JPH1111717A - シート材搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後続シート材の連送や継ぎ足し補給時のシー
ト材のジャム等を防止すること。 【解決手段】 シート材の給送及び記録域での搬送を行
う搬送ローラ１と、前記搬送ローラ１に対して積載シー
ト材Ｐを圧接／離間するための回動可能な圧板２と、前
記搬送ローラ１により繰り出されたシート材を該搬送ロ
ーラ１との間で一枚ずつに分離する分離パッド４とを有
し、前記圧板２に積載可能なシート材の高さを制限する
規制板17を前記圧板２に取り付けると共に、前記分離パ
ッド４よりも搬送方向上流側にシート材に対して搬送方
向とは逆方向の搬送力を付与する逆転ローラ18を配設
し、前記圧板２の回動動作によって前記規制板17の先端
部17ａが前記逆転ローラ18に圧接／離間するように構成
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はシート材搬送装置に
関し、特に１つの搬送ローラでシート材の給送及び処理
域での搬送を行うシート材搬送装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、プリンタ等の画像形成装置におい
てシート材の搬送を行うシート材搬送装置としては、例
えば、図７に示すように、１つの搬送ローラ101 によっ
てシート材の給送及び記録域での搬送を行うものがあ
る。

【０００３】図７に示すように、搬送ローラ101 の周囲
には、該ローラ101 に積載シート材Ｐを圧接する圧板10
2 と、搬送ローラ101 との間でシート材を一枚ずつに分
離する分離パッド103 と、搬送ローラ101 と共にＵター
ンパスを形成するガイド部材104 と、搬送ローラ101 と
共にシート材を挟持搬送するピンチローラ105 が配設さ
れている。

【０００４】ここで、記録動作を開始すると、圧板102
が回動して積載シート材Ｐを搬送ローラ101 に圧接し、
シート材Ｐをピックアップ搬送する。そして、分離パッ
ド103 との間で最上位の一枚のシート材Ｐ1 だけが分離
されてピンチローラ105 へと送られる。その後、前記シ
ート材Ｐ1 は搬送ローラ101 とピンチローラ105 とによ
り挟持搬送され、記録域となるプラテン106 上で不図示
の記録手段により画像が記録される。そして、記録終了
後、排出ローラ対107 により排出搬送される。

【０００５】

【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、図７に示すように、分離パッド103 で分
離された後続のシート材Ｐ2 は、該分離パッド103 の一
部分に載ったままの状態であることが多く、この時、後
続シート材Ｐ2 と搬送ローラ101 は近接した状態にあ
る。よって、記録中のシート材Ｐ1 の後端が分離パッド
103 を抜けた後で、後続シート材Ｐ2 が自身のカールや
静電気により搬送ローラ101 に接触した場合には、該後
続シート材Ｐ2 が前記シート材Ｐ1 の記録搬送や排出動
作に合わせて引き込まれてしまうこと（以下、連送とい
う）があった。

【０００６】また、図８に示すように、給紙スタック内
のシート材Ｐa が残り少なくなり、最上位のシート材Ｐ
a1が分離パッド103 の一部分に載った状態で、補給シー
ト材Ｐb を継ぎ足し積載すると、この作業により前記シ
ート材Ｐa1の先端が分離バッド103 と搬送ローラ101 と
の間へ押し込まれることがある。この状態で、前述の如
く記録動作を開始すると、圧板102 が回動する以前に、
直ちにシート材Ｐa1が給送され、同時に該シート材Ｐa1
の上のシート材（補給シート材Ｐb の最下位のシート
材）も機内へ引き込まれてしまう。こうなると、分離パ
ッド103 は全く機能しなくなってしまうので、数10枚の
シート材が一度に送られて重送してしまったり、或いは
ジャムとなったり、更には装置本体や記録手段にダメー
ジを与えてしまうおそれがあった。

【０００７】この対策として、前記分離パッド103 の近
傍に、少し引き出されてしまった状態の後続シート材を
給紙スタック内へ戻すための揺動レバーを配置したもの
がある。しかしながら、この構成では、揺動レバーの付
勢力が弱いと後続シート材を戻すことができず、逆に強
いと薄くて腰の弱いシート材の場合には皺や折れが発生
するという問題があった。

【０００８】そこで、本発明の目的は、後続シート材の
連送や継ぎ足し補給時のシート材のジャム等を防止する
ことにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シート材の給送及び処理域
での搬送を行う搬送回転体と、前記搬送回転体に対して
積載シート材を圧接／離間するための回動可能な回動部
材と、前記搬送回転体により繰り出されたシート材を該
搬送回転体との間で一枚ずつに分離する分離手段とを有
し、前記回動部材に積載可能なシート材の高さを制限す
る規制部材を前記回動部材に取り付けると共に、前記分
離手段よりも搬送方向上流側にシート材に対して搬送方
向とは逆方向の搬送力を付与する逆転回転体を配設し、
前記回動部材の回動動作によって前記規制部材の一部が
前記逆転回転体に圧接／離間するように構成したことを
特徴とする。

