JPWO2020208825A1 - 電力変換装置および空気調和機 - Google Patents

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Abstract

電力変換装置(100)は、コンバータ(4)およびインバータ(5)と、交流電源である商用交流電源(1)とコンバータ(4)との間に接続されたコモンモードチョークコイル(2)と、交流電源とコンバータ(4)とを接続する電源ライン同士の間に接続された交流側相間コンデンサであるYコンデンサ(7a,7b,8a,8b)と、コンバータ(4)とインバータ(5)とを接続する電源ライン同士の間に接続された直流側相間コンデンサであるYコンデンサ(9a,9b)と、を備える。交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサの各々の接地には、共通の接地線(21)が用いられている。交流側相間コンデンサおよび接地線(21)の間の配線と、直流側相間コンデンサおよび接地線(21)の間の配線との各々に、インダクタンス成分を持つ電子部品であるフェライトビーズ(12,13,14)が設けられている。

Description

本発明は、電力変換を行う電力変換装置および空気調和機に関する。
従来、コモンモードチョークコイルを有する電力変換装置が知られている。電力変換装置の配線パターンとアースとの間における浮遊容量の存在によって電力変換装置の配線パターンに共通に流れるコモンモード電流には、電力変換装置が有するインバータのスイッチング動作に起因するノイズなどが入り込むことがある。かかるノイズは、当該電力変換装置と他の装置とが共通の電源を使用する場合において、当該他の装置へ伝導することもある。コモンモードチョークコイルは、コモンモード電流による伝導ノイズであるコモンモードノイズを除去する。
特許文献1には、コモンモードチョークコイルと交流側相間コンデンサと直流側相間コンデンサとを有する電力変換装置が開示されている。交流側相間コンデンサは、電力変換装置が有するコンバータの交流側におけるコモンモードノイズを除去する。直流側相間コンデンサは、コンバータの直流側におけるコモンモードノイズを除去する。特許文献1に開示される従来の電力変換装置では、交流側相間コンデンサと直流側相間コンデンサとは、リード線を用いてアースに接続される。リード線は、電力変換装置の筐体あるいは電力変換装置が搭載される機器の筐体といった、アースと同電位の構造物に接続される。電力変換装置は、交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサからリード線を介してアースへコモンモードノイズを伝達させることによって、電力変換装置が有する配線パターンからコモンモードノイズを除去する。交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサの各々とアースとがリード線を用いて個別に接続されることによって、リード線が有するインダクタンス成分が有効に作用して、交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサの間におけるノイズの伝導が防止される。
特開2010−288381号公報
上記従来の電力変換装置では、電力変換装置に搭載される交流側相間コンデンサと直流側相間コンデンサとの数が多くなるほど、リード線の数が多くなる。リード線の数が多くなるほど、電力変換装置の製造に必要となる部品の数が多くなるとともにリード線を設置するための作業工程が多くなることによって、電力変換装置の製造コストが増加する。電力変換装置が搭載される機器では、多くのリード線が引き回されることによって、ノイズが伝達する態様が複雑化することになる。このため、当該機器におけるノイズの低減を図る場合に、ノイズの発生源の特定とノイズの伝達経路の特定とが困難となる。
