JP2558242B2 - プリンタの印字フォーマット設定装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、計量器などに連動され
て使用され、かつ該計量器が計量した商品の価格等をラ
ベルに印字して発行するラベルプリンタにおける印字フ
ォーマット設定装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】周知のように、この種のラベルプリンタ
においては、帯状の台紙に多数のラベルを貼着したラベ
ルシートが内部に装填されると共に、該ラベルシートの
繰り出し経路に対応して印字手段が設けられており、上
記のラベルシートの送りに伴いラベルに対して商品の品
名、重量、価格などの各種の商品情報を印字して発行す
るようになされている。その場合、上記の情報はラベル
に種類別に欄分けして印字されることになる。たとえ
ば、商品が食品であるとすると、この欄は品名欄、バー
コード欄、添加物表示欄、店名ならび住所の表示欄、価
格等の表示を行うデータ欄などの印字欄に分けられて印
字される。

【０００３】ところが、従来のラベルプリンタでは上記
品名欄等の印字欄の印字フォーマットが１種類しかメモ
リされておらず、ラベルに対する印字順が一定していた
ため、たとえば、それまではラベルの一番上にきていた
品名欄を中央部に移して印字するようなレイアウト変更
による印字フォーマットの設定は、ラベルプリンタ制御
回路のソフトのプログラム変更操作という大きな労力を
要し、現実的には使用者側でのフォーマット変更は不可
能であった。

【０００４】そのため、特開昭６１−１９７２７２号公
報には、多種の印字フォーマットデータを固有の識別コ
ードとともに印字フォーマットテーブルに記憶させてお
き、上記の識別コードの入力によって任意の印字フォー
マットを選び出す技術が開示されている。

【０００５】また、特開平１−１４６７７６号公報に
は、品名、品番、値段等の各種印字項目を予め設定して
おき、表示部の画面にラベルサイズを入力して枠を表示
させ、上記の設定されている各種印字項目を順次読み出
して枠内の所定位置に表示すると共に、その表示した印
字項目を枠内の所望の位置に移動させて印字フォーマッ
トを設定し、その印字フォーマットに基づいたラベル印
字を行う技術が開示されている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の両公
報の技術によれば、画面操作によって所望する印字フォ
ーマットを作成できることになるが、前者公報技術の場
合、非常に多種類の印字フォーマットを印字フォーマッ
トテーブルに予め記憶させておかねばならないと共に、
両公報技術のものが画面編集によって印字フォーマット
を作成するものであるため、煩雑な作業を必要とすると
共に、これらの画面編集をバックアップするラベルプリ
ンタの制御回路のソフト面が複雑となり、該ラベルプリ
ンタを必要以上の高価なものに押し上げる不都合があ
る。

【０００７】そこで本発明は、画面操作によって印字フ
ォーマットの変更ができるものでありながら、価格を低
く抑えることができるプリンタの印字フォーマット設定
装置の提供を課題とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のプリ
ンタの印字フォーマット設定装置は、印字シートの繰り
出し経路に対応して印字手段が設けられ、該印字手段に
より、メモリに記録されている印字フォーマットにした
がって種類別に分けられた複数の印字情報を上記シート
にその繰出方向に配列した状態で印字して発行するプリ
ンタであって、上記メモリに、各印字情報を読み出すた
めのインデックスが登録される印字ブロックを各印字情
報の配列順序で設けてなるテーブルを設けると共に、該
テーブルの各印字ブロックに上記インデックスを選択的
に入力することによって印字情報の配列順序を設定する
入力手段を設け、かつ、上記印字手段は各印字ブロック
のインデックスに基づいて対応する印字情報を上記配列
番号順又は逆の配列番号順に読み出して印字するように
構成されていることを特徴とする。

