JPH1044521A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JPH1044521A
JPH1044521A JP20262996A JP20262996A JPH1044521A JP H1044521 A JPH1044521 A JP H1044521A JP 20262996 A JP20262996 A JP 20262996A JP 20262996 A JP20262996 A JP 20262996A JP H1044521 A JPH1044521 A JP H1044521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マークダウン処理やPOP広告の印字処理を
した場合に、マニュアル操作でラベル印字機構部の選択
操作又は切り換え操作を必要としないラベルプリンタを
提供すること。 【解決手段】 第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベ
ル印字機構部3bにはそれぞれ異なるラベル用紙が装着
される。CPU20はRAM30に記憶された特売ファ
イルに基づいて、通常価格とともに値引き後の値段を印
字するマークダウン処理を行うか否かを判断する。CP
U20がマークダウン処理を行う場合には、第1ラベル
印字機構部3a及び第2ラベル印字機構部3bからマー
クダウン処理を行うのに適したラベル用紙が装着された
ものを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルに所定デー
タの印字を行うとともに、印字したラベルを発行するラ
ベルプリンタに係り、特にスーパー等の販売店において
陳列するパック商品に貼付する値段ラベルを印字して発
行するラベルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】特売商品(値引商品)や、販売促進用の
客寄せ商品(広告商品)の値付ラベルは、通常の値付ラ
ベルとは異ならせて、客の注意を引くような工夫が行わ
れている。例えば、値引商品の場合には、ラベルに値引
き前の通常価格とともに、値引き後の特売価格を印字し
てアピールしている。この場合、値引き前の通常価格に
は2本線の取消線を記入して価格が訂正されたことを強
調している。このような、値引き前の価格と値引き後の
価格を両方とも印字したラベルをマークダウンラベルと
称し、このようなラベルを印字し、発行する処理はマー
クダウン処理と呼ばれる。
【0003】また、広告商品の場合には、値付ラベルに
POP広告(通常はイメージデータ)を印字すること
で、その商品が広告されたお買い得商品である旨をアピ
ールする。このように値引商品や広告商品の値段ラベル
は、通常と異なる情報(例えば、値引き前値段やPOP
広告等)を印字するするようにしている。
【0004】図12に示されるように、通常、印字ラベ
ル102,102,102…各々は予め台紙104に一
定間隔G,Gをもって配列されて作成されており、各々
の大きさ(ラベルの面積)は一定である。図12は印字
ラベルの配置例を示す断面図である。従って、マークダ
ウンラベルの場合、従来は図13(b)に示されたよう
に、値段印字欄に値引き後の値段と値引き前価格を印字
している。図13(a)はマークダウン処理が行われて
いないラベルであり、図13(b)はマークダウン処理
が行われたマークダウンラベルである。図13(b)に
示されたように、マークダウンラベルでは値引き前の価
格“1549”に2本線の取消線が付され、値引き後の
値段“1280”が印字されている。
【0005】また、POP広告はラベルの場合は、図1
4(a)に示されるように、通常の印字を行うときは、
ラベルに予め設けられた品名印字欄106に対して中央
寄せを行って品名を印字し、特売のときには図14
(b)に示されるように品名の後又は前に空白部分を設
け、この空白部分にPOP広告の印字を行っている。こ
のため、これらのラベルを用いた場合の、商品の客に対
するアピール度は余り期待できなかった。
【0006】このように、従来は印字するラベルのサイ
ズが一種類であったが、複数のラベル印字部を備え、各
々の印字部に異なるラベル用紙を装着することで複数の
ラベルを適宜選択して発行することが可能なラベルプリ
