JPS61207219A - 車両用動力分配装置 - Google Patents
車両用動力分配装置Info
- Publication number
- JPS61207219A JPS61207219A JP60048920A JP4892085A JPS61207219A JP S61207219 A JPS61207219 A JP S61207219A JP 60048920 A JP60048920 A JP 60048920A JP 4892085 A JP4892085 A JP 4892085A JP S61207219 A JPS61207219 A JP S61207219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- power
- output shaft
- wheel
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/344—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear
- B60K17/346—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear
- B60K17/3467—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear combined with a change speed gearing, e.g. range gear
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19023—Plural power paths to and/or from gearing
- Y10T74/19074—Single drive plural driven
- Y10T74/19079—Parallel
- Y10T74/19102—Belt or chain
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は四輪駆動車において変速機の出力側に組付けら
れて前二輪と後二輪に動力を分配する車両用動力分配装
置（トランスファ）に関し°、特に、二輪四輪切換機構
を備えて後二輪駆動又は前二輪駆動及び前後四輪駆動が
可能な車両用動力分配袋−に関する。
れて前二輪と後二輪に動力を分配する車両用動力分配装
置（トランスファ）に関し°、特に、二輪四輪切換機構
を備えて後二輪駆動又は前二輪駆動及び前後四輪駆動が
可能な車両用動力分配袋−に関する。
（従来の技術〕
この種の車両用動力分配装置は、従来、種、々なもの（
例えば、実開昭５３−１２１６４２号公報参照）が提案
されている。しかして、この種車両用動力分配装置は、
ハウジングに回転可能に軸支されていて変速機の出力軸
に接続されるとともに後車輪又は前車輪に接続される第
１軸と、この第１軸と平行に配置され前記ハウジングに
回転可能に軸支されていて前車輪又は後車輪に接続され
る第２軸と、前記第１軸上に設けられた第１ギヤと、前
記第２軸上に設けられた第２ギヤと、これら両ギヤ間に
設けられていて両ギヤを動力伝達可能に連結する連結部
材とを備えている。ところで、従来のこの種車両用動力
分配装置においては、第１ギヤが第１軸上に回転可能に
設けられかつ第２ギヤが第２軸上に一体的に設けられて
いて第１軸と第１ギヤ間の動力断続が二輪四輪切換機構
によって行われるか、又は第１ギヤが第１軸上に一体的
に設けられかつ第２ギヤが第２軸上に回転可能に設けら
れていて第２軸と第２ギヤ間の動力断続が二輪四輪切換
機構によって行われるようになっている。
例えば、実開昭５３−１２１６４２号公報参照）が提案
されている。しかして、この種車両用動力分配装置は、
ハウジングに回転可能に軸支されていて変速機の出力軸
に接続されるとともに後車輪又は前車輪に接続される第
１軸と、この第１軸と平行に配置され前記ハウジングに
回転可能に軸支されていて前車輪又は後車輪に接続され
る第２軸と、前記第１軸上に設けられた第１ギヤと、前
記第２軸上に設けられた第２ギヤと、これら両ギヤ間に
設けられていて両ギヤを動力伝達可能に連結する連結部
材とを備えている。ところで、従来のこの種車両用動力
分配装置においては、第１ギヤが第１軸上に回転可能に
設けられかつ第２ギヤが第２軸上に一体的に設けられて