【０００９】

【作用】上記のように、印字手段により複数の印字情報
を印字シートにその繰出方向に配列した状態で印字する
簡易タイプのプリンタにおいて、メモリに、各印字情報
を読み出すためのインデックスが登録される印字ブロッ
クを各印字情報の配列順序で設けてなるテーブルを設
け、該テーブルの各印字ブロックに上記インデックスを
入力手段により選択的に入力することによって印字情報
の配列順序、つまり印字フォーマットを設定するように
構成し、かつ、上記印字手段によって各印字ブロックの
インデックスに基づいて対応する印字情報を上記配列番
号順又は逆の配列番号順に読み出して印字するようにし
たから、印字フォーマットの変更設定が、各印字情報を
読み出すためのインデックスを上記テーブルの各印字ブ
ロックに選択的にコード入力するだけのごく簡単な操作
で容易に行えることになる。

【００１０】

【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。

【００１１】図１１はラベルプリンタが一体に組み込ま
れた電子秤１を示し、本体２の上に計量皿３が設けら
れ、該計量皿３に商品が載せられると、本体２に内蔵さ
れている計量部４（図３参照）によって重量が計量され
る一方、後述するラベルシート（印字シート）の繰り出
し経路に対応して印字手段５が設けられ、該印字手段５
により、メモリに記録されている印字フォーマットにし
たがって品名、上記商品重量に見合った価格等のデー
タ、添加物、店名・住所等が種類別に分けられた複数の
印字情報を上記シートにその繰出方向に配列した状態で
印字して発行されるように構成されている。なお、この
電子秤１には多数のキートップを有するキー入力部６
と、データ表示用の表示部とが設けられる。

【００１２】上記印字手段５は、本実施例においては、
図２に示すように上記電子秤１の本体２に挿抜自在に装
填されたラベルカセット８から構成される。該ラベルカ
セット８には、帯状の台紙Ｙに多数のラベルＸ〜Ｘを剥
離可能に貼着してなるラベルシート９のロール９ａが取
りつけられているロール支持部１０と、該ロール支持部
１０から引き出されたラベルシート９を水平方向に案内
する案内板１１と、この案内板１１の後方側において上
記シート９を上方から押しつけるシート押しつけ機構１
２と、同じく案内板１１の前部側において該押しつけ機
構１２を通過したラベルシート９を誘導案内する第１案
内ローラ１３と、該第１案内ローラ１３の通過直後位置
に設けられた印字部１４において、図示のようにラベル
シート９を挟んで本体側の印字ヘッド１５が押しつけら
れるプラテンローラ１６と、該プラテンローラ１６の前
方位置に配置されて台紙ＹからラベルＸを剥離するため
の剥離棒１７と、剥離されたラベルＸを本体外に送り出
すラベル発行口１８と、上記剥離棒１７を通過した台紙
Ｘをほぼ直角に方向転換させて下方に誘導案内する第２
案内ローラ１９と、該台紙Ｙを巻き取る台紙巻き取り部
２０とから構成されている。なお、台紙巻き取り部２０
は本体側のモータ（図示せず）によって駆動されるよう
になされている。

【００１３】図３は電子秤１の制御回路を示し、全体の
動作を制御するためのコントロールユニット２１が備え
られている。このコントロールユニット２１は、各種の
ＣＰＵ２２と、動作プログラムなどが予め格納されてい
るＲＯＭ２３と、演算結果やその他の各種データを記憶
する書き換え可能なＲＡＭ２４と、バッテリバックアッ
プされた基準時計２５と、各種信号を入力するための入
力インターフェース２６と、出力制御用の出力インター
フェース２７とからなっている。そして、入力インター
フェース２６には計量部４からの計量信号と、キー入力
部６からのキー入力信号とが入力され、出力インターフ
ェース２７からは、表示部７に表示信号が、印字部５に
印字信号がそれぞれ出力されるように構成される。

【００１４】上記ＲＡＭ２４はバッテリバックアップさ
れていると共に、前述のラベルＸに印字するデータの大
きさや印字位置を規定する印字フォーマットのライブラ
リ、商品ごとの各種の商品情報を設定した商品マスター
などがデータベースとして格納され、上記ライブラリの
メモリ領域に後述する印字順テーブルが設けられる。

【００１５】また、上記のメモリ領域には、製造者また
は販売者の店名・住所の他に、各商品の呼び出し番号に
割り当てられたブロックごとに、当該商品の品名、商品
データ、単価などの固定された単品データに加え、添加
物、さらに必要な場合には有効日数、時刻フラグや、そ
れらの項目を指示するための案内文字、その他の各種デ
ータが登録されるようになされている。

