JPH09120194A - コロナ帯電装置 - Google Patents

コロナ帯電装置

Info

Publication number
JPH09120194A
JPH09120194A JP27905795A JP27905795A JPH09120194A JP H09120194 A JPH09120194 A JP H09120194A JP 27905795 A JP27905795 A JP 27905795A JP 27905795 A JP27905795 A JP 27905795A JP H09120194 A JPH09120194 A JP H09120194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
surface area
charging device
forming body
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27905795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Satoru Haneda
哲 羽根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP27905795A priority Critical patent/JPH09120194A/ja
Publication of JPH09120194A publication Critical patent/JPH09120194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/02Arrangements for laying down a uniform charge
    • G03G2215/026Arrangements for laying down a uniform charge by coronas
    • G03G2215/028Arrangements for laying down a uniform charge by coronas using pointed electrodes

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅狭なシールド部材を用いた鋸歯状電極のコ
ロナ帯電装置においても、均一な帯電が得られるコロナ
帯電装置を提供することを目的とする。 【構成】 制御電極が像形成体の方向に凸状であること
を特徴とするコロナ帯電装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の画像形
成装置において、像形成体の帯電等の目的に使用される
コロナ帯電装置に係わり、特に、非接触型の鋸歯状電極
を用いたコロナ帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコロナ帯電装置としては、
ワイヤ放電方式(コロトロン、スコロトロン、ジコロト
ロン等)とピン放電方式(ピン電極型、鋸歯状電極型
等)に大別される。後者は低オゾン発生のため、また、
画像形成装置の小型化に伴なう、小型化のコロナ帯電装
置として近年電子写真複写機、プリンタ等でも使用され
るようになってきた。また、低オゾン発生、均一放電の
コロナ帯電装置としてカラー画像形成装置に使用される
ようになってきた。特に、放電電極として一枚の薄い板
状部材に複数の鋸歯状電極を設けた鋸歯状電極板を用い
た構造のコロナ帯電装置が特開昭63−15272号公
報や特開平5−45999号公報等によって開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく画像形成
装置の小型化、複雑化に伴い、コロナ帯電装置も小型
で、且つ、コロナ放電の安定したものが要求されてきて
いる。コロナ帯電装置は、一般に、像形成体の方向に開
口部を有したシールド部材で放電電極を覆っているが、
放電電極として鋸歯状電極板が設けられたコロナ帯電装
置を用いる場合、シールド部材の幅を幅狭にしようとす
ると、シールド部材と放電電極との距離が短くなるた
め、シールド部材への流れ込み電流量が多くなり、像形
成体への流れ込み電流量が少なくなる。その結果、像形
成体を所定の電位に帯電できなくなる。そこで、シール
ド部材を絶縁部材にして、シールド部材への流れ込み電
流量を抑制すると、図6に、この場合のコロナ帯電装置
とその放電分布を示すが、シールド部材403,404
付近からの放電量Rが多くなり、鋸歯状電極板401の
鋸歯状電極の先端部413から像形成体410への放電
が減少し、放電分布が不均一となり、制御電極405を
通しての像形成体410へのコロナ放電が幅狭になり、
点線矢印で示す方向に回転される像形成体410の帯電
電位が不均一になる。特に、像形成体410の回転が高
速の場合、帯電電位がより不均一になる。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決して、幅狭
なシールド部材を用いた鋸歯状電極のコロナ帯電装置に
おいても、均一な帯電が得られるコロナ帯電装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の鋸歯
状電極を有する鋸歯状電極板を、帯電される像形成体の
