JPH0898328A - 電気自動車の電気システム - Google Patents

電気自動車の電気システム

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JPH0898328A
JPH0898328A JP6252969A JP25296994A JPH0898328A JP H0898328 A JPH0898328 A JP H0898328A JP 6252969 A JP6252969 A JP 6252969A JP 25296994 A JP25296994 A JP 25296994A JP H0898328 A JPH0898328 A JP H0898328A
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Japan
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electric
electric motor
vehicle body
inverter
electric vehicle
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JP6252969A
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English (en)
Inventor
Shigenori Kinoshita
繁則 木下
Koetsu Fujita
光悦 藤田
Tomoharu Nakayama
智晴 中山
Masahiko Hanazawa
昌彦 花沢
Shinichiro Kitada
眞一郎 北田
Toshio Kikuchi
俊雄 菊池
Takeshi Aso
剛 麻生
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Fuji Electric Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用電気機器やハーネスと車体との間に流
れる高調波漏れ電流を低減し、カーラジオやテレビ、電
話等に電波障害を与えるのを未然に防止する。 【構成】 直流電源からインバータ等の半導体電力変換
器を介して車輪駆動用電動機を駆動する電気自動車の電
気システムに関する。少なくともインバータ、電動機及
び主電池を含むパワートレイン用電気機器の収納フレー
ム41,51,11を、防振機能を有する絶縁性の取付
脚45,57,15を介して車体100に取り付ける。
また、電気機器間の直流または交流ハーネスを外被シー
ルド線により構成し、更には電気機器収納フレームの内
部または外部を電磁シールド板により覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次電池を電源とし、
電力変換器を介して車輪駆動用電動機を駆動する電気自
動車の電気システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、二次電池を電源とする公知の電
気自動車の駆動システムである。同図において、1は主
電池、2は主スイッチ、3は主ヒューズ、4は回生機能
を持つ半導体電力変換器としての三相のインバータ、5
は交流電動機、6はインバータ4と交流電動機5間の接
続線、71は減速機、72は差動装置、81,82は車
輪を示しており、交流電動機5の回転は減速機71によ
り減速され、差動装置72を介して車輪81,82に各
々伝達される。
【0003】図8の駆動システムにおいて、インバータ
4は主電池1の直流電力を交流電力に逆変換して交流電
動機5のトルク及び回転数を制御する。電気自動車の力
行時には、インバータ4による直流から交流への逆変換
によって電力は主電池1からインバータ4を介して電動
機5に伝えられ、車輪81,82すなわち車体を駆動す
る。制動時には力行時とは逆に、インバータ4による交
流から直流への順変換により、車体の運動エネルギーは
車輪81,82、電動機5、インバータ4を介し直流電
力として主電池1に回生される。
【0004】電気自動車のインバータは、一般に図9に
示すように三相のトランジスタインバータにより構成さ
れている。図9において、401はトランジスタ、40
2はトランジスタ401に対し逆並列接続されたダイオ
ードであり、これらを組み合わせたスイッチ素子6アー
ムにより三相インバータの主回路が構成される。なお、
