JPH1130742A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH1130742A
JPH1130742A JP9188173A JP18817397A JPH1130742A JP H1130742 A JPH1130742 A JP H1130742A JP 9188173 A JP9188173 A JP 9188173A JP 18817397 A JP18817397 A JP 18817397A JP H1130742 A JPH1130742 A JP H1130742A
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JP
Japan
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lens
amount
camera system
backlash
focal length
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JP9188173A
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English (en)
Inventor
Toshimi Watanabe
利巳 渡邉
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックラッシュ量のデータを保持する必要を
なくす。 【解決手段】 交換可能な撮影レンズと自動焦点調節機
構を備えるカメラシステムにおいて、前記撮影レンズの
焦点距離fmmに関する情報を保持する焦点距離情報保持
手段14と、前記焦点距離情報保持手段が保持する前記
焦点距離情報に基づいて、前記撮影レンズの前記焦点合
わせ機構のバックラッシュ量Brを求める、バックラッ
シュ量予測手段200を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影レンズが交換
可能なカメラシステムの、自動焦点合わせに利用される
技術に属し、特に撮影レンズのバックラッシュ量の予測
に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラなどの撮影装置においては、撮影
レンズの焦点を合わせるために、例えば、レンズの位置
を前後方向に移動するヘリコイド機構が備わっている。
この種の焦点合わせ機構においては、機械的な係合部を
有しているので、遊び、即ちバックラッシュがある。
【0003】例えば、焦点合わせ機構の操作リングを、
時計回りに連続的に回転すると、撮影レンズは連続的に
前進(又は後退)するが、前記操作リングの回転を止め
てその回転方向を逆転するとき、前記操作リングを反時
計回りに回転しても、バックラッシュに相当する量だけ
前記操作リングが動くまでは、前記撮影レンズは動かな
い。
【0004】このような撮影レンズのバックラッシュ
は、自動焦点合わせを実施する場合に、逆転制御をする
時、駆動量とレンズの実際の移動量との差異となって現
れる。この制御誤差をなくするためには、撮影レンズの
バックラッシュ量を正確に把握する必要がある。
【0005】特開昭60−52812号公報及び特開昭
61−17111号公報においては、撮影レンズの内部
に、それのバックラッシュ量を記憶させておき、このバ
ックラッシュ量に基づいて、駆動方向反転時に、駆動量
の補正を実施することを開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】撮影レンズ上にバック
ラッシュ量のデータを保持する必要がなければ、データ
数が少ない分、コストの面でも有利になる。
【0007】また、設計上、同じ構造の撮影レンズであ
っても、各々の撮影レンズのバックラッシュ量は、個体
差によりばらつく。つまり、バックラッシュ量として、
設計上の標準値を採用する場合には、保持するバックラ
ッシュ量の精度は低い。精度の低いデータを保持するた
めに、メモリ容量を割くことは、合理的でない。反面、
データの精度を高めるために、各々の撮影レンズのバッ
クラッシュ量を、製造時に実測して書き込み可能なメモ
リに保持する場合には、データ書き込みのために回路構
成が複雑化するし、作業工程も増える。
【0008】また、ズームレンズの場合には、ズーム調
節によって焦点距離が変化すると、バックラッシュ量も
変わるので、メモリに保持するバックラッシュ量と、実
際のバックラッシュ量との誤差が大きい。本発明は、撮
影レンズのバックラッシュ量の把握のために、ビット数
の大きなメモリを、撮影レンズ上に設ける必要性をなく
することを第1の目的とし、ズームレンズの場合に、比
較的正確にバックラッシュ量を把握することを第2の目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1は、焦点合わせ
機構を含む交換可能な撮影レンズと、該撮影レンズを介
して入射する光学像を撮影する撮影手段と、前記焦点合
わせ機構を駆動して、前記撮影手段に入射する光学像の
