JPH11289987A - ハ―ドキャンディ―及びその製造方法 - Google Patents

ハ―ドキャンディ―及びその製造方法

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JPH11289987A
JPH11289987A JP11037442A JP3744299A JPH11289987A JP H11289987 A JPH11289987 A JP H11289987A JP 11037442 A JP11037442 A JP 11037442A JP 3744299 A JP3744299 A JP 3744299A JP H11289987 A JPH11289987 A JP H11289987A
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candy
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且明 大橋
Chiharu Taki
千春 滝
Shizuo Hatayama
静夫 畑山
Naoki Okamoto
直記 岡本
Hiroshi Miki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸湿性及び保形安定性が充分に改善され、優
れた冷涼感と味質を有するキシリトールハードキャンデ
ィーを得る。 【解決手段】 固形物中の30〜95重量%がキシリト
ールであり、残部の主成分が、ソルビトール2〜5重量
%、マルチトール7〜14重量%、マルトトリイトール
9〜16重量%及び重合度4以上の水素化ポリオール6
7〜80重量%を含む水素化ポリオール組成物であり、
表面がキシリトールの微細結晶で覆われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、キシリトールに基づくハードキ
ャンディー及びその製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】キシリトールは、果実、野菜、穀類、キノ
コ及び微生物中に存在し、しょ糖と同程度の甘味度を有
する糖アルコールであり、口内細菌によって資化されな
いことから虫歯の原因とならず、体内ではインシュリン
と無関係に代謝されるので血糖値を上昇させず、更に
は、強い冷涼感を持ち化学的にも安定であることから、
数多くの食品や医薬品に甘味料や希釈剤等として使用さ
れている。
【0005】しかし、キシリトールの溶融物は粘度が低
い為に、キシリトールを高濃度で含有するハードキャン
ディーの製造は極めて困難である。
【0006】また、キシリトールを原料として製造した
ハードキャンディーは吸湿性が高く、保存中にキャンデ
ィー同士が結着したり、キャンディーが溶解してしまう
という問題があった。
【0007】特開平2−186959号公報には、5〜
40重量%のキシリトールと20〜95重量%の低カロ
リー増量剤からなるキシリトールを使用したハードキャ
ンディー及びそのキャンディーの製造方法が開示されて
いる。しかし、その技術で調製されたハードキャンディ
ーは、キシリトールの使用量が最大40重量%に限られ
ることから、通常のキャンディーと比較して甘さが少な
く、アスパルテームのような高甘味剤や水素化グルコー
スシロップのような甘味剤を加えてはじめてキャンディ
ーとしての適度な甘さを得ている。更に、この様にキシ
リトールの使用量が少ない場合には、キシリトールの持
つ優れた冷涼感と良質の味質をキャンディーに付与する
ことは困難である。
【0008】また、特公平6−36717号公報には、
45〜65重量%のキシリトールと残部がマルチトール
またはラクチトールからなるキシリトールハードキャン
ディー及びそのキャンディーの製造方法が開示されてい
る。しかし、キシリトールとともに使用されるマルチト
ール及びラクチトールは、デキストリン還元物や水素化
ポリオールと比較して高価であり、更に、そのキャンデ
ィーの製造方法はキシリトールとマルチトールまたはラ
