JPH09107252A - オーディオ信号伝送用回路配置 - Google Patents

オーディオ信号伝送用回路配置

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JPH09107252A
JPH09107252A JP8179549A JP17954996A JPH09107252A JP H09107252 A JPH09107252 A JP H09107252A JP 8179549 A JP8179549 A JP 8179549A JP 17954996 A JP17954996 A JP 17954996A JP H09107252 A JPH09107252 A JP H09107252A
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JP
Japan
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amplifier
signal
power amplifiers
circuit arrangement
audio signal
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Withdrawn
Application number
JP8179549A
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English (en)
Inventor
Joachim Duennebacke
デュネバッケ ヨアヒム
Dirk Schwantes-Roy
シュヴァーンテス−ロイ ディルク
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/02Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation
    • H03F1/0205Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers
    • H03F1/0277Selecting one or more amplifiers from a plurality of amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/68Combinations of amplifiers, e.g. multi-channel amplifiers for stereophonics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非対称入力を有する信号シンクとの適合性が
低コストで実現された対称信号アンプの提供を目的とす
る。 【解決手段】 本発明の信号アンプは、オーディオ信号
に対し非反転形の第1及び第3パワーアンプと、反転形
の第2及び第4パワーアンプからなり、第1及び第2と
第3及び第4アンプ入力は、夫々、第1及び第2オーデ
ィオ信号を受けるため配置され;低振幅オーディオ信号
用の第1モードで、第1及び第4アンプはシングルエン
ド形アンプを形成し、第2及び/又は第3アンプ出力は
基準電位を伝搬し;高振幅オーディオ信号用の第2構成
モードで、第1及び第2と第3及び第4アンプは、夫
々、第1及び第2ブリッジ形アンプを形成し;第1及び
第2と第3及び第4アンプ出力は、夫々、第1及び第2
信号シンクの接続用に設けられ;信号シンクが別のアン
プ配置を含む場合に第2モードへ自動的に切替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ信号伝送
用回路配置に関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許出願A1第0 613 242
号明細書には、2台のスピーカーを駆動するため適合し
た自己構成可能な2重ブリッジ形パワーアンプが開示さ
れている。複数の構成スイッチによって、アンプは、直
列に配置された2台のスピーカーを駆動する単一ブリッ
ジ形アンプとして、或いは、2台のスピーカーの一方を
駆動する二つの別々の各ブリッジ形アンプを有する構成
として選択的に動作可能になる。最初に説明した例の場
合、スピーカーの直列配置の中央のタップは、基準電位
に接続され、その結果として、上記単一ブリッジ形アン
プは2台のシングルエンド形パワーアンプの組み合わせ
として動作する。アンプに印加される入力信号のレベル
