JP3298611B2 - 紙送り装置 - Google Patents
紙送り装置Info
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- JP3298611B2 JP3298611B2 JP15599997A JP15599997A JP3298611B2 JP 3298611 B2 JP3298611 B2 JP 3298611B2 JP 15599997 A JP15599997 A JP 15599997A JP 15599997 A JP15599997 A JP 15599997A JP 3298611 B2 JP3298611 B2 JP 3298611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paper feed
- path
- feed roller
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタや複写機等
に適用する紙送り装置に関する。
に適用する紙送り装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリンタ等にあっては、記録書込み部の
下方に用紙のスタック部を位置させることは装置の占有
スペースを軽減する上で得策であるが、このように構成
した場合には、用紙の搬送経路をＵ字状に形成しなけれ
ばならない関係上、用紙の持つコシによって、Ｕ字状経
路の手前側では、図３（ａ）に２点鎖線で示したよう
に、その後端が経路壁に引きずるようにして摺接する結
果、図４に２点鎖線で示したように、用紙を引戻す方向
のバックテンションを主紙送りローラに作用させ、ま
た、用紙の後端がＵ字状経路に入ってからは、その後端
が外側ガイド壁に突張るように接触する結果、図３
（ｂ）及び図４に２点鎖線で示したように、用紙を送り
出す方向のテンションを主紙送りローラに作用させて記
録書込みに悪影響を及ぼす不都合を生じさせる。
下方に用紙のスタック部を位置させることは装置の占有
スペースを軽減する上で得策であるが、このように構成
した場合には、用紙の搬送経路をＵ字状に形成しなけれ
ばならない関係上、用紙の持つコシによって、Ｕ字状経
路の手前側では、図３（ａ）に２点鎖線で示したよう
に、その後端が経路壁に引きずるようにして摺接する結
果、図４に２点鎖線で示したように、用紙を引戻す方向
のバックテンションを主紙送りローラに作用させ、ま
た、用紙の後端がＵ字状経路に入ってからは、その後端
が外側ガイド壁に突張るように接触する結果、図３
（ｂ）及び図４に２点鎖線で示したように、用紙を送り
出す方向のテンションを主紙送りローラに作用させて記
録書込みに悪影響を及ぼす不都合を生じさせる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
搬送過程での用紙の位置の如何に拘りなく主紙送りロー
ラに可能な限り均一な給紙負荷を作用させることのでき
る新たな紙送り装置を提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
搬送過程での用紙の位置の如何に拘りなく主紙送りロー
ラに可能な限り均一な給紙負荷を作用させることのでき
る新たな紙送り装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、スタック部からＵ字状の
経路を経て搬送されてきた用紙を記録書込み部直前に配
設した主紙送り送りローラにより記録書込み部へ送り込
む形式の紙送り装置において、Ｕ字状経路の紙送り方向
上手側に、用紙の移動とともに転動してその後端を支え
る後端支持ローラを紙経路上に突設させるとともに、Ｕ
字状経路に配設した補助紙送りローラに、この経路の曲
率に対応する回転抵抗を付与させるようにしたものであ
る。
ような課題を達成するために、スタック部からＵ字状の
経路を経て搬送されてきた用紙を記録書込み部直前に配
設した主紙送り送りローラにより記録書込み部へ送り込
む形式の紙送り装置において、Ｕ字状経路の紙送り方向
上手側に、用紙の移動とともに転動してその後端を支え
る後端支持ローラを紙経路上に突設させるとともに、Ｕ
