JPS5821922B2 - α↓−オレフインの立体特異性重合方法 - Google Patents

α↓−オレフインの立体特異性重合方法

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JPS5821922B2
JPS5821922B2 JP53130575A JP13057578A JPS5821922B2 JP S5821922 B2 JPS5821922 B2 JP S5821922B2 JP 53130575 A JP53130575 A JP 53130575A JP 13057578 A JP13057578 A JP 13057578A JP S5821922 B2 JPS5821922 B2 JP S5821922B2
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catalyst
polymerization
solid
preactivated
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ジヤン・ピエール・エルマン
ポール・エンリオール
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Solvay SA
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Publication date
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Publication of JPS5821922B2 publication Critical patent/JPS5821922B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S526/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S526/904Monomer polymerized in presence of transition metal containing catalyst at least part of which is supported on a polymer, e.g. prepolymerized catalysts

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はα−オレフィンの立体特異性重合方法に関する
本出願人の出願に係る特願昭48−45219号明細書
(特公昭53−44958号公報参照)には、α−オレ
フィンの重合を、TiCl3を基礎とする固体触媒錯体
と周期律表の第1b、nb。
又はIb族の金属の有機化合物よりなる活性化剤とから
なる触媒系の存在下で行う方法において、該固体触媒錯
体が微孔質構造をもつ微粒子からなる球形粒子の形をな
し、該球形粒子の全多孔度がo、15ffl/、9より
大きくかつ該球形粒子の比表面積が75m7Jより大き
いことを特徴とするα−オレフィンの立体特異性重合方
法が記載されている。
かかる触媒錯体は、TiCl4をアルキルアルミニウム
により還元し、還元されたTiCl3を基礎とする固体
を反応媒質から随意に単離し、この還元固体を錯化剤で
処理し、所要ならば過剰の錯化剤を除去し、かくして処
理された固体をTiCl4と接触せしめ、形成された触
媒錯体を単離することによって製造される。
これらの触媒錯体は既知の触媒系のものに比して著しく
大きい活性ときわめて良好な立体特異性を有するという
特徴をもつ。
しかしながら、これら触媒錯体の活性は時間の経過につ
れて貯蔵中に減退し得ることが認められた。
従って、同一の触媒活性をある期間にわたって再生しよ
うとする場合には触媒をその製造後短時間内に使用する
ことが必要となるであろう。
今後本発明者は、かかる触媒錯体の耐老化性は触媒錯体
をその製造後短時間内にオルガノアルミニウム化合物か
ら選んだ予備活性化剤により予備活性化することによっ
て著しく改良され、カくシて予備活性化された触媒錯体
は長期の活性持続性を有するためにその製造後長時間後
でも優れた活性を以ってα−オレフィンの立体特異性重
合に使用できることを認めた。
従って本発明は、微孔質構造をもつ微粒子からなりかつ
0.15CI!/、9より大きい全多孔度及び75 m
7 gより大きい比表面積を有する球形粒子の形をなす
T iCl sを基礎とする固体触媒錯体と、周期律表
の第1a 、 Ia’、 I[b及びmb族の金属の有
機化合物から選んだ活性化剤とからなる触媒系の存在下
でα−オレフィンの重合を行う方法において、該触媒錯
体は次の工程即ち、 (a)TiC14を一般式:AlRnX5 n(式中
、Rは1〜18個の炭素原子を有する炭化水素基であり
、Xはハロゲン原子であり、nは0〈nく3の任意の数
である)の還元剤により還元し;(b) 得られた還
元固体を錯化剤で処理し;(c) 処理された固体を
TiCl4と反応させ;(d) 形成された触媒錯体
を単離し、随意に痕跡量のTiCl4を洗浄により除去
