JP3008855B2 - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JP3008855B2
JP3008855B2 JP20262896A JP20262896A JP3008855B2 JP 3008855 B2 JP3008855 B2 JP 3008855B2 JP 20262896 A JP20262896 A JP 20262896A JP 20262896 A JP20262896 A JP 20262896A JP 3008855 B2 JP3008855 B2 JP 3008855B2
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聡 加藤
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル用紙に文字
等を印字するラベルプリンタに係り、特にラベルの使用
目的に合わせて、印字する文字フォントを使い分けるこ
とができるラベルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】ラベルの使用目的に合わせて、種々の文
字フォントを使い分けることが可能なラベルプリンタが
従来から案出されている。種々の文字フォントを使い分
けるのは、顧客に対して、商品のセールスポイントを強
調するためや、商品を目立たさせるためである。図12
(a),(b)は印字サンプルを示す図である。例え
ば、図12(a)中に示されたように、商品の値段を示
す文字「980」は、手書きの印象を与えるPOP書体
によって印字され、図12(b)中に示された値段を示
す文字「580」は見易いゴシック書体で印字されてい
る。
【0003】上記のような種々の文字フォントを印刷で
きるラベルプリンタは、同一の文字に対して多くの種類
の文字フォントデータを記憶しておく必要があるので、
通常は上記種々の文字フォントデータを記憶してあるキ
ャラクタジェネレータROM(以下、キャラジェネRO
Mと称する)を多数備えている。例えば、図12
(a),(b)の例のラベルを発行するためにラベルプ
リンタは、POP書体のフォントを記憶するキャラジェ
ネROMと、ゴシック書体のフォントを記憶するキャラ
ジェネROMとを少なくとも備える必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に、
上記キャラジェネROMは単価が高い。従って、このキ
ャラジェネROMを多数備えたラベルプリンタのコスト
は極めて高価であった。スーパーマーケット等の販売店
では個々の商品にラベルを貼付して、特売等の目玉商品
を顧客にアピールできるようユニークな文字で印字した
い、という希望がある。しかし、上述したように種々の
文字フォントを印字することができるラベルプリンタは
高価であり、上記の希望を叶えるためには極めてコスト
高になるという問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、種々の文字フォントを印字することが可能であ
り、しかも低コストであるラベルプリンタを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、ドット印字可能な印字部を備
え、文字コードに対応するフォントデータを文字の種類
及び該文字の書体に基づいて区分されたフォント毎に複
数種類記憶して、前記フォント及び前記文字コードを指
定することによって該当するフォントデータを読み出し
てラベル用紙に印字するラベルプリンタにおいて、前記
フォントに含まれる文字のフォントデータを少なくとも
1セット分記憶するフォントファイルと、キー操作によ
りドット毎のデータを入力して作成されたドットデー
タ、又はイメージスキャナから入力されたドットデータ
を前記フォントデータとして前記フォントファイルに設
定する設定手段とフォントが予め有する1セット分の文
字のフォントデータが全て設定されているか否かを判断
する判断手段と、前記判断手段の判断結果が否である場
合に、その旨を報知する報知手段とを具備することを特
徴とする。請求項2記載の発明は、請求項1記載のラベ
ルプリンタにおいて、少なくとも、フォーマット番号、
印字フォーマット、及びフォント番号とからなる印字フ
ォーマットファイルと、前記印字フォーマットファイル
にフォント番号を設定する際に、該フォント番号で指定
された数字フォントに含まれるフォントデータが、該指
定されたフォントが予め有する1セット分の文字のフォ
ントデータが全て設定されているか否かを判断する設定
時判断手段と、前記設定時判断手段の判断結果が否であ
