JPH09152792A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09152792A
JPH09152792A JP31064195A JP31064195A JPH09152792A JP H09152792 A JPH09152792 A JP H09152792A JP 31064195 A JP31064195 A JP 31064195A JP 31064195 A JP31064195 A JP 31064195A JP H09152792 A JPH09152792 A JP H09152792A
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image forming
transfer
forming body
corona discharger
insulating substrate
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JP31064195A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Isao Endo
勇雄 遠藤
Toru Komatsu
小松  徹
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した転写、除電が行われるコロナ放電器
を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 転写用コロナ放電器は、像形成体の移動
方向に対して直交して絶縁性基板を配置し、像形成体の
回転方向に対し、絶縁性基板の下流側の面に先鋭状電極
を配設したものであることを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写、除電等の目
的に使用される非接触型の先鋭状電極を備えたコロナ放
電式のコロナ放電器を用いた電子写真方式の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ、FAX等の画
像形成装置に用いられるコロナ放電式のコロナ放電器と
しては、ワイヤ放電方式とピン放電方式(ピン電極型、
先鋭状電極型等)に大別される。後者は小型で低オゾン
発生のため近年電子写真複写機、プリンタ等でも使用さ
れるようになってきた。特に、放電電極として一枚の薄
い板状部材に複数の先鋭状電極を設けた先鋭状電極板が
USP.4725732に、また、先鋭状電極を用い、
放電の安定性と均一性を図るものとして、個々に独立し
た先鋭状電極と共通電極板とを、それぞれ別体に設け、
個々の先鋭状電極と共通電極板との間に抵抗体を設けた
構造のコロナ放電器が特開平5−2314号公報によっ
て開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、像形成体上
のトナー像を転写材に転写するための転写用コロナ放電
器と、これに並列して設けられる像形成体よりの転写材
の分離を行うための除電用コロナ放電器とは、従来ワイ
ヤ放電式のコロナ放電器が用いられているが、図7に示
すように、像形成体407に対向して設けられた転写用
コロナ放電器400aによるコロナ放電が行われる転写
部TA1においては、コロナ放電が幅広く行われるため
に、転写材P1の密着前にトナー像Tがコロナ放電の作
用を受けて移動し、転写乱れを生じる。また、像形成体
407に対向して設けられた除電用コロナ放電器400
bも幅広で、コロナ放電が幅広く行われるために、除電
がすぐに行われず、転写材P1が除電部TB1で、像形
成体からの分離時にズレて、トナー像が乱れてしまう。
また、転写用コロナ放電極(コロナ放電ワイヤ)と除電
用コロナ放電極(コロナ放電ワイヤ)とが近接して配置
されると、放電が互いに干渉しあうという問題が生じ
る。
【0004】本発明は、上記の問題点を改良して解決
し、安定した転写、除電が行われるコロナ放電器を備え
た画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転する像
形成体と、前記像形成体に対向して配置され、前記像形
成体上に形成されたトナー像を転写材に転写する転写用
コロナ放電器とを備えた画像形成装置において、前記転
写用コロナ放電器は、前記像形成体の移動方向に対して
直交して絶縁性基板を配置し、前記像形成体の回転方向
に対し、前記絶縁性基板の下流側の面に先鋭状電極を配
設したものであることを特徴とする画像形成装置によっ
て達成される(第一の発明)。
【0006】また、上記目的は、回転する像形成体と、
前記像形成体に対向して配置され、前記像形成体上に形
成されたトナー像が転写された転写材を像形成体より分
離する除電用コロナ放電器とを備えた画像形成装置にお
いて、前記除電用コロナ放電器は、前記像形成体の移動