が二つの基準電圧の間隔の範囲内に保たれる限り、アン
プは単一ブリッジ形アンプ、又は、2重のシングルエン
ド形パワーアンプとして動作する。出力信号のレベルが
基準電圧を超える場合、増幅器は2重ブリッジ形アンプ
として動作させられる。
【0003】上記のようなアンプ配置は、小さい信号振
幅用のアンプ段の損失を低減するため役に立つ。好まし
くは、一方のスピーカーがサウンドが再生されるべき空
間の前方に、もう一方のスピーカーが後方に取り付けら
れたステレオチャンネル用の一対のスピーカーを自動車
等におけるサウンド再生用の従来技術のアンプ配置に接
続することにより利点が得られる。処理されたオーディ
オ信号の振幅に依存して、アンプ配置は、別々の信号、
特に、別個の振幅の信号でスピーカーを駆動し得るシン
グルエンド形アンプ又はブリッジ形アンプを形成する。
第1の構成モードと呼ばれる直列接続されたスピーカー
の対を有するシングルエンド形アンプとしてのアンプ配
置の構成において、スピーカーの間のノード(上記“タ
ップ”を参照のこと)は、上記基準電位だけを伝搬し、
オーディオ信号を伝搬しない。アンプ配置が各スピーカ
ーに対し1台ずつの2台のブリッジ形アンプとして動作
するブリッジモード中に限り、オーディオ信号がアンプ
配置のある段を介して各スピーカー端子に供給される。
【0004】アンプ配置に接続された各スピーカーは、
対称な信号シンクを示す。上記スピーカーが、別の構造
を有する同様に対称な信号シンクによって置き換えられ
た場合、対称な入力だけが入力信号間の差を処理し、オ
ーディオ信号又は基準電位のどちらが対称な入力の端子
に供給されたかとは関係がないので、アンプ配置は同じ
態様で動作する。しかし、非対称な入力を有する信号シ
ンクが接続された場合、別の状況が発生する。
【0005】信号源(カーラジオ)と付加的なアンプ
(サウンドシステム)の間に物理的な分離がある場合、
カーラジオの出力段が、屡々、高信号レベル、即ち、ブ
ースターの入力ラインへの伝送に対し大きいSN比を得
るためドライバとして使用される。更に、これにより、
遮蔽されていないリード線の利用が可能になる。上記サ
ウンドシステムの入力が対称である場合、即ち、各チャ
ンネル、或いは、各スピーカーに対し正と負の入力を有
する場合、全く問題を伴うことなく、上記サウンドシス
テムの入力を信号アンプの出力に接続することが可能で
ある。
【0006】しかし、単純化のためサウンドシステムが
非対称な入力を有する場合、状況は完全に異なる。この
ような状況は、特に、シングルエンド形の出力段しかな
い旧式の製品、特に、カーラジオにおいて発生する。上
記シングルエンド形の出力段の出力端子は、同様に非対
称であるので、サウンドシステムを非対称な入力を用い
て上記段に接続することが有効である。従って、サウン
ドシステムの入力は、正確な位相関係にある所望の信号
で駆動される。
【0007】しかし、例えば、新型のカーラジオが非対
称な出力を有する上記サウンドシステムと共に自動車に
取り付けられた場合、このカーラジオの出力段は、先に
定義したような対称な出力を有するタイプの信号アンプ
によって形成される。従って、サウンドシステムの中の
数チャンネル、即ち、数台のスピーカーは、信号アンプ
が第1の構成モードで動作するとき、信号を受信しなく
なる。かくして、先に定義したタイプの信号アンプから
なる装置は、非対称な入力を有するラインドライバ又は
サウンドシステムと結合され得ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、問題
を生じることなく、上記配置を結合し、相互に組み合わ
せて動作させる簡単な手段を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、 − 各々が入力及び出力を有し、その中の第1及び第3
のパワーアンプは供給されたオーディオ信号に対し非反
転形であり、その中の第2及び第4のパワーアンプは反
転形であり、上記第1及び第2のパワーアンプの入力は
第1のオーディオ信号を受けるため配置され、上記第3
及び第4のパワーアンプの入力は第2のオーディオ信号
を受けるため配置されている4台のパワーアンプからな
り、 − 低い振幅のオーディオ信号用の第1の構成モードに
おいて、上記第1及び上記第4の各パワーアンプはシン
グルエンド形アンプを形成し、上記第2及び/又は第3
のパワーアンプの出力は基準電位を伝搬し、 − 高い方の振幅のオーディオ信号用の第2の構成モー
ドにおいて、上記第1及び第2のパワーアンプは第1の