交流側相間コンデンサと直流側相間コンデンサとの各々とアースとを、リード線を用いた個別の接続に代えて配線パターンによって接続することとした場合、交流側相間コンデンサと直流側相間コンデンサとが接続された部位に適切なインピーダンスが無いことから、交流側のノイズと直流側のノイズとが配線パターンにおいて干渉し合う。電力変換装置は、交流側のノイズと直流側のノイズとが干渉し合うことによって、さらにノイズが増加することになる。このように、上記従来の電力変換装置では、少ない接地線によりノイズを低減することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、少ない接地線によってノイズを低減可能とする電力変換装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電力変換装置は、交流電源と負荷との間に接続されたコンバータおよびインバータと、交流電源とコンバータとの間に接続されたコモンモードチョークコイルと、交流電源とコンバータとを接続する電源ライン同士の間に接続された交流側相間コンデンサと、コンバータとインバータとを接続する電源ライン同士の間に接続された直流側相間コンデンサと、を備える。交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサの各々の接地には、共通の接地線が用いられている。交流側相間コンデンサおよび接地線の間の配線と、直流側相間コンデンサおよび接地線の間の配線との各々に、インダクタンス成分を持つ電子部品が設けられている。
本発明に係る電力変換装置は、少ない接地線によってノイズを低減することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置の構成例を示す図 図1に示す電力変換装置が有する交流側相間コンデンサと直流側相間コンデンサとの実装の態様を模式的に示す図 本発明の実施の形態2にかかる電力変換装置の概略構成を示す図 図3に示す電力変換装置と電力変換装置の接地に用いられる筐体とを示す図 本発明の実施の形態3にかかる空気調和機の概略構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電力変換装置および空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置の構成例を示す図である。電力変換装置100は、商用交流電源1と負荷20との間に接続されたコンバータ4およびインバータ5を有する。負荷20の例は、空気調和機の室外機に備えられた圧縮機を駆動するモータである。モータには、室外機に搭載された電力変換装置100によって電力が供給される。
商用交流電源1は、単相交流電圧を電力変換装置100へ出力する。コンバータ4は、整流作用によって交流電圧を直流電圧へ変換する。インバータ5は、コンバータ4により出力された直流電圧を3相交流電圧へ変換する。電力変換装置100は、インバータ5により出力された交流電圧を負荷20へ印加する。コンバータ4の入力端子の各々は、電源ラインを介して商用交流電源1に接続されている。コンバータ4の出力端子の各々は、電源ラインを介してインバータ5の入力端子に接続されている。なお、以下の説明において、商用交流電源1とコンバータ4とを接続する電源ラインを交流ライン、コンバータ4とインバータ5との間の電源ラインを直流ラインと称することがある。
電力変換装置100は、コンバータ4に並列に接続されている平滑コンデンサ11を有する。平滑コンデンサ11は、コンバータ4のインバータ5側において、直流ライン同士の間に接続されている。平滑コンデンサ11は、コンバータ4により出力された直流電圧を平滑化する。インバータ5には、平滑コンデンサ11によって平滑化された直流電圧が印加される。
電力変換装置100は、商用交流電源1とコンバータ4との間に接続されたコモンモードチョークコイル2と、交流側線間コンデンサであるXコンデンサ6と、交流側相間コンデンサであるYコンデンサ7a,7b,8a,8bと、直流側相間コンデンサであるYコンデンサ9a,9bとを有する。コモンモードチョークコイル2とXコンデンサ6とYコンデンサ7a,7b,8a,8bとは、交流ラインにおけるノイズを除去するフィルタ回路として機能する。Yコンデンサ9a,9bは、直流ラインにおけるノイズを除去するフィルタ回路として機能する。
Xコンデンサ6は、コモンモードチョークコイル2の商用交流電源1側において、交流ライン同士の間に接続されている。Yコンデンサ7aとYコンデンサ7bとは、交流ラインのうちXコンデンサ6が接続されている位置よりもコモンモードチョークコイル2側において、交流ライン同士の間に接続されている。Yコンデンサ7aとYコンデンサ7bとは、接続点16を介して互いに直列に接続されている。
Yコンデンサ8aとYコンデンサ8bとは、コモンモードチョークコイル2のコンバータ4側において、交流ライン同士の間に接続されている。Yコンデンサ8aとYコンデンサ8bとは、接続点17を介して互いに直列に接続されている。
Yコンデンサ9aとYコンデンサ9bとは、直流ラインのうち平滑コンデンサ11が接続されている位置よりもインバータ5側において、直流ライン同士の間に接続されている。Yコンデンサ9aとYコンデンサ9bとは、接続点18を介して互いに直列に接続されている。
