JP2002023046A - 自動焦点調節装置、光学機器及びカメラシステム - Google Patents

自動焦点調節装置、光学機器及びカメラシステム

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JP2002023046A
JP2002023046A JP2000211692A JP2000211692A JP2002023046A JP 2002023046 A JP2002023046 A JP 2002023046A JP 2000211692 A JP2000211692 A JP 2000211692A JP 2000211692 A JP2000211692 A JP 2000211692A JP 2002023046 A JP2002023046 A JP 2002023046A
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lens
driving
amount
detecting
defocus amount
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Tomokazu Yoshida
智一 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーラップ制御中の対物レンズ側での処
理の負荷を軽減させ、対物レンズの性能を十分に発揮さ
せる。 【解決手段】 レンズ停止中のみならず、レンズ駆動中
にも連続してデフォーカス量の検出を行い、レンズ駆動
量の更新を行うオーバーラップ制御機能を具備した自動
焦点調節装置において、対物レンズの位置を検出するレ
ンズ位置検出手段と、前記レンズ位置の検出時刻を計時
する計時手段と、過去複数回のレンズ位置とその検出時
刻の変化から、前記オーバーラップ制御中のレンズ位置
を推定するレンズ位置推定手段(#111)とを有し、
前記レンズ位置推定手段により対物レンズの位置を推定
することによって、オーバーラップ制御中のレンズ位置
検出回数を減らすようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対物レンズの焦点
調節を行う自動焦点調節装置や、該装置を具備する光学
機器や、カメラシスムテムの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの自動焦点調節装置におい
て、撮影レンズの異なる射出瞳領域を通過した被写体か
らの光束を、一対のラインセンサ上に結合させ、被写体
像を光電変換して得られた一対の像信号の相対位置変位
量である像ずれ量を相関演算によって求めることによ
り、被写体のデフォーカス量を検出して、これに基づい
て撮影レンズの駆動を行う自動焦点調節方法が広く知ら
れている。
【0003】またその多くは、図7に示すように、レン
ズ駆動停止中のみならず、レンズ駆動中にも連続してデ
フォーカス量の検出を行い、レンズ駆動量の更新を行う
オーバーラップ制御を行っている。その目的は、まず第
1に、デフォーカス量が大きいほど、得られる被写体像
そのものがボケるので十分な検出精度が得られない。第
2に、デフォーカス量が大きいほど、像ずれ量も大きく
なるので得られる被写体像はラインセンサ上の端の方へ
現われ、さらにはラインセンサからはみ出すことにな
る。第3に、実際に撮影レンズを駆動するためには、デ
フォーカス量からレンズ駆動量へ変換しなければならな
いが、公知のとおり、この2つの量は非線形の関係にあ
るので、デフォーカス量が大きいほど正確なレンズ駆動
量を得ることが難しくなる。これらの問題を解決するた
めに、オーバーラップ制御をすることで、合焦位置に正
確に撮影レンズを駆動させている。
【0004】このオーバーラップ制御を確実に行うため
には、レンズ駆動中の撮影レンズの位置を正確に得る必
要がある。先述したとおり、焦点検出では被写体像を光
電変換している(蓄積制御)ので、被写体輝度、コント
ラスト等に応じた蓄積時間を要する。さらには、得られ
た被写体像から、合焦に必要なレンズ駆動量を得るため
には、相関演算、デフォーカス量演算、レンズ駆動量演
算等の演算時間も必要となる。よって、オーバーラップ
制御中のレンズ駆動量の更新には、この間の撮影レンズ
の空走量を考慮しなければならない。
【0005】一般的には、図8に示すようになる。ま
ず、焦点検出開始時からレンズ駆動量の更新までの間、
撮影レンズは等速駆動しているとみなす。焦点検出開始
と焦点検出終了時のレンズ位置を取得し、この中点を焦
点検出時のレンズ位置とする。そして、相関演算、デフ
ォーカス量演算、レンズ駆動量演算後、もう一度レンズ
位置を取得する。この2つのレンズ位置の差分をレンズ
空走量として、今回の焦点検出で得られたレンズ駆動量
から差し引くことにより、合焦に必要なレンズ駆動量を
求めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】オーバーラップ制御
は、上記のようにして行われるのであるが、交換レンズ
式一眼レフカメラの多くは、カメラ本体、交換レンズそ
れぞれに、MPU(マイクロプロセッシングユニット)
を有し、マウントを介し通信を行うことで、それぞれ固
有の動作をしている。すなわち、焦点検出はカメラ本体
のMPUで行うが、レンズ位置の取得は、カメラ本体の
MPUが交換レンズのMPUへ通信で要求し、実際の取
得処理は交換レンズのMPU(以下、レンズMPUと記
す)が行う。通常、レンズ位置の取得処理は遅延が生じ
るとオーバーラップ制御に影響を与えるので、レンズM
PUに対して割り込み処理等によって優先的に処理させ
るのが一般的である。しかしながら、オーバーラップ制
御中には撮影レンズは駆動されているので、レンズMP
Uは駆動制御も並行して行わなければならない。しか
し、交換レンズで広く用いられている超音波モータは、
その駆動制御が複雑であり、レンズMPUへの処理の負
荷が大きい。さらに、撮影時の手ぶれを防止する防振レ
ンズにおいては、これら処理加えて、より複雑な防振制
御も行わなければならず、レンズMPUへ非常に大きな
負荷がかかる。
【0007】このように、オーバーラップ制御中には、
レンズMPUに対して非常に大きな負荷が集中して発生
するのであるが、このときに、カメラ本体のMPUがレ
ンズMPUに対して、レンズ位置の取得要求を頻繁に行
うと、先ほど述べたとおり、この処理は優先して行われ
るので、レンズ駆動処理、防振制御処理等、レンズ本来
の処理が頻繁に中断されることになり、十分な性能を発
揮することができなくなる。具体的には、レンズ駆動処
理が頻繁に中断されると、レンズ駆動時間が延びたり、
駆動目標となるレンズ位置への停止精度が悪くなる。ま
た、防振制御処理が頻繁に中断されると、十分な防振効
果を得ることができなくなる。
【0008】(発明の目的)本発明の第1の目的は、オ
ーバーラップ制御中の対物レンズもしくは撮影レンズ側
での処理の負荷を軽減させ、対物レンズもしくは撮影レ
ンズの性能を十分に発揮させることのできる自動焦点調
節装置および光学機器を提供しようとするものである。
【0009】本発明の第2の目的は、合焦位置に正確に
対物レンズもしくは撮影レンズを位置させることのでき
る自動焦点調節装置および光学機器を提供しようとする
ものである。
【0010】本発明の第3の目的は、オーバーラップ制
