JP3012561B2 - 信号保持回路および方法 - Google Patents

信号保持回路および方法

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JP3012561B2 JP9170386A JP17038697A JP3012561B2 JP 3012561 B2 JP3012561 B2 JP 3012561B2 JP 9170386 A JP9170386 A JP 9170386A JP 17038697 A JP17038697 A JP 17038697A JP 3012561 B2 JP3012561 B2 JP 3012561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号保持回路および
方法に関し、特に外部の制御パネルから入力される情報
が異常時に異常になる前の状態を保持する信号保持回路
および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の信号保持回路は、たとえ
ば特開平4−220707号公報に示されるように、制
御パッケージなどのパネルで、このパネルが抜き去られ
る前のデータを誤り無く保持することを目的として用い
られている。
【0003】図8は従来の信号保持回路の一例を示す回
路図であり、図9(a),(b)はその動作例のタイミ
ングチャートである。図8を参照すると、制御パッケー
ジなどの制御パネル14からデータ線を通して制御用の
データ(以後、第1の制御信号と呼称)が送出され、ま
た、アース線を通してアースレベル信号(以後、第2の
制御信号と呼称)が出力され、これらは通信パッケージ
などのパネル13に供給される。
【0004】以下に、図8および図9を参照して動作を
説明する。制御パネル14が第1の制御信号101とパ
ネル抜けを検出するための第2の制御信号102を出力
し、第1の制御信号101は、ある周波数のクロック信
号を発生させるクロック発生器9から発生されるクロッ
ク信号103で第1のフリップフロップ(F/F)7に
読み込まれて、第1のF/F出力信号104として出力
される。
【0005】第2の制御信号102は、論理を反転する
インバータ10に入力され、インバータ出力信号113
として出力される。第1のF/F7は、インバータ出力
信号113により制御され、制御パネル14が実装され
ているときは、第1の制御信号101をそのまま第1の
F/F出力信号104として出力し、抜けたときにリセ
ットされ第1のF/F出力信号104としてはLレベル
が出力される。
【0006】論理和(以下、ORと略す)11は、第1
のF/F7の出力信号104と論理積(以下、ANDと
略す)12の出力であるAND出力信号115のORを
取り、OR出力信号114を出力する。OR出力信号1
14は、第2のF/F8にクロック信号103で読み込
まれ、出力制御信号112として出力される.AND1
2は、出力制御信号112とインバータ出力信号113
の反転のANDを取り、AND出力信号115を出力す
る.AND出力信号115は、制御パネル14が実装さ
れているときにはLレベルとなり、抜けたときには、出
力制御信号112をそのまま出力する。
【0007】したがって、OR出力信号114は、制御
パネル14が実装されているときには、第1の制御信号
101となり、出力制御信号112も第1の制御信号1
01がそのまま出力される。一方、制御パネル14が抜
けたときには,OR出力信号114が出力制御信号11
2になり、出力制御信号112は制御パネル14が抜け
る前の状態を保持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の信号保
持回路における第1の問題点は、第1の制御信号にした
がい制御信号出力が動作する回路において、制御パネル
抜けの場合に出力制御信号を保持させるために冗長な信
号である第2の制御信号を必要とする点である。その理
由は、第2の制御信号のLレベル,Hレベルの状態によ
り制御パネルの抜けを識別し出力制御信号の保持を行っ
ているためである。
【0009】第2の問題点は、制御パネルの抜き差しに
おいて、第1の制御信号に発生するノイズにより出力制
御信号が誤動作してしまう点である。その理由は、制御
パネルを抜き差しする場合、図9(a)に示すように、
第1の制御信号101の接続において断続的に接触・非
接触を起こすいわゆるチャタリングが生じ第1の制御信
号101にノイズを発生させる。これによってクロック
信号により読み込まれたチャタリングによるノイズがF