字状経路に配設した補助紙送りローラに、この経路の曲
率に対応する回転抵抗を付与させるようにしたものであ
る。
【０００５】
【作用】このように構成したことにより、Ｕ字状紙経路
の手前側に突設させた後端支持ローラにより用紙の後端
が経路壁に摺接するのを防いで、主紙送りローラに与え
る用紙のバックテンションによる影響を抑え、また、Ｕ
字状紙経路内に配設した補助の紙送りローラに対しては
経路の曲率に相当する回転抵抗を付与して、用紙のコシ
により外側壁に突き当ったその後端によって主紙送りロ
ーラに与える紙送り方向の負荷を軽減するようにするこ
と。
の手前側に突設させた後端支持ローラにより用紙の後端
が経路壁に摺接するのを防いで、主紙送りローラに与え
る用紙のバックテンションによる影響を抑え、また、Ｕ
字状紙経路内に配設した補助の紙送りローラに対しては
経路の曲率に相当する回転抵抗を付与して、用紙のコシ
により外側壁に突き当ったその後端によって主紙送りロ
ーラに与える紙送り方向の負荷を軽減するようにするこ
と。
【０００６】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面は、いずれも本発明の一実施例をな
す紙送り装置を備えたダブルビン構成のプリンタを示し
たものである。
いて説明する。図面は、いずれも本発明の一実施例をな
す紙送り装置を備えたダブルビン構成のプリンタを示し
たものである。
【０００７】図において符号１０、２０は、上下に配設
した第１及び第２の紙送り機構で、第１の紙送り機構１
０は、給紙ローラ１１によって引出した用紙トレイ１２
内の用紙をＵ字状の経路１６をなすサブ紙送りローラ１
７によって記録書込み部２に致る直線状の紙送り経路３
へ搬送し、また、第２の紙送り機構２０は、給紙ローラ
２１によって引出した用紙トレイ１２内の用紙をＵ字状
の経路２６に配設した各サブ紙送りローラ２７ａ、２７
ｂによって記録書込み部２へ致る上記した直線状の紙送
り経路３の始端部へ送り込むように構成されている。
した第１及び第２の紙送り機構で、第１の紙送り機構１
０は、給紙ローラ１１によって引出した用紙トレイ１２
内の用紙をＵ字状の経路１６をなすサブ紙送りローラ１
７によって記録書込み部２に致る直線状の紙送り経路３
へ搬送し、また、第２の紙送り機構２０は、給紙ローラ
２１によって引出した用紙トレイ１２内の用紙をＵ字状
の経路２６に配設した各サブ紙送りローラ２７ａ、２７
ｂによって記録書込み部２へ致る上記した直線状の紙送
り経路３の始端部へ送り込むように構成されている。
【０００８】そしてさらに、これらの紙送り機構１０、
２０によって直線状の紙送り経路３に送り込まれた用紙
は、記録書込み部２の直前に配設したメインの紙送りロ
ーラ５によってその送り速度を正確に整えられた上、記
録書込み部２へ送り込まれるが、この紙送りローラ５に
は、第１、第２の各Ｕ字状経路１６、２６の曲率の違い
や、用紙の搬送過程でのバックテンションの変化による
影響が及ぶため、これらの紙送り機構１０、２０には、
これらの経路負荷やバックテンションを可能な限り均一
にするための手段が構じられている。
２０によって直線状の紙送り経路３に送り込まれた用紙
は、記録書込み部２の直前に配設したメインの紙送りロ
ーラ５によってその送り速度を正確に整えられた上、記
録書込み部２へ送り込まれるが、この紙送りローラ５に
は、第１、第２の各Ｕ字状経路１６、２６の曲率の違い
や、用紙の搬送過程でのバックテンションの変化による
影響が及ぶため、これらの紙送り機構１０、２０には、
これらの経路負荷やバックテンションを可能な限り均一
にするための手段が構じられている。
【０００９】図中符号１５、２５は、用紙の後端が各サ
ブ紙送りローラ１７、２７ａ、２７ｂのもとに達するま
での間、用紙の後端を支えることにより、この部分が経
路壁に接触することによってメインの紙送りローラ５に
与える負荷、つまりバックテンションを弱めるための後
端支持ローラで、この支持ローラ１５、２５は、分離パ
ッド１３、２３によって分離した２枚目以降の用紙を用
紙トレイ１２、２２に戻す戻し部材１４、２４ととも
に、給紙と同時に紙送り経路上に突き出すように構成さ
れている。