る場合に、その旨を報知する報知手段とを具備すること
を特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1記載の
ラベルプリンタにおいて、ラベル用紙に文字を印字する
際に、フォント番号で指定された数字フォントに含まれ
るフォントデータが、該指定されたフォントが予め有す
る1セット分の文字のフォントデータが全て設定されて
いるか否かを判断する印字時判断手段と、前記印字時判
断手段の判断結果が否である場合には、その旨を報知す
る報知手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態によるラベルプリンタの外観構成例を示す外観斜視図
であり、図2は同ラベルプリンタの電気的構成例を示す
ブロック図である。これらの図において、本体1の内部
には、図2に示す制御部が設けられており、この制御部
には秤2が接続されている。また、本体1の前面には、
第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベル印字機構部3
bが設けられるとともに、操作部4が設けられている。
上記第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベル印字機構
部3bは、任意の文字、数字、及び画像をドット単位で
印字する。
【0008】こられら第1ラベル印字機構部3a及び第
2ラベル印字機構部3bにはそれぞれ異なるラベル用紙
が装着され、第1ラベル印字機構部3a及び第2ラベル
印字機構部3bの何れか一方を選択し、目的に合ったラ
ベル用紙に印字ができるようになっている。例えば、第
1ラベル印字機構部3aには通常の値付ラベルを装着し
て通常商品の値付ラベルを印字し、第2ラベル印字機構
部3bには、同出願人の先願である特願平07−130
766号の願書に添付した明細書中に記載されているよ
うなPOP印字付きの値付ラベルを装着して特売商品の
値付ラベルを印字できるようになっている。
【0009】上記操作部4には、テンキー5、品番キー
6、操作・表示部8等が設けてある。ここで、上記品番
キー6は、上記テンキー5と一緒に、商品の品番入力時
に使用される。上記操作・表示部8は、液晶表示器8a
(図2参照)の上面にタッチパネル8b(図2参照)が
積層された構造をしている。また、上記操作部4には、
コネクタ9を介してイメージスキャナ10が接続されて
いる。このイメージスキャナ10は図形を読み込み、こ
れにより、読み込んだ図形をラベル用紙に印字すること
が可能となる。また、このイメージスキャナ10は、お
客にアピールするためのラベル上に印字するイメージデ
ータを読み込むためにも使用される。
【0010】図2に示す20は、装置各部を制御して処
理を行うCPU(中央処理装置)である。具体的に、C
PU20は、操作部4から入力された入力データ、イメ
ージスキャナ20によって読み込まれたイメージデー
タ、及び秤2から入力された重量データ等の各種入力デ
ータを処理する入力処理、第1ラベル印字機構部3a,
3bの印字動作を制御する印字処理、種々の情報を液晶
表示器8aへ出力する表示処理、及び印字データを作成
する印字データ作成処理等を行う。また、CPU20は
本体1の動作モードを、ラベルを印字して値付ラベルを
発行する値付モード、印字する内容を設定する設定モー
ド、ラベル発行結果の報告等を行うレポートモード、及
び本体1のメンテナンスモード等に切り換える。
【0011】上記秤2、第1ラベル印字機構部3a,第
2ラベル印字機構部3b、イメージスキャナ10、液晶
表示器8a、各種キー及びスイッチ、及びタッチパネル
8bは、図2に示されるように、ロードセル制御部2
1、印字制御部22、スキャナ制御部23、表示制御部
25、及び操作制御部24を介して、それぞれ、CPU
20と接続されており、秤2に商品が載置された場合に
は、その商品の重量がロードセル制御部21を介して計
量データとしてCPU20へ出力される。
【0012】40は、ROM(Read Only Memory)であ
り、上述したCPU20の処理制御用の各種プログラ
ム、即ち、入力処理プログラム、印字処理プログラム、
表示処理プログラム、及び印字データ作成処理プログラ
ム等が格納されている。35は、数字、アルファベッ
ト、かな、漢字、カンマ、及び記号等の各文字のフォン
トデータを複数種類記憶しているキャラクタジネレータ
ROM(以下、キャラジェネROMと称する)である。
このキャラジェネROM35は同一の文字、即ち、文字
コードが同一であっても異なるフォントデータを複数備
えている。各文字は、文字の種類及び文字の書体毎にフ
