JPH1010858A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH1010858A
JPH1010858A JP16500796A JP16500796A JPH1010858A JP H1010858 A JPH1010858 A JP H1010858A JP 16500796 A JP16500796 A JP 16500796A JP 16500796 A JP16500796 A JP 16500796A JP H1010858 A JPH1010858 A JP H1010858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像が十分な濃度を確保しながら、現像剤に
十分に電荷を付与できるため微小ドットの再現性が優
れ、かつ現像剤担持体上の現像剤の入れ換えを十分に行
なうことにより現像履歴を発生せずに高画質な画像が形
成でき、さらに長期にわたり現像剤担持体への固着を発
生せず良好な画像を形成をする。 【解決手段】 現像剤担持体の表面は、球状の凹部が多
数存在しており、球状凹部の径Lと現像剤粒径dとの関
係はd/4≦r≦8dを満たすことを特徴とする現像装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンター、複写
機、FAX等に用いられる電子写真法を利用した静電気
的記録装置で、一成分非磁性現像剤により画像形成をす
る現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置等で用いられる一成分非磁
性現像装置は、一般には現像剤担持体と、現像剤担持体
上に現像剤層を形成する現像剤規制部材と、現像剤担持
体と接触し回転する現像剤供給部材により構成される。
電子写真装置では、現像装置を用いて現像剤担持体と潜
像担持体を近接、あるいは接触し、潜像担持体上に形成
された潜像に現像剤を付着させ、画像を形成する。
【0003】現像装置を構成する現像剤担持体として
は、金属ローラや金属シャフトの外周に樹脂やゴムなど
を構成した弾性ローラ、あるいは金属ローラの表面に導
電性粉末を分散した樹脂を塗布したローラなどが多く用
いられる。近年求められる高画質化やカラー化を達成す
るため、現像剤担持体の表面粗さに関していくつかの考
案がなされている。
【0004】その中で例えば、現像剤担持体の表面形状
と表面粗さとして中心線平均粗さRaを規定するものと
して、特開平6−51618号公報が開示されている。
【0005】また、現像剤担持体の中心線平均粗さRa
と、凹凸の平均山間隔Smと、RaとSmの関係を規定
するものとして、特開平8−15979号公報が開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−51618号公報に開示されるようにRaのみを規
定したものでは不十分で、Raの他に凹凸の周期の長さ
による現像剤の搬送性や帯電付与に対する影響を無視で
きない。Raが所望範囲に入っていても現像剤の搬送量
が不足したり、微小な搬送むらを生じたりする場合があ
るためである。特に重合法等で作製した実質的に球形の
現像剤を用いる場合、現像剤担持体上に稠密に充填塗布
されるため、現像剤担持体表面の形状が画像に反映され
やすく、Raを規定するのみでは高画質な画像形成が達
成できないという問題を有する。
【0007】特開平8−15979号公報に開示される
ように、現像剤担持体表面のRaの他に、SmやRaと
Smの関係を規定したものもあるが、これはトナーとキ
ャリア粒子からなる二成分現像であって、一成分非磁性
現像剤を用いる場合、キャリア粒子を含まずに現像剤の
帯電は現像剤担持体や現像剤規制部材との接触により行
うために、現像剤の帯電が不十分となりやすく、その結
果カブリを生じたり、微小なドットの再現を行うことが
できず、良好な画像を形成できくなるという問題を有す
る。また、供給部材による現像剤担持体に対する現像剤
の供給と剥離を十分に行うことができず、依然として現
像履歴を発生するという問題を有する。
【0008】本発明は、以上の内容を鑑みて考案された
ものであり、その目的とするところは、一成分非磁性現
像装置のおいて、十分な現像剤の搬送を確保しつつ、か
つ微小な搬送むらを生ずることなく均一な画像を形成
し、かつ微小ドットを再現性よく形成して高精細な画像
を達成することである。
【0009】さらに他の目的は、現像剤担持体上の現像
剤の供給と剥離を効率良く行い、現像履歴のない良好な
画像を形成することである。
【0010】さらに他の目的は、長期にわたり画像形成
を行っても現像剤担持体への現像剤の固着を発生せず、
良好な画像を形成することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の現像装置は、現
像剤担持体と前記現像剤担持体と接触し現像剤を塗布す
る規制部材と現像剤担持体と接触して構成される現像剤
供給部材とを有する一成分非磁性現像装置において、前
記現像剤担持体の表面は多数の球状凹部を有し、かつ前
記凹部の平均径Lと現像剤の平均粒径dの関係が、d/
4≦L≦8dであることを特徴とする。
【0012】また、現像剤担持体の表面粗さ測定をして
得られる粗さ曲線で、粗さ曲線の中心線と平行に正負両
方向に一定の基準線Hの直線を設けたとき、粗さ曲線が
負の基準線を超えた後、正の基準線を超えたときに1カ
ウントとされるピーク数Pcが、現像剤の体積平均粒径
dを用いて、基準線Hを0.1dとしたとき、以下の条
件 10個/cm ≦ Pc ≦ 100個/cm であることを特徴とする。
【0013】また、現像剤担持体表面の中心線平均粗さ
Raが以下の条件 0.1μm ≦ Ra ≦ 2.0μm であることを特徴とする。
【0014】また、現像剤担持体表面の凹凸の平均山間
隔Smが以下の条件 3μm ≦ Sm ≦ 70μm であることを特徴とする。
【0015】また、現像剤のワーデルの実用球形化度が
0.9〜1であることを特徴とする。
【0016】また、前記現像剤の凝集度が30%以下で
あることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の現像装置を用いて画像形
成を行なった実施例を、図に従って説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例における現像装
置の概略図で、潜像担持体1は導電性の支持部2の上に
有機または無機の光導電性材料からなる感光層3を形成
したものである。この感光層3に対して帯電ローラー等