ブ紙送りローラ１７、２７ａ、２７ｂのもとに達するま
での間、用紙の後端を支えることにより、この部分が経
路壁に接触することによってメインの紙送りローラ５に
与える負荷、つまりバックテンションを弱めるための後
端支持ローラで、この支持ローラ１５、２５は、分離パ
ッド１３、２３によって分離した２枚目以降の用紙を用
紙トレイ１２、２２に戻す戻し部材１４、２４ととも
に、給紙と同時に紙送り経路上に突き出すように構成さ
れている。
【００１０】一方、第１の紙送り機構１０に設けたサブ
紙送りローラ１７は、用紙の先端をメインの紙送りロー
ラ５のもとに送り込むまでは図示しない紙送りモータに
よりメインの紙送りローラ５と同じ周速度で回転駆動さ
れ、用紙の後端がＵ字状経路１６、つまりサブ紙送りロ
ーラ１７のもとに達した後は駆動力が断たれ、同時に、
用紙の後端がこの部分の外側壁１９に突き当ってメイン
の紙送りローラ５に送り方向の負荷を作用させないよ
う、このサブ紙送りローラ軸に巻回した図示しないコイ
ルスプリングにより、サブ紙送りローラ１７に若干の回
転抵抗をかけつつ遊転させるように構成されている。
紙送りローラ１７は、用紙の先端をメインの紙送りロー
ラ５のもとに送り込むまでは図示しない紙送りモータに
よりメインの紙送りローラ５と同じ周速度で回転駆動さ
れ、用紙の後端がＵ字状経路１６、つまりサブ紙送りロ
ーラ１７のもとに達した後は駆動力が断たれ、同時に、
用紙の後端がこの部分の外側壁１９に突き当ってメイン
の紙送りローラ５に送り方向の負荷を作用させないよ
う、このサブ紙送りローラ軸に巻回した図示しないコイ
ルスプリングにより、サブ紙送りローラ１７に若干の回
転抵抗をかけつつ遊転させるように構成されている。
【００１１】他方、第２の紙送り機構２０のＵ字状経路
２６に設けた２つのサブ紙送りローラ２７ａ、２７ｂ
は、下手側のサブ紙送りローラ２７ｂの周速を上手側の
サブ紙送りローラ２７ａのそれよりも若干速く、かつメ
インの紙送りローラ５の周速と同じ速さで回転するよう
に設定され、かつ、用紙の後端がこのＵ字状経路２６に
達した後は、第１の紙送り機構１０と同様に、これらの
ローラ２７ａ、２７ｂに作用する回転駆動力を断つと同
時に、これらの軸に巻回したコイルスプリングによっ
て、これらのローラ２７ａ、２７ｂに若干の回転抵抗を
かけた状態で回転させるように構成されている。
２６に設けた２つのサブ紙送りローラ２７ａ、２７ｂ
は、下手側のサブ紙送りローラ２７ｂの周速を上手側の
サブ紙送りローラ２７ａのそれよりも若干速く、かつメ
インの紙送りローラ５の周速と同じ速さで回転するよう
に設定され、かつ、用紙の後端がこのＵ字状経路２６に
達した後は、第１の紙送り機構１０と同様に、これらの
ローラ２７ａ、２７ｂに作用する回転駆動力を断つと同
時に、これらの軸に巻回したコイルスプリングによっ
て、これらのローラ２７ａ、２７ｂに若干の回転抵抗を
かけた状態で回転させるように構成されている。
【００１２】じれらのコイルスプリングによる回転抵抗
は、各Ｕ字状経路１６、２６の曲率によって変えてあ
り、曲率が大きくなるほど大きな回転抵抗をこれらのロ
ーラ１７、２７ａ、２７ｂにかけるように構成されてい
る。
は、各Ｕ字状経路１６、２６の曲率によって変えてあ
り、曲率が大きくなるほど大きな回転抵抗をこれらのロ
ーラ１７、２７ａ、２７ｂにかけるように構成されてい
る。
【００１３】またさらに、上述した各サブ紙送りローラ
１７、２７ａ、２７ｂに設けた従動ローラ１８、２８
ａ、２８ｂは、用紙の先端がメインの紙送りローラ５の
もとに達するまでは、各サブ紙送りローラ１７、２７
ａ、２７ｂと協同して用紙を送り出すよう、これらに接
触して転動し、その後はこれらから離間して、メインの
紙送りローラ５に与える負の紙送り負荷を軽減させるよ
うに構成されている。なお、図中符号８はＵ字状経路の
合流点で第１のサブ紙送りローラ１７に接離する従動ロ
ーラを示している。
１７、２７ａ、２７ｂに設けた従動ローラ１８、２８
ａ、２８ｂは、用紙の先端がメインの紙送りローラ５の
もとに達するまでは、各サブ紙送りローラ１７、２７
ａ、２７ｂと協同して用紙を送り出すよう、これらに接
触して転動し、その後はこれらから離間して、メインの