方向に対して直交して絶縁性基板を配置し、前記像形成
体の回転方向に対し、前記絶縁性基板の下流側の面に先
鋭状電極を配設したものであることを特徴とする画像形
成装置によって達成される(第二の発明)。
【0007】また、上記目的は、回転する像形成体と、
前記像形成体に対向して配置された転写用コロナ放電器
と、前記転写用コロナ放電器の像形成体回転方向下流側
に、前記像形成体に対向して配置された除電用コロナ放
電器とを備えた画像形成装置において、転写用コロナ放
電器は、前記像形成体の移動方向に対して直交して絶縁
性基板を配置し、前記絶縁性基板の前記像形成体の回転
方向下流側の面に先鋭状電極を備えたものであり、前記
除電用コロナ放電器は、前記像形成体の移動方向に対し
て直交して絶縁性基板を配置し、前記絶縁性基板の前記
像形成体の回転方向下流側の面に前記先鋭状電極を備え
たものであることを特徴とする画像形成装置によって達
成される(第三の発明)。
【0008】また、上記目的は、回転する像形成体と、
前記像形成体に対向して配置されたコロナ放電器とを備
えた画像形成装置において、前記コロナ放電器は、前記
像形成体の移動方向に対して直交して配置された絶縁性
基板と、前記絶縁性基板の両面に先鋭状電極を備え、前
記像形成体の回転方向に対し前記絶縁性基板の上流側の
面の先鋭状電極を転写用に、下流側の面の先鋭状電極を
除電用にしたことを特徴とする画像形成装置によって達
成される(第四の発明)。
【0009】上記の転写用コロナ放電器とは、像形成体
に形成されたトナー像を転写材に転写するコロナ放電器
のことであり、除電用コロナ放電器とは、像形成体に形
成されたトナー像が転写された転写材を分離するコロナ
放電器のことである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0011】本発明の転写用、除電用コロナ放電器が用
いられた画像形成装置の実施の一形態を図1のカラー画
像形成装置を用いて説明する。図1は、本発明の転写
用、除電用コロナ放電器を用いたカラー画像形成装置の
実施の一形態の断面構成図である。
【0012】本実施の形態のカラー画像形成装置は、像
形成体として透明の基体の外周面に導電層と感光体層と
が設けられた感光体ドラムが用いられ、感光体ドラムに
対し内部に像露光手段が、また外側に帯電器、現像器、
転写器、除電器、クリーニング装置等の画像形成プロセ
ス手段が配置された構造である。また、本実施の形態に
おいて、転写用コロナ放電器である転写器、除電用コロ
ナ放電器である除電器或いは転写・除電用コロナ放電器
である転写・除電器として、後述する先鋭状電極板が設
けられたコロナ放電器が用いられる。
【0013】像形成体である感光体ドラム7は、例え
ば、透明アクリル樹脂の透明部材によって形成される円
筒状の基体を内側に設け、透明の導電層、a−Si層あ
るいは有機感光層(OPC)等の感光層を該基体の外周
に形成したものであり、接地された状態で図1の矢印で
示す時計方向に回転される。
【0014】本実施の形態では、感光体ドラムの光導電
体層において適切なコントラストを付与できる露光光量
を有していればよい。従って、本実施の形態における感
光体ドラムの透明基体の光透過率は、100%である必
要はなく、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収さ
れるような特性であっても構わない。透光性基体の素材
としては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエス
テルモノマーを用い重合したものが、透明性、強度、精
度、表面性等において優れており好ましく用いられる
が、その他一般光学部材などに使用されるアクリル、フ
ッ素、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレン
テレフタレート、などの各種透光性樹脂が使用可能であ
る。また、透光性導電層としては、インジウム・スズ・
酸化物(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、
ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光
性を維持した金属薄膜が用いられ、成膜法としては、真
空蒸着法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各
種CVD法、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用さ
れる。また、光導電体層としては、アモルファスシリコ
ン(a−Si)合金感光層、アモルファスセレン合金感
光層や、各種有機感光層(OPC)が使用可能である。
【0015】帯電手段であるスコロトロン帯電器211
