JP2572102B2 - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JP2572102B2
JP2572102B2 JP63045169A JP4516988A JP2572102B2 JP 2572102 B2 JP2572102 B2 JP 2572102B2 JP 63045169 A JP63045169 A JP 63045169A JP 4516988 A JP4516988 A JP 4516988A JP 2572102 B2 JP2572102 B2 JP 2572102B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写機、ファクシミリ、レーザービームプ
リンタ等の画像形成装置に用いられるシート給送装置に
係り、詳しくは多数のシートを収納したシート収納手段
(以下カセットという)及びシートを給送する給送回転
体(以下給紙ローラという)を備えるシート給送装置に
関する。
(ロ) 従来の技術 従来、カセットと給紙ローラとを備えるシート給送装
置が知られているが、該シート給送装置1′は、第12図
に示すように、シートSを収納するカセット2及び該カ
セット2よりシートSを給送する欠円状の給紙ローラ
3′を有している。そして、該給紙ローラ3′の下流に
は、該給紙ローラ3′により給送されるシートSを案内
するガイド対5,6が配設されており、該ガイド対5,6の下
流には、シートSを搬送する搬送ローラ対7が配設され
ている。また、前記カセット2は、シートSを積載する
中板9と、該中板9上に積載されているシートSを前記
給紙ローラ3′へ付勢するバネ10とを有しており、かつ
該給紙ローラ3′により給紙されるシートSを1枚ずつ
分離する分離爪11を有している。
そして、スタートキーが押されると、給紙ローラ3′
が回転して中板9上のシートSを給送する。この際、こ
れらシートSのうち最上位のシートSのみ分離爪11を越
えて給送され、該シートSはガイド対5,6により搬送ロ
ーラ対7へ案内され、該ローラ対7により下流へ搬送さ
れる。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、上述したシート給送装置では、給紙ローラ
3′の半径が大きい場合、該ローラ3′とシートSとの
接触圧が大きくなってシート間摩擦が大きくなり、これ
によりシートSが分離爪11により分離できずに重送して
しまうことがあった。また、給紙ローラ3′の半径が小
さい場合、該ローラ3′とシートSとの接触圧が小さく
なって該ローラ3′の搬送力が小さくなるため、該ロー
ラ3′とシートSとがスリップしてシートSが分離爪11
を乗り越えられずに給紙不良を引き起こしたり、分離爪
11は乗り越えても搬送ローラ7のニップ部までシートS
先端が届かずにジャムしたりすることがあった。
そこで、本発明は、給送回転体の半径の異なる複数の
円弧部によりシートを給送し、もって上述課題を解消し
たシート給送装置を提供することを目的とするもであ
る。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであって、
シートを収納するシート収納手段と、該シート収納手段
に収納されているシートを給送する給送回転体と、該給
送回転体により送り出されたシートを1枚ずつ分離する
分離爪と、前記給送回転体の下流側に配置され、前記分
離爪により分離されて前記給送回転体により送られてき
たシートを搬送する搬送部と、を備えたシート給送装置
において、前記給送回転体の外周を、シートの先端が前
記分離爪を越えるまで給送可能に設定された第1の円弧
部と、該第1の円弧部より大きな半径で形成され、シー
トを前記分離爪から前記搬送部まで搬送可能に設定され
た第2の円弧部と、前記第1の円弧部と前記第2の円弧
部との間に設けられた、シートに接触しない切欠き部
と、により構成し、前記給送回転体によるシート給送時
に、前記第2の円弧部のシートとの接触圧を第1の円弧
部との接触圧より大きくなるように設定したこと、を特
徴とするシート給送装置にある。
また、前記第1の円弧部のシートに接触を開始する点
ら前記給送回転体の回転方向とは逆方向に該第1の円弧
部と同じ半径の低摩擦部材を延設したことを特徴とす
る。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、給際回転体の外周に設定した第1
の円弧部が、シート収納手段に収納したシートに接触し
て、該シートの先端が分離爪を越えるまで給送して、該