焦点を合わせる自動焦点調節機構を備えるカメラシステ
ムにおいて、前記撮影レンズの焦点距離に関する情報を
保持する焦点距離情報保持手段と、前記焦点距離情報保
持手段が保持する前記焦点距離情報に基づいて、前記撮
影レンズの前記焦点合わせ機構のバックラッシュ量を求
める、バックラッシュ量予測手段を設けたことを特徴と
する。
【0010】請求項2は、請求項1記載のカメラシステ
ムにおいて、前記撮影レンズの種類を自動的に識別する
識別手段を設け、該識別手段の識別結果に応じた係数を
用いてバックラッシュ量を求めるように、前記バックラ
ッシュ量予測手段を構成したことを特徴とする。請求項
3は、請求項2記載のカメラシステムにおいて、前記撮
影レンズの種類は、接写用レンズ、ズームレンズ及び単
焦点レンズに分類されることを特徴とする。
【0011】請求項4は、請求項1記載のカメラシステ
ムにおいて、前記自動焦点調節機構に対する焦点合わせ
動作の開始指示に応答して、バックラッシュ量の予測を
実行するように、前記バックラッシュ量予測手段を構成
したことを特徴とする。請求項5は、請求項1記載のカ
メラシステムにおいて、前記自動焦点調節機構に対する
焦点合わせ動作の開始指示に応答して、1回だけ、バッ
クラッシュ量の予測を実行するように、前記バックラッ
シュ量予測手段を構成したことを特徴とする。
【0012】請求項6は、請求項1記載のカメラシステ
ムにおいて、電源の投入に応答して、バックラッシュ量
の予測を実行するように、前記バックラッシュ量予測手
段を構成したことを特徴とする。請求項7は、請求項1
記載のカメラシステムにおいて、前記撮影レンズの交換
を検出するレンズ交換検出手段を備え、前記撮影レンズ
の交換を検出したときに、バックラッシュ量の予測を実
行するように、前記バックラッシュ量予測手段を構成し
たことを特徴とする。
【0013】請求項8は、請求項1記載のカメラシステ
ムにおいて、前記撮影レンズの実際の焦点距離を検出す
る、焦点距離検出手段を設け、前記焦点距離情報保持手
段が保持する焦点距離情報を、必要に応じて更新するこ
とを特徴とする。
【0014】(作用) (請求項1)焦点距離情報保持手段が、撮影レンズの焦
点距離に関する情報を保持する。バックラッシュ量予測
手段は、前記焦点距離情報保持手段が保持する前記焦点
距離情報に基づいて、前記撮影レンズの前記焦点合わせ
機構のバックラッシュ量を求める。
【0015】一般に、撮影レンズのバックラッシュ量
は、レンズ繰り出し量−デフォーカス量変換係数にほぼ
比例する。また、レンズ繰り出し量−デフォーカス量変
換係数は、焦点距離に比例する。従って、撮影レンズの
バックラッシュ量を、前記撮影レンズの焦点距離情報に
基づいて求めることができる。つまり、AFやAE等の
他の制御で必要としているデータを、バックラッシュ量
を求めるのに兼用するため、バックラッシュ量を保持す
る場合と比べて、必要とするメモリ容量が小さくなる。
【0016】バックラッシュ量を撮影レンズの焦点距離
から計算できる理由について、以下に詳細に説明する。
図11に示す撮影距離D,レンズの焦点距離fmm及びレ
ンズの繰り出し量Xの関係は、ニュートンの式から、次
の第1式で表される。 X・D=fmm2 ・・・・(1) ここで、撮影レンズの最短撮影距離をDnとすると、撮
影距離範囲の無限端から至近端までに相当するレンズの
全繰り出し量(ストローク)Xaは、次の第2式で表さ
れる。
【0017】 Xa=fmm2/Dn ・・・・(2) また、最短撮影において、被写体の大きさと前記被写体
によってフィルム面に投影される像の大きさとの実寸倍
率をmとすると、前記第2式から次の第3式が得られ
る。 Xa=m・fmm ・・・・(3) 一般に、撮影レンズにおいては、ヘリコイド機構を介し
てレンズと連結された距離環が備わっている。この距離
環を回転すると、前記ヘリコイド機構を介して、レンズ
がその光軸方向に移動する。前記距離環の回転角をLと
し、定数をkとすると、レンズの繰り出し量Xは、次の
第4式で表される。
【0018】 X=k・L ・・・・(4) 撮影距離範囲の無限端から至近端までに相当する範囲
で、レンズを移動するために必要な、前記距離環の回転
角をLaとすると、前記第3式及び第4式から、次の第
5式が得られる。 La=m・fmm/k ・・・・(5) 撮影距離範囲の無限端から至近端までに相当する範囲
で、レンズを移動するために必要な、前記距離環の回転
角Laは、通常、レンズの種類とは無関係に、ほぼ一定
である。従って、前記距離環の回転角に関する、撮影レ
ンズのバックラッシュ量は、焦点距離調節機構の構造に
よって定まり、焦点距離調節機構の構造が似ている撮影
レンズでは、前記バックラッシュ量もほぼ同一になる。
【0019】前記距離環の回転角に関する、撮影レンズ
のバックラッシュ量Blは、係数をCとすると、次の第
6式で表される。 Bl=C・La ・・・・(6) また、前記第4式,第5式及び第6式から、レンズ繰り
出し量次元における撮影レンズのバックラッシュ量Br
は、次の第7式で表される。
【0020】 Br=k・C・La=C・m・fmm ・・・(7) 特殊なレンズの場合を除けば、第7式における係数C及