移動方向に対して直交して配置し、前記鋸歯状電極板と
前記像形成体との間に、前記像形成体の表面電位を制御
する制御電極を設けたコロナ帯電装置において、前記制
御電極が前記像形成体の方向に凸状であることを特徴と
するコロナ帯電装置によって達成される。
【0006】
【実施例】本発明のコロナ帯電装置としてのスコロトロ
ン帯電器が用いられたカラー画像形成装置の一実施例を
図1を用いて説明する。図1は、本発明のコロナ帯電装
置を用いたカラー画像形成装置の一実施例の断面構成図
である。
【0007】本実施例のカラー画像形成装置は、像形成
体として透明の基体の外周面に導電層と感光体層とが設
けられた感光体ドラムが用いられ、感光体ドラムに対し
内部に像露光手段が、また外側に帯電器、現像器、転写
器、除電器、クリーニング装置等の画像形成プロセス手
段が配置された構造である。
【0008】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、透明アクリル樹脂の透明部材によって形成される円
筒状の基体を内側に設け、透明の導電層、a−Si層あ
るいは有機感光層(OPC)等の感光層を該基体の外周
に形成したものであり、接地された状態で図1の矢印で
示す時計方向に回転される。
【0009】本実施例では、感光体ドラムの光導電体層
において適性なコントラストを付与できる露光光量を有
していればよい。従って、本実施例における感光体ドラ
ムの透明基体の光透過率は、100%である必要はな
く、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収されるよ
うな特性であっても構わない。透光性基体の素材として
は、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエステルモ
ノマーを用い重合したものが、透明性、強度、精度、表
面性等において優れており好ましく用いられるが、その
他一般光学部材などに使用されるアクリル、フッ素、ポ
リエステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタ
レート、などの各種透光性樹脂が使用可能である。ま
た、透光性導電層としては、インジウム・スズ・酸化物
(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化
銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光性を維
持した金属薄膜が用いられ、成膜法としては、真空蒸着
法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CV
D法、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。
また、光導電体層としては、アモルファスシリコン(a
−Si)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層
や、各種有機感光層(OPC)が使用可能である。
【0010】帯電手段であるスコロトロン帯電器100
は、後述する鋸歯状電極板と鋸歯状電極板に設けられた
鋸歯状電極の先端部に相対して、制御電極としての凸状
の制御グリッドとが設けられた構造であり、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒色
(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、感光体ド
ラム7の前述した有機感光体層に対し所定の電位に保持
された制御グリッドと放電電極によるコロナ放電とによ
って帯電作用を行い、感光体ドラム10に対し一様な電
位を与える。
【0011】各色毎の像露光手段としての露光装置12
は、感光体ドラム10の軸方向に配列されたFL(蛍光
体発光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL
(プラズマ放電),LED(発光ダイオード)等の発光
素子をアレイ状に並べた線状の露光素子や、LISA
(光磁気効果光シャッタアレイ),PLZT(透過性圧
電素子シャッタアレイ),LCS(液晶シャッタ)等の
光シャッタ機能をもつ素子を並べた線状の露光素子等の
露光光を発光する露光素子と、等倍結像素子としてのセ
ルフォックレンズとが、露光素子と、等倍結像素子とし
てのセルフォックレンズとを保持する露光素子保持部材
に取り付けられたユニットとして構成され、感光体ドラ
ム10に内包して設けられた露光装置を保持する保持部
材20に取り付けられており、メモリに記憶された各色
の画像信号がメモリより順次読み出されて各色毎の露光
装置12にそれぞれ電気信号として入力される。この実
施例で使用される発光素子の発光波長は600〜900
nmの範囲のものである。
【0012】各色毎の現像手段である現像器13は、イ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒
色(K)の一成分あるいは二成分の現像剤をそれぞれ収
容し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間
隙を保って同方向に回転する現像スリーブ13aを備え
ている。