の帯電器4を用いて帯電を行った後に、レーザーやLE
D等の光源5から出た光を結像光学系6を通して感光層
3に画像に応じて選択的に光照射して電位コントラスト
を得て所望の静電潜像パターンを形成する。一方、現像
装置7は現像剤8を搬送して現像するもので、現像剤8
を搬送する現像剤担持体9に対して、非磁性または磁性
の金属や樹脂で形成されるブレード状の規制部材10に
より押圧して、規制部材10を弾性変形させ現像剤担持
体9の当接部で現像剤8を所定の極性に帯電させると共
に現像剤層を1〜2層程度に薄層化し、現像剤担持体9
上に現像剤8を直接保持し、現像剤担持体9を回転させ
て薄層化した状態で現像剤8を潜像担持体1へ搬送する
ものである。供給部材11は、現像剤担持体9上の現像
剤層を剥離または均一化し、現像剤担持体9へ現像剤8
を供給するものであって、現像剤担持体9に対して所定
の接触圧を持つように対向配置され、現像剤担持体9と
回転方向が同一(供給部材11と現像剤担持体9の接触
部では反対方向に移動)になるように回転駆動される。
このような配置及び駆動を供給部材11に対して行うこ
とにより、現像後に現像剤担持体9上に残留する現像剤
8の不均一層を供給部材11が除電しながら機械的に剥
離し、現像剤貯蔵容器から送られてくる新たな現像剤と
共に再度均一に摩擦帯電させてから現像剤担持体9に供
給することができる。現像剤担持体9は潜像担持体1に
所定の圧力で圧接されており、この圧接部もしくは圧接
部近傍において、潜像担持体1の電位コントラスト及び
潜像担持体1と現像剤担持体9との間(または潜像担持
体1と規制部材10との間)に印加される現像バイアス
印加手段12により現像電界が形成され、現像電界に応
じて帯電した現像剤8により潜像が顕像化される。この
ようにして、潜像担持体1の静電潜像パターンを帯電し
た現像剤8により顕像化する。さらに、転写ローラー等
の転写器13を用いて記録紙14上に現像剤8による像
を転写し、熱や圧力を用いて現像剤8を記録紙14に定
着し所望の画像を記録紙14上に形成することができ
る。
【0019】現像剤担持体9は、金属や樹脂で形成さ
れ、表面は粗面化しており、表面を樹脂で数μmの厚み
でコート、あるいはコートなしで作製したものである。
現像剤担持体は、円筒状のパイプの両端に金属や樹脂製
のフランジを設けたもの、棒状のローラでその両端を切
削してシャフトとしたもの、あるいは弾性を有する円筒
状のスリーブで中空に発泡性の樹脂を構成したものなど
を用いることができる。円筒状のパイプ、棒状のロー
ラ、弾性を有する円筒状スリーブに用いる金属として
は、アルミニウム、ステンレス、ニッケル、りん青銅等
を用いることができる。現像剤担持体9の構成として他
に、金属シャフトの金属や樹脂で形成されるシャフトの
外周に数mm程度の膜厚を有するゴム、エラストマー等
のソリッド部材を形成したものなどを用いることができ
る。ソリッド部材は、ウレタンゴム、天然ゴム、シリコ
ン、ブタジエン、クロロプレン、ネオプレン、EPD
M、NBR等のゴム材料、スチロール、塩化ビニル、ポ
リウレタン、ポリエチレン、メタクリル等のエラストマ
ー等を用いることが可能である。また、ソリッド部材の
表面に可撓性層を形成することにより、摩擦負荷を低減
し、現像剤の帯電性や搬送性を安定化することもでき
る。さらに、ソリッド部材にゴムやエラストマーを用い
る場合は、表面を熱処理や化学処理を用いて硬化処理す
ることにより摩擦負荷を低減して、ソリッド部材表面の
耐久性を高めることもできる。現像剤担持体9は、現像
電極効果による高解像な印字を実現するために、少なく
とも表面は導電性であることが望ましい。
【0020】現像剤担持体9の表面に多数の球状凹部を
形成する方法としては、ブラスト処理、エッチング処理
などを用いることができる。ブラスト処理では、ガラ
ス、鉄、セラミックなどの球形粒子を用いて行うことが
できる。また、粒径の比較的大きな異型の粒子を用いた
後、比較的小さな球形粒子によりブラスト処理を行うこ
ともできる。エッチング処理としては、適当な温度に保
持された亜硝酸ソーダと水酸化ナトリウムを1:1に溶
解させた水溶液に所定時間入れ、その後洗浄、乾燥する
方法などを用いることができる。また、これらのブラス
ト処理やエッチング処理などを組み合わせ、表面に多数
の球状凹部を形成こともできる。
【0021】ここで図2は、本発明の現像剤担持体の表
面を拡大顕微鏡により撮影したときの、拡大写真の模式
図である。現像剤担持体の表面は、多数の球状凹部を有
する。現像剤担持体の表面に多数の球状凹部を有するこ
とにより、表面の凹凸が不定形である場合と比較する
と、現像剤担持体表面上での現像剤の回転や滑りが起こ
りやすくなり、現像剤の帯電を十分に行うことができ
る。
【0022】また、現像剤が消費された部分と他の部分
の画像の濃度変化する現像履歴に対しては、現像剤担持
体表面に多数の球状凹部を有する場合は、表面の凹凸が
不定形である場合と比較すると、現像剤担持体からの現
像剤の剥離が容易であって、特に現像剤担持体に接触し
て配置された供給部材を有する場合は極めて良好とな
る。
【0023】現像剤担持体表面上の球状凹部の径Lの測
定は、例えば(株)アビオニクス社製の画像装置にて行
なうことができる。この場合、L1やL2のように完全な
円のものはその径を測定し、L3やL4のように完全な円
ではないものは、円周の3点を入力し、仮想的に完全な
円としたときの径を算出した。測定する現像剤担持体上
の数カ所を選び、それぞれの箇所で一定面積内の凹部の
径LをL1、L2、L3、...、Lnとして測定し、これ
らの値を平均して現像剤担持体の表面の球状凹部の径L
とした。
【0024】現像剤担持体の球状凹部の径Lが8dを超
える場合は、搬送量が減少し所望の搬送量を得られ難
く、さらに凹凸周期に対応した微小な濃度むらを発生す
る。特に実質的に形状が球形である現像剤を用いる場合
は、現像剤が稠密に充填され、微小むらを発生しやす
い。
【0025】一方、球状凹部の径Lがd/4より小さい
場合、搬送量は増加するものの、現像剤の帯電量が低く
なる。これは、現像剤の搬送量が増加することにより、
現像剤担持体や規制部材との接触機会が減少するからで
ある。さらに、球状凹部には現像剤が入り込むと、球状
凹部が微小であるために現像剤を剥離にくく、現像履歴
を発生しやすい。さらに、球状凹部に滞留した現像剤が
固着を発生し、現像剤の現像剤担持体との接触を阻害し
て現像剤の帯電量を初期特性よりもさらに低下させ、そ
の結果カブリを生じたり、また微小ドットの再現性が悪
くなる。