ブリッジ形アンプを形成し、上記第3及び第4のパワー
アンプは第2のブリッジ形アンプを形成し、 − 上記第1及び上記第2のパワーアンプの出力は第1
の信号シンクの接続のため設けられ、上記第3及び上記
第4のパワーアンプの出力は第2の信号シンクの接続の
ため設けられ、 − 上記信号シンクが別のアンプ配置を含む場合に、上
記第2の構成モードへの自動的な切換えが実行される信
号アンプを有する、オーディオ信号を伝送する回路配置
によって達成される。
【0010】本発明によれば、対称な入力を有する入力
回路と非対称な入力を有する入力回路の両方を組み合わ
せて回路配置を変更することなく対称な出力を有する自
己構成可能な信号アンプが使用可能になる。装置、例え
ば、カーラジオを後で取り付けたり、取り替えたりする
場合、既存の装置、或いは、組み込まれるべき新しい装
置への適合は必要ではない。少なくとも非対称な入力を
有する入力回路をドライブする必要があるときに、ドラ
イブ信号アンプが処理されるべきオーディオ信号のすべ
ての振幅に対し第2の構成モード、即ち、ブリッジ形モ
ードで自動的に動作することを保証するだけでよい。こ
れは、動作とオーディオ信号の再生品質が影響を受ける
ことなく実現可能である。その理由は、サウンドシステ
ムの入力回路はスピーカーよりも実質的に高い入力抵抗
を有し、信号アンプの電力の浪費は開始直後から実質的
に少なくなるからである。
【0011】明らかに、本発明は、各グループが4台の
パワーアンプからなる複数のグループよりなる信号アン
プの配置に適用可能である。4台のパワーアンプを有す
る信号アンプが、ステレオチャンネルの(例えば、前方
と後方の)2台のスピーカーをドライブするため使用さ
れる好ましい例の場合、4台のパワーアンプの複数のグ
ループからなる各信号アンプ配置は、マルチチャンネル
ステレオ信号を処理するため使用可能である。
【0012】好ましくは、第2の構成モードへの自動的
な切換えがカーラジオ/サウンドシステムの組み合わせ
において行なわれる。好ましくは、少なくとも1台の昇
圧アンプがリード線を介してカーラジオに接続されてい
る。しかし、サウンド再生装置、特に、スピーカーは、
信号アンプに直接接続してもよい。従って、本発明によ
れば、最大限の設計の自由度が得られる。
【0013】好ましくは、本発明は、非対称な入力を有
する信号シンクを使用するため適合されているが、対称
な入力を有する信号シンクと組み合わされた動作を同じ
態様で実現可能である。本発明による自動的な切換え
は、非対称な入力を有する上記信号シンクが存在する場
合に限り動作的である。しかし、上記説明から明らかな
ように、信号源(カーラジオ)の第2の構成モードへの
自動的な切換えは、原理的に、別のアンプ配置を含み、
その結果として、かなり高インピーダンスの入力を有す
る全ての信号シンクによって始められる。以下、この点
について説明する。
【0014】第2の構成モードへの切換え中に、信号源
(カーラジオ)が制御信号を供給することができれば利
点が得られる。かかる制御信号は、例えば、サウンドシ
ステムから生ずる。或いは、制御信号はデータバスを介
して印加される。しかし、これは、サウンドシステム又
はラジオが上記制御信号を供給するよう適合するか、又
は、上記タイプのデータバスが利用可能であるべきこと
を意味する。しかし、通常、このような状況ではない。
従って、適当な制御信号が、本発明の回路配置、又は、
その変形の回路配置によって生成されるならば、利点が
ある。
【0015】できる限り簡単に、かつ、他の部品、例え
ば、カーラジオとは無関係に上記制御信号を生成し得る
本発明の変形例は、パワーアンプの出力に信号シンクに
よって誘起された負荷インピーダンスを測定し、負荷イ
ンピーダンスが所定の値を超えたとき、第2の構成モー
ドに自動的に切換える測定及び制御回路からなる。2台
のスピーカー、即ち、2チャンネルを有するサウンドシ
ステムの接続のため、二つのインピーダンスを測定する
ことができる。二つのインピーダンスの値が所定の値を
超えた場合、測定及び制御回路は、最も簡単な場合に対
称又は非対称な入力を有するラインドライバのタイプと
は無関係に、2台のラインドライバ又は1台のサウンド
システムが接続されていることを検出する。かくして、
上記測定及び制御回路が使用されたとき、第2の構成モ
ードへの自動的な切換えは、所有する入力のタイプとは
無関係にあらゆるラインドライバに対し最も簡単であ
り、一方、対称な入力と非対称な入力を検出、区別する