ォントとして区分されており、各々のフォント対しては
フォント番号が割り振られている。このキャラジェネR
OM35はフォント番号が“20”未満の文字に対応し
ている。
【0013】また、30はRAM(Random Access Memo
ry)であり、図3に示されるように、ワーキングエリア
30a、フォントファイル30b、印字フォーマットフ
ァイル30c、及び商品ファイル30d等の記憶領域が
設けられている。図3はRAM30のメモリマップを示
す概念図である。RAM30に設けられた種々の記憶領
域の内、上記印字フォーマットファイル30c及び商品
ファイル30dの記憶領域はバッテリバックアップが施
されており、本体1の電源を落とした場合でも、印字フ
ォーマットファイル30c及び商品ファイル30dの内
容は失われないようになっている。
【0014】次に、上記RAM30の各記憶領域の内容
について詳述する。RAM30に設けられた上記ワーキ
ングエリア30aは上記各種プログラムの実行時に使用
されるフラグ、レジスタ、及びカウンタ等の内容を格納
し、また後述する各種ファイルから読み出されたデータ
が一時的に格納する。印字フォーマットファイル30c
は複数の印字フォーマットデータを記憶する領域であ
り、これら複数定義された印字フォーマットデータのう
ち、選択された印字フォーマットデータに従ってラベル
の印字がなされる。図4は印字フォーマットファイル3
0cの一例を示す表である。図中F1〜FNは各々の印
字フォーマットデータであり、各印字フォーマットデー
タF1〜FNは各印字フォーマットデータF1〜FN毎
に割り振られたフォーマット番号Fn、ラベルに印字を
行う品名、添加物、及び値段等の項目I、印字開始位置
x,Sy、印字の向きd、及びフォント番号Nからな
る。以下、項目I、印字開始位置Sx,Sy、及び印字の
向きdを印字フォーマットと称する。
【0015】図5はフォントファイル30bの構成例を
示す図である。このフォントファイル30bはオペレー
タによって入力されるフォントデータを記憶するために
設けられ、図5に示されたように、文字の種類(数字、
アルファベット、かな、又は、漢字、記号、マーク、あ
るいはそれらの大小やそれらの書体等に区別した1区
分:以下、フォントと称する)毎に割り振られたフォン
ト番号NE、このフォント番号NEに対応した文字C、
各文字Cを記憶するために必要なデータ長L、及び各文
字Cのイメージデータ、即ちフォントデータFDからな
る。フォントデータFDのデータ長Lは各文字C毎に異
なる可変長である。各文字Cに対応させてデータ長Lを
設け、このデータ長Lで定義された分のフォントデータ
FDを読み出すことによって、必要なフォントデータF
Dが得られる。上記フォントデータFDのデータ長を可
変長としたのは記憶領域を節約するためである。図5に
示されたように、フォント番号NEが“20”である場
合、そのフォント番号NEは、数字であり、予め定めら
れた書体のフォントに対応している。
【0016】また、上記商品ファイル30dは、品名、
単価、添加物等の商品に関する情報(以下、商品データ
と称する)が、各々の商品毎に格納したファイルであ
る。上記印字フォーマットファイル30c中のフォーマ
ット番号Fnは、商品ファイル30dの一部として記憶
されている。印字の際は、図1中の表示部8を値付画面
に設定し、この画面から商品ファイル30d中の該当す
る商品データを呼び出し、この商品データに含まれるフ
ォーマット番号、又は、この値付画面で一時的に変更操
作したフォーマット番号に従って、印字フォーマットフ
ァイル30cから上記フォーマット番号に対応する印字
フォーマットデータを読み出して印字を行う。
【0017】上記構成において、本発明の一実施形態に
よるラベルプリンタの動作の概略について図6〜図11
を参照して説明する。図6〜図8は本発明の一実施形態
によるラベルプリンタの動作の概略を示すフローチャー
トであり、図9〜図11は、本発明の一実施形態による
ラベルプリンタによるドットデータの読み込み、及び編
集を行う際の表示部8の表示画面の一例及びテンキー
5,品番キー6を示す図である。尚、以下に述べる動作
は、図2に示されたCPU20の制御のもとに行われ
る。
【0018】動作が開始すると、まず、ステップS1に
おいて、本体1の動作モードが値付モードであるか否か
の判断が行われる。この判断結果が「Yes」である場
合、処理はステップS2へ進む。ステップS2では、オ
ペレータがテンキー5及び品番キー6を操作することに
よって入力された商品番号をキーとして図3中の商品フ
ァイル30dを検索し、該当する商品データを読み出し
て画面に表示する処理が行われる。ステップS3では、