403は主電池1の電流を平滑するコンデンサである。
【0005】ここで、インバータ4の交流電圧vMの波
形は二次電池電圧vBのPWM制御された波形となり、
力行時も制動時もほぼ同じ波形である。図10は力行時
のインバータ4の交流電圧vM、交流電流iMの波形例を
示したもので、vM波形の中で破線により示した波形は
PWM制御波形の基本波であり、PWM制御では、この
基本波が正弦波になるように制御が行なわれる。そし
て、インバータ4の交流電流iMは、正弦波の基本波電
流に高調波電流が重畳した波形となる。また、インバー
タ4の出力端子の電位は、主電池1の正極電位v
B(+)と負極電位vB(−)との間を高周波で変動す
る。
【0006】一方、図11(A)に示すインバータ4の
入力電流iIは、同図(B)のようにインバータ4の交
流電流を整流したPWM制御のスイッチング波形とな
る。この入力電流iIは図示するように非常に大きな高
調波電流を含んでおり、平滑コンデンサ403によって
平滑される。また、主電池電流iBは、直流電流IBに高
調波電流が重畳した波形となっている。
【0007】さて、電気自動車の重要な性能の一つに、
電気機器及びハーネスからの電波障害対策があり、電気
機器の作動時にカーラジオ等に雑音等の電波障害を発生
させず、もしくはこれらの障害が少ないことが求められ
る。電波は、空中の金属体が高周波で電位変動すると発
生し、また、高周波電流が流れることによっても発生す
る。電気自動車駆動用インバータの出力端子の電位は、
前述のごとく高周波で変動し、出力電流も高調波を多く
含んだ波形となるので、カーラジオ等に対し電波障害を
与える可能性が大きい。
【0008】そこで、電気自動車の電気システムを電波
障害発生の面から検討してみる。図12は、図8の電気
システムを高調波回路の面から示した等価回路であり、
以下、この等価回路について説明する。主電池1は、電
池モジュール12を複数個直列に接続した上、電池収納
フレーム11に収納して構成され、電池収納フレーム1
1は、接地線または金属物からなる接地材料13を介し
て車体100に電気的に接続される。ここで、電池モジ
ュール12の導電部と電池収納フレーム11間は電気的
に絶縁されているので、浮遊コンデンサ14が存在す
る。
【0009】インバータ4の回路部品はインバータ収納
フレーム41に収納され、この収納フレーム41は、接
地線または金属物からなる接地材料43を介して車体1
00に電気的に接続される。インバータ4の回路部品、
例えば、トランジスタ401及びダイオード402によ
り構成されるインバータスタック42と、インバータ収
納フレーム41との間は電気的に絶縁されているので、
ここにも浮遊コンデンサ44が存在する。
【0010】電動機5は、固定子巻線52が固定子鉄心
(図示せず)内に収納され、固定子鉄心は収納フレーム
51に固定されている。また、電気的にも良導体である
フレーム51は、車体100への固定用の金属物や接地
線からなる接地材料53により車体100に電気的に接
続される。前記固定子巻線52は電気的に絶縁されてい
るため、この固定子巻線52と収納フレーム51との間
にも浮遊コンデンサ54が存在する。
【0011】図12における直流側のハーネス9及び交
流側ハーネス6も共に絶縁されているので、車体100
との間に各々浮遊コンデンサ91,61が存在する。主
スイッチ2、主ヒューズ3についても同様であり、2
1,31がこれらの収納フレーム、22,32が車体1
00への固定用の金属物や接地線からなる接地材料、2
3,33が浮遊コンデンサである。
【0012】上述のように、電気自動車の電気機器やハ
ーネスには浮遊コンデンサが存在している。これらの浮
遊コンデンサは実際には分布状態となっているが、図1
2では便宜上、1ヵ所に集中しているものとみなして示
してある。次いで、これらの浮遊コンデンサを介して流
れる高調波電流について説明する。
【0013】図13(A)は図12を主要な機器につい
てまとめたものであり、図13(B)はインバータ4の
出力電位を示したものである。この図13(B)からわ
かるようにインバータ4の出力電位は、時刻t1ではvB
(−)からvB(+)に、また時刻t2ではvB(+)か
らvB(−)に急変する。この電圧急変に伴い、上記浮
遊コンデンサを介して車体100に漏れ電流が流れる。
これを図13(A)を参照しつつ説明する。
【0014】すなわち、インバータ出力電位の急変によ
り、電動機固定子巻線52の浮遊コンデンサ54を介し
て漏れ電流iSMが車体100に流れる。車体100に流