【0013】前記の各色毎の現像器13は、前述したス
コロトロン帯電器100による帯電と露光装置12とに
よる像露光によって形成される感光体ドラム10上の静
電潜像を現像バイアス電圧の印加による非接触現像法に
より非接触の状態で反転現像する。
【0014】原稿画像は本装置とは別体の画像読取装置
の撮像素子により読み取られた画像あるいは、コンピュ
ータで編集された画像を、Y,M,CおよびKの各色別
の画像信号として一旦メモリに記憶し格納する。
【0015】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータが回動され感光体ドラム10を図1の時計方
向へ回転し、同時に感光体ドラム10の左方に配置され
たYのスコロトロン帯電器100の帯電作用により感光
体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0016】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光装置12において第1の色信号すなわちY
の画像信号に対応する電気信号による露光が開始されド
ラムの回転走査によってその表面の感光層に原稿画像の
Yの画像に対応する静電潜像を形成する。
【0017】前記の潜像はYの現像器13により現像ス
リーブ13a上の現像剤が非接触の状態で反転現像され
感光体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー
像が形成される。
【0018】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム10の左
方でYの上部に配置したマゼンタ(M)のスコロトロン
帯電器100の帯電作用により電位を付与され、Mの露
光装置12の第2の色信号すなわちMの画像信号に対応
する電気信号による露光が行われ、Mの現像器13によ
る非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のト
ナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わ
せて形成される。
【0019】同様のプロセスにより感光体ドラム10の
上部に配置したシアン(C)のスコロトロン帯電器10
0、Cの露光装置12およびCの現像器13によってさ
らに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また感光体ドラム10の右方でCの下部に配置した
黒色(K)のスコロトロン帯電器100、露光装置12
および現像器13によって第4の色信号に対応する黒色
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナー
像が形成される。
【0020】これ等Y,M,C及びKの露光装置12に
よる感光体ドラム10の有機感光層に対する露光はドラ
ムの内部より前述した透明の基体を透して行われる。従
って第2,第3および第4の色信号に対応する画像の露
光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受ける
ことなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の
静電潜像を形成することが可能となる。
【0021】現像器13が不図示の突き当てコロにより
感光体ドラム10と所定の値、例えば100μm〜10
00μmの間隙をあけて非接触に保たれ、各色毎の現像
器13による現像作用に際しては、現像スリーブ13a
に対し直流あるいはさらに交流を加えた現像バイアスが
印加され、現像器の収容する一成分或いは二成分現像剤
によるジャンピング現像が行われて、透明な導電層を接
地する感光体ドラム10に対してトナーと同極性の直流
バイアスを印加して、露光部にトナーを付着させる非接
触の反転現像が行われる。
【0022】転写材である転写紙Pが転写材収納手段で
ある給紙カセット15より送り出され、タイミングロー
ラ16へ搬送される。感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像が、転写器14aにおいて、タ
イミングローラ16の駆動によって、感光体ドラム10
上のトナー像と同期して給紙される転写材である転写紙
Pに転写される。
【0023】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、除電
器14bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より
分離した後、搬送手段である搬送ベルト14eにより定
着装置17へ搬送される。定着装置17において加熱・
圧着されトナーを転写紙P上に溶着・定着したのち、定
着装置17より排出され、排紙搬送ローラ対18aによ
り搬送されて排紙ローラ18を介して装置上部のトレイ
上にトナー像面を下面にして排出される。
【0024】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19においてクリーニングブレード
19aによって感光体ドラム10の面を摺擦され残留ト
ナーを除去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続
行するかもしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー
像の形成にかかる。クリーニングブレード19a及びク
リーニングローラ19bによって掻き落とされた廃トナ
ーは、トナー搬送スクリュウ19cによって不図示の廃
トナー容器へと排出される。
【0025】本発明のコロナ帯電装置の一実施例につい
て、図2及び図3を用いて説明する。図2は、鋸歯状電
極板を示す図であり、図3は、コロナ帯電装置の一実施
例を示すスコロトロン帯電器の断面構成と放電分布を示
す図である。
【0026】コロナ放電電極としての鋸歯状電極板10
1は、先端部101bを一定ピッチ(Dp)で設けた複
数の鋸歯状電極101aを有し、像形成体である感光体
ドラム10の図2の矢印で示す移動方向に対して直交に
配置されたコロナ放電用の電極板である。鋸歯状電極板
101は、例えば、板厚0.1mmのステンレス板をエ
ッチング加工して作られたものであり、鋸歯状電極10
1aの先端部101bの曲率はR=40μm以下であ
る。シールド部材であるサイドプレート103,104
は、例えば、ステンレス製の一枚の板より形成されたも
のである。
【0027】制御電極としての制御グリッド110の短
辺の断面形状が、感光体ドラム10方向に突出した形状
であり、鋸歯状電極101aの先端部101bに相対し
感光体ドラム10と近接して配置された平面状の第一の
面領域115と、第一の面領域115と接続し、第一の
面領域115の接続部と反対側の端部が感光体ドラム1
0と離間する方向に設けられ、サイドプレート103に
連なる平面状の第二の面領域116と、第二の面領域1
16と同様な形状で、第一の面領域115の第二の面領
域116が設けられたと反対側の端部より延長され、サ
イドプレート104に連なる平面状の第三の面領域11
7とよりなり、第一の面領域115と、第二の面領域1
16と、第三の面領域117とが、台形状に一体として
構成されており、例えば、板厚0.1mmのステンレス
板をメッシュ幅1mmでエッチング加工して作られてい
る。
【0028】また、凸状の制御グリッド110のサイド
プレート103或いはサイドプレート104よりの突出
量は、サイドプレート103,104によって形成され
るシールド部材の短辺方向の幅の1/10以上である。
【0029】前述の鋸歯状電極板101を、絶縁性樹
脂、例えば、ABS樹脂で作られた支持部材102の溝
に嵌込み、例えば接着剤にて固定する。サイドプレート
103,104を、鋸歯状電極板101の長手方向に平
行して支持部材102の長手方向の両端に、例えば図示
せぬ樹脂ネジにて取付け、更に制御グリッド105を、
鋸歯状電極板101の長手方向に平行して支持部材10
2に、例えば図示せぬ樹脂ネジにて固定し、コロナ帯電
装置としてのスコロトロン帯電器100が形成される。
【0030】図1にて説明したカラー画像形成装置に、
上記のスコロトロン帯電器100が、感光体ドラム10
と対峙して取り付けられ、画像形成が成される際には、
鋸歯状電極板101には直流電圧E1が、制御グリッド
110には直流電圧E2が、サイドプレート103,1
04には直流電圧E3,E4が、それぞれ、印加され
る。サイドプレート103,104に印加される直流電
圧は同一の電源より取ることも可能である。
【0031】制御グリッド110を通して感光体ドラム
10へのコロナ放電の放電分布が、図3下側に示すよう
に、制御グリッド110の短辺の展開長幅に対応して幅
広となり、且つ、放電量Rが均一な放電分布が得られ、
点線矢印にて示す方向に回転される感光体ドラム10へ
の均一な帯電が得られる。特に、感光体ドラムの線速度
が高速の場合に、均一帯電の効果が著しい。
【0032】図4に、凸状の制御グリッドの形状例を示
すが、図4(A)は、図3の第一の面領域115より幅
狭な平面状の第一の面領域125とそれに連なる、それ
ぞれ平面状の第二の面領域126及び第三の面領域12
7で構成された台形状の制御グリッド120を示すもの
であり、図4(B)は、図3の第一の面領域115より
幅広な平面状の第一の面領域135とそれに連なる、そ
れぞれ平面状の、第二の面領域136及び第三の面領域
137で構成された台形状の制御グリッド130を示す
ものであり、図4(C)は、平面状の第一の面領域14
5と、その両端にそれぞれ曲率を有した第二の面領域1
46及び第三の面領域147とで構成された、お椀状の
制御グリッド140を示すものである。
【0033】また、図4(D)は、半円筒状の1つの面
で構成された制御グリッド150を示すものであり、図
4(E)は、平面状の第二の面領域166と、平面状の
第三の面領域167とで構成されたV字状の制御グリッ
ド160を示すものであり、図4(F)は、平面状の第
一の面領域175と、平面状の第二の面領域176とで
構成された制御グリッド170を示すものである。図4
(F)の場合、第二の面領域176は、矢印にて示す感
光体ドラム10の回転方向の上流側に設けられる。ま
た、上記の形状例にて説明した平面上記の面領域は、必
ずしも平面にこだわることなく、曲率を持った面で構成
されても良い。
【0034】本発明のコロナ帯電装置の他の実施例につ
いて、図5を用いて説明する。図5は、コロナ帯電装置
の他の実施例を示すスコロトロン帯電器の断面構成と放
電分布を示す図である。本実施例において、前記実施例