いて第１軸と第１ギヤ間の動力断続が二輪四輪切換機構
によって行われるか、又は第１ギヤが第１軸上に一体的
に設けられかつ第２ギヤが第２軸上に回転可能に設けら
れていて第２軸と第２ギヤ間の動力断続が二輪四輪切換
機構によって行われるようになっている。
このため、二輪四輪切換機構にて第１軸と第１ギヤ間又
は第２軸と第２ギヤ間の動力伝達を断って二輪駆動走行
しているときにも、非駆動側の車輪に公知のフリーホイ
ールハブが装着されていないような場合（又はフリーホ
イールハブが装着されていてもそれが手動式のものであ
って操作忘れによって動力伝達を遮断していない場合）
のように、非駆動側車輪の回転によって当該車両用動力
分配装置における動力遮断部までの部材が回転させられ
、また動力遮断部から第１軸までの部材が変速機からの
駆動力によって回転させられて、当該車両用動力分配装
置の全ての部材が回転させられる。しかして、二輪駆動
走行時にも両ギヤ及び連結部材が回転すると、ハウジン
グ内の潤滑油が攪拌され同潤滑油の油温か上昇するのみ
ならず動力損失が生じるといった問題や、両ギヤ及び連
結部材の無用な回転に伴う騒音の発注や寿命低下といっ
た問題が生じる。
は第２軸と第２ギヤ間の動力伝達を断って二輪駆動走行
しているときにも、非駆動側の車輪に公知のフリーホイ
ールハブが装着されていないような場合（又はフリーホ
イールハブが装着されていてもそれが手動式のものであ
って操作忘れによって動力伝達を遮断していない場合）
のように、非駆動側車輪の回転によって当該車両用動力
分配装置における動力遮断部までの部材が回転させられ
、また動力遮断部から第１軸までの部材が変速機からの
駆動力によって回転させられて、当該車両用動力分配装
置の全ての部材が回転させられる。しかして、二輪駆動
走行時にも両ギヤ及び連結部材が回転すると、ハウジン
グ内の潤滑油が攪拌され同潤滑油の油温か上昇するのみ
ならず動力損失が生じるといった問題や、両ギヤ及び連
結部材の無用な回転に伴う騒音の発注や寿命低下といっ
た問題が生じる。
Ｃ問題点を解決するための手段〕
本発明はかかる問題に対処すべく、当該車両用動力分配
装置を、ハウジングに回転可能に軸支されていて変速機
の出力軸に接続されるとともに後車輪又は前車輪に接続
される第１軸と、この第１軸と平行に配置され前記ハウ
ジングに回転可能に軸支されていて前車輪又は後車輪に
接続される第２軸と、前記第１軸上に回転自在に組付け
られた第１ギヤと、前記第２軸上に回転自在に組付けら
れた第２ギヤと、これら両ギヤ間に設けられていて両ギ
ヤを動力伝達可能に連結する連結部材と、一方のシフト
位置にて前記第１軸と第１ギヤ及び前記第２軸と第２ギ
ヤを動力伝達可能に結合し他方のシフト位置にて前記第
１軸と第１ギヤ及び前記第２軸と第２ギヤの動力伝達可
能な結合を断つ二輪四輪切換機構を備える構成とした。
装置を、ハウジングに回転可能に軸支されていて変速機
の出力軸に接続されるとともに後車輪又は前車輪に接続
される第１軸と、この第１軸と平行に配置され前記ハウ
ジングに回転可能に軸支されていて前車輪又は後車輪に
接続される第２軸と、前記第１軸上に回転自在に組付け
られた第１ギヤと、前記第２軸上に回転自在に組付けら
れた第２ギヤと、これら両ギヤ間に設けられていて両ギ
ヤを動力伝達可能に連結する連結部材と、一方のシフト
位置にて前記第１軸と第１ギヤ及び前記第２軸と第２ギ
ヤを動力伝達可能に結合し他方のシフト位置にて前記第
１軸と第１ギヤ及び前記第２軸と第２ギヤの動力伝達可
能な結合を断つ二輪四輪切換機構を備える構成とした。
上記のように構成した本発明に係る車両用動力分配装置
においては、二輪駆動時に二輪四輪切換機構が第１軸と
第１ギヤ及び第２軸と第２ギヤの動力伝達を共に断つた
め、二輪駆動走行時には、非駆動側の車輪にフリーホイ
ールハブが装着されていないような場合（又はフリーホ
イールハブが装着されていてもそれが手動式のものであ
って操作忘れによって動力伝達を遮断していない場合）
にも、必ず両ギヤと連結部材は静止する。
においては、二輪駆動時に二輪四輪切換機構が第１軸と
第１ギヤ及び第２軸と第２ギヤの動力伝達を共に断つた
め、二輪駆動走行時には、非駆動側の車輪にフリーホイ
ールハブが装着されていないような場合（又はフリーホ
イールハブが装着されていてもそれが手動式のものであ
って操作忘れによって動力伝達を遮断していない場合）
にも、必ず両ギヤと連結部材は静止する。
（発明の効果〕