【0026】従って、現像剤担持体の表面に多数の球状
凹部を有し、球状凹部の径Lがd/4≦L≦8d、さら
に望ましくはd/2≦L≦4dのとき、現像剤の帯電が
良好であり、さらに微小な濃度むらがなく、現像履歴の
ない画像を形成できる。
【0027】次に、現像剤担持体の表面のPcについて
説明する。
【0028】現像剤担持体の表面のPcの測定は、
(株)東京精密製のサーフコムにより行った。図3は、
現像剤担持体のPcの測定について示した図である。横
軸は測定距離xであり、縦軸は深さを示す。図3には、
表面の粗さの形状を示す粗さ曲線と、上下に等しい面積
に分割する中心線と、基準線±Hに対応する±0.1d
の線とがある。測定長さtにおいて、負の基準線−Hを
超えた後、正の基準線+Hを超えたときカウントされる
ピーク数Pcを測定する。
【0029】一般に、基準線Hを中心線から離すほど小
さな凹凸をカウントしなくなるため、計測されるPcは
小さくなる。Pcは全ての凹凸を計測することはなく、
基準線±Hを横切るもの以外を測定しないため、表面を
拡大して観察したときの凹凸周期から計測されるPcに
相当する値よりも、小さな値として出力される。
【0030】発明者らが現像剤担持体の評価を行った結
果、体積平均粒径がdの現像剤を用いるとき、0.1d
を基準線HとしたときのPcにより、適正な現像剤の搬
送量を得ている時の現像剤の帯電性が変化することを見
いだした。
【0031】Pcを小さくしていくと、表面の凹凸が現
像剤の体積平均粒径dに対して滑らか(凹凸が小さい)
であるため、現像剤担持体上で現像剤の回転や滑りが良
好で、かつ規制部材との接触機会も増加するために、現
像剤の帯電量は高くなる。また、Pcを大きくしていく
と、表面の凹凸の一つ一つが独立して深く、凹凸周期も
短いため現像剤の搬送性は良いが、現像剤の回転や滑り
が起こりにくいために帯電量は低下する。
【0032】基準線Hを0.05d〜dまで変化させて
評価を行なったところ、基準線Hを大きくしていくとP
cは指数的に減少し、基準線Hを0.5d以上にした場
合は、極めて大きな凸部のみを測定することになり、現
像剤の帯電性との相関性を見いだすことはできなかっ
た。しかし、基準線Hを0.1dにした場合、最も帯電
量との相関性をみいだすことができた。
【0033】Pcが10個/cmより小さい場合は、現
像剤の帯電量が極めて高くなる。このため、現像効率が
低下し、現像剤担持体上に固定層を形成しやすくなるな
どの問題が発生する。
【0034】一方、Pcが100個/cmより大きい場
合は、凹部に入り込んだ現像剤の帯電量が低くなり、カ
ブリを生じやすくなる。また、現像剤の帯電が不均一に
なるため、微小ドットの再現性が悪く、高精細な画像を
達成できない。
【0035】従って、現像剤担持体の表面のPcが、1
0個/cm≦Pc≦100個/cm、さらに望ましくは
30個/cm≦Pc≦90個/cmとすることにより、
現像剤の帯電が良好で、かつ現像履歴などの問題のない
良好な画像を形成することができる。
【0036】表面の球状凹部の径LとPcの関係から、
球状凹部を横軸、Pcを縦軸として現像特性おける良好
域を示した図が、図4である。球状凹部の径Lをある大
きさにしたときのPcは、球状凹部の深さにより変化す
るため、球状凹部の径Lが同様の値であってもPcはあ
る幅をもつ。良好域は斜線部で示され、これ以外の領域
ではそれぞれ問題点を有する。本発明の現像装置に用い
る現像剤担持体の表面としては、図4の良好域に属する
表面特性となるよう管理することが重要である。
【0037】中心線平均粗さRaと平均山間隔Smの測
定は、Pcの測定と同様の表面粗さ装置により行うこと
ができる。粗さ測定は、JIS−B0601に準拠して
測定を行った。
【0038】一般に、Raが2μmより大きい場合、規
制部材との接触機会が減少するため、現像剤の帯電量が
低下し、画像上でカブリを生じたり、微小ドットの再現
性が悪くなる。特に、形状が実質的に球形な現像剤を用
いると、Raが大きいときは現像剤の微小な搬送むらが
生じやすい。これは、現像剤が稠密に充填されるためで
ある。
【0039】Raが0.1μmより小さい場合は、現像
剤の搬送量が著しく少なくなり、現像剤の帯電量が非常
に高くなる。これは、現像剤の搬送量が少なくなり、規
制部材との接触機会が増加するためである。
【0040】従って、Raが0.1μm≦Ra≦2μ
m、さらに望ましくは0.2μm≦Ra≦0.7μmと
することにより、十分な搬送量が得られ、かつ微小な濃
度むらがなく、かつ現像剤の帯電性が良く微小ドットを
再現性良く形成でき、良好な画像を形成できる。
【0041】平均山間隔Smは表面粗さを測定したとき
の断面曲線において、その平均線と一定方向(例えば山
から谷)に向かう曲線とが横切るときの、ある横断点か
ら次の横断点までの間隔の平均値である。Smが3μm
より小さい場合は、搬送量が増加し、現像剤担持体や規
制部材との接触機会が減少し、現像剤の帯電量は小さく
なる。また、現像剤担持体表面の凹凸周期が非常に小さ
く、特に微小粒径の現像剤が入り込みやすく、現像剤担
持体への現像剤の固着を発生しやすい。また、Smが7
0μmより大きい場合は、現像剤担持体上の現像剤の搬
送量が減少し、画像濃度が低下してしまう。また、微小
な搬送むらを生ずる。現像剤が実質的に球形の場合は、
異形の現像剤の場合と比較して現像剤が稠密に充填され
るため、特に微小な濃度ムラを発生しやすい。
【0042】従って、Smが3μm≦Sm≦70μm、
さらに望ましくは4μm≦Sm≦18μmとすることに
より、搬送量を十分に得られ、かつ微小な濃度むらがな
く、かつ現像剤担持体への現像剤の固着を発生せず、良
好な画像を長期にわたり形成できる。
【0043】図1の規制部材10は、ステンレスやリン
青銅等の金属を用いた肉厚が数百μm程度の薄板バネ
や、ゴムやエラストマー等の薄肉樹脂を用いることがで
きる。規制部材10は、肉厚が薄く変形し易いため、比
較的肉厚の厚い固定板により挟持固定され、反固定側端
部を自由端として、この自由端先端部近傍で現像剤担持
体9を押圧するものである。規制部材10の当接部につ
いては、先端部近傍を現像剤担持体9へ押圧することに
より、数g/mm程度の低い圧力で現像剤薄層を形成す
ることが可能で、過大な圧力による現像剤の固着の発生
を抑制する。また、規制部材10の先端当接部近傍に現
像剤流れを矯正するように、折り曲げ部を設けたり、流
れを矯正する部材を付加すると、規制部材10により現
像剤担持体9から剥離された現像剤を安定に供給部材1
1に還流することができる。規制部材10に用いる材料