御中の対物レンズもしくは撮影レンズ側での処理の負荷
を軽減させ、対物レンズもしくは撮影レンズの性能を十
分に発揮させると共に、合焦位置に正確に対物レンズも
しくは撮影レンズを位置させることのできる自動焦点調
節装置、光学機器およびカメラシステムを提供しようと
するものである。
【0011】本発明の第4の目的は、オーバーラップ制
御中に防振制御を中断する回数を減らし、防振精度が悪
化してしまうことを防止することのできるカメラシステ
ムを提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、対物レンズの結像
位置と対物レンズの像面位置との差である焦点はずれ量
を検出するデフォーカス量検出手段と、該デフォーカス
量検出手段からのデフォーカス量に基づいて対物レンズ
の駆動量を演算するレンズ駆動量演算手段と、該レンズ
駆動量演算手段からのレンズ駆動量に従って対物レンズ
を駆動するレンズ駆動手段とを有し、レンズ停止中のみ
ならず、レンズ駆動中にも連続して前記デフォーカス量
の検出を行い、レンズ駆動量の更新を行うオーバーラッ
プ制御機能を具備した自動焦点調節装置において、対物
レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前記レ
ンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、過去複数回
のレンズ位置とその検出時刻の変化から、前記オーバー
ラップ制御中のレンズ位置を推定するレンズ位置推定手
段とを有し、前記レンズ位置推定手段により対物レンズ
の位置を推定することによって、オーバーラップ制御中
のレンズ位置検出回数を減らすようにした自動焦点調節
装置とするものである。
【0013】上記構成においては、過去複数回のレンズ
位置とその検出時刻の変化から、将来の撮影レンズの位
置を推定することによって、オーバーラップ制御中のレ
ンズ位置検出回数を減らすようにしている。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2に記載の発明は、過去複数回のレンズ位置とそ
の検出時刻の変化から、レンズ駆動が等速度駆動である
かを判定する判定手段を有し、前記判定手段にて等速度
駆動であることが判定されている時に、前記レンズ位置
推定手段を機能させ、前記オーバーラップ制御中のレン
ズ位置検出回数を減らすようにした請求項1に記載の自
動焦点調節装置とするものである。
【0015】上記構成においては、レンズ駆動が等速度
駆動であると判定されるとき、オーバーラップ制御中の
レンズ位置検出回数を減らすようにしている。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために、
請求項3に記載の発明は、対物レンズの結像位置と対物
レンズの像面位置との差である焦点はずれ量を検出する
デフォーカス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段
からのデフォーカス量に基づいて対物レンズの駆動量を
演算するレンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算
手段からのレンズ駆動量に従って対物レンズを駆動する
レンズ駆動手段と、前記レンズ駆動中のレンズ駆動速度
を検出するレンズ駆動速度検出手段とを有し、レンズ停
止中のみならず、レンズ駆動中にも連続して前記デフォ
ーカス量の検出を行い、レンズ駆動量の更新を行うオー
バーラップ制御機能を具備した自動焦点調節装置におい
て、対物レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段
と、前記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、
前記レンズ位置とその検出時刻と前記レンズ駆動速度検
出手段よりのレンズ駆動速度から、前記オーバーラップ
制御中のレンズ位置を推定するレンズ位置推定手段とを
有し、前記レンズ位置推定手段により対物レンズの位置
を推定することによって、オーバーラップ制御中のレン
ズ位置検出回数を減らすようにした自動焦点調節装置と
するものである。
【0017】上記構成においては、レンズ位置とその検
出時刻とその駆動速度から、将来の撮影レンズの位置を
推定することによって、オーバーラップ制御中のレンズ
位置検出回数を減らすようにしている。
【0018】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項4に記載の発明は、過去複数回のレンズ駆動速度
の変化から、レンズ駆動が等速度駆動であるかを判定す
る判定手段を有し、前記判定手段にて等速度駆動である
ことが判定されている時に、前記レンズ位置推定手段を
機能させ、前記オーバーラップ制御中のレンズ位置検出
回数を減らすようにした請求項3に記載の自動焦点調節
装置とするものである。
【0019】上記構成においては、レンズ駆動が等速度
駆動であると判定されるとき、オーバーラップ制御中の
レンズ位置検出回数を減らすようにしている。
【0020】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項5に記載の発明は、対物レンズの結像位置と対物
レンズの像面位置との差である焦点はずれ量を検出する
デフォーカス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段
からのデフォーカス量に基づいて対物レンズの駆動量を
演算するレンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算
手段からのレンズ駆動量に従って対物レンズを駆動する
レンズ駆動手段と、前記レンズ駆動中のレンズ加減速状
態を検出するレンズ加減速状態検出手段とを有し、レン
ズ停止中のみならず、レンズ駆動中にも連続して前記デ
フォーカス量の検出を行い、レンズ駆動量の更新を行う
オーバーラップ制御機能を具備した自動焦点調節装置に
おいて、対物レンズの位置を検出するレンズ位置検出手
段と、前記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段
と、過去複数回のレンズ位置とその検出時刻から、前記
オーバーラップ制御中のレンズ位置を推定するレンズ位
置推定手段とを有し、前記レンズ加減速状態が等速度状
態であるときに、前記レンズ位置推定手段により対物レ
ンズの位置を推定することによって、オーバーラップ制
御中のレンズ位置検出回数を減らすようにした自動焦点
調節装置とするものである。
【0021】上記構成においては、レンズ加減速状態が
等速度状態であるとき、レンズ位置とその検出時刻とそ
の駆動速度から、将来の撮影レンズの位置を推定するこ
とによって、オーバーラップ制御中のレンズ位置検出回
数を減らすようにしている。
【0022】また、上記第1ないし3の何れかの目的を
達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項1〜
5の何れかに記載の自動焦点調節装置を有する光学機器
とするものである。
【0023】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項7に記載の発明は、撮影レンズの結像位置と撮影
