JPS6056645B2 - ドアのシ−ル構造 - Google Patents
ドアのシ−ル構造Info
- Publication number
- JPS6056645B2 JPS6056645B2 JP56145778A JP14577881A JPS6056645B2 JP S6056645 B2 JPS6056645 B2 JP S6056645B2 JP 56145778 A JP56145778 A JP 56145778A JP 14577881 A JP14577881 A JP 14577881A JP S6056645 B2 JPS6056645 B2 JP S6056645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- weather strip
- inner panel
- seal structure
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はドアのシール構造に関する。
従来のドアのシール構造としては、例えは眉動車にお
いては第2図に示す構造のものがある。
いては第2図に示す構造のものがある。
これは第1図に示す4ドア車の■一Π線断面にて例示し
ており、1はフロントドア、2はリアドア、3はセンタ
ーピラーであり、フロントおよびリアの双方のドア1、
2の車室内側つまりは各インナーパネル1a、2aには
ドアトリム4、5が取り付けられているほか、センター
ピラー3との接合面11にはシール部材であるドアウエ
ザーストリツプ6が取り付けられていて、これにより各
ドア1、2の閉時に車室内外を遮断するものである(昭
和4奔2月25田こ(゛わ図書出版社より発行された「
新編・自動車工学ハンドブック」9−32を参照された
い)。 しカルながら、このような従来のシール構造に
あつては、各ドアについてセンターピラーに対するドア
ウエザーストリツプが1個であるところから、パーティ
ング面Pから侵入した風切音等はドアウエザーストリツ
プ6によつて一応遮られるものの必すしも十分ではなく
、ドアウエザーストリツプ6を透過した音Aはそのまま
車室内側へと伝播され、さらに各ドア1、2の内部に伝
わつた音Bは各インナーパネル1a、2aに形成した作
業穴7からインナーパネル1a、2aとドアトリム4、
5との隙間を通つて車室内へと伝播してしまうおそれが
ある。
ており、1はフロントドア、2はリアドア、3はセンタ
ーピラーであり、フロントおよびリアの双方のドア1、
2の車室内側つまりは各インナーパネル1a、2aには
ドアトリム4、5が取り付けられているほか、センター
ピラー3との接合面11にはシール部材であるドアウエ
ザーストリツプ6が取り付けられていて、これにより各
ドア1、2の閉時に車室内外を遮断するものである(昭
和4奔2月25田こ(゛わ図書出版社より発行された「
新編・自動車工学ハンドブック」9−32を参照された
い)。 しカルながら、このような従来のシール構造に
あつては、各ドアについてセンターピラーに対するドア
ウエザーストリツプが1個であるところから、パーティ
ング面Pから侵入した風切音等はドアウエザーストリツ
プ6によつて一応遮られるものの必すしも十分ではなく
、ドアウエザーストリツプ6を透過した音Aはそのまま
車室内側へと伝播され、さらに各ドア1、2の内部に伝
わつた音Bは各インナーパネル1a、2aに形成した作
業穴7からインナーパネル1a、2aとドアトリム4、
5との隙間を通つて車室内へと伝播してしまうおそれが
ある。
また、前記のような車室内への音の伝播を抑制する手
段として第3図に示す構造のものがあるが、それは同図
から明らかなように、センターピラー3の端縁部に取り
付けられたウエルト8にさらにウエザーストリツプ9を
貼着する一方、インナーパネル1aの一部をシール面1
0とし、先に述べたドアウエザーストリツプ6に加えて
ウエザーストリツプ10によつてもまたシールすること
により実質的に二重シール構造としたものである。この
構造によればパーティング面P(第2図)から入つた音
Aはドアウエザーストリツプ6、ウエザーストリツプ1
0によつて段階的に著しく減衰されるものの、インナー
パネル1aとドアトリム4との隙間から入る音Bの遮音
対策としては何ら機能せず、しかもシール面10を形成
しているがためにインナーパネル1aとドアトリム4と
の境界がきわめて明確となり、ドアを開いた際に前記の
境界およびシール面10が外部に露出するため、それに
よつて美観が損なわれるという不具合がある。この発明
は以上のような点に鑑み、美観を損うことなく確実なる
遮音効果を得ることを目的としてなされたもので、この
目的のため本発明においては、ドアのシール構造におい
てセンサーピラーに対するドアパネル側接合面に配設さ
れるドアウエザーストリツプよりも室内側にドア閉時に
センターピラーの端縁部に圧接するシールリップを配設
して、室外との遮音をし、このシールリップをドアイン
ナーパネルとドアトリムとで挾持することでドアパネル
とドアトリムとの間の遮音をするような構成としたもの
である。
段として第3図に示す構造のものがあるが、それは同図
から明らかなように、センターピラー3の端縁部に取り
付けられたウエルト8にさらにウエザーストリツプ9を
貼着する一方、インナーパネル1aの一部をシール面1
0とし、先に述べたドアウエザーストリツプ6に加えて
ウエザーストリツプ10によつてもまたシールすること
により実質的に二重シール構造としたものである。この
構造によればパーティング面P(第2図)から入つた音
Aはドアウエザーストリツプ6、ウエザーストリツプ1
0によつて段階的に著しく減衰されるものの、インナー
パネル1aとドアトリム4との隙間から入る音Bの遮音