電力変換装置100は、単相交流電圧を出力するための出力端子22を有する。出力端子22の各々は、商用交流電源1とコンバータ4とを接続する交流ラインから分岐された分岐ラインの端に位置する。例を挙げると、出力端子22には、空気調和機が有する室内機が接続される。
電力変換装置100は、商用交流電源1と出力端子22との間に接続されたコモンモードチョークコイル3と、交流側相間コンデンサであるYコンデンサ10a,10bとを有する。コモンモードチョークコイル3とYコンデンサ10a,10bとは、分岐ラインにおけるノイズを除去するフィルタ回路として機能する。
Yコンデンサ10aとYコンデンサ10bとは、分岐ラインのうちコモンモードチョークコイル3の出力端子22側において、分岐ライン同士の間に接続されている。Yコンデンサ10aとYコンデンサ10bとは、接続点19を介して互いに直列に接続されている。
接続点16から引き出されている配線と、接続点17から引き出されている配線と、接続点18から引き出されている配線と、接続点19から引き出されている配線とは、1つの接地線21に接続されている。各配線は、接地線21を介してアースに接続されている。これにより、Yコンデンサ7a,7b,8a,8b,9a,9b,10a,10bの各々の接地には、共通の接地線21が用いられている。例を挙げると、接地線21は、電力変換装置100の筐体、あるいは室外機の筐体に接続される。このように、電力変換装置100は、接地線21を用いることによって、Yコンデンサ7a,7bとYコンデンサ8a,8bとYコンデンサ9a,9bとYコンデンサ10a,10bとの各構成の接地を一括して行う。
電力変換装置100は、インダクタンス成分を持つ電子部品であるフェライトビーズ12,13,14,15を有する。フェライトビーズ12は、接続点16と接地線21との間の配線に設けられている。フェライトビーズ13は、接続点17と接地線21との間の配線に設けられている。フェライトビーズ14は、接続点18と接地線21との間の配線に設けられている。フェライトビーズ15は、接続点19と接地線21との間の配線に設けられている。フェライトビーズ12,13,14,15は、高周波領域における電流のエネルギーをインダクタンス成分によって損失させる。フェライトビーズ12,13,14,15は、電流のエネルギーを損失させることによってノイズを吸収する。
このように、Yコンデンサ7a,7bおよび接地線21の間の配線にはフェライトビーズ12が設けられている。Yコンデンサ8a,8bおよび接地線21の間の配線にはフェライトビーズ13が設けられている。Yコンデンサ9a,9bおよび接地線21の間の配線にはフェライトビーズ14が設けられている。Yコンデンサ10a,10bおよび接地線21の間の配線にはフェライトビーズ15が設けられている。すなわち、交流側相間コンデンサおよび接地線21の間の配線と、直流側相間コンデンサおよび接地線21の間の配線との各々に、インダクタンス成分を持つ電子部品が設けられている。
図2は、図1に示す電力変換装置が有する交流側相間コンデンサと直流側相間コンデンサとの実装の態様を模式的に示す図である。Yコンデンサ7a,7b,8a,8b,9a,9b,10a,10bは、電子回路基板25に実装されている。電子回路基板25は、電力変換装置100の電子回路が実装された基板である。電子回路の内部には、図1に示すコンバータ4とインバータ5との動作の状態にしたがって、さまざまな周波数のノイズが充満する。
配線23は、電子回路基板25が有する入力端子と商用交流電源1とを接続する。配線24は、電子回路基板25が有する出力端子と負荷20とを接続する。図2では、電子回路基板25に設けられている構成要素を電子回路基板25の上方から見た様子を示している。なお、図2では、電子回路基板25に実装されている構成要素のうち説明のために必要な構成要素のみを示すこととし、その他の構成要素についての図示を省略する。
Yコンデンサ7a,7b,8a,8b,9a,9b,10a,10bと接地線21とは、電子回路基板25上の配線パターンを介して接続されている。これにより、電力変換装置100は、共通の接地線21を用いて、交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサの各々の接地を一括して行うことができる。