レンズの像面位置との差である焦点はずれ量を検出する
デフォーカス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段
からのデフォーカス量に基づいて撮影レンズの駆動量を
演算するレンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算
手段からのレンズ駆動量に従って撮影レンズを駆動する
レンズ駆動手段とを有し、レンズ停止中のみならず、レ
ンズ駆動中にも連続して前記デフォーカス量の検出を行
い、レンズ駆動量の更新を行うオーバーラップ制御機能
を具備したカメラシステムにおいて、撮影レンズの位置
を検出するレンズ位置検出手段と、前記レンズ位置の検
出時刻を計時する計時手段と、過去複数回のレンズ位置
とその検出時刻の変化から、前記オーバーラップ制御中
のレンズ位置を推定するレンズ位置推定手段と、過去複
数回のレンズ位置とその検出時刻の変化から、レンズ駆
動が等速度駆動であるかを判定する判定手段とを有し、
前記判定手段にて等速度駆動であることが判定されてい
る時に、前記レンズ位置推定手段を機能させ、前記オー
バーラップ制御中のレンズ位置検出回数を減らすように
したカメラシステムとするものである。
【0024】同じく上記第3の目的を達成するために、
請求項9に記載の発明は、撮影レンズの結像位置と撮影
レンズの像面位置との差である焦点はずれ量を検出する
デフォーカス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段
からのデフォーカス量に基づいて撮影レンズの駆動量を
演算するレンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算
手段からのレンズ駆動量に従って撮影レンズを駆動する
レンズ駆動手段と、前記レンズ駆動中のレンズ駆動速度
を検出するレンズ駆動速度検出手段とを有し、レンズ停
止中のみならず、レンズ駆動中にも連続して前記デフォ
ーカス量の検出を行い、レンズ駆動量の更新を行うオー
バーラップ制御機能を具備したカメラシステムにおい
て、撮影レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段
と、前記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、
前記レンズ位置とその検出時刻と前記レンズ駆動速度検
出手段よりのレンズ駆動速度から、前記オーバーラップ
制御中のレンズ位置を推定するレンズ位置推定手段と、
過去複数回のレンズ駆動速度の変化から、レンズ駆動が
等速度駆動であるかを判定する判定手段とを有し、前記
判定手段にて等速度駆動であることが判定されている時
に、前記レンズ位置推定手段を機能させ、前記オーバー
ラップ制御中のレンズ位置検出回数を減らすようにした
カメラシステムとするものである。
【0025】同じく上記第3の目的を達成するために、
請求項11に記載の発明は、撮影レンズの結像位置と撮
影レンズの像面位置との差である焦点はずれ量を検出す
るデフォーカス量検出手段と、該デフォーカス量検出手
段からのデフォーカス量に基づいて撮影レンズの駆動量
を演算するレンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演
算手段からのレンズ駆動量に従って撮影レンズを駆動す
るレンズ駆動手段と、前記レンズ駆動中のレンズ加減速
状態を検出するレンズ加減速状態検出手段とを有し、レ
ンズ停止中のみならず、レンズ駆動中にも連続して前記
デフォーカス量の検出を行い、レンズ駆動量の更新を行
うオーバーラップ制御機能を具備したカメラシステムに
おいて、撮影レンズの位置を検出するレンズ位置検出手
段と、前記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段
と、過去複数回のレンズ位置とその検出時刻から、前記
オーバーラップ制御中のレンズ位置を推定するレンズ位
置推定手段とを有し、前記レンズ加減速状態が等速度状
態であるときに、前記レンズ位置推定手段により撮影レ
ンズの位置を推定することによって、オーバーラップ制
御中のレンズ位置検出回数を減らすようにしたカメラシ
ステムとするものである。
【0026】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項13に記載の発明は、前記交換式の撮影レンズ
を、防振機能を有した請求項8、10又は12に記載の
カメラシステムとするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0028】(実施の第1の形態)図1は本発明の実施
の第1の形態に係る光学機器の一例である交換レンズ式
一眼レフカメラの構成を示すブロック図である。
【0029】同図において、1は撮影レンズに係る全て
の演算、制御を行うレンズMPU(マイクロプロセッシ
ングユニット)、2は撮影レンズを駆動するためのレン
ズ駆動ユニット、3はレンズ位置検出ユニット、4は繰
り出し位置検出ユニット、5は後述する敏感度や1パル
スあたりのレンズ繰り出し量、ベストピント補正値など
交換レンズ毎に異なる光学情報テーブルである。
【0030】なお、本実施の形態での撮影レンズは、焦
点距離が固定の単焦点レンズであるが、焦点距離が可変
であるズームレンズにおいても本実施の形態は同様に適
用できるものである。また実際の撮影レンズにおいて
は、絞りを駆動するための絞り駆動ユニット等が必要で
あるが、本発明に直接関係しないのでその説明は省略す
る。上記のレンズMPU1から光学情報テーブル5まで
を回路ブロックとして撮影レンズは有している。
【0031】上記構成の撮影レンズは、図1の中央の点
線で示されるマウントを介して、カメラ本体と接続され
る。
【0032】8はカメラ本体に係る全ての演算、制御を
行うカメラMPU(マイクロプロセッシングユニット)
であり、マウントの信号線を介してレンズMPU1と接
続され、レンズMPU1に対してレンズ位置の取得やレ
ンズ駆動および交換レンズ毎に固有の光学情報の取得等
を行うことができる。9はデフォーカス量検出ユニッ
ト、10はシャッタ駆動ユニット、11はフィルム給送
ユニット、12はカメラの諸設定(シャッタ速度、絞り
値、撮影モード等)を行うためのダイヤルユニットであ
る。また、SW1はレリーズボタンの第1ストローク操
作(半押し)によりオンするスイッチ、SW2はレリー
ズボタンの第2ストローク操作(全押し)によりオンす
るスイッチである。
【0033】本実施の形態では、スイッチSW1がオン
されることにより、自動焦点調節が行われ、スイッチS
W2がオンされることにより、レリーズ動作が行われ
る。
【0034】前記ダイヤルユニット12を操作すること
で種々の撮影モードを設定することができるが、ここで
は本発明に係る自動焦点調節について、図2のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0035】スイッチSW1がオンされるとステップ#
101から自動焦点調節に入る。まず、ステップ#10
2において、レンズ位置検出ユニット3からレンズ位置
の取得を行う。この取得は、カメラMPU8からレンズ
MPU1へ通信することによって行われる。そして、こ
れと同時にカメラMPU8に内蔵されているタイマによ
ってその取得時刻を得ておく。