紙送りローラ５に与える負の紙送り負荷を軽減させるよ
うに構成されている。なお、図中符号８はＵ字状経路の
合流点で第１のサブ紙送りローラ１７に接離する従動ロ
ーラを示している。
【００１４】このように構成された紙送り装置は、はじ
めに、図１に示したように、各従動ローラ１８、２８
ａ、２８ｂをそれぞれのサブ紙送りローラ１７、２７
ａ、２７ｂに接触させた状態で待機し、いずれか一方の
給紙ローラ１１（２１）が始動すると、対応する一方の
用紙トレイ１２（２２）から引出された用紙をメインの
紙送りローラ５のもとへ給送する。
めに、図１に示したように、各従動ローラ１８、２８
ａ、２８ｂをそれぞれのサブ紙送りローラ１７、２７
ａ、２７ｂに接触させた状態で待機し、いずれか一方の
給紙ローラ１１（２１）が始動すると、対応する一方の
用紙トレイ１２（２２）から引出された用紙をメインの
紙送りローラ５のもとへ給送する。
【００１５】そして、用紙の先端がメインの紙送りロー
ラ５のもとへ送り込まれると、サブ紙送りローラ１７
（２７ａ、２７ｂ）への駆動力が断たれると同時に、従
動ローラ１８（２８ａ、２８ｂ）は、図２に示したよう
に、サブ紙送りローラ１７（２７ａ、２７ｂ）から離間
して、メインの紙送りローラ５に与えるサブ紙送りロー
ラ１７（２７ａ、２７ｂ）による紙送りの影響を断つ。
ラ５のもとへ送り込まれると、サブ紙送りローラ１７
（２７ａ、２７ｂ）への駆動力が断たれると同時に、従
動ローラ１８（２８ａ、２８ｂ）は、図２に示したよう
に、サブ紙送りローラ１７（２７ａ、２７ｂ）から離間
して、メインの紙送りローラ５に与えるサブ紙送りロー
ラ１７（２７ａ、２７ｂ）による紙送りの影響を断つ。
【００１６】一方これとともに、戻し部材１４（２４）
上の後端支持ローラ１５（２５）は、図３（ａ）に示し
たように、紙送り経路上に突出してＵ字状経路１６（１
７）の手前側の位置Ａにある用紙Ｓの後端をこのローラ
１５（２５）によって支えることにより、後端が経路壁
に接触しながら送られてゆくことによってメインの紙送
りローラ５に与える給紙負荷を、図４の２点鎖線ａ1、
ａ2より実線ｂで示した値に軽減する。
上の後端支持ローラ１５（２５）は、図３（ａ）に示し
たように、紙送り経路上に突出してＵ字状経路１６（１
７）の手前側の位置Ａにある用紙Ｓの後端をこのローラ
１５（２５）によって支えることにより、後端が経路壁
に接触しながら送られてゆくことによってメインの紙送
りローラ５に与える給紙負荷を、図４の２点鎖線ａ1、
ａ2より実線ｂで示した値に軽減する。
【００１７】そして引続く用紙の搬送により、その後端
がつぎに位置ＢからＵ字経路１６（１７）内に入り込む
と、用紙Ｓはその復元力により、図３（ｂ）に示したよ
うに、位置ｃでその後端をＵ字状経路１６（１７）の外
側壁１９（２９）に強く接触させて、メインの紙送りロ
ーラ５に紙送り方向の負荷を作用させる。
がつぎに位置ＢからＵ字経路１６（１７）内に入り込む
と、用紙Ｓはその復元力により、図３（ｂ）に示したよ
うに、位置ｃでその後端をＵ字状経路１６（１７）の外
側壁１９（２９）に強く接触させて、メインの紙送りロ
ーラ５に紙送り方向の負荷を作用させる。
【００１８】この負荷は、図４の２点鎖線で示したよう
に、Ｕ字状経路の曲率に比例し、第１の経路１６での負
荷ａ1は第２の経路２６での負荷ａ2を上回ることになる
が、上述したように第１、第２のサブ紙送りローラ１
７、２７ａ、２７ｂの軸には予めこの負の負荷ａに応し
たコイルスプリングによる回転抵抗がかけられているた
め、用紙ＳがこのＵ字状経路１６（２６）を通過する過
程で、用紙Ｓがサブ紙送りローラ１７（２７ａ、２７
ｂ）に接触することにより、この負荷はスプリングの回
転抵抗と相殺されて、図４の実線ｂで示したように、メ
インの紙送りローラ５に与えるこの負荷を可能な限り軽
減する。
に、Ｕ字状経路の曲率に比例し、第１の経路１６での負
荷ａ1は第２の経路２６での負荷ａ2を上回ることになる
が、上述したように第１、第２のサブ紙送りローラ１
７、２７ａ、２７ｂの軸には予めこの負の負荷ａに応し
たコイルスプリングによる回転抵抗がかけられているた
め、用紙ＳがこのＵ字状経路１６（２６）を通過する過
程で、用紙Ｓがサブ紙送りローラ１７（２７ａ、２７