は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)お
よび黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、
感光体ドラム7の前述した有機感光体層に対し所定の電
位に保持された制御グリッドと放電ワイヤとによるコロ
ナ放電によって帯電作用を行い、感光体ドラム7に対し
一様な電位を与える。
【0016】各色毎の像露光手段としての露光装置21
2は、感光体ドラム7の軸方向に配列されたFL(蛍光
体発光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL
(プラズマ放電),LED(発光ダイオード)等の発光
素子をアレイ状に並べた線状の露光素子や、LISA
(光磁気効果光シャッタアレイ),PLZT(透過性圧
電素子シャッタアレイ),LCS(液晶シャッタ)等の
光シャッタ機能をもつ素子を並べた線状の露光素子等の
露光光を発光する露光素子と、等倍結像素子としてのセ
ルフォックレンズとが、露光素子と、等倍結像素子とし
てのセルフォックレンズとを保持する露光素子保持部材
に取り付けられたユニットとして構成され、感光体ドラ
ム7に内包して設けられた露光装置を保持する固定部材
220に取り付けられており、メモリに記憶された各色
の画像信号がメモリより順次読み出されて各色毎の露光
装置212にそれぞれ電気信号として入力される。この
実施の形態で使用される発光素子の発光波長は600〜
900nmの範囲のものである。
【0017】各色毎の現像手段である現像器213は、
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および
黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像剤をそれぞれ
収容し、それぞれ感光体ドラム7の周面に対し所定の間
隙を保って同方向に回転する現像スリーブ213aを備
えている。
【0018】前記の各色毎の現像器213は、前述した
スコロトロン帯電器211による帯電と露光装置212
とによる像露光によって形成される感光体ドラム7上の
静電潜像を現像バイアス電圧の印加による非接触現像法
により非接触の状態で反転現像する。
【0019】原稿画像は本装置とは別体の画像読取装置
の撮像素子により読み取られた画像あるいは、コンピュ
ータで編集された画像を、Y,M,CおよびKの各色別
の画像信号として一旦メモリに記憶し格納する。
【0020】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータが回動され感光体ドラム7を図1の時計方向
へ回転し、同時に感光体ドラム7の左方に配置されたY
のスコロトロン帯電器211の帯電作用により感光体ド
ラム7に電位の付与が開始される。
【0021】感光体ドラム7は電位を付与されたあと、
Yの露光装置212において第1の色信号すなわちYの
画像信号に対応する電気信号による露光が開始されドラ
ムの回転走査によってその表面の感光層に原稿画像のY
の画像に対応する静電潜像を形成する。
【0022】前記の潜像はYの現像器213により現像
スリーブ213a上の現像剤が非接触の状態で反転現像
され感光体ドラム7の回転に応じイエロー(Y)のトナ
ー像が形成される。
【0023】次いで感光体ドラム7は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム7の左方
でYの上部に配置したマゼンタ(M)のスコロトロン帯
電器211の帯電作用により電位を付与され、Mの露光
装置212の第2の色信号すなわちMの画像信号に対応
する電気信号による露光が行われ、Mの現像器213に
よる非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)の
トナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合
わせて形成される。
【0024】同様のプロセスにより感光体ドラム7の上
部に配置したシアン(C)のスコロトロン帯電器21
1、Cの露光装置212およびCの現像器213によっ
てさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー
像が、また感光体ドラム7の右方でCの下部に配置した
黒色(K)のスコロトロン帯電器211、露光装置21
2および現像器213によって第4の色信号に対応する
黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感
光体ドラム7の一回転以内にその周面上にカラーのトナ
ー像が形成される。
【0025】これ等Y,M,C及びKの露光装置212
による感光体ドラム7の有機感光層に対する露光はドラ
ムの内部より前述した透明の基体を透して行われる。従