仮に、交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサの各々が一括して接地される構成に代えて、Yコンデンサ7a,7bとYコンデンサ8a,8bとYコンデンサ9a,9bとYコンデンサ10a,10bとの各構成が互いに独立して接地される場合には、接地のためのリード線が各構成に設けられることになる。電力変換装置100には、従来技術の場合と同様に、接続点16とアースとを接続するリード線と、接続点17とアースとを接続するリード線と、接続点18とアースとを接続するリード線と、接続点19とアースとを接続するリード線とが設けられる。
実施の形態1にかかる電力変換装置100は、接地線21によって各構成を一括して接地させることによって、構成ごとのリード線が不要となる。電力変換装置100は、各構成が互いに独立して接地される場合と比較して、電力変換装置100の製造に必要となる部品の数を少なくすることができる。また、電力変換装置100の製造において、構成ごとのリード線の設置のための作業工程が不要となる。これにより、電力変換装置100は、各構成が互いに独立して接地される場合と比較して、製造コストを抑えることができる。
フェライトビーズ12,13,14,15は、Yコンデンサ7a,7b,8a,8b,9a,9b,10a,10bと接地線21とを接続する配線パターン上に設けられている。インダクタンス成分を持つフェライトビーズ12,13,14,15が配線パターン上に設けられることによって、電力変換装置100は、配線パターンにおける交流側のノイズと直流側のノイズとの干渉を抑えることができる。これにより、電力変換装置100は、交流側のノイズと直流側のノイズとの干渉によるノイズの増加を防止することができ、ノイズ低減効果を高めることができる。
各構成が互いに独立して接地される場合において用いられる上記のリード線は、通常、10cmから20cmの長さを有する。また、一般的なリード線は、1nH/cmのインダクタンスを有する。実施の形態1にかかる電力変換装置100では、各構成と接地線21との間の各配線に設けられたフェライトビーズ12,13,14,15によって、リード線と同等のインダクタンスを各配線に持たせている。これにより、電力変換装置100は、各構成が互いに独立して接地される場合と同様にノイズを除去することができる。
なお、電力変換装置100に設けられる接地線21の数は1つに限られず、複数であっても良い。電力変換装置100は、交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサである複数の相間コンデンサのうちの少なくとも一部について一括して接地させることによって、複数の相間コンデンサの各々を互いに独立して接地させる場合に比べて接地線21の数を少なくすることができる。
空気調和機に搭載される電力変換装置100の場合、電力変換装置100の電子回路構成は、空気調和機において必要とされる性能によって変えられる。電子回路構成が変わると、電子回路において発生するノイズの周波数ならびに強さも変化する。電力変換装置100には、電子回路において発生するノイズに合わせた特性を有するフェライトビーズ12,13,14,15が設けられる。各フェライトビーズ12,13,14,15のインダクタンス値には、ノイズの周波数に合わせて最適な値を設定することができる。これにより、電力変換装置100は、より高いノイズ低減効果を得ることができる。
各フェライトビーズ12,13,14,15の特性は、互いに同じであっても良い。また、フェライトビーズ12,13,14,15の中の少なくとも1つは、その他とは異なる特性を有していても良い。各フェライトビーズ12,13,14,15の特性は、電子回路の構成に合わせて決定することができる。すなわち、各フェライトビーズ12,13,14,15のインダクタンス値は、電子回路の構成に合わせて適宜決定できる。
交流側相間コンデンサに設けられるフェライトビーズ12,13,15のインダクタンス値と直流側相間コンデンサに設けられるフェライトビーズ14のインダクタンス値とを互いに異なる値とすることによって、交流側のノイズと直流側のノイズとの干渉を抑えることが可能となる。例を挙げると、フェライトビーズ12,13,15のインダクタンス値は20nH、フェライトビーズ14のインダクタンス値は10nHとされる。
各フェライトビーズ12,13,14,15のインダクタンス値は、他の構成要素へ伝導し得るノイズの発生を抑えることと、他の構成要素からのノイズの伝導を防ぐこととのどちらに重点をおくかによって決定することができる。各フェライトビーズ12,13,14,15のインダクタンス値を適宜決定することによって、ノイズ発生を低減させたい回路と他の回路からのノイズの伝導を防ぎたい回路との分類が実現可能となる。例を挙げると、各フェライトビーズ12,13,14,15のインダクタンス値は、1nHから100nHの範囲において設定することができる。