対策としては何ら機能せず、しかもシール面10を形成
しているがためにインナーパネル1aとドアトリム4と
の境界がきわめて明確となり、ドアを開いた際に前記の
境界およびシール面10が外部に露出するため、それに
よつて美観が損なわれるという不具合がある。この発明
は以上のような点に鑑み、美観を損うことなく確実なる
遮音効果を得ることを目的としてなされたもので、この
目的のため本発明においては、ドアのシール構造におい
てセンサーピラーに対するドアパネル側接合面に配設さ
れるドアウエザーストリツプよりも室内側にドア閉時に
センターピラーの端縁部に圧接するシールリップを配設
して、室外との遮音をし、このシールリップをドアイン
ナーパネルとドアトリムとで挾持することでドアパネル
とドアトリムとの間の遮音をするような構成としたもの
である。
次に、図面に基づいてこの発明の実施例をフロントドア
側について詳細に説明する。
側について詳細に説明する。
第4図はこの発明の一実施例を示すものて、前記第2図
および第3図と共通する部分には同一符号を付して説明
すると、1はフロントドア、3はセンターピラー、6は
ドアウエザーストリツプであり、フロントドア1側の接
合面11には、そのドアウエサーストリツプ6よりも車
室内側の位置にウエルト8に対して圧接する舌片状のシ
ールリップ20を配設してある。
および第3図と共通する部分には同一符号を付して説明
すると、1はフロントドア、3はセンターピラー、6は
ドアウエザーストリツプであり、フロントドア1側の接
合面11には、そのドアウエサーストリツプ6よりも車
室内側の位置にウエルト8に対して圧接する舌片状のシ
ールリップ20を配設してある。
このシールリップ20は平坦な基部20aから湾曲した
リップ部20bを一体に延出形成したもので、その基部
20aはインナーパネル1aとドアトリム4の間に挾持
固定されている。より具体的には、シールリップ20の
基部20aをインナーパネル1aもしくはドアトリム4
のいずれかに予め貼着しておき、組立段階においてイン
ナーパネル1aとドアトリム4とて挾持するものとする
。またシールリップ20の形状としては第4図に.一点
鎖線で示すようにそのリップ部20bを略U字状もしく
は馬蹄形に形成してもよい。
リップ部20bを一体に延出形成したもので、その基部
20aはインナーパネル1aとドアトリム4の間に挾持
固定されている。より具体的には、シールリップ20の
基部20aをインナーパネル1aもしくはドアトリム4
のいずれかに予め貼着しておき、組立段階においてイン
ナーパネル1aとドアトリム4とて挾持するものとする
。またシールリップ20の形状としては第4図に.一点
鎖線で示すようにそのリップ部20bを略U字状もしく
は馬蹄形に形成してもよい。
したがつて以上に構成によれば、ドア1閉時にドアウエ
ザーストリツプ6とシールリップ20とで実質的に二重
シール構造となるため、第1図に示すパーティング面P
から伝わる風切音等はドアウエザーストリツプ6および
シールリップ20とによつて著しく減衰され、車室内側
に伝播する音が抑制される。
ザーストリツプ6とシールリップ20とで実質的に二重
シール構造となるため、第1図に示すパーティング面P
から伝わる風切音等はドアウエザーストリツプ6および
シールリップ20とによつて著しく減衰され、車室内側
に伝播する音が抑制される。
一方、前記シールリップ20の基部20aをインナーパ
ネル1aとドアトリム4とで挾持したことにより、イン
ナーパネル1aとド・アトリム4の間の隙間が閉塞され
、ドアパネル内部から作業穴7を通つて車室内側へ伝播
する音Bもまた著しく減衰・抑制される。尚、前記実施
例において、シールリップ20の基部20aに第5図に
示すように多数の突条20cを形成するとともに、この
シールリップ20をドア1のサツシユ部を除く全周につ
いて酸設すると一層のシール効果が期待でき、より好ま
しいものとなる。
ネル1aとドアトリム4とで挾持したことにより、イン
ナーパネル1aとド・アトリム4の間の隙間が閉塞され
、ドアパネル内部から作業穴7を通つて車室内側へ伝播
する音Bもまた著しく減衰・抑制される。尚、前記実施
例において、シールリップ20の基部20aに第5図に
示すように多数の突条20cを形成するとともに、この
シールリップ20をドア1のサツシユ部を除く全周につ
いて酸設すると一層のシール効果が期待でき、より好ま
しいものとなる。
以上の説明から明らかなようにこの発明によれば、ドア
周辺部から車室内へ伝播する風切音等を減衰・抑制でき
るとともに、従来のようにインナーパネルとドアトリム
の境界部やシール面が外部に露出することがなく、美観
の向上が図れる等の効果がある。
周辺部から車室内へ伝播する風切音等を減衰・抑制でき
るとともに、従来のようにインナーパネルとドアトリム
の境界部やシール面が外部に露出することがなく、美観
の向上が図れる等の効果がある。
第1図は4ドア車の前斜視図、第2図は従来のドアのシ
ール構造を示すもので第1図の■−■線断面図、第3図
は同じく従来の他のドアシール構造を示す断面図(第2
図の左半分に対応)、第4図はこの発明の一実施例を示
す断面図、第5図は第4図に示すシールリップの他の態
様を示す説明図てある。 1・・・・・・フロントドア、2・・・・・・リアドア
、1a,2a・・・・・インナーパネル、3・・・・・
・センターピラー、4,5・・・・・・ドアトリム、6
・・・・・・ドアウエザーストリツプ、8・・・・・・
ウエルト、20・・・・・・シールリップ。
ール構造を示すもので第1図の■−■線断面図、第3図
は同じく従来の他のドアシール構造を示す断面図(第2
図の左半分に対応)、第4図はこの発明の一実施例を示
す断面図、第5図は第4図に示すシールリップの他の態