する; 工程によって得られ、しかも該触媒錯体がその製造後1
0時間内に、次式: %式%) (式中、W及びR“は炭素数1〜18個の炭化水素基で
あり、Xはハロゲンであり、pは0<pく3の任意の数
であり、mはOくmく1かつO〈p+m<l:3を満た
す任意の数である)の化合物から選んだ予備活性化剤と
の接触によって予備活性化されたものであることを特徴
とするα−オレフィンの立体特異性重合方法を提供する
本発明で使用される固体触媒錯体は、本出願人の出願に
係を特願昭48−94516号明細書(特公昭56−5
4325号公報参照)に記載されるように、 (a)TiC14を一般式二AlRnX3−n(式中、
Rは1〜18個の炭素原子を有する炭化水素基であり、
Xはハロゲン原子であり、nはO<nく3の任意の数で
ある)の還元剤により還元し;(b) 得られた還元
固体を錯化剤で処理し;(c) 処理された固体をT
iCl 4と反応させ;(d) 形成された触媒錯
体を単離し、随意に痕跡量のTiC1,を洗浄により除
去し; (e) ついで得られた触媒錯体を10時間内に;前
記の通り定義されるオルガノアルミニウム化合物と接触
させて予備活性化する: ことによって製造される。
予備活性化には次式(I)のオルガノアルミニウム化合
物が使用される。
A I R’、 (OH2)mX3つ情)
(1)式中、k及びR“は同一でも異なってもよく、
炭素数1〜18個、好まし、くは1〜12個の炭化水素
基、特にアルキル、アリール、アラルキル、アルアリー
ル又はシクロアルキル基(最良の結果はぼ及びR“が2
〜6個の炭素原子を有する場合に得られる)であり、X
はハロゲン、好ましくは塩素であり、pはOくpく3、
好ましくは1.5<p <2.5である任意の数であり
、mはOくmく1、好ましくは0.3 <m <0.8
である任意の数でありかつO< p +m<3である。
予備活性化剤の使用量は予備活性化剤と触媒錯体中に存
在する錯化剤とのモル比が1以上になるような量である
好ましくは、予備活性化剤の量は活性化媒質中のアルミ
ニウム対チタンの原子比が0.01〜20となるような
量である。
最良の結果は該原子比が0.03〜7.5である場合に
得られる。
予備活性化温度は臨界的ではないが、この工程は一10
〜+100℃の温度で行うのが有利である。
同様にその処理時間も臨界的ではないが、好ましくは1
〜80分である。
予備活性化処理を行う時点は本発明の必須の特徴であり
、この処理ぽ触媒錯体の製造後10時間以内、好ましく
は3時間以内に行うことが必須である。
最良の結果はその処理を錯体製造後1時間以内に行う場
合に得られる。
すなわち、予備活性化処理は錯化剤で処理された固体と
TiCl4との反応直後にTiCl4を形成された触媒
錯体から直・ちに分離してから行うことが有利である。
予備活性化は一般に不活性溶剤、好ましくは炭化水素溶
剤中の予備活性化剤の溶液を用いて行われる。
この溶剤は通常触媒錯体の洗浄中に使用される溶剤及び
/又は重合に使用される希釈剤と同じものである。
かくして製造される予備活性化触媒錯体は非活性化触媒
錯体に比してその物理的性質の点ではわずかに異なるだ
けである。
それらは均一の構造及び密度、一般に5〜100ミクロ
ンの直径及び一般に0.6 kg/d m”以上の高い
見かけ比重をもつ球形粒子の形をしている。
またそれらは、50〜100λ程度の寸法の微結晶から
なるために細胞状(スポンジ様)構造を有しかつ0.0
5〜1ミクロンの直径をもつ多少球形状の微粒子の凝集
体からなる球形粒子から構成される。
本発明で使用される予備活性化触媒錯体の粒子の特別な
構造は非活性化錯体の場合と全く同様”スポゴスフイア
ー(spogosphere)”′という呼称によって
集約することができる。
本発明の予備活性化触媒錯体は75 ml gより大き
い、好ましくは100m”7gより大きい比表面積をも
ち、その比表面積は200m/、9にも達し得る。
また触媒錯体は一般的に採用されている分類(Jour
nal of polymer 5cience、 5
1゜1961、p、399〜420参照)によるδ結晶
形に属する紫色のT iCl 3を基礎とするものであ
る。
予備活性化触媒錯体のX線回折スペクトルのビームの位
置は測定の精度内で非活性化触媒錯体の場合と同一であ
る。
触媒錯体の予備活性化に使用される化合物が前記式(1
)のオルガノアルミニウム化合物である場合、最終的に
得られる予備活性化触媒錯体は次式に相当するものであ
る: T 1CIs(Al k−べOH2)m’ X3−(p
’+mす) 4C)。
上記式中、R″は前記のkの場合と同じ意義を有し;R
“及びXは前記の意義を有し: (p’+m勺は0以上
かつ3以下の数、好ましくはO<(p’十m勺く2であ
り、最良の結果はp’−)−m’−1の場合に得られ、
前記の通りm′<m 、 0 <p’<3であり;xは
Tic131分子当りのアルミニウム化合物の分子数(
これは1以下、好ましくは0.50以下である)であり
かつそれは非予備活性化触媒錯体中の同じ分子数を表わ
すファクターXより一般に大きい;Cは処理固体の製造
に使用された錯化剤を表わし;yはTiC131分子当