したが、うて、二輪駆動走行時に両ギヤと連結部材が回
転することがなくて、ハウジング内の潤滑油の油温上昇
や潤滑油の攪拌に伴う動力損失を防止することができる
とともに、両ギヤ及び連結部材の無用な回転に伴う騒音
の発生及び寿命低下を防止することができる。
転することがなくて、ハウジング内の潤滑油の油温上昇
や潤滑油の攪拌に伴う動力損失を防止することができる
とともに、両ギヤ及び連結部材の無用な回転に伴う騒音
の発生及び寿命低下を防止することができる。
（実施例〕
以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明に係る車両用動力分配装置を示していて
、同車両用動力分配装置は、入力軸１０゜第１出力軸２
０．ドライブギヤスプロケット３０゜チェーン３Ｌ
ドリブンギヤスプロケット３２゜第２出力軸４０．プラ
ネタリギヤユニット５０゜高低切換機構６０及び二輪四
輪切換機構７０を主要構成部材としている。
、同車両用動力分配装置は、入力軸１０゜第１出力軸２
０．ドライブギヤスプロケット３０゜チェーン３Ｌ
ドリブンギヤスプロケット３２゜第２出力軸４０．プラ
ネタリギヤユニット５０゜高低切換機構６０及び二輪四
輪切換機構７０を主要構成部材としている。
入力軸１０は、図示左端の内スプラインｌＯａにて図示
しない変速機の出力軸に動力伝達可能に連結されるもの
で、図示右端外周に外スプラインｔａｂを有していて、
軸受８１とプラネタリギヤユニット５０のキャリヤ５４
と軸受８２を介してハウジング９０（これは変速機のケ
ーシングに固着される）に回転可能に軸支されている。
しない変速機の出力軸に動力伝達可能に連結されるもの
で、図示右端外周に外スプラインｔａｂを有していて、
軸受８１とプラネタリギヤユニット５０のキャリヤ５４
と軸受８２を介してハウジング９０（これは変速機のケ
ーシングに固着される）に回転可能に軸支されている。
なお、この入力軸１０の左端部外周には各軸支部及び噛
合部に潤滑油を供給するためのオイルポンプ１１が組付
けられている。第１出力軸２０は、図示右端にて図示し
ない後輪（又は前輪）に動力伝達可能に接続されるもの
で、中間部外周にスプラインハブ部２０ａと軸支部２０
ｂを有していて、入力軸１０と同軸的に配置され軸受８
３を介してハウジング９０に回転可能に軸支されるとと
もに軸受８４を介して入力軸１０に相対回転可能に軸支
されている。なお、この第１出力軸２０の右端外周には
スピードメータドライブギヤ２１が組付けられている。
合部に潤滑油を供給するためのオイルポンプ１１が組付
けられている。第１出力軸２０は、図示右端にて図示し
ない後輪（又は前輪）に動力伝達可能に接続されるもの
で、中間部外周にスプラインハブ部２０ａと軸支部２０
ｂを有していて、入力軸１０と同軸的に配置され軸受８
３を介してハウジング９０に回転可能に軸支されるとと
もに軸受８４を介して入力軸１０に相対回転可能に軸支
されている。なお、この第１出力軸２０の右端外周には
スピードメータドライブギヤ２１が組付けられている。
ドライブギヤスプロケット３０は、第１出力軸２０の軸
支部２０ｂ上に軸受８５を介して回転可能に軸支されて
いて、チェーン３１を介してドリブンギヤスプロケット
３２に動力伝達可能に連結されている。ドリブンギヤス
プロケット３２は第２出力軸４０の軸支部４０ａ上に軸
受８６を介して回転可能に軸支されている。第２出力軸
４０は、図示左端の外スプライン４０ｂにて図示しない
前輪（又は後輪）に動力伝達可能に接続されるもので、
両輪１０．２０と平行に配置され両軸受８７゜８８を介
してハウジング９０に回転可能に軸支されている。
支部２０ｂ上に軸受８５を介して回転可能に軸支されて
いて、チェーン３１を介してドリブンギヤスプロケット
３２に動力伝達可能に連結されている。ドリブンギヤス
プロケット３２は第２出力軸４０の軸支部４０ａ上に軸
受８６を介して回転可能に軸支されている。第２出力軸
４０は、図示左端の外スプライン４０ｂにて図示しない
前輪（又は後輪）に動力伝達可能に接続されるもので、
両輪１０．２０と平行に配置され両軸受８７゜８８を介
してハウジング９０に回転可能に軸支されている。
プラネタリギヤユニット５０は、入力軸１０の外スプラ
イン１０ｂ上に軸方向へ移動不能かつ一体回転可能に組
付けられたサンギヤ５１と、このサンギヤ５１と同心的
に配置されてハウジング９０の内壁に固定されたりング
ギャ５２と、このリングギヤ５２とサンギヤ５１間に軸