/F出力信号104に現れ、第2のフリップフロップに
読み込まれ出力制御信号112が誤動作をするためであ
る。
【0010】第3の問題点は、第1の制御信号にノイズ
が重畳しHレベル,Lレベルの識別を誤った場合出力制
御信号が誤動作する点である。その理由は、制御パネル
が正常に接続され動作している場合、図9(a)に示す
ように、出力制御信号112は第1の制御信号101の
みに支配され動作するため、第1の制御信号101にノ
イズが重畳しHレベル,Lレベルの検出を誤った場合に
出力制御信号112も誤って動作してしまうためであ
る。
【0011】第4の問題点は、出力制御信号の切替を支
配する第1の制御信号が正常に接続されているにも係わ
らず、制御パネル抜けを検知するための第2の制御信号
の接続不良により出力制御信号が第1の制御信号にした
がって動作しない点である。その理由は、何らかの理由
により第2の制御信号が接続不良を起こしている場合,
たとえば、第1の制御信号および第2の制御信号がケー
ブルにより接続されていたが第2の制御信号を接続する
ケーブルが切断されたような場合など、図9(b)に示
すように、第2の制御信号102は、パネル抜けの論理
となり第1のフリップフロップをリセットした状態を維
持してしまい、第1の制御信号101が正常に動作して
いても出力制御信号112が保持の状態となってしまう
ためである。
【0012】本発明の目的は、制御パネルの出力である
制御信号を入力し保持する信号保持に関し、制御パネル
の抜けを検出し出力制御信号を保持させるための抜け検
知信号(第2の制御信号)を不要とすることにより冗長
な信号伝送路を削減し構成を簡素化でき、また、制御パ
ネルを抜き差しするときに起こる出力制御信号の誤動作
を防止することによって信頼性を向上させることおよび
この制御パネルの抜き差し時の誤動作に対する対策処置
を不要とすることによって保守性を向上させ、さらに、
第1の制御信号に重畳されるノイズによる出力制御信号
の誤動作を防止することによって信頼性を極めて向上さ
せることが可能な信号保持回路および方法を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の信号保持回路
は、制御パネルの出力である制御信号を入力し保持する
信号保持回路において、前記制御信号にあらかじめ定め
た第1のしきい値とこの第1のしきい値より低い第2の
しきい値との間の不感帯域のバイアス電圧を与えるバイ
アス部と、前記第1および第2のしきい値にそれぞれ対
応する二つの検出部を有し、前記制御信号を入力しこの
制御信号の電圧が前記第1のしきい値より高い場合には
前記二つの検出部がともにハイレベル出力信号を出力
し、または前記第2のしきい値より低い場合には前記二
つの検出部がともにローレベル出力信号を出力して前記
制御パネルが正常に実装されている状態と判定し、前記
不感帯域のバイアス電圧が入力されている場合には前記
二つの検出部がハイレベル出力信号およびローレベル出
力信号の両方を出力して前記制御パネルが抜かれた状態
と判定する判定部と、前記判定部から出力されたハイレ
ベル出力信号およびローレベル出力信号に応じた所定の
出力制御信号を出力する保持部とを備えるものであり、
前記判定部から出力されたハイレベル出力信号およびロ
ーレベル出力信号のいずれかに変化が生じてからあらか
じめ設定された時間の間前記出力制御信号の状態を保つ
ようにタイマ信号を出力するタイマ部を備える構成とし
てもよい。
【0014】また、本発明の信号保持方法は、制御パネ
ルの出力である制御信号を入力し保持する信号保持方法
において、第1および第2のしきい値より成る2値のし
きい値の間に存在し判定手段の不感帯域のバイアス電圧
を制御パネルから出力される制御信号に与え、この制御
信号と前記2値のしきい値とを比較し、両者ともハイレ
ベル出力信号およびローレベル出力信号のいずれかであ
ることを検出した場合には前記制御パネルが正常に実装
された状態であると判定し、前記バイアス電圧を検出し
た場合には前記制御パネルが抜かれた状態であると判定
し、これらの状態に応じた出力制御信号を出力する。ま
た、本発明の信号保持方法は、前記判定手段から出力さ
れたハイレベル出力信号およびローレベル出力信号のい
ずれかに変化が生じてからあらかじめ設定された時間の
間前記出力制御信号の状態を保つ構成としてもよい。
【0015】本発明によれば、制御パネルが正常に実装
されている場合、制御信号はHレベルまたはLレベルの
信号が判定部に入力されるが、制御パネルが抜けると制
御信号はバイアス部により所定の電圧に設定される。判
