JPH11118525A - エンコーダの電源回路 - Google Patents

エンコーダの電源回路

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Publication number
JPH11118525A
JPH11118525A JP9284842A JP28484297A JPH11118525A JP H11118525 A JPH11118525 A JP H11118525A JP 9284842 A JP9284842 A JP 9284842A JP 28484297 A JP28484297 A JP 28484297A JP H11118525 A JPH11118525 A JP H11118525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
power source
light receiving
receiving element
Prior art date
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Pending
Application number
JP9284842A
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English (en)
Inventor
Seiji Shiozawa
精治 塩沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP9284842A priority Critical patent/JPH11118525A/ja
Publication of JPH11118525A publication Critical patent/JPH11118525A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエンコーダの電源回路においては、主
電源オフ時にはバッテリの電源で直接受光素子を駆動し
ていたため、主電源がオンとなった時に高電圧が受光素
子に印加され、受光素子が誤動作をして誤ったデータが
出力されることがあった。 【解決手段】 本発明によるエンコーダの電源回路は、
主電源(1)及びバッテリ(2)と受光素子(7)間に定電圧電
源(12)を設け、この受光素子(7)へは常時前記定電圧電
源(12)から定電圧(12a)を供給することにより、バッテ
リによるバックアップ時に主電源(1)が再びオンとなっ
ても定電圧電源(12)による定電圧(12a)の印加により受
光素子(7)からの誤データの出力を防止することができ
る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンコーダの電源
回路に関し、特に、受光素子に定電圧回路を介して常時
定電圧を供給することにより、主電源再投入時における
受光素子の誤動作による多回転データの誤りの発生を防
止するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダの電源回路としては、例えば、図3及び図4で示す構
成がある。すなわち、図3において符号1で示されるも
のは主電源であり、この主電源1には、スイッチ3を介
して第1ダイオード4、1回転データ検出回路9及び通
信回路11が接続され、前記主電源1とは別に独立した
外部又は内蔵等のバッテリ2は第2ダイオード5を介し
て前記第1ダイオード4に接続されている。前記各ダイ
オード4及び5の接続点5Aには、システムダウン検出
回路8、LEDからなる発光素子6、受光素子7及び多
回転データ検出回路10が接続され、前記システムダウ
ン検出回路8及び多回転データ検出回路10は通信回路
11に接続され、受光素子7の第1、第2出力信号7
a,7bは1回転データ検出回路9及び多回転データ検
出回路10へ各々入力されている。
【0003】次に動作について述べる。図3の状態にお
いて、スイッチ3をオンとすると主電源1が入り、受光
素子7から出力される第1、第2出力7a,7bが各検
出回路9,10に入力されて通信回路11を経てエンコ
ーダ出力11aとして出力されている。前述の状態で主
電源1が停電等によって切れた場合、バッテリ2により
発光素子6、受光素子7及び多回転データ検出回路10
がバックアップされる。この場合、バッテリ2の電圧
(3.6V)が多回転データ検出回路10の検出不能と
なる電圧まで低下すると、システムダウン検出回路8が
作動して通信回路11からのエンコーダ出力11aを停
止させ、その後、再び主電源1がオンとなった時にシス
テムダウン信号8aが通信回路11から出力される。な
お、実際には、システムダウン検出回路8を検出作動す
る電圧レベルは、多回転データ検出回路10による多回
転データの検出不能となる電圧よりも高く設定されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダの電
源回路は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、図4に示されるよう
に、主電源1がオフとなり受光素子7に供給される電圧
がバッテリ2の電圧に低下している状態下で、主電源1
が再びオンとなると、受光素子7への電圧が瞬時に5V
まで高くなり、この過渡期に受光素子7から誤った出力
7a,7bが発生して誤検出データが出力されることが
あった。そのため、この誤検出を避けるには、オフ後の
主電源1が再びオンとなるまでの立ち上がり時間を制限
するか、又は、その立ち上がり速度を図4で示す急峻な
状態からゆるやかなものに変更する必要があった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、受光素子に定電圧回路を介
して常時定電圧を供給することにより、主電源再投入時
における受光素子の誤動作による多回転データの誤りの
発生を防止するようにしたエンコーダの電源回路を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
の電源回路は、主電源及びこの主電源とは別のバッテリ
を用い、前記バッテリで発光素子、受光素子及び多回転
データ検出回路をバックアップして多回転データを得る
と共に、前記バッテリの電圧が前記多回転データが検出
不能となる電圧まで低下するとシステムダウン検出回路
が作動し、前記主電源再投入時に前記システムダウン検
出回路からシステムダウン信号が通信回路を経て出力さ
れるようにしたエンコーダの電源回路において、前記受
光素子と前記主電源及びバッテリ間には定電圧電源を設
け、前記受光素子へは常時前記定電圧電源から定電圧を
供給する構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるエ
ンコーダの電源回路の好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付
