JPH10148448A - アラウンドショーケース - Google Patents
アラウンドショーケースInfo
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- JPH10148448A JPH10148448A JP32101196A JP32101196A JPH10148448A JP H10148448 A JPH10148448 A JP H10148448A JP 32101196 A JP32101196 A JP 32101196A JP 32101196 A JP32101196 A JP 32101196A JP H10148448 A JPH10148448 A JP H10148448A
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Abstract
連結して中島を構成するショーケースのコーナー部に設
けられるアラウンドショーケースにおいて、コーナー部
の冷却性能を向上させたものを提供する。 【解決手段】 商品のデットスペースとなる最下段陳列
棚49下部の背面棚支持部4(その内に側背面ダクト3
が内蔵される)を、アラウンドケース1のコーナー(側
面側)に突出させて、より大きな冷却コイル6,7を配
置する。また、循環ファン10の少なくとも一つは、最
大限コーナー側に寄せて設置すると共に、背面棚支持部
4とコーナー棚支柱13に冷気吹き出し孔14,15,
16をより多く設ける。
Description
ースを背中合せに複数連結した中島を構成するショーケ
ースに係り、特にそのデッキコーナー部の冷却性能を改
善したアラウンドショーケースに関する。
5,6に示すように、オープンショーケースを複数台背
中合せにして連結したもので、中央の直ケース33,3
3,…とコーナーのアラウンドショーケース34,3
4,…とで概ね構成される。
及び図8に示すように、次のように構成されていた。食
品等の商品を低温に保って収納・陳列するアラウンドシ
ョーケース34は、前面及び片側面が開放され、背面を
覆う背面部42a、下部の底面部42b、前面下部を覆
う下部前面部42c、及び両側面下部を覆う下部側面部
に、断熱材を充填して、ケース本体42が一体に形成さ
れている。また、これら各部と内部パネル43及びコー
ナー棚支柱35との間に冷気を循環させるダクト44
(底面ダクト44aと背面ダクト44bと側背面ダクト
44c)が形成されている。
コーナー棚支柱35の上部、即ち背面ダクト44b及び
側背面ダクト44cの直上位置には、冷気をエアカーテ
ンとして下方に整流して吹き出す冷気吹出口45が設け
られ、一方、下部前面部42c及び下部側面部の後部に
は冷気吸込口46が設けられている。また、前記内部パ
ネル43及びコーナー棚支柱35にもダクト44内の冷
気を庫内側に供給するための冷気吹出孔43aが多数穿
設されている。そして、前記下部前面部42c及び下部
側面部と冷気吸込口46との間には、該冷気吸込口46
の外側に近接してそれを囲むように、ガラスやアクリル
等の透明体からなる風防板50が立設されている。
6から取り入れた空気を送風する循環ファン47が設け
られ、また、その風下側の背面ダクト44b及び側背面
ダクト44cの底部には、最下段の陳列棚よりも下方に
位置するように前記循環ファン47から送られた空気を
冷却する冷却器48が設けられている。この冷却器48
は、効率よく内部パネル43及びコーナー棚支柱35の
冷気吹出孔43aから庫内に冷風を吹き出せるように、
最下段棚より下方の背面ダクト44b及び側背面ダクト
44c底部、若しくは最下段棚より下方の底面ダクト4
4a底部に設けるようにする(図10参照)。なお、背
面ダクト44b及び側背面ダクト44cの寸法を充分に
採れないアラウンドショーケースでは、床下の底面ダク
ト44a内にも冷却器48aを設置する例もある(図1
1参照)。
(底面ダクト44a及び背面ダクト44b及び側背面ダ
クト44c内)を通って冷気吹出口45から吹き出さ
れ、ケース本体の前面開口にエアカーテンを形成した
後、下部前面部42c及び下部側面部の後部に開口する
冷気吸込口46からダクト44内(底面ダクト44a及
び背面ダクト44b及び側背面ダクト44c内)に導か
れる。そして、この冷気の循環と、内部パネル43及び
コーナー支柱35に穿設した冷気吹出孔43aからの冷
気の流入によって、アラウンドオープンショーケース3
4内の陳列棚49等に載置した商品を冷却する。
及びコーナー棚支柱35背面に例えば30mm程度のピ
ッチで多数穿設したパンチング孔で、この冷気吹出孔4
3a,43a…から供給される冷気流量の総量は、背面
ダクト44b及び側背面ダクト44c直上位置に設けた
エアカーテン形成用の冷気吹出口45からの冷気流量よ
りも、多くなるように設定してある。また、複数段の陳
列棚49は、上段ほど幅が狭く、最下段が最も幅広にな
るように形成してある。
来の背面棚支持部52は、アラウンドショーケース34
の開口された側面側に充分延びていないため、背面棚支
持部52及びコーナー棚支柱35の内側に設けられた側
背面ダクト44cが狭くなり、アラウンドショーケース
34の側面にも循環ファン37aを取り付け、風量を出
すようにしているが、三方向からの風が狭いダクト内に
集まるため、結果的に冷風が充分出ず、冷却性能がよく
なかった。また、背面棚支持部52が小さいため冷気吹
き出し孔43aも多く取ることができなかった。なお、
53はプレナムチャンバー、54はふさぎ板である。
を背面・側背面ダクト44b,44c内に設けている背