れ込んだiSMは、車体100からインバータ4の浮遊コ
ンデンサ44を通ってインバータスタック42からイン
バータ出力端子に戻る。この経路の漏れ電流をiSIとし
て示す。
【0015】一方、車体100に流れ込んだiSMは、車
体100から主電池1の電池モジュール12の浮遊コン
デンサ14を通り、電池モジュール12から直流回路に
戻る。この経路の漏れ電流をiSBとして示す。直流回路
に戻った漏れ電流は、直流ハーネス9を通ってインバー
タ出力端子に戻る。同様に、図示はしないが、インバー
タ出力端子の電位変動により交流ハーネス6から浮遊コ
ンデンサ61を通って漏れ電流が車体100に流れ、そ
の一部は主スイッチ2、主ヒューズ3、直流ハーネス9
の各浮遊コンデンサ23,33,91を介してインバー
タ出力端子に戻る。
【0016】インバータ出力端子の電位変動に伴う漏れ
電流が流れる経路は、上述したもののほかに電気自動車
における冷却系や機械系にも存在する。図14はこれを
説明するためのもので、インバータ4及び電動機5の冷
却方式が水冷の場合で示してある。同図において、55
は電動機出力軸、56は軸カップリング、71は減速機
であり、減速機71は車体100に金属により固定され
る。200は冷却水循環用のポンプ、201はラジエー
タ、202は冷却水パイプであり、ポンプ200及びラ
ジエータ201も金属によって車体100に固定され
る。
【0017】ここで、電動機5の固定子巻線52の浮遊
コンデンサ54を通った漏れ電流を考えると、電動機5
のフレーム51から車体100に至る経路のほかに、電
動機出力軸55、軸カップリング56、減速機71を通
って車体100に流れる経路も存在する。一方、電動機
5内を流れる冷却水は、冷却水パイプ202を通って車
体100に固定されたポンプ200及びラジエータ20
1を流れ、いわば車体100に電気的に接続された状態
であるので、電動機5の漏れ電流の経路として冷却水系
も存在することになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、電気自
動車の重要な課題の一つとして、車載の電気機器及びハ
ーネスからの電波障害を低減することが挙げられる。特
に、車内のラジオ、テレビ、電話等に障害を与えないこ
とが求められている。電気自動車における電波障害の主
因は、インバータの高周波スイッチングによって発生す
る高調波漏れ電流が浮遊コンデンサを介し車体を通って
流れることにあるので、電波障害の低減はいかにしてこ
の高調波漏れ電流を抑制するかにかかっている。
【0019】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、インバータの高周波スイ
ッチングに起因する高調波漏れ電流を抑制し、電波障害
を低減させるようにした電気自動車の電気システムを提
供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、請求項1記載の第1の発明は、直流電源から
半導体電力変換器を介して車輪駆動用電動機を駆動する
電気自動車の電気システムにおいて、少なくとも前記電
力変換器、電動機及び直流電源を含むパワートレイン用
電気機器の収納フレームを、車体に対し電気的に絶縁す
るものである。ここで、請求項2記載のように、上記収
納フレームは防振機能を有する絶縁性の取付脚を介して
を車体に取り付けることが望ましい。この発明によれ
ば、電気自動車の車体からパワートレイン用電気機器の
浮遊コンデンサを介した漏れ電流の経路がなくなるた
め、漏れ電流を低減させることができる。
【0021】請求項3記載の第2の発明は、上記第1の
発明において、パワートレイン用電気機器間のハーネス
をシールド線により構成し、シールド線のシールド部
を、至近の電気機器の収納フレームに設けられた1ヵ所
の接地点に接地するものである。この発明によれば、仮
りにハーネスを高調波漏れ電流が流れたとしてもシール
ド部によって電磁波の放散が防止されるため、電磁障害
を低減させることができる。
【0022】請求項4記載の第3の発明は、上記第1ま
たは第2の発明において、少なくとも電力変換器を含む
パワートレイン用電気機器の収納フレームの内側または
外側に電磁シールド板を配置し、この電磁シールド板を
前記収納フレームに接地するものである。この発明によ
れば、パワートレイン用電気機器を流れる漏れ電流によ
る電磁波の放散が電磁シールド板によって遮断されるた
め、電波障害が低減される。
【0023】請求項5記載の第4の発明は、直流電源か