りの錯化剤の分子数を表わし、この数は0.009より
小さくかつ非予備活性化触媒錯体中の同じ分子数を表わ
す数yより小さい。
本発明によれば、予備活性化触媒錯体をエチレン、プロ
ピレン、ブテン−1、メチルブテン−1、ヘキセン−1
,3−及び4−メチルペンテン−1及びビニルシクロヘ
キセンの如き、分子中に2〜18個、好ましくは2〜6
個の炭素原子を含む少くとも一種のα−オレフィンで処
理することもできる。
このようにして予備重合が行われる。この処理は新しい
量の有機金属活性化剤の存在下又は不存在下で行うこと
ができる。
またその処理は予備活性化処理と同時にあるいはそれに
引続いて行うことができる。
予備重合は、好ましくはプロパン、ブタン、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘ
キサン又はこれらの混合物の如き脂肪族又は脂環族炭化
水素から選んだ炭化水素溶剤もしくは炭化水素希釈剤中
の溶剤又は懸濁液中で任意既知の方法に従って行うこと
ができる。
また予備重合は液状に又は気相中に保持された単量体中
で行うこともできる。
予備重合温度は予備重合を懸濁液中で行う場合には一般
に−10〜+100°C1好ましくは20〜80°Cで
ある。
圧力は一般に大気圧〜50気圧、好ましくは1〜25気
圧であるが、この圧力は勿論使用される温度の関数であ
る。
予備活性化触媒錯体の使用量はそのT iCl 3含量
によって決定される。
一般にそれは予備重合媒質中のその濃度が希釈剤、液状
単量体又は反応器容量11当りT iCl a 0.0
1ミリモル以上、好ましくは0.1ミリモル以上となる
ように選択される。
有機金属化合物と予備活性化触媒錯体との量の比も臨界
的ではなく、一般にそれは触媒錯体中に存在する全有機
金属化合物/ T iCl aのモル比が0.5以上と
なるように選択される。
予備重合で使用される単量体の量は予備重合体の合計重
量対予備活性化触媒錯体の重量の比が1000以下にな
るような量である。
この量は予備重合体の所要の性質及び意図される使用法
に応じて変化し、予備重合体を懸濁重合で用いようとす
る場合には比較的細かい粒度の予備重合体を得ることが
望ましいので予備重合体対予備活性化触媒錯体の重量比
は好ましくは1.5〜5の値に限定されるであろう。
一方、予備重合体を気相重合流動床又は攪拌床で用いよ
うとする場合には該重量比は好ましくは100〜100
0の範囲で選定されよう。
予備重合時間は臨界的ではなく、予備重合される単量体
の量に依存するが、一般に2〜40分である。
かくして得られる予備重合体は更に処理することなく実
際の重合の触媒成分として使用できるしあるいはそれが
形成された媒質から傾潟又は濾過によって単離できる。
本発明の予備活性化触媒錯体は随意に予備重合後に原発
明で規定される条件と同一条件下でのα−オレフィンの
重合用に使用されて高結晶性重合体を生成せしめる。
この重合中に、これまた周期律表の第1a。
Ha、I[b及びnIb族の金属の有機化合物、好まし
くは式: %式%) (式中、R■、R■、p“及びdはそれぞれ前記のR#
′、 R”、 p及びmと同じ意義を有する)のオルガ
ノアルミニウム化合物(これらは触媒錯体の予備活性化
剤として使用される化合物と同一でも異なってもよいが
同じ性状のものである)から選んだ有機金属(’lj合
物を添加することができる。
最良の結果はジエチルアルミニウムクロライド及び/又
はアルキルアルコキシアルミニウムハライドを使用する
ことによって得られる。
その理由はこれらの化合物が触媒系の最大活性及び立体
特異性をもたらすからである。
かくして定義される触媒系は分子中に2〜18個、好ま
しくは2〜6個の炭素原子を含みかつ末端不飽和結合を
有するオレフィンの重合に適用できる。
特にそれらはプロピレンの重合に価値がある。
またそれらはかようなα−オレフィンの相互共重合及び
α−オレフィンと炭素数4〜18個のジオレフィンとの
共重合にも適用できる。
更に該触媒系はα−オレフィンを原料とするいわゆるブ
ロック共重合体の製造に適用することもできる。
かかるブロック共重合体は種々の鎖長をもつセグメント
の連続からなり、各セグメントはα−オレフィンの単独
重合体又は少くとも二種のα−オレフィンを含む統計的
共重合体からなる。
本発明の方法は特にプロピレンの単独重合体及びプロピ
レンを全体の少くとも50重量%、好ましくは75重量
係含む共重合体の製造に役立つ。
重合は、好ましくはブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン又はこれ
らの混合物の如き脂肪族又は肪環族炭化水素から選んだ
炭化水素溶剤もしくは炭化水素希釈剤中の溶液又は懸濁
液中で任意既知の方法で実施できる。
また重合は液状にあるいは気相中に保持された単量体中
で行うこともできる。
重合温度は一般に20〜200℃、好ましくは懸濁中で
の操業の場合には50〜80℃である。
圧力は一般に大気圧〜50気圧、好ましくは10〜25
気圧である。
勿論この圧力は使用される温度の関数である。
重合は連続的又は不連続的に実施できる。
いわゆるブロック共重合体も又既知の方法で製造できる