【0036】自動焦点調節に必要となるデフォーカス量
(撮影レンズの結像位置と撮影動作を行うべき撮影レン
ズの像面位置との差)は、撮影レンズの光軸を挟んだ異
なる2領域通過する被写体光束から形成される2つの像
の像ずれ量(プレディクション量)から計算される。具
体的には、これら2像の光束はハーフミラーとなってい
るメインミラーを通過し、その後ろにあるサブミラーに
よって反射され、不図示の焦点検出光学系によってデフ
ォーカス量検出ユニット9に導かれる。デフォーカス量
検出ユニット9は光電変換素子を有しており、カメラM
PU8は次のステップ#103において、これら2像の
信号を前記光電変換素子より読み出す。そして、次のス
テップ#104において、レンズ位置の取得を省略可能
か判定し、省略可能なら直ちにステップ#106へ進む
が、そうでないのならステップ#105へ進み、レンズ
位置の取得を行う。また、ステップ#104において
は、MPU8に内蔵されているタイマによってその時刻
を得ておく。そして、ステップ#106へ進む。
【0037】ステップ#106へ進むと、ここでは相関
演算を施すことにより像ずれ量を計算し、デフォーカス
量を求める。デフォーカス量はこのようにして求められ
るのであるが、デフォーカス量d(mm)と実際の撮影
レンズの駆動量l(mm)の間には、 l=d/S の関係があり、Sを敏感度と呼ぶ。公知のとおり、現在
主流のインナーフォーカスの撮影レンズでは、この敏感
度は撮影レンズ毎に、また撮影レンズの繰り出し位置に
よって異なる。なお、先述したとおり、デフォーカス量
とレンズ駆動量は非線形の関係にあり、敏感度Sはデフ
ォーカス量dに応じた関数となる。また実際の繰り出し
で扱う量はlそのものではなく、フォーカスパルス数P
(pulse)で次のように表される。
【0038】P=l/h=d/h/S 但し、h(mm/pulse)は1パルスあたりのレン
ズ繰り出し量である。よって、カメラMPU8は、この
ステップ#106にてデフォーカス量dの演算が終了す
るとステップ#107へ進み、レンズMPU1と通信す
ることで、上記hとSの取得を行う。具体的には、撮影
レンズの距離環は電気的に等間隔に分割され、繰り出し
位置検出ユニット4へ接続されている。レンズMPU1
は繰り出し位置検出ユニット4から現在の繰り出し位置
を取得し、光学情報テーブル5を参照することで敏感度
Sを決定し、これをカメラMPU8へ送信する。また、
hは繰り出し位置に関係なく常に一定で、これをカメラ
MPU8へ送信する。
【0039】上記hとSを取得すると、カメラMPU8
はステップ#108へ進み、フォーカスパルス数Pに変
換する。そして、次のステップ#109において、レン
ズ位置の取得を省略可能か判定し、省略可能なら直ちに
ステップ#111へ進むが、そうでないのならステップ
#110へ進み、レンズ位置の取得を行う。また、ステ
ップ#104と同様に上記ステップ#109においても
MPU8に内蔵されているタイマによってその時刻を得
ておく。そして、ステップ#111へ進む。
【0040】合焦に必要なレンズ駆動量はこのようにし
て求められるが、次のステップ#111においては、レ
ンズ空走量のフォーカスパルス数の補正を行う。図8を
用いて先述したとおり、オーバーラップ制御中のレンズ
駆動量の算出の場合には、焦点検出中の撮影レンズの空
走量を考慮しなければならない。上記ステップ#104
および上記ステップ#109のレンズ位置の取得省略可
能かの判定は、スイッチSW1がオンされてから2回目
までの焦点検出では必ず省略不可能と判定される。自動
焦点調節開始から省略不可能と判定された場合、ステッ
プ#102,#105およびステップ#110におい
て、レンズ位置の取得が行われる。このとき、上記ステ
ップ#102で得られたレンズ位置を焦点検出開始時の
レンズ位置、上記ステップ#105で得られたレンズ位
置を焦点検出終了時のレンズ位置とし、この中点を焦点
検出時のレンズ位置とする。そして、上記ステップ#1
10で得られたレンズ位置との差分をレンズ空走量とし
て、今回の焦点検出で得られたフォーカスパルス数Pか
ら差し引き、合焦に必要なレンズ駆動量とする。
【0041】続いてステップ#112へ進み、ここでは
レンズ駆動ユニット2を介してレンズ駆動を行い、続く
ステップ#113において、スイッチSW1がオンされ
ているか判定し、オフされていたらステップ#115へ
進み、自動焦点調節を中止する。一方、スイッチSW1
がオンされていたらステップ#114へ進み、今回のレ
ンズ駆動量から合焦とみなして良いかを判定する。ここ
で、合焦と判定されれば、ステップ#115へ進んで自
動焦点調節を終了し、合焦と判定されなければステップ
#102へ戻り、以下オーバーラップ制御をしながら、
自動焦点調節が合焦と判定されるか、スイッチSW1が
オフされるまで続ける。
【0042】焦点検出3回目以降においては、ステップ
#104およびステップ#109のレンズ位置の取得省
略可能かの判定は以下のように行われる。
【0043】ステップ#102において取得した過去3
回のレンズ位置およびその取得時刻から、レンズ位置を
y、取得時刻をtとする等加速度運動とみなし、 y=0.5at2 +vt+d を、a,v,dについて解く。aは公知のとおり、等加
速度運動における加速度、vは速度、dはt=0での位
置を表す。aが十分小さいとき、レンズ駆動は等速度駆
動とみなせるので、このときにはレンズ位置の取得は省
略可能と判定し、逆にaが大きいときには省略不可能と
判定する。
【0044】レンズ位置の取得が省略可能と判定された
場合、ステップ#111のレンズ空走量のフォーカスパ
ルス数の補正は次のように行う。ステップ#104およ
びステップ#109でのレンズ位置の取得省略可能かの
判定の時刻は取得しているので、この時刻を先の式に代
入することで、ステップ#104およびステップ#10
9でのレンズ位置の推定する。この推定レンズ位置か
ら、レンズ位置の取得を省略しなかった場合と同様の方
法でレンズ空走量を求め、レンズ駆動量の補正を行う。
【0045】上記実施の第1の形態においては、過去複
数回のレンズ位置とその検出時刻の変化から、将来の撮
影レンズの位置を推定することによって、オーバーラッ
プ制御中のレンズ位置検出回数を減らすように構成して
いる。これにより、オーバーラップ制御中のレンズMP
Uへの処理の負荷を軽減させ、交換レンズの性能を十分
に発揮させることができる。具体的には、レンズ駆動処
理が頻繁に中断されることがなくなり、レンズ駆動時間
を短縮でき、駆動目標となるレンズ位置への停止精度が
良好なものとなる。また、防振機能を有している場合に
は、その防振制御処理が頻繁に中断されるといったこと
がなくなるので、十分な防振効果を得ることができる。
【0046】また、レンズ駆動が等速度駆動であると判
定されるときのみ、オーバーラップ制御中のレンズ位置
検出回数を減らすので、合焦位置に正確に撮影レンズを
駆動させる自動焦点調節装置を提供可能となる。
【0047】(実施の第2の形態)本発明の実施の第2
の形態は、上記実施の第1の形態とほぼ同様の構成であ
り、撮影レンズの駆動速度の測定が可能なレンズに対し
て、オーバーラップ制御中のレンズ位置検出回数を減ら
し、合焦位置に正確に撮影レンズを駆動させる自動焦点
調節装置を可能とするように構成したものである。
【0048】図3は本発明の実施の第2の形態に係る光