にて説明したものと同一の機能、構造を有する部材には
同一の符号を付した。
【0035】シールド部材であるサイドプレート10
3,104は、例えば、ステンレス製の一枚の板より形
成されたものであり、それぞれ黒太線で示す、内面を絶
縁処理されて、支持部材102に取付けられる。また、
鋸歯状電極板101に設けられた鋸歯状電極101aの
先端部101bが、両側のサイドプレート103,10
4の先端部より突出した状態で支持部材102に取付け
られる。
【0036】鋸歯状電極101aの先端部101bを囲
んで、鋸歯状電極101aの先端部101bに相対し、
感光体ドラム10と近接して配置された平面状の第一の
面領域185と、第一の面領域185に連なり、これと
反対側の端部が感光体ドラム10と離間する方向に設け
られた平面状の第二の面領域186と、第二の面領域1
86と同様な形状で、第二の面領域186の反対側に設
けられた平面状の第三の面領域187とが、それぞれ個
別の面領域として設けられた台形状の、例えばそれぞれ
面領域が、板厚0.1mmのステンレス板をメッシュ幅
1mmにエッチング加工して作られた制御電極としての
制御グリッド180が、感光体ドラム10方向に突出し
た状態で支持部材102に取付けられコロナ帯電装置と
してのスコロトロン帯電器100gが形成される。
【0037】図1にて説明したカラー画像形成装置に、
上記のスコロトロン帯電器100gが、感光体ドラム1
0と対峙して取り付けられ、画像形成が成される際に
は、鋸歯状電極板101には直流電圧E1が、制御グリ
ッド180の第一の面領域185には直流電圧E21
が、第二の面領域186には直流電圧E22が、第三の
面領域187には直流電圧E23が、それぞれ、印加さ
れる。上記それぞれの面領域に印加される電圧は、異な
った値の電圧が好ましいが、少なくとも2つの面領域に
印加される電圧が同一の値でも良い。
【0038】サイドプレート103,104の内面に絶
縁処理を施すことにより、サイドプレートへのイオンの
流込みが少なくなり、制御グリッド180を通して感光
体ドラム10へのコロナ放電の量も多くなり、制御グリ
ッド180の短辺の展開長幅に対応して、前記実施例の
図3に示したよりも、更に幅広で、均一な放電量Rのコ
ロナ放電の放電分布が得られる。また、それぞれの面領
域に個別に電圧を印加することにより、より均一なコロ
ナ放電の制御が可能となる。従って、点線矢印にて示す
方向に回転される感光体ドラム10へのさらなる均一な
帯電が得られ、特に、感光体ドラムの線速度が高速の場
合の均一帯電が得られる。図4にて説明した形状の制御
電極が本実施例にも適用させることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】請求項1によれば、制御グリッドの短辺
の展開長幅に対応して、幅広で、均一なコロナ放電の放
電分布が得られる。従って、回転される感光体ドラムへ
のさらなる均一な帯電が得られ、特に、感光体ドラムの
線速度が高速の場合の均一帯電が得られる。
【0040】請求項2によれば、また、それぞれの面領
域に個別に、異なる電圧を印加することにより、より均
一なコロナ放電の制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコロナ帯電装置を用いたカラー画像形
成装置の一実施例の断面構成図である。
【図2】鋸歯状電極板を示す図である。
【図3】コロナ帯電装置の一実施例を示すスコロトロン
帯電器の断面構成と放電分布を示す図である。
【図4】凸状の制御グリッドの形状例を示す図である。
【図5】コロナ帯電装置の他の実施例を示すスコロトロ
ン帯電器の断面構成と放電分布を示す図である。
【図6】従来の、鋸歯状電極板が設けられたコロナ帯電
装置とその放電分布を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 100,100g スコロトロン帯電器 101 鋸歯状電極板 101a 鋸歯状電極 101b 先端部 102 支持部材 103,104 サイドプレート 110,120,130,140,150,160,1
70,180 制御グリッド 115,125,135,145,175,185 第
一の面領域 116,126,136,146,166,176,1
86 第二の面領域 117,127,137,147,167,187 第
三の面領域 E1,E2,E3,E4,E21,E22,E23 直
流電圧 R 放電量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鋸歯状電極を有する鋸歯状電極板
    を、帯電される像形成体の移動方向に対して直交して配
    置し、前記鋸歯状電極板と前記像形成体との間に、前記
    像形成体の表面電位を制御する制御電極を設けたコロナ
    帯電装置において、前記制御電極が前記像形成体の方向
    に凸状であることを特徴とするコロナ帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記凸状の制御電極は、少なくとも前記
    像形成体と近接して配置された第一の面領域と、前記第
    一の面領域と連なり、前記第一の面領域と反対側の端部
    が前記像形成体と離間する位置に設けられ、前記コロナ