ンタが同出願人によって案出されている。例えば、特開
昭63−294339号公報を参照されたい。この技術
においては、第1のラベル印字機構部と第2のラベル印
字機構部(何れも、図示省略)とを備え、第1ラベル印
字機構部によって、図15(a)に示される通常のラベ
ルを印字し、第2ラベル印字機構部によって図15
(b)に示されるマークダウンラベルや、図15(c)
に示されるようなPOP広告付きラベルを印字すること
により、客へのアピール度が大きなラベルを印字してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のラベルプリンタにあっては、第1のラベル印字
機構部と第2のラベル印字機構部との選択(切り換え)
は手動(マニュアル操作)で行われていたり、あるいは
予め品番毎に使用するラベル印字機構部が設定されてい
るため、ラベルの発行時にマークダウン処理を指定した
り、又はイメージデータとして印字されるPOP広告の
印字を指定した場合には、印字するラベル印字機構部の
選択又は切り換えをマニュアル操作でしなければなら
ず、面倒であった。
【0008】特に、経験の浅い操作者の場合、ラベル印
字機構部の選択又は切り換え操作を忘れてしまう場合が
多く、この場合には正しいラベルが印字されない。この
種のラベルプリンタにおいて、誤ったラベルが発行され
た場合、操作者が気がつかないと、商品に誤ったラベル
が貼付されたまま店頭に陳列されることとなり問題だ
が、操作者が誤ったラベルを発行した後にすぐに気がつ
いたとしても、実績データを集計している関係上、実績
データの訂正操作をした後、再度ラベル印字機構部を切
り換えてラベルの発行を行う必要があり、極めて面倒で
ある。この実績データの訂正が正しく行われない場合に
は正確な実績データが集計できず、商品の在庫管理等に
支障をきたすことになる。このため、ユーザからは上記
の問題点を解消することが強く要望されていた。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、マークダウン処理やPOP広告の印字処理をし
た場合に、マニュアル操作でラベル印字機構部の選択操
作又は切り換え操作を必要としないラベルプリンタを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ラベル用紙に少なくとも商
品の品名及び値段を印字して発行するラベルプリンタに
おいて、少なくとも通常の値段ラベル用のラベル用紙が
装着された印字部と、マークダウン処理を行うのに適し
たラベル用紙が装着された印字部とを含む複数の印字部
と、前記ラベル用紙に通常価格とともに値引き後の値段
を印字するマークダウン処理を行うことを指示する指示
手段と、前記マークダウン処理を行う場合には、前記複
数の印字部からマークダウン処理を行うのに適したラベ
ル用紙が装着された印字部を選択する選択手段とを具備
することを特徴とする。請求項2記載の発明は、ラベル
用紙に少なくとも商品の品名及び値段を印字して発行す
るラベルプリンタにおいて、少なくとも通常の値段ラベ
ル用のラベル用紙が装着された印字部と、POP広告用
のイメージデータを印字するのに適したラベル用紙が装
着された印字部とを含む複数の印字部と、前記ラベル用
紙にPOP広告用のイメージデータを印字することを指
示する指示手段と、前記イメージデータを印字する場合
には、前記複数の印字部からPOP広告用のイメージデ
ータを印字するのに適したラベル用紙が装着された印字
部を選択する選択手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態によるラベルプリンタについて説明する。本発
明の一実施形態によるラベルプリンタは計量ラベルプリ
ンタ、つまり、秤によって計量された商品の重量と予め
設定された商品の単価とからその商品の値段を計算し
て、自動的にラベル印字を行って発行するラベルプリン
タである。
【0012】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態によるラベルプリンタの外観構成を示す斜視図で
あり、図2は同ラベルプリンタの電気的構成を示すブロ
ック図である。これらの図において、1はラベルプリン
タの本体である。この本体1の内部には、図2に示す制
御部が設けられており、この制御部には秤2が接続され