クチトールの混合溶融物の重量に対して30〜60重量
%もの多量のキシリトール粉末を、注意深く混合しなが
ら且つ急速に添加する必要があり、必ずしも容易な製造
方法ではなかった。
【0009】本発明は、これらの課題を解決し、キシリ
トールの持つ様々な特性を容易な方法でハードキャンデ
ィーに付与し、且つ、適度な歯脆さを持った低吸湿性で
保形安定性の良いハードキャンディーを提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
【0011】本発明者等は、前記課題を解決するために
鋭意検討した結果、キシリトールと、デキストロース当
量(DE)が20未満であるデキストリンの還元物また
は/及び特定組成のポリオール組成物を使用すること
で、吸湿性の極めて少ないキシリトールに基づくハード
キャンディーが成形可能であることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0012】即ち、本発明の課題を解決するための手段
は、下記のとおりである。
【0013】第1に、固形物中の30〜95重量%がキ
シリトールであり、表面がキシリトールの微細結晶で覆
われた、ハードキャンディー。第2に、固形物中の30
〜95重量%がキシリトールであり、残部の主成分がデ
キストロース当量(DE)が20未満であるデキストリ
ンの還元物であり、表面がキシリトールの微細結晶で覆
われた、ハードキャンディー。第3に、固形物中の30
〜95重量%がキシリトールであり、残部の主成分が、
ソルビトール2〜5重量%、マルチトール7〜14重量
%、マルトトリイトール9〜16重量%及び重合度(D
P)4以上の水素化ポリオール67〜80重量%を含む
水素化ポリオール組成物であり、表面がキシリトールの
微細結晶で覆われた、ハードキャンディー。第4に、固
形物中の30〜95重量%がキシリトールであり、残部
の主成分が、デキストロース当量(DE)が20未満で
あるデキストリンの還元物と、ソルビトール2〜5重量
%、マルチトール7〜14重量%、マルトトリイトール
9〜16重量%及び重合度(DP)4以上の水素化ポリ
オール67〜80重量%を含む水素化ポリオール組成物
との混合物であり、表面がキシリトールの微細結晶で覆
われた、ハードキャンディー。第5に、デキストロース
当量(DE)が20未満であるデキストリンの還元物
が、ソルビトール0.1〜2.0重量%、水素化2糖ア
ルコール0.1〜5.0重量%、水素化3糖アルコール
0.1〜5.0重量%、重合度(DP)20以上の水素
化ポリオール25〜90重量%、残りの部分が重合度4
〜19の水素化ポリオールからなる、上記第2または第
4に記載のハードキャンディー。第6に、固形物中のキ
シリトール含量が40〜80重量%である、上記第1〜
第5の何れか一つに記載のハードキャンディー。第7
に、キシリトールの微細結晶の大きさが、100μm以
下、好ましくは50μm以下、さらに好ましくは20μ
m以下である、上記第1〜第6の何れか一つに記載のハ
ードキャンディー。第8に、固形物中の30〜95重量
%がキシリトールである組成物を加熱して溶融し、得ら
れた溶融物を成形し、表面にキシリトールの微細結晶を
析出させた、ハードキャンディーの製造方法。第9に、
固形物中の30〜95重量%がキシリトールであり、残
部の主成分がデキストロース当量(DE)が20未満で
あるデキストリンの還元物である、キシリトールとDE
20未満のデキストリン還元物との混合物を加熱して溶
融し、得られた溶融物を成形し、表面にキシリトールの
微細結晶を析出させた、ハードキャンディーの製造方
法。第10に、固形物中の30〜95重量%がキシリト
ールであり、残部の主成分が、ソルビトール2〜5重量
%、マルチトール7〜14重量%、マルトトリイトール
9〜16重量%及び重合度(DP)4以上の水素化ポリ
オール67〜80重量%を含む水素化ポリオール組成物
である、キシリトールと水素化ポリオール組成物との混
合物を加熱して溶融し、得られた溶融物を成形し、表面
にキシリトールの微細結晶を析出させた、ハードキャン