    帯電装置に設けられたシールド部材に連なる第二の面領
    域とから形成され、前記制御電極を形成する前記第一の
    面領域と前記第二の面領域のそれぞれ個別に、異なる電
    圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載のコロ
    ナ帯電装置。前記各請求項における凸状とは、制御電極
    の短辺の断面形状が、像形成体の方向に突出した形状を
    いう。
JP27905795A 1995-10-26 1995-10-26 コロナ帯電装置 Pending JPH09120194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27905795A JPH09120194A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 コロナ帯電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27905795A JPH09120194A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 コロナ帯電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09120194A true JPH09120194A (ja) 1997-05-06

Family

ID=17605808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27905795A Pending JPH09120194A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 コロナ帯電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09120194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1018613C2 (nl) * 2001-07-23 2003-01-27 Oce Tech Bv Inrichting voor het opladen van een substraat en een beeldvormend apparaat dat een dergelijke inrichting omvat.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1018613C2 (nl) * 2001-07-23 2003-01-27 Oce Tech Bv Inrichting voor het opladen van een substraat en een beeldvormend apparaat dat een dergelijke inrichting omvat.
EP1280016A1 (en) * 2001-07-23 2003-01-29 Océ-Technologies B.V. Apparatus for charging a substrate and an image forming apparatus comprising an apparatus of this kind

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5822666A (en) Image forming apparatus including a mechanism for eliminating mechanical shock caused by a cleaning device
JPH09218556A (ja) カラー画像形成装置
JP2001194908A (ja) 画像形成装置
JP3491218B2 (ja) 画像形成装置
JPH09222804A (ja) 画像形成装置
JPH09120194A (ja) コロナ帯電装置
US8081913B2 (en) Image forming apparatus
JP3273296B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH11202594A (ja) カラー画像形成装置
JPH11231692A (ja) カラー画像形成装置
JPH09152792A (ja) 画像形成装置
JP3293021B2 (ja) 画像形成装置
JPH09127764A (ja) カラー画像形成装置
JPH112927A (ja) 画像形成装置及び両面画像形成方法
JPH09146331A (ja) カラー画像形成装置
JPH08106198A (ja) コロナ帯電装置
JPH09102380A (ja) コロナ帯電装置及びカラー画像形成装置
JPH09160326A (ja) カラー画像形成装置
JP2000321871A (ja) 現像装置
JPH09156155A (ja) 画像形成装置
JPH09197778A (ja) カラー画像形成装置
JPH09106138A (ja) コロナ放電装置及びカラー画像形成装置
JPH11202593A (ja) カラー画像形成装置
JPH09190131A (ja) カラー画像形成装置
JP2000112263A (ja) カラー画像形成装置