JPS6133494Y2 - - Google Patents

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JPS6133494Y2
JPS6133494Y2 JP16426580U JP16426580U JPS6133494Y2 JP S6133494 Y2 JPS6133494 Y2 JP S6133494Y2 JP 16426580 U JP16426580 U JP 16426580U JP 16426580 U JP16426580 U JP 16426580U JP S6133494 Y2 JPS6133494 Y2 JP S6133494Y2
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cold air
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air outlet
plate
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JP16426580U
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JPS5787277U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として洋菓子、果実などを冷蔵し
ながら陳列するための強制循環式シヨーケースに
関する。
洋菓子などの含水分率の高い被冷蔵物を保存す
るためには低温(10℃前後)および高湿(約65%
以上)が必要であり、しかも陳列室の上層および
下層においてもほぼ均一な温度、湿度に保つ必要
がある。
そこで、従来においては、洋菓子等を冷蔵しな
がら陳列するためには強制循環式シヨーケースが
用いられているが、従来この種のシヨーケースは
第1図に示すように構成されている。すなわち、
シヨーケース本体aの陳列室bの下部に冷却室c
が設けられ、この冷却室cの前部側に吸込口d、
背部側に吹出口eが設けられている。そして、冷
却室c内の冷却器fによつて熱交換された冷気を
フアンgによつて上記吹出口eから陳列室b内へ
吹出している。しかしながら、従来の吹出口eは
第2図Aに示すように多数の通気孔h…を穿設し
た冷気吹出板iや第2図Bに示すようにハニカム
状吹出口体jである。このため、第2図Aの場合
には吹出口e付近の開閉扉kに冷気が当り、乱流
が発生し、陳列室bの下部だけ低温、高湿となる
が上部まで冷気が導びかれない。したがつて、陳
列室b全体を均一な温度、湿度に保てないという
欠点がある。また、第2図Bの場合には冷気が一
方向に定まり、たとえば開口部が真上の場合には
陳列室bの上部に冷気が向つて上部だけ低温、高
湿となり、下部を冷却できない。したがつて、上
述と同様に陳列室b全体を均一な温度、湿度に保
てないという欠点がある。
また、陳列室b内の温度、湿度のバルツキを減
少するためにハニカム状吹出口体jを屈曲して陳
列室bの全体に冷気が導かれるように構成するこ
とも考えられるが、加工が困難で、取付作業も面
倒となり、コストアツプの原因となる。
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、冷気吹出口を構成
する冷気吹出板の開閉扉側にハニカム状吹出口体
を設け、陳列室内全体を均一な温度、湿度に保つ
ことができる強制循環式シヨーケースを提供しよ
うとするものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとず
いて説明する。第3図中1はシヨーケース本体
で、この本体1内には陳列室2が設けられてい
る。この陳列室2の前部には前面ガラス3が設け
られ、背部には開閉扉4が設けられており、内部
には洋菓子等の被冷蔵物を陳列する陳列棚5…が
設置されている。この陳列室2の下部には断熱層
6によつて囲繞された冷気室7および機械室(図
示しない)が設けられている。この冷却室7と陳
列室2とは底板8によつて仕切られており、この
底板8の前縁すなわち上記前面ガラス3の内側に
沿つて冷気吸込口9が設けられている。また、底
板8の後縁すなわち上記開閉扉4の内側に沿つて
後述する冷気吹出口10が設けられている。さら
に、上記冷却室7内には冷却器11および冷気循
環用フアン12が設けられ、陳列室2内の冷気を
冷気吸込口9から吸い込み、冷却器11によつて
熱交換し、冷気吹出口10から再び陳列室2内に
送り込むようになつている。そして、陳列室2内
をほぼ一定の温度(10℃前後)湿度約65%以上)
に保つようになつている。
上記冷気吹出口10は第4図に示すように構成
されている。すなわち、13は上記底板8の後縁
を折曲することによつて形成した支持部で、この
支持部13と対向する上記冷却室7の内壁には支
持片14が取着されている。そして、この支持部
13と支持片14との間にはコ字状に折曲された
冷気吹出板15が水平状態に支持されている。こ
の冷気吹出板15には前後方向に延長する長孔か
らなる吹出孔16…が等間隔に設けられ、上記冷
気吹出口10を構成している。さらに、この冷気
吹出板15の幅方向中間より後方すなわちシヨー
ケース本体1の開閉扉4側における上記冷気吹出
板15の下部にはその長手方向に亘つてハニカム
状吹出口体17が設置され、これは固定板18に
よつて冷気吹出板15に取付けられている。した
がつて、冷気吹出板15の吹出孔16…はその長
手方向中間より片側が上記ハニカム状吹出口体1
7と対向し、吹出孔16…は流速の高い第1の冷
気吹出部16aと流速の低い第2の冷気吹出部1
6bとに区画されている。また、上記冷気吹出板
15の支持部13と冷却室7の底部との間には逆
L字状に折曲され、その上板面19aと垂直板面
19bに多数の通気口20…を穿設した整流板2
1が設置されている。そして、この整流板21は
冷却室7から冷気吹出板15に向う冷気を上方向
と水平方向とに2分するようになつている。
しかして、冷凍サイクル運転するとともに冷気
循環用フアン12を作動させると、陳列室2内の
冷気は冷気吸込口9から冷却室7内へ吸込まれ、
冷却器11によつて熱交換される。冷却器11に
よつて熱交換された冷気は整流板21によつて上
方向と水平方向とに2分され、水平方向へ向つた
冷気はハニカム状吹出口体17を介して吹出孔1
6の第1の冷気吹出部16aを通過し、上方向へ
向つた冷気は直接、吹出孔16の第2の冷気吹出
部16bを通過してそれぞれ陳列室2へ吹出され
る。このとき、第1の冷気吹出部16aから吹出
される冷気はハニカム状吹出口体17によつて陳
列室2内の開閉扉4の内側に沿つて上昇してエヤ
ーカーテンを形成するとともに陳列室2の上部を
冷却する。また第2の冷気吹出部16bから吹出