ている。一方、本体1の前面には、第1ラベル印字機構
部3a、第2ラベル印字機構部3b、及び操作部5が設
けられている。
【0013】第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベル
印字機構部3bは、ドット印字を行うサーマルヘッド
と、1ドットライン分のデータを蓄積し、上記サーマル
ヘッドに供給するシフトレジスタと、ラベル用紙を1ド
ットラインずつ移動させるステッピングモータとを有し
ており、任意の文字、数字、及び画像を印字できるよう
になっている。上記第1ラベル印字機構部3aには、図
15(a)に示された通常のラベルを印字するためのラ
ベル用紙が装着され、第2ラベル印字機構部3bには、
図15(c)に示されたマークダウン用のラベル用紙が
装着され、第1印字機構部3aによって通常のラベル印
字が行われ、第2ラベル印字機構部3bによってマーク
ダウンラベルやPOP広告ラベルの印字処理が行われ
る。尚、デフォルトでは、第1ラベル印字機構部3aが
設定されている。第1ラベル印字機構部3a及び第2ラ
ベル印字機構部3bの選択は、CPU20から出力され
る選択信号に基づいて印字制御部22が選択を行う。
【0014】上記操作部5の操作盤は、角度調整用の蛇
腹6によって本体に取り付けられ、その角度が調整でき
るようになっている。操作部5には、テンキー7、商品
番号キー8、ラベルフィードスイッチ9、秤2の零リセ
ットスイッチ10、電源スイッチ11、操作・表示部1
2、及びイメージスキャナ14接続用のコネクタ13が
設けてある。ここで、商品番号キー8は、テンキー7と
一緒に、後述する商品番号の入力時に使用される。操作
・表示部12は、液晶表示器12b(図2参照)の上面
にタッチパネル12a(図2参照)が積層された構造を
しており、同一面において、データの表示と入力とがで
きるようになっている。
【0015】図2に示す20は、装置各部を制御するC
PU(中央処理装置)である。また、40はCPU20
において用いられる各種制御用プログラムが格納されて
いるROM(Read Only Memory)である。このROM4
0に格納された制御プログラムによりCPU20は、本
体1の動作モードを、各種設定項目を設定する設定モー
ド及びラベル発行モード等の動作モードに切り換える。
【0016】また、上記操作部5には、前記コネクタ1
3を介して、イメージスキャナ14が接続できるように
なっている。イメージスキャナ14は、8ドット/mm
の解像度をもつラインセンサを有し、画像上を移動させ
ることにより、最大幅64mm(512ドット)までの
画像を読み込むものである。読み込まれた画像を構成す
る各ドットは、一定のレベル(可変)を基準として、
「黒」(”1”信号)または「白」(”0”信号)の1
ビットの信号に変換され、画像データとして出力され
る。
【0017】図2に示すように、秤2のロードセル2a
はロードセル制御部21を介して、第1ラベル印字機構
部3a及び第2ラベル印字機構部3bは印字制御部22
を介して、イメージスキャナ14はスキャナ制御部23
を介して、タッチパネル12aとキーボード7−11は
操作制御部24を介して、液晶表示器12bは表示制御
部25を介して、それぞれCPU20に接続されてい
る。なお、スキャナ制御部23には、イメージスキャナ
10から入力された画像データを一時的に記憶するため
のバッファが内蔵されている。尚、上記秤2に商品等が
載置された場合には重量データがロードセル制御部21
からCPU2へ出力される。42はカレンダー機能を備
えた時計部であり、CPU20は、この時計部42から
現在の日付(年月日)及び時刻のデータを得ることがで
きる。
【0018】また、30はRAM(Random Access Memo
ry)であり、図3に示すように、各種の処理に使用され
るフラグ、レジスタ等からなるワーキングエリアD1
と、後述するPLUファイルD2、特売ファイルD3、
POPファイルD4、及び印字フォーマットファイルD
5とからなる記憶領域が設けられている。図3はRAM
のメモリーマップを示す概念図である。また、これらの
記憶領域はバッテリバックアップが施されており、本体
1の電源を落とした場合でも、これらの内容は失われな
いようになっている。
【0019】図4は上記PLUファイルD2に格納され