ディーの製造方法。第11に、固形物中の30〜95重
量%がキシリトールであり、残部の主成分が、デキスト
ロース当量(DE)が20未満であるデキストリンの還
元物と、ソルビトール2〜5重量%、マルチトール7〜
14重量%、マルトトリイトール9〜16重量%及び重
合度(DP)4以上の水素化ポリオール67〜80重量
%を含む水素化ポリオール組成物とからなり、キシリト
ールとDE20未満のデキストリン還元物と水素化ポリ
オール組成物との混合物を加熱して溶融し、得られた溶
融物を成形し、表面にキシリトールの微細結晶を析出さ
せた、ハードキャンディーの製造方法。第12に、デキ
ストロース当量(DE)が20未満であるデキストリン
の還元物が、ソルビトール0.1〜2.0重量%、水素
化2糖アルコール0.1〜5.0重量%、水素化3糖ア
ルコール0.1〜5.0重量%、重合度(DP)20以
上の水素化ポリオール25〜90重量%、残りの部分が
重合度4〜19の水素化ポリオールからなる、上記第9
または第11に記載のハードキャンディーの製造方法。
第13に、固形物中のキシリトール含量が、40〜80
重量%である、上記第8〜12の何れか一つに記載のハ
ードキャンディーの製造方法。第14に、キシリトール
の微細結晶の大きさが、100μm以下、好ましくは5
0μm以下、さらに好ましくは20μm以下である、上
記第8〜第13の何れか一つに記載のハードキャンディ
ーの製造方法。第15に、キャンディーを成形するに先
立ち、溶融物の重量に対して10重量%以下、好ましく
は5重量%以下のキシリトール粉末を混合する、上記第
8〜第14の何れか一つに記載のハードキャンディーの
製造方法。第16に、キャンディーの成形に引き続い
て、キャンディーの表面にキシリトール粉末を付着させ
る、上記第8〜第14の何れか一つに記載のハードキャ
ンディーの製造方法。
【0014】ここで、残部の主成分とは、残部について
の固形分中の重量%が、80重量%以上、好ましくは9
0重量%以上であることを示している。すなわち、残部
には、各種着色料、果実等のキャンディー用素材、他の
糖類や糖アルコール類等の各種キャンディー用材料が含
まれていてもよい。
【0015】本発明に係るキシリトールは、食品や医薬
品に使用可能なキシリトールであればその由来、製法、
組成及び形状に特に制限は無く使用することができる。
【0016】本発明に係るデキストリンの還元物は、メ
イズ、ポテト、タピオカ等由来の各種デンプンを原料と
して酸や酵素等で加水分解して得られるデキストリン
を、水素加圧下で金属触媒の存在下に接触還元すること
によって容易に調製することができる。
【0017】また、本発明に係るデキストリンの還元物
は、各種デンプンを加水分解した後に含まれるブドウ糖
や低分子のオリゴ糖、または還元した後のソルビトール
や低分子の水素化ポリオールの大部分をクロマト分離法
や沈殿・濾過法等の公知の方法によって分離除去する工
程を経て得られるデキストリンの還元物が使用でき、特
に、DEが20未満のデキストリンの還元物、好ましく
はソルビトール0.1〜2.0重量%、水素化2糖アル
コール0.1〜5.0重量%、水素化3糖アルコール
0.1〜5.0重量%、DP20以上の水素化ポリオー
ル25〜90重量%、残りの部分がDP4〜19の水素
化ポリオールからなるものを使用することで、デキスト
リンの還元物の甘味を抑えることができるばかりでな
く、キシリトールの味質への好ましくない影響を極めて
少なくすることができ、また、キャンディーの成形に供
される溶融物の粘度を適度な範囲に維持できる。
【0018】更に、本発明に係るDE20未満のデキス
トリン還元物には、直鎖デキストリンの還元物、分岐デ
キストリンの還元物又はそれらの混合物が含まれるが、
特に分岐デキストリンの還元物を多く含むものを使用す
る場合に、キシリトールを多く含有するキャンディーの
成形に供される溶融物の粘度の低下を防ぐことができる
ので好ましい。
【0019】本発明に係るデキストリンの還元物の原料
となるデキストリンのDEは、その還元物がキシリトー