ら半導体電力変換器を介して車輪駆動用電動機を駆動す
る電気自動車の電気システムにおいて、少なくとも前記
電力変換器及び電動機を含むパワートレイン用電気機器
の収納フレームを、高調波電流抑制素子を介して車体に
接地するものである。この発明は、収納フレームの電気
的絶縁が構造上、困難な場合に有効であり、車体から収
納フレームを介した漏れ電流を低減させることができ
る。
【0024】請求項6記載の第5の発明は、前記第1、
第2または第3の発明において、少なくとも電動機の冷
却方式が水冷方式である場合、電動機と冷却用機器との
間の冷却水パイプを電気的絶縁材料により構成し、この
冷却水パイプの途中に高調波電流抑制素子を配置するも
のである。この発明によれば、冷却水を介した漏れ電流
を低減させて電波障害を解消することができる。
【0025】請求項7記載の第6の発明は、前記第1、
第2、第3または第5の発明において、少なくとも電動
機の収納フレームから電動機の出力軸、軸受及び軸カッ
プリングを含むトルク伝達機構までの一部を、電気的絶
縁構造とするものである。この発明によれば、電動機の
収納フレームから出力軸を介して車体側へ漏れ電流が流
れるのを防止することができる。なお、請求項8または
請求項9に記載したように、軸受または軸カップリング
を電気絶縁形とすることが望ましい。
【0026】請求項10記載の第7の発明は、前記第
1、第2、第3、第5または第6の発明において、少な
くとも電力変換器及び電動機の外側を車体から電気的に
絶縁された導電性の安全カバーにより各々覆い、これら
の安全カバーを高調波電流抑制素子を介して車体に接地
するものである。この発明によれば、電力変換器や電動
機の収納フレームが帯電した際の感電を防止することが
できる。
【0027】なお、請求項11に記載したように、前記
第4、第5または第7の発明における高調波電流抑制素
子には、貫通形鉄心を用いることができる。
【0028】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は、請求項1に記載した第1の発明の実施例で
あり、図8と同一の構成要素には同一番号を付してあ
る。図1において、15は主電池収納フレーム11に設
けられた絶縁材料からなる取付脚であり、収納フレーム
11を車体100から電気的に絶縁している。24は主
スイッチ収納フレーム21に設けられた絶縁材料からな
る取付脚であり、収納フレーム21を車体100から電
気的に絶縁している。
【0029】また、34は主ヒューズ収納フレーム31
に設けられた絶縁材料からなる取付脚であり、収納フレ
ーム31を車体100から電気的に絶縁している。45
はインバータ収納フレーム41に設けられた絶縁材料か
らなる取付脚であり、収納フレーム41を車体100か
ら電気的に絶縁している。更に、57は電動機収納フレ
ーム51に設けられた絶縁材料からなる取付脚であり、
収納フレーム51を車体100から電気的に絶縁してい
る。
【0030】これらの取付脚15,24,34,45,
57の材質としては、防振及び電気絶縁の双方の観点か
ら、防振ゴムを用いることが望ましい。また、電気絶縁
の程度としては、電気機器からの高調波漏れ電流が電波
障害を発生させない程度に十分小さくなるような程度と
する。なお、本発明においては、少なくともインバータ
4等の半導体電力変換器、駆動用の電動機5及び主電池
1を含む電気自動車のパワートレイン用電気機器の収納
フレームを絶縁材料からなる取付脚により車体100に
対して絶縁することが必要である。本実施例によれば、
車体100を経路の一部とする漏れ電流を抑制し、電波
障害を低減することができる。
【0031】図2は、請求項3に記載した第2の発明の
実施例を示すものであり、図1と同一の構成要素には同
一番号を付してある。図2において、インバータ4と電
動機5との間の交流ハーネス6には外被シールド線を用
い、そのシールド部としてのシールド外被62は電動機
5側において接地線63により電動機収納フレーム51
の1ヵ所の接地点58に接地される。同様にして、直流
ハーネス9にも外被シールド線を用い、シールド外被9
2はインバータ4側において接地線93によりインバー
タ収納フレーム41の1ヵ所の接地点46に接地され
る。
【0032】これにより、仮りに高調波漏れ電流が交流
ハーネス6または直流ハーネス9に流れた場合でも、電
磁波がハーネス6,9の外部に放散するのシールド外被
62,92により防止することができ、電波障害を大幅
