JPS5852091A

JPS5852091A - タンクロ−リ

Info

Publication number: JPS5852091A
Application number: JP15164581A
Authority: JP
Inventors: 上條　利正; 司郎福井
Original assignee: Shin Meiva Industry Ltd
Current assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Priority date: 1981-09-24
Filing date: 1981-09-24
Publication date: 1983-03-28
Also published as: JPS6362437B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はタンクローリ、特にその混油防止装置に関する
。

一般に、タンクローりでは、その搭載タンクが区画壁に
より複数のタンク室に分割されており、油槽所において
数種類の油を各タンク室に別々に積載し、所定の給油所
まで運搬し、該給油所において各油種に応じた貯蔵タン
クに補給できるようになっている。

このように、タンクローリでは、７つの搭載タンク内に
複数の油が積載される一方、給油所における貯蔵タンク
も前記複数の油に対応して複数個あるため、搭載タンク
より貯蔵タンクへの給油の際、搭載タンクの排出ホース
の接続ミス、操作者の思考錯誤あるいは受入側の思考錯
誤などによつて、貯蔵タンク側の油種と異なる油種の底
弁が開かれ、混油事故を惹起するおそれがあった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、電気的制御
手段を用いることにより、簡単な構造でもって、混油事
故を確実に防止することができるタンクローりを提供す
ることを主目的とするもので、搭載タンクへの積載油種
および貯蔵タンクへの給油油種を検出して、両油種が一
致したときのみ、油を排出する底弁を操作可能に制御す
ることを特徴とする。

以下、本発明の構成を、実施例について図面に沿って説
明する。

第７図および第２図において、１はタンクローリで、そ
の後部に、複数のタンク室（本例ではグっ）を有する搭
載タンク２が搭載されている。この搭載タンク２の上部
には、各タンク室に対応して、注油口であるマンホール
３と、底弁（図示省略）に連係された底弁ハンドル４と
がそれぞれ配設されている。

各マンホール乙の前方には、油槽所の各油槽の積載用給
油パイプ５（ローディングアーム）を通じて給油される
油種を検知する積載油種検知器６が取付けられている。

この油種検知器６は、中空のケーシング７と、該ケーシ
ング７内に規則的Ｃζ配設された防暴型近接スイッチ８
．９．１０．１１とにより構成さｎている。近接スイッ
チ８、？、１０．１１は、それぞれ、例えば、ハイオク
ガンガソリ°ン、レギュラーガソリン、軽油、灯油に対
応している。

一方、各積載用給油パイプ５には、チェーン１２を介し
て、積載油種表示器１３が取付けられている。この油種
表示器１６は、油種検知器乙に嵌脱自在で、木製の本体
１４上面に把手１５が、下面の積載油種（例えば、ハイ
オクタンガソリン、レギュラーガソリン、軽油、灯油）
に対応する位置に磁性金属１６がそれぞれ配設されてい
る。

これにより、第！図（ａｌ〜［ｄｌに示すように、油種
表示器１３ａ、１３ｂ、１３ｃ、１３ｄの磁性金属１６
ａ、１６ｂ、１６Ｃ１１６ｄの位置に応じて、油種検知
器６ａ、６ｂ、　６ｃ１６ｄよりハイオクガソリン、レ
ギュラーガソリン、軽油、灯油に対応する電気信号Ｓ＋
、Ｓ２、Ｓ８、Ｓ４が出力され、運転室内のコントロー
ルボックス１７に伝達され、記憶される。

１日は貯蔵タンク１９への給油油種を検出する給油油種
、検知器で、コントロールボックス１７に電気的に連係
されている。この油種検知器１８は、中空のケーシング
２０内に、給油油種、例えばハイオクガソリン、レギュ
ラーガソリン、軽油、灯油に対応する防暴型近接スイッ
チ２１．２２．２３．２４が配設され′ている。２５は
把手である。

２６．２７．２８．２９は貯蔵タンク１９の独立した各
タンク室の給油口で、該各給油口２６．２７．２８．２
９に対応して、給油油種表示器６０．６１．３２．３３
が貯蔵タンク１９の適−光位置に装設されている。この
各油種表示器６０（ろ１．６２．５３）は、第６図に示
すように、ケーシング６４内の、貯蔵タンク１９のタン
ク室内に貯蔵されている油種に対応した位置に磁性金属
３５ａ、３５ｂ、３５Ｃ，ろ５ｄが配設されている。