ている内容の一例を示す表である。このPLUファイル
は種々の商品の情報が格納されたファイルであり、1つ
の商品の情報は1つのレコードに格納される。このレコ
ードは、商品の種類別に予め割り振られた商品番号が格
納されるフィールドFA1、その商品の単価(通常、1
00gを基準として設定される)が格納されるフィール
ドFA2、その商品が載置されるトレイの重量である風
袋重量が格納されるフィールドFA3、賞味期限等を示
す有効日が格納されるフィールドFA4、その商品の品
名が格納されるフィールドFA5、及びその商品に貼付
されるラベルに印字されるイメージデータを示すPOP
番号が格納されるフィールドFA6等の複数のフィール
ドから構成される。
【0020】図4に示された例では、品名が“牛肉ロー
ス”である商品は、商品番号として“2001”が割り
振られ、その単価が“580”円であり、風袋重量が
“5”[g]、有効日が“2”日、POP番号として値
“0”が格納されている。尚、POP番号が格納される
フィールドFA6の値が“0”である場合には、ラベル
にイメージデータを印字しないことを示す。
【0021】図5は上述した特売ファイルD3に格納さ
れている内容の一例を示す表である。この特売ファイル
D3は、特売を行う商品の値引き率、特売開始日、及び
特売終了日等の情報を格納する。図5に示されたよう
に、特売ファイルD3は、商品番号FB1が格納される
フィールドFB1、値引率が格納されるフィールドFB
2、特売開始日が格納されるフィールドFB3、及び特
売終了日が格納されるフィールドFB4からなるレコー
ドを複数格納する。図5の例では、商品番号として“2
001”が格納された商品に対しては、“17”%の値
引きを行い、1995年9月5日から1995年9月8
日まで特売が行われる旨を示している。
【0022】図6はPOPファイルD4に格納されてい
る内容の一例を示す表である。このPOPファイルD4
はPOP広告用のイメージデータを格納するファイルで
あり、イメージデータが格納されるフィールドFC3、
フィールドFC3に格納されたイメージデータのデータ
長が格納されるフィールドFC2、各々のイメージデー
タに割り当てられたPOP番号が格納されるフィールド
FC1、及びイメージデータに対応して設定される印字
フォーマットに割り当てられている印字フォーマット番
号が格納されるフィールドFC4からなるレコードを複
数有する。
【0023】上記フィールドFC3に格納されるイメー
ジデータが可変長であるため、フィールドFC2にその
イメージデータのデータ長が格納され、印字フォーマッ
トを特定する印字フォーマット番号がフィールドFC4
に格納されている。フィールドFC3に格納されるイメ
ージデータは図1及び図2中のイメージスキャナ14を
用いて入力する。
【0024】前述した印字フォーマットファイルD5
は、印字フォーマット番号毎に各印字項目の印字の有
無、印字開始位置等のフォーマットデータが格納される
ファイルである。図7は印字フォーマットファイルD5
に格納されている内容の一例を示す図である。印字フォ
ーマットファイルD5は複数のレコードを格納してお
り。各レコードは、フォーマット番号が格納されるフィ
ールドFD1、ラベルサイズが格納されるフィールドF
D2と、単価の印字開始位置,商品の重量の印字開始位
置,商品の値段の印字開始位置,品名の印字開始位置,
及びイメージデータの印字開始位置がそれぞれ格納され
るフィールドFD3〜FD7とからなる。尚、上記フィ
ールドFD3〜FD6に格納される印字開始位置の内容
が(0,0)である場合は、その項目に対しては印字が
行われない。本実施形態においては、図1中の第1ラベ
ル印字機構部3a及び第2ラベル印字機構部3bの印字
フォーマットは予め印字フォーマットファイルD5の中
から選択されて設定されている。
【0025】すなわち、本実施形態においては、第1ラ
ベル印字機構部3aで通常の値段ラベルを印字し、第2
ラベル印字機構部3bでマークダウンラベル又はPOP
広告ラベルを印字する。このため、予め第1ラベル印字
機構部3aに通常の値段ラベル用のラベル用紙を装着す
るとともに、設定モードにおいて第1ラベル印字機構部
3aを使用した(選択した)場合の印字フォーマットと
して、通常の値段ラベルの印字フォーマットを設定する
(印字フォーマット番号を選択する)。また、予め第2