定部ではこの所定の電圧は不感帯域であるためHレベル
またはLレベルのいずれの条件にも当てはまらず、制御
パネル抜けを検出することができる。
【0016】また、ノイズなどにより第1の制御信号が
第1のしきい値または第2のしきい値を超えた場合、ハ
イレベル出力信号またはローレベル出力信号が変化し、
タイマ部でいずれかの信号が変化してからあらかじめ設
定されている時間の間タイマ出力信号を保持状態とし、
判定部からの信号に影響されることなく出力制御信号を
保持し、タイマ出力信号が保持状態を解除したのち、判
定部の出力に応じて出力制御信号を出力するため、ノイ
ズなどによる誤動作を回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1を参照すると、本発明の信号保持回路
5は、制御パネル6から制御信号101を入力し第1の
しきい値Aより電圧が高いか否かを検出する第1の検出
部(図示せず)と第2のしきい値Bより電圧が低いか否
かを検出する第2の検出部(図示せず)とを有しこれら
しきい値Aとしきい値Bとの間の不感帯域であるか否か
を判定し不感帯域の電圧が入力されていると制御パネル
6が抜けていると判定する判定部1と、制御パネル6が
抜けると制御信号101にしきい値Aとしきい値Bの間
の所定の電圧Vを与え判定部1にパネル抜けを認識させ
制御パネル6が実装されている場合制御信号101の電
圧に影響を与えないバイアス部2と、判定部5のHレベ
ル検出出力であるハイレベル出力信号116またはLレ
ベル検出出力であるローレベル出力信号117の状態に
応じて出力制御信号112を出力する保持部3と、ハイ
レベル出力信号116またはローレベル出力信号117
のいずれかに変化が起きてからあらかじめ設定された時
間tの間タイマ出力信号118により出力制御信号11
2を変化させないように保持部3を制御するタイマ部4
とを備える。
【0019】本実施の形態では、タイマ部4を備える構
成としたが、このタイマ部4を設けない構成とすること
も可能である。
【0020】次に、本発明の実施の形態の動作について
図2を参照して説明する。図2(a)は制御パネル抜き
差し時のチャタリングによる動作の一例を示した図であ
る。
【0021】制御信号101は、制御パネルを抜き差し
する場合に信号線の接触・非接触の繰り返しによるチャ
タリングが発生し、判定部ではしきい値Aに応じたハイ
レベル出力信号116およびしきい値B(A>B)に応
じたローレベル出力信号117がチャタリングにより変
化する。その変化を受けてタイマ部がタイマ出力信号1
18を出力する。
【0022】このタイマ出力信号118はハイレベル出
力信号116およびローレベル出力信号117のいずれ
かの変化により出力され、あらかじめ設定された時間t
以内に新たな変化があれば、さらに時間tを経過するま
で出力を続けるものである。つまり、タイマ出力信号1
18により保持部は出力制御信号112を保持しチャタ
リングによる誤動作を防止している。
【0023】図2(b)は制御信号にノイズが重畳した
ときの動作の一例を示した図である。制御信号にノイズ
が重畳してしきい値Aまたはしきい値Bを超えた場合、
判定部ではしきい値Aに応じたハイレベル出力信号11
6またはしきい値Bに応じたローレベル出力信号がノイ
ズにより変化する。その変化を受けてタイマ部がタイマ
出力信号118を出力する。タイマ出力信号118によ
り保持部は出力制御信号112を保持し、ノイズによる
誤動作を防止している。
【0024】次に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図3は図1におけるバイアス部2の構成
例を示す図であり、(a)は抵抗分圧、(b)はツェナ
ーダイオード、(c)はレギュレータ(d)は定電圧源
によりそれぞれ所定の電圧Vを抵抗を介して判定部1の
入力線に常に接続し、制御パネルが抜けるとこの入力線
には電圧Vが現れるように構成されている。この場合抵
抗の抵抗値が制御信号のインピーダンスに比べ十分大き
いので、電圧Vは制御信号に与える影響がほとんどなく
なる。
【0025】図4は図1における判定部1の構成例を示
す図であり、Hレベル検出とLレベル検出の回路を有
し、(a)はコンパレータ、(b)はトランジスタ回路
によりしきい値Aおよびしきい値Bを持つ検出回路を備
える。制御信号がしきい値Aより高い場合はハイレベル
出力信号116およびローレベル出力信号117はとも
にHレベルとなり、制御信号がしきい値Bより低い場合
はハイレベル出力信号116およびローレベル出力信号
117はともにLレベルとなる。