学機器の一例である交換レンズ式一眼レフカメラの構成
を示すブロック図である。
【0049】同図において、1は撮影レンズに係る全て
の演算、制御を行うレンズMPU(マイクロプロセッシ
ングユニット)、2は撮影レンズを駆動するためのレン
ズ駆動ユニット、3はレンズ位置検出ユニット、4は繰
り出し位置検出ユニット、5は後述する敏感度や1パル
スあたりのレンズ繰り出し量、ベストピント補正値など
交換レンズ毎に異なる光学情報テーブルである。6は撮
影レンズ駆動速度を測定するレンズ駆動速度検出ユニッ
トである。
【0050】なお、本実施の形態での撮影レンズは、焦
点距離が固定の単焦点レンズであるが、焦点距離が可変
であるズームレンズにおいても本実施の形態は同様に適
用できるものである。また実際の撮影レンズにおいて
は、絞りを駆動するための絞り駆動ユニット等が必要で
あるが、本発明に直接関係しないのでその説明は省略す
る。上記レンズMPU1からレンズ駆動速度検出ユニッ
ト6までを回路ブロックとして撮影レンズは有してい
る。
【0051】撮影レンズは、図3の中央の点線で示され
るマウントを介して、カメラ本体と接続される。カメラ
本体は、上記実施の第1の形態と同様の構成なので説明
を省略する。
【0052】本発明の実施の第2の形態に係る自動焦点
調節について、図4のフローチャートを用いて説明す
る。
【0053】スイッチSW1がオンされるとステップ#
201から自動焦点調節に入る。まず、ステップ#20
2において、レンズ位置の取得し、次のステップ#20
3において、レンズ駆動速度の取得を行う。この取得
は、カメラMPU8からレンズMPU1へ通信すること
によって行われる。これと同時にカメラMPU8に内蔵
されているタイマによってその取得時刻を得ておく。
【0054】そして、上記実施の第1の形態と同様に、
カメラMPU8はステップ#204にて像信号を読み出
し、続くステップ#205において、レンズ位置の取得
を省略可能か判定し、省略可能なら直ちにステップ#2
07へ進むが、そうでないのならステップ#206へ進
み、レンズ位置の取得を行う。また、上記ステップ#2
05においては、MPU8に内蔵されているタイマによ
ってその時刻を得ておく。そして、ステップ#207へ
進む。
【0055】ステップ#207へ進むと、ここでは相関
演算を施すことにより像ずれ量を計算しデフォーカス量
を求める。そして、デフォーカス量dの演算が終了する
とステップ#208へ進み、レンズMPU1と通信する
ことで、hとSの取得を行い、続くステップ#209に
おいて、フォーカスパルス数Pに変換する。続いてステ
ップ#210において、レンズ位置の取得を省略可能か
判定し、省略可能ならステップ#212へ、そうでない
のならステップ#211へ進み、レンズ位置の取得を行
う。また、上記ステップ#205と同様に、上記ステッ
プ#210においては、MPU8に内蔵されているタイ
マによってその時刻を得ておく。そして、ステップ#2
12へ進む。
【0056】ステップ#212へ進むと、ここではレン
ズ空走量のフォーカスパルス数の補正を行う。上記ステ
ップ#205およびステップ#210のレンズ位置の取
得省略可能かの判定は、スイッイSW1がオンされてか
ら1回目までの焦点検出ではの必ず省略不可能と判定さ
れる。自動焦点調節開始から省略不可能と判定された場
合、ステップ#202,#206およびステップ#21
1において、レンズ位置の取得が行われる。このとき、
上記ステップ#202で得られたレンズ位置を焦点検出
開始時のレンズ位置、上記ステップ#206で得られた
レンズ位置を焦点検出終了時のレンズ位置とし、この中
点を焦点検出時のレンズ位置とする。そして、上記ステ
ップ#211で得られたレンズ位置との差分をレンズ空
走量として、今回の焦点検出で得られたフォーカスパル
ス数Pから差し引き、合焦に必要なレンズ駆動量とす
る。
【0057】次のステップ#213においては、レンズ
駆動を行い、続くステップ#214において、スイッチ
SW1がオンされているか判定し、オフされていたらス
テップ#216へ進み、自動焦点調節を中止する。一
方、スイッチSW1がオンされていたらステップ#21
5へ進み、今回のレンズ駆動量から合焦とみなして良い
かを判定する。ここで、合焦と判定されればステップ#
216へ進み、自動焦点調節を終了し、合焦と判定され
なければステップ#202へ戻り、以下オーバーラップ
制御をしながら、自動焦点調節が合焦と判定されるかス
イッチSW1がオフされるまで続ける。
【0058】焦点検出2回目以降においては、ステップ
#205およびステップ#210のレンズ位置の取得省
略可能かの判定は以下のように行われる。
【0059】ステップ#203において取得した過去2
回のレンズ駆動速度の変化から現在のレンズ駆動が等速
度駆動とみなせるか判定する。等速駆動とみなせると判
定されるときレンズ位置の取得は省略可能と判定し、逆
に等速駆動とみなせないときには省略不可能と判定す
る。
【0060】レンズ位置の取得が省略可能と判定された
場合、ステップ#212のレンズ空走量のフォーカスパ
ルス数の補正は次のように行う。ステップ#205およ
びステップ#210のレンズ位置の取得省略可能かの判
定時の時刻は取得しているので、この時刻tを次の式に
代入することで、ステップ#205およびステップ#2
10でのレンズ位置yを推定する。
【0061】y=v(t−t0)+d0 ただし、d0はステップ#202で取得したレンズ位
置、t0はそのときの取得時刻、vはステップ#203
で取得したレンズの駆動速度である。この推定レンズ位
置から、レンズ位置の取得を省略しなかった場合と同様
の方法でレンズ空走量を求め、レンズ駆動量の補正を行
う。
【0062】上記実施の第2の形態においては、過去の
レンズ位置とその検出時刻とその駆動速度から、将来の
撮影レンズの位置を推定することによって、オーバーラ
ップ制御中のレンズ位置検出回数を減らすように構成し
ている。これにより、オーバーラップ制御中のレンズM
PUへの処理の負荷を軽減させ、交換レンズの性能を十
分に発揮させることができる。
【0063】また、レンズ駆動が等速度駆動であると判
定されるときのみ、オーバーラップ制御中のレンズ位置
検出回数を減らすので、合焦位置に正確に撮影レンズを
駆動させる自動焦点調節装置を提供可能となる。
【0064】(実施の第3の形態)本発明の実施の第3
の形態も、上記実施の第1の形態とほぼ同様の構成であ
り、撮影レンズの加減速状態の検出が可能なレンズに対
して、オーバーラップ制御中のレンズ位置検出回数を減
らし、合焦位置に正確に撮影レンズを駆動させる自動焦
点調節装置を可能とするように構成したものである。
【0065】図5は本発明の実施の第3の形態に係る光
学機器の一例である交換レンズ式一眼レフカメラの構成
を示すブロック図である。
【0066】同図において、1は撮影レンズに係る全て
の演算、制御を行うレンズMPU(マイクロプロセッシ
ングユニット)、2は撮影レンズを駆動するためのレン
ズ駆動ユニット、3はレンズ位置検出ユニット、4は繰
り出し位置検出ユニット、5は後述する敏感度や1パル
スあたりのレンズ繰り出し量、ベストピント補正値など
交換レンズ毎に異なる光学情報テーブルである。7は撮
影レンズの加減速状態を検出する加減速状態検出ユニッ
トである。
【0067】なお、本実施の形態での撮影レンズは、焦
点距離が固定の単焦点レンズであるが、焦点距離が可変