方向へ移動不能かつ回転可能に組付けられてリングギヤ
５２及びサンギヤ５１に噛合する複数のプラネタリギヤ
５３を軸方向へ移動不能かつ回転可能に軸支するキャリ
ア５４を主要構成部材としていて、キャリア５４の右端
には内周に内スプライン５５ａを一体的に備えるギヤプ
レート５５が一体回転可能に組付けられている。しかし
て、このプラネタリギヤユニット５０は、ギヤプレート
５５が後述する高低切換機構６０の結合スリーブ６２に
よって第１出力軸２０に動力伝達可能に連結されたとき
、入力軸１０の回転を減速して第１出力軸２０に伝える
。
イン１０ｂ上に軸方向へ移動不能かつ一体回転可能に組
付けられたサンギヤ５１と、このサンギヤ５１と同心的
に配置されてハウジング９０の内壁に固定されたりング
ギャ５２と、このリングギヤ５２とサンギヤ５１間に軸
方向へ移動不能かつ回転可能に組付けられてリングギヤ
５２及びサンギヤ５１に噛合する複数のプラネタリギヤ
５３を軸方向へ移動不能かつ回転可能に軸支するキャリ
ア５４を主要構成部材としていて、キャリア５４の右端
には内周に内スプライン５５ａを一体的に備えるギヤプ
レート５５が一体回転可能に組付けられている。しかし
て、このプラネタリギヤユニット５０は、ギヤプレート
５５が後述する高低切換機構６０の結合スリーブ６２に
よって第１出力軸２０に動力伝達可能に連結されたとき
、入力軸１０の回転を減速して第１出力軸２０に伝える
。
高低切換機構６０は、シフトフォーク６１と結合スリー
ブ６２を備えている。シフトフォーク６１は、図示しな
いトランスファレバの第２図に示したシフトパターンに
沿う操作（Ｈ４−Ｌ４に沿う操作）により図示左右方向
へ移動されるもので、図示１．ｆｆ位置にて図示しない
ディテント機構により固定されるようになって５いる。
ブ６２を備えている。シフトフォーク６１は、図示しな
いトランスファレバの第２図に示したシフトパターンに
沿う操作（Ｈ４−Ｌ４に沿う操作）により図示左右方向
へ移動されるもので、図示１．ｆｆ位置にて図示しない
ディテント機構により固定されるようになって５いる。
結合スリーブ６２は、シフトフォーク６１によつて図示
１． ｆｆ位置に移動されて固定されるもので、ギヤ
プレート５５の内スプライン５５Ｈに係脱可能に係合す
る外スプライン６２ａと入力軸１０の外スプライン１０
ｂに係脱可能に係合する内スプライン６２ｂを有してい
て、内スプライン６２ｂの右方部分にて第１出力軸２０
のスプラインハブ部２０ａの左方部分上に軸方向へ移動
可能かつ一体回転可能にスプライン結合されている。し
かして、この結合スリーブ６２は、■位置にて図示のご
とく入力軸１０の外スプライン１０ｂに係合しかつギヤ
プレート５５の内スプライン５５ａから離脱して入力軸
１０と第１出力軸２０を一体回転可能に連結し、また■
位置に移動されたとき入力軸１０の外スプライン１０ｂ
から離脱しかつギヤプレート５５の内スプライン５５ａ
に係合して入力軸１０と第１出力軸２０をプラネタリギ
ヤユニット５０を介して動力伝達可能に連結する。
１． ｆｆ位置に移動されて固定されるもので、ギヤ
プレート５５の内スプライン５５Ｈに係脱可能に係合す
る外スプライン６２ａと入力軸１０の外スプライン１０
ｂに係脱可能に係合する内スプライン６２ｂを有してい
て、内スプライン６２ｂの右方部分にて第１出力軸２０
のスプラインハブ部２０ａの左方部分上に軸方向へ移動
可能かつ一体回転可能にスプライン結合されている。し
かして、この結合スリーブ６２は、■位置にて図示のご
とく入力軸１０の外スプライン１０ｂに係合しかつギヤ
プレート５５の内スプライン５５ａから離脱して入力軸
１０と第１出力軸２０を一体回転可能に連結し、また■
位置に移動されたとき入力軸１０の外スプライン１０ｂ
から離脱しかつギヤプレート５５の内スプライン５５ａ
に係合して入力軸１０と第１出力軸２０をプラネタリギ
ヤユニット５０を介して動力伝達可能に連結する。
一方、二輪四輪切換機構７０は、シフトフォーク７１と
結合スリーブ７２．７３を備えている。
結合スリーブ７２．７３を備えている。
シフトフォーク７１は、図示しないトランスファレバの
第２図に示したシフトパターンに沿う操作（Ｈ４−Ｈ２
に沿う操作）により図示左右方向へ移動されるもので、
図示■、■位置にて図示しないディテント機構により固
定されるようになっている。結合スリーブ７２は、シフ
トフォーク７１によフて図示、■、ｍ位置に移動されて