場合には、有意な利点、即ち、電力浪費の削減が得られ
ることなく、複雑化することが避けられない。
【0016】これに対し、二つのインピーダンスの測定
はエラー検出にも使用可能である。例えば、測定された
インピーダンスの一方が所定の値よりも高く、もう一方
が所定の値よりも低いとき、常にエラーが検出される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、その
例に限定されることなく、本発明の一実施例を説明す
る。図1には、欧州特許出願A1第0 613 242
号明細書によって基本的に知られている信号アンプ1の
ブロック構成図が示されている。信号アンプ1は、非反
転形の第1のパワーアンプ2と、反転形の第2のパワー
アンプ3と、非反転形の第3のパワーアンプ4と、反転
形の第4のパワーアンプ5とからなる。第1のパワーア
ンプ2及び第2のパワーアンプ3は、第1のオーディオ
信号入力6に接続された入力を有し、第3のパワーアン
プ4及び第4のパワーアンプ5は、第2のオーディオ信
号入力7に接続された入力を有する。第3のパワーアン
プ4の入力は、切換えスイッチである第1のスイッチ8
を介して接続され、このスイッチ8によって、第3のパ
ワーアンプ4の入力が第2のオーディオ信号入力7又は
基準電位に選択的に接続可能である。第1の信号シンク
を形成する第1のスピーカー11は、第1のパワーアン
プ2及び第2のパワーアンプ4の出力に夫々接続された
端子13、14を有する。同様に第2の信号シンクを形
成する第2のスピーカー12は、第3のパワーアンプ4
及び第4のパワーアンプ5の出力に夫々接続された端子
15、16を有する。スピーカー11、12の極性は、
図中にドットで示されている。第2のパワーアンプ3の
出力と、第1のスピーカー11の端子14は、遮断器で
ある第2のスイッチ9を介して相互に接続されている。
同様に遮断器である第3のスイッチ10は、第2のパワ
ーアンプ3と第3のパワーアンプ4の出力の間、又は、
スピーカー11、12の端子14と15の間に選択的に
接続を確立する。
【0018】欧州特許出願A1第0 613 242号
明細書に詳細に記載されているように、信号アンプ1は
二つの構成モードをとることができる。スイッチ8、9
及び10が図示された位置にある第1の構成モードにお
いて、第1及び第2のパワーアンプ2,3は、スピーカ
ー11(即ち、第1の信号シンク)用のブリッジ形アン
プを形成し、第3及び第4のパワーアンプ4,5は、ス
ピーカー12(即ち、第2の信号シンク)用のブリッジ
形アンプを形成し、上記ブリッジ形アンプによって、ス
ピーカー11,12は、オーディオ信号入力6,7に供
給されたオーディオ信号で、互いに独立にドライブされ
る。かかる信号アンプ1は、少なくとも振幅が互いに相
違したオーディオ信号で、例えば、ステレオチャンネル
用の前方スピーカー及び後方スピーカーをドライブする
ため自動車に取り付けられる。
【0019】第1の構成モードにおいて、スイッチ8、
9及び10が図1に示された位置とは反対の位置にあ
る。かくして、第1のスイッチ8は基準電位を第3のパ
ワーアンプ4の入力に伝達し、第2のスイッチ9は第2
のパワーアンプ3の出力の信号を遮り、第3のスイッチ
10は、スピーカー11,12の端子14及び15を相
互に接続し、かつ、第3のパワーアンプ4の出力に接続
する。上記第1の構成モードにおいて、信号アンプ1
は、2台のスピーカー11,12用の2台のシングルエ
ンド形アンプを形成し、第3のパワーアンプ4は、基準
電位を相互接続された端子14,15に伝達するための
バッファアンプとして機能する。
【0020】好ましくは、第1の構成モードは、オーデ
ィオ信号入力6,7のオーディオ信号の小さい振幅に対
し使用され、第2の構成モードは、上記オーディオ信号
の大きい振幅に対し使用される。上記素子に同一の参照
記号が付けられた図2において、例えば、カーラジオ用
のサウンドシステムの対称な入力への信号アンプ1の接
続が示されている。入力回路17は、増幅器、例えば、
各チャンネルに対し差動増幅器18,19を有する。増
幅器18,19は、本質的に周知の方法によって配置さ
れた入力とフィードバック抵抗とを有する。第1の増幅
器18の非反転形入力20は第1のパワーアンプ2の出
力に接続され、第1の増幅器18の反転形入力21は第
2のパワーアンプ3の出力に接続され、第2の増幅器1
9の非反転形入力22は第3のパワーアンプ4の出力に
接続され、第2の増幅器19の反転形入力23は第4の
パワーアンプ5 の出力に接続されている。従って、第1