予備活性化されかつ予備重合にかけられた触媒錯体の使
用量はそのT iCl s含量によって決定される。
一般にそれは重合媒質中の濃度が希釈剤、液状単量体又
は反応器容量11当りT iC130,01ミリモル以
上、好ましくはO,2ミリモル以上となるように選定さ
れる。
本発明に従って製造される重合体の分子量は重合媒質に
水素、ジエチル亜鉛、アルコール、エーテル及びアルキ
ルハライドの如き一種又はそれ以上の分子量調整剤を添
加することによって調節できる。
本発明で使用される予備活性化触媒錯体の立体特異性は
きわめて高く、予備活性化前の触媒錯体とほぼ同等であ
る。
また予備活性化触媒錯体の活性は非予備活性化触媒錯体
と同様に高い。
更に、本発明における予備活性化触媒錯体は原発明の触
媒錯体よりも長い活性持続性を有する。
この理由から予備活性化触媒錯体はα−オレフィンの重
合に使用する長時間前に調整できかつ長期間より多量で
貯蔵できる。
本発明の触媒錯体がその性質の顕著なる変化なしに10
0日程度もしくはそれ以上貯蔵できるということは特筆
すべきである。
従って、触媒の製造装置の使用回数及び所要の作業員を
少なくすることができる。
本発明による予備活性化触媒錯体の活性及び立体特異性
はプロピレンの単独重合の場合に著しく高い。
その優れた立体特異性のために重合体を精製して無定形
部分を除去することは必要でなくなり、従って動力、原
料及び装置が著しく節約できる。
本発明で用いられる触媒錯体の高活性及び高立体特異性
はきわめて低含量の触媒残渣をもつ重合体の取得を可能
にする。
この含量はチタンについて100 ppm以下、一般に
わずか30ppm程度である。
従って、多くの用途に対して触媒残渣を除去するために
重合体を精製する必要をなくすことができる。
次に本発明を実施例に従って具体的に説明する。
実施例において使用される記号は次の意義を有しかつ下
記の単位で表わされるものである。
右:触媒錯体(予備活性化されているか否かを問わない
)中に存在する錯化剤とTiCl3とのモル比。
I Ti =触媒錯体(予備活性化されているか否かを問
わない)中に存在するアルミニウム化合物とT i C
l 3とのモル比。
S:触媒錯体のrt?/9で表わされる比表面積。
α:触媒錯体(予備活性化されているか否かを問わない
)中に含まれるTlCl31&につき単位時間当りに得
られる、重合希釈剤に不溶の重合体のy数を以って慣用
的に表わされる触媒の活性。
係可溶部分二重合希釈剤に可溶な重合体の、重合試験の
間に製造された重合体の全重量に対する重量百分率。
G:弧度60°、温度100℃におけるkg/cIlで
表わされる捩れ剛性率(ISO推奨暫定試験法469に
よる)。
MFI: 2.16kgの荷重下で230℃で測定され
たdg/分で表わされる溶融流動指数(ASTM規格D
1238による)。
ASG:、!?/di”で表わされるフラッフ(flu
ff)の見掛は密度。
Et :エチル基C2H6゜ 実施例 1 本例は予備活性化触媒錯体の製造における連続工程を説
明するものである。
本例から予備活性化触媒錯体の触媒性質は非予備活性化
触媒錯体に比して時間の経過に対し安定であることが認
められよう。
A 還元固体の製造 乾燥ヘキサン120mA’と純TiC1,30m1を窒
素雰囲気下で140ppmで回転する二枚羽根付攪拌機
を取付けた500−の反応器中に装入する。
このヘキサン−TiC14溶液を1±1℃に冷却し、こ
れにヘキサン90?lLlとAIEt2C134,2m
lからなる溶液を反応器中の温度を1±1℃に保持しつ
つ4.5時間かけて添加する。
AIEt2C1−ヘキサン溶液の添加後、微細粒子の懸
濁液からなる反応媒質を1±1°Cで15分間攪拌し、
ついで1時間かけて23℃に加熱し、しかる後約0.5
時間かけて65℃に加熱し、この温度で1時間攪拌する
ついで濾過により液相と固体とに分離し、いわゆる゛還
元固体”としての固体生成物を乾燥ヘキサン100mA
’で5回洗浄する。
固体は各洗浄中に再懸濁される。
B 還元固体の錯化剤による処理 得られた還元固体を希釈剤(ヘキサン)300d中に懸
濁し、これにジイソアミルエーテル(DIAE ) 4
8.51rLlを添加する。
コノ懸濁液ヲ35℃で1時間攪拌し、得られた”処理固
体”を液相から分離する。
C処理固体とTiCl4との反応 処理固体をヘキサン100rILlとTiC1,70d
中に懸濁する。
この懸濁液を65℃で2時間攪拌する。
ついで液相を除去し、得られた固体生成物、いわゆる”
触媒錯体”を25℃のヘキサン100m1で4回洗浄し
、最後に65℃のヘキサン100m1で1回洗浄する。
この触媒錯体をヘキサンから分離し、純粋な乾燥窒素で
乾燥する。
かくして乾燥触媒錯体42gを得る。
得られた触媒錯体の化学組成を第1表に示す。
D 触媒錯体によるプロピレンの重合(対照試験)乾燥
した精製ヘキサン11を窒素を用いて反復掃気したステ
ンレス鋼製の51のオートクレーブ中に装入する。
ついでAIEt2C1400■(ヘキサンll中201
の溶液として)及び固体触媒錯体92■(TtClg
78■)を連続的に装入する。
この場合モル比AIEt2C1/T iCl sは6.