ラベル印字機構部3bにマークダウンラベル及びPOP
広告印字用のラベル紙を装着するとともに、設定モード
において、第2ラベル印字機構部3bを使用した(選択
した)場合の印字フォーマットとしてマークダウンラベ
ルの印字フォーマットを設定する(印字フォーマット番
号を選択する)。
【0026】次に、本発明の第1実施形態によるラベル
プリンタの動作について説明する。図8は本発明の第1
実施形態によるラベルプリンタの概略動作を示すフロー
チャートである。まず、操作者が操作・表示部12を操
作して、本体1の動作モードをラベル発行モードに設定
する。ラベル発行モードに設定されると処理はステップ
S1へ進む。ステップS1では、まず、CPU20は操
作・表示部12にラベル発行を行う商品の商品番号を入
力する旨の表示処理を行う。この表示がなされると、操
作者はテンキー7及び商品番号キー8を押圧して商品番
号を入力する。
【0027】例えば、テンキー7を操作して“200
1”と入力してから商品番号キー8を押圧する。この入
力がなされると、CPU20は入力された商品番号、即
ち“2001”をキーとして、RAM30に記憶された
PLUファイルD2の各レコードのフィールドFA1を
検索し、該当するレコードの情報を読み出す。図4に示
された例ではこの処理によって、単価として580円/
100[g]、風袋重量として5[g]、有効日として
2日、品名として文字列“牛肉ロース”、及びPOP番
号として値“0”が読み出される。尚、有効日として読
み出された情報は図2中の時計部42から得られる現在
の日付データに加算されて、商品が有効である最終日
(商品が食料の場合には賞味期限に相当する)が算出さ
れる。
【0028】次に、入力された商品番号“2001”を
キーとして特売ファイルD3中の各レコードのフィール
ドFB1を検索し、該当するレコードの情報を読み出
す。図5に示された例では、値引率として“17”%、
特売開始日として“95.09.05”、特売終了日と
して“95.09.08”が読み出される。尚、読み出
された上記の情報及び算出された情報は、ワーキングエ
リアD1に記憶される。
【0029】ステップS2では、ステップS1において
読み出された情報を、変更する処理が行われる。この変
更処理は、操作者が操作・表示部12やテンキー7を操
作することによって行われる。例えば、特売を行うよう
特売ファイルD3で設定されている商品を、通常の特売
を行わないように変更したり、印字するイメージデータ
を変更したりすることができる。ここでは、操作者の操
作によって上記読み出した各種情報のうち、印字するイ
メージデータが、POP番号として“5”が割り当てら
れているイメージデータに変更されたとする。尚、変更
が行われない場合はステップS2における処理は省略さ
れる。
【0030】ステップS3ではステップS1において入
力された商品番号に対応する商品が操作者によって図1
中の秤2に載置され、この商品の重量データがCPU2
0へ出力される。ステップS4では、ステップS3にお
いて得られた重量データと、ステップS1において読み
出した単価、及び風袋重量から商品の値段を下式を用い
て算出する処理が行われる。 値段=(重量データ−風袋重量)×単価 ステップS1で読み出した単価は580円/100
[g]であり、風袋重量は5[g]である。秤2に載置
された上記商品の重量データとして267[g]が得ら
れた場合には、その商品の値段は(267−5)×58
0/100=1519円となる。尚、この値段を求める
際に100で除算しているが、これは、重量データ及び
風袋重量の単位と単価の単位とが異なるためである。ま
た、上記値段を求める際には、は小数点以下が切り捨て
られる。
【0031】ステップS5では、ステップS1において
読み出した特売開始日及び特売終了日と、時計部42か
ら得られる現在の日付データとに基づいて、マークダウ
ン処理を行うか否かが判断される。この判断結果が「Y
ES」である場合には処理がステップS6へ進む。ステ
ップS6では、値引き後の値段を算出する処理が行われ
る。この処理では、ステップS4において算出された商
品の値段と、ステップS1において読み出された値引率
とから値引き後の値段が求められる。ステップS6にお
いて算出された商品の値段は1519円であり、値引率
は17%であるので、値引き後の値段は1549×0.