び最短撮影倍率mは一定である。つまり、第7式のバッ
クラッシュ量Brは、焦点距離fmmに比例する。係数を
A0,B0とすると、バックラッシュ量Brは、次の第
8式に示す一般式で表される。
【0021】 Br=A0・fmm+B0 ・・・・(8) バックラッシュ量Brと焦点距離fmmとの関係の一例
を、図9に示す。 (請求項2)前記第8式における係数A0及びB0は、
撮影レンズの焦点距離調節機構の構造が変わると変化す
る。例えば、接写用レンズ、ズームレンズ及び単焦点レ
ンズでは、構造が異なるので、バックラッシュ量Brの
算出に用いる係数A0及びB0を変える必要がある。
【0022】請求項2では、識別手段が前記撮影レンズ
の種類を自動的に識別し、バックラッシュ量予測手段
は、前記識別手段の識別結果に応じた係数を用いてバッ
クラッシュ量を求める。従って、使用する撮影レンズの
種類が変わっても、比較的正確に、バックラッシュ量B
rを求めることができる。 (請求項3)レンズの種類が、接写用レンズ、ズームレ
ンズ及び単焦点レンズに分類されるので、何れのレンズ
を使用する場合でも、比較的正確に、バックラッシュ量
Brを求めることができる。
【0023】また、レンズの種類の識別に必要なデータ
のビット数が非常に少ないので、識別手段の構造が複雑
にならず、実用的である。 (請求項4)バックラッシュ量の予測が、前記自動焦点
調節機構に対する、焦点合わせ動作の開始指示に応答し
て実行される。従って、焦点距離情報が変化する場合で
あっても、撮影の直前に、最新の焦点距離情報に基づい
て、正確なバックラッシュ量が求められる。
【0024】(請求項5)バックラッシュ量の予測が、
前記自動焦点調節機構に対する、焦点合わせ動作の開始
指示に応答して、1回だけ実行される。撮影レンズの交
換によって焦点距離が変化するが、通常は、撮影レンズ
の交換が完了した後で焦点合わせ動作が開始されるの
で、焦点合わせ動作が開始された後で、焦点距離が変化
する可能性は小さい。
【0025】バックラッシュ量の予測処理を、繰り返し
処理のループから外すことができるので、繰り返し実行
される自動焦点合わせなどの制御を、より短時間で実行
でき、処理性能が向上する。 (請求項6)バックラッシュ量の予測が、電源の投入に
応答して、実行される。撮影レンズの交換によって焦点
距離が変化するが、通常は、電源が遮断された状態で、
撮影レンズの交換が実施されるので、電源投入後に、焦
点距離が変化する可能性は小さい。
【0026】バックラッシュ量の予測処理を、繰り返し
処理のループから外すことができるので、繰り返し実行
される自動焦点合わせなどの制御を、より短時間で実行
でき、処理性能が向上する。 (請求項7)レンズ交換検出手段によって、前記撮影レ
ンズの交換が検出される。そして、バックラッシュ量の
予測は、前記撮影レンズの交換が完了した後で実行され
る。
【0027】バックラッシュ量の予測処理を何回も繰り
返す必要がなく、この処理を、繰り返し処理のループか
ら外すことができるので、繰り返し実行される自動焦点
合わせなどの制御を、より短時間で実行でき、処理性能
が向上する。 (請求項8)ズームレンズの場合、ズーム調節によって
レンズの焦点距離が変化するので、前記第7式から明ら
かなように、バックラッシュ量も変化する。
【0028】請求項8では、焦点距離検出手段が前記撮
影レンズの実際の焦点距離を検出し、前記焦点距離情報
保持手段が保持する焦点距離情報を、必要に応じて更新
する。従って、ズーム調節が実施される場合でも、比較
的正確にバックラッシュ量を予測しうる。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)この形態のカメラシステム30の
構成及び動作の内容を、図1,図2,図3及び図10に
示す。この形態は、請求項1,請求項2,請求項3及び
請求項4に対応する。
【0030】図1はカメラシステム30の自動焦点調節
に関する制御系の構成を示し、図2は図1のマイクロコ
ンピュータ8の動作のメインルーチンを示し、図3は図
2中のステップ108のサブルーチンの詳細を示し、図
10は図1のマイクロコンピュータ8の内部メモリ上に
割り当てられたテーブルの構成を示す。この形態では、
請求項1の焦点距離情報保持手段は、図1における読み
出し専用メモリ14として具体化され、請求項1のバッ
クラッシュ量予測手段及び請求項2の識別手段は、図1
におけるマイクロコンピュータ8として具体化されてい
る。
【0031】まず、図1を参照して、カメラシステム3
0の構成を説明する。なお、自動焦点調節以外の機構及
び制御系については、図示を省略されているので注意さ
れたい。このカメラシステム30は、カメラ本体31
と、レンズユニット32とで構成されている。また、レ
ンズユニット32は、カメラ本体31に対して脱着自在
に構成されている。つまり、焦点距離や種類の異なる様
々なレンズを、レンズユニット32として、カメラ本体
31に装着できる。
【0032】レンズユニット32の種類は、接写用レン
ズ、ズームレンズ及び単焦点レンズに分類される。図1