って第2,第3および第4の色信号に対応する画像の露
光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受ける
ことなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の
静電潜像を形成することが可能となる。
【0026】現像器213が不図示の突き当てコロによ
り感光体ドラム7と所定の値、例えば100μm〜10
00μmの間隙をあけて非接触に保たれ、各色毎の現像
器213による現像作用に際しては、現像スリーブ21
3aに対し直流あるいはさらに交流を加えた現像バイア
スが印加され、現像器の収容する一成分或いは二成分現
像剤によるジャンピング現像が行われて、透明な導電層
を接地する感光体ドラム7に対してトナーと同極性の直
流バイアスを印加して、露光部にトナーを付着させる非
接触の反転現像が行われる。
【0027】転写材である転写紙Pが転写材収納手段で
ある給紙カセット215より送り出され、タイミングロ
ーラ216へ搬送される。感光体ドラム7の周面上に形
成されたカラーのトナー像が、転写用コロナ放電器であ
る転写器100aにおいて、タイミングローラ216の
駆動によって、感光体ドラム7上のトナー像と同期して
給紙される転写材である転写紙Pに転写される。
【0028】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、除電
用コロナ放電器である除電器100bにおいて、除去を
受けてドラム周面より分離した後、搬送手段である搬送
ベルト214eにより定着装置217へ搬送される。定
着装置217において加熱・圧着されトナーを転写紙P
上に溶着・定着したのち、定着装置217より排出さ
れ、排紙搬送ローラ対218aにより搬送されて排紙ロ
ーラ218を介して装置上部のトレイ上にトナー像面を
下面にして排出される。
【0029】一方、転写紙を分離した感光体ドラム7は
クリーニング装置219においてクリーニングブレード
219aによって感光体ドラム7の面を摺擦され残留ト
ナーを除去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続
行するかもしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー
像の形成にかかる。クリーニングブレード219a及び
クリーニングローラ219bによって掻き落とされた廃
トナーは、トナー搬送スクリュウ219cによって不図
示の廃トナー容器へと排出される。
【0030】本発明の実施の一形態の転写用コロナ放電
器について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、
先鋭状電極板を示す図であり、図3は、先鋭状電極板を
用いた転写用コロナ放電器の実施の一形態を示す転写器
の断面構成と放電分布を示す図である。
【0031】コロナ放電電極1aは、先鋭状電極板10
aが絶縁性基板20aの片面に設けられて形成され、像
形成体である感光体ドラム7の図3の矢印で示す移動方
向に対して直交に配置された転写用コロナ放電用の電極
板である。従って、コロナ放電電極1aに設けられた絶
縁性基板20aも像形成体である感光体ドラム7の図3
の矢印で示す移動方向に対して直交に配置される。
【0032】先鋭状電極板10aは、共通電極11a
と、共通電極11aから一定間隔を隔てて一定ピッチで
配設された複数の放電電極である先鋭状電極12aと、
複数の先鋭状電極12aと共通電極11aとを電気的に
接続するための抵抗体15aとによって構成され、絶縁
性基板20a、例えばセラミック或いはガラス基板上に
設けられる。先鋭状電極12aと共通電極11aとが、
導電部材、例えばステンレス材、銅材等により絶縁性基
板20a上に形成され、先鋭状電極12aの先端部13
aが絶縁性基板20aの面上より突出することなく、絶
縁性基板20a上に設けられる。先鋭状電極12aの先
端部13aの曲率はR=40μm以下である。また、抵
抗体15aは、抵抗剤の厚膜塗布により先鋭状電極12
aと共通電極11aとの間に設けられる。抵抗体15a
の抵抗値は、概ね1MΩ〜100MΩに設定されること
が好ましい。
【0033】図3に示すように、例えば一枚のアルミ材
の板より形成されたコの字状の保持部材101aの内面
長手方向に平行に、先鋭状電極板10a面を表側として
コロナ放電電極1aが、例えば接着剤にて貼付けられ
て、固定され、転写用コロナ放電器としての転写器10
0aが形成される。
【0034】転写用コロナ放電器としての転写器100
aが、感光体ドラム7の図3の矢印にて示す回転方向に
対し、絶縁性基板20aの下流側の面に先鋭状電極12
aを配設した状態で取付けられる。図1にて説明したカ
ラー画像形成装置に、上記の転写用コロナ放電器として