としては、鉄鋼、ステンレス、黄銅、アルミ等の金属、
或いは、シリコン、ウレタン等の樹脂、或いはこれらの
樹脂にカーボンブラック等の導電性微粉末を分散した導
電性樹脂である。さらに、規制部材10の表面には、例
えば金属錯塩系染料や第四級アンモニウム塩の様な帯電
制御剤を塗布して、現像剤担持体9上に形成される現像
剤8層の帯電不足や帯電過剰等の摩擦帯電不良を低減す
ることができる。本実施例においては、ステンレス板の
先端に方形のウレタン樹脂を接着して作製したものを、
規制部材として用いた。
【0044】供給部材11は、金属や樹脂で形成される
シャフトの外周に所定のセル密度(発泡セル径が数十〜
千μm程度)を有する発泡部材を形成したものである。
発泡部材は、カーボンブラックなどの導電性顔料や金属
錯塩などのイオン導電剤を前記発泡部材に内添したり、
前記導電材料を分散した結着剤に発泡部材を含浸して形
成した10E8Ωcm以下の比抵抗を有する導電性フォ
ーム、あるいは絶縁性のフォームである。さらに、発泡
部材は、本実施例ではポリウレタンフォームを使用して
いるが、同様にポリスチレン、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、ABS、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、アセチル
セルロース、ポリアミド、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ユリア樹脂、アクリル樹脂、EPDM、シリコン、
ポリイミド、クロロプレン、ネオプレン、ブチルゴム、
SBRなどのフォームを使用することもできる。特に発
泡部材には、ポリエチレン、ポリウレタン、シリコン、
ネオプレン等の単泡または連泡の軟質フォームを用いる
のが好適であり、現像剤の目詰まり等を防止して耐久性
を向上させるためには単泡のフォームを用いるのが望ま
しい。
【0045】発泡部材の表層部におけるセル密度は1〜
30個/mmであるもの、特に好ましくは、10〜25
個/mmであるものを用いるのが好ましい。これは、発
泡部材の表層部に現像剤8を保持しながら現像剤担持体
9表面へ現像剤8を供給するのに好適であるからで、現
像剤8の粒径や流動性の変化に影響されずに現像剤担持
体9表面へ現像剤を効率良く供給することができる。こ
れ以外のセル密度である場合、表層部に現像剤8を十分
に保持することが事実上困難であり、供給部材の回動に
よって、現像剤が発泡部材の表層部からすり抜けたり脱
落し、現像剤担持体に対する現像剤の供給不良を生じ、
搬送むらや搬送量不足が生じる。
【0046】また、供給部材11としては、金属シャフ
トの多数の針状部材を有するブラシ状の部材を用いるこ
とができる。針状部材として用いる材料は、樹脂や金属
を針状にしたものや、動物の体毛などを用いることがで
きる。針状部材の径は任意のものを用いることができ、
構成する樹脂としては、ポリスチレン、スチレン−アク
リロニトリル共重合体、ABS、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ア
セチルセルロース、ポリアミド、フェノール樹脂、エポ
キシ樹脂、ユリア樹脂、アクリル樹脂、EPDM、シリ
コン、ポリイミド、クロロプレン、ネオプレン、ブチル
ゴム、SBRなどのフォームを使用することができ、金
属としてはステンレス、ニッケル、りん青銅などを用い
ることができる。
【0047】現像剤担持体9、規制部材10、供給部材
11のうち少なくとも2つに現像バイアス電圧を印加す
ることにより、これらの部材と現像剤8との摩擦帯電に
より発生する逆極性の電荷を電源等に逃がすことがで
き、不要な電荷の蓄積による濃度変動を防止し、安定な
現像状態を維持することができる。但し、現像剤8の付
着による固定層の発生を防止するためには、現像バイア
ス電圧を絶縁性の部材以外に印加するのが好ましい。
【0048】潜像担持体1の感光層3は、有機または無
機の感光性材料が使用可能である。図中の矢印は、各部
材の回転方向を示し、潜像担持体と現像剤担持体との周
速比は、1:1から1:5の範囲が好ましいが、本発明
はこれらの図及び数値に限定されるものではない。ま
た、本発明の現像装置は、圧接現像に用いるのが好まし
いが、接触現像や非接触現像で現像剤の薄層形成を必要
とする現像装置に用いても良い。
【0049】現像剤8は、ポリエステル樹脂、スチレン
アクリル樹脂、エポキシ樹脂等の結着樹脂と、イエロ
ー、シアン、マゼンタ、ブラックに対応する着色剤と、
必要に応じて離型剤、荷電制御剤を均一に分散して内添
し、さらに表面に流動性付与剤等を付着させ、構成され
る。現像剤8は、レジン系、ワックス系のいずれの現像
剤も使用可能である。
【0050】現像剤8の結着樹脂として用いるものとし
ては、ポリスチレン及び共重合体、例えば、水素添加ス
チレン樹脂、スチレン・イソブチレン共重合体、ABS
樹脂、ASA樹脂、AS樹脂、AAS樹脂、ACS樹
脂、AES樹脂、スチレン・クロロスチレン共重合体、
スチレン・プロピレン共重合体、スチレン・ブタジエン
架橋ポリマー、スチレン・ブタジエン・塩素化パラフィ
ン共重合体、スチレン・アリル・アルコール共重合体、
スチレン・ブタジエンゴムエマルジョン、スチレン・マ
レイン酸エステル共重合体、スチレン・イソブチレン共
重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、アクリレ
ート系樹脂あるいはメタアクリレート系樹脂及びその共
重合体、スチレン・アクリル系樹脂及びその共重合体、
例えば、スチレン・アクリル共重合体、スチレン・ジエ
チルアミノ・エチルメタアクリレート共重合体、スチレ
ン・ブタジエン・アクリル酸エステル共重合体、スチレ
ン・メチルメタアクリレート共重合体、スチレン・nー
ブチルメタアクリレート共重合体、スチレン・ジエチル
アミノ・エチルメタアクリレート共重合体、スチレン・
メチルメタアクリレート・n−ブチルアクリレート共重
合体、スチレン・メチルメタアクリレート・ブチルアク
リレート・N−(エトキシメチル)アクリルアミド共重
合体、スチレン・グリシジルメタアクリレート共重合
体、スチレン・ブタジエン・ジメチル・アミノエチルメ
タアクリレート共重合体、スチレン・アクリル酸エステ
ル・マレイン酸エステル共重合体、スチレン・メタアク
リル酸メチル・アクリル酸2ーエチルヘキシル共重合
体、スチレン・n−ブチルアリレート・エチルグリコー
ルメタアクリレート共重合体、スチレン・n−ブチルメ
タアクリレート・アクリル酸共重合体、スチレン・n−