シートを1枚ずつ分離する。更に、前記給送回転体が回
転して該給送回転体に設けたシートに接触しない切欠き
部が前記シートの上部に位置するため、該シートは、一
時的に給送を停止される。そして、前記給送回転体の外
周に設けた前記第1の円弧部より大きな半径で形成した
第2の円弧部が、前記シートを、前記分離爪から前記給
送回転体の下流にある搬送部まで搬送する。前記第2の
円弧部のシーとの接触圧を第1の円弧部との接触圧より
大きく設定してあるため、前記シートの先端が搬送部に
当接した状態においても、前記第2の円弧部は、前記シ
ートにループを形成しながら該シートを更に搬送するこ
とができる。
また、前記第1の円弧部のシーに接触を開始する点か
ら前記給送回転体の回転方向とは逆方向に延設した該第
1の円弧部と同じ半径の低摩擦部材が、前記シート収納
手段に収納したシートを押圧する。そして、前記低摩擦
部材に押圧されたシートが、該低摩擦部材による押圧か
ら連続的に前記第1の円弧部により接触され、該シート
の先端が分離爪を越えるまで給送されて1枚ずつ分離さ
れる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
なお、前述した部分と同じ部分には、同一符号を符し
て説明を省略する。
シートの給送装置1は、第1図に示すように、2個の
円弧部3a,3bを有す給紙ローラ3を備えており、これら
円弧部3a,3bはシートSに当接してシートSを給送する
ようになっている。
そして、該給紙ローラ3は、第2図に詳示するよう
に、その外周を、前記円弧部3a,3bと、点bから点cま
での切欠き部3cと、点dから点aまでの切欠き部3dとに
より構成されており、これら切欠き部3c,3dはシートS
と接触しないようになっている。また、該円弧部3aの半
径をr1とすると共に、円弧部3bの半径をr2とすると、r1
<r2の関係にあり、該円弧部3bのシートSとの接触圧は
円弧部3aの接触圧より大きくなっている。
更に、カセット2は、第3図及び第4図に詳示するよ
うに、シート幅方向左側に、シートSの幅方向への移動
を規制する幅規制板12aを有しており、該幅規制板12aは
シート搬送基準となっている。また、該カセット2のシ
ート幅方向右側にも、シートSの幅方向への移動を規制
する幅規制板12bが配設されており、該幅規制板12bに
は、バネ13によりシート幅方向へ付勢されて中板9上の
シートSを前記幅規制板12aへ押圧するサイドパッド15
が配設されている。
本実施例は以上のような構成よりなるので、図示しな
いスタートキーが押されると、給紙ローラ3が回転を開
始し、該ローラ3の点aから給紙を開始して点bまでの
円弧部3aによりシートS先端が分離爪11を越えるまで第
1段目の給送を行う(第5図参照)この際、該円弧部3a
により中板9上に積載されているシートSはバネ10に抗
して押し下げられ、該円弧部3aとシートSとの接触圧が
増大するが、該円弧部3aの半径は、シートSが重送を引
き起こさない接触圧かつシートSが分離爪11を十分越え
られる接触圧となるように設定されている。それから、
シートSが分離爪11を越える際に、該シートSの一角部
の爪ばなれが悪かったり、左右の給紙ローラ3,3のシー
トSへの接触圧が異なっていたりして、該シートSが斜
行することがあるが、給紙ローラ3の点bが該シートS
から離間すると、該シートSは、サイドパッド15により
矢印A方向へ付勢され、幅規制板12aに当接して斜行補
正される(第6図参照)。更に、給紙ローラ3が回転
し、点cから前記円弧部3aより大きな接触圧にて第2段
目の給送を行う。そして、該シートSは、円弧部3bによ
り給送され、その先端を搬送ローラ対7のニップ部に当
接する。なお、円弧部3bの長さは、分離爪11から搬送ロ
ーラ対7のニップ部までより長く設定されているため、
該シートSはループを形成する(第7図参照)。それか
ら、該シートSは、該ループによる進入力により該ロー
ラ対7のニップ部に十分進入する(第8図参照)。更
に、所定タイミングにて該搬送ローラ対7が回転を開始
すると共に、給紙ローラ3の点dが該シートSから離間
すると、該シートSは該搬送ローラ対7に挾持されて下
流へ搬送される。
なお、円弧部3aによる第1段目の給送に失敗してシー
トS先端が分離爪11を越えることができなかった場合、
円弧部3bにより第2段目の給送により、シートSを分離
爪11により分離して搬送ローラ対7へ搬送することが可
能である。
また、上述実施例において、給紙ローラ3の点aが、
シートSと接触して該シートSを押し下げながら回転す