の転写器100aが、接地された感光体ドラム7と対峙
して取り付けられ、画像形成が成される際には、像形成
体としての感光体ドラム7の、図3の矢印にて示す、感
光体ドラム7の回転方向に対し、絶縁性基板20aの下
流側の面に配置された先鋭状電極12aには、トナーの
電荷と逆極性の高圧の直流電圧E1、例えばマイナス電
荷のトナーに対して5〜7kVDCのプラスの高電圧が
印加される。また、保持部材101aは図3に示すよう
に接地されるか、または正の直流電圧、例えば600V
DCが印加され、コロナ放電が行われる。
【0035】図3の放電量Rにて示すように、転写器1
00aの放電分布は、放電の指向性が強く、転写部での
幅狭の放電が行われる。従って、従来のワイヤ放電式の
コロナ放電器と異なり、紙が密着した状態で高い転写電
圧が局所的に印加されるので、像形成体としての感光体
ドラム7よりトナー像Tを転写材としての転写紙Pに転
写する際に、感光体ドラム7上のトナー像Tが移動する
ことなく、安定して良好な転写が行われる。
【0036】本発明の実施の一形態の除電用コロナ放電
器について、図4及び図2を用いて説明する。図4は、
先鋭状電極板を用いた除電用コロナ放電器の実施の一形
態を示す除電器の断面構成と放電分布を示す図である。
先鋭状電極板については、図2にて説明したと同様の構
造のものが用いられる。
【0037】コロナ放電電極1bは、先鋭状電極板10
bが絶縁性基板20bの片面に設けられて形成され、像
形成体である感光体ドラム7の図4の矢印で示す移動方
向に対して直交に配置された除電用コロナ放電用の電極
板である。従って、コロナ放電電極1bに設けられた絶
縁性基板20bも像形成体である感光体ドラム7の図4
の矢印で示す移動方向に対して直交に配置される。
【0038】先鋭状電極板10bは、共通電極11b
と、共通電極11bから一定間隔を隔てて一定ピッチで
配設された複数の放電電極である先鋭状電極12bと、
複数の先鋭状電極12bと共通電極11bとを電気的に
接続するための抵抗体15bとによって構成され、絶縁
性基板20b、例えばセラミック或いはガラス基板上に
設けられる。先鋭状電極12bと共通電極11bとが、
導電部材、例えばステンレス材、銅材等により絶縁性基
板20b上に形成され、先鋭状電極12bの先端部13
bが絶縁性基板20bの面上より突出することなく、絶
縁性基板20b上に設けられる。先鋭状電極12bの先
端部13bの曲率はR=40μm以下である。また、抵
抗体15bは、抵抗剤の厚膜塗布により先鋭状電極12
bと共通電極11bとの間に設けられる。抵抗体15b
の抵抗値は、概ね1MΩ〜100MΩに設定されること
が好ましい。
【0039】図4に示すように、例えば、一枚のアルミ
材の板より形成されたL字状の保持部材101bの長手
方向に平行に、先鋭状電極板10b面を表側としてコロ
ナ放電電極1bが、例えば接着剤にて貼付けられて、固
定され、除電用コロナ放電器としての除電器100bが
形成される。
【0040】除電用コロナ放電器としての除電器100
bが感光体ドラム7の図4の矢印にて示す回転方向に対
し、絶縁性基板20bの下流側の面に先鋭状電極12b
を配設した状態で取付けられる。図1にて説明したカラ
ー画像形成装置に、上記の除電用コロナ放電器としての
除電器100bが、接地された感光体ドラム7と対峙し
て取り付けられ、画像形成が成される際には、像形成体
としての感光体ドラム7の、図4の矢印にて示す、感光
体ドラム7の回転方向に対し、絶縁性基板20bの下流
側の面に配置された先鋭状電極12bには、除電用の高
圧の交流電源VAC1、例えば10〜15kVp-pの交
流の高電圧が印加される。また、保持部材101bは接
地される。
【0041】図4の放電量Rにて示すように、除電器1
00bの放電分布は、放電の指向性が強く、除電部での
幅狭の放電が行われる。従って、例えば転写ローラ11
0により、像形成体としての感光体ドラム7よりトナー
像が転写された転写紙Pを、転写ローラ110に続く除
電器100bで分離する際に、従来のワイヤ放電式のコ
ロナ放電器と異なり、高い転写電圧が局所的に印加され
るので、分離の際に転写紙Pが変動せず、転写紙P上の
トナー像を乱すことなく、安定して良好な転写材の分離
が行われる。
【0042】上記図3にて説明した転写用コロナ放電器
と、図4にて説明した除電用コロナ放電器とを用い、そ
れぞれのコロナ放電器を並列配置した実施の形態を図5
にて説明する。図5は、先鋭状電極板を用いた転写用コ
ロナ放電器と、同じく先鋭状電極板を用いた除電用コロ
ナ放電器とを並列配置した状態を示す図である。図3及
び図4にて説明したと同様な機能、構造を有する部材に
は、同一の符番を付した。また、先鋭状電極板について
は、図2にて説明したと同様の構造のものが用いられ
る。
【0043】本実施の形態では、図3及び図4にて説明
したそれぞれのコロナ放電器共に、放電の指向性が強
