JPH05264160A - 冷蔵ショーケース - Google Patents

冷蔵ショーケース

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Publication number
JPH05264160A
JPH05264160A JP9010092A JP9010092A JPH05264160A JP H05264160 A JPH05264160 A JP H05264160A JP 9010092 A JP9010092 A JP 9010092A JP 9010092 A JP9010092 A JP 9010092A JP H05264160 A JPH05264160 A JP H05264160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold air
cooling
cool air
cool
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP9010092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Ikeda
康久 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9010092A priority Critical patent/JPH05264160A/ja
Publication of JPH05264160A publication Critical patent/JPH05264160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーキなどの食品を陳列冷却するのに好適
で、商品が見やすく、かつ取り易く、そして安定した冷
却を行える冷蔵ショーケースとする。 【構成】 商品Mを置くテーブル8はその中央に吐出口
12a、12bを有した仕切部9が突設され、テーブル
8の下には冷却室7が設けられ、冷気循環ファン18と
冷却器15a、15bが配されている。テーブル8と冷
却器15a、15bとの間には、通路区切板21a、2
1bによって袋閉じとなった冷気還流空間22、23を
形成して、吸込口14a、14bよりの帰還冷気の熱交
換後の冷気の一部を還流させて、テーブル8上方のエア
ーカーテンによる冷却とテーブル8下面からの冷却を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵ショーケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば、実公開昭41
−16581号公報、実公開昭42−19360寝号公
報および実公昭53−50398号公報には、断熱壁で
取り囲まれた本体の開口凹所内に、凹所内面と一定間隔
を保って、商品収納ケース部を収納配置し、この間隙
は、冷却器及び冷気循環ファンの配された冷気循環路と
なし、一方、共通冷気通路を商品収納ケースの中央に垂
直に設けて、冷気はこの共通冷気通路を介して二手に分
れ、商品収納ケース部の周りを巡り、その中に収納した
商品を冷却する冷蔵ショーケースが開示されている。
【0003】また、実公昭52−23095号公報のよ
うに、冷却器と冷気送風ファンを収納している最下段の
陳列基台の中央に突設した中空筒状の支持体に、複数の
陳列基体が装着され、冷気が支持体中を昇りながら、各
陳列基体へと分配されてその周縁から下向きに吹き出さ
れてエアーカーテンを形成して、陳列基体の商品を冷却
している冷蔵ショーケースも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実公昭41−
16581号公報他2件の公報に記載の冷蔵ショーケー
スでは、比較的深い商品収納ケース部内に商品は納めら
れていて、しかもショーケースの上部はガラスなどで完
全に覆っているので、中の商品が見えにくく、また、そ
の取出もし難い。
【0005】また、冷気循環路を巡る冷気は、冷却器を
出た直後が一番温度が低く、冷却器に近く戻って行くに
つれ温度が高くなり冷却度が弱まる。
【0006】従って、商品収納ケース部は場所的に冷却
不十分な所が生じ、即ち、吸入口付近及び吸込口から冷
却器に至る帰還路付近に置れた商品の温度が吐出口付近
及び冷却器から吐出口に至る供給路付近に置れた商品の
温度よりも高くなり、商品を均一に冷却できない問題が
あった。
【0007】一方、実公昭51−23095号公報のも
のでは商品取り出しは容易であるが、冷却器から遠く、
離れるほど温度的に高くなる冷気が循環している現象は
同じなので、上部の陳列基体ほど冷却不十分となる問題
は依然として残る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
み成されたもので、陳列された食品を見やすく、かつ取
り出し易く図ると共に、食品を均等に安定した適温に冷
却できるように改善した冷蔵ショーケースを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は食品を載置する
テーブルと、該テーブルの中央部分に上方に突出して設
けられ、内部に冷気通路が形成され、上部に冷気の吐出
口が左右の側面に形成されている仕切部と、該仕切部の
左右両側に在するテーブルの前記仕切部とは反対の端部
に設けられてた冷気の吸込口と、前記吐出口と該吸込口
とを連通する冷気通路と、該冷気通路に設けられた冷気
循環ファンと、前記テーブルの下の冷気通路に設けられ
た冷却器と、該冷却器との熱交換気の一部が還流する前
記テーブル下の冷気流空間とより成る冷蔵ショーケース
である。
【0010】
【作用】冷却循環ファンと冷却器の配されたテーブル下
の冷却室と連通し、テーブルの中央より上方に突出し、
テーブルを左右に仕切る仕切部の各吐出口より冷気が吹