5である。
オートクレーブを60℃に加熱し、徐々に脱ガス化する
ことにより大気圧に戻す。
ついでオートクレーブ内に0.15 kg/cyrtの
水素の絶対圧力を形成させ、ついでプロピレンを当該温
度での全圧が10.3kg/fflに達するまで導入す
る。
この圧力をプロピレンガスの導入によって重合中一定に
保つ。
3時間後、プロピレンガスを排出しかつイソプロピルア
ルコール20m1をオートクレーブ中に導入することに
よって重合を停止させる。
オートクレーブの中味をブフナーF斗上に注ぎ、ヘキサ
ン0.51で3回洗浄し、減圧下に50℃で乾燥した。
ヘキサンに不溶であるポリプロピレン351gを採取す
る。
重合に用いたヘキサン及び洗浄用ヘキサン中に可溶性重
合体2.5gが認められた。
この触媒錯体を用いて得られる触媒性質並びに重合で用
いたヘキサン及び洗浄用ヘキサン中に不溶な重合体の特
性を、触媒錯体の製造後それぞれ1日及び100日後に
行った重合試験について下記第2表に示す。
上記の結果から認められるように、触媒錯体の活性は時
間の経過につれて著しく低下する。
E 触媒錯体の”予備活性化触媒錯体”への転化前記の
Cに従って得られた触媒錯体7gをその単離後1時間後
にヘキサ750威中に懸濁する。
これに純AIEt2ell OmA’を添加し、この懸
濁液を25℃で1時間攪拌する。
得られた予備活性化触媒錯体を液相から分離し、25℃
のヘキサン30m1で3回洗浄し、純乾燥窒素で乾燥し
て予備活性化触媒錯体的6.5gを採取する3得られた
予備活性化触媒錯体の化学組成は第1表に示される通り
である。
F 予備活性化触媒錯体によるプロピレンの重合重合方
式は前記りに記載の通りである。
予備活性化触媒錯体の触媒性質及びそれを用いて製造さ
れたプロピレン重合体の特性を、予備活性化触媒錯体を
その製造後それぞれ1日及び118日後に使用した場合
について下記第3表に示す。
G 予備活性化触媒錯体の特性 予備活性化触媒錯体の比表面積(英国標準規格B543
59/1による)、多孔度及び構造を液体窒素の温度に
おけるN2吸着法及びHg侵入法によって測定した。
Hg侵入法においては、孔径(以下半径についていう)
の関数として孔容積の分布を決定することを所望する試
料を含む試験管を使用する。
この試験管に水銀を収容し、1〜1000kg/d(絶
対)まで変化する圧力を装置全体にかける。
この圧力の作用により水銀は試料の孔内に侵入し、それ
に相応する容積変化を測定する。
この方法は孔容積の分布を75000Å以下、75Å以
上の孔径の関数として決定せしめ得る。
75λ以下の半径の孔に対する窒素吸着法と75〜75
000人の半径の孔に対する水銀侵入法との併用により
75000Å以下の孔径の関数として孔容積の分布を決
定することができる。
積分により全孔容積を計算することは容易である。
これらの特性を下記に示す: 比表面積(ぜ/9) 166孔容積
N2による測定(孔径500Å以下) 0.20(ハ)
V9)Hgによる測定(孔径75λ以上)0.52N2
+Hgによる測定(孔径7.5μ 以下) 0.59窒素吸着法
と水銀侵入法との併用は予備活性化触媒錯体について曲
m1)(添附図面参照)を与える。
この図で縦軸は007gで表わした累加孔容積を示し、
横軸は人で表わした孔径を対数で示したものである。
この図では二つの主領域、即ち、半径が15000λ以
下でありかつ球形粒子の“内部”孔容積に帰属される孔
に相当する領域と、半径が15000λ以上でありかつ
球形粒子間の“外部”孔容積に帰属される孔に相当する
領域とを観察することができる。
孔径が一15000Å以下の領域では、孔径が200Å
以下の球形粒子を構成する微細粒子の”内部”孔容積に
相当する領域と、孔径が200Å以上の球形粒子を構成
する微細粒子間の”外部”孔容積に相当する領域とに区
別される。
液体窒素の温度において吸着及び脱着等温線を測定し、
この等温線の考察により次のことが可能となるニ ーLIPPENS及びDE BOER法(J、Co11
o−id and Interface Sci、21
、 p、405 。
(1966) 、J、Catalysis 、 3 、
p、32 。
38及び44 、 (1964) 、5tructur
eand Texture of Alnm1nas、