【0026】一方、制御信号がしきい値Aとしきい値B
の間の場合は、ハイレベル出力信号116はLレベル,
ローレベル出力信号117はHレベル、またはそれぞれ
の出力信号はこの逆になる。図2の例では、制御パネル
抜けのときハイレベル出力信号116が不動作,つまり
Lレベル、ローレベル出力信号117が動作,つまりH
レベルになっている。
【0027】図5は図1における保持部3の構成例を示
す図であり、(a)は論理回路とラッチ回路で保持部を
構成した場合を示し、(b)は(c)に示す真理値表に
もとづいて動作する論理回路である。図6(a)〜
(d)は図5におけるラッチ回路の具体的構成例を示す
図であり、これらは入力信号に応じ(e)に示す真理値
表にもとづいて動作する。たとえば、制御信号101が
Hレベルの場合(真理値表の「1」に相当)には、図5
(c)でIN1が「1」,IN2が「1」,ENが
「0」なので、Qが「0」,反転Qが「1」となり、し
たがって図6の(e)のSが「0」,Rが「1」とな
り、出力制御信号112はLレベルになる。同様に、制
御信号がLレベル(真理値表の「0」に相当)の場合出
力制御信号112はHレベルになる。
【0028】一方、制御パネル6が抜けて制御信号10
1が所定の電圧Vの場合には、図5(c)でIN1が
「0」,IN2が「1」,ENが「0」なので、Q,反
転Qともに「0」となり、したがって図6の(e)のS
が「0」,Rが「0」となり、出力制御信号112は状
態を保持する。
【0029】図7は図1におけるタイマ部4の構成例を
示す図であり、(a)は単安定マルチバイブレータ、
(b)はカウンタによる時定数回路により構成した場合
を示す。これらの回路により、ハイレベル出力信号11
6およびローレベル出力信号117の変化点から設定さ
れた時間tの間タイマ出力信号118をHレベルにす
る。
【0030】なお、上述した図3から図7までの回路細
部そのものについては周知の回路なので、詳細説明を省
略する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の効果は、制御信号にしたがい制御信号出力が動作す
る信号保持回路において、制御パネル抜けの場合に出力
制御信号を保持させるために冗長な信号である第2の制
御信号を不要とする点である。その理由は、制御パネル
が抜けると制御信号はバイアス部により所定の電圧に設
定され判定部にて制御パネルの抜けを識別し出力制御信
号の保持を行っているためである。
【0032】第2の効果は、制御パネルの抜き差しにお
いて、制御信号にノイズが発生しても出力制御信号が誤
動作しない点である。その理由は、制御パネルを抜き差
しする場合、制御信号の接続において断続的に接触・非
接触を起こすいわゆるチャタリングが生じ制御信号にノ
イズを発生させ、ハイレベル出力信号およびローレベル
出力信号がばたついてもタイマ部ではあらかじめ設定さ
れた時間を経過しないと保持部を切り替え可能な状態に
させず、十分安定してから出力制御信号を切り替えるた
め、誤動作を防止できる。
【0033】第3の効果は、制御信号にノイズが重畳し
Hレベル,Lレベルの識別を誤った場合でも出力制御信
号が誤動作しない点である。その理由は、制御パネルが
正常に接続され動作している場合、制御信号にノイズが
重畳しHレベル,Lレベルを誤り、ハイレベル出力信号
およびローレベル出力信号がばたついてもタイマ部では
あらかじめ設定された時間を経過しないと保持部を切り
替え可能な状態にさせず、十分安定してから出力制御信
号を切り替えるため、誤動作を防止できる。
【0034】第4の効果は、制御信号が正常に接続され
ていれば、他の一切の信号の影響を受けずに出力制御信
号が正常に動作する点である。その理由は、制御パネル
との接続は制御信号のみであり、制御パネルが抜けた場
合バイアス部により制御信号は所定の電圧に設定され制
御パネル抜けを検知するため、他の一切の信号の影響を
受けずに制御信号が接続されていれば出力制御信号は制
御信号に応じて動作するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】(a)は本発明の実施の形態の制御パネル抜き
差し時のチャタリング動作の一例を示すシーケンスチャ
ートである。(b)は本発明の実施の形態の制御信号に
ノイズが重畳したときの動作の一例を示すシーケンスチ
ャートである。
【図3】(a)は図1におけるバイアス部を抵抗分圧で
構成した例を示す図である。(b)は図1におけるバイ
アス部をツェナーダイオードで構成した例を示す図であ
る。(c)は図1におけるバイアス部をレギュレータで