く、幅狭く、片側面での放電が行われるので、以下説明
するように、近接して転写用コロナ放電器と除電用コロ
ナ放電器とが並列配置できる。
【0044】コロナ放電電極1aは、先鋭状電極板10
aが絶縁性基板20aの片面に設けられて形成され、像
形成体である感光体ドラム7の図5の矢印で示す移動方
向に対して直交に配置された転写用コロナ放電用の電極
板であり、コロナ放電電極1bは、先鋭状電極板10b
が絶縁性基板20bの片面に設けられて形成され、像形
成体である感光体ドラム7の図5の矢印で示す移動方向
に対して直交に配置された除電用コロナ放電用の電極板
である。従って、コロナ放電電極1a,1bに設けられ
た絶縁性基板20a,20bも、それぞれ像形成体であ
る感光体ドラム7の図5の矢印で示す移動方向に対して
直交に配置される。
【0045】転写用コロナ放電器としての転写器100
aと、除電用コロナ放電器としての除電器100bと
が、感光体ドラム7の図5の矢印で示す回転方向に対し
上流と下流とに配置され、更に、感光体ドラム7の回転
方向に対し、それぞれのコロナ放電器の絶縁性基板20
a,20bの下流側の面に先鋭状電極12a,12bを
配設した状態で取付けられる。図1にて説明したカラー
画像形成装置に、上記の転写用コロナ放電器としての転
写器100aと、除電用コロナ放電器としての除電器1
00bとが並列して配置され、接地された感光体ドラム
7と対峙して取り付けられる。
【0046】画像形成が成される際には、像形成体とし
ての感光体ドラム7の、図5の矢印にて示す、感光体ド
ラム7の回転方向に対し、絶縁性基板20aの下流側の
面に配置された転写用の先鋭状電極12aには、トナー
の電荷と逆極性の高圧の直流電圧E1、例えばマイナス
電荷のトナーに対して5〜7kVDCのプラスの高電圧
が印加され、また、絶縁性基板20bの下流側の面に配
置された先鋭状電極12bには、除電用の高圧の交流電
源VAC1、例えば10〜15kVp-pの交流の高電圧
が印加され、保持部材101aは図3に示すように接地
されるか、または正の直流電圧、例えば600VDCが
印加され、また、保持部材101bは接地され、転写器
100aと除電器100bとよりそれぞれのコロナ放電
が行われる。
【0047】図5の放電量Rにて示すように、転写器1
00aの放電分布と除電器100bの放電分布とが互い
に干渉しないように、先鋭状電極12aと先鋭状電極1
2bとが間隔L1を置いて近接して配置される。転写器
100aの先鋭状電極12aよりの放電分布と、除電器
100bの先鋭状電極12bよりの放電分布とは、共に
放電の指向性が強く、幅狭の放電が行われるので、従来
のワイヤ放電式のコロナ放電器と異なり近接した先鋭状
電極間の間隔L1で転写器100aと除電器100bと
が並列配置され得る。
【0048】転写器100aの放電分布は、放電の指向
性が強く、転写部での幅狭の放電が行われる。従って、
従来のワイヤ放電式のコロナ放電器と異なり、紙が密着
した状態で高い転写電圧が局所的に印加されるので、像
形成体としての感光体ドラム7よりトナー像Tを転写材
としての転写紙Pに転写する際に、感光体ドラム7上の
トナー像Tが移動することなく、安定して良好な転写が
行われる。また、除電器100bの放電分布も、放電の
指向性が強く、除電部での幅狭の放電が行われる。従っ
て、像形成体としての感光体ドラム7よりトナー像が転
写された転写紙Pを、除電器100bで分離する際に、
従来のワイヤ放電式のコロナ放電器と異なり、高い転写
電圧が局所的に印加されるので、分離の際に転写紙Pが
ズレず、転写紙P上のトナー像を乱すことなく、安定し
て良好な転写材の分離が行われる。また、転写用の先鋭
状電極と除電用の先鋭状電極とを近接して配置しても、
それぞれの先鋭状電極からのコロナ放電は互いに干渉せ
ず、それぞれのコロナ放電器の小型化が図られる。
【0049】更に、感光体ドラム10の内部で転写器1
00a、除電器100bと対向して、先鋭状電極間間隔
L1内で露光するように、例えばLEDを用いた除電露
光器212aを配置し、転写及び除電時に除電露光器2
12aを点灯させて光除電を行う。光除電が転写後、分
離前に行われ、更に良好な除電を図ることができる。
【0050】図6を用いて本発明の実施の一形態の一体
型の転写・除電用コロナ放電器について説明する。図6
は、先鋭状電極板を用いた一体型の転写・除電用コロナ
放電器の実施の一形態を示す図である。本実施の形態に
おける先鋭状電極板10c及び10dについては、図2
にて説明したと同様の構造のものが用いられる。
【0051】コロナ放電電極1cは、転写用の先鋭状電
極板10cと除電用の先鋭状電極板10dとが、例えば
セラミック或いはガラスにて作られた、1つの絶縁性部
材20cの両側の面に設けられて形成され、像形成体で
ある感光体ドラム7の図6の矢印で示す移動方向に対し
て直交に配置された転写・除電用コロナ放電用の電極板