これによって、排出ホース３６を接続しようとする給油
口２６．２７．２８．２９に対応した油種表示器３０．
３１．６２．３３に油種検知器１８を適用することによ
り、油種に対応した電気信号Ｓ５がコントロールボック
ス１７に入力される。

また、底弁ハンドル４を収納する筒状体３７の上部５ζ
は、リンク機構３８を介してロータリソレノイド６９に
機械的に連係された蓋体４０が、開閉可能Ｃζ枢着され
、しかしてロータリソレノイド３９によって開閉制御さ
れるように構成さｎている。各ロータリソレノイド３９
は、コントロールボックス１７に電気的に連係され、該
コントロールボックス１７によって電気的に制御される
。

４１はマンホール蓋、４２はアース線である。

４３は荷台後部に配設された積載物表示器で、搭載タン
ク２のタンク室そｎぞれに対応する、該タンク室と同数
の表示部材が回動可能に支承されている。この各表示部
材が、各タンク室内の油種を表示する表示面が露出する
ように、コントロールボックス１７に連係されたモータ
（図示せず）によって回動制御されるようになっている
。

上記コントロールボックス１７は、第７図に示スヨウニ
、マイクロコンピュータを用いたもので、中央処理装置
５１（ＭＰＵ）、リードオンリメモリ５２（ＲＯＭ）、
ランダムアクセスメモリ５３（ＲＡＭ）　、入力回路５
４、出力回路５５およびデコーダ５６により構成される
。

中央処理装置５１は、リードオンリメモリ５２に記憶さ
せた所定のプログラムに従って、入力回路５４からの入
力信号を演算し、コントロールバス５７、アドレスバス
５８、データバス５９ｅ介して、出力回路５５に出力信
号を送るものである。

デコーダ５６は中央処理装置５１からのアドレス信号に
より、何れの素子に信号を伝達するかの選択信号を発す
るものである。ランダムアクセスメモリ５６は、上記演
算処理に必要な中間的な記憶を行わせるものである。

入力回路５４はインターフェイスで構成すれ、各種の検
出信号、例えば積載油種検知器６　Ｎ　、６ｂ、（ＳＣ
，６ｄよりの電気信号Ｓｌ、Ｓ２、Ｓ８、Ｓ４、給油油
種検知器１８よりの電気信号ＳＳ　、および後部積載物
表示器４６よりの各タンク室に対応した電気信号Ｓ６、
Ｓ７、Ｓ８、Ｓ９が、それぞれ、入力される。

出力回路５５は、インターフェイス６０、パワートラン
ジスタ６１．６２．６６．６４．６５．６６．６７．６
８およびディスプレイ６９により構成されている。イン
ターフェイス６０は、中央処理装置５１の出力信号によ
って、パワートランジスタ６１．６２．６３．６４．６
５．６６．６７．６８を介して、各オイル室のロータリ
ソレノイド３９および積載物表示器４６の各表示部のモ
ータに、作動信号Ｓ１ｏ、Ｓ１１．５１２、Ｓｔａ、５
１４、Ｓｔａ、Ｓ１６．５１７を出力するものである。

ディスプレイ６９は、自己診断による不具合箇所などを
表示するものである。

続いて、上記コントロールボックス１７による制御動作
について説明する。

ｉ）油槽所においてタンクローリ１の搭載タンク２における所定のマンホー
ル蓋４１に開放して、マンホール６内に積載用給油パイ
プ５を差込み、油を流入させる。

このとき、給油パイプ５の油種表示器１３を、該給油パ
イプ５を挿入するマンホール乙の前方に位置する油種検
知器６に嵌合して、積載油種をコントロールボックス１
７に記憶させる。具体的には、例えば、第５図［ａｌに
示す油種表示器および検知器１３ａ、６ａでは、該表示
器１３ａと検知器６ａとの嵌合により表示器１３ａの磁
性金属１６３に検知器６ａの近接スイッチ８が反応して
ハイオクガソリンに対応した電気信号Ｓｌが出力され、
コントロールボックス１７において、積載油種がハイオ
クガソリンであることが記憶される。