【００１６】次に、値付け作業における動作を説明する
と、電源投入によってコントロールユニット２１におけ
るＣＰＵ２２は、ＲＯＭ２３に書き込まれている起動プ
ログラムにしたがって所定のイニシャライズ処理を行っ
て、ＲＡＭ２４に所定のワークエリアを形成したのち、
キー入力部６からのキー入力を待つ。次に、作業者が計
量すべき商品の呼び出し番号を示す文字列をキー入力部
６から入力した上で前述の計量皿に商品を載せる。これ
に伴い計量部４において商品重量が計量され、その計量
値がＣＰＵ２２に入力され、該ＣＰＵ２２が該計量値に
基づいて上記商品の種類に対応する単価から価格を算出
し、印字手段５を作動させる。すなわち、ラベルカセッ
ト８においては台紙巻き取りロール２０が回転してロー
ル９ａからラベルシート９を引き出すと共に、該引き出
しにより印字部１４を通過するラベルＸに対し、印字ヘ
ッド１５によって上記の価格等の所定の印字がなされ
る。そして、印字後のラベルＸは、剥離棒１７を経て下
方に送られる台紙Ｙから先端部分（本実施例ではラベル
Ｘの下端に相当する）から順次剥離され、最終的に後端
部分（同様にラベルＸの上端に相当する）が台紙Ｙに一
部貼着された状態で停止する。

【００１７】そこで作業者が、ラベル発行口１８から先
端が出ている、半ば剥離された状態のラベルＸを台紙Ｙ
から剥離し、そのラベルＸを計量皿３に載せられている
商品に貼りつけることによって値付けが完了する。そし
て、このような動作が商品を計量皿３に載せて計量する
たびに繰り返される。また、商品の種類を変更する場合
には、キー入力部６によってその商品の種類を指定し、
価格算出が当該商品の単価と計量値とによってなされる
ようにし、同様な値付け作業を行う。

【００１８】ところで、上記のラベルＸに印字される情
報は、食品の場合、図７および図８に示すように商品の
品名を表記する品名欄（後述するアドレスナンバーのＢ
に相当する欄）、価格等を印字するデータ欄１（同じく
アドレスナンバーのＡに相当する欄）、商品に加えられ
ている添加物を表記する添加物欄（同じくアドレスナン
バーのＣに相当する欄）、バーコードを印字するデータ
欄２（同じくアドレスナンバーのＤに相当する欄）、そ
して店名・住所欄（同じくアドレスナンバーのＥに相当
する欄）などの印字欄からなり、これらの印字欄が所定
の印字フォーマットにレイアウトされている。。その場
合、商品の種類等によっては、たとえば図７のフォーマ
ットに固定されているレイアウトを、図７の状態から図
８のように添加物欄とデータ欄２とを入れ替えるような
変更が望まれる場合がある。そのため本発明では次のよ
うな制御が行えるようにしている。

【００１９】すなわち、図３の制御回路において、ＲＡ
Ｍ２４の印字フォーマットのメモリ領域に印字順テーブ
ル２８が設定され、かつ該印字順テーブル２８に５つの
印字ブロック２８ａ〜２８ｅが設けられる。そして、こ
れらの印字ブロック２８ａ〜２８ｅにＮｏ１からＮｏ５
までのアドレスナンバーが付けられており、印字にあた
ってはＮｏ１をラベルＸの上（ラベルＸの繰出方向一方
側）にして順番にラベルＸの下（ラベルＸの繰出方向他
方側）に向かって、これらの印字ブロック２８ａ〜２８
ｅに書き加えられている商品情報が上記ラベルＸの繰出
方向に配列された状態で印字されるようになされてい
る。但し、実際の印字動作がラベルＸの下から上にむか
ってなされるものである場合は、印字順テーブル２８の
検索はＮｏ５の印字ブロックから行いつつ印字ヘッド１
５による印字がなされ、ラベルＸの上から下にむかって
印字される場合は印字順テーブル２８の検索はＮｏ１か
らなされる。なお、印字出力時、各印字ブロック２８ａ
〜２８ｅのデータはブロックごと一括して読み出されて
イメージエリアに展開され、前述のラベルカセット８に
おけるラベルシート９の送り動作と同期して印字ベッド
１５に１ドットライン毎に出力されるようになされてい
る。