ｂ）に接触することにより、この負荷はスプリングの回
転抵抗と相殺されて、図４の実線ｂで示したように、メ
インの紙送りローラ５に与えるこの負荷を可能な限り軽
減する。
【００１９】なお、以上は、２つの紙送り機構１０、２
０を備えたプリンタの例で本発明を説明したものである
が、さらに多くの紙送り機構を備えたプリンタあるいは
複写機等にも本発明を適用することができる。
０を備えたプリンタの例で本発明を説明したものである
が、さらに多くの紙送り機構を備えたプリンタあるいは
複写機等にも本発明を適用することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、Ｕ字
状経路の手前側には用紙の後端を支える後端支持ローラ
を経路上に突設し、Ｕ字状経路に配設した補助紙送りロ
ーラには、経路の曲率に応じた回転抵抗を付与するよう
にしたので、Ｕ字状経路に入るまでは用紙の後端か経路
壁に摺接することにより生じる給紙負荷をこの支持ロー
ラにより軽減することができ、また、Ｕ字状経路内では
復元力によって外側壁に突き当った用紙の後端によって
生じる紙送り方向の負荷を、補助紙送りローラに作用さ
せた回転抵抗により相殺することができて、記録書込み
部直前の紙送りローラに、精度よくかつ安定した紙送り
動作を行なわせることができる。
状経路の手前側には用紙の後端を支える後端支持ローラ
を経路上に突設し、Ｕ字状経路に配設した補助紙送りロ
ーラには、経路の曲率に応じた回転抵抗を付与するよう
にしたので、Ｕ字状経路に入るまでは用紙の後端か経路
壁に摺接することにより生じる給紙負荷をこの支持ロー
ラにより軽減することができ、また、Ｕ字状経路内では
復元力によって外側壁に突き当った用紙の後端によって
生じる紙送り方向の負荷を、補助紙送りローラに作用さ
せた回転抵抗により相殺することができて、記録書込み
部直前の紙送りローラに、精度よくかつ安定した紙送り
動作を行なわせることができる。
【００２１】しかも、共通の主紙送りローラに致る複数
のＵ字状経路に設けたそれぞれの補助紙送りローラに、
経路の曲率に比例した回転抵抗を付与させることによ
り、経路の曲率に応じて異なる各紙送り方向の負荷を均
一に整すことができる。
のＵ字状経路に設けたそれぞれの補助紙送りローラに、
経路の曲率に比例した回転抵抗を付与させることによ
り、経路の曲率に応じて異なる各紙送り方向の負荷を均
一に整すことができる。
【図１】メインの紙送りローラのもとへ用紙を給送する
状態での本発明の一実施例を示す装置の構成図である。
状態での本発明の一実施例を示す装置の構成図である。
【図２】メインの紙送りローラが用紙を送りつつある状
態での同上装置の構成図である。
態での同上装置の構成図である。
【図３】図（ａ）（ｂ）は、用紙の各送り位置での負荷
の変動を示した説明図である。
の変動を示した説明図である。
【図４】用紙後端の各位置で生じる負荷とそれを軽減さ
せた場合の負荷を比較した図である。
せた場合の負荷を比較した図である。
３ メインの紙送りローラ １０、２０ 第１、第２の紙送り機構 １１、２１ 給紙ローラ １５、２５ 後端支持ローラ １６、２６ Ｕ字状経路 １７、２７ａ、２７ｂ サブ紙送りローラ ８、１８、２８ａ、２８ｂ 従動ローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 5/36 B41J 13/00 B65H 5/06 G03G 15/00 510
Claims (3)
- 【請求項１】 スタック部からＵ字状の経路を経て搬送
されてきた用紙を記録書込み部直前に配設した主紙送り
送りローラにより上記記録書込み部へ送り込む形式の紙
送り装置において、 上記Ｕ字状経路の紙送り方向上手側に、上記用紙の移動
とともに転動して該用紙の後端を支える後端支持ローラ
を紙経路上に突設させるとともに、上記Ｕ字状経路に配
設した補助紙送りローラに、上記Ｕ字状経路の曲率に対
応する回転抵抗を付与させたことを特徴とする紙送り装
置。 - 【請求項２】 上記後端支持ローラを、用紙の後端通過
に連動させて上記Ｕ字状経路の紙送り方向上手側の経路
上に突出させるようにしたことを特徴とする請求項１記