Thesis。
Delft、 1961 )によって″を一回”の線を
確立することニ ー″’de BOER”の方法(The 5truct
ureand Properties of Poro
us Materia−1s−Everett and
5tone 、 1958 )及びde BRUNA
UHR,L、DEMING、W、DEMI −NG a
nd 置LERの方法(J 、Am、Chem。
Soc、62.p、1723(1940))によって等
温線及びヒステリシスループを分類することニ ーBROEKHOFF and de BOERの方法
(J、Catalysis 、旦、p、8及び15 (
1967及び同10 、 p、153及び368(19
68))によって孔の寸法に応じて比表面積及び孔容積
の分布を計算すること。
前記の諸方法によって得られた知識を結び付けることに
よって次のことを論述することができるニ 一固体触媒錯体は窒素の毛管凝縮現象を示しかつJ、A
m、Chem、 Soc 、 62 、 p、1723
(1940)に従う型■の窒素の吸着等温線及びe″T
he 5tructure and Properti
es ofPorous Materials″Eve
rett−8tone、p。
68−94(1958)に従う型Eのヒステリシスルー
プによって特徴付けられる。
従って、本発明の触媒錯体は球形粒子の凝集体(スポゴ
スフイアー)によって形成される孔を保有すること。
スポゴスフイアー中の微細粒子の存在及びそれら微細粒
子の構造は材料を透明にするために断片化した触媒錯体
の試料に関する電子顕微鏡による観察によって確認した
100,000倍に拡大することによって網目の寸法が
50〜100人程度である一種の網目構造を形成してい
る細胞状構造がきわめて明瞭に観察される。
更に、光学顕微鏡(倍率200’)により還元固体、処
理固体及び触媒錯体の粒子は球形であることを認めた。
これら球形粒子の寸法は5〜20ミクロンである。
予備活性化触媒錯体の見かけの比重は0.9kg/dぜ
である。
非活性化状態及び予備活性化状態の触媒錯体のX線回折
スペクトルを第4表に示す。
触媒成分の構造を示すために用いたX線回折スペクトル
はモノクロメータ−を備えた集束ゴニオメータ−により
記録した。
本発明で使用される予備活性化触媒錯体及び非活性化触
媒錯体は一般に採用されている分類(Journal
of Polymer Sci、、 51 、1961
p、399〜410参照)によるδ結晶形に属する紫色
のT iCl 3に基づくものである。
第4表の結果から予備活性化はX線回折スペクトルを変
化させないことが認められる。
実施例2〜10は予備活性化触媒錯体の製造パラメータ
ーの変動について説明するものである。
すべての結果は実施例1に記載の方法により製造された
触媒錯体について得られたものである。
実施例2〜7ではすべての場合に触媒錯体をAIEt2
C1により予備活性化触媒錯体に転化した。
これらの実施例から、A I E t 2 Cl /T
t CIsモル比。
温度及び時間の如き予備活性化触媒錯体の製造パラメー
ターの変動範囲が示される。
これら実施例における予備活性化触媒錯体の物理化学的
特性は第5表に示される。
実施例2及び3 これらは予備活性化中のAI E t2C1/TiCl
3モル比の変動に関するものである。
実施例 2 実施例1の触媒錯体4.9gをその製造後1時間内にヘ
キサン50m1中に懸濁し、これに純AIEt2C12
rnlを添加する。
この懸濁液を65℃で1時間加熱する。
ついで液相から固体を分離しヘキサン50rILlで3
回洗浄し、乾燥する。
実施例 3 実施例1の触媒錯体6gをその製造後1時間内にヘキサ
ン500m1中に懸濁し、これに純AIEt、2CI3
3mlを添加する。
この懸濁液を25℃に1時間保持する。
ついで実施例2と同様に固体を単離する。
実施例2及び3の予備活性化触媒錯体の触媒性質を、そ
れらの製造後60日後に温度を70℃にした以外は実施
例1と同じ重合条件下で評価して第6表に示す。
実施例4及び5 これらは予備活性化触媒錯体の形成に使用される触媒錯
体とAIEt2C1との反応温度の変動に関するもので
ある。
予備活性化触媒錯体を、反応温度を実施例4では一10