である。従って、コロナ放電電極1cに設けられた絶縁
性部材20cも、像形成体である感光体ドラム7の図6
の矢印で示す移動方向に対して直交に配置される。
【0052】図6に示すように、例えば一枚のアルミ材
の板より形成されたコの字状の保持部材101cの長手
方向に平行に、保持部材101cのコの字状の底部中央
にコロナ放電電極1cが、例えば接着剤にて貼付けられ
て、固定され、転写・除電用コロナ放電器としての転写
・除電器100cが形成される。
【0053】転写用の先鋭状電極12cと、除電用の先
鋭状電極12dとが感光体ドラム7の回転方向に対しそ
れぞれ上流と下流とに配置され、図1にて説明したカラ
ー画像形成装置に、上記の転写・除電用コロナ放電器と
しての転写・除電器100cが、接地された感光体ドラ
ム7と対峙して取り付けられる。
【0054】画像形成が成される際には、像形成体とし
ての感光体ドラム7の、図6の矢印にて示す感光体ドラ
ム7の回転方向に対し、絶縁性部材20cの上流側の面
に配置された転写用の先鋭状電極12cには、トナーの
電荷と逆極性の高圧の直流電圧E2、例えばマイナス電
荷のトナーに対して5〜7kVDCのプラスの高電圧が
印加され、また、絶縁性部材20cの下流側の面に配置
された先鋭状電極12dには、除電用の高圧の交流電源
VAC2、例えば10〜15kVp-pの交流の高電圧が
印加され、保持部材101cは図6に示すように接地さ
れるか、または正の直流電圧、例えば600VDCが印
加され、先鋭状電極12cと先鋭状電極12dとよりそ
れぞれのコロナ放電が行われる。
【0055】それぞれの先鋭状電極12c,12dより
の放電分布は、図6に示す如くであり、放電量をRにて
示すが、それぞれ指向性が強く、絶縁性部材20cの両
側に、互いの放電の干渉を受けず、幅狭なコロナ放電が
なされる。従って、転写側の先鋭状電極12cによるコ
ロナ放電は、従来のワイヤ放電式のコロナ放電と異な
り、紙が密着した状態で局所的に高い転写電圧が印加さ
れるので、像形成体としての感光体ドラム7よりトナー
像Tを転写材としての転写紙Pに転写する際に、感光体
ドラム7上のトナー像Tが移動することなく、安定し
て、良好な転写が行われ、更に、除電側の先鋭状電極1
2dによるコロナ放電は、像形成体としての感光体ドラ
ム7よりトナー像が転写された転写紙Pを分離する際
に、従来のワイヤ放電式のコロナ放電と異なり、局所的
に高い除電電圧が印加されるので、分離の際に転写紙P
が変動せず、転写紙P上のトナー像を乱すことなく、安
定して、良好な転写材の分離が行われる。また、転写用
の先鋭状電極と除電用の先鋭状電極とを近接して配置し
ても、それぞれの先鋭状電極からのコロナ放電は互いに
干渉しないので、2つのコロナ放電電極が設けられた転
写・除電器の小型化が図られる。
【0056】また、感光体ドラム10の内部で転写・除
電器100cと対向して、絶縁性部材20cの厚みt内
で露光するように、例えばLEDを用いた除電露光器2
12cを配置し、転写及び除電時に除電露光器212c
を点灯させて光除電を行う。光除電が転写後、分離前に
行われ、更に良好な除電を図ることができる。
【0057】なお、上記の実施の形態における先鋭状電
極板としては、例えば1枚のステンレス板をエッチング
加工して、共通電極と先鋭状電極とを一体的に形成した
ものでも良く、また先鋭状電極としては、鋸歯状の電極
や針状の電極を用いたものでも良い。また、上記の実施
の形態において、除電を行うコロナ放電電極に印加する
電圧は、交流成分のみでなく直流成分を有していてもよ
いし、完全に直流成分から成るものでも可能である。
【0058】
【発明の効果】請求項1によれば、放電の指向性が強
く、転写部での幅狭の放電が行われ、従来のワイヤ放電
式のコロナ放電器と異なり、紙が密着した状態で高い転
写電圧が局所的に印加されるので、像形成体よりトナー
像を転写材に転写する際に、像形成体上のトナーが移動
することなく、安定して、良好な転写が行われる。
【0059】請求項2によれば、放電の指向性が強く、
除電部での幅狭の局所的な放電が行われるので、転写材
がズレて転写材上のトナー像を乱すことなく、安定し
て、良好な転写材の分離が行われる。
【0060】請求項3によれば、放電の指向性が強く、
幅狭く、片側面での放電が行われるので、近接して転写
用コロナ放電器と除電用コロナ放電器とが配置できる。
【0061】請求項4によれば、更に、良好な除電が行
われる。
【0062】請求項5によれば、放電の指向性が強く、
幅狭に、互いの先鋭状電極よりのコロナ放電の影響を受
けずに、それぞれの面の片側で放電が行われ、像形成体
よりトナー像を転写材に転写する際に、像形成体上のト
ナーが移動することなく、安定して良好な転写が行わ
れ、また、転写材上のトナー像を乱すことなく、安定し
て良好な転写材の分離が行われる。
【0063】請求項6によれば、更に、良好な除電が行
われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写用、除電用コロナ放電器を用いた
カラー画像形成装置の実施の一形態の断面構成図であ
る。
【図2】先鋭状電極板を示す図である。
【図3】先鋭状電極板を用いた転写用コロナ放電器の実
施の一形態を示す転写器の断面構成と放電分布を示す図
である。
【図4】先鋭状電極板を用いた除電用コロナ放電器の実
施の一形態を示す除電器の断面構成と放電分布を示す図
である。
【図5】先鋭状電極板を用いた転写用コロナ放電器と、
同じく先鋭状電極板を用いた除電用コロナ放電器とを並
列配置した状態を示す図である。
【図6】先鋭状電極板を用いた一体型の転写・除電用コ
ロナ放電器の実施の一形態を示す図である。
【図7】従来の転写用及び除電用のコロナ放電器を示す
図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c コロナ放電電極 7 感光体ドラム 10a,10b,10c,10d 先鋭状電極板 12a,12b,12c,12d 先鋭状電極 20a,20b 絶縁性基板 20c 絶縁性部材 100a 転写器 100b 除電器 100c 転写・除電器 101a,101b,101c 保持部材 212a,212c 除電露光器 P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 勇雄 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 小松 徹 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する像形成体と、前記像形成体に対
    向して配置され、前記像形成体上に形成されたトナー像
    を転写材に転写する転写用コロナ放電器とを備えた画像
    形成装置において、前記転写用コロナ放電器は、前記像
    形成体の移動方向に対して直交して絶縁性基板を配置
    し、前記像形成体の回転方向に対し、前記絶縁性基板の
    下流側の面に先鋭状電極を配設したものであることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 回転する像形成体と、前記像形成体に対
    向して配置され、前記像形成体上に形成されたトナー像
    が転写された転写材を像形成体より分離する除電用コロ
    ナ放電器とを備えた画像形成装置において、前記除電用
    コロナ放電器は、前記像形成体の移動方向に対して直交
    して絶縁性基板を配置し、前記像形成体の回転方向に対
    し、前記絶縁性基板の下流側の面に先鋭状電極を配設し
    たものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 回転する像形成体と、前記像形成体に対
    向して配置された転写用コロナ放電器と、前記転写用コ
    ロナ放電器の像形成体回転方向下流側に、前記像形成体
    に対向して配置された除電用コロナ放電器とを備えた画
    像形成装置において、転写用コロナ放電器は、前記像形
    成体の移動方向に対して直交して絶縁性基板を配置し、
    前記絶縁性基板の前記像形成体の回転方向下流側の面に
    先鋭状電極を備えたものであり、前記除電用コロナ放電
    器は、前記像形成体の移動方向に対して直交して絶縁性
    基板を配置し、前記絶縁性基板の前記像形成体の回転方
    向下流側の面に前記先鋭状電極を備えたものであること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写用コロナ放電器による転写と前
    記除電用コロナ放電器とによる除電との間で光除電を行
    うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 回転する像形成体と、前記像形成体に対
    向して配置されたコロナ放電器とを備えた画像形成装置
    において、前記コロナ放電器は、前記像形成体の移動方
    向に対して直交して配置された絶縁性基板と、前記絶縁
    性基板の両面に先鋭状電極を備え、前記像形成体の回転
    方向に対し前記絶縁性基板の上流側の面の先鋭状電極を
    転写用に、下流側の面の先鋭状電極を除電用にしたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写用の先鋭状電極による転写と前
    記除電用の先鋭状電極とによる除電との間で光除電を行
    うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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