ルキャンディーの成形を可能とする範囲の低いDEであ
れば特に制限はないが、好ましくはDEが5以上で20
未満のものが使用できる。DEが5より低い場合には、
キャンディーの成形に供される溶融物の粘度が高くな
り、溶融物の型枠への流し込みが困難となる。また、D
Eが20以上の場合には、デキストリン還元物の粘度が
低くなり、キャンディーにキシリトールを多く添加する
ことができず、また、キャンディーの成形も困難であ
り、仮に成形できた場合でもキャンディーの吸湿性が高
くなり、保存中にキャンディーの表面がべとつくかまた
は溶解することがある。
【0020】本発明でキシリトールと混合する水素化ポ
リオール組成物は、ソルビトール2〜5重量%、マルチ
トール7〜14重量%、マルトトリイトール9〜16重
量%及びDP4以上の水素化ポリオール67〜80重量
%からなる組成物であり、例えば、還元澱粉糖化物PO
−20の商品名で東和化成工業株式会社より市販されて
いるものをそのまま使用することができる。
【0021】また、本発明では、DE20未満のデキス
トリン還元物と、ソルビトール2〜5重量%、マルチト
ール7〜14重量%、マルトトリイトール9〜16重量
%及びDP4以上の水素化ポリオール67〜80重量%
からなる水素化ポリオールを任意の割合で混合したもの
も使用しても、好ましいハードキャンディーの製造が可
能である。
【0022】本発明のハードキャンディーの固形物中に
は、キシリトールが30〜95重量%、好ましくは40
〜80重量%含まれる。キシリトールが30重量%より
も少ない場合は、成形前の溶融物の粘度が高くなり成形
が困難となるおそれがあり、仮に成形できたとしても、
キシリトールの微細結晶が形成されず、本発明の効果を
有するハードキャンディーを製造することができない。
【0023】また、キシリトールが95重量%を超える
場合には、成形前の溶融物の粘度が低くなり、ハードキ
ャンディーの成形が困難である。また、仮にキャンディ
ーとして成形しても、析出するキシリトールの結晶が微
細結晶にはならず、大きな結晶となり、非常に脆いハー
ドキャンディーとなる。さらに、このようなキャンディ
ーはジャリジャリとした食感を有し、ハードキャンディ
ーとして好ましくない。
【0024】本発明に係るキシリトールの微細結晶と
は、本質的にキシリトールからなり、結晶の大きさが1
00μm以下、好ましくは50μm以下、さらに好まし
くは20μm以下のものを指す。
【0025】本発明に係るキシリトールの微細結晶は、
ハードキャンディーの表面及び内部に析出した場合、キ
ャンディーが白色化し透明感が減少するため、その存在
を裸眼で容易に確認することができる。
【0026】ハードキャンディーの表面や内部に析出す
るキシリトール結晶の大きさを、微細結晶サイズにとど
める事により、吸湿性を抑え、保形安定性が良化し、適
度な歯脆さや優れた冷涼感など食感に好ましい効果を付
与する事が可能となる。
【0027】本発明の製造方法において、キシリトール
と、DE20未満のデキストリンの還元物、水素化ポリ
オール組成物、またはそれらの混合物は、加熱溶融した
後に、例えばデポジット法やスタンピング法によりハー
ドキャンディーに成形される。
【0028】この時、上記混合物は、その混合物が均一
に溶融する温度にまで加熱され、溶融物中の水分を約6
重量%以下、好ましくは3重量%以下、更に好ましくは
2重量%以下となるように煮詰められる。溶融物を煮詰
める場合、必要によりポンプ等で減圧することもでき
る。
【0029】この様にして成形したハードキャンディー
は、表面にキシリトールの微細結晶が析出し、更に、析
出する微細結晶は内部にまで及ぶことがある。その結
果、本発明に係るハードキャンディーは、表面がキシリ
トールの微細結晶で覆われるだけでなく、内部にもキシ
リトールの微細結晶を有したものとなることもある。
【0030】本発明の製造方法においては、キシリトー
ルと、残部の主成分が、DE20未満のデキストリン還
元物、またはソルビトール2〜5重量%、マルチトール
7〜14重量%、マルトトリイトール9〜16重量%及