℃に、実施例5では+100℃にした以外は実施例1の
Eと同様に製造した。
また実施例5では反応媒質としてヘキサンの代りにイソ
ドデカンを使用した。
製造後60日後に実施例1と同じ重合条件下で評価した
予備活性化触媒錯体の性質を第6表に示す。
実施例6及び7 これらは予備活性化触媒錯体の形成に使用されるAI
E t2C1と触媒錯体との反応時間の変動に関する。
実施例 6 予備活性化触媒錯体を反応時間を5分にした以外は実施
例1のEと同様に製造した。
製造後67日後に実施例1と同じ重合条件下で試験した
予備活性化触媒錯体の触媒性質を第6表に示す。
実施例 7 実施例1の触媒錯体15.3 gをその製造後1時間内
にヘキサン5007d中に懸濁し、これに純AI Et
2C120mlを添加する。
この懸濁液を6000で80分間加熱する。
ついて実施例2と同様に固体を単離する。
温度を70℃にした以外は実施例1と同じ重合条件下で
評価した触媒性質を第6表に示す。
実施例 8 実施例1の触媒錯体5.2gをその製造後1時間内にヘ
キサン50rrLl中に懸濁し、これにアルミニウムセ
スキクロライド2罰を添加し、この懸濁液を25℃で3
0分間攪拌する。
ついで固体を分離し、洗浄し、純乾燥窒素で乾燥する。
得られた固体予備活性化触媒錯体は次の化学組成によっ
て特徴付けられる: C/Ti : 0.0068 Al / Ti : 0.153 その比表面積は186m/9である。
これを固体触媒成分として実施例1と同じ重合条件下で
使用した場合に第6表に示される結果が得られた。
実施例9及び10 これらの実施例は実施例1に記載の条件下で予備活性化
触媒錯体を製造する際に予備活性化剤としてAIEtC
12及びAIEt3をそれぞれ使用した例を示す。
実施例1のEにおいてAIEt2C1の代りにそれぞれ
AIEtC12及びAIEt3を使用して得られた予備
活性化触媒錯体の特性を第7表に示す。
添付図面の曲線I[)及び(I[Dはそれぞれ実施例9
及び10の予備活性化触媒錯体に関するものでありこれ
らの曲線から予備活性化剤として使用されるアルキルア
ルミニウムの種類にかかわらずスポゴスフイアー的形態
が得られることが認められる。
実施例 11〜15 これらの実施例は実施例1の触媒錯体を、当初の触媒錯
体とは形態上具なるがその触媒活性の時間に対する優れ
た安定性によって特徴付けられる固体触媒成分へ転化す
ることに関する。
実施例11〜13は触媒錯体をAIEt、CIの存在下
で処理するためのα−オレフィンとしてC3H6を使用
するものである。
実施例 11 実施例1の触媒錯体10.8gをヘキサン200rul
とAIEt2C115mlからなる溶液中にすばやく懸
濁する。
この懸濁液中に攪拌下25℃の温度でプロピレンガスを
部分圧が250g/cWLになるまで導入し、この圧力
を10分間一定に保つ。
ついで得られた固体を単離し、ヘキサン200rILl
で3回洗浄し、純乾燥窒素で乾燥する。
かくして固体1ゆ当りTiC1s 478 gを含む固
体18.59を採取する。
この固体は次の特性を有するニー Al/Ti : 0.168 C/Ti : 0.0043 S:1 前述の如く製造した固体203■を用いて実施例1の重
合条件下で試験した触媒の性質を第8表に示す。
実施例12及び13 実施例1の触媒錯体を、プロピレンとの接触時間を実施
例12では0.5分に、実施例13では30分にした以
外は実施例11と同様に処理する。
実施例12では固体11.7gが得られ、実施例13で
は固体32.4gが得られた。
これら固体の化学組成及び製造後93日後の実施例1と
同じ条件下の重合における特性を第9表に示す。
実施例14及び15 これらの実施例はAIEt2C1の存在下における触媒
錯体との反応用にプロピレンの代りにそれぞれブテン及
びヘキセンを使用する例を示す。
実施例 14 実施例1の触媒錯体を実施例11と同じ条件下でブテン
と接触せしめる。
得られた固体のTiCl3含量は当初の触媒錯体のそれ
ときわめて近似している。
その触媒性質を第10表に示す。
実施例 15 実施例1の触媒錯体14.3gを製造後2時間後にヘキ
サン200耐とAIEt2C110mlからなる溶液中
に懸濁し、この懸濁液に攪拌しつつn−ヘキセン2ml