であるズームレンズにおいても本実施の形態は同様に適
用できるものである。また実際の撮影レンズにおいて
は、絞りを駆動するための絞り駆動ユニット等が必要で
あるが、本発明に直接関係しないので説明を省略する。
上記1からレンズMPU5から加減速状態検出ユニット
7までの回路ブロックを撮影レンズは有している。
【0068】撮影レンズは、図5の中央の点線で示され
るマウントを介して、カメラ本体と接続される。カメラ
本体は、上記実施の第1の形態と同様の構成なのでその
説明は省略する。
【0069】本発明の実施の第3の形態に係る自動焦点
調節について、図6のフローチャートを用いて説明す
る。
【0070】スイッチSW1がオンされるとステップ#
301から自動焦点調節に入る。まず、ステップ#30
2において、レンズ位置の取得をし、次のステップ#3
03において、レンズ加減速状態の取得を行う。この取
得は、カメラMPU8からレンズMPU1へ通信するこ
とによって行われる。これと同時にカメラMPU8に内
蔵されているタイマによってその取得時刻を得ておく。
【0071】そして、上記実施の第1の形態と同様に、
カメラMPU8はステップ#304において、像信号を
読み出し、続くステップ#305において、レンズ位置
の取得を省略可能か判定し、省略可能ならただちにステ
ップ#307へ進むが、そうでないのならステップ#3
06へ進み、レンズ位置の取得を行う。また、上記ステ
ップ#305においてはMPU8に内蔵されているタイ
マによってその時刻を得ておく。そして、ステップ#3
07へ進む。
【0072】ステップ#307へ進むと、ここでは相関
演算を施すことにより像ずれ量を計算しデフォーカス量
を求める。そして、デフォーカス量dの演算が終了する
とステップ#308へ進み、レンズMPU1と通信する
ことで、hとSの取得を行い、ステップ#309でフォ
ーカスパルス数Pに変換する。続いてステップ#310
において、レンズ位置の取得を省略可能か判定し、省略
可能なら直ちにステップ#312へ進むが、そうでない
のならステップ#311へ進み、レンズ位置の取得を行
う。また、ステップ#305と同様に上記ステップ#3
10においては、MPU8に内蔵されているタイマによ
ってその時刻を得ておく。そして、ステップ#312へ
進む。
【0073】ステップ#312へ進むと、レンズ空走量
のフォーカスパルス数の補正を行う。上記ステップ#3
05およびステップ#310のレンズ位置の取得省略可
能かの判定は、スイッチSW1がオンされてから2回目
までの焦点検出では必ず省略不可能と判定される。自動
焦点調節開始から省略不可能と判定された場合、ステッ
プ#302,#306およびステップ#311におい
て、レンズ位置の取得が行われる。このとき、ステップ
#302で得られたレンズ位置を焦点検出開始時のレン
ズ位置、ステップ#306で得られたレンズ位置を焦点
検出終了時のレンズ位置とし、この中点を焦点検出時の
レンズ位置とする。そして、ステップ#311で得られ
たレンズ位置との差分をレンズ空走量として、今回の焦
点検出で得られたフォーカスパルス数Pから差し引き、
合焦に必要なレンズ駆動量とする。
【0074】次のステップ#313においては、レンズ
駆動を行い、続くステップ#314において、スイッチ
SW1がオンされているか判定し、オフされていたらス
テップ#316へ進み、自動焦点調節を中止する。一
方、オンされていたらステップ#315へ進み、今回の
レンズ駆動量から合焦とみなして良いかを判定する。こ
こで、合焦と判定されればステップ#316へ進み、自
動焦点調節を終了し、合焦と判定されなければステップ
#302へ戻り、以下オーバーラップ制御をしながら、
自動焦点調節が合焦と判定されるかSW1がオフされる
まで続ける。
【0075】焦点検出3回目以降においては、ステップ
#305およびステップ#310のレンズ位置の取得省
略可能かの判定は以下のように行われる。
【0076】ステップ#303にて取得したレンズの加
減速状態から現在のレンズ駆動が等速度駆動か判定す
る。等速駆動と判定されるときレンズ位置の取得は省略
可能と判定し、逆に等速駆動とみなせないときには省略
不可能と判定する。
【0077】レンズ位置の取得が省略可能と判定された
場合、ステップ#312のレンズ空走量のフォーカスパ
ルス数の補正は次のように行う。ステップ#302にて
取得した過去3回のレンズ位置およびその取得時刻か
ら、レンズ位置をy、取得時刻をtとする等加速度運動
とみなし、 y=0.5at2 +vt+d を、a,v,d について解く。ステップ#305およ
びステップ#310でのレンズ位置の取得省略可能かの
判定の時刻は取得しているので、この時刻をこの式に代
入することで、ステップ#305およびステップ#31
0でのレンズ位置の推定する。この推定レンズ位置か
ら、レンズ位置の取得を省略しなかった場合と同様の方
法でレンズ空走量を求め、レンズ駆動量の補正を行う。
【0078】上記実施の第3の形態においては、レンズ
加減速状態が等速度状態であるとき、レンズ位置とその
検出時刻とその駆動速度から、将来の撮影レンズの位置
を推定することによって、オーバーラップ制御中のレン
ズ位置検出回数を減らすように構成している。これによ
り、オーバーラップ制御中のレンズMPUへの処理の負
荷を軽減させ、交換レンズの性能を十分に発揮させるこ
とができる。
【0079】また、レンズ駆動が等速度駆動であると判
定されるときのみ、オーバーラップ制御中のレンズ位置
検出回数を減らすので、合焦位置に正確に撮影レンズを
駆動させる自動焦点調節装置を提供可能となる。
【0080】(変形例)上記実施の形態においては、一
眼レフカメラに適用した場合について説明したが、本発
明は、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の他の光学機
器にも適用可能である。
【0081】(発明と実施の形態の対応)上記実施の各
形態において、カメラMPU8およびデフォーカス量検
出ユニット9が本発明のデフォーカス量検出手段に相当
し、レンズMPU1およびカメラMPU8および光学情
報テーブル5が本発明のレンズ駆動量演算手段に相当
し、レンズMPU1およびレンズ駆動ユニット2が本発
明のレンズ駆動手段に相当し、レンズMPU1およびレ
ンズ位置検出ユニット3が本発明のレンズ位置検出手段
に相当し、レンズMPU1およびレンズ駆動速度検出ユ
ニット6が本発明のレンズ駆動速度検出手段に相当し、
レンズMPU1および加減速検出ユニット7が本発明の
レンズ加減速状態検出手段に相当し、カメラMPU8が
本発明の計時手段およびレンズ位置推定手段に相当す
る。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、3又は
6に記載の発明によれば、オーバーラップ制御中の対物
レンズもしくは撮影レンズ側での処理の負荷を軽減さ
せ、対物レンズもしくは撮影レンズの性能を十分に発揮
させることができる自動焦点調節装置又は光学機器を提
供できるものである。
【0083】また、請求項2、4又は6に記載の発明に
よれば、合焦位置に正確に対物レンズもしくは撮影レン
ズを位置させることができる自動焦点調節装置又は光学
機器を提供できるものである。
【0084】また、請求項5、6、7、9又は11に記
載の発明によれば、オーバーラップ制御中の対物レンズ