びDP4以上の水素化ポリオール67〜80重量%であ
る水素化ポリオール組成物、若しくは、DE20未満の
デキストリン還元物と前記組成の水素化ポリオール組成
物との混合物の何れか一つからなるものとを混合したも
のを使用できる。そして、該キシリトールと混合したも
のを、加熱して溶融し、得られた溶融物を成形し、表面
にキシリトールの微細結晶を析出させたキャンディーに
することで、成形したキャンディーの表面及び内部に析
出するキシリトール結晶の成長を適度に抑制し、その結
果として析出するキシリトール結晶を微細結晶にとどめ
ることができる。
【0031】特に、キャンディーの表面部分に析出した
キシリトールの微細結晶は、キャンディーが空気中の水
分を吸収することを防ぎ、成形したキャンディーの保形
安定性を大きく改善することができる。
【0032】ハードキャンディーを成形するに先立ち、
溶融物の重量に対して10重量%以下、好ましくは5重
量%以下のキシリトール粉末を混合することにより、キ
ャンディーの内部及び表面部分に微細なキシリトールの
結晶を析出させることを促進することもできる。
【0033】溶融物に対して混合するキシリトール粉末
の量が10重量%より多い場合には、溶融物の粘度が上
昇してしまい、キシリトール粉末を溶融物に均一に分散
させるのが困難となったり、キャンディーの内部に多量
の大きなキシリトール結晶が析出する為、キャンディー
が脆くなってしまい、好ましくない。
【0034】また、本発明の製造方法においては、成形
したキャンディーの表面にキシリトール粉末を付着させ
ることで、キャンディーの表面部分にキシリトール微細
結晶が析出するのを促進することができる。キャンディ
ーの表面に付着したキシリトール結晶及びキャンディー
の表面部分に析出したキシリトールの微細結晶は、キャ
ンディーの吸湿性や保形安定性を改善し、キシリトール
の優れた冷涼感を速やかに舌に伝えることを可能とす
る。
【0035】本発明のハードキャンディーは、味質等の
改善を目的として、その中に各種着色料、果実等のキャ
ンディー用素材を添加することも可能であり、更に、他
の糖類や糖アルコール類等の各種キャンディー用材料を
添加することもできる。
【0036】本発明のハードキャンディーに添加できる
キャンディー用素材としては、例えば、クエン酸、リン
ゴ酸等の各種酸味料、グリシン等の各種アミノ酸調味
料、アスパルテーム、ステビオシド、サッカリン、レバ
ウシドA、トリクロロスクロース等の高甘味度甘味料、
ミント、ハーブ、メンソール等の各種生薬類、リンゴ、
イチゴ、バナナ、メロン、オレンジ、グレープフルー
ツ、パイナップル、ピーチ等の各種フルーツフレーバ
ー、コーヒーフレーバー、ココアフレーバー等の各種嗜
好フレーバー、合成または天然の着色料等が挙げられ
る。
【0037】また、本発明のハードキャンディーに使用
できる他の糖類や糖アルコール類としては、例えば、し
ょ糖、乳糖、果糖、イソマルトース、マルトース、マル
トオリゴ糖、マルトデキストリン、フラクトオリゴ糖、
異性化糖、カップリングシュガー、ガラクトオリゴ糖、
ポリデキストロース等の糖類及びエリスリトール、ソル
ビトール、マンニトール、ラクチトール、イソマルチト
ール、水素化グルコースシロップ、キシロオリゴ糖アル
コール、ポリデキストロース還元物、その他の難消化性
糖アルコール等があり、これらは単独または二種以上混
合して使用できる。
【0038】
【実施例】
【0039】以下に実施例をあげて更に具体的に本発明
について説明するが、本発明の技術的範囲は以下の例に
制限されるものではない。また、以下の実施例におい
て、%は特に断らない限り重量%を表わすものとする。
【0040】表1に記載の条件で、実施例1〜15を行
い、本発明のハードキャンディー実施品1〜15を製造
した。
【0041】
【表1】
【0042】即ち、ステンレス製容器中でキシリトール
粉末とDE20未満のデキストリンの還元物または/及
び水素化ポリオール組成物の所定量に水を加えて固形物
濃度を70%に調節し、穏やかに攪拌しながら180℃