固定されるもので、ドライブギヤスプロケット３０の左
端外周に形成した外スプライン３０ａに係脱可能に係合
する内スプライン７２ａを有していて、内スプライン７
２ａの左方部分にて第１出力軸２０のスプラインハブ部
２０ａの右方部分上に軸方向へ移動可能かつ一体回転可
能にスプライン結合されている。しかして、この結合ス
リーブ７２は、■位置にて図示のごとくドライブギヤス
プロケット３０の外スプライン３０ａに係合して第１出
力軸２０とドライブギヤスプロケット３０を一体回転可
能に連結し、また■位置に移動されたときドライブギヤ
スプロケット３０の外スプライン３０ａから雌親して第
１出力軸２０とドライブギヤスプロケット３０の連結を
遮断する。
第２図に示したシフトパターンに沿う操作（Ｈ４−Ｈ２
に沿う操作）により図示左右方向へ移動されるもので、
図示■、■位置にて図示しないディテント機構により固
定されるようになっている。結合スリーブ７２は、シフ
トフォーク７１によフて図示、■、ｍ位置に移動されて
固定されるもので、ドライブギヤスプロケット３０の左
端外周に形成した外スプライン３０ａに係脱可能に係合
する内スプライン７２ａを有していて、内スプライン７
２ａの左方部分にて第１出力軸２０のスプラインハブ部
２０ａの右方部分上に軸方向へ移動可能かつ一体回転可
能にスプライン結合されている。しかして、この結合ス
リーブ７２は、■位置にて図示のごとくドライブギヤス
プロケット３０の外スプライン３０ａに係合して第１出
力軸２０とドライブギヤスプロケット３０を一体回転可
能に連結し、また■位置に移動されたときドライブギヤ
スプロケット３０の外スプライン３０ａから雌親して第
１出力軸２０とドライブギヤスプロケット３０の連結を
遮断する。
結合スリーブ７３は、結合スリーブ７２と同様にシフト
フォーク７１によって図示■、■位置に移動されて固定
されるもので、ドリブンギヤスプロケット３２の左端外
周に形成した外スプライン３２ａに係脱可能に係合する
内スプライン７３ａを有していて、内スプライン７３ａ
の左方部分にて第２出力軸４０に一体回転可能に組付け
たハブ部材４１上に軸方向へ移動可能かつ一体回転可能
にスプライン結合されている。しかして、この結合スリ
ーブ７３は、■位置にてＴＩ！Ｊ−示のごとくドリブン
ギヤスプロケット３２の外スプライン３２ａに係合して
第２出力軸４０とドリブンギヤスプロケット３２を一体
回転可能に連結し、ま・た■位置に移動されたときドリ
ブンギヤスプロケット３２の外スプライン３２ａから離
脱して第２出力軸４０とドリブンギヤスプロケット３２
の連結を遮断する。また、結合スリーブ７３の内周には
、ドリブンギヤスプロケット３２の左端に設けたテーパ
ーコーン部３２ｂ、このテーパーコーン部３２ｂ上に組
付けたシンクロナイザ−リング７４．キー７５及びキー
スプリング７６からなる公知の同期装置が設けられてい
る。この同期装置は、二輪駆動走行から四輪駆動走行（
再結合スリーブ７２゜７３を図示■位置から■位置）に
切換える際に、車速に応じて回転している第２出力軸４
０と両ギヤ３２．３０及びチェーン３１を同期させるた
めのものであり、結合スリーブ７２がドライブギヤスプ
ロケット３０の外スプライン３０ａに係合するに先行し
てその機能を発揮するようになっている。
フォーク７１によって図示■、■位置に移動されて固定
されるもので、ドリブンギヤスプロケット３２の左端外
周に形成した外スプライン３２ａに係脱可能に係合する
内スプライン７３ａを有していて、内スプライン７３ａ
の左方部分にて第２出力軸４０に一体回転可能に組付け
たハブ部材４１上に軸方向へ移動可能かつ一体回転可能
にスプライン結合されている。しかして、この結合スリ
ーブ７３は、■位置にてＴＩ！Ｊ−示のごとくドリブン
ギヤスプロケット３２の外スプライン３２ａに係合して
第２出力軸４０とドリブンギヤスプロケット３２を一体
回転可能に連結し、ま・た■位置に移動されたときドリ
ブンギヤスプロケット３２の外スプライン３２ａから離
脱して第２出力軸４０とドリブンギヤスプロケット３２
の連結を遮断する。また、結合スリーブ７３の内周には
、ドリブンギヤスプロケット３２の左端に設けたテーパ
ーコーン部３２ｂ、このテーパーコーン部３２ｂ上に組
付けたシンクロナイザ−リング７４．キー７５及びキー
スプリング７６からなる公知の同期装置が設けられてい
る。この同期装置は、二輪駆動走行から四輪駆動走行（
再結合スリーブ７２゜７３を図示■位置から■位置）に