もしくは撮影レンズ側での処理の負荷を軽減させ、対物
レンズもしくは撮影レンズの性能を十分に発揮させると
共に、合焦位置に正確に対物レンズもしくは撮影レンズ
を位置させることのできる自動焦点調節装置、光学機器
又はカメラシステムを提供できるものである。
【0085】また、請求項13に記載の発明によれば、
オーバーラップ制御中に防振制御を中断する回数を減ら
し、防振精度が悪化してしまうことを防止することがで
きるカメラシステムを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る自動焦点調節
カメラの主要部分の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態に係る自動焦点調節
カメラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の第2の形態に係る自動焦点調節
カメラの主要部分の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の第2の形態に係る自動焦点調節
カメラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の第3の形態に係る自動焦点調節
カメラの主要部分の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の第3の形態に係る自動焦点調節
カメラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図7】オーバーラップ制御を説明するための図であ
る。
【図8】同じくオーバーラップ制御を説明するための詳
細図である。
【符号の説明】
1 レンズMPU 2 レンズ駆動ユニット 3 レンズ位置検出ユニット 4 繰り出し位置検出ユニット 5 光学情報テーブル 6 レンズ駆動速度検出ユニット 7 加減速状態検出ユニット 8 カメラMPU 9 デフォーカス量検出ユニット 10 シャッター駆動ユニット 11 フィルム給送ユニット 12 ダイヤルユニット

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズの結像位置と対物レンズの像
    面位置との差である焦点はずれ量を検出するデフォーカ
    ス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段からのデフ
    ォーカス量に基づいて対物レンズの駆動量を演算するレ
    ンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算手段からの
    レンズ駆動量に従って対物レンズを駆動するレンズ駆動
    手段とを有し、レンズ停止中のみならず、レンズ駆動中
    にも連続して前記デフォーカス量の検出を行い、レンズ
    駆動量の更新を行うオーバーラップ制御機能を具備した
    自動焦点調節装置において、 対物レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前
    記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、過去複
    数回のレンズ位置とその検出時刻の変化から、前記オー
    バーラップ制御中のレンズ位置を推定するレンズ位置推
    定手段とを有し、 前記レンズ位置推定手段により対物レンズの位置を推定
    することによって、オーバーラップ制御中のレンズ位置
    検出回数を減らすようにしたことを特徴とする自動焦点
    調節装置。
  2. 【請求項2】 過去複数回のレンズ位置とその検出時刻
    の変化から、レンズ駆動が等速度駆動であるかを判定す
    る判定手段を有し、 前記判定手段にて等速度駆動であることが判定されてい
    る時に、前記レンズ位置推定手段を機能させ、前記オー
    バーラップ制御中のレンズ位置検出回数を減らすように
    したことを特徴とする請求項1に記載の自動焦点調節装
    置。
  3. 【請求項3】 対物レンズの結像位置と対物レンズの像
    面位置との差である焦点はずれ量を検出するデフォーカ
    ス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段からのデフ
    ォーカス量に基づいて対物レンズの駆動量を演算するレ
    ンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算手段からの
    レンズ駆動量に従って対物レンズを駆動するレンズ駆動
    手段と、前記レンズ駆動中のレンズ駆動速度を検出する
    レンズ駆動速度検出手段とを有し、レンズ停止中のみな
    らず、レンズ駆動中にも連続して前記デフォーカス量の
    検出を行い、レンズ駆動量の更新を行うオーバーラップ
    制御機能を具備した自動焦点調節装置において、 対物レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前
    記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、前記レ
    ンズ位置とその検出時刻と前記レンズ駆動速度検出手段
    よりのレンズ駆動速度から、前記オーバーラップ制御中
    のレンズ位置を推定するレンズ位置推定手段とを有し、 前記レンズ位置推定手段により対物レンズの位置を推定
    することによって、オーバーラップ制御中のレンズ位置
    検出回数を減らすようにしたことを特徴とする自動焦点
    調節装置。
  4. 【請求項4】 過去複数回のレンズ駆動速度の変化か
    ら、レンズ駆動が等速度駆動であるかを判定する判定手
    段を有し、 前記判定手段にて等速度駆動であることが判定されてい
    る時に、前記レンズ位置推定手段を機能させ、前記オー
    バーラップ制御中のレンズ位置検出回数を減らすように
    したことを特徴とする請求項3に記載の自動焦点調節装
    置。
  5. 【請求項5】 対物レンズの結像位置と対物レンズの像
    面位置との差である焦点はずれ量を検出するデフォーカ
    ス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段からのデフ
    ォーカス量に基づいて対物レンズの駆動量を演算するレ
    ンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算手段からの
    レンズ駆動量に従って対物レンズを駆動するレンズ駆動
    手段と、前記レンズ駆動中のレンズ加減速状態を検出す
    るレンズ加減速状態検出手段とを有し、レンズ停止中の
    みならず、レンズ駆動中にも連続して前記デフォーカス
    量の検出を行い、レンズ駆動量の更新を行うオーバーラ
    ップ制御機能を具備した自動焦点調節装置において、 対物レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前
    記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、過去複
    数回のレンズ位置とその検出時刻から、前記オーバーラ