を添加する。
10分抜液相をサイホンにより分離し、得られた固体を
ヘキサン100m1で3回洗浄する。
ヘキサン中に懸濁した固体を重合試験に使用して得られ
た触媒性質を下記に示す: − 実施例 16 本例は実施例1の触媒錯体からの予備重合体の製造及び
この予備重合体を適当な時間経過後にプロピレンの気相
重合用触媒として使用することに関するものである。
a 予備重合体の製造 ヘキサン中のAIEt2C1の溶液(濃度ITLl当り
AIEt2C1200〜)2ml(即ちAIEt2C1
400TuiI)及び実施例1の触媒錯体(製造後3時
間後のもの)118Tvを、予め乾燥して純乾燥窒素雰
囲気下に保持した11のオートクレーブ中にプロピレン
ガス流下に装入する。
このオートクレーブを密封し、0.7ky/i(絶対圧
)の水素及び純粋な液状プロピレン500rnlを導入
する。
攪拌を300回転/分で開始し、温度を60℃にとげる
24分抜液消費プロピレンを放出し、オートクレーブを
冷却する。
かくして、予備重合体/当初の触媒錯体の重量比が84
8である予備重合体100gを不活性雰囲気下で採取す
る。
) 予備重合体のその製造後1日後におけるプロピレン
の重合触媒としての使用 前記aで製造した予備重合体50gを、オートクレーブ
の底面の輪郭に適合した二枚羽根をもつ攪拌機を備えか
つ窒素雰囲気下に保った51の乾燥オートクレーブ中に
プロピレンガス流下で装入する。
このオートクレーブを密封し、水素を0.8 kg/c
riL (絶対圧)の圧力で導入する。
ついでオートクレーブの温度を70℃に上ケ、攪拌を開
始し、同時にプロピレンガスを26kg/iで4時間導
入する。
ついでオートクレーブからガスを放出させ、温度を低下
させる。
かくしてポリプロピレン609gが得られる。
予備重合体の触媒活性及び得られたポリプロピレン(更
に精製又は洗浄処理を行うことなく)の特性を第11表
に示す。
C予備重合体のその製造後20日後におけるプロピレン
の重合触媒としての使用 重合を前記すと同様に行う。
予備重合体の性質及び得られたポリプロピレンの特性を
第11表に示す。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明で使用される予備活性化触媒錯体の孔径(
横軸人)と孔容積(縦軸ctfl1g’)との関係を示
すグラフを表わす。 グラフ中、曲線(I) 、 (II)及び(III)は
予備活性化剤としてそれぞれAIEt2C1゜AIEt
C1□及びAIEt3を用いて製造された予備活性化触
媒錯体に関するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微孔質構造をもつ微粒子からなりかつ0.15cy
    fl/gより大きい全多孔度及び75rr?/9より大
    きい比表面積を有する球形粒子の形をなすTtC13を
    基礎とする固体触媒錯体と、周期律表の第1aIIa
    、 I[b及びIub族の金属の有機化合物から選んだ
    活性化剤とからなる触媒系の存在下でα−オレフィンの
    重合を行う方法において、該触媒錯体は次の工程即ち、 (a) TiC1,を一般式: A I RnX、
    −n (式中、Rは1〜18個の炭素原子を有する炭化
    水素基であり、Xはハロゲン原子であり、nはOくnく
    3の任意の数である)の還元剤により還元し;(b)
    得られた還元固体を錯化剤で処理し;(c) 処理
    された固体をTiCl4と反応させ;(a) 形成さ
    れた触媒錯体を単離し、随意に痕跡量のTiCl4を洗
    浄により除去する; 工程によって得られ、しかも該触媒錯体がその製造後1
    0時間以内に、次式: %式%) (式中、ビ及びR″は炭素数1〜18個の炭化水素基で
    あり、Xはハロゲンであり、pはO<pく3の任意の数
    であり、mはOくmく1かっOくp+mく3を満たす任
    意の数である)の化合物から選んだ予備活性化剤との接
    触によって予備活性化されたものであることを特徴とす
    るα−オレフィンの立体特異性重合方法。
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