なお、電力変換装置100は、フェライトビーズ12,13,14,15以外の、インダクタンス成分を持つ電子部品を有しても良い。インダクタンス成分を持つ電子部品には、ノーマルモードチョークコイルといった、フェライトビーズ12,13,14,15と同等のインダクタンス成分を持つ電子部品を用いることができる。フェライトビーズ12,13,14,15またはノーマルモードチョークコイルは、コモンモードチョークコイル2,3よりも小型である。このため、かかる電子部品にコモンモードチョークコイル2,3と同様のコモンモードチョークコイルが用いられる場合に比べて、電力変換装置100は、電子回路の大型化を抑制することができる。
実施の形態1によると、電力変換装置100は、交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサの各々の接地に共通の接地線21が用いられることによって、接地線21の数を少なくすることができる。また、電力変換装置100は、交流側相間コンデンサおよび接地線21の間の配線と、直流側相間コンデンサおよび接地線21の間の配線との各々に、インダクタンス成分を持つ電子部品が設けられることによって、ノイズの効果的な低減が可能となる。以上により、電力変換装置100は、少ない接地線21によってノイズを低減することができるという効果を奏する。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2にかかる電力変換装置の概略構成を示す図である。図4は、図3に示す電力変換装置と電力変換装置の接地に用いられる筐体とを示す図である。実施の形態2では、電力変換装置100の接地に用いられる筐体の例について説明する。実施の形態2では、上記の実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1とは異なる構成について主に説明する。
筐体26は、図1に示す電力変換装置100内の構成要素を囲う。壁部27は、筐体26の内部に取り付けられており、筐体26内部の空間を仕切る。筐体26と壁部27とは、板金を用いて形成されている。筐体26と壁部27とは、ノイズの伝導を遮断するシールド部を構成する。
配線24は、電子回路基板25が有する出力端子と負荷20とを接続する。配線23は、電子回路基板25が有する入力端子と商用交流電源1とを接続する。なお、図3に示す構成は、図2に示す構成に、壁部27と配線28とが追加されたものである。図4には、筐体26に設けられている構成要素を側方から見た様子を示している。接地線21は、筐体26に接続されている。
配線28は、電力変換装置100と電力変換装置100の外部の装置とを接続するための配線であって、配線23,24および接地線21以外の通信線および信号線といった配線全体を指すものとする。配線28には、電力変換装置100から室内機への電力供給のための配線と、電力変換装置100の外部の制御システムとの通信のための通信線と、サーミスタへの電力供給のための配線と、四方弁への電力供給のための配線とが含まれる。サーミスタは、空気調和機の各部位における温度を計測する。四方弁は、空気調和機の冷房と暖房との運転の切り換えにしたがって冷媒回路を切り換える。
ここで、接地線21と配線23とを第1の配線、配線24と配線28とを第2の配線とする。第1の配線は、電力変換装置100に設けられている配線のうち、多くのノイズを発生させる配線である。第2の配線は、電力変換装置100に設けられている配線のうち第1の配線以外の配線であって、第1の配線に比べて発生するノイズが少ない配線である。
第1の配線は、筐体26と壁部27とによって囲われる領域に設けられている。第2の配線は、筐体26と壁部27とによって囲われる領域の外に設けられている。筐体26と壁部27とからなるシールド部は、第1の配線が設けられている領域を囲うことによって、第1の配線から第2の配線へのノイズの伝導を遮断する。電力変換装置100は、シールド部が設けられることによって、第1の配線から放射されたノイズが第2の配線へ伝導することを抑制できる。これにより、電力変換装置100は、第1の配線から第2の配線へノイズが伝導することによる誤作動といった不具合を防ぐことができる。また、各相間コンデンサの接地は、第1の配線が設けられている領域内においてシールド部へ接地線21を接続させることによって容易に実現することができる。