    ップ制御中のレンズ位置を推定するレンズ位置推定手段
    とを有し、 前記レンズ加減速状態が等速度状態であるときに、前記
    レンズ位置推定手段により対物レンズの位置を推定する
    ことによって、オーバーラップ制御中のレンズ位置検出
    回数を減らすようにしたことを特徴とする自動焦点調節
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の自動焦点
    調節装置を有することを特徴とする光学機器。
  7. 【請求項7】 撮影レンズの結像位置と撮影レンズの像
    面位置との差である焦点はずれ量を検出するデフォーカ
    ス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段からのデフ
    ォーカス量に基づいて撮影レンズの駆動量を演算するレ
    ンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算手段からの
    レンズ駆動量に従って撮影レンズを駆動するレンズ駆動
    手段とを有し、レンズ停止中のみならず、レンズ駆動中
    にも連続して前記デフォーカス量の検出を行い、レンズ
    駆動量の更新を行うオーバーラップ制御機能を具備した
    カメラシステムにおいて、 撮影レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前
    記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、過去複
    数回のレンズ位置とその検出時刻の変化から、前記オー
    バーラップ制御中のレンズ位置を推定するレンズ位置推
    定手段と、過去複数回のレンズ位置とその検出時刻の変
    化から、レンズ駆動が等速度駆動であるかを判定する判
    定手段とを有し、 前記判定手段にて等速度駆動であることが判定されてい
    る時に、前記レンズ位置推定手段を機能させ、前記オー
    バーラップ制御中のレンズ位置検出回数を減らすように
    したことを特徴とするカメラシステム。
  8. 【請求項8】 前記レンズ駆動手段および前記レンズ位
    置検出手段は少なくとも前記撮影レンズ側に具備され、
    その他の前記各手段はカメラ本体側に具備され、 前記撮影レンズは交換式の撮影レンズであることを特徴
    とする請求項7に記載のカメラシステム。
  9. 【請求項9】 撮影レンズの結像位置と撮影レンズの像
    面位置との差である焦点はずれ量を検出するデフォーカ
    ス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段からのデフ
    ォーカス量に基づいて撮影レンズの駆動量を演算するレ
    ンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算手段からの
    レンズ駆動量に従って撮影レンズを駆動するレンズ駆動
    手段と、前記レンズ駆動中のレンズ駆動速度を検出する
    レンズ駆動速度検出手段とを有し、レンズ停止中のみな
    らず、レンズ駆動中にも連続して前記デフォーカス量の
    検出を行い、レンズ駆動量の更新を行うオーバーラップ
    制御機能を具備したカメラシステムにおいて、 撮影レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前
    記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、前記レ
    ンズ位置とその検出時刻と前記レンズ駆動速度検出手段
    よりのレンズ駆動速度から、前記オーバーラップ制御中
    のレンズ位置を推定するレンズ位置推定手段と、過去複
    数回のレンズ駆動速度の変化から、レンズ駆動が等速度
    駆動であるかを判定する判定手段とを有し、 前記判定手段にて等速度駆動であることが判定されてい
    る時に、前記レンズ位置推定手段を機能させ、前記オー
    バーラップ制御中のレンズ位置検出回数を減らすように
    したことを特徴とするカメラシステム。
  10. 【請求項10】 前記レンズ駆動手段、前記レンズ位置
    検出手段および前記レンズ駆動速度検出手段は少なくと
    も前記撮影レンズ側に具備され、その他の前記各手段は
    カメラ本体側に具備され、 前記撮影レンズは交換式の撮影レンズであることを特徴
    とする請求項8に記載のカメラシステム。
  11. 【請求項11】 撮影レンズの結像位置と撮影レンズの
    像面位置との差である焦点はずれ量を検出するデフォー
    カス量検出手段と、該デフォーカス量検出手段からのデ
    フォーカス量に基づいて撮影レンズの駆動量を演算する
    レンズ駆動量演算手段と、該レンズ駆動量演算手段から
    のレンズ駆動量に従って撮影レンズを駆動するレンズ駆
    動手段と、前記レンズ駆動中のレンズ加減速状態を検出
    するレンズ加減速状態検出手段とを有し、レンズ停止中
    のみならず、レンズ駆動中にも連続して前記デフォーカ
    ス量の検出を行い、レンズ駆動量の更新を行うオーバー
    ラップ制御機能を具備したカメラシステムにおいて、 撮影レンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前
    記レンズ位置の検出時刻を計時する計時手段と、過去複
    数回のレンズ位置とその検出時刻から、前記オーバーラ
    ップ制御中のレンズ位置を推定するレンズ位置推定手段
    とを有し、 前記レンズ加減速状態が等速度状態であるときに、前記
    レンズ位置推定手段により撮影レンズの位置を推定する
    ことによって、オーバーラップ制御中のレンズ位置検出
    回数を減らすようにしたことを特徴とするカメラシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記レンズ駆動手段、前記レンズ位置
    検出手段および前記レンズ加減速状態出手段は少なくと
    も前記撮影レンズ側に具備され、その他の前記各手段は
    カメラ本体側に具備され、 前記撮影レンズは交換式の撮影レンズであることを特徴
    とする請求項8に記載のカメラシステム。
  13. 【請求項13】 前記交換式の撮影レンズは、防振機能
    を有していることを特徴とする請求項8、10又は12
    に記載のカメラシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010131433A1 (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 パナソニック株式会社 カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法
JP2017173841A (ja) * 2017-05-18 2017-09-28 株式会社ニコン 交換レンズ
JP2019109533A (ja) * 2019-02-21 2019-07-04 株式会社ニコン 交換レンズ

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