面コイルタイプ(図10参照)では、冷却コイルの有効
長が長くとれないため、図11のように、吸込口46下
部に取付ける(図7の破線48a)床コイルタイプのも
のもあったが、床が氷結しやすいばかりか、冷却器48
と循環ファン47aの位置関係(ファンで風を引っぱる
関係)から充分な熱交換効率が得られない問題点があっ
た。なお、55は背面発泡パネルである。
ラウンドショーケース34では、コーナー部分の冷却性
能が不充分であり、今迄、具体的な改善策が見つかって
いなかった。本発明は、上記の問題点に鑑み創案された
もので、アラウンドショーケースのコーナー部の冷却性
能を向上させることを目的とするものである。
め、本発明においては、複数台のオープンショーケース
を背中合わせに連結した中島を構成するショーケースで
あって、そのコーナー部に設けられ、前・側面を開口し
てケース本体を形成し、該ケース本体内に底面、背面及
び側背面を仕切ってダクトを形成し、該ダクト内に設け
た冷却器及び循環ファンによりケース本体の前・側面の
開口にエアカーテンを形成して庫内商品を保冷するアラ
ウンドショーケースにおいて、ケース本体内の側背面ダ
クトを側面側に突出させ、該側背面ダクト内に、より大
型にした冷却器を配置したことを特徴としている。
ャンバーに取り付けた循環ファンは、冷却器の上流側に
複数個配置され、少なくともそのうちの一つはコーナー
の側面側に突出させた側背面ダクトの上流側に配置する
のが好ましい。また、側背面ダクトを形成したコーナー
棚支柱及び背面棚支持部には、より多数の冷気吹き出し
孔を設けると良い。
スでは最も温度の甘かったアラウンドショーケース最下
段床部のコーナー部の冷却も充分行なえるようになっ
た。
乃至図4に基づいて説明する。但し、従来例と同一構成
部材には同一の符号を付し、説明は省略する。図1は本
発明の中島を構成するショーケースのアラウンドショー
ケースを示す正面図、図2はアラウンドショーケースの
底部及び側背部のダクト部を示す斜視図、図3はアラウ
ンドショーケースの底部及び側背部のダクト部内の冷却
器及び循環ファンの配置構造を示す斜視図、図4は冷却
器及び循環ファンの配置構造を示すアラウンドショーケ
ースの平面断面説明図である。
1及び図2に示すように、ケース本体2の側背面ダクト
3を内蔵した背面棚支持部4を側面側に、従来のアラウ
ンドショーケースよりも長さL(例えば、約300m
m)突出させて構成される。前記側背面ダクト3内に
は、図3に詳細を示すように、仕切パネル5を挟んで2
つのより大型化された冷却コイル6,7が配置される。
この冷却コイル6,7は、冷却コイルの有効長(フィン
がついている部分の熱交換に有効なコイル長さ)を最大
限に利用するため、Uベンド部分をコーナー側に、延長
接続配管部を直ケースと連結する側にしてある。
ダクト8と側背面ダクト3下部のプレナムチャンバー9
の窓孔9aに取り付けられた循環ファン10,10…
は、冷却コイル6,7の上流側に6個配置され、そのう
ちの2つはコーナーの側面側に突出された側背面ダクト
3の上流側に配置されている。なお、11はコイルサイ
ド仕切り、12は背面発泡パネルである。また、17は
内部パネルである。
支柱13と背面棚支持部4には、図2に示すように、多
数の冷気吹き出し孔14,15,16が設けられてい
る。まず、コーナー棚支柱14(C部)には、3.5×
19.5mmのスロットが最上部まで穿設されている。
また、背面棚支持部4(A部)には、従来なかった8列
の3.2×19mmのスロットが穿設されている。さら
に、背面棚支持部4(B部)には、従来1列であった
3.2×19mmスロットが4列になって穿設されてい
る。
部前面部42c及び下部側面部の後方の吸込口46から
吸込まれた空気は、循環ファン10,10…の吸引によ
り、ダクト44(底面ダクト44aと背面ダクト8と側
背面ダクト3)を通って冷却器6,7で冷やされ、冷気
吹出口45よりケース本体2の前面,側面の開口にエア
カーテンを形成して、陳列棚49上の庫内商品を保冷す
ると共に、背面ダクト8及び側背面ダクト3に設けられ
た冷気吹き出し孔14,15,16から出る冷気によっ
ても冷やされ、アラウンドショーケース1の最下段床部
のコーナー部も良く冷却させることができる。
は、背面棚支持部を側方に突出させることにより、床の
陳列パン寸法は、コーナー部分で短くなるが、最下段棚
奥は、もともと手が届きにくく、デットスペースとなっ
ていたため、商品陳列上は全く問題がない。
ンドショーケースによれば、従来ケースでは最も温度の
甘かったアラウンドショーケース最下段床部のコーナー
部の冷却も、冷風が充分循環することにより、充分なも
のとなった。具体的には、これらの改善により、庫内平
均8℃における換算馬力は12%ダウンし、温度バラツ
キも約3℃に改善された。
ンドショーケースを示す正面図である。
背部のダクト部を示す斜視図である。
背部のダクト内の冷却器及び循環ファンの配置構造を示
す斜視図である。
循環ファンの配置構造を示すケースの平面断面説明図で
ある。
ドショーケース側より見た斜視図である。
ある。
ある。
る。
部のダクト部と循環ファンを示す斜視図である。
循環ファンの配置構造の第1の例を示す平面断面説明図
である。
循環ファンの配置構造の第2の例を示す平面断面説明図
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数台のオープンショーケースを背中合
わせに連結して中島を構成するショーケースであって、
そのコーナー部に設けられ、前・側面を開口してケース
本体を形成し、該ケース本体内に底面、背面及び側背面
