JPH11159938A - 冷蔵ショーケース - Google Patents

冷蔵ショーケース

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Publication number
JPH11159938A
JPH11159938A JP32653097A JP32653097A JPH11159938A JP H11159938 A JPH11159938 A JP H11159938A JP 32653097 A JP32653097 A JP 32653097A JP 32653097 A JP32653097 A JP 32653097A JP H11159938 A JPH11159938 A JP H11159938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cool air
product storage
storage section
cold air
showcase
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32653097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Irie
憲二 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP32653097A priority Critical patent/JPH11159938A/ja
Publication of JPH11159938A publication Critical patent/JPH11159938A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備コスト、ランニングコストを低減するこ
とのできる冷蔵ショーケースを提供する。 【解決手段】 正面側と側面側に商品収納部を設けたラ
ウンドタイプの冷蔵ショーケースであって、各商品収納
部の冷気吹き出し口30から冷気を吹き出して、冷気の
エアカーテンを前面に形成するとともに、冷気吸い込み
口26から冷気を密閉空間18内に導入し、導入された
冷気を、密閉空間18内に配設され、各商品収納部で共
用する1基の冷却器24によって、冷却した後、再び、
冷気吹き出し口30から吹き出させ、冷気を循環させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トアやスーパーマーケット等で、生鮮食料品等を陳列す
るのに利用される冷蔵ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵ショーケースは、店舗内で来店客の
目を引きやすく、ショーケースによる商品の陳列形態
は、販売促進の上で、大きなウエートを占める。そのた
め、正面に商品収納部を有するタイプのものや、正面側
に加えて、コーナー側にも商品収納部を有するラウンド
タイプのもの等、種々の形態の冷蔵ショーケースが使用
されている。
【0003】従来のラウンドタイプの冷蔵ショーケース
におけるショーケースの正面側を向く正面商品収納部
と、コーナー側における側面商品収納部とには、商品収
納部前面にエアカーテンを形成するための冷気吹き出し
口が、上部に設けられているとともに、エアカーテンと
なって降下してきた冷気を吸い込む冷気吸い込み口が、
下部に設けられている。
【0004】各商品収納部の冷気吹き出し口及び冷気吸
い込み口の内側同士は、商品収納部の背面に設けた冷気
通路を介して連通されており、エアカーテンとなって降
下してきた冷気は、冷気通路内に導入され、同通路に配
置された冷却器により再冷却されて循環する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のラウン
ドタイプの冷蔵ショーケースは、通常のショーケースを
2台または3台組み合わせて、コーナー側の商品収納部
を形成しているために、冷却器や冷気通路が、正面商品
収納部及び側面商品収納部毎に、個別に設置されること
になり、構成上、無駄が多く、設備コスト、ランニング
コストの面で、割高になるという問題がある。
【0006】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、設備コスト、ランニ
ングコストを低減することのできる冷蔵ショーケースを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のようにし
て上記課題を解決している。 (1) 少なくとも正面側及びコーナー側に商品収納部を
有し、各商品収納部の冷気吹き出し口から、冷気吸い込
み口に向かって冷気を吹き出して、各商品収納部の前面
にエアカーテンを形成しつつ、冷気吸い込み口からエア
カーテンとして下降してきた冷気を、密閉空間内に導入
し、再び冷気吹き出し口から各商品収納部に冷気を吹き
出して、冷気を循環させるようにしたラウンド型の冷蔵
ショーケースにおいて、前記冷気吸い込み口から導入さ
れた冷気を再冷却する1基の冷却器を、各商品収納部に
対して共用させる。
【0008】(2) 上記(1)項において、各商品収納部