ブチルメタアクリレート・無水マレイン酸共重合体、ス
チレン・ブチルアクリレート・イソブチルマレイン酸ハ
ーフエステル・ジビニルベンゼン共重合体、ポリエステ
ル及びその共重合体、ポリエチレン及びその共重合体、
エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリプロピレン及びそ
の共重合体、フッソ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニー
ルアルコール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂などを一種類あるいは、二種類以上ブレンド
したものを使用する事ができる。
【0051】また、樹脂以外の物質としてワックス等も
使用することができる。例えば、キャンデリラワック
ス、カルナバワックス、ライスワックス等の植物系天然
ワックス、みつろう、ラノリン等の動物系天然ワック
ス、モンタンワックス、オゾケライト等の鉱物系天然ワ
ックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワ
ックス、ペトロラタム等の天然石油系ワックス、ポリエ
チレンワックス、フィッシャー・トロプシュワックス等
の合成炭化水素ワックス、モンタンワックス誘導体、パ
ラフィンワックス誘導体等の変性ワックス、硬化ひまし
油、硬化ひまし油誘導体等の水素化ワックス、合成ワッ
クス等のワックス類、ステアリン酸、パルミチン酸等の
高級脂肪酸類、低分子量ポリエチレン、酸化ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、エチレン・ア
クリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重
合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のオレフィン共
重合体を一種あるいは二種以上を用いる。
【0052】荷電制御剤としては、例えば、サリチル
酸、ナフトエ酸、ダイカルボン酸、またはその誘導体の
金属化合物、珪素化合物、尿素化合物、ホウ素化合物、
スルホン酸やカルボン酸を側鎖に有する高分子型化合
物、カリークスアレーン等のネガ荷電制御剤を用いるこ
とができる。またグアニジン化合物、有機四級アンモニ
ウム塩、有機四級アンモニウム塩を側鎖に有する高分子
化合物、イミダゾール化合物などのポジ荷電制御剤を用
いることができる。
【0053】着色剤としては、カーボンブラック、スピ
リットブラック、ニグロシンなどの黒色染料・顔料を使
用する。カラー用としては、フタロシアニン、ローダミ
ンBレーキ、ソーラピュアイエロー8G、キナクリド
ン、ポリタングストリン酸、インダスレンブルー、スロ
ホンアミド誘導体などの染料、または顔料を使用するこ
とができる。さらに、分散剤として、金属石鹸、ポリエ
チレングリコールなど、帯電制御剤として、電子受容性
の有機錯体、塩素化ポリエステル、ニトロフニン酸、第
4級アンモニウム塩、ピリジニル塩などを添加すること
ができる。この他に磁性用トナーとして磁性粉末、例え
ば、Fe34、Fe23、Fe、Cr、Niなどを用い
る。次に現像剤に表面に外添するものとしては、無機物
微粒子で例えば、SiO2、TiO2、(ルチル、アナタ
ーゼ)、ZnO、Al23(α型、β型)、TiON、
TiBaO3、MgO、ZrO2、CaCO3、NiO、
SnO、クレー、タルク、ケイ砂、雲母、SiN、Si
C、Ba2SO4、カーボンブラック等の微粒子を使用す
る事ができる。また、樹脂微粒子としてはポリメチルメ
タアクリレート、ポリエチルメタアクリレート、ポリn
ーブチルメタアクリレート、ポリエステル、(スチレン
ーブタジエン)コポリマー、(PVC、PVA、PVA
c)コポリマー、ポリγーメチルーグルタメート、フッ
素樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、ベンゾクアナミン樹
脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ナイロン66/
6、ナイロン11、ナイロン12、ポリスチレン樹脂、
架橋ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエチレン樹脂、セルロー
ス等を使用することができる。
【0054】現像剤8の製造方法としては、混練粉砕法
により作製した後、球形化処理を行って作製する方法、
多流体ノズルを用いて空気中に霧化して作製する方法、
懸濁重合法、分散重合法、ソープフリー重合法などによ
り作製する方法などを用いることができる。
【0055】作製した現像剤の体積平均粒径の測定は、
(株)コールター社製のコールターカウンターTA−II
型にて行った。測定装置は、体積平均粒径および個数平
均粒径の出力装置とパーソナルコンピュータに接続され
ている。コールターカウンターによる測定は、まず1%
塩化ナトリウム電解液に測定する現像剤数gを分散させ
る。分散を良好にするための界面活性剤を数滴加えたの
ち、超音波装置により現像剤を電解液中に完全分散を行
うことができる。その後、100μmアパーチャーを用
いて一万個〜十万個の現像剤の粒径を測定した後、コン
ピュータによる処理を行い、粒度分布と体積平均粒径を
算出する。
【0056】本発明の現像装置に用いる現像剤8は、ワ
ーデルの実用球形度が0.9〜1の範囲のものを用いる
ことができる。ワーデルの実用球形度は、対象とする粒
子の投影面積に等しい面積を有する円の直径と、粒子の
投影像に外接する最小円の直径との比で表される数値で
ある。測定方法は、例えばスライドガラス上に現像剤を
適量付着させ、現像剤粒子が重ならないよう、個別に分
散させる。このようにして作製したサンプルの任意の現
像剤の映像を、例えば(株)アビオニクス社製の画像処
理装置に入力し、投影面積を測定する。本実施例におい
ては、500倍に拡大した映像により処理を行った。測
定した投影面積から、等しい面積の円の直径を計算す
る。一方、同様の映像から現像剤に外接する最小円の直
径を測定する。このような方法により、任意100個の
現像剤のサンプルを測定し、平均して得られた値から、
ワーデルの実用球形度を求める。
【0057】ワーデルの実用球形度が0.9より小さい
場合、現像剤が異形に近くなるため、現像剤の回転や滑
りが発生しにくいため、帯電性が悪い。また、現像剤担
持体上からの現像剤の剥離をしにくくなるため、現像履
歴を発生しやすい。
【0058】従って、現像剤のワーデルの実用球形度が