それと同時に、車両後部に設けた積載物表示器４３のモ
ータを駆動させて、積載油種に対応した表示が行われる
。

ｉ）給油所（例えばガソリンスタンド）において先ず、
アース線４２を接続し、排出ホース３６を所定の給油口
２６．２７．２８．２９に接続する。

続いて、給油油種検知器１８を、排出ホース３６を接続
した給油口２６．２７．２８．２９に対応する給油油種
表示器３０，３１、ろ２．６ろに適用する。これにより
、”給油口２６．２７．２８．２９を有する貯蔵タンク
１９のオイル室内に貯蔵されている油種に対応した電気
信号Ｓ５がコントロールボックス１ノに入力される。

しかして、コントロールバスクス１７において、積載油
種検知器６（６３〜６ｄ）よりの電気信号５１、Ｓ２、
Ｓ８、Ｓ４と、給油油種検知器１８よりの電気信号Ｓ５
とが比較され、一致した場合にのみ出力信号が出力され
、所定のロータリソレノイド３９、ろ９、ろ９、ろ９が
励磁される。その結果、給油しようとする貯蔵タンク１
９のオイル室の油種と同一の油種を積載している搭載タ
ンク２のタンク室における底弁ハンドル４．４．４．４
（７）１体４０．４０．４０．４０のみ開かれる。

これにより、蓋体４０．４０．４０．４０の開かれた底
弁ハンドル４．４．４．４を操作して底弁を開けば、混
油のおそれなく、給油しようとする貯蔵タンク１９のオ
イル室の油種と同一の油種が給油される。

給油完了後、上記手順と逆の操作を行い、排出ホース３
６の接続を解除すれば、同様にして他の給油口２６．２
７．２８．２９に接続することにより、全てのオイル室
に給油することができる。

本発明は、上記のように、搭載タンクへの積載油種およ
び貯蔵タンクへの給油油種をそれぞれ電気的に検出し、
両者が一致した場合のみ、底弁の操作部が操作可能とな
るように電気的に制御したため、排出ホースの接続ミス
、操作者の思考錯誤あるいは受入側の思考錯誤などによ
って、異なる油種の底弁が開かれるおそれがなく、混油
事故が防止できるという実用１優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施態様を例示し、第１図はタンクロー
リ、の全体構成図、第２図は第７図における要部の拡大
詳細図、第３図（ａｌ（ｂｌはそれぞれ積載油種表示器
と積載油種検知器との関係を示す説明図、第り図（ａｌ
　ｆｂｌは給油油種表示器と給油油種検知器との関係を
示す説明図、第Ｓ図（ａｌ〜（ｄｉはそれぞれ積載油種
表示器の磁性金属と積載油種検知器の近接スイッチとの
関係を示す説明図、第３図（ａ＋〜（ｄｉは給油油種検
知器の近接スイッチと給油油種表示器の磁性金属との関
係を示す説明図、第７図は制御回路のブロック線図であ
る。１・・タンクローリ、２・・搭載タンク、４・・底弁ハ
ンドル、５・・積載用給油パイプ、６．６ａ、６ｂ、６
Ｃ１６ｄ　、−積載油糧検知器、８．９．１０．１１・
・防曇型近接スイッチ、１３．１３ｒ、１３ｂ、１３Ｃ
１１３ｄ・・積載油種表示器、１７・・コシトロールボ
ックス、１８・・給油油種検知器、１９・・貯蔵タンク
、２６．２７．２８．２９・・給油口、３０．６１．６
２．３６・・給油油種表示器、４６・拳積載物表示器特
許出願人　　新明和工業株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）車体適所に配設され、搭載タンクへの積載油種を
検出して該油種に対応した電気信号を発する積載油種検
出手段と、貯蔵タンクへの給油油種を検出して該油種に
対応した電気信号を発する給油油種検出手段と、前記積
載油種検出手段の電気信号と給油油種検出手段の電気信
号とが一致したときのみ、油を排出する底弁を操作可能
とする制御手段とを具備することを特徴とするタンクロ
ーリ。
（２）積載油種検出手段は、積込用パイプに電気的に接
続された積載油種表示器と、搭載タンク上部に配設され
た積載油種検知器とを具備し、前記積載油種表示器が積
載油種検知器に近接可能である特許請求の範囲第１項記
載のタンクローリ。
（３）給油油種表示手段は、貯蔵タンクの給油口近傍に
配設された給油油種表示器と、車体側部に設けられた給
油油種検知器とを具備し、前記給油油種−検知器が給油
油種表示器に近接可能である特許請求の範囲第１項また
は第２項記載のタンクローリ。