83=1285円と算出されるが、第1桁目が切り捨て
られる処理が行われ1280円が値引き後の値段として
算出される。
【0032】一方、ステップS5における判断結果が
「NO」である場合、即ち、マークダウンを行わわない
と判断すると、処理はステップS7へ進む。ステップS
7ではイメージデータを印字するか否かが判断される。
この判断は、ステップS1において読み出したPOP番
号の値、あるいはステップS2で一時的にPOP番号が
設定されたか否かに基づいて行われる。この判断結果が
「YES」である場合、即ち、POP番号の値が“0”
以外である場合、即ち、イメージデータを印字する場合
には、処理がステップS8へ進む。ステップS8では、
CPU20から選択信号が出力され、この選択信号に基
づいて図2中の印字制御部22が第2ラベル印字機構部
3bの選択を行う。
【0033】一方、ステップS7における判断結果が
「NO」である場合、即ち、ステップS1において読み
出したPOP番号の値が“0”である場合、及びステッ
プS2で一時的にPOP番号が設定されなかった場合に
は、ステップS9へ進む。ステップS9では、CPU2
0から選択信号が出力され、この選択信号に基づいて図
2中の印字制御部22が第1ラベル印字機構部3aの選
択を行う。
【0034】ステップS8及びステップS9の何れかの
処理が終了すると、処理はステップS10へ進む。ステ
ップS10では印字イメージをメモリに展開する処理が
行われる。第1ラベル印字機構部3aが選択されている
場合には、予め第1ラベル印字機構部3aに設定されて
いる印字フォーマット(通常の値段ラベル用のフォーマ
ット)に従って印字イメージの展開が行われる。第2ラ
ベル印字機構部3bが選択されている場合、イメージデ
ータを印字しないとき、即ちPOP番号の値が“0”で
あるときには予め第2ラベル印字機構部3bに設定され
ている印字フォーマット(マークダウンラベル用のフォ
ーマット)に従って印字イメージの展開が行われ、イメ
ージデータを印字するとき、即ちPOP番号の値が
“0”以外の値であるときには、POP番号毎に予め設
定されている印字フォーマット番号で規定される印字フ
ォーマット(POP広告印字用のフォーマット)に従っ
て印字イメージの展開が行われる(尚、印字フォーマッ
トデータに基づく印字イメージの展開処理の詳細につい
ては特開昭61−130069号公報に開示されてい
る)。
【0035】ステップS11では、ステップS10にお
いて展開された印字イメージを、選択された第1ラベル
印字機構部3a又は第2ラベル印字機構部3bによって
印字を行う処理が行われる。
【0036】このようにして図15に示すように、マー
クダウン処理及びPOP広告(イメージデータ)を印字
しない場合には、第1のラベル印字機構部3aが自動的
に選択されて通常の値段ラベル(図15(a)参照)が
印字され、マークダウン処理を行う場合には第2のラベ
ル印字機構部3bが自動的に選択されマークダウンラベ
ル(図15(b)参照)が印字され、POP広告を印字
する場合には第2のラベル印字機構部3bが自動的に選
択されてPOP広告(図15(c)参照)が印字され
る。
【0037】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態によるラベルプリンタについて説明する。本発明の
第2実施形態によるラベルプリンタが本発明の第1実施
形態によるラベルプリンタと異なる点は、図示は省略し
ているが第3ラベル印字機構部が設けられ、各々に対し
て何のラベルを印字するのかが予め設定されている点で
ある。例えば、図9に示されているように、第1ラベル
印字機構部、第2ラベル印字機構部、及び第3ラベル印
字機構部は、それぞれPOP広告印字用のラベル用紙、
マークダウンラベル用のラベル用紙、及び通常の値段ラ
ベル用のラベル用紙を予め装着しておくとともに、それ
ぞれ、POP広告ラベル、マークダウンラベル、通常ラ
ベルを印字するよう設定され、各々の印字フォーマット
は、印字フォーマット番号として“5”、“2”、及び
“1”が割り振られている印字フォーマットで印字が行
われる。
【0038】図10は本発明の第2実施形態によるラベ
ルプリンタの概略動作の一部分を示すフローチャートで