【００１０】また、前記規制部材の一部として該規制部
材に弾性部材を取り付け、該弾性部材が前記回動部材の
回動動作によって前記逆転回転体に圧接／離間するよう
に構成したことを特徴とする。

【００１１】更に、前記規制部材の一部は、回動部材が
搬送回転体に積載シート材を圧接する動作で逆転回転体
から離間し、回動部材が搬送回転体から積載シート材を
離間する動作で逆転回転体に圧接することを特徴とす
る。

【００１２】上記構成によれば、搬送回転体と分離手段
との間で一枚に分離された処理対象のシート材以外の後
続シート材は、回動部材の回動動作によって規制部材の
一部によって逆転回転体に圧接され、該逆転回転体の搬
送方向とは逆方向の回転によって元の位置へ戻されるの
で、後続シート材の連送を防止することができ、また継
ぎ足し補給時のシート材のジャム等の不具合も防止する
ことができる。

【００１３】更に、前記逆転回転体は、一枚に分離され
た処理対象のシート材に接したときにスリップする構成
となっているため、前記搬送回転体による処理対象のシ
ート材の搬送を妨げることがない。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用したシート
材搬送装置の実施の形態について説明する。尚、以下の
説明では、画像形成装置におけるシート材搬送装置を例
示して説明する。

【００１５】〔第１実施形態〕第１実施形態に係るシー
ト材搬送装置について図面を参照して説明する。尚、本
実施形態では画像形成装置としてのプリンタにおけるシ
ート材搬送装置を例示している。図１は本実施形態に係
るプリンタの概略構成を示す模式断面図、図２は前記プ
リンタの主要部を示す斜視図である。

【００１６】先ず、プリンタの概略構成について簡単に
説明する。図１及び図２において、１は搬送回転体とし
ての搬送ローラであり、シート材の給送及び処理域であ
る記録域での搬送を行うものである。この搬送ローラ１
の周囲には、該搬送ローラ１に対して積載シート材Ｐを
圧接／離間するための回動可能な回動部材としての圧板
２と、バネ３により搬送ローラ１に圧接され該搬送ロー
ラ１により繰り出されたシート材を該搬送ローラ１との
間で一枚ずつに分離する分離手段としての分離パッド４
と、搬送ローラ１と共に搬送経路を形成するガイド部材
５と、加圧板６を介してバネ７により搬送ローラ１に圧
接されるピンチローラ８が配設されている。

【００１７】更に、ピンチローラ８の搬送方向下流側に
は、記録域においてシート材を案内支持するプラテン11
と、該プラテン11上のシート材に対して画像を記録する
記録ヘッド13と、該記録ヘッド13を搭載してシート材の
搬送方向と直交する幅方向に往復動するキャリッジ12
と、記録後のシート材をトレイ16へ排出する排出ローラ
対14，15が配設されている。

【００１８】記録動作がスタートすると、不図示の制御
手段によって圧板２が回動してバネ９の押圧力によって
積載シート材Ｐを、搬送方向に回転している搬送ローラ
１へ圧接する。そして、搬送ローラ１の回転により数枚
のシート材が引き出され、分離パッド４との間で最上位
のシート材一枚だけが分離されて下流側の搬送経路へと
送られる。そして、シート材は搬送ローラ１によってガ
イド部材５に沿ってＵターン搬送され、ピンチローラ８
に挟持されて更にプラテン11上へ送られる。ここで、往
復動するキャリッジ12に搭載された記録ヘッド13により
１ライン分の記録が行われ、以降は搬送ローラ１による
ステップ送り（所定量搬送）と、１ライン分の記録が交
互に繰り返される。そして、１ページ分の記録が終わる
と、シート材は排出ローラ対14，15によってトレイ16上
へ排出される。

【００１９】ここで、本シート材搬送装置の主要部の構
成及びその動作について説明する。前記圧板２には、積
載シート材の高さを制限する規制部材としての規制板17
が取り付けられており、積載可能な枚数以上のシート材
が積載されるのを防いでいる。また、前記分離パッド４
の搬送方向上流側には、シート材に対して搬送方向とは
逆方向の搬送力を付与する逆転回転体としての逆転ロー
ラ18が配設されている。この逆転ローラ18は、図３に示
すように軸18ａとローラ18ｂからなり、本実施形態で
は、ローラ18ｂの材質として、弾性があり硬度の低い発
砲ウレタン等の材料が使用されている。