読み出した商品データに含まれるフォーマット番号をキ
ーとして、図4に示された印字フォーマットファイル3
0cから該当する印字フォーマットデータを読み出す処
理が行われる。
【0019】ステップS4では、ステップS3において
読み出した印字フォーマットデータの内、図5に示され
たフォントファイル30bに設定されているフォント番
号NEが“20”以上であるものそれぞれについて、そ
のフォント番号NEに対応する全ての文字Cについてフ
ォントデータFDが設定されているか、つまり、データ
長Lの値が1以上の値であるか否かを判断し、判断結果
が「Yes」である場合にはステップS5へ進む。
【0020】ステップS5では、ステップS2において
読み出した商品データ、秤2に載置された商品に関する
計量データ、及びこの計量データと上記商品データに含
まれる単価とから算出された値段データを、キャラジェ
ネROM35に記憶されたフォントデータ又はフォント
ファイル30bに記憶されたフォントデータFDを用い
てRAM30に設けられたワーキングエリア30aにド
ットデータとして展開する処理が行われる。この際、上
記商品データ、計量データ、及び値段データはステップ
S3において読み出した印字フォーマットデータのフォ
ーマットに従って展開される。
【0021】ステップS6では、ステップS5において
展開されたドットデータが図2中の印字制御部22へ送
られ、予め指定されてある第1ラベル印字機構部3a又
は第2ラベル印字機構部3bによりラベル用紙に印字が
行われ、図12(a)又は図12b(b)に示されたよ
うなPOP書体、ゴシック書体のフォントを用いて印刷
されたラベルが発行される。この処理が終了するとステ
ップS1へ戻る。
【0022】一方、ステップS4における判断結果が
「No」である場合、即ち、フォントファイル30bに
設定されているフォント番号NEが“20”以上である
ものそれぞれについて、そのフォント番号NEに対応す
る文字CについてフォントデータFDが設定されていな
いものが1つでもある場合には処理がステップS7へ進
む。ステップS7では、フォント分のフォントデータが
全て設定されていないため、図1中の表示部8に「フォ
ント番号○○、文字△のフォントデータが設定されてい
ません!」という表示を行い、ブザー(図示省略:報知
手段)を鳴らしてステップS1へ戻る。
【0023】一方、ステップS1における判断結果が
「No」である場合、即ち、本体1の動作モードが値付
モードでないと判断された場合、処理はステップS8へ
進む。ステップS8では、本体1の動作モードが設定モ
ードであるか否かが判断され、この判断結果が「No」
である場合には、ステップS9へ進む。ステップS9で
は、レポートモードやメンテナンスモード等の他の処理
を行ってS1に戻る。
【0024】一方、ステップS8における判断結果が
「Yes」である場合には、ステップS10へ処理が進
む。ステップS10では設定モードのうち、フォントフ
ァイル30bの設定を行う設定であるか否かを判断し、
この判断結果が「Yes」である場合にはステップS1
1へ進む。ステップS11では、オペレータがテンキー
5を操作することによって、設定を行う文字Cに対応し
たフォント番号が入力される。そして、この操作に応じ
たフォント番号NEの入力処理が行われる。
【0025】ステップS12では、オペレータによって
設定を行う文字を指定する操作が行われる。この操作に
おいては、まず、図9に示された画面の文字キーPB2
をタッチすることによって全ての文字Cをリスト表示
し、リスト表示された文字Cのうち、設定を行う文字C
が表示された部分をタッチすることで文字の選択が行わ
れる。ステップS13ではステップS12において選択
を行った文字に対するフォントデータの入力を行う。こ
のフォントデータの入力は、図1中のイメージスキャナ
10を用いて行う場合と、テンキー5を8方向キーとし
て用い、オペレータが手作業で入力する場合とがある。
【0026】まず、イメージデータの入力を図1中のイ
メージスキャナ10を用いて行う場合について説明す
る。まず、オペレータは図9に示された画面上のスキャ
ナキーPB1をタッチしてイメージスキャナ10からデ
ータを読込可能にする。次に、画用紙等に書いた文字、
又は紙等に書かれた使用可能な文字がイメージスキャナ
10で読み取られ、読み取られたドットデータがRAM
30内に設けられたワーキングエリア30aに記憶され
るとともに、画像データに変換されて画面部8の表示枠
FR内に表示される。
【0027】例えば、図9中の表示枠FRに表示された
画像データは、文字“1”をイメージスキャナ10で読
み込んだ場合の表示例であり、この場合、読み込まれた