に示すレンズユニット32は、単焦点レンズである。レ
ンズユニット32には、被写体2からの光をカメラ本体
31に導く、撮影レンズ1が備わっている。この撮影レ
ンズ1は、その周囲が支持部材16に固定され、支持さ
れている。
【0033】支持部材16は、撮影レンズ1の光軸方向
(P方向)に移動可能な状態で、レンズユニット32に
支持されている。支持部材16の外周面には、ラック1
6aが形成されている。このラック16aと係合する位
置に、ピニオン13が配置されている。ピニオン13が
回転すると、撮影レンズ1が矢印P方向に移動する。ピ
ニオン13の回転軸は、連結機構11に接続されてい
る。連結機構11は、2つの部分に分離可能であるが、
カメラ本体31にレンズユニット32が装着された状態
では、連結機構11の2つの部分は一体化し、カメラ本
体31からの駆動力を、ピニオン13に伝達する。
【0034】レンズユニット32の電気回路には、読み
出し専用メモリ(ROM)14とマイクロコンピュータ
15が備わっている。読み出し専用メモリ14には、レ
ンズユニット32の種類が、接写用レンズ、ズームレン
ズ及び単焦点レンズの何れであるかを示す種別情報i
と、レンズユニット32の焦点距離情報fmm,デフォー
カス量−レンズ移動量変換係数KL及び開放F値が、予
め記憶されて保持されている。
【0035】なお、レンズユニット32の焦点距離情報
fmmは、レンズの設計時に決定される標準値である。マ
イクロコンピュータ15は、カメラ本体31との間の通
信の機能を有しており、必要に応じて、読み出し専用メ
モリ14上の情報を読み出して、カメラ本体31に送信
する。シリアルデータの形でデータ通信を実施するた
め、多数の信号線を用いることなく、カメラ本体31に
データを送信できる。
【0036】カメラ本体31においては、撮影レンズ1
からの光の一部を、メインミラー3及びサブミラー4
が、焦点状態検出モジュール5に導く。焦点状態検出モ
ジュール5は、公知の焦点状態検出技術を利用したもの
であり、再結像光学系と1次元の撮像ユニットを内蔵し
ている。カメラ本体31に設けられたマイクロコンピュ
ータ8は、制御回路6を介して、焦点状態検出モジュー
ル5を制御し、焦点状態検出モジュール5から入力され
る信号に基づいて、各時点の焦点調節状態を示す情報を
生成する。
【0037】マイクロコンピュータ8は、自動焦点調節
を開始すると、前記焦点調節状態を示す情報に基づい
て、レンズユニット32の撮影レンズ1の位置を調節す
る。即ち、焦点が合っていない場合には、制御回路7を
介して電気モータ9を駆動し、連結機構11を介して電
気モータ9に結合されたピニオン13を回転する。電気
モータ9の回転量及び撮影レンズ1の位置は、電気モー
タ9の駆動軸に設置されたエンコーダ10からの信号に
基づいて、マイクロコンピュータ8で把握される。
【0038】マイクロコンピュータ8は、レンズユニッ
ト32のマイクロコンピュータ15との間で、データ通
信を実施できる。また、マイクロコンピュータ8の入力
端子には、スイッチユニット12が接続されている。ス
イッチユニット12は、図示しないシャッターボタンの
半押し状態(中間ストローク)でオンする半押しスイッ
チ12aと、前記シャッターボタンの全押し状態でオン
する全押しスイッチ12bと、主電源のオン/オフを制
御する電源スイッチ12cで構成される。半押しスイッ
チ12aは、自動焦点調節の開始を指示するのに利用さ
れる。
【0039】マイクロコンピュータ8の内部の読み出し
専用メモリ(ROM)上には、図10に示す係数テーブ
ルのデータが、定数として予め記憶されている。これら
のデータは、設計上決定される標準値である。
【0040】係数テーブルは、レンズの種別0に対応付
けられた係数Ka[0],Kb[0]と、レンズの種別1に
対応付けられた係数Ka[1],Kb[1]と、レンズの種
別2に対応付けられた係数Ka[2],Kb[2]を備えて
いる。レンズの種別0,1及び2は、それぞれ、単焦点
レンズ,ズームレンズ及び接写用レンズに対応付けられ
ている。
【0041】カメラ本体31上のマイクロコンピュータ
8の動作の概略を、図2に示す。図2を参照して、各処
理ステップの内容を説明する。ここでは、特に指摘する
場合を除き、処理を実行するのはマイクロコンピュータ
8である。使用者の電源スイッチ12cの操作によっ
て、主電源が投入されると、マイクロコンピュータ8
は、ステップ101を実行する。
【0042】ステップ101では、マイクロコンピュー
タ8内部の、読み書きメモリ(RAM)上に割り当て
た、各種変数やフラグの内容を初期化する。ここで、例
えば、過去に検出されたデフォーカス量,焦点状態検出
モジュール5の電荷蓄積中心時刻,合焦フラグなどが初
期化される。ステップ102では、半押しスイッチ12
aの状態を識別する。カメラのシャッターボタンが半押
しのストローク以上押された状態なら、ステップ102
から103に進み、そうでなければ、ステップ102か
ら101に戻る。
【0043】ステップ103では、焦点状態検出モジュ
ール5の撮像ユニットに対して、電荷蓄積制御を実施す