に低減することができる。なお、図示されていないが、
主電池1、主スイッチ2、主ヒューズ3、インバータ4
間の直流ハーネスについても外被シールド線を用いるこ
とが好ましい。また、インバータ収納フレーム41及び
電動機収納フレーム51に絶縁性の取付脚45,57を
それぞれ設けることで、図1の実施例と同様の効果を重
ねて得ることができる。
【0033】図3は請求項4に記載した第3の発明の実
施例である。図において、インバータ収納フレーム41
の内側または外側は、電磁良導体からなる電磁シールド
板49により覆われている。この図では、収納フレーム
41の内側を覆った例で示してある。上記電磁シールド
板49は、接地線47により収納フレーム41と接続さ
れ、接地される。その接続方法としては、接地線47を
用いずに電磁シールド板49と収納フレーム41とを直
接、機械的かつ電気的に接続しても良い。なお、421
はインバータ主回路を示す。
【0034】図示されていないが、インバータ収納フレ
ーム41のみでなく、主電池収納フレーム11や主スイ
ッチ収納フレーム21、主ヒューズ収納フレーム31、
電動機収納フレーム51の内側または外側にも同様に電
磁良導体を設け、これらの電磁良導体を各フレーム1
1,21,31,51に接地線を介して接続することが
望ましい。本実施例により、高調波漏れ電流によりパワ
ートレイン用電気機器から発生する電磁波が外部へ放散
するのを電磁シールド板によって遮蔽することができ、
電波障害を低減させることが可能になる。
【0035】図4は請求項5に記載した第4の発明の実
施例を示している。この実施例は、第1の発明の実施例
のようにインバータ収納フレーム41や電動機収納フレ
ーム51を車体100に対し電気的に絶縁して固定する
ことが構造上、困難な場合のものである。すなわち、図
示するように、電動機側では電動機収納フレーム51に
接地線581の一端を接続し、貫通形鉄心(リングコ
ア)等の高調波電流抑制素子59を介して他端を車体1
00の1ヵ所の接地点101に接続する。また、インバ
ータ側では、インバータ収納フレーム41に接地線47
の一端を接続し、前記同様に高調波電流抑制素子48を
介して他端を接地点101に接続する。
【0036】図示されていないが、本実施例において
も、交流ハーネス6や直流ハーネス9に外被シールド線
を用いても良い。本実施例によれば、インバータ収納フ
レーム41や電動機収納フレーム51が車体100と導
通している設置環境においても、高調波電流抑制素子4
8,59によってインバータ4や電動機5の浮遊容量に
よる漏れ電流を低減させることが可能になる。特に、従
来からインバータ4の出力線に高調波電流抑制素子を挿
入する方法が知られているが、これに比べて高調波電流
抑制素子の大幅な小形軽量化が可能である。
【0037】次に、図5は請求項6に記載した第5の発
明の実施例であり、この実施例は少なくとも電動機5を
水冷式とした水冷式電気自動車に関するものである。前
述のように冷却水は電気良導体であり、電動機5の漏れ
電流は、冷却水を経て車体100に電気的に接続されて
いるポンプやラジエータを介して車体100に流れ、こ
れによって電波障害を引き起こす。
【0038】そこで、本実施例では、車体100と同電
位になる装置(図示例ではポンプ200、ラジエータ2
01)と電気機器(図示例ではインバータ4、電動機
5)との間の冷却水パイプ203に貫通形鉄心等の高調
波電流抑制素子204,205を挿入する。なお、冷却
水パイプ203は絶縁材料により構成されている。本実
施例によれば、高調波電流抑制素子204,205によ
り、ポンプ200、ラジエータ201、インバータ4、
電動機5等と冷却水間の電流経路が絶たれるため、冷却
水系に漏れ電流が流れる恐れがなくなる。
【0039】図6は、請求項7に記載した第6の発明の
実施例を示している。この実施例では、電動機収納フレ
ーム51から出力軸55を通って車体100へ漏れ電流
が流れるのを防止するため、電気絶縁形軸受510を用
いるか、または絶縁材料511を図示のように挿入する
か、あるいは、軸カップリングとして電気絶縁形カップ
リング560を用いる。これらの絶縁構造は同時に用い
ても良い。つまり、この発明では、少なくとも電動機5
の収納フレーム51から出力軸55、軸受510及びカ
ップリング560を含むトルク伝達機構までの一部を、
電気的絶縁構造とする。これにより、電動機収納フレー
ム51から出力軸55及び減速機71を通って車体10
0側に漏れ電流が流れるのを防止することができる。