ある。この図において、図8と同一の処理に対しては同
一の符号が付されている。本発明の第2実施形態による
ラベルプリンタの動作が本発明の第1実施形態によるラ
ベルプリンタの動作と異なる点は、ステップS20が付
加された点であり、図8の処理と同一の処理に対しては
その説明を省略する。
【0039】図8に示された第1実施形態によるラベル
プリンタの動作では、ステップS7においてイメージ印
字を行うと判断された場合にはステップS8において第
2ラベル印字機構部が選択されていたが、第2実施形態
においてはステップS7においてイメージ印字を行うと
判断された場合にはステップS20において第3ラベル
印字機構部が選択される。ステップS10においては、
選択されたラベル印字機構部に設定された印字フォーマ
ットに従って、印字イメージの選択がなされる。そし
て、第1ラベル印字機構部が選択された場合にはPOP
広告が印字され、第2ラベル印字機構部が選択された場
合にはマークダウンラベルが印字され、第3ラベル印字
機構部が選択された場合には通常の値段ラベルの印字が
なされる。
【0040】尚、上記実施形態においては、操作者によ
って入力された商品番号をもとに、特売ファイルD3を
検索し、その商品が特売期間中であるか否かを判断し、
この判断結果に基づいてマークダウン処理を行うように
していたが、図8中のステップS2の処理において、操
作者がマークダウン処理を行うよう指示するようにして
もよい。例えば 図1中の操作・表示部12に「マーク
ダウン」キー表示し、このキーが操作者によってタッチ
された場合、特売値段または値引率を入力するように要
求する表示を行い、操作者によって入力された特売値段
または値引率によって値引き後の値段を算出するように
してもよい。尚、上記実施形態においては、値引き後の
値段を算出する際、小数点以下を切り捨てていたが、切
り上げ、四捨五入等であってもよい。
【0041】上記実施形態においては、入力された商品
番号によって、マークダウンあるいはPOP番号が決定
される場合、あるいは一時的にPOP番号が設定される
場合の何れでもラベル印字機構部の選択が行われる。ま
た、上記実施形態では、特売=マークダウンとしたが、
特売でもマークダウンするものとマークダウンしないも
のとを設定することが可能とする構成であってもよい。
また、上記第1実施形態では、印字制御部22(図2参
照)が単一で第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベル
印字機構部3bを制御していたが、これに限らず、複数
の印字機構部を備え、各々の印字機構部が上記印字制御
部22の機能を有するものであってもよい。さらに、実
施形態では計量ラベルプリンタであったが、定数ラベル
プリンタ(秤)であってもよい。
【0042】また、上記実施形態においてはエラーチェ
ックを行っていないが、例えば、例えば第1ラベル印字
機構部3a又は第2ラベル印字機構部3bに設定されて
いる印字フォーマットが印字データと一致しない場合、
例えば、マークダウンラベルやPOP広告を印字する場
合に、このマークダウンラベルやPOP広告を印字する
領域が無いラベルのフォーマットが設定されている場合
には、装着されているラベルの種類が異なる旨等の警報
をするようにしてもよい。
【0043】また、上記実施形態では、第1ラベル印字
機構部3a及び第2ラベル印字機構部3b、(第3ラベ
ル印字機構部)に印字フォーマットを設定しているが、
装着しているラベル種類を設定し、ラベル種類により印
字フォーマットが設定されるようにしてもよい。また、
ラベル種別を設定する代わりにラベル種類を自動的に検
出するようにしてもよい。なお、ラベルは上記例に限定
されるものではない、例えば図11(a),(b),
(c)に示されているように、値引き後の値段及びPO
P広告を印字する印字欄(図中斜線で示された部分)が
ラベルの様々な箇所に設定され、この印字欄の形状は様
々に設定できるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マークダウン、あるいはPOP広告用のイメージデータ
を印字する場合は、自動的にそれに適したラベル用紙が
装着された印字部が選択されてラベル印字が行われるの
