JPH10288445A - 両面平型ショーケース - Google Patents

両面平型ショーケース

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JPH10288445A
JPH10288445A JP11446997A JP11446997A JPH10288445A JP H10288445 A JPH10288445 A JP H10288445A JP 11446997 A JP11446997 A JP 11446997A JP 11446997 A JP11446997 A JP 11446997A JP H10288445 A JPH10288445 A JP H10288445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
shelf
sided flat
partition
showcase
Prior art date
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Pending
Application number
JP11446997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusuke Takahashi
秀典 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakano Refrigerators Co Ltd
Original Assignee
Nakano Refrigerators Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nakano Refrigerators Co Ltd filed Critical Nakano Refrigerators Co Ltd
Priority to JP11446997A priority Critical patent/JPH10288445A/ja
Publication of JPH10288445A publication Critical patent/JPH10288445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】休日と平日の集客の差に対応して、平日のマー
チャンダイジングの改善ができるようにする。また、マ
ーチャンダイジング改善の棚板等の有無にかかわらず、
商品陳列部への吹出し風量をうまくバランスできるよう
にする。 【解決手段】左右仕切壁2の吹出口4a、4bより下方
の背面板11に棚板12や床板13を支持するための棚
スロット14,14 を設ける。また、吹出口内部の
ダクト内に内部を左右に区画する仕切板15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト等の大型店舗で生鮮食品や冷凍食品の保冷・陳列に使
用される両面平型ショーケースに係り、特に休日と平日
の集客の差に応じて、ショーケース側でのマーチャンダ
イジング(段取り替え)の改善ができるようにした両面
平型ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、両面平型ショーケース21の一例
を図2に示す。この種の両面平型のショーケース21
は、図2に示すように、上部開放の箱形に形成された商
品収納部22と、この商品収納部22を適度の高さに保
つ台座部23とから構成され、商品収納部22はその中
央に設けた左右仕切壁24により、2つの陳列部22
a,22bに分断されている。前記商品の陳列部22
a,22bを囲む外板は、発泡パネルの外装パネル25
を兼ねる一体発泡パネル構造からなっている。
【0003】前記外装パネル25と商品の陳列部22
a,22b間には、所定空間を設けて冷気の循環ダクト
26が形成してあり、商品収納部22の床下循環ダクト
内には蒸発器(冷却器)27と循環ファン28が配設さ
れている。この冷却器27で冷却された空気は、ダクト
26を通って、商品収納部22の中央に設けた左右仕切
壁24の両サイドの吹出口29,29から、商品収納部
22の中央に向けて吹き出され、陳列部22a,22b
の商品を冷却し、ケース両サイド上部内側の吸込口3
0,30に吸い込まれて再びダクト26内に循環される
構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、冷蔵
・冷凍ショーケースを使用している店舗の大型化傾向か
ら、平型ショーケースの出荷が増えている。なかでも両
面平型(アイランド型)ショーケースは複数台並べて使
用する中島で、平台的(市場的)に使えることから、特
に生鮮食品や、冷凍食品の保冷に人気がある。
【0005】一方、店舗の大型化傾向は、土・日曜日・
祝祭日と平日との集客の大きな差を生み、土・日曜日・
祝祭日の両面平型ショーケースでのボリューム感ある商
品陳列を平日に継続すると、商品ロスを多量に発生させ
るので、平日のショーケース側での段取り替え(マーチ
ャンダイジング改善)が要望されていた。
【0006】この種のマーチャンダイジングの改善に
は、棚板と床板の着脱上げ下げが有効であるが、今迄、
両面平型ショーケースに適用されていなかった。これ
は、中央吹出しの両面平型ショーケースでは、例えば片
方に棚を設け、他方に棚を設けないと、循環風量が左右
で変わってくるため、吹出し風量がうまくバランスでき
ないという理由による。
【0007】本発明は、上記の課題に鑑み創案されたも
ので、吹出し風量をバランスできるようにし、土・日曜
日・祝祭日と平日における商品陳列のマーチャンダイジ
ングの改善ができるだけでなく、季節や商品構成による
陳列商品の変化を、冷却性能に影響を与えることなく可
能とした両面平型ショーケースを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、上部開放の箱形形状を呈し、そ
の略中央部を左右仕切壁により分断して一対の商品陳列
部を形成し、前記仕切壁の吹出口から両サイドの吸込口
に向って、前記商品陳列部を覆う冷気のエアカーテンを
形成する両面平型ショーケースにおいて、前記左右仕切
壁の吹出口より下方の背面板に、棚板や床板を支持する
棚スロットを設けるとともに、前記吹出口内部のダクト
内に、その内部を左右に区画する仕切板を設けたことを
特徴としている。
【0009】このように両面平型ショーケースの背面板
に棚スロットを設け、吹出口内部のダクトを仕切板で左
右に区画したので、前記棚スロットに、棚板や床板を着
脱して上げたり下げたりして所望位置に取り付けても、
吹出口からの左右の吹出し風量をバランスすることがで
き、棚板の有無と関係なく、それぞれ独立のショーケー
スとして機能させることができる。そのため、棚板と床
