの相互に分離された材料案内装置
    および対応する数の出口開口を備えたヘツドボツ
    クスで、前記出口開口がヘツドボツクスの幅にわ
    たつて、材料の流れと平行に延びる境界壁によつ
    て画界されるようになつているヘツドボツクス
    と、材料の流れの間に位置する分離部材にして、
    前記材料の流れを、前記出口開口の下流の所定の
    距離にわたつて相互に分離された状態に保持する
    ようになつた分離部材と、第1および第2継ぎ目
    なし循環ふるいにして、共に脱水ロールを部分的
    に囲繞し、かつ脱水ロールの起点区域において、
    形成されつつある紙シートを受入れるための収斂
    間隙を形成するようになつた循環ふるいを有する
    二重ふるい成形機において、第1ふるい1または
    6が前記脱水ロール4;44,50の起点前方に
    位置する予備脱水区間3にわたつて延びており、
    該区間の起点にヘツドボツクス13,46の少な
    くとも一つの出口開口14,53が位置してお
    り、かつ前記分離部材25,26,48,60
    が、前記予備脱水区間の起点において第1ふふる
    い1または6に隣接する第1材料の流れAだけを
    前記第1ふるい1または6に供給するように形成
    されかつ案内され、かつ少なくとも前記最後の分
    離部材26,60が、該分離部材によつて搬送さ
    れる最後の材料の流れCをふるい1,6の間の収
    斂間隙7の中に直接案内するような長さを有して
    いる二重ふるい成形機。 9 特許請求の範囲第8項記載の二重ふるい成形
    機において、前記第1ふるい1がブレストロール
    2から実質的に直線状に、前記予備脱水区間3を
    通して案内されるようになつている二重ふるい成
    形器。 10 特許請求の範囲第9項記載の二重ふるい成
    形機において、前記予備脱水区間3内の、前記第
    1ふるい1の下方に、ふるいテーブル部材10、
    吸引板10および(または)吸引箱11の如き、
    脱水を行う部材9,10,11がなるべく負圧を
    漸次増加させるように配置されている二重ふるい
    成形機。 11 特許請求の範囲第9項または第10項記載
    の二重ふるい成形機において、脱水ロール4の前
    方の、第1ふるい1の下方に凸状彎曲表面を有す
    るふるいシユー12が設けられ、該ふるいシユー
    の彎曲が前記脱水ロール4のジヤケツトの彎曲よ
    り小さく、かつ該ふるいシユーが少なくとも部分
    的に第2ふるい6によつても囲繞されるようにな
    つている二重ふるい成形機。 12 特許請求のの範囲第8項記載の二重ふるい
    成形機において、前記第1ふるいが前記予備脱水
    区間において、成形ロール4のまわりを導かれる
    ようになつている二重ふるい成形機。 13 特許請求の範囲第8項から第12項の何れ
    か一つの項に記載される二重ふるい成形機におい
    て、前記脱水ロール4が表面の閉鎖されたロール
    である二重ふるい成形機。 14 特許請求の範囲第8項から第12項の何れ
    か一つの項に記載されたる二重ふるい成形機にお
    いて、前記脱水ロールがジヤケツトの上に装着さ
    れた格子を有するロール50である二重ふるい成
    形機。 15 特許請求の範囲第14項記載の二重ふるい
    成形機において、前記脱水ローラ44が追加的に
    吸引箱42を有している二重ふるい成形機。 16 特許請求の範囲第8項から第15項の何れ
    か一つの項に記載されたる二重ふるい成形機にお
    いて、前記第2ふるい6が前記第1ふるい1と合
    わされる前に、位置を変え得る案内ロール5を囲
    繞するように案内され、前記収斂到着間隙7を変
    えるようになつている二重ふるい成形機。 17 特許請求の範囲第8項から第16項の何れ
    か一つの項に記載されたる二重ふるい成形機にお
    いて、前記分離部材25,26,48,60が各
    材の流れの間に、固定された分離面として形成さ
    れている二重ふるい成形機。 18 特許請求の範囲第17項記載の二重ふるい
    成形機において、前記分離面がその下流に位置す
    る端部において前記ヘツドボツクスに枢着されて
    いる二重ふるい成形機。 19 特許請求の範囲第18項記載の二重ふるい