き出して、テーブル上部にエアーカーテンを形成し、テ
ーブル上の商品を冷却する。エアーカーテンを形成する
冷気はテーブル両端の冷気の吸込口より冷却室に帰還
し、冷却器にて再び低温とされて吐出し、循環する。
【0011】ここで、テーブル下には低圧部となる冷気
還流空間を設けているので、冷却器の熱交換冷気の一部
がテーブルの下面を沿うように還流し、テーブルは下面
からも冷却される。これによりテーブル上の商品は効果
的に冷却される。
【0012】また、商品を周囲をオープンとしたテーブ
ル面に置いて冷却しており、商品が見やすく、かつ、非
常に取り出し易くなっている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】本発明に係わる冷蔵ショーケース1はキャ
スター2を有し、移動自在となっている。本体1Aの下
方に区画して設けた、機械室3内には、冷凍サイクルを
構成する電動圧縮機4、凝縮器(図示せず)、凝縮器空
冷用ファン(図示せず)等が収納される。また、この機
械室3内には加湿装置5も設けられているが、その作用
等については後述する。また、機械室3の前後面には空
冷用外気の吸込部10aと排出部10bとが設けられて
いる。機械室3の上部には、断熱壁6にて区画して、冷
却室7が設けられている。冷却室7は上面開口し、この
上面開口をほぼ閉塞するように食品、例えばケーキ等の
洋菓子を陳列載置するテーブル8が設けられている。こ
のテーブル8はステンレス板など熱伝導度の良い材料で
形成されている。また、テーブル8の高さはその上に置
いた食品を取り易いような高さ例えば800mm〜90
0mmとしている。9は前記テーブル8の中央部分に上
方に突出して設けられ、内部に冷却室7と連通する冷気
通路11が形成され、そして上部の左右側面に冷気の吐
出口12a、12bが設けられている仕切部である。こ
の仕切部9はテーブル8を左右に分け、2つのテーブル
8a、8bを存させるようになる。
【0015】前記仕切部9の冷気通路11内には、前記
加湿装置からの霧移送パイプ13が上方に延びて通って
いる。ところで、前記各テーブル8a、8bにおいて、
仕切部9と反対側の端部には、それぞれ冷却室7と連通
する冷気の吸込口14a、14bが開設されている。1
5aは吸込口14aと前記吐出口12aとの間を連通す
る一方の冷気通路16内に設けられる冷却器にて、位置
的には冷却室7において、吸込口14a側の近くに配設
されている。一方、他方の吸込口14bと他方の吐出口
12bとの間を連通する他方の冷気通路17内にも冷却
器15bが設けられ、位置的には同様に吸込口14b側
の近くに配設される。18は冷却器15a、15bと熱
交換した冷気を左右から吸引し、合流して仕切部9内の
共通の冷気通路11へ送り、その先端で再び2分し、吐
出口12aから吸込口14aへ向かうエアーカーテンと
吐出口12bから吸込口14bへと向かうエアーカーテ
ンを形成するように冷気を循環させる冷気循環ファン
で、冷却室7内における前記仕切部9の真下位置に配設
されている。
【0016】そして、冷気循環ファン18の位置と前記
仕切部9の下端との間には風胴19を介設し、仕切部9
内の冷気通路11が冷却室7内にまで延びて確保された
構成とし、これによって冷却室7からの冷気の効果的な
吸込及び送出を行わせている。なお、18Mはファンモ
ータである。よって、冷凍サイクルが運転され、冷気循
環ファン18が駆動すると、矢印Aで示す循環冷気と、
矢印Bで示す循環冷気が形成される。よって各テーブル
8a、8bの上方はそれぞれのエアーカーテンでガード
され、テーブル8a、8bの上の食品Mは冷却状態に置
かれる。
【0017】ところで、各冷却器15a、15bの吸込
側上端と、各テーブル8a、8bの吸込口14a、14
b側の端部との間には通路区切板21a、21bが装着
固定されている。この内向きに下降傾斜して配設された
通路区切板21a、21bは先ず、帰還冷気をスムーズ
に冷却器15a、15bに案内導入させる。
【0018】そして、冷却器15a、15bを通過した
熱交換後の冷気はその殆どが各循環冷気A、Bとなり循
環する。しかし、各冷却器15a、15bの直上の場所
には、通路区切板21a、21bで袋小路となった狭い
空間が存在することとなる。このような袋小路の空間は
低圧空間となるため、冷却器15a、15bと熱交換し
た冷気の一部が矢印e、矢印fで夫々示すように還流す
る状態を起こさせる冷気循環空路22、23となる。
【0019】よって、テーブル8a、8bの下面を乱流
するこの冷気流にてテーブル8a、8bが下面からも冷
却される。
【0020】前記霧移送パイプ13の先には、霧吹出用
の小孔を多数有する噴出口13bが連結されていて、冷
気循環ファン18によって冷気に霧が混じり、夫々の吐
出口12a、12bより吐出する。湿り気のある冷気の
供給によりケーキ等は長時間にわたって品質を良好に保
てる。
【0021】24、24はエアーカーテンが外方へ乱れ
て流れないように、ガードし、冷気を効率良く循環させ
る側板で、テーブル8の冷気の吸込口14a、П4bと
は反対側の側部に立設され、食品Mが見透せるよう透明
な部材、例えばガラス板やアクリル板等より形成されて
いる。また、二本ずつの支柱25、25にて広告体26
が装着されていて、その中には蛍光灯27、27が設け
られ、テーブル8上を照明させていると共に、この広告
体26の両側からは、傘状に張り出し、テーブル8上の
食品Mにゴミ、埃などが被らないように保護する透明な
屋根板28、28を有している。また、本体1Aの上部
四方にテーブル部1Cを張り出させ、客がテーブル8よ
り取った食品Mをその場で食する時に一時的に置けるよ
うにしている。
【0022】本発明の冷蔵ショーケース1は以上の構成
となっており、冷凍サイクルが運転され、加湿装置5が
動作し、冷気循環ファン18が回転すると、各冷却器1