るために、給紙ローラ3がシートSの給送を開始する点
は点bよりずれてしまい、給送距離が一定しない虞れが
あった。そこで、給紙ローラ3の点dから点aの間に、
円弧部3aと同じ半径かつポリアセタール等により構成さ
れた低摩擦部材16を配設した場合(第9図参照)、給紙
ローラ3が停止している状態から第1段目の給送が開始
される点bまで、該低摩擦部材16が予めシートSを押し
下げるので、給紙ローラ3の点bから第1段目の給送を
スムーズに行える。
更に、上述実施例において、給送ローラ3には2つの
切欠き部3c,3dを設けていたが、これに限らず、第10図
に示すように、3つの切欠き部3c1,3c2,3dを有する給紙
ローラ3″を用いてもよい。
また、給紙ローラ3は、第11図に示すように、芯金17
にゴム部材19を被覆したものを用いてもよい。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によっては、第1の円弧
部によりシートの先端が分離爪を越えるまで給送し、切
欠き部により給送回転体による該シートへの接触を一時
的に解除した後、再度第2の円弧部によりシートを給送
するため、シートの重送及び給送不良を回避することが
できる。
また、第1の円弧部によりシートへ接触し、切欠き部
により給送回転体による該シートへの接触を一時的に解
除した後、再度第2の円弧部によりシートを給送するた
め、前記第1の円弧部によりシートの先端が分離爪を越
えるまで給送できない場合であっても、前記第2の円弧
部によりシートを給送することができるため、給送不良
を回避することができる。
更に、前記第1の円弧部のシートに接触を開始する点
から給送回転体の回転方向とは逆方向に該第1の円弧部
と同じ半径の低摩擦部材を延設したことにより、該低摩
擦部材が予めシートに当接しているため、前記第1の円
弧部による給送を円滑に開始することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート給送装置を示す正面断面図
であり、第2図から第4図まではその要部を示す図であ
る。また、第5図から第8図までは本発明の動作を示す
図である。更に、第9図は本発明に係る低摩擦部材を示
す正面断面図である。そして、第10図及び第11図は本発
明の他の実施例を示す正面図である。また、第12図は従
来例を示す正面断面図である。 1,1′……シート給送装置、2……シート収納手段、3,
3′,3″……給送回転体、3a……第1の円弧部、3b……
第2の円弧部、3c,3c1,3c2,3d……切欠き部(直線
部)、7……搬送部、11……分離爪、16……低摩擦部
材、S……シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−12538(JP,A) 実開 昭63−52833(JP,U) 実開 昭57−116640(JP,U) 実開 昭62−63234(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを収納するシート収納手段と、該シ
    ート収納手段に収納されているシートを給送する給送回
    転体と、該給送回転体により送り出されたシートを1枚
    ずつ分離する分離爪と、前記給送回転体の下流側に配置
    され、前記分離爪により分離されて前記給送回転体によ
    り送られてきたシートを搬送する搬送部と、を備えたシ
    ート給送装置において、 前記給送回転体の外周を、シートの先端が前記分離爪を
    越えるまで給送可能に設定された第1の円弧部と、該第
    1の円弧部より大きな半径で形成され、シートを前記分
    離爪から前記搬送部まで搬送可能に設定された第2の円
    弧部と、前記第1の円弧部と前記第2の円弧部との間に
    設けられた、シートに接触しない切欠き部と、により構
    成し、 前記給送回転体によるシート給送時に、前記第2の円弧
    部のシートとの接触圧を第1の円弧部との接触圧より大
    きくなるように設定したこと、 を特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】前記第1の円弧部のシートに接触に開始す
    る点から前記給送回転体の回転方向とは逆方向に該第1
    の円弧部と同じ半径の低摩擦部材を延設したこと、 を特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
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