【0040】更に、図7は請求項10に記載した第7の
発明の実施例である。先に述べた第1の発明の実施例で
は、電動機収納フレーム51やインバータ収納フレーム
41等を車体100から電気的に絶縁しているので、収
納フレーム帯電時の感電防止対策を施す必要がある。
【0041】すなわち、図7において、512は電動機
5の安全カバーであり、電動機収納フレーム51とは電
気的に絶縁され、かつ絶縁脚513を介して車体100
に取り付けられる。この安全カバー512は導体からな
り、高調波電流抑制素子515を介して接地線514に
より車体100の1ヵ所の接地点102に接続される。
同様にして、410はインバータ4の安全カバーであ
り、絶縁脚411を介して車体100に取り付けられ、
高調波電流抑制素子413を介して接地線412により
接地点102に接続される。
【0042】本実施例によれば、感電の危険なく車体1
00を経路の一部とする漏れ電流を低減させることがで
き、電波障害を未然に防ぐことができる。また、第1の
発明の実施例において、電動機収納フレーム41やイン
バータ収納フレーム51以外の収納フレームを取付脚に
よって車体100と絶縁した場合には、これらの収納フ
レームの外側にも安全カバーを設置して高調波電流抑制
素子を介し接地することが有効である。
【0043】上記各実施例では、半導体電力変換器とし
てインバータ、駆動用電動機として交流電動機を用いた
場合につき説明したが、本発明は半導体電力変換器がチ
ョッパ、駆動用電動機が直流電動機の場合にも適用可能
である。また、直流電源としては、二次電池以外にも、
燃料電池を単体で使用したり、或いは他の直流電源と混
成使用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明において
は、パワートレイン用電気機器の収納フレームを電気自
動車の車体から絶縁することにより、車体から電気機器
の浮遊コンデンサを介した漏れ電流の経路がなくなるた
め、漏れ電流を低減させることができる。第2または第
3の発明においては、ハーネスや電気機器から発生する
電磁波の放散をシールド材により遮蔽することで、電磁
障害の発生を防止することができる。
【0045】第4の発明においては、収納フレームの電
気的絶縁が構造上、困難な場合にも、車体から収納フレ
ームを介した漏れ電流を低減させることができる。第5
の発明においては、電動機の冷却方式が水冷方式である
場合に、冷却水系による漏れ電流を低減させて電波障害
を解消することができる。
【0046】第6の発明においては、電動機の収納フレ
ームから出力軸を介して車体側へ漏れ電流が流れるのを
防止することができる。更に、第7の発明においては、
電力変換器及び電動機の外側を安全カバーにより覆い、
これを高調波電流抑制素子を介して車体に接地すること
により、収納フレームが帯電した際の感電を防止して安
全性の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例を示す構成図である。
【図2】第2の発明の実施例を示す構成図である。
【図3】第3の発明の実施例を示す構成図である。
【図4】第4の発明の実施例を示す構成図である。
【図5】第5の発明の実施例を示す構成図である。
【図6】第6の発明の実施例を示す構成図である。
【図7】第7の発明の実施例を示す構成図である。
【図8】公知の電気自動車の駆動システムを示す図であ
る。
【図9】インバータの主回路構成図である。
【図10】インバータの交流電圧及び交流電流の波形図
である。
【図11】(A)は図9の概略的な回路図、(B)はイ
ンバータの入力電流及び主電池電流の波形図である。
【図12】図8の電気システムを高調波回路の面から示
した等価回路である。
【図13】(A)は図12の主要部の回路図、(B)は
インバータ出力電位の説明図である。
【図14】電気自動車における冷却系及び機械系の説明
図である。
【符号の説明】
6 交流ハーネス 9 直流ハーネス 11,21,31,41,51 収納フレーム 15,24,34,45,57 取付脚 46,58,101,102 接地点 47,63,93,412,514,581 接地線 48,59,204,205,413,515 高調波
