JPH11351910A - エンコーダ受光回路 - Google Patents

エンコーダ受光回路

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Publication number
JPH11351910A
JPH11351910A JP15935598A JP15935598A JPH11351910A JP H11351910 A JPH11351910 A JP H11351910A JP 15935598 A JP15935598 A JP 15935598A JP 15935598 A JP15935598 A JP 15935598A JP H11351910 A JPH11351910 A JP H11351910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phototransistor
emitter
signal
power source
encoder
Prior art date
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Pending
Application number
JP15935598A
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English (en)
Inventor
Muneaki Kubota
宗明 久保田
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエンコーダ受光回路では、電源が直接
ホトトランジスタに供給されていたため、バックアップ
時に電源が再起動すると、ホトトランジスタから大きい
レベルのパルスが発生し、誤検出されることがあった。 【解決手段】 本発明によるエンコーダ受光回路は、電
源(Vcc)に抵抗(R1)とコンデンサ(C1)からなる積分回路
(10)を接続することにより、バックアップ時に電源(Vc
c)が再起動した場合でも、ホトトランジスタ(1)からの
パルスは低いレベルとなり、カウントされるパルスとな
らないようにした構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンコーダ受光回
路に関し、特に、電源に所定の時定数の積分回路を設け
ることにより、ホトトランジスタに対する電圧の立上が
りに傾斜を持たせ、バッテリーから主電源への電源切換
わり時における誤信号の信号レベルを小さくして、エン
コーダ信号の誤カウントを防止するための新規な改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダ受光回路としては、例えば、図3で示される構成が採
用されていた。すなわち、図3において符号1で示され
るものはホトトランジスタであり、このホトトランジス
タ1のコレクタCに電源Vccが直接接続され、エミッ
タEは抵抗Rを介して接地されている。このエミッタE
に接続されたデジタルIC回路2を介して第1出力信号
Aが波形整形されて第2出力信号Bとして出力される。
前記電源Vcc、第1、第2出力信号A、Bは図4に示
される通りであり、電源Vccは急峻な立上がりである
ために、ホトトランジスタ2からの第1出力信号Aは図
4の(2)のように高いレベルのアナログ信号が出力さ
れ、第2出力信号BはデジタルIC回路2で波形整形さ
れるため、図4の(3)で示されるような所定のパルス幅
を有する信号となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダ受光
回路は、以上のように構成されていたため、次のような
課題が存在していた。すなわち、電源の電圧が直接ホト
トランジスタに供給されていたため、ホトトランジスタ
の特性上、光を受光していなくても、例えば、バッテリ
バックアップ駆動状態から突然主電源駆動に切換った場
合には、出力信号が発生するため、誤った回転数情報と
して誤検出することがあった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、電源に所定の時定数の積分
回路を設けることにより、ホトトランジスタに対する電
圧の立上がりに傾斜を持たせ、バッテリーから主電源へ
の電源切換わり時における誤信号の信号レベルを小さく
して、エンコーダ信号の誤カウントを防止するようにし
たエンコーダ受光回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
受光回路は、ホトトランジスタに電源から電圧を供給
し、前記ホトトランジスタからエンコーダ信号を得るよ
うにしたエンコーダ受光回路において、前記電源に抵抗
とコンデンサからなる積分回路を接続した構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるエ
ンコーダ受光回路の好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符
号を用いて説明する。図1において符号1で示されるも
のはホトトランジスタであり、このホトトランジスタ1
のコレクタCには抵抗R1とコンデンサC1とからなる所
定の時定数を有する積分回路10を介して電源Vccが
接続され、エミッタEは抵抗Rを介して接地されてい
る。このエミッタEに接続されたデジタルIC回路2を
介して第1出力信号Aが波形整形されて第2出力信号B
として出力される。
【0007】次に、動作について説明する。図2に示さ
れるように、例えば、停電等のバックアップ動作時、す
なわち、図示しない電池によってバックアップが行われ
ている時に、再び停電が解除されて電源Vccがオンと
なった場合、電源Vccからの電圧は図2の(1)のよう
に急峻に立上がるが、積分回路10があるため、ホトト
ランジスタ1のコレクタCに供給される電圧の立上がり
は図2の(2)で示されるように信号Cで示される緩やか
な立上がりとなる。
【0008】この信号Cがホトトランジスタ1に供給さ
れるため、エミッタEから出力される第1出力信号A
(正常な場合には、すなわち、アナログ型のエンコーダ
信号となる)は図2の(3)で示されるように従来よりも
大幅にレベルが低く、デジタルIC回路2のスレッショ
ルド値に届かず、第2出力信号Bは出力レベルが零とな
る。
【0009】
【発明の効果】本発明によるエンコーダ受光回路は、以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、電源とホトトランジスタとの
間に積分回路が設けられているため、バックアップ時の
電源再起動においても、ホトトランジスタへの電圧が従
来よりも大幅に低レベルとなり、ホトトランジスタから
の出力信号レベルが低く、従来のような誤検出されるよ
うなパルスは発生せず、エンコーダ信号の精度及び信頼
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダ受光回路を示す構成図
である。
【図2】図1の各部の信号波形である。
【図3】従来のエンコーダ受光回路を示す構成図であ
る。
【図4】図3の各部の信号波形である。
【符号の説明】 1 ホトトランジスタ Vcc 電源 R1 抵抗 C1 コンデンサ 10 積分回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホトトランジスタ(1)に電源(Vcc)から電
    圧を供給し、前記ホトトランジスタ(1)からエンコーダ
    信号を得るようにしたエンコーダ受光回路において、前
    記電源(Vcc)に抵抗(R1)とコンデンサ(C1)からなる積分
    回路(10)を接続したことを特徴とするエンコーダ受光回
    路。
JP15935598A 1998-06-08 1998-06-08 エンコーダ受光回路 Pending JPH11351910A (ja)

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