    成形機において、前記分離面が外部調整部材によ
    つて所定の位置に調整し得るようになつている二
    重ふるい成形機。 20 特許請求の範囲第19項記載の二重ふるい
    成形機において、前記調整部材が形によつて係合
    する機械的調整部材である二重ふるい成形機。 21 特許請求の範囲第19項記載の二重ふるい
    成形機において、前記調整部材が力によつて係合
    する、たとえば制御自在の電磁的距離保持器であ
    る二重ふるい成形機。 22 特許請求の範囲第18項から第21項の何
    れか一つの項に記載されたる二重ふるい成形機に
    おいて、揺動自在に装着された前記分離面がヘツ
    ドボツクスの外部から交換し得るようになつてい
    る二重ふるい成形機。 23 特許請求の範囲第17項から第22項の何
    れか一つの項に記載されたる二重ふるい成形機に
    おいて、前記分離面が必要に応じ前記ふるいの案
    内に対応して彎曲した形に形成し得るようになつ
    ている二重ふるい成形機。 24 特許請求の範囲第17項から第23項の何
    れか一つの項に記載されたる二重ふるい成形機に
    おいて、前記分離面が少なくとも部分的に小さな
    撹乱を発生させる表面構造を有している二重ふる
    い成形機。 25 特許請求の範囲第17項から第24項の何
    れか一つの項に記載されたる二重ふるい成形機に
    おいて、前記ヘツドボツクスの出口開口53,5
    4の少なくとも二つが多層ヘツドボツクス46の
    隣接開口であり、その隣接する境界壁が共通の分
    離壁47を形成し、該分離壁に分離部材48が直
    接連結されている二重ふるい成形機。 26 二層シートに対する特許請求の範囲第25
    項記載の二重ふるい成形機において、ただ一つの
    分離壁に堅く連結されたただ一つの分離面が設け
    られ、かつ前記出口開口の両方の外部境界壁が材
    料の噴射を変えるために調整自在に形成されてい
    る二重ふるい成形機。 27 三層シートに対する特許請求の範囲第25
    項記載の二重ふるい成形機において、第1ふるい
    1に隣接する分離壁19および分離面25が堅く
    形成され、第2分離面26および関連分離室20
    が可動的に枢着され、かつなるべくは調整自在と
    され、さらに前記外部境界壁17,18が調整自
    在とされている二重ふるい成形機。 28 三層シートに対する特許請求の範囲第25
    項記載の二重ふるい成形機において、両方の必要
    な分離壁19,20および(または)分離面2
    5′,26′がその外縁に連結された管路状のユニ
    ツト(第3b図および3c図)として形成されて
    いる二重ふるい成形機。 29 三層シートに対する特許請求の範囲第17
    項から第24項の何れか一つの項に記載されたる
    二重ふるい成形機において、最後の材料の流れC
    に対する出口開口56が両方の最初の材料流れ
    A,Bに対する出口開口53,54の下流におい
    て、前記第2材料の流れBからのシート成形がま
    だ終つていない個所(第6−8図)に配置されて
    いる二重ふるい成形機。 30 特許請求の範囲第29項記載の二重ふるい
    成形機において、第2材料の流れBおよび第3材
    料の流れCを分離する分離部材60′が、第1材
    料の流れAと第2材料の流れBとに対する出口開
    口53,54の下流の個所62においてはじまる
    ようになつている(第7図)二重ふるい成形機。 31 特許請求の範囲第17項から第30項の何
    れか一つの項に記載されたる二重ふるい成形機に
    おいて、一つの材料の流れBをはさんで該材料の
    流れに隣接する分離部材25′,26′が、この材
    料の流れBを形成する輪郭に対して急に変化する
    断面27,28を有している二重ふるい成形機。
JP57032968A 1981-03-02 1982-03-02 Method and apparatus for forming multi-layered paper sheet by double screen molding machine Granted JPS57199892A (en)

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