文字“1”はスキャナの読取位置の中心よりも右上に位
置しており、また、文字“1”の左側にゴミGがあった
ことを表している。
【0028】次に、テンキー5を8方向キーとして用
い、このテンキー5によってカーソル(口型のもの)を
移動させて所望のドットデータを入力する場合について
説明する。初期状態において表示枠FR内は空白に設定
されている。オペレータはまず、品番キー6を押圧し
て、カーソルの中心ドットを黒とするモードに設定す
る。尚、本体1の動作が設定モードに設定されている場
合、品番キー6及び消キー5aはそれぞれカーソルの中
心ドットを黒とするモードを設定するキー、及びカーソ
ルの中心ドットを白とするモードを設定するキーとして
機能割当がなされている。
【0029】オペレータが、テンキー5を操作してカー
ソルを移動させるとその中心ドットの軌跡が黒に反転さ
れる。この際、消キー5aを押圧すると空白にするモー
ドに設定される。従って、テンキー5、品番キー6、及
び消キー5aを適宜使い分けることによって、黒白によ
るドットデータを自由に作成、又は修正ができる。
【0030】また、イメージスキャナ10を用いてドッ
トデータを読み込んだ場合であっても、テンキー5、品
番キー6、及び消キー5aを用いてドットデータを修正
することが可能である。次に、図9を参照して、イメー
ジスキャナ10を用いて読み込んだドットデータを修正
する場合の操作について説明する。図9の表示枠FR内
には読み込んだドットデータである文字“1”が表示さ
れ、またこの文字“1”の左側にはゴミGがある。ま
ず、オペレータはテンキーを操作してカーソルCRを移
動させ、カーソルCRの中心をゴミGの位置に移動させ
る(図10参照)。オペレータは、消キー5aを押圧し
てカーソルCRの中心ドットを空白にするモードに設定
し、ゴミGを消去する。ゴミGの大きさがカーソルCR
よりも大きい場合には、テンキー5を操作してゴミGを
消去する。尚、表示枠FR中に表示されたゴミGが消去
されると、ワーキングエリア30aに記憶されているド
ットデータも上記ゴミGが消去されたものとなる。
【0031】以上の操作によって、設定を行う文字に対
するドットデータの読み取り及び編集が終了したので、
次に、フォントデータとして記憶する部分を指定する操
作を行う。設定モードが選択された場合、シフトキー6
bと品番キー6とを同時に押圧することによって設定モ
ードを指定する設定範囲指定モードとなる。この設定範
囲指定モード時における範囲設定の操作を図11を参照
して説明する。オペレータが設定範囲指定モードに設定
すると、表示枠FR内には設定範囲を指定する四角形の
範囲指定枠Rが適当な位置に適当な大きさで表示され
る。オペレータは、テンキー5を操作してこの範囲指定
枠Rを変形・移動させて設定範囲を決定する。
【0032】表示枠FRに表示されるドットデータとワ
ーキングエリア30aに記憶されたドットデータとは、
1対1に対応しているため、ステップS14において、
オペレータが設定キーPB3をタッチすることによって
ワーキングエリア30aに記憶されたドットデータの
内、設定範囲枠Rで囲まれた領域のドットデータがフォ
ントファイル30bのステップS12で選択された文字
Cに該当するフォントデータFDとして記憶される。こ
の際、フォントデータFDとして記憶されるドットデー
タのデータ長のバイト数が計数され、その値がデータ長
Lとして記憶される。このとき、フォントデータFDが
可変長であるために、記憶する位置は、それよりも若い
文字コードの各文字のバイト長をプラスして求める。
【0033】ステップS15では、オペレータによって
終キーPB4がタッチされたか否かが判断される。オペ
レータは、ステップS11において入力したフォント番
号に該当するすべての文字に対してフォントデータを設
定した場合には終キーPB4をタッチする。上記判断の
結果が「Yes」である場合には、処理はステップS1
へ戻る。一方、上記判断結果が「No」である場合、即
ち、オペレータが他の文字についても設定を行う場合に
は処理がステップS12へ戻る。
【0034】一方、ステップS10における判断結果が
「No」である場合、即ち設定モードのうちフォントフ
ァイル30bの設定を行わない設定である場合には処理
がステップS16へ進む。ステップS16では、印字フ
ォーマットデータの設定を行うか否かが判断され、判断
結果が「No」である場合には処理がステップS17へ
進む。ステップS17では、商品ファイル30d等の他
の設定処理が行われ、この設定処理が終了するとステッ
プS1へ戻る。上記ステップS16における判断結果が
「Yes」である場合には処理がステップS18へ進