で、操作者がマニュアル操作で印字部の選択を行う必要
がない。このため操作が簡単化される上、誤ったラベル
が商品に貼付されたり、正確な実績データが集計できな
いといった従来の問題点は完全に解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態によるラベルプリンタ
の外観構成を示す斜視図である。
【図2】 同ラベルプリンタの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 RAMのメモリーマップを示す概念図であ
る。
【図4】 PLUファイルD2に格納されている内容の
一例を示す表である。
【図5】 特売ファイルD3に格納されている内容の一
例を示す表である。
【図6】 POPファイルD4に格納されている内容の
一例を示す表である。
【図7】 印字フォーマットファイルD5に格納されて
いる内容の一例を示す図である。
【図8】 同実施形態によるラベルプリンタの概略動作
を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の第2実施形態によるラベルプリンタ
の各印字機構部に設定された事項を示す表である。
【図10】 同実施形態によるラベルプリンタの概略動
作の一部分を示すフローチャートである。
【図11】 ラベルの印字欄の例を示す図である。
【図12】 印字ラベルの配置例を示す断面図である。
【図13】 マークダウンラベルを示す図であって、
(a)はマークダウン処理が施されていないラベルの例
を示す図であり、(b)はマークダウン処理が施された
ラベルを示す図である。
【図14】 POP広告が印字されたラベルの例を示す
図である。
【図15】 ラベル印字例を示す図である。
【符号の説明】
3a 第1ラベル印字機構部(印字部) 3b 第2ラベル印字機構部(印字部) 20 CPU(指示手段,選択手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル用紙に少なくとも商品の品名及び
    値段を印字して発行するラベルプリンタにおいて、 少なくとも通常の値段ラベル用のラベル用紙が装着され
    た印字部と、マークダウン処理を行うのに適したラベル
    用紙が装着された印字部とを含む複数の印字部と、 前記ラベル用紙に通常価格とともに値引き後の値段を印
    字するマークダウン処理を行うことを指示する指示手段
    と、 前記マークダウン処理を行う場合には、前記複数の印字
    部からマークダウン処理を行うのに適したラベル用紙が
    装着された印字部を選択する選択手段とを具備すること
    を特徴とするラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 ラベル用紙に少なくとも商品の品名及び
    値段を印字して発行するラベルプリンタにおいて、 少なくとも通常の値段ラベル用のラベル用紙が装着され
    た印字部と、POP広告用のイメージデータを印字する
    のに適したラベル用紙が装着された印字部とを含む複数
    の印字部と、 前記ラベル用紙にPOP広告用のイメージデータを印字
    することを指示する指示手段と、 前記イメージデータを印字する場合には、前記複数の印
    字部からPOP広告用のイメージデータを印字するのに
    適したラベル用紙が装着された印字部を選択する選択手
    段とを具備することを特徴とするラベルプリンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292940A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Sato Corp プリンターにおけるプリセット登録データ発行装置および発行方法
JP2007233933A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Teraoka Seiko Co Ltd Pop印刷システム、pop印刷装置、およびプログラム

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