構成した例を示す図である。(d)は図1におけるバイ
アス部を定電圧源で構成した例を示す図である。
【図4】(a)は図1における判定部をコンパレータで
構成した例を示す図である。(b)は図1における判定
部をトランジスタ回路で構成した例を示す図である。
(c)は図4(b)におけるトランジスタ回路の細部を
示す図である。(d)は図4(b)におけるトランジス
タ回路の細部を示す図である。
【図5】(a)は図1における保持部を論理回路とラッ
チ回路とで構成した例を示す図である。(b)は(a)
における論理回路の細部をを示す図である。(c)は論
理回路の真理値表を示す図である。
【図6】(a)は図5(a)におけるラッチ回路の具体
例を示す図である。(b)は図5(a)におけるラッチ
回路の具体例を示す図である。(c)は図5(a)にお
けるラッチ回路の具体例を示す図である。(d)は図5
(a)におけるラッチ回路の具体例を示す図である。
(e)はラッチ回路の真理値表を示す図である。
【図7】(a)は図1におけるタイマ部を単安定マルチ
バイブレータで構成した例を示す図である。(b)は図
1におけるタイマ部をカウンタによる時定数回路で構成
した例を示す図である。
【図8】従来の信号保持回路の一例を示すブロック図で
ある。
【図9】(a)は図8における第1の制御信号にチャタ
リングが発生したときの動作を示すシーケンスチャート
である。(b)は図8における第2の制御信号のケーブ
ルが切断されたときの動作を示すシーケンスチャートで
ある。
【符号の説明】
1 判定部 2 バイアス部 3 保持部 4 タイマ部 5 信号保持回路 6 制御パネル 101 制御信号 112 出力制御信号 116 ハイレベル出力信号 117 ローレベル出力信号 118 タイマ出力信号

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御パネルの出力である制御信号を入力
    し保持する信号保持回路において、前記制御信号にあら
    かじめ定めた第1のしきい値とこの第1のしきい値より
    低い第2のしきい値との間の不感帯域のバイアス電圧を
    与えるバイアス部と、 前記第1および第2のしきい値にそれぞれ対応する二つ
    の検出部を有し、前記制御信号を入力しこの制御信号の
    電圧が前記第1のしきい値より高い場合には前記二つの
    検出部がともにハイレベル出力信号を出力し、または前
    記第2のしきい値より低い場合には前記二つの検出部が
    ともにローレベル出力信号を出力して前記制御パネルが
    正常に実装されている状態と判定し、前記不感帯域のバ
    イアス電圧が入力されている場合には前記二つの検出部
    がハイレベル出力信号およびローレベル出力信号の両方
    を出力して前記制御パネルが抜かれた状態と判定する判
    定部と、 前記判定部から出力されたハイレベル出力信号およびロ
    ーレベル出力信号に応じた所定の出力制御信号を出力す
    る保持部とを備えることを特徴とする信号保持回路。
  2. 【請求項2】 前記判定部から出力されたハイレベル出
    力信号およびローレベル出力信号のいずれかに変化が生
    じてからあらかじめ設定された時間の間前記出力制御信
    号の状態を保つようにタイマ信号を出力するタイマ部を
    備えることを特徴とする請求項1記載の信号保持回路。
  3. 【請求項3】 制御パネルの出力である制御信号を入力
    し保持する信号保持方法において、第1および第2のし
    きい値より成る2値のしきい値の間に存在し判定手段の
    不感帯域のバイアス電圧を制御パネルから出力される制
    御信号に与え、この制御信号と前記2値のしきい値とを
    比較し、両者ともハイレベル出力信号およびローレベル
    出力信号のいずれかであることを検出した場合には前記
    制御パネルが正常に実装された状態であると判定し、前
    記バイアス電圧を検出した場合には前記制御パネルが抜
    かれた状態であると判定し、これらの状態に応じた出力
    制御信号を出力することを特徴とする信号保持方法。
  4. 【請求項4】 前記判定手段から出力されたハイレベル
    出力信号およびローレベル出力信号のいずれかに変化が
    生じてからあらかじめ設定された時間の間前記出力制御
    信号の状態を保つことを特徴とする請求項3記載の信号
    保持方法。
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