【００２０】一方、前記の品名欄等の印字欄にはそれぞ
れにインデックスナンバーが付けられていて、上記の印
字順テーブル２８のフォーマット設定欄２９にインデッ
クスナンバーを選択的に書き込むことができるようにな
されている。たとえば本実施例の場合は、インデックス
ナンバーＡがデータ欄１、Ｂが品名欄、Ｃが添加物欄、
Ｄがデータ欄２、Ｅが店名・住所欄とされており、これ
らのインデックスナンバーを上記印字テーブル２８のそ
れぞれのアドレスナンバー１〜５におけるフォーマット
設定欄２９に選択的に設定記入することで印字フォーマ
ットの変更ができるようにしている。

【００２１】すなわち、図１および図３に示す表示部７
の画面を印字フォーマット設定メニューにすると、画面
右下等の所定のスペースにインデックスナンバーＡ〜Ｅ
と印字欄が対応して表示されると共に、カーソル３０が
出る。そこで、希望する印字フォーマットにしたがって
インデックスナンバーを打ち込むと、そのナンバー（こ
の場合はＢ）画面上に現れ、かつ上述の印字順テーブル
２８のＮｏ１なるフォーマット設定欄２９に上記インデ
ックスナンバーＢの印字欄が書き込まれる。一方、該書
き込みによりカーソル３０が横移動（または下移動）す
るので、次のインデックスナンバーを打ち込む。これの
繰り返しによってフォーマット設定欄２９に各印字欄を
書き込み印字フォーマットを作成する。たとえば、図７
のラベルの場合は印字順がアドレスナンバーＮｏ１＝
Ｂ、Ｎｏ２＝Ａ、Ｎｏ３：Ｄ、Ｎｏ４＝Ｃ、Ｎｏ５＝Ｅ
となるように打ち込んで作成し、図８のラベルの場合は
Ｎｏ１＝Ｂ、Ｎｏ２＝Ａ、Ｎｏ３＝Ｃ、Ｎｏ４＝Ｄ、Ｎ
ｏ５＝Ｅとなるように打ち込んで印字フォーマットを作
成する。

【００２２】以上で印字フォーマットを作成できたの
で、次にメニュー切り替えによって図６に示す詳細設定
画面を出し、品名欄および添加物欄の段数を設定すると
共に、使用するラベルＸの大きさを入力し、またバーコ
ードの長さを入力する（実際にはバーコードの長さ設定
はドット数によって入力される。）そして、これらの設
定ののち、各印字欄に対する情報内容の設定がなされる
ことによって印字フォーマットないし印字情報の作成が
完了する。

【００２３】このようにして作成された印字情報の印字
動作を図９に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。なお、該フローチャートはラベルの下から上にむか
って印字する場合のものである。

【００２４】印字指令により、まず図４に示す印字順テ
ーブル２８の一番下の印字ブロック２８ｅから検索が開
始される（ステップＳ１，Ｓ２）。

【００２５】次に、アドレスナンバーが５である印字ブ
ロック２８ｅにインデックスナンバーが書き込まれてい
るか否かが判断され、ない場合はステップＳ６の次の印
字ブロックの検索に移行し、ある場合に該印字ブロック
２８ｅの印字情報が印字フォーマットのライブラリから
読み出されてラベルＸに印字される（ステップＳ３，Ｓ
４）。そして、印字が設定された段数でなされると、印
字順テーブル２８における次の印字ブロック２８ｄに対
して検索がなされ、該ブロック２８ｄに書き込まれてい
るインデックスナンバーが読み取られ、同様に動作がス
テップＳ３からＳ６の間で繰り返される（ステップＳ
５，Ｓ６）。但し、インデックスナンバーが書き込まれ
た印字ブロックがあってもなんら印字情報が書かれてい
ない印字欄に対しては上記のステップを繰り返さず、次
の印字欄へと移行させるものとする。このようにして印
字ブロック２８ａまでの印字順テーブル２８に登録され
ている印字情報の印字がすべて終了すると、ラベルシー
ト９の送りがなされ、図２のところで説明したように印
字済みラベルＸがラベル発行口１８まで送り出されると
共に、次の新たなラベルＸが印字ヘッド１５に対応する
位置まで搬送されることになる（ステップＳ２，Ｓ
７）。