む。
【0035】ステップS18では、フォント番号の入力
が行われたか否かが判断される。この判断結果が「N
o」である場合にはステップS19へ進む。ステップS
19では印字フォーマットデータの設定の内のフォント
番号以外の設定項目の入力処理が行われる。例えば、図
4中に示された項目I、印字開始位置Sx,Sy、及び印
字の向き等の設定である。この処理が終了するとステッ
プS1へ戻る。
【0036】上記ステップS18の判断結果が「Ye
s」である場合、ステップS20へ進む。ステップS2
0では、ステップS18において入力されたフォント番
号が“20”以上の番号であればフォントファイルの該
当する全ての文字についてフォントデータが設定されて
いるか否かをステップS4における処理と同様に判断す
る。この判断結果が「No」である場合にはステップS
21へ進み、ステップS7と同様のエラー処理を行いス
テップS1へ戻る。
【0037】上記ステップS22の判断結果が「Ye
s」である場合には、ステップS22へ進む。ステップ
S22では、印字フォーマットファイル30cへステッ
プS18で入力されたフォント番号を設定する処理が行
われる。この処理が終了するとステップS18へ戻る。
【0038】このように、上述した本発明の一実施形態
においては、イメージスキャナ10で文字等を読み込
み、読み込んだドットデータをフォントデータとして記
憶するようにしている。このため、複数のキャラジェネ
ROMを複数備える必要がなく、種々の書体の文字を安
価に印刷できる。
【0039】尚、本発明は、上記実施例に限定されるも
のではなく要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であ
る。例えば、 (1)ファイル構成や、操作方法は変形しても何らさし
つかえない。上記実施形態ではフォントデータFDを可
変長で記憶しているが、データ長Lを記憶する代わりに
次のデータのアドレスを記憶してもよいし、あるいは、
データ間を区別するマーク等を用いるようにしてもよ
い。又、フォントデータFDは固定長であってもよい。 (2)ステップS4やステップS20におけるフォント
データFDのチェックは、データ長をチェックする代わ
りに、フォントデータFDをフォントデータFDが設定
される前は特殊なデータを格納しておき、そのデータが
残っているか否かでフォントデータFDが設定されてい
るか否かを判断するようにしてもよい。
【0040】また、上記(2)におけるチェックは、印
字時や印字フォーマット設定時だけではなく、フォント
ファイル設定を終了を終了した際、あるいは値付画面等
で商品データを呼び出した際など何時行うようにしても
よい。また、上記チェックは、数字文字フォントに対し
てのみ行うようにしてもよい。これは、値付ラベルでは
価格印字の不良が大きなトラブルになってしまうためで
あり、0から9までをチェックするだけで簡単に上記の
ようなトラブルを防止できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、希望するフォントデータは、使用者が作成
すればよいので、多くのフォントデータを予め備えてお
く必要がなく安価になるという効果がある。その上、フ
ォントデータを作成するためには本装置だけで可能であ
り、別途フォントを作成する装置を必要としないという
効果がある。また、フォントに対して全てのフォントデ
ータが設定されているか否かをチェックして報知するの
で、フォントデータ未設定による不良ラベルの発行を防
止できるという効果がある。請求項2記載の発明によれ
ば、印字フォーマットファイルにフォント番号を設定す
る際に、このフォント番号で指定された数字フォントに
含まれるフォントデータが、この指定された数字フォン
トが予め有する文字の分だけフォントファイル中に設定
されているか否かのチェックが行われ、その旨が報知さ
れるので、フォントに含まれるフォントデータの全てが
そろっていないフォントが設定されてしまうことを防止
できるので、ラベル発行時においてフォントデータが設
定されていない等のトラブルが発生しないという効果が
ある。請求項3記載の発明によれば、ラベル用紙に文字
を印字する際に、フォント番号で指定された数字フォン
トに含まれるフォントデータが、この指定されたフォン
トが予め有する文字の分だけ前記フォントファイル中に
設定されているか否かがチェックされて、その旨が報知
されるので、フォントに含まれるフォントデータの全て
がそろっていないフォントが印字されるという事態を防
止することができるので、間違ったラベルがそのまま発
行されることがなく不良ラベルを商品に貼るといった事