される冷気は陳列室2の下部に向つて流れるた
め、陳列室2の下部を冷却する。したがつて、陳
列室2内の各陳列棚5…上に陳列された洋菓子等
を低温、多湿に保存することができる。すなわ
ち、陳列室2と冷却室7とを常に冷気が強制循環
するため、陳列室2の温度と冷却器11の温度差
が極力小さくできるため陳列室2内を低温に保つ
とともに高湿に保つことができる。
なお、上記一実施例においては、冷却室が1個
の比較的小型のシヨーケースの場合であるが、大
型シヨーケースの場合には第5図で示すように、
シヨーケース本体22の幅方向中央部に機械室2
3を設け、重量バランス、陳列室内温度、湿度の
バランスを図つている場合が多い。この場合、機
械室23の左右にそれぞれ冷却室24,24を設
け、これら冷却室24,24に独立して冷却器2
5,25、フアン26,26を設けるとともに、
冷気吹出口27,27にそれぞれ独立してハニカ
ム状吹出口体28,28および上記一実施例と同
様に逆L字状に折曲した整流板29,29を設置
している。しかし、上記冷却室24,24の全長
Lよりハニカム状吹出口体28,28、整流板2
9,29の全長lを小さくすることにより、機械
室23との間に冷気通路30,30を形成するこ
とができる。したがつて冷却室24,24からの
冷気はハニカム状吹出口体28,28、整流板2
9,29を通過することなく冷気通路30,30
を介して陳列室(図示しない)に吹出されるため
機械室23の有無に関係なく、陳列室内を均一に
冷却することができる。
また、ハニカム状吹出口体17,28は上記実
施例に示した平盤状に限らず、第6図で示すよう
に、下面を傾斜させて開閉扉4側を厚肉とすれば
開閉扉4の冷気流速を一層向上でき、有効であ
る。なお、上述した一実施例と同一構成部分は同
一番号を付して説明を省略する。
この考案は以上説明したように、強制循環式シ
ヨーケースにおいて、冷却室から冷気を陳列室へ
吹出すための冷気吹出板の下部に逆L字状に折曲
されその上板面と垂直板面に冷気を上方と水平方
向に2分する多数の通気口を有する整流板を設
け、水平方向の冷気を陳列室内の開閉扉の内側に
沿つて上昇してエヤーカーテンを形成するため
に、冷気吹出口の開閉扉側にハニカム状吹出口体
を設けたから、冷却室からの冷気の一部を開閉扉
に沿つて陳列室の上部へ導びき、残りの冷気を陳
列室の下部へ導びくことができ、陳列室内を均一
な温度、湿度に保つことができる。しかも、冷気
吹出板の一部にハニカム状吹出口体を設けただけ
であるから構造的に簡単で、廉価に提供すること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の強制循環式シヨーケースの縦断
側面図、第2図A,Bは従来の冷気吹出口を示す
断面図、第3図はこの考案の一実施例を示す全体
の縦断側面図、第4図は同じく要部の斜視図、第
5図および第6図はこの考案の他の実施例を示
し、第5図は概略的横断面図、第6図は縦断側面
図である。 1……シヨーケース本体、2……陳列室、3…
…前面ガラス、4……開閉扉、7……冷却室、9
……冷気吸込口、10……冷気吹出口、11……
冷却器、12……冷気循環用フアン、15……冷
気吹出板、17……ハニカム状吹出口体、21…
…整流板、23……機械室、30……冷気通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シヨーケース本体と、この本体内に設けられ
    前部に前面ガラス、背部に開閉扉を有する陳列
    室と、この陳列室の下部に設けられ上記前面ガ
    ラスの内側に沿つて冷気吸込口、上記開閉扉の
    内側に沿つて冷気吹出口を設けた冷却室と、こ
    の冷却室内に設けた冷却器および冷気循環用フ
    アンとからなる強制循環式シヨーケースにおい
    て、上記冷気吹出口を構成する冷気吹出板の下
    部に逆L字状に折曲されその上板面と垂直板面
    に冷気を上方と水平方向に2分する多数の通気
    口を有する整流板を設けるとともに、上記冷気
    吹出板の下部に冷気吹出口を上記陳列室の前後
    方向に2分し、その後方の冷気吹出口と対向し
    て上記整流板の水平方向の通気口からの冷気を
    陳列室の上方へ吹出すハニカム状吹出口体を設
    けて流速の高い第1の冷気吹出部とし、前方の
    冷気吹出口を上記整流板の上方の通気口からの
    冷気を直接に陳列室の下部へ吹出す流速の低い
    第2の冷気吹出部としたことを特徴とする強制
    循環式シヨーケース。 (2) 冷却室をシヨーケース本体の中央部に設けた
    機械室の左右に区画して設けるとともに、ハニ
    カム状吹出口体および整流板を左右の冷却室の
    全長より短くして上記機械室との間に冷気通路
    を形成したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の強制循環式シヨーケース。
JP16426580U 1980-11-17 1980-11-17 Expired JPS6133494Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16426580U JPS6133494Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

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JP16426580U JPS6133494Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

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Publication Number Publication Date
JPS5787277U JPS5787277U (ja) 1982-05-29
JPS6133494Y2 true JPS6133494Y2 (ja) 1986-09-30

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ID=29523005

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JP16426580U Expired JPS6133494Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

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JPS5787277U (ja) 1982-05-29

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