0.9〜1である、さらに望ましくは0.93〜1であ
ることにより、現像剤の帯電性が良く、現像履歴を発生
しなくなる。
【0059】凝集度の測定は、(株)ホソカワミクロン
製のパウダーテスター(PT−D型)にて行うことがで
きる。現像剤を測定環境下に12時間放置後、5gを計
量し、振動台に重ねて設置された3種類のふるいの上部
から投入する。ふるいは、上から60メッシュ(目開き
250μm)、100メッシュ(150μm)、200
メッシュ(75μm)の順に重ねて設置されている。現
像剤を投入後、DC1.7〜1.75Vにて15秒間振
動させ、それぞれのふるいに残留した現像剤の重量を秤
量する。
【0060】凝集度として表される数値は、以下の計算
式により算出された結果である。
【0061】
【数1】
【0062】現像剤の凝集度は、流動性の指標として用
いられるものである。近年は、低温定着化の達成のため
低軟化点材料を多量に含有させたり、結着樹脂自体の軟
化点を下げるために、流動性が低下しやすい傾向にあ
る。このため、現像剤の表面に適正な量のシリカや酸化
チタンなどの流動性付与剤を加え、流動性を向上させ
る。流動性に対する現像剤の形状の影響としては、形状
が球形に近づくほど流動性は向上し、ワーデルの実用球
形度が0.9〜1の場合、流動性は極めて良好で凝集度
が30%以下になる。
【0063】現像剤の流動性は現像性や転写効率に対し
て影響がある。現像性においては、凝集度が30%より
大きく、流動性が悪い場合、現像剤の回転や滑りが起こ
りにくいため、帯電性が悪くなり、また現像剤担持体か
らの剥離が行われにくく現像履歴を発生しやすい。
【0064】従って、現像剤の流動性を30%以下、さ
らに望ましくは25%以下にすることにより、現像剤の
帯電性が良くなり、かつ剥離を十分に行なうことができ
るため現像履歴のない画像を形成できる。
【0065】(実施例1)本実施例は、本発明の請求項
1、3、4に対応するものである。
【0066】前述のような構成の現像装置で、現像剤担
持体の表面形状を変化させたサンプルにて構成し、画像
形成試験を行った。
【0067】現像剤担持体は、円筒状のステンレスロー
ラを用いて表面を球形のガラス粒子を用いてブラスト処
理し、球状凹部を形成させて作製した。
【0068】現像剤担持体A、B、Cの3種類を用意
し、それぞれのガラス粒子として#600、#300、
#60を用いて表面処理を行った。
【0069】このように作製した現像剤担持体の表面の
球状凹部の径L、ピーク数Pc、中心線平均粗さRa、
平均山間隔Smを前述のように測定した結果、表1に示
すようになった。表1は、作製した現像剤担持体の特性
をまとめたものである。
【0070】
【表1】
【0071】現像剤担持体Aは、球状凹部の径Lが現像
剤の体積平均粒径7μmの1/4倍よりも小さく、現像
剤担持体Cは現像剤の体積平均粒径の8倍よりも大きく
なっている。
【0072】現像剤として用いたカラー現像剤は、スチ
レン単重合体とブチレンアクリレート単量体とを用い、
懸濁重合法により作製したものである。マゼンタ・シア
ン・イエロー・ブラックのそれぞれの着色剤として、
C.Iピグメントレッド、C.I.ピグメントブルー、
C.I.ピグメントイエロー、カーボンブラックを内添
した。離型剤としてはエステルワックス、荷電制御剤と
してサリチル酸金属化合物を添加した。母粒子表面に
は、流動性付与剤として疎水性シリカを1%添加した。
【0073】本実施例の現像剤の体積平均粒径を測定し
たところ、7μmであった。
【0074】また、本実施例に用いた現像剤のワーデル
の実用球形化度を測定したところ、0.93であった。
【0075】また、凝集度を測定した。このような現像
剤担持体、および現像剤により、前記に説明した現像装
置を構成し、画像形成を行い、評価した。評価は○(非
常に良い)、△(良い)、×(悪い)の3段階にて行っ
た。
【0076】
【表2】
【0077】その結果、表2に示す通り、現像剤担持体
Aを用いた現像装置は、現像剤の十分な搬送量は得られ
たものの、現像剤の入れ換えが効率良く行われず、現像
履歴を発生した。また、連続して画像を形成した場合、
カブリや白ぬけを発生した。白ぬけを発生した現像剤担
持体Aの、発生箇所に対応する部分の表面を拡大顕微鏡
で観察したところ、現像剤担持体への現像剤の固着が発
生していた。その結果、カブリや白ぬけを発生した。
【0078】また、現像剤担持体Cを用いた現像装置
は、十分な搬送量を得ることはできても、微小な搬送む
らを生ずるため、画像上に微小な濃度むらを発生せず、
良好な画像を形成することができなかった。
【0079】現像剤担持体Bを用いた現像装置では、現
像剤担持体上に十分な量の現像剤を搬送することがで
き、微小な搬送むらを生じない均一な画質が得られた。
さらに、現像剤担持体上の現像剤の供給と剥離を十分に
行なうことができ、現像履歴を発生することもなかっ
た。また、長期にわたり画像形成を行っても、現像剤担
持体への現像剤固着を発生せず、良好な画質を形成し続
けることができた。
【0080】さらに、表面を異型粒子(#400、セラ
ミック粒子)のブラスト処理による処理を行い、不規則
な表面形状を形成させて作製した現像剤担持体Xを用い
て、同様の画像形成評価を行った。
【0081】現像剤担持体の表面を拡大顕微鏡により観
察したところ、凹凸は不定形に形成されており、凹凸の
周期も非常に細かなものであった。凹凸は不定形である
ため径Lを測定することはできなかった。また、Pc、
Ra、Smを測定した。
【0082】このような現像剤担持体を用いて構成した
現像装置により、画像形成を行った。現像剤としては、
同様のものを使用した。
【0083】その結果、表2に示すとおり、現像剤担持
体上の現像剤量が多く、現像剤の現像剤担持体表面との
接触機会が少なくなり、現像剤の帯電量が低かった。こ
のため微小ドットの形成を再現性良くできず、高精細な
画像を得られなかった。さらに、現像剤担持体上の現像
剤の供給と剥離が十分に行われないため、現像履歴を発
生した。さらに、長期にわたり画像形成を行うと、現像
剤担持体の現像剤の固着が発生し、カブリと白ぬけを発
生した。
【0084】(実施例2)本実施例は、本発明の請求項
2に対応するものである。
【0085】実施例1と同様の現像剤の母粒子で、外添
剤の量を1.0%に変化させたものを用いた。現像剤の
凝集度を測定したところ20%であり、その他の特性は
同様であった。
【0086】現像剤担持体としてPcを変化させたサン
プル作製した。現像剤担持体の表面処理は、ブラスト粒
子径、吹き付け圧力、処理時間を変化させて行なった。