まで加熱し、溶融物中の水分が2%以下となるまで煮詰
めた後、デポジット法またはスタンピング法により約2
〜3g/個のキャンディーを成形した。
【0043】実施例3及び6においては、成形後にキシ
リトール粉末をキャンディーの表面に付着させた。
【0044】実施例7では、成形前に溶融物の重量に対
して5%のキシリトール粉末を混合した後に成形し、ま
た、実施例13では2%のキシリトール粉末を混合した
後に成形した。
【0045】各実施例では、キシリトールとして食品添
加物キシリトール粉末(東和化成工業株式会社製)を使
用した。
【0046】実施例1〜9については、デキストリンの
還元物として、約DE8のデキストリンをオートクレー
ブ中で水素圧150kg/cm2 にてラネー触媒の存在下に
接触水素還元することで調製した、ソルビトール1.2
%、2糖アルコール2.6%、3糖アルコール2.8
%、DP4〜19の水素化ポリオール18.8%、DP
20以上の水素化ポリオール74.6%からなるデキス
トリン還元物を使用した。
【0047】実施例10、11については、約DE12
のデキストリンとして、上記と同様の方法で調製したソ
ルビトール1.5%、2糖アルコール4.9%、3糖ア
ルコール4.8%、DP4〜19の水素化ポリオール2
6.1%、DP20以上の水素化ポリオール62.7%
からなるデキストリンの還元物を使用した。
【0048】実施例12、13については、水素化ポリ
オール組成物として、ソルビトール2.1%、マルチト
ール10.4%、マルトトリイトール12.3%、DP
4以上の水素化ポリオール75.2%の還元澱粉糖化物
(東和化成工業株式会社製、「PO−20」)を使用し
た。
【0049】実施例14、15については、キシリトー
ルの残部として、実施例1〜9で使用した約DE8のデ
キストリンの還元物と、実施例12、13で使用した水
素化ポリオールを1:1の割合で混合したものを使用し
た。
【0050】実施品1〜15の各ハードキャンディー
は、全て、キャンディーの内部及び表面部分にキシリト
ールの微細結晶を裸眼で確認でき、キシリトールの冷涼
感があり、且つ、ハードキャンディーとしての適度な歯
脆さを兼ね備えたものであり、室温で保存してもキャン
ディー同士が結着したり融解することはなかった。実施
品3、6、8、9、11、13、15の各キャンディー
は、キシリトールの冷涼感が速やかに舌に伝わった。
【0051】実施品8、9のハードキャンディーについ
て、各々の表面を電子顕微鏡で1500倍に拡大して撮
影したところ、図1、図2に示すように、どちらも10
0μm以下のキシリトールの微細結晶が確認でき、特
に、実施品8のキャンディーでは、約10μmの大きさ
の極微細なキシリトール結晶の存在が確認された。
【0052】
【比較例1】
【0053】キシリトール200gに、実施例1〜9で
使用したDE8のデキストリン還元物800gを混合し
た以外は実施例1と同様の方法でキャンディー(比較品
1)の製造を試みたが、粘度が高すぎるため成形が困難
であり、キャンディーは作れなかった。
【0054】
【比較例2】
【0055】キシリトール200gに、実施例12、1
3で使用した水素化ポリオール(東和化成工業(株)
製、「PO−20」)800gを混合した以外は、実施
例1と同様の方法でキャンディー(比較品2)を製造し
た。このキャンディーは、吸湿性が高く、べとつき感を
有したキャンディーとなってしまい、熱安定性試験にお
いても、キャンディー同士で付着してしまい、50℃の
保存実験では完全に融解してしまった。比較品2のハー
ドキャンディーについて、表面を電子顕微鏡で撮影した
ところ、図3に示すように、実施品8や9のような微細
結晶は確認できなかった。なお、比較品2について電子
顕微鏡で200倍に拡大して表面を観察したが、図1及
び図2と異なり、拡大倍率が小さくなっているのは、1
500倍に拡大して撮影しても対象となる結晶が無いた
め焦点が合わず、ぼやけた写真となってしまうためであ
る。
【0056】
【比較例3】
【0057】キシリトール500gにソルビトール2.