る。すなわち、露光時間を制御するために、電荷蓄積の
開始と終了を制御する。この開始から終了までの間の露
光量に対応する電気信号が、撮像ユニットの画素毎に得
られる。また、レンズユニット32のマイクロコンピュ
ータ15との間で、データ通信を開始し、電荷蓄積の開
始から終了までの中間の時刻t[0]において、レンズユ
ニット32の種別情報i,焦点距離情報fmm,デフォー
カス量−レンズ移動量変換係数KL及び開放F値を、レ
ンズユニット32から取得する。
【0044】ステップ104では、焦点状態検出モジュ
ール5の撮像ユニットが出力する、アナログ信号の各画
素レベルを、A/D変換し、1次元画像のディジタル信
号を得る。得られたディジタル信号は、内部メモリに記
憶する。ステップ105では、ステップ104で得られ
た1次元画像のディジタル信号に基づいて、焦点ずれ量
DF[0]を計算する。この処理については、公知の技術
を採用しているので、説明は省略する。
【0045】ステップ106では、時刻t[0]でレンズ
ユニット32から取得した、デフォーカス量−レンズ移
動量変換係数KLと、ステップ105の計算で得られた
焦点ずれ量DF[0]に基づいて、移動目標レンズ位置P
[0]を計算する。電荷蓄積中心時刻t[0]における撮影
レンズ1の位置をLP[0]とすると、計算式は、次の第
9式で表される。
【0046】 P[0]=KL・DF[0]+LP[0] ・・・(9) ステップ107では、焦点が合ったか否かを識別する。
具体的には、今回検出した焦点ずれ量DF[0]を、予め
定めた閾値と比較して、焦点ずれ量DF[0]が十分小さ
い場合には合焦フラグをセットし、焦点ずれ量DF[0]
が大きい場合には、合焦フラグをクリアする。
【0047】ステップ108では、ステップ106で求
めた移動目標レンズ位置P[0]に向かって撮影レンズ1
を動かすように、所定の処理を実施する。この処理の詳
細を、サブルーチンとして図3に示す。図3のステップ
201では、前記合焦フラグの状態を調べて、焦点が合
っているか否かを識別する。合焦状態ならこのサブルー
チンを終了してメインルーチンに戻り、焦点がずれてい
る場合には、ステップ201から202に進む。
【0048】ステップ202では、前回この処理を実施
したときのレンズの駆動方向と、今回のレンズの駆動方
向とを比較して、駆動方向の反転の有無を調べる。駆動
方向の反転がなければ、ステップ202から208に進
み、駆動方向の反転を検出した場合には、ステップ20
2から203に進む。ステップ203から206までの
処理は、撮影レンズ1の焦点合わせのための機構のバッ
クラッシュによって生じる駆動量の誤差、すなわちバッ
クラッシュ補正量を求めるための処理である。
【0049】ステップ203では、通信によってレンズ
ユニット32から得られたレンズ種別情報iを入力す
る。レンズ種別情報iの値0,1及び2は、それぞれ、
単焦点レンズ,ズームレンズ及び接写用レンズに対応す
る。なお、他のステップで行ったレンズユニット32と
の通信の結果得られたレンズ種別情報iを採用しても良
いし、このステップでレンズユニット32との通信を実
施して、最新のレンズ種別情報iを得ても良い。
【0050】ステップ204では、マイクロコンピュー
タ8のメモリ上の係数テーブル(図10参照)を参照
し、レンズ種別情報iに対応する2つの係数Ka[i],
Kb[i]を入力する。ステップ205では、通信によっ
てレンズユニット32から得られた焦点距離情報fmmを
入力する。なお、他のステップで行ったレンズユニット
32との通信の結果得られた焦点距離情報fmmを採用し
ても良いし、このステップでレンズユニット32との通
信を実施して、最新の焦点距離情報fmmを得ても良い。
【0051】ステップ206では、ステップ204,2
05で得た情報と次の第10式に基づいて、バックラッ
シュ補正量Brを計算する。 Br=KL・(Ka[i]・fmm+Kb[i]) ・・・(10) 上記第10式は、前記第8式を変形したものであり、バ
ックラッシュ補正量Brを求める原理については既に説
明したので、ここでは説明を省略する。
【0052】ステップ207では、ステップ206で求
めたバックラッシュ補正量Brの値だけ、撮影レンズ1
の移動のために設けられた電気モータ9を駆動する。ス
テップ207においては、電気モータ9の駆動によっ
て、エンコーダ10が動き、エンコーダ10が信号を出
力するが、実際には、電気モータ9を駆動しても、バッ
クラッシュのために撮影レンズ1は動かない。従って、
マイクロコンピュータ8は、エンコーダ10が信号を出
力しても、ステップ207の実行中は、撮影レンズ1の
位置が変化しないものとして、撮影レンズ1の位置情報
を把握する。
【0053】ステップ208では、前記ステップ106
で求められた移動目標レンズ位置P[0]に撮影レンズ1
を移動するように、電気モータ9を駆動する。即ち、エ
ンコーダ10からの信号を監視して、撮影レンズ1の現
在位置LP[0]を逐次把握し、移動目標レンズ位置P
[0]と現在位置LP[0]とが一致するまで、電気モータ
9を駆動する。
【0054】なお、この実施の形態では、撮影レンズ1