切換える際に、車速に応じて回転している第２出力軸４
０と両ギヤ３２．３０及びチェーン３１を同期させるた
めのものであり、結合スリーブ７２がドライブギヤスプ
ロケット３０の外スプライン３０ａに係合するに先行し
てその機能を発揮するようになっている。
上記のように構成した本実施例においては、トランスフ
ァレバを第２図に示したシフトパターンのＨ４位置に操
作して結合スリーブ６２を■位置にまた結合スリーブ７
２．７３を■位置に固定させれば、第１図にて示したよ
うに、結合スリーブ６２が入力軸１０と第１出力軸２０
を一体回転可能に連結し、結合スリーブ７２が第１出力
軸２０とドライブギヤスプロケット３０を一体回転可能
に連結し、結合スリーブ７３が第２出力軸４０とドリブ
ンギヤスプロケット３２を一体回転可能に連結するため
、入力軸１０と第１出力軸２０をプラネタリギヤユニッ
ト５０を介さず動力伝達可能に接続する（直結する）こ
とができるとともに、両出力軸２０．４０を両ギヤ３０
．３２及びチェーン３１を介して動力伝達可能に接続す
ることができて、前二輪及び後二輪の高速四輪駆動が可
能となる。
ァレバを第２図に示したシフトパターンのＨ４位置に操
作して結合スリーブ６２を■位置にまた結合スリーブ７
２．７３を■位置に固定させれば、第１図にて示したよ
うに、結合スリーブ６２が入力軸１０と第１出力軸２０
を一体回転可能に連結し、結合スリーブ７２が第１出力
軸２０とドライブギヤスプロケット３０を一体回転可能
に連結し、結合スリーブ７３が第２出力軸４０とドリブ
ンギヤスプロケット３２を一体回転可能に連結するため
、入力軸１０と第１出力軸２０をプラネタリギヤユニッ
ト５０を介さず動力伝達可能に接続する（直結する）こ
とができるとともに、両出力軸２０．４０を両ギヤ３０
．３２及びチェーン３１を介して動力伝達可能に接続す
ることができて、前二輪及び後二輪の高速四輪駆動が可
能となる。
また、かかる高速四輪駆動可能状態からトランスファレ
バを第２図に示したシフトパターンのＨ２位置に操作し
て結合スリーブ７２．７３をその■位置に移動させれば
、結合スリーブ７２が第１出力軸２０とドライブギヤス
プロケット３０の連結を遮断し、結合スリーブ７３が第
２出力軸４０とドリブンギヤスプロケット３２の連結を
遮断するため、第１出力軸２０と第２出力軸４０の動力
伝達を遮断できて、後二輪（又は前二輪）の高速二輪駆
動が可能となる。
バを第２図に示したシフトパターンのＨ２位置に操作し
て結合スリーブ７２．７３をその■位置に移動させれば
、結合スリーブ７２が第１出力軸２０とドライブギヤス
プロケット３０の連結を遮断し、結合スリーブ７３が第
２出力軸４０とドリブンギヤスプロケット３２の連結を
遮断するため、第１出力軸２０と第２出力軸４０の動力
伝達を遮断できて、後二輪（又は前二輪）の高速二輪駆
動が可能となる。
更に、上述した高速四輪駆動可能状態からトランスファ
レバを第２図に示したシフトパターンのＬ４位置に操作
して結合スリーブ６２をその■位置に移動させれば、結
合スリーブ６２が第１出力軸２０とギヤプレート５５を
一体回転可能に連結するため、入力軸１０と第１出力軸
２０をプラネタリギヤユニット５０を介して動力伝達可
能に接続することができて、前二輪及び後二輪の低速四
輪駆動が可能となる。
レバを第２図に示したシフトパターンのＬ４位置に操作
して結合スリーブ６２をその■位置に移動させれば、結
合スリーブ６２が第１出力軸２０とギヤプレート５５を
一体回転可能に連結するため、入力軸１０と第１出力軸
２０をプラネタリギヤユニット５０を介して動力伝達可
能に接続することができて、前二輪及び後二輪の低速四
輪駆動が可能となる。
ところで、本実施例の車両用動力分配装置においては、
上述した後二輪（又は前二輪）の高速二輪駆動時に、二
輪四輪切換機構７０の再結合スリーブ７２．７３が第１
出力軸２０とドライブギヤスプロケット３０及び第２出
力軸４０とドリブンギヤスプロケット３２の動力伝達を
共に断つため、同高速二輪駆動走行時には、第２出力軸
（非駆動側）４０に接続される車輪に公知のフリーホイ
ールハブが装着されていないような場合（又はフリーホ
イールハブが装着されていてもそれが手動式のものであ
って操作忘れによって動力伝達をｉ！！断していない場
合）にも、必ず両ギヤ３０．３２とチェーン３１は静止
する。
上述した後二輪（又は前二輪）の高速二輪駆動時に、二
輪四輪切換機構７０の再結合スリーブ７２．７３が第１