【００２０】更に、前記圧板２の回動動作によって規制
板17の一部である先端部17ａが、前記逆転ローラ18に圧
接／離間するように構成されている。具体的には、前記
規制板17の先端部17ａは、圧板２が搬送ローラ１に積載
シート材を圧接する動作で逆転ローラ18から離間し、圧
板２が搬送ローラ１から積載シート材を離間する動作で
逆転ローラ18に圧接する構成となっている。

【００２１】よって、前記圧板２が図１に示す如き定常
状態にある時は、規制板17の先端部17ａが逆転ローラ18
に所定量だけ押し込まれた位置にあり、その分だけ逆転
ローラ18のローラ18ｂがたわんで圧接力を発生するよう
になっている。

【００２２】ここで、給送動作を開始すると、圧板２が
回動して積載シート材Ｐを搬送ローラ１に圧接し、該搬
送ローラ１の回転によって積載シート材Ｐから一枚或い
は数枚のシート材Ｐ1 が引き出される。この時、図４に
示すように、規制板17の先端部17ａは逆転ローラ18から
離間しているため、即ち前記シート材Ｐ1 に対して逆転
ローラ18は非接触であるため、分離パッド４による分離
動作に悪影響を与えることはない。

【００２３】そして分離動作が終了して、圧板２が回動
して積載シート材Ｐを搬送ローラ１から離間して元の位
置に戻ると、図５に示すように、規制板17の先端部17ａ
が逆転ローラ18に圧接し、該両者の間にシート材Ｐ1 ，
Ｐ2 が挟持された状態となる。これにより、後続シート
材Ｐ2 は逆転ローラ18からの搬送力付与によって逆送さ
れて元の位置である給紙スタック内へと戻される。ここ
で、後続シート材Ｐ2が複数枚引き出されていた場合で
も逆転ローラ18により順次給紙スタック内へ戻される。
そして、最後には記録対象のシート材Ｐ1 だけが残る。
この時、記録対象のシート材Ｐ1 も後続シート材Ｐ2 と
同じように逆転ローラ18により逆方向への搬送力を受け
ることになるが、既に搬送ローラ１とピンチローラ８、
及び分離パッド４により挟持され、より大きな正方向
（搬送方向）への搬送力を与えられているので、逆転ロ
ーラ18はスリップし、シート材Ｐ1 の搬送は正常に続行
される。

【００２４】このように、上記構成によれば、ピックア
ップ時に複数枚のシート材が引き出されて、分離パッド
近傍に後続シート材が残された場合でも、その後続シー
ト材を皺や折れを発生させることなく、確実に元の位置
である給紙スタックへと戻すことができ、シート材の連
送を防ぐことができる。

【００２５】また、記録終了後は、全てのシート材が給
紙スタック内に収まっているため、継ぎ足し補給時のシ
ート材の重送やジャム等の不具合も防ぐことができる。

【００２６】更に、記録動作終了後は、規制板17の先端
部17ａと逆転ローラ18が圧接していて搬送経路へのシー
ト材の侵入を防いでいるので、例えばカールしたシート
材を使用する場合でも、該シート材が不用意に搬送ロー
ラ１に接触して、連送してしまうといった不具合も防止
できる。

【００２７】〔第２実施形態〕第２実施形態に係るシー
ト材搬送装置について図面を参照して説明する。尚、本
実施形態でも画像形成装置としてのプリンタにおけるシ
ート材搬送装置を例示している。図６は本実施形態に係
るプリンタの概略構成を示す模式断面図である。

【００２８】上記実施形態では規制板17の一部である先
端部17ａが逆転ローラ18に圧接／離間する構成を例示し
たが、本実施形態では規制板23の一部として該規制板23
に弾性部材21を取り付け、該弾性部材21が圧板２の回動
動作によって逆転ローラ18に圧接／離間する構成となっ
ている。

【００２９】尚、その他の構成は、上記実施形態と同等
であるため、ここでは説明を省略する。また、同等の機
能を有する部材には同一符号を付している。

【００３０】図６に示すように、規制板23には板バネ等
の弾性部材21がビス22によって固定されている。弾性部
材21は無負荷状態では図中点線の形状であるが、逆転ロ
ーラ18との圧接により図中実線の形状となる。この弾性
部材21の弾性変形量により圧接力を発生させているの
で、より圧接力を安定させることができ、且つ逆転ロー
ラ18の材質について選択の範囲が広がる。即ち、逆転ロ
ーラ18の材質として硬度の高い材料を選択することもで
きるので、摩擦係数や耐摩耗性といった点で適切な材質
を選ぶことができる。

【００３１】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
分離手段として分離パッド４を設けた構成を例示した
が、これに限定されるものではなく、例えば分離パッド
の代わりにトルクリミッタを組み込んだ分離ローラを設
けた構成としても良い。