の移動のために、ラック16aとビニオン13でなる駆
動機構を設けてあるが、この駆動機構は、例えば、ヘリ
コイドやカム等で構成される機構に変更しても良い。 (第2の実施の形態)この形態では、ハードウェアの構
成は第1の実施の形態と同一であり、マイクロコンピュ
ータ8の動作が、図4のように変更される。この形態
は、請求項5に対応する。なお、図4において、図2と
同一の処理には同一のステップ番号を付してある。
【0055】図4を参照して、変更された処理について
説明する。ステップ102において、カメラのシャッタ
ーボタンが半押しのストローク以上押された状態なら、
ステップ102から110に進む。ステップ110で
は、所定の初回フラグの状態を調べて、シャッターボタ
ンの半押し状態が検出された後の、最初の処理か否かを
識別する。前記初回フラグは、ステップ101でセット
される。前記初回フラグがセットされている時には、ス
テップ110から111に進み、前記初回フラグがクリ
アされている時には、ステップ110から103に進
む。
【0056】ステップ111では、バックラッシュ補正
量の予測を実施する。この処理の内容は、前記初回フラ
グをクリアする処理が追加された他は、図3の処理20
0と同一である。ステップ107の次に実施されるステ
ップ108Bは、図3に示す処理200が省略された以
外は、図3の処理と同一である。つまり、バックラッシ
ュ補正量の予測処理がステップ111で実行されるの
で、その処理については、ステップ108Bでは実行し
ない。
【0057】この実施の形態では、バックラッシュ補正
量の予測が、シャッターボタンが半押し状態になる度
に、1回ずつ実行される。現実的には、シャッターボタ
ンが半押し状態になったままで、レンズユニット32の
交換などが実施される可能性はほとんどない。従って、
バックラッシュ補正量の予測を何回も繰り返す必要はな
い。
【0058】ステップ111の処理が繰り返し実行され
ないので、ステップ102,110,111,103,
104,105,106,107,108Bのループの
実行に要する時間が2回目以降は短縮される。従って、
自動焦点合わせの応答速度が、より高速化される。 (第3の実施の形態)この形態では、ハードウェアの構
成は第1の実施の形態と同一であり、マイクロコンピュ
ータ8の動作が、図5のように変更される。この形態
は、請求項6に対応する。なお、図5において、図2と
同一の処理には同一のステップ番号を付してある。
【0059】図5を参照して、変更された処理について
説明する。この形態では、主電源の投入直後に、ステッ
プ200でバックラッシュ補正量の予測が実行され、そ
の後で、ステップ101が実行される。ステップ200
の内容は、図3の処理200と同一である。
【0060】ステップ107の次に実施されるステップ
108Bは、図3に示す処理200が省略された以外
は、図3の処理と同一である。つまり、バックラッシュ
補正量の予測処理がステップ200で実行されるので、
その処理については、ステップ108Bでは実行しな
い。主電源がオンのまま、レンズユニット32の交換な
どが実施される可能性はほとんどない。従って、バック
ラッシュ補正量の予測を何回も繰り返す必要はない。
【0061】バックラッシュ補正量の予測処理が繰り返
し実行されないので、ステップ102,103,10
4,105,106,107,108Bのループの実行
に要する時間が短縮される。従って、自動焦点合わせの
応答速度が向上する。 (第4の実施の形態)この形態のカメラシステムの構成
及び動作を、図6及び図7に示す。この形態は、請求項
7に対応する。図6及び図7において、第1の実施の形
態ど同一の要素及びステップには、同一の符号を付して
示してある。
【0062】図6を参照すると、カメラ本体31Bに、
レンズユニット32の装着の有無を検出する検出スイッ
チ19が付加されている。これ以外のハードウェアにつ
いては、図1と同一の構成である。マイクロコンピュー
タ8の動作は、図7のように変更される。変更された部
分について、説明する。
【0063】主電源が投入されると、マイクロコンピュ
ータ8は、まず、ステップ301を実行する。ステップ
301では、検出スイッチ19の状態を調べる。レンズ
ユニット32がカメラ本体31Bに装着されている時に
は、ステップ301から200に進む。レンズユニット
32が外されている時には、ステップ301を繰り返し
実行する。
【0064】ステップ200では、バックラッシュ補正
量の予測を実施する。この処理の内容は、図3の処理2
00と同一である。ステップ200の次に、ステップ1
01を実行する。ステップ302では、検出スイッチ1
9の状態を調べる。レンズユニット32がカメラ本体3
1Bから分離されている時には、ステップ302から3
01に進む。レンズユニット32がカメラ本体31Bに
装着されている時には、ステップ302から102に進
む。
【0065】従って、主電源がオンのまま、レンズユニ
ット32が交換されるときには、必ずステップ302か
ら301に戻り、再び、レンズユニット32がカメラ本
体31Bに装着されると、その直後に、ステップ301