の増幅器18の出力24は、第1のスピーカーチャンネ
ル用の増幅されたオーディオ信号を伝達し、第2の増幅
器19の出力25は、第2のスピーカーチャンネル用の
増幅されたオーディオ信号を伝達する。更なる信号処理
のため、例えば、フィルタ、圧縮器、ディジタル信号プ
ロセッサ又は出力段が、接地に対し非対称的に出力2
4,25に接続される。
【0021】図2には第1の構成モードの信号アンプが
示されている。入力回路17の増幅器18,19は、そ
の入力20,23で信号アンプ1に接続されている。オ
ーディオ信号入力6,7の正弦波のシンボルと、第1及
び第4のパワーアンプ2,5の出力と、出力24,25
は、伝送されるべきオーディオ信号のパスを表わしてい
る。オーディオ信号は、パワーアンプ4の出力、従っ
て、入力21及び22に現れないが、入力回路17は、
入力20と21の差、及び、入力22と23の差しか処
理しないので、これが、信号伝送に影響を与えることは
ないことが分かる。
【0022】図3には、図2の回路配置の変形例を表わ
し、非対称バージョンの信号アンプ101と、非対称な
入力回路117とからなる簡単化されたブロック構成図
が示されている。入力回路117は、非対称な信号のた
め配置された2台の増幅器118,119からなり、非
対称バージョンの信号アンプ101は、共に非反転形の
第1のパワーアンプ102及び第3のパワーアンプ10
4だけからなる。図2のラインドライバ17の増幅器1
8,19の入力20,21は、図3の入力回路117の
増幅器118,119の入力120,121に対応して
いる。上記非対称な配置の場合、オーディオ信号パス
は、正弦波のシンボルで表わされている。信号は、オー
ディオ信号入力6,7に対応する信号アンプ101のオ
ーディオ信号入力106,107から、出力24,25
に対応する入力回路117の出力124,125に正確
に伝達されることが分かる。
【0023】しかし、図4に示されているように、図2
に表わされた信号アンプ1が図3に表わされた入力回路
117に接続された場合には状況が異なる。正弦波のシ
ンボルから分かるように、入力122、従って、入力回
路117の第2の増幅器119の出力125は、第1の
構成モードの場合、オーディオ信号を受け入れない。か
かる不所望な状況は、第2の増幅器119の入力122
が第3のパワーアンプ4の出力の代わりに第4のパワー
アンプ5の出力に接続されても簡単には改善できない。
その理由は、出力125のオーディオ信号が出力125
に位相が反転して現れ、全体的なオーディオ信号の再生
を妨げるからである。
【0024】図5には第2の構成モードにおける図4の
回路配置が示されている。正弦波のシンボルはオーディ
オ信号パスを表わし、正弦波のシンボルの別のバージョ
ンはオーディオ信号の位相を示している。オーディオ信
号は、正確な位相関係で出力124,125に発生する
ことが分かる。かくして、信号アンプ1が本発明の自動
的な切換えにより常に第2の構成モードを保つことによ
って、図4に表わされた不所望な状況は非常に簡単に修
正される。これにより、信号アンプ1と、図2に示され
たような入力段17及び図4又は5に示されたような非
対称入力段117との組み合わせにおいて、オーディオ
信号の正確な伝送が、付加的な適合が要求されることな
く適切に実現されるようになる。これは、例えば、旧式
のサウンドシステムにおいて、信号アンプ101を含む
信号源(カーラジオ)を、信号アンプ1からなる改良さ
れたモデルによって置き換える必要がある場合、非常に
有利である。このとき、接続は両方のカーラジオモデル
に対し同一である。
【0025】
【発明の効果】更に、サウンドシステムの接続のための
第2の構成モードへの自動的な切換え、即ち、2重のブ
リッジ形アンプとしての動作には、二つの構成モードの
間の切換え中にオーディオ信号に生じ、より大きい電力
定格及びより優れたスピーカーの使用に起因して可聴性
になり得る妨害を排除する利点がある。従って、対称な
入力を有する入力回路17が使用されているとき、本発
明による自動的な切換えを実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される信号アンプのブロック構成
図である。
【図2】図1の信号アンプの対称な入力を有するサウン
ドシステムへの接続を示す図である。
【図3】信号アンプと、非対称な入力を有するサウンド
システムとの組み合わせを表わす簡単化された図であ
る。
【図4】信号アンプの第1の構成モードにおいて、図1