態を防止することができる。また、不良ラベルが発行さ
れないので、その分、ラベル用紙を節約することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるラベルプリンタの
外観構成例を示す外観斜視図である。
【図2】 同ラベルプリンタの電気的構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】 RAM30のメモリマップを示す概念図であ
る。
【図4】 印字フォーマットファイル30cの一例を示
す表である。
【図5】 フォントファイル30bの構成例を示す図で
ある。
【図6】 本発明の一実施形態によるラベルプリンタの
動作の概略を示すフローチャートである。
【図7】 同実施形態によるラベルプリンタの動作の概
略を示すフローチャートである。
【図8】 同実施形態によるラベルプリンタの動作の概
略を示すフローチャートである。
【図9】 同実施形態によるラベルプリンタによるドッ
トデータの読み込み及び編集を行う際の表示部8の表示
画面の一例及びテンキー5,品番キー6を示す図であ
る。
【図10】 同実施形態によるラベルプリンタによるド
ットデータの読み込み及び編集を行う際の表示部8の表
示画面の一例及びテンキー5,品番キー6を示す図であ
る。
【図11】 同実施形態によるラベルプリンタによるド
ットデータの読み込み及び編集を行う際の表示部8の表
示画面の一例及びテンキー5,品番キー6を示す図であ
る。
【図12】 印字サンプルを示す図である。
【符号の説明】
3a 第1ラベル印字機構部(印字部) 3b 第2ラベル印字機構部(印字部) 30b フォントファイル 20 CPU(設定手段,判断手段,設定時判断手
段,印字時判断手段) FD フォントデータ 10 イメージスキャナ Fn フォーマット番号 NE,N フォント番号 I 項目(印字フォーマット) Sx,Sy 印字開始位置(印字フォーマット) d 印字の向き(印字フォーマット) 30c 印字フォーマットファイル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/54 B41J 5/30 B65C 9/46 G09F 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドット印字可能な印字部を備え、文字コ
    ードに対応するフォントデータを文字の種類及び該文字
    の書体に基づいて区分されたフォント毎に複数種類記憶
    して、前記フォント及び前記文字コードを指定すること
    によって該当するフォントデータを読み出してラベル用
    紙に印字するラベルプリンタにおいて、 前記フォントに含まれる文字のフォントデータを少なく
    とも1セット分記憶するフォントファイルと、 キー操作によりドット毎のデータを入力して作成された
    ドットデータ、又はイメージスキャナから入力されたド
    ットデータを前記フォントデータとして前記フォントフ
    ァイルに設定する設定手段とフォントが予め有する1セ
    ット分の文字のフォントデータが全て設定されているか
    否かを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果が否である場合に、その旨を報
    知する報知手段と を具備することを特徴とするラベルプ
    リンタ。
  2. 【請求項2】 少なくとも、フォーマット番号、印字フ
    ォーマット、及びフォント番号とからなる印字フォーマ
    ットファイルと、 前記印字フォーマットファイルにフォント番号を設定す
    る際に、該フォント番号で指定された数字フォントに含
    まれるフォントデータが、該指定されたフォントが予め
    有する1セット分の文字のフォントデータが全て設定さ
    れているか否かを判断する設定時判断手段と、 前記設定時判断手段の判断結果が否である場合に、その
    旨を報知する報知手段とを具備することを特徴とする請
    求項1記載のラベルプリンタ。
  3. 【請求項3】 ラベル用紙に文字を印字する際に、フォ
    ント番号で指定された数字フォントに含まれるフォント
    データが、該指定されたフォントが予め有する1セット
    分の文字のフォントデータが全て設定されているか否か
    を判断する印字時判断手段と、 前記印字時判断手段の判断結果が否である場合には、そ
    の旨を報知する報知手 段とを具備することを特徴とする
    請求項1記載のラベルプリンタ。
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