から200に進み、バックラッシュ補正量の予測が実施
される。バックラッシュ補正量の予測が繰り返し実行さ
れないので、ステップ302,102,103,10
4,105,106,107,108Bのループの実行
に要する時間が短縮される。従って、自動焦点合わせの
応答速度が高速化される。
【0066】また、主電源をオンにしたままレンズユニ
ット32を交換しても、交換の直後に、バックラッシュ
補正量の予測が実施されるので、バックラッシュの補正
が、正しく実施される。 (第5の実施の形態)この形態のカメラシステムの構成
を、図8に示す。この形態は、請求項8に対応する。図
8において、第1の実施の形態と同一の要素には、同一
の符号を付して示してある。
【0067】この形態では、請求項8の焦点距離検出手
段及び焦点距離情報保持手段は、図8におけるマイクロ
コンピュータ15Bとして具体化されている。図8を参
照すると、カメラ本体31は、図1と同一である。レン
ズユニット32Bは、ズームレンズである。被写体2か
らの光は、撮影レンズ1を通り、ズーム光学系17を通
って、カメラ本体31に導かれる。
【0068】ズーム光学系17を矢印P方向(光軸方
向)に移動することで、レンズユニット32B全体の焦
点距離を変えることができる。ズーム光学系17の矢印
P方向の位置を検出するために、ズームエンコーダ18
が備わっている。ズームエンコーダ18の出力する位置
情報は、マイクロコンビュータ15Bに入力される。マ
イクロコンビュータ15Bは、ズームエンコーダ18の
出力する位置情報に基づいて、焦点距離情報fmmを計算
して求める。
【0069】読み出し専用メモリ14Bには、レンズユ
ニット32Bの種類が、ズームレンズであることを示す
種別情報i(1)と、デフォーカス量−レンズ移動量変
換係数KL及び開放F値が、予め記憶されて保持されて
いる。マイクロコンビュータ15Bは、カメラ本体31
のマイクロコンピュータ8の要求に応答して、計算した
焦点距離情報fmmと、読み出し専用メモリ14Bに保持
された種別情報i,デフォーカス量−レンズ移動量変換
係数KL及び開放F値を、カメラ本体31に送出する。
【0070】
【発明の効果】
(請求項1)AFやAE等の他の制御で必要としている
データ(撮影レンズの焦点距離情報)を、バックラッシ
ュ量を求めるために兼用するので、バックラッシュ量を
保持する場合と比べて、必要とするメモリ容量が小さく
なる。
【0071】(請求項2)識別手段が前記撮影レンズの
種類を自動的に識別するので、使用する撮影レンズの種
類が変わっても、比較的正確に、バックラッシュ量Br
を求めることができる。 (請求項3)レンズの種類が、接写用レンズ、ズームレ
ンズ及び単焦点レンズに分類されるので、何れのレンズ
を使用する場合でも、比較的正確に、バックラッシュ量
Brを求めることができる。
【0072】また、レンズの種類の識別に必要なデータ
のビット数が非常に少ないので、識別手段の構造が複雑
にならず、実用的である。 (請求項4)焦点距離情報が変化する場合であっても、
撮影の直前に、最新の焦点距離情報に基づいて、正確な
バックラッシュ量が求められる。
【0073】(請求項5)バックラッシュ量の予測処理
を、繰り返し処理のループから外すことができるので、
繰り返し実行される自動焦点合わせなどの制御を、より
短時間で実行でき、処理性能が向上する。 (請求項6)バックラッシュ量の予測処理を、繰り返し
処理のループから外すことができるので、繰り返し実行
される自動焦点合わせなどの制御を、より短時間で実行
でき、処理性能が向上する。
【0074】(請求項7)バックラッシュ量の予測処理
を何回も繰り返す必要がなく、この処理を、繰り返し処
理のループから外すことができるので、繰り返し実行さ
れる自動焦点合わせなどの制御を、より短時間で実行で
き、処理性能が向上する。 (請求項8)ズームレンズの場合に、ズーム調節が実施
されても、比較的正確にバックラッシュ量を予測しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のカメラシステム30の自動
焦点調節に関する、制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のマイクロコンピュータ8の、動作のメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。
【図3】図2中のステップ108の、サブルーチンの詳
細を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態の、マイクロコンピュータ8
の動作のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図5】第3の実施の形態の、マイクロコンピュータ8
の動作のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図6】第4の実施の形態の、カメラシステムの自動焦