に示したような信号アンプと、図3に示したような非対
称な入力を有するサウンドシステムとの組み合わせを示
す図である。
【図5】信号アンプの第2の構成モードにおいて、図4
の配置を示す図である。
【符号の説明】
1,101 信号アンプ 2,3,4,5,102,104 パワーアンプ 6,7,106,107 オーディオ信号入力 8,9,10 スイッチ 11,12 スピーカー 13,14,15,16 端子 17,117 入力回路 18,19,118,119 差動増幅器 20,21,22,23,120,121 入力 24,25,124,125 出力

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 − 各々が入力及び出力を有し、その中
    の第1及び第3のパワーアンプは供給されたオーディオ
    信号に対し非反転形であり、その中の第2及び第4のパ
    ワーアンプは反転形であり、上記第1及び第2のパワー
    アンプの入力は第1のオーディオ信号を受けるため配置
    され、上記第3及び第4のパワーアンプの入力は第2の
    オーディオ信号を受けるため配置されている4台のパワ
    ーアンプからなり、 − 低い振幅のオーディオ信号用の第1の構成モードに
    おいて、上記第1及び上記第4の各パワーアンプはシン
    グルエンド形アンプを形成し、上記第2及び/又は第3
    のパワーアンプの出力は基準電位を伝搬し、 − 高い方の振幅のオーディオ信号用の第2の構成モー
    ドにおいて、上記第1及び第2のパワーアンプは第1の
    ブリッジ形アンプを形成し、上記第3及び第4のパワー
    アンプは第2のブリッジ形アンプを形成し、 − 上記第1及び上記第2のパワーアンプの出力は第1
    の信号シンクの接続のため設けられ、上記第3及び上記
    第4のパワーアンプの出力は第2の信号シンクの接続の
    ため設けられ、 − 上記信号シンクが別のアンプ配置を含む場合に、上
    記第2の構成モードへの自動的な切換えが実行される信
    号アンプを有する、オーディオ信号を伝送する回路配
    置。
  2. 【請求項2】 上記第2の構成モードへの自動的な切換
    えは、カーラジオ/サウンドシステムの組み合わせ内で
    行なわれることを特徴とする請求項1記載の回路配置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1台のサウンド再生装置を各
    装置に対し1本のラインを介して上記カーラジオ/サウ
    ンドシステムに接続する請求項2記載の回路配置。
  4. 【請求項4】 上記信号シンクは非対称な入力を有する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の回路配置。
  5. 【請求項5】 上記信号源(カーラジオ)は、上記第2
    の構成モードへの切換え用の制御信号を受けるため設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいず
    れか1項記載の回路配置。
  6. 【請求項6】 測定及び制御回路が、上記パワーアンプ
    の出力に上記信号シンクによって誘起された負荷インピ
    ーダンスを測定し、上記負荷インピーダンスが所定の値
    を超えたとき、上記第2の構成モードに自動的に切換え
    ることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項
    記載の回路配置。
JP8179549A 1995-07-12 1996-07-09 オーディオ信号伝送用回路配置 Withdrawn JPH09107252A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19525410:4 1995-07-12
DE19525410A DE19525410A1 (de) 1995-07-12 1995-07-12 Schaltungsanordnung zum Übertragen von Tonsignalen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09107252A true JPH09107252A (ja) 1997-04-22

Family

ID=7766654

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