出力軸２０とドライブギヤスプロケット３０及び第２出
力軸４０とドリブンギヤスプロケット３２の動力伝達を
共に断つため、同高速二輪駆動走行時には、第２出力軸
（非駆動側）４０に接続される車輪に公知のフリーホイ
ールハブが装着されていないような場合（又はフリーホ
イールハブが装着されていてもそれが手動式のものであ
って操作忘れによって動力伝達をｉ！！断していない場
合）にも、必ず両ギヤ３０．３２とチェーン３１は静止
する。
したがって、高速二輪駆動走行時に両ギヤ３０゜３２と
チェーン３１が回転することがなくて、ハウジング９０
内の潤滑油の油温上昇や潤滑油の攪拌に伴う動力損失を
防止することができるとともに、両ギヤ３０．３２とチ
ェーン３１の無用な回転に伴う騒音の発生及び寿命低下
を防止することができる。
チェーン３１が回転することがなくて、ハウジング９０
内の潤滑油の油温上昇や潤滑油の攪拌に伴う動力損失を
防止することができるとともに、両ギヤ３０．３２とチ
ェーン３１の無用な回転に伴う騒音の発生及び寿命低下
を防止することができる。
また、本実施例の車両用動力分配装置においては、高低
２￥ｌｔの変速機構としてプラネタリギヤユニット５０
が採用されているため、それ自体によって当該装置の軸
方向寸法が小型化できることは勿論のこと、結合スリー
ブ６２をその■位置に移動すると同時に結合スリーブ７
２をその■位置に移動することなくして上記した高速四
輪駆動、高速二輪駆動及び低速四輪駆動が可能であり、
結合スリーブ６２の■位置と結合スリーブ７２の■位置
を共通化できて両結合スリーブ６２．７２の移動範囲に
相当するスペースの小型化ができ、当該装置の小型化を
図ることができる。
２￥ｌｔの変速機構としてプラネタリギヤユニット５０
が採用されているため、それ自体によって当該装置の軸
方向寸法が小型化できることは勿論のこと、結合スリー
ブ６２をその■位置に移動すると同時に結合スリーブ７
２をその■位置に移動することなくして上記した高速四
輪駆動、高速二輪駆動及び低速四輪駆動が可能であり、
結合スリーブ６２の■位置と結合スリーブ７２の■位置
を共通化できて両結合スリーブ６２．７２の移動範囲に
相当するスペースの小型化ができ、当該装置の小型化を
図ることができる。
上記実施例においては、チェーン３１によって両輪２０
．４０上の両ギヤ３０．３２を動力伝達可能に連結する
タイプの車両用動力分配装置に本発明を実施したが、本
発明は両ギヤ３０．’３２をギヤによって動力伝達可能
に連結するタイプの車両用動力分配装置にも同様に実施
し得るものである。
．４０上の両ギヤ３０．３２を動力伝達可能に連結する
タイプの車両用動力分配装置に本発明を実施したが、本
発明は両ギヤ３０．’３２をギヤによって動力伝達可能
に連結するタイプの車両用動力分配装置にも同様に実施
し得るものである。
また、上記実施例においては、同期装置を第２出力軸４
０とドリブンギヤスプロケット３２を動力断続する部位
に設けたが、第１出力軸２０とドライブギヤスプロケッ
ト３０を動力断続する部位に同期装置を設けても同様の
作用効果が期待できることは勿論のこと、かかる同期装
置を設けずして本発明を実施することも可能である。
０とドリブンギヤスプロケット３２を動力断続する部位
に設けたが、第１出力軸２０とドライブギヤスプロケッ
ト３０を動力断続する部位に同期装置を設けても同様の
作用効果が期待できることは勿論のこと、かかる同期装
置を設けずして本発明を実施することも可能である。
更に、上記実施例においては、高低二段の変速機構を一
体的に備える車両用動力分配装置に本発明を実施したが
、本発明は同変速機構を備えていない車両用動力分配装
置にも同様に実施し得るものである。この場合には、上
記実施例における第１出力軸２０が変速機の出力軸に直
接連結される。
体的に備える車両用動力分配装置に本発明を実施したが
、本発明は同変速機構を備えていない車両用動力分配装
置にも同様に実施し得るものである。この場合には、上
記実施例における第１出力軸２０が変速機の出力軸に直
接連結される。
第１図は本発明に係る車両用動力分配装置の一実施例を
示す断面図、第２図は第１図に示した装置を操作するた
めのトランスファレバのシフトパターンを示す図である
。 符号の説明 ２０・・・第１出力軸（第１軸）、３０・・・ドライブ
ギヤスプロケット（第１ギヤ）、３１・・・チェーン（
連結部材）、３２・・・ドリブンギヤスプロケット（第