【００３２】また前述した実施形態では、シート材とし
ての普通紙等を搬送するシート材搬送装置に本発明を適
用したが、これに限定されるものではなく、シート材と
しての原稿等を搬送するシート材搬送装置に本発明を適
用しても同様の効果を得ることができる。

【００３３】また前述した実施形態では、記録ヘッドが
搬送方向と直交する方向に移動しつつ記録を行う所謂シ
リアルタイプの記録手段を例示したが、これに限定され
るものではなく、例えば記録ヘッドが搬送方向と直交す
る方向の記録領域に一度に記録を行う所謂ラインタイプ
の記録手段であっても良く、更には感光体等を用いた電
子写真方式等の他の記録方式を採用した画像形成装置で
あっても本発明は有効である。

【００３４】また前述した実施形態では、画像形成装置
としてプリンタを例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えば複写機、ファクシミリ等の他の画像形成
装置であっても本発明は有効である。

【００３５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送回転体と分離手段との間で一枚に分離された処理対
象のシート材以外の後続シート材は、回動部材の回動動
作によって規制部材の一部によって逆転回転体に圧接さ
れ、該逆転回転体の搬送方向とは逆方向の回転によって
元の位置へ戻されるので、後続シート材の連送を防止す
ることができる。

【００３６】更に、シート材の継ぎ足し補給を行う際
に、回動部材上に残っているシート材を分離手段等に押
し込んでしまい、重送やジャム等の不具合を引き起こし
てしまうのを防ぐことができる。

【００３７】また、前記逆転回転体は、一枚に分離され
た処理対象のシート材に接したときにスリップするた
め、前記搬送回転体による処理対象のシート材の搬送を
妨げることがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施形態に係るプリンタの概略構成を示す
模式断面図

【図２】前記プリンタの主要部を示す斜視図

【図３】前記プリンタの主要部を示す斜視図

【図４】シート材搬送時の規制板と逆転ローラの状態
（離間状態）を示す図

【図５】シート材搬送時の規制板と逆転ローラの状態
（圧接状態）を示す図

【図６】第２実施形態に係るプリンタの概略構成を示す
模式断面図

【図７】従来技術の説明図

【図８】従来技術の説明図

【符号の説明】

Ｐ…シート材 １…搬送ローラ ２…圧板 ３，７，９…バネ ４…分離パッド ５…ガイド部材 ６…加圧板 ８…ピンチローラ 11…プラテン 12…キャリッジ 13…記録ヘッド 14，15…排出ローラ対 16…トレイ 17，23…規制板 17ａ…先端部 18…逆転ローラ 21…弾性部材 22…ビス

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シート材の給送及び処理域での搬送を行
   う搬送回転体と、 前記搬送回転体に対して積載シート材を圧接／離間する
   ための回動可能な回動部材と、 前記搬送回転体により繰り出されたシート材を該搬送回
   転体との間で一枚ずつに分離する分離手段と、 を有し、 前記回動部材に積載可能なシート材の高さを制限する規
   制部材を前記回動部材に取り付けると共に、前記分離手
   段よりも搬送方向上流側にシート材に対して搬送方向と
   は逆方向の搬送力を付与する逆転回転体を配設し、前記
   回動部材の回動動作によって前記規制部材の一部が前記
   逆転回転体に圧接／離間するように構成したことを特徴
   とするシート材搬送装置。
2. 【請求項２】 前記規制部材の一部として該規制部材に
   弾性部材を取り付け、該弾性部材が前記回動部材の回動
   動作によって前記逆転回転体に圧接／離間するように構
   成したことを特徴とする請求項１に記載のシート材搬送
   装置。
3. 【請求項３】 前記規制部材の一部は、回動部材が搬送
   回転体に積載シート材を圧接する動作で逆転回転体から
   離間し、回動部材が搬送回転体から積載シート材を離間
   する動作で逆転回転体に圧接することを特徴とする請求
   項１又は請求項２に記載のシート材搬送装置。
4. 【請求項４】 前記逆転回転体は、一枚に分離された処
   理対象のシート材に接したときにスリップすることを特
   徴とする請求項１〜請求項３のいずれか１項に記載のシ
   ート材搬送装置。
5. 【請求項５】 前記処理とは、シート材としての普通紙
   等に画像を記録する記録処理、又はシート材としての原
   稿等の画像を読み取る読取処理であることを特徴とする
   請求項１〜請求項４のいずれか１項に記載のシート材搬
   送装置。
6. 【請求項６】 少なくとも、請求項１〜請求項５のいず
   れか１項に記載のシート材搬送装置と、該シート材搬送
   装置によって搬送されるシート材に画像を記録する記録
   手段とを有することを特徴とする画像形成装置。