1%、マルチトール52.3%、マルトトリイトール1
8.6%、DP4以上の水素化ポリオール27.0%か
らなる還元澱粉糖化物(東和化成工業株式会社製、「P
O−40」)500gを混合した以外は、実施例1と同
様の方法でキャンディー(比較品3)の製造を試みた
が、成形する工程では、どろどろとした液状のままで、
キャンディー状に固化しなかった。
【0058】
【比較例4】
【0059】キシリトール300gに、水溶性食物繊維
を多く含んだポリデキストロース(カルター・フードサ
イエンス(株)製、「ライテスIII」)700gを混合
した以外は、実施例1と同様の方法でキャンディー(比
較品4)を製造した。このキャンディーは吸湿性が非常
に高く、べとつきやすいキャンディーとなってしまい、
熱安定性試験では、40℃の保存実験において完全に融
解してしまった。
【0060】
【比較試験】
【0061】本発明に係る実施品1〜15及び比較品1
〜4について、成形時の操作性、成形直後のキャンディ
ーの水分、吸湿性及び熱安定性を比較した。
【0062】ここで、成形時の操作性は、キャンディー
を型枠から外しやいものを(○)、キャンディーが型枠
に付着しやや外しにくいものを(△)、キャンディーが
型枠に付着し外しにくいもの若しくはキャンディーの製
造ができないものを(×)として評価した。
【0063】吸湿性は、各キャンディーそれぞれ1個づ
つを秤量瓶に入れたものを各5個用意し、相対湿度65
%、温度30℃の恒温恒湿機(エタック株式会社製、F
X210P)に8日間保管したときに、キャンディーが
吸湿した水分の重量変化を、A=(保管後のキャンディ
ー重量)、B=(保管前のキャンディーの重量)として、
次式1により求め、それぞれの平均値をそのキャンディ
ーの吸湿性とした。
【0064】(式1)キャンディーの吸湿性=[(A−
B)/B]×100
【0065】また、熱安定性は、各キャンディーそれぞ
れ3個づつを吸湿しない包装材で一つのスティック状に
包装し、温度40℃または50℃で1週間保管した時の
キャンディー同士の付着の状態を観察し、変化しなかっ
たものを(−)、キャンディー同士が軽く付着したもの
を(±)、キャンディー同士が強く付着したものを
(+)、キャンディーが融解し一体化したものを(+
+)として評価した。
【0066】その結果を表2に示す。
【0067】
【表2】
【0068】表2によると、本発明に係る実施品1〜1
5は、比較品1〜4に比べて成形時の操作性、キャンデ
ィーの吸湿性及び熱安定性について、総合的に良好な結
果を示し、満足のいくものであった。
【0069】なお、DE20未満のデキストリンを過剰
に配合した比較品1は、製造段階で粘度が高くなりす
ぎ、実際にキャンディーの製造を行うことが極めて困難
になった。また、水素化ポリオール組成物を過剰に配合
した比較品2は、製造することは可能であったが、出来
上がったキャンディーは吸湿性が高く、熱安定性につい
ても悪く、その物性は満足なものではなかった。DEが
20を超え、比較的低分子量の糖類を多く含有する糖液
を使用した比較品3は、粘度が少なく、キャンディーと
して成形することができなかった。水溶性食物繊維質を
多く含んだポリデキストロースを配合した比較品4は、
吸湿性が特に高く、熱安定性も悪いため、キャンディー
が溶解しやすく、他のキャンディーと結着しやすかっ
た。
【0070】
【発明の効果】
【0071】本発明を実施することにより、キャンディ
ーの表面部分にキシリトールの微細結晶が存在するキシ
リトールハードキャンディーを容易に製造することが可
能であり、得られたキシリトールハードキャンディーは
吸湿性及び保形安定性が充分に改善され、優れた冷涼感
と味質を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施品8の電子顕微鏡写真で、倍率1500倍
の写真である。
【図2】実施品9の電子顕微鏡写真で、倍率1500倍
の写真である。
【図3】比較品2の電子顕微鏡写真で、倍率200倍の
写真である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形物中の30〜95重量%がキシリト
    ールであり、表面がキシリトールの微細結晶で覆われ
    た、ハードキャンディー。
  2. 【請求項2】 固形物中の30〜95重量%がキシリト
    ールであり、残部の主成分がデキストロース当量(D
    E)が20未満であるデキストリンの還元物であり、表
    面がキシリトールの微細結晶で覆われた、ハードキャン
    ディー。
  3. 【請求項3】 固形物中の30〜95重量%がキシリト
    ールであり、残部の主成分が、ソルビトール2〜5重量
    %、マルチトール7〜14重量%、マルトトリイトール
    9〜16重量%及び重合度(DP)4以上の水素化ポリ
    オール67〜80重量%を含む水素化ポリオール組成物
    であり、表面がキシリトールの微細結晶で覆われた、ハ
    ードキャンディー。