２ギヤ）、４０・・・第２出力軸（第２軸）、７０・・
・二輪四輪切換機構、９０・・・ハウジング。
示す断面図、第２図は第１図に示した装置を操作するた
めのトランスファレバのシフトパターンを示す図である
。 符号の説明 ２０・・・第１出力軸（第１軸）、３０・・・ドライブ
ギヤスプロケット（第１ギヤ）、３１・・・チェーン（
連結部材）、３２・・・ドリブンギヤスプロケット（第
２ギヤ）、４０・・・第２出力軸（第２軸）、７０・・
・二輪四輪切換機構、９０・・・ハウジング。
Claims (1)
- ハウジングに回転可能に軸支されていて変速機の出力軸
に接続されるとともに後車輪又は前車輪に接続される第
１軸と、この第１軸と平行に配置され前記ハウジングに
回転可能に軸支されていて前車輪又は後車輪に接続され
る第２軸と、前記第１軸上に回転自在に組付けられた第
１ギヤと、前記第２軸上に回転自在に組付けられた第２
ギヤと、これら両ギヤ間に設けられていて両ギヤを動力
伝達可能に連結する連結部材と、一方のシフト位置にて
前記第１軸と第１ギヤ及び前記第２軸と第２ギヤを動力
伝達可能に結合し他方のシフト位置にて前記第１軸と第
１ギヤ及び前記第２軸と第２ギヤの動力伝達可能な結合
を断つ二輪四輪切換機構を備える車両用動力分配装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60048920A JPS61207219A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 車両用動力分配装置 |
| US06/837,268 US4711136A (en) | 1985-03-12 | 1986-03-07 | Power transfer device for four-wheel drive |
| AU54463/86A AU579061B2 (en) | 1985-03-12 | 1986-03-10 | Power transfer device for four-wheel drive |
| DE8686301719T DE3661607D1 (en) | 1985-03-12 | 1986-03-11 | Power transfer device for four-wheel drive |
| EP86301719A EP0197665B1 (en) | 1985-03-12 | 1986-03-11 | Power transfer device for four-wheel drive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60048920A JPS61207219A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 車両用動力分配装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61207219A true JPS61207219A (ja) | 1986-09-13 |
| JPS6336969B2 JPS6336969B2 (ja) | 1988-07-22 |
Family
ID=12816685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60048920A Granted JPS61207219A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 車両用動力分配装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4711136A (ja) |
| EP (1) | EP0197665B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61207219A (ja) |
| AU (1) | AU579061B2 (ja) |
| DE (1) | DE3661607D1 (ja) |
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- 1986-03-11 EP EP86301719A patent/EP0197665B1/en not_active Expired
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