5a、15bにて冷却された冷気は各々、仕切部9内を
通り、仕切部9の各吐出口12a、12bから左右に分
かれて吐出し、冷気の吸込口14a、14bへと向かっ
て流れ、冷気のエアーカーテンが各テーブル8a、8b
の面上方を覆り、テーブル8a、8b上のケーキ等の食
品Mを冷却する。
【0023】そて、この冷気には、霧となって送り込ま
れる加湿装置5からの蒸発水分も含まれるので、ケーキ
などはそのみずみずしさを失わず、品質良好の状態に長
く保てる。
【0024】更に、各吸込口14a、14bより冷却室
7に戻った冷気は冷却器15a、15bと熱交換され、
冷気循環ファン18によって冷却器15a、15bを通
過した後、風胴19内へと殆ど入るが、その一部は袋閉
じ状の冷気流空間22、23をそれぞれ矢印e、fに示
すように巡るショート回路が形成され、この還流冷気に
よって、各テーブル8a、8bは下面からも冷却される
こととなって、吸込口14a、14b付近の商品の冷却
も良好となり、テーブル8a、8b上の食品Mはより効
果的に冷却される。そして、テーブル8a、8bのどこ
に置かれた食品も均等な冷却状態となる。
【0025】また、食品Mは従来のようにそれを覆うガ
ラスなどの障害物は存在せず四方を開放されて、しかも
取り易い高さにあるテーブル8面上に置いてあるため、
見やすいと共に取り易い。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品をテ
ーブル面に置き、周囲を開放した状態で冷却できる冷蔵
ショーケースなので、従来のショーケースなどのように
商品を覆うガラスなどの障害物がなくなり、食品が一段
と取り易くなっていると共に、どの方向からも見え、陳
列効果も向上している。
【0027】また、テーブル上の商品は上部を流れる冷
気のエアーカーテンによって、冷却されると同時に、循
環冷気の一部をテーブルの下面を巡るようにして、テー
ブル自身も冷却されるようにしたので、商品の効果的、
かつ安定した冷却が行える。
【0028】更に、冷気と共に加湿装置により霧を流す
ような構成とすることも容易で、その場合には商品の乾
燥も防止でき、ケーキ等の食品の保冷に好適となる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる冷蔵ショーケースの縦断側面
図。
【図2】同冷蔵ショーケースの外観斜視図。
【符号の説明】
7 冷却室 8 テーブル 9 仕切部 12a、12b 吐出口 14a、14b 吸込口 15a、15b 冷却器 16、17 冷気通路 18 冷気循環ファン 22、23 冷気還流空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を載置するテーブルと、該テーブル
    の中央部分に上方に突出して設けられ、内部に冷気通路
    が形成され、上部に冷気の吐出口が左右の側面に形成さ
    れている仕切部と、該仕切部の左右両側に在するテーブ
    ルの前記仕切部とは反対の端部に設けられた冷気の吸込
    口と、前記吐出口と該吸込口とを連通する冷気通路と、
    該冷気通路に設けられた冷気循環ファンと、前記テーブ
    ルの下の冷気通路に設けられた冷却器と、該冷却器との
    熱交換気の一部が還流する前記テーブル下の冷気流空間
    とより成ることを特徴とする冷蔵ショーケース。
JP9010092A 1992-03-17 1992-03-17 冷蔵ショーケース Pending JPH05264160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9010092A JPH05264160A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 冷蔵ショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9010092A JPH05264160A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 冷蔵ショーケース

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Publication Number Publication Date
JPH05264160A true JPH05264160A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13989108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9010092A Pending JPH05264160A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 冷蔵ショーケース

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JP (1) JPH05264160A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020062614A (ko) * 2002-07-03 2002-07-26 공경석 생선회전용 식탁에 설치되는 살균 및 저온유지장치
WO2004017800A1 (en) * 2002-08-21 2004-03-04 Yu Young Sil Apparatus for maintaining freshness
EP3060085A4 (en) * 2013-10-22 2017-08-02 James Alan Aamodt Product display system providing product humidification

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