電流抑制素子 49 電磁シールド板 55 出力軸 56 軸カップリング 62,92 シールド外被 71 減速機 100 車体 200 ポンプ 201 ラジエータ 203 冷却水パイプ 410,512 安全カバー 411,513 絶縁脚 421 インバータ主回路部 510 電気絶縁形軸受 511 絶縁材料 560 電気絶縁形カップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 智晴 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 花沢 昌彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 北田 眞一郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 菊池 俊雄 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 麻生 剛 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源から半導体電力変換器を介して
    車輪駆動用電動機を駆動する電気自動車の電気システム
    において、 少なくとも前記電力変換器、電動機及び直流電源を含む
    パワートレイン用電気機器の収納フレームを、車体に対
    し電気的に絶縁することを特徴とする電気自動車の電気
    システム。
  2. 【請求項2】 防振機能を有する絶縁性の取付脚を介し
    て収納フレームを車体に取り付けた請求項1記載の電気
    自動車の電気システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電気自動車の電
    気システムにおいて、 パワートレイン用電気機器間のハーネスをシールド線に
    より構成し、シールド線のシールド部を、至近の電気機
    器の収納フレームに設けられた1ヵ所の接地点に接地す
    ることを特徴とする電気自動車の電気システム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の電気自動車
    の電気システムにおいて、 少なくとも電力変換器を含むパワートレイン用電気機器
    の収納フレームの内側または外側に電磁シールド板を配
    置し、この電磁シールド板を前記収納フレームに接地す
    ることを特徴とする電気自動車の電気システム。
  5. 【請求項5】 直流電源から半導体電力変換器を介して
    車輪駆動用電動機を駆動する電気自動車の電気システム
    において、 少なくとも前記電力変換器及び電動機を含むパワートレ
    イン用電気機器の収納フレームを、高調波電流抑制素子
    を介して車体に接地することを特徴とする電気自動車の
    電気システム。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3または4記載の電気自
    動車の電気システムにおいて、 少なくとも電動機の冷却方式が水冷方式である場合、電
    動機と冷却用機器との間の冷却水パイプを電気的絶縁材
    料により構成し、この冷却水パイプの途中に高調波電流
    抑制素子を配置することを特徴とする電気自動車の電気
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4または6記載の電
    気自動車の電気システムにおいて、 少なくとも電動機の収納フレームから電動機の出力軸、
    軸受及び軸カップリングを含むトルク伝達機構までの一
    部を、電気的絶縁構造とすることを特徴とする電気自動
    車の電気システム。
  8. 【請求項8】 電動機の軸受が電気絶縁形である請求項
    7記載の電気自動車の電気システム。
  9. 【請求項9】 電動機の軸カップリングが電気絶縁形で
    ある請求項7または8記載の電気自動車の電気システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3,4,6,7,8ま
    たは9記載の電気自動車の電気システムにおいて、 少なくとも電力変換器及び電動機の外側を車体から電気
    的に絶縁された導電性の安全カバーにより各々覆い、こ
    れらの安全カバーを高調波電流抑制素子を介して車体に
    接地することを特徴とする電気自動車の電気システム。
  11. 【請求項11】 高調波電流抑制素子が貫通形鉄心であ
    る請求項5,6または10記載の電気自動車の電気シス
    テム。
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