の冷気吸い込み口の近傍に、冷気を冷気通路内に吸い込
むファンをそれぞれ配設し、これらのファンにより、各
商品収納部に共用とした密閉空間に冷気を導くようにす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら説明する。
【0010】図1〜図3は、本実施形態の冷蔵ショーケ
ースを示している。
【0011】図1に示すように、本実施形態の冷蔵ショ
ーケースは、コーナー側の側面商品収納部(10)と、正面
側の正面商品収納部(12)とを有するラウンドタイプのシ
ョーケースである。側面商品収納部(10)及び正面商品収
納部(12)は、それぞれ商品の収納方向が互いに直交して
おり、店舗内の角部等に配置するのに好適な形状となっ
ている。
【0012】図2に示すように、商品収容部(10)(12)
は、床から所定の高さを有する基台(14)上に支持され、
商品収容部(10)(12)の背面に立設されている柱(21)に、
ブラケット(17)を介して取り付けた3段の棚板(16)に、
冷蔵商品が陳列されるようになっている。柱(21)に設け
た図示しない係合孔に対するブラケット(17)のフック(1
7a)の係合位置を、変更することにより、棚板(16)の傾
斜角度を変化させることができる。
【0013】基台(14)の上部には、密閉蓋(15)によって
密閉された密閉空間(18)が設けられており、密閉空間(1
8)は、冷蔵ショーケース背面に設けられている冷気循環
用の冷気通路(20)と連通し、冷気通路の一部として機能
する。
【0014】図2及び図3に示すように、密閉空間(18)
の内部には、左右に並ぶ2基のファン(22a)(22b)と、冷
却器(24)とが配設されている。一方のファン(22a)は、
主として正面商品収納部(12)を覆うエアカーテンの冷気
を密閉空間(18)内に吸い込み、他方のファン(22b)は、
側面商品収納部(10)を覆うエアカーテンの冷気を吸い込
むようになっている。
【0015】密閉空間(18)に配設された冷却器(24)は、
側面商品収納部(10)と正面商品収納部(12)とで共用され
ており、ファン(22a)(22b)によって密閉空間(18)内に吸
い込まれた冷気を、1基の冷却器(24)によって熱交換し
た後に、冷気通路(20)内に導く。
【0016】即ち、冷却器(24)及び密閉空間(18)は、側
面商品収納部(10)と正面商品収納部(12)とで共用されて
おり、そのため、各商品収納部(10)(12)毎に個別に設置
する場合に比較して、ショーケース内部の構造を簡単化
することができる。なお、冷却器(24)は、図示しないコ
ンプレッサと接続されている。
【0017】各商品収納部(10)(12)内において、密閉空
間(18)の上端前部には、冷気吸い込み口(26)が、それぞ
れ設けられ、この冷気吸い込み口(26)によって、ショー
ケース前面の矢印方向に流れるエアカーテンの冷気を吸
い込むようになっている。冷気吸い込み口(26)前方にお
いて、密閉空間(18)の上面には、垂直のガラス板(28)が
はめ込まれている。
【0018】冷気通路(20)の上端には、前向きの斜め下
方を向く冷気吹き出し口(30)が設けられており、冷気を
前述した冷気吸い込み口(26)に向かって吹き出し、各商
品収納部(10)(12)の前面に、冷気のエアカーテンを形成
して、商品収納部(10)(12)の内部への熱の侵入を防止
し、外部との温度差を保持する。
【0019】上記のように構成した本実施形態の冷蔵シ
ョーケースの作用は、次の通りである。
【0020】図2において、冷気吹き出し口(30)から吹
き出された冷気は、側面商品収納部(10)及び正面商品収
納部(12)(図2には図示せず)の前面にエアカーテンと
なって、矢印に示すように降下していく。冷気は、降下
時において、棚板(16)等に載置されている商品を冷却し
ながら、ファン(22a)(22b)の吸込圧力によって、冷気吸
い込み口(26)の方向に導かれる。
【0021】冷気吸い込み口(26)から密閉空間(18)内に
導入された冷気は、密閉空間(18)内に配設されている冷
却器(24)によって熱交換の後、冷気通路(20)内を立ち上
がって、各商品収納部(10)(12)毎に枝分かれし、再び、
各商品収納部(10)(12)の冷気吹き出し口(30)から吹き出
されて、前面にエアカーテンを形成して循環する。
【0022】このように、本実施形態の冷蔵ショーケー
スによれば、冷却器(24)を、側面商品収納部(10)と正面
商品収納部(12)とで共用しているので、各商品収納部(1
0)(12)毎に、冷却器を個別に設置する必要がなく、ラウ
ンドタイプの冷蔵ショーケースのコストの低減を図るこ
とができる。
【0023】また、側面商品収納部(10)及び正面商品収
納部(12)の前面にエアカーテンとなって降下してきた冷
気は、両商品収納部(10)(12)で共用されている密閉空間
(18)に、ファン(22a)(22b)によって導くようにしている
ので、個別にダクトを設ける場合に比較して、エア漏れ
等の損失が少なくなり、効率的に、冷気をショーケース
内で循環させることができる。これにより、ランニング
コストの低減を図ることができるとともに、冷却効率が
向上する。