して説明する。図1及び図2において符号1で示される
ものは主電源であり、この主電源1にはスイッチ3を介
して第1ダイオード4、1回転データ検出回路9及び通
信回路11が接続され、前記主電源1とは別に独立した
外部又は内蔵等のバッテリ2は第2ダイオード5を介し
て前記第1ダイオード4に接続されている。前記各ダイ
オード4及び5の接続点5Aには、システムダウン検出
回路8、LEDからなる発光素子6、定電圧電源12を
介して接続された受光素子7及び多回転データ検出回路
10が接続され、前記システムダウン検出回路8及び多
回転データ検出回路10は通信回路11に接続され、受
光素子7の第1、第2出力信号7a,7bは1回転デー
タ検出回路9及び多回転データ検出回路10へ各々入力
されている。
【0008】次に、動作について述べる。図1の状態に
おいて、スイッチ3をオンとすると、主電源1が入り、
定電圧電源12で定電圧化された2.5Vの定電圧12
aが受光素子7に供給され、この受光素子7から出力さ
れる第1、第2出力7a,7bが各検出回路9,10に
入力された通信回路11を経てエンコーダ出力11aと
して出力されている。前述の状態で主電源1が停電等に
よって切れた場合、バッテリ2により定電圧電源12、
受光素子7、発光素子6及び多回転データ検出回路10
がバックアップされる。この場合、定電圧電源12の定
電圧12aは、システムダウン検出回路8によってシス
テムダウンが検出される電圧とほぼ同じ電圧に設定され
ているため、バッテリ2の電圧2aが低下し、定電圧電
源12の定電圧12aが当初の電圧よりも下がり、主電
源1のオフ後に主電源1を再投入したとすると受光素子
7への定電圧12aが急峻に変化して従来のような誤動
作が起こる可能性があるが、このようにバッテリ2の電
圧2aが低下した場合にはこの電圧2aの低下を検出し
てシステムダウン検出回路8がシステムダウンを検出
し、主電源1の再投入時に通信回路11からのエンコー
ダ出力11aとして出力されるため誤動作の可能性を知
ることができる。従って、前述のようなバッテリ2の電
圧2aの低下が発生しないうちに主電源1が再びオンと
なって投入されていれば、図2で示すように、受光素子
7へは常に前記定電圧12aが供給され、受光素子7の
出力7a,7bは従来のような誤動作を起こすこともな
く、誤ったデータを出力することはない。
【0009】
【発明の効果】本発明によるエンコーダの電源回路は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、主電源及びバッテリに接続
された定電圧電源からの定電圧を常に受光素子へ供給し
て駆動しているため、主電源オフ後のバッテリによるバ
ックアップ時に主電源に切替える場合、従来のような主
電源の立ち上がり時間の制限をする必要もなく、誤動作
のない安定したエンコーダを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダの電源回路を示す回路
図である。
【図2】図1の各部の波形図である。
【図3】従来の回路図である。
【図4】図3の各部の波形図である。
【符号の説明】
1 主電源 2 バッテリ 6 発光素子 7 受光素子 8 システムダウン検出回路 8a システムダウン信号 10 多回転データ検出回路 11 通信回路 12 定電圧電源 12a 定電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源(1)及びこの主電源(1)とは別のバ
    ッテリ(2)を用い、前記バッテリ(2)で発光素子(6)、受
    光素子(7)及び多回転データ検出回路(10)をバックアッ
    プして多回転データを得ると共に、前記バッテリ(2)の
    電圧が前記多回転データが検出不能となる電圧まで低下
    するとシステムダウン検出回路(8)が作動し、前記主電
    源(1)再投入時に前記システムダウン検出回路(8)からシ
    ステムダウン信号(8a)が通信回路(11)を経て出力される
    ようにしたエンコーダの電源回路において、前記受光素
    子(7)と前記主電源(1)及びバッテリ(2)間には定電圧電
    源(12)を設け、前記受光素子(7)へは常時前記定電圧電
    源(12)から定電圧(12a)を供給することを特徴とするエ
    ンコーダの電源回路。
JP9284842A 1997-10-17 1997-10-17 エンコーダの電源回路 Pending JPH11118525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9284842A JPH11118525A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 エンコーダの電源回路

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JP9284842A JPH11118525A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 エンコーダの電源回路

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JPH11118525A true JPH11118525A (ja) 1999-04-30

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ID=17683738

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JP9284842A Pending JPH11118525A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 エンコーダの電源回路

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JP (1) JPH11118525A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002098507A (ja) * 2000-06-30 2002-04-05 Snr Roulements 回転部材の絶対角度位置を決定するための装置
JP2013198257A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Denso Wave Inc 生産機器の制御装置

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JP2002098507A (ja) * 2000-06-30 2002-04-05 Snr Roulements 回転部材の絶対角度位置を決定するための装置
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