載の紙送り装置。 - 【請求項３】 共通の主紙送りローラに合流する複数の
Ｕ字状経路に配設した各補助紙送りローラに、上記各Ｕ
字状経路の曲率に比例した回転抵抗を付与させるように
したことを特徴とする紙送り装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15599997A JP3298611B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 紙送り装置 |
| US09/085,112 US6068252A (en) | 1997-05-29 | 1998-05-28 | Sheet feeding apparatus |
| EP98109892A EP0884193B1 (en) | 1997-05-29 | 1998-05-29 | Sheet feeding apparatus |
| DE69808699T DE69808699T2 (de) | 1997-05-29 | 1998-05-29 | Blattzuführvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15599997A JP3298611B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 紙送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329977A JPH10329977A (ja) | 1998-12-15 |
| JP3298611B2 true JP3298611B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=15618131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15599997A Expired - Fee Related JP3298611B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 紙送り装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6068252A (ja) |
| EP (1) | EP0884193B1 (ja) |
| JP (1) | JP3298611B2 (ja) |
| DE (1) | DE69808699T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20060187287A1 (en) * | 2005-02-18 | 2006-08-24 | Lexmark International, Inc. | Method of printing with overlapping paper feed |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2127383B (en) * | 1982-09-21 | 1986-08-13 | Xerox Corp | Sheet separator and retard mechanism |
| US5002266A (en) * | 1987-12-26 | 1991-03-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feed apparatus for image forming system |
| JP3053021B2 (ja) * | 1990-03-19 | 2000-06-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
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| JPH05246583A (ja) * | 1992-03-06 | 1993-09-24 | Toshiba Corp | 給紙装置とこの給紙装置を備える画像形成装置 |
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