様を示す説明図てある。 1・・・・・・フロントドア、2・・・・・・リアドア
、1a,2a・・・・・インナーパネル、3・・・・・
・センターピラー、4,5・・・・・・ドアトリム、6
・・・・・・ドアウエザーストリツプ、8・・・・・・
ウエルト、20・・・・・・シールリップ。
Claims (1)
- 1 ドアパネルとセンターピラーとの接合部にあつて、
ドアパネル側接合面にドアウエザーストリツプを配設し
、ドア閉時に該ドアウエザーストリツプが前記センター
ピラーの一部に圧接して、上記ドアと室内との間をシー
ルするドアのシール構造において、該ウエザーストリツ
プよりも室内側に、ドア閉時に前記センターピラーの端
縁部に圧接するシールリップを設け、このシールリップ
をドアインナーパネルとドアトリムとの間に挾持固定し
たことを特徴とするドアのシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56145778A JPS6056645B2 (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | ドアのシ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56145778A JPS6056645B2 (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | ドアのシ−ル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5847623A JPS5847623A (ja) | 1983-03-19 |
JPS6056645B2 true JPS6056645B2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=15392944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56145778A Expired JPS6056645B2 (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | ドアのシ−ル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056645B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444239U (ja) * | 1990-08-20 | 1992-04-15 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60122837A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-01 | Nobuyoshi Kuboyama | パネルヒ−タ− |
JPS61107623U (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-08 |
-
1981
- 1981-09-16 JP JP56145778A patent/JPS6056645B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444239U (ja) * | 1990-08-20 | 1992-04-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5847623A (ja) | 1983-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5934954A (ja) | フロントピラ−のシ−ル構造 | |
JPH11334367A (ja) | ドアフレームモール取付構造 | |
JPS6056645B2 (ja) | ドアのシ−ル構造 | |
JP2677109B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JPS6126104Y2 (ja) | ||
JPH0244563Y2 (ja) | ||
JP3329106B2 (ja) | 自動車のドアシール部構造 | |
JPS6133320A (ja) | 自動車のウインド回り構造 | |
JP2572297Y2 (ja) | ドアミラーのモール構造 | |
JPH1148879A (ja) | 自動車用オープニングトリム | |
JP2527776Y2 (ja) | 車両におけるサッシュレスドアのシール構造 | |
JPH071289Y2 (ja) | 自動車のウィンドガラス用モール装置 | |
JPH0146327B2 (ja) | ||
JPH0225718Y2 (ja) | ||
JP3596629B2 (ja) | 自動車のシール構造 | |
JPH059213Y2 (ja) | ||
JPH0134602Y2 (ja) | ||
KR0118765Y1 (ko) | 자동차용 도어샤시 | |
JP2603644Y2 (ja) | 自動車のバックドア上縁のシ−ル構造 | |
JPS60206717A (ja) | 自動車用ウインド周りの取付構造 | |
JPH1178538A (ja) | 自動車用オープニングトリム | |
JPH10129272A (ja) | グラスランの取付構造 | |
JPS5831700Y2 (ja) | 自動車のリヤクオ−タウインドにおけるウエザストリツプの取付構造 | |
JPS6116146A (ja) | 自動車のドア開口周縁部におけるリテ−ナ構造 | |
JPS5820511A (ja) | 自動車のリアウインド用ウエザ−ストリツプ |