【0024】本実施形態の冷蔵ショーケースでは、コー
ナー側及び正面側に商品収納部を有するショーケースに
ついて説明したが、本発明は、ケースの全周に亘って商
品収納部が形成されている冷蔵ショーケース等にも、適
用可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1の発明によると、冷気を再冷却する冷却器
を、少なくとも正面側及びコーナー側の商品収納部で共
用しているので、冷却器が1基ですみ、ショーケースの
構造を簡単化することができる。これにより、冷蔵ショ
ーケース自体のコストダウンを図ることができる。
【0026】(b) 請求項2の発明によると、少なくとも
正面側及びコーナー側の商品収納部の吸い込み口の近傍
に、冷気を冷気通路内に吸い込むファンをそれぞれ配設
するとともに、これらのファンによって、各商品収納部
で共用した密閉空間に冷気を導くようにしているので、
構造が簡単化されるとともに、効率的に冷気を循環させ
ることができ、冷却効率の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の冷蔵ショーケースの概略斜視図で
ある。
【図2】図1の冷蔵ショーケースの要部を示す縦断面図
である。
【図3】同じく、図1の冷蔵ショーケースの平面図であ
る。
【符号の説明】
(10)側面商品収納部 (12)正面商品収納部 (14)基台 (15)密閉蓋 (16)棚板 (17)ブラケット (17a)フック (18)密閉空間 (20)冷気通路 (21)柱 (22a)(22b)ファン (24)冷却器 (26)冷気吸い込み口 (28)ガラス板 (30)冷気吹き出し口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも正面側及びコーナー側に商品
    収納部を有し、各商品収納部の冷気吹き出し口から、冷
    気吸い込み口に向かって冷気を吹き出して、各商品収納
    部の前面にエアカーテンを形成しつつ、冷気吸い込み口
    からエアカーテンとして下降してきた冷気を、密閉空間
    内に導入し、再び冷気吹き出し口から各商品収納部に冷
    気を吹き出して、冷気を循環させるようにしたラウンド
    型の冷蔵ショーケースにおいて、 前記冷気吸い込み口から導入された冷気を再冷却する1
    基の冷却器を、各商品収納部に対して共用させるように
    したことを特徴とする冷蔵ショーケース。
  2. 【請求項2】 各商品収納部の冷気吸い込み口の近傍
    に、冷気を冷気通路内に吸い込むファンをそれぞれ配設
    し、これらのファンにより、各商品収納部に共用とした
    密閉空間に冷気を導くようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の冷蔵ショーケース。
JP32653097A 1997-11-27 1997-11-27 冷蔵ショーケース Withdrawn JPH11159938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32653097A JPH11159938A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 冷蔵ショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32653097A JPH11159938A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 冷蔵ショーケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11159938A true JPH11159938A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18188874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32653097A Withdrawn JPH11159938A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 冷蔵ショーケース

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JP (1) JPH11159938A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162118A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Okamura Corp 冷蔵オープンショーケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162118A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Okamura Corp 冷蔵オープンショーケース

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Effective date: 20050201