点調節に関する、制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】第4の実施の形態の、マイクロコンピュータ8
の動作のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図8】第5の実施の形態の、カメラシステムの自動焦
点調節に関する、制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】焦点距離とバックラッシュ量との相関の一例を
示すグラフである。
【図10】図1のマイクロコンピュータ8の内部メモリ
上に割り当てられたテーブルの構成を示すマップであ
る。
【図11】カメラシステムの光学系の一例を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 被写体 3 メインミラー 4 サブミラー 5 焦点状態検出モジュール 6,7 制御回路 8 マイクロコンピュータ 9 電気モータ 10 エンコーダ 11 連結機構 12a 半押しスイッチ 12b 全押しスイッチ 12c 電源スイッチ 13 ピニオン 14 読み出し専用メモリ 15 マイクロコンピュータ 16 支持部材 16a ラック 17 ズーム光学系 18 ズームエンコーダ 19 検出スイッチ 30 カメラシステム 31 カメラ本体 32 レンズユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点合わせ機構を含む交換可能な撮影レ
    ンズと、該撮影レンズを介して入射する光学像を撮影す
    る撮影手段と、前記焦点合わせ機構を駆動して、前記撮
    影手段に入射する光学像の焦点を合わせる自動焦点調節
    機構を備えるカメラシステムにおいて、 前記撮影レンズの焦点距離に関する情報を保持する焦点
    距離情報保持手段と、 前記焦点距離情報保持手段が保持する前記焦点距離情報
    に基づいて、前記撮影レンズの前記焦点合わせ機構のバ
    ックラッシュ量を求める、バックラッシュ量予測手段を
    設けたことを特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラシステムにおい
    て、前記撮影レンズの種類を自動的に識別する識別手段
    を設け、該識別手段の識別結果に応じた係数を用いてバ
    ックラッシュ量を求めるように、前記バックラッシュ量
    予測手段を構成したことを特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカメラシステムにおい
    て、前記撮影レンズの種類は、接写用レンズ、ズームレ
    ンズ及び単焦点レンズに分類されることを特徴とするカ
    メラシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカメラシステムにおい
    て、前記自動焦点調節機構に対する焦点合わせ動作の開
    始指示に応答して、バックラッシュ量の予測を実行する
    ように、前記バックラッシュ量予測手段を構成したこと
    を特徴とするカメラシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のカメラシステムにおい
    て、前記自動焦点調節機構に対する焦点合わせ動作の開
    始指示に応答して、1回だけ、バックラッシュ量の予測
    を実行するように、前記バックラッシュ量予測手段を構
    成したことを特徴とするカメラシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のカメラシステムにおい
    て、電源の投入に応答して、バックラッシュ量の予測を
    実行するように、前記バックラッシュ量予測手段を構成
    したことを特徴とするカメラシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のカメラシステムにおい
    て、前記撮影レンズの交換を検出するレンズ交換検出手
    段を備え、前記撮影レンズの交換を検出したときに、バ
    ックラッシュ量の予測を実行するように、前記バックラ
    ッシュ量予測手段を構成したことを特徴とするカメラシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のカメラシステムにおい
    て、前記撮影レンズの実際の焦点距離を検出する、焦点
    距離検出手段を設け、前記焦点距離情報保持手段が保持
    する焦点距離情報を、必要に応じて更新することを特徴
    とするカメラシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103185947A (zh) * 2011-12-30 2013-07-03 华晶科技股份有限公司 摄像装置及其自动背隙校正方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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