を仕切ってダクトを形成し、該ダクト内に設けた冷却器
及び循環ファンによりケース本体の前・側面の開口にエ
アカーテンを形成して庫内商品を保冷するアラウンドシ
ョーケースにおいて、ケース本体内の側背面ダクトを側
面側に突出させ、該側背面ダクト内に、より大型にした
冷却器を配置したことを特徴とするアラウンドショーケ
ース。 - 【請求項2】 前記背面・側背面ダクト下部のプレナム
チャンバーに取り付けた循環ファンは、冷却器の上流側
に複数個配置され、少なくともそのうちの一つはコーナ
ーの側面側に突出させた側背面ダクトの上流側に配置さ
れていることを特徴とする請求項1記載のアラウンドシ
ョーケース。 - 【請求項3】 前記側背面ダクトを形成したコーナー棚
支柱及び背面棚支持部には、より多数の冷気吹き出し孔
を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のアラウ
ンドショーケース。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32101196A JP2880464B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | アラウンドショーケース |
CN 97116536 CN1099569C (zh) | 1996-11-15 | 1997-09-11 | 环形陈列柜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32101196A JP2880464B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | アラウンドショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10148448A true JPH10148448A (ja) | 1998-06-02 |
JP2880464B2 JP2880464B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=18127802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32101196A Expired - Lifetime JP2880464B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | アラウンドショーケース |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2880464B2 (ja) |
CN (1) | CN1099569C (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001221560A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-17 | Okamura Corp | 冷蔵オープンショーケース |
JP2001221559A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-17 | Okamura Corp | 冷蔵オープンショーケース |
JP2005241136A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Sanyo Electric Co Ltd | オープンショーケース |
JP2007163020A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Sanden Corp | ショーケース |
JP2009041787A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Sanyo Electric Co Ltd | オープンショーケース |
JP2018093902A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 中野冷機株式会社 | アラウンドケース |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4254908B2 (ja) * | 2007-08-07 | 2009-04-15 | ダイキン工業株式会社 | コンテナ用冷凍機 |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP32101196A patent/JP2880464B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-09-11 CN CN 97116536 patent/CN1099569C/zh not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018093902A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 中野冷機株式会社 | アラウンドケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2880464B2 (ja) | 1999-04-12 |
CN1099569C (zh) | 2003-01-22 |
CN1182865A (zh) | 1998-05-27 |
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