板の着脱や上げ下げによって、休日と平日の集客数の変
化に対応したマーチャンダイジングの改善を簡単に行う
ことができ、商品ロス等の不利益を防止することができ
る。
【0010】そして、前記仕切板は、下端を冷気の上流
側方向に傾斜させると、除霜時に結露が水滴となって流
れても、傾斜面から下方に落下できるので好ましい。ま
た、前記仕切板を、断熱されたパネル体で形成すると、
例え、左右の温度帯域を異ならしめても、結露や氷結そ
のものが生じにくくなって好ましい。
【0011】本発明によれば、このように中央吹出しの
左右の吹出し風量をバランスすることができ、棚板と床
板の着脱・上げ下げによって、休日と平日の集客数の変
化に応じてマーチャンダイジングの改善を簡単に行うこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1は本発明の両面平型ショーケ
ースの断面側面図である。
【0013】図1に示すように、両面平型ショーケース
1は、上部開放の箱形形状を呈し、その略中央部を左右
仕切壁2により分断して、一対の商品陳列部3a,3b
を形成している。そして、前記左右仕切壁2の上部に吹
出口4a,4bがあり、この吹出口4a,4bから冷気
のエアカーテンが、両サイドの吸込口5a,5bに向か
って形成され、前記商品陳列部3a,3bを覆ってエア
ブランケット状態に商品を保冷する。
【0014】前記吸込口5a,5bに吸い込まれた空気
は、それぞれ吸込みダクト6a,6bを通り、底面の床
下ダクト7a,7bのファン8a,8bの誘引により冷
却器9a,9bと熱交換され、冷気となって吹出しダク
ト10a,10bを通って、前記吹出口4a,4bから
庫内に向かって吹き出され、循環される。
【0015】そして、本発明の両面平型ショーケース1
は、前記左右仕切壁2の吹出口4a,4bより下方の背
面板11,11に、棚板12や床板13を支持するため
の棚スロット14,14 を、棚板12及び/または
床板13を上げ下げ可能に、且つ棚板12を着脱自在に
設けている。
【0016】また、吹出口内部のダクト内を、左右に区
画する仕切板15を設け、それぞれ吹出しダクト10
a,10b、吹出口4a,4bとしている。この仕切板
15は、断熱されたパネル体で形成され、下端を冷気の
上流側方向に傾斜させてある。この傾斜により、万一、
結露や結氷が吹出しダクト10a,10b内に発生して
も、除霜時に確実に下方に流れる。
【0017】このように、吹出口内部のダクト内に、そ
こを左右に区画する断熱仕様の仕切板15を設けると、
左右の吹出し風量をバランスすることができ、棚板の有
無と関係なく、それぞれ独立のショーケースとして機能
する。そのため、棚板と床板の着脱や上げ下げによっ
て、休日と平日の集客数の変化に対応したマーチャンダ
イジングの改善を簡単に行うことができ、商品ロス等の
不利益を防止することができる。
【0018】なお、従来の特開平8−247614号公
報には、片面平型ショーケースの庫内に棚板を設けるこ
とにより、エアカーテンを効率よく形成する旨の記載が
あるが、本願とは、目的・作用効果の点で相違してい
る。また、従来の特公平5−78750公報には、両面
平型ショーケースの中央吹出口内部に仕切板を設けて区
画することにより、独立した冷却性能の制御を行う旨の
記載があるが、これはマーチャンダイジングの改善に寄
与するものではない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の両面平型
ショーケースによれば、次のような効果を奏する。 (1)棚板と床板(デッキ)の上げ下げ、及び棚板の着
脱が簡単にできる。 (2)棚板を上方にセットすれば、多量の商品が陳列可
能(棚面+デッキ面全面)であるし、反対側の陳列商品
まで見え、買い物客の回遊性が高まる(図1の左側の状
態)。 (3)棚板を下方にセットし、床板を上げれば、少量の
商品でボリュウム感のある陳列ができる(棚面+デッキ
面のサイド方向半分)(図1の右側の状態)。 (4)吹出口内部の吹出しダクトを区画するために設け
た仕切板に、断熱パネルを使用することにより、例え
ば、片側を0℃仕様の鮮魚、他方を−15℃の凍魚を保
冷するために使用しても、吹出しダクト内部に結露や結
氷が生じない。 (5)万一の場合に生じた結露や結氷も、仕切板の下端
が冷気の上流側方向に傾斜しているので、除霜時に水滴
等が確実に流れ落ちる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面平型ショーケースの断面側面図で
ある。
【図2】従来の両面平型ショーケースの一例を示す断面
側面図である。
【符号の説明】
1 両面平型ショーケース 2 左右仕切壁 3a,3b 商品陳列部 4a,4b 吹出口 5a,5b 吸込口 6a,6b 吸込みダクト 7a,7b 床下ダクト 8a,8b ファン 9a,9b 冷却器 10a,10b 吹出しダクト 11 背面板 12 棚板 13 床板 14 棚スロット 15 仕切板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開放の箱形形状を呈し、その略中央
    部を左右仕切壁により分断して一対の商品陳列部を形成
    し、前記仕切壁の吹出口から両サイドの吸込口に向っ
    て、前記商品陳列部を覆う冷気のエアカーテンを形成す
    る両面平型ショーケースにおいて、前記左右仕切壁の吹
    出口より下方の背面板に、棚板や床板を支持する棚スロ
    ットを設けるとともに、前記吹出口内部のダクト内に、
    その内部を左右に区画する仕切板を設けたことを特徴と
    する両面平型ショーケース。
  2. 【請求項2】 前記仕切板は、下端が冷気の上流側方向
    に傾斜していることを特徴とする請求項1記載の両面平
    型ショーケース。
  3. 【請求項3】 前記仕切板は、断熱されたパネル体で形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の両
    面平型ショーケース。
JP11446997A 1997-04-16 1997-04-16 両面平型ショーケース Pending JPH10288445A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011239842A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Hosaka Seisakusho:Kk オープン型のショーケース
CN110203605A (zh) * 2019-05-24 2019-09-06 南京双路智能科技有限公司 一种基于二项磁控开关的分层单元存储器

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