表3は、作製した現像剤担持体の特性をまとめたもので
ある。
【0087】
【表3】
【0088】現像剤担持体DはPcが10個/cmより
も小さい5個/cmであり、現像剤担持体FはPcが1
00個/cmよりも大きい105個/cmとなってい
る。
【0089】これらの現像剤担持体D〜Fを用いて構成
した現像装置で、画像評価を行なった。表4は、画像形
成評価の結果である。
【0090】
【表4】
【0091】現像剤の帯電量をそれぞれ測定したとこ
ろ、D−E−Fの順に高かった。現像剤担持体Dでは、
現像剤の静電気的な付着力が強く働いており、現像効率
が低かった。
【0092】現像剤担持体Fは、現像効率は高いものの
帯電量が低いためカブリを生じ、微小ドットを再現性よ
く形成できなかった。
【0093】現像剤担持体Eでは、現像剤の帯電量が適
正で、現像効率も90%を超えており、かつ微小ドット
の再現性がよく高精細な画像形成ができた。
【0094】(実施例3)本実施例は、本発明の請求項
2に対応するものである。
【0095】実施例1と同様の現像剤の母粒子で、外添
剤の量を0.5%に変化させた現像剤を用いた。現像剤
の凝集度を測定したところ23%であり、その他の特性
は同様であった。
【0096】現像剤担持体としてRaを変化させたサン
プルを作製した。現像剤担持体の表面処理は、ブラスト
粒子径、吹き付け圧力、処理時間を変化させて作製し
た。作製した現像剤担持体の特性をまとめたものが表5
である。
【0097】
【表5】
【0098】現像剤担持体GはRaが0.1μmよりも
小さい0.03μmであり、現像剤担持体IはRaが2
μmよりも大きい2.2μmとなっている。
【0099】これらの現像剤担持体G〜Iを用いて構成
した現像装置で、画像評価を行なった。表6は、画像形
成評価の結果である。
【0100】
【表6】
【0101】現像剤担持体Gは、搬送量が少なく十分な
濃度が得られなかった。また、帯電量が極めて高く、現
像効率が低かった。
【0102】現像剤担持体Iは、現像剤の搬送量が多く
十分な濃度を得られるものの、カブリを発生し、微小ド
ットの再現性も悪かった。
【0103】現像剤担持体Hは、十分な搬送量が得られ
るとともに、現像剤の帯電性が良好で、微小ドットの再
現性がよく、高精細な画像を形成できた。
【0104】(実施例4)本実施例は、本発明の請求項
4に対応するものである。
【0105】実施例1と同様の現像剤の母粒子で、外添
剤の量を0.6%に変化させた現像剤を用いた。現像剤
の凝集度を測定したところ22%であり、その他の特性
は同様であった。
【0106】現像剤担持体としてSmを変化させたサン
プルを作製した。現像剤担持体の表面処理は、ブラスト
粒子径、吹き付け圧力、処理時間を変化させて作製し
た。作製した現像剤担持体の特性をまとめたものが表7
である。
【0107】
【表7】
【0108】現像剤担持体JはSmが3μmよりも小さ
い2μmであり、現像剤担持体LはSmが70μmより
も大きい79μmとなっている。
【0109】これらの現像剤担持体G〜Iを用いて構成
した現像装置で、画像評価を行なった。表6は、画像形
成評価の結果である。
【0110】
【表8】
【0111】現像剤担持体Jは、現像剤の搬送量が多く
十分な濃度を得られるものの、カブリを発生し、微小ド
ットの再現性も悪かった。また、現像剤の供給と剥離が
十分に行われず、現像履歴を発生した。さらに、長期に
わたり画像を形成したところ、現像剤担持体上に現像剤
が固着し、カブリと白ぬけを発生した。
【0112】現像剤担持体Lは、搬送量が少なく十分な
濃度が得られなかった。また、帯電量が極めて高く、微
小ドットを再現性よく形成できなかった。
【0113】現像剤担持体Kは、搬送量も十分に得ら
れ、帯電量が適正であり、微小ドットの再現性もよく、
現像履歴のない良好な画像を形成できた。
【0114】(実施例5)本実施例は、請求項5、およ
び6に対応するものである。
【0115】現像剤として、ワーデルの実用球形化度の
異なるサンプルを作製し、実施例1と同様の評価を行っ
た。
【0116】現像剤サンプルは、懸濁重合法により作製
した現像剤aと混練粉砕法で作製した後、球形化処理を
変えて作製した現像剤b、およびcを用意した。現像剤
の体積平均粒径は全て6μmで、粒度分布もほぼ同じも
のを作製した。現像剤の表面には、疎水性シリカを外添
しており、凝集度が15%になるように調整している。
【0117】現像剤担持体として、実施例1の現像剤担
持体Bを用い、現像装置を構成した。このような現像装
置で、画像形成を行った。
【0118】
【表9】
【0119】表9は、それぞれの現像剤の現像剤特性と
画像形成評価の結果を示すものである。表9に示すとお
り、現像剤a、bを用いた場合は、十分な搬送量が得ら
れるとともに、現像剤の帯電性が良好で、微小ドットの
再現性良く形成され、高精細な画像を形成することがで
きた。また、現像履歴のない良好な画像を長期にわたり
形成することができた。
【0120】一方、現像剤yを用いた場合は、現像剤の
帯電性が悪いため、微小ドットの再現性が悪かった。ま
た、現像剤の供給と剥離が十分に行われず、現像履歴を
発生した。さらに長期にわたり画像形成を行なうと現像
剤担持体への現像剤の固着が発生し、白ぬけを発生し
た。
【0121】さらに、現像剤の外添剤量を変化させ、凝
集度を変化させた現像剤zを作製し、て画像形成評価を
行った。現像剤zは、実施例1で用いた現像剤の母粒子
で、外添剤のないものである。
【0122】現像剤担持体としては、実施例1で用いた
現像剤担持体Bを用いて現像装置を構成し、画像形成を
行った。
【0123】その結果、表9に示すとおり、十分な搬送
量を得られるものの、現像剤の帯電量が低かった。この
ため、微小なドットの画像形成を再現良く行うことがで
きず、高精細な画像の形成を行うことができなかった。
さらに、現像剤担持体上の現像剤の供給と剥離が十分行
われず、現像履歴を発生した。さらに、長期にわたり画
像を形成すると現像剤担持体上に現像剤が固着し、カブ
リや白ぬけを発生した。
【0124】(実施例6)本実施例は、請求項1に対応
する他の現像剤担持体の製造方法を示したものである。
【0125】現像剤担持体として、アルミパイプの両端
にフランジを設置したローラで、表面をエッチング処理
により粗面化を行ったものを作製し、現像装置を構成し
た。
【0126】現像剤担持体の表面のエッチング処理は、
温度75℃に一定に保持した、亜硝酸ソーダと水酸化ナ
トリウムを1:1に溶融させた水溶液中に、あらかじめ
表面を鏡面化し、油膜等を洗浄したアルミローラを90