【００２６】このように、印字順テーブル２８に印字順
が固定された複数の印字ブロック２８ａ〜２８ｅを設定
し、表示部７の画面においてこれらの印字ブロック２８
ａ〜２８ｅに印字欄のインデックスナンバーを選択的に
記入して品目欄、データ欄１，２、添加物欄、住所欄を
当てはめることによって印字欄の印字順序を設定し、か
つ印字フォーマットを作成するので、該印字フォーマッ
トの作成が簡単に行え、該印字フォーマットの変更も容
易にできることになる。しかもＲＡＭ２４の印字順テー
ブル２８におけるインデックスナンバーの書き換えによ
り上記の印字フォーマットを作成するから、これに要す
る制御回路では複雑なソフト技術が不必要とされること
になる。

【００２７】以上の実施例は、各印字欄の印字順序を入
れ替えるものであるが、同様な方式により、１つの印字
欄のデータ、たとえばデータ欄の重量、単価、価格等の
情報も同様にコード化して、これらの配列順序を同様な
手法で入れ替えることもできる。

【００２８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、印字手
段により複数の印字情報を印字シートにその繰出方向に
配列した状態で印字する簡易タイプのプリンタにおい
て、メモリに、各印字情報を読み出すためのインデック
スが登録される印字ブロックを各印字情報の配列順序で
設けてなるテーブルを設け、該テーブルの各印字ブロッ
クに上記インデックスを入力手段により選択的に入力す
ることによって印字情報の配列順序、つまり印字フォー
マットを設定するように構成し、かつ、上記印字手段に
よって各印字ブロックのインデックスに基づいて対応す
る印字情報を上記配列番号順又は逆の配列番号順に読み
出して印字するようにしたから、印字フォーマットの変
更設定が、各印字情報を読み出すためのインデックスを
上記テーブルの各印字ブロックに選択的に入力するだけ
のごく簡単な操作で容易に行えると共に、プリンタにお
いては上記テーブルにおける各印字ブロックの印字順を
固定させておくことができて、ソフト面の不必要な高度
化を阻止でき、制御回路の構成を簡単にすることによっ
てプリンタのコスト上昇を抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明を適用する電子秤の外観図。

【図２】 上記電子秤の印字構造の一例を示す断面
図。

【図３】 上記電子秤の制御回路図。

【図４】 メモリの印字順デルの概念図。

【図５】 印字フォーマット設定時の表示画面。

【図６】 詳細設定画面。

【図７】 印字フォーマットの一例を示すラベル印刷
面。

【図８】 印字フォーマットの他の例を示すラベル印
刷面。

【図９】 印字動作のフローチャート図。

【符号の説明】

１ 電子秤 ５ 印字手段 ６ キー入力部 ７ 表示部 ２１ コントロールユニット ２４ ＲＡＭ ２８ 印字順テーブル ２８ａ〜２８ｅ 印字ブロック

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 印字シートの繰り出し経路に対応して印
   字手段が設けられ、該印字手段により、メモリに記録さ
   れている印字フォーマットにしたがって種類別に分けら
   れた複数の印字情報を上記シートにその繰出方向に配列
   した状態で印字して発行するプリンタであって、上記メ
   モリに、各印字情報を読み出すためのインデックスが登
   録される印字ブロックを各印字情報の配列順序で設けて
   なるテーブルを設けると共に、該テーブルの各印字ブロ
   ックに上記インデックスを選択的に入力することによっ
   て印字情報の配列順序を設定する入力手段を設け、か
   つ、上記印字手段は各印字ブロックのインデックスに基
   づいて対応する印字情報を上記配列番号順又は逆の配列
   番号順に読み出して印字するように構成されていること
   を特徴とするプリンタの印字フォーマット設定装置。