  4. 【請求項4】 固形物中の30〜95重量%がキシリト
    ールであり、残部の主成分が、デキストロース当量(D
    E)が20未満であるデキストリンの還元物と、ソルビ
    トール2〜5重量%、マルチトール7〜14重量%、マ
    ルトトリイトール9〜16重量%及び重合度(DP)4
    以上の水素化ポリオール67〜80重量%を含む水素化
    ポリオール組成物との混合物であり、表面がキシリトー
    ルの微細結晶で覆われた、ハードキャンディー。
  5. 【請求項5】 デキストロース当量(DE)が20未満
    であるデキストリンの還元物が、ソルビトール0.1〜
    2.0重量%、水素化2糖アルコール0.1〜5.0重
    量%、水素化3糖アルコール0.1〜5.0重量%、重
    合度(DP)20以上の水素化ポリオール25〜90重
    量%、残りの部分が重合度4〜19の水素化ポリオール
    からなる、請求項2または4に記載のハードキャンディ
    ー。
  6. 【請求項6】 固形物中のキシリトール含量が40〜8
    0重量%である、請求項1〜5の何れか一つに記載のハ
    ードキャンディー。
  7. 【請求項7】 キシリトールの微細結晶の大きさが、1
    00μm以下、好ましくは50μm以下、さらに好まし
    くは20μm以下である、請求項1〜6の何れか一つに
    記載のハードキャンディー。
  8. 【請求項8】 固形物中の30〜95重量%がキシリト
    ールである組成物を加熱して溶融し、得られた溶融物を
    成形し、表面にキシリトールの微細結晶を析出させた、
    ハードキャンディーの製造方法。
  9. 【請求項9】 固形物中の30〜95重量%がキシリト
    ールであり、残部の主成分がデキストロース当量(D
    E)が20未満であるデキストリンの還元物である、キ
    シリトールとDE20未満のデキストリン還元物との混
    合物を加熱して溶融し、得られた溶融物を成形し、表面
    にキシリトールの微細結晶を析出させた、ハードキャン
    ディーの製造方法。
  10. 【請求項10】 固形物中の30〜95重量%がキシリ
    トールであり、残部の主成分が、ソルビトール2〜5重
    量%、マルチトール7〜14重量%、マルトトリイトー
    ル9〜16重量%及び重合度(DP)4以上の水素化ポ
    リオール67〜80重量%を含む水素化ポリオール組成
    物である、キシリトールと水素化ポリオール組成物との
    混合物を加熱して溶融し、得られた溶融物を成形し、表
    面にキシリトールの微細結晶を析出させた、ハードキャ
    ンディーの製造方法。
  11. 【請求項11】 固形物中の30〜95重量%がキシリ
    トールであり、残部の主成分が、デキストロース当量
    (DE)が20未満であるデキストリンの還元物と、ソ
    ルビトール2〜5重量%、マルチトール7〜14重量
    %、マルトトリイトール9〜16重量%及び重合度(D
    P)4以上の水素化ポリオール67〜80重量%を含む
    水素化ポリオール組成物とからなり、キシリトールとD
    E20未満のデキストリン還元物と水素化ポリオール組
    成物との混合物を加熱して溶融し、得られた溶融物を成
    形し、表面にキシリトールの微細結晶を析出させた、ハ
    ードキャンディーの製造方法。
  12. 【請求項12】 デキストロース当量(DE)が20未
    満であるデキストリンの還元物が、ソルビトール0.1
    〜2.0重量%、水素化2糖アルコール0.1〜5.0
    重量%、水素化3糖アルコール0.1〜5.0重量%、
    重合度(DP)20以上の水素化ポリオール25〜90
    重量%、残りの部分が重合度4〜19の水素化ポリオー
    ルからなる、請求項9または11に記載のハードキャン
    ディーの製造方法。
  13. 【請求項13】 固形物中のキシリトール含量が、40
    〜80重量%である、請求項8〜12の何れか一つに記
    載のハードキャンディーの製造方法。
  14. 【請求項14】 キシリトールの微細結晶の大きさが、
    100μm以下、好ましくは50μm以下、さらに好ま
    しくは20μm以下である、請求項8〜13の何れか一
    つに記載のハードキャンディーの製造方法。
  15. 【請求項15】 キャンディーを成形するに先立ち、溶
    融物の重量に対して10重量%以下、好ましくは5重量
    %以下のキシリトール粉末を混合する、請求項8〜14
    の何れか一つに記載のハードキャンディーの製造方法。
  16. 【請求項16】 キャンディーの成形に引き続いて、キ
    ャンディーの表面にキシリトール粉末を付着させる、請
    求項8〜14の何れか一つに記載のハードキャンディー
    の製造方法。
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