sec間浸して行った。その後、硝酸液、純水にて洗浄
を数回行なった後、乾燥した。
【0127】現像剤担持体の表面を拡大し観察したとこ
ろ、表面に多数の球状凹部が形成されていた。この現像
剤担持体を実施例1と同様の方法で測定したところ、球
状凹部の径L=7μm、Pc=80個/cm、Ra=
0.8μm、Sm=10μmであった。
【0128】このような現像剤担持体を用いて現像装置
を構成した。
【0129】実施例1と同様の現像剤で、外添剤の量を
1.2%にしたものを使用した。この現像剤の凝集度を
測定したところ13%であった。
【0130】以上の構成で画像形成を行ったところ、十
分な搬送量が得られるとともに、微小ドットを再現よく
現像でき、高精細な画像を形成できた。さらに現像剤担
持体上の現像剤の供給と剥離を十分に行なうことがで
き、現像履歴のない良好な画像を形成することができ
た。また、長期にわたり画像形成を行っても、現像剤担
持体への現像剤の固着を発生せず、良好な画像を形成で
きた。
【0131】以上説明したように、現像剤担持体の表面
が所望の特性とすることにより、良好な画像形成を長期
にわたり形成することができる。現像剤担持体の表面が
所望の範囲であれば良く、粗面化の方法や現像剤担持体
の材質・構成についてはこれらに限定されるものではな
い。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
は、現像剤担持体と前記現像剤担持体と接触し現像剤を
塗布する規制部材と現像剤担持体と接触して構成される
現像剤供給部材とを有する一成分非磁性現像装置におい
て、前記現像剤担持体の表面は多数の球状凹部がを有
し、かつ前記凹部の平均径Lと現像剤の平均粒径dの関
係が、d/4≦L≦8dであることにより、十分な搬送
量を得るとともに、現像剤への帯電量の付与が良好であ
るため、微小ドットを再現性良く形成でき、高精細な画
像を形成できる。さらに、現像剤担持体上の現像剤の供
給と剥離を十分に行うことができ、現像履歴のない良好
な画像を形成する事ができるという効果を有する。さら
に、現像剤担持体への現像剤の固着が発生しにくく、カ
ブリや白ぬけを発生しない、良好な画像を長期にわたり
形成することができるという効果を有する。
【0133】また、現像剤担持体の表面粗さ測定をして
得られる粗さ曲線で、粗さ曲線の中心線と平行に正負両
方向に一定の基準線Hの直線を設けたとき、粗さ曲線が
負の基準線−Hを超えた後、正の基準線+Hを超えたと
きに1カウントとされるピーク数Pcが、基準線Hを
0.1dとしたとき、以下の条件 10個/cm ≦ Pc ≦ 100個/cm であることにより、十分な搬送量を得ることができると
ともに、現像剤の帯電性が良好で、微小ドットを再現性
よく形成できるため高精細な画像を形成でき、さらに現
像履歴のない良好な画像を長期にわたり形成することが
できる。特に、現像剤の形状が実質的に球形である場合
も、良好な画像を長期にわたり形成できる。
【0134】また、現像剤担持体表面の中心線平均粗さ
Raが以下の条件 0.05μm ≦ Ra ≦ 2.0μm であることにより、良好な画像を形成することができ
る。特に、現像剤の形状が実質的に球形である場合も、
良好な画像を長期にわたり形成できる。
【0135】また、現像剤担持体表面の平均山間隔Sm
が以下の条件 3μm ≦ Sm ≦ 70μm であることにより、現像剤担持体への現像剤の固着を発
生することなく、良好な画像を長期にわたり形成するこ
とができる。特に、形状が実質的に球形である現像剤を
用いた場合も、良好な画像を長期にわたり形成できる。
【0136】また、現像剤のワーデルの実用球形化度が
0.9〜1であることにより、高精細で良好な画像を形
成することができる。
【0137】また、現像剤の凝集度が30%以下である
ことにより、現像履歴のない良好な画像を形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す概略図。
【図2】本発明の現像装置の現像剤担持体の表面を拡大
した模式図。
【図3】現像剤担持体の表面のPcの測定を表わした
図。
【図4】本発明の現像装置の現像剤担持体で、表面の球
状凹部の径Lを横軸、Pcを縦軸にしたときの良好域を
表した図。
【符号の説明】
1 潜像担持体 2 支持部 3 感光層 4 帯電器 5 光源 6 結像光学系 7 現像装置 8 現像剤 9 現像剤担持体 10 規制部材 11 供給部材 12 現像バイアス印加手段 13 転写器 14 記録紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤担持体と、前記現像剤担持体と接
    触し現像剤を塗布する規制部材と、現像剤担持体と接触
    して構成される現像剤供給部材とを有する一成分非磁性
    現像剤を用いる現像装置において、 前記現像剤担持体の表面は多数の球状凹部を有し、かつ
    前記凹部の平均径Lと現像剤の体積平均粒径dとの関係
    が以下の条件 d/4 ≦ L ≦ 8d であることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 現像剤担持体の表面粗さ測定をして得ら
    れる粗さ曲線で、粗さ曲線の中心線と平行に正負両方向
    に一定の基準線Hの直線を設けたとき、粗さ曲線が負の
    基準線−Hを超えた後、正の基準線+Hを超えたときに
    1カウントとされるピーク数Pcが、基準線Hを0.1
    dとしたとき、以下の条件 10個/cm ≦ Pc ≦ 100個/cm であることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤担持体表面の中心線平均粗さRa
    が以下の条件 0.1μm ≦ Ra ≦ 2.0μm であることを特徴とする請求項1、または2記載の現像
    装置。
  4. 【請求項4】 現像剤担持体表面の凹凸の平均山間隔S
    mが以下の条件 3μm ≦ Sm ≦ 70μm であることを特徴とする請求項1、または2記載の現像
    装置。
  5. 【請求項5】 現像剤のワーデルの実用球形化度が0.
    9〜1であることを特徴とする請求項1〜4記載の現像
    装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤の凝集度が30%以下である
    ことを特徴とする請求項1〜5記載の現像装置。
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