複数の相間コンデンサの接地を接地線21によって一括化させたことによって、各相間コンデンサの各々に接地線21が分散して設けられる場合に比べて、接地線21が設けられる領域を容易に限定させることができる。これにより、電力変換装置100は、ノイズの影響を受け易い配線から遠ざけて接地線21を配置することが可能となる。さらに、電力変換装置100は、第1の配線が設けられている領域をシールド部によって容易に囲うことが可能となる。
なお、図4に示す例では、壁部27は電子回路基板25にまで達しておらず、電子回路基板25と壁部27との間に隙間が設けられている。壁部27は、電子回路基板25に達していても良い。電子回路基板25に設けられたスリットへ壁部27が挿入されることによって、壁部27が電子回路基板25を貫いていても良い。これにより、シールド部は、ノイズの伝導を抑制させるシールド性を高めることができる。
筐体26と壁部27とは、板金を用いて形成されたものに限られない。筐体26と壁部27とは、ノイズの伝導を抑制させる性質の材料からなるものであれば良い。シールド部の形状は、図4に示す筐体26と壁部27とによって構成される形状に限られず、自在に変更可能であるものとする。シールド部は、筐体26と壁部27とによって実現されるものに限られない。シールド部は、筐体26および壁部27以外の構成要素によって実現されても良い。シールド部は、図1に示す平滑コンデンサ11に使用されるアルミ電解コンデンサによって実現されても良い。
実施の形態2によると、電力変換装置100は、シールド部が設けられることによって、第1の配線から第2の配線へのノイズの伝導を抑制することができる。これにより、電力変換装置100は、ノイズをより低減することができるという効果を奏する。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3にかかる空気調和機の概略構成を示す図である。空気調和機200は、空気調和のための空気流を室内空間へ送り出すことによって、室内空間の温度と湿度とを調整する。空気調和機200は、室内温度が目標温度となるように冷房、送風、除湿および暖房といった運転モードの切り換えを行う。
空気調和機200は、室外機201が室内機202とは分離されたセパレート型空気調和機である。室外機201と室内機202とは冷媒配管36を介して接続される。冷媒が冷媒配管36に充填されて、冷媒配管36を介して室外機201と室内機202との間を冷媒が循環することによって、空気調和機200は室内と室外との間で熱交換を行う。
室外機201は、圧縮機31と、四方弁32と、室外熱交換器33と、膨張弁34と、ファン39とを有する。圧縮機31には、冷媒を圧縮する圧縮機構37と、圧縮機構37を動作させるモータ38とが設けられている。また、室外機201は、実施の形態1または2にかかる電力変換装置100を有する。モータ38は、図1に示す負荷20である。モータ38は、電力変換装置100からの電力供給によって駆動する。室内機202は、室内熱交換器35とファン40とを有する。
圧縮機31と、四方弁32と、室外熱交換器33と、膨張弁34と、室内熱交換器35とは、冷媒配管36を介して接続されている。圧縮機31と、四方弁32と、室外熱交換器33と、膨張弁34と、室内熱交換器35とは、冷媒を循環させる閉回路である冷凍サイクルを構成する。なお、空気調和機200が有する構成要素は、冷凍サイクルを備える冷蔵庫あるいは冷凍庫といった機器にも適用することができる。
室外機201において、ファン39は、回転によって空気流を発生させる。室外機201は、空気流を発生させることにより、室外機201の筐体内へ空気を送り込み、かつ、筐体内へ送り込まれた空気を筐体外へ送り出す。室外熱交換器33は、室外熱交換器33を通過する空気と冷媒との熱交換を行わせる。図5では、室外機201の筐体の図示を省略している。
室内機202は、図1に示す出力端子22に接続されている。室内機202は、電力変換装置100からの電力供給を受けて動作する。室内機202において、ファン40は、回転によって空気流を発生させる。室内機202は、空気流を発生させることにより、室内機202の筐体内へ空気を送り込み、かつ、筐体内へ送り込まれた空気を筐体外へ送り出す。室内熱交換器35は、室内熱交換器35を通過する空気と冷媒との熱交換を行わせる。図5では、室内機202の筐体の図示を省略している。なお、電力変換装置100は、ファン39を回転させるモータあるいはファン40を回転させるモータへ、3相交流電圧を出力しても良い。
実施の形態3によると、空気調和機200は、実施の形態1または2にかかる電力変換装置100を有することによって、少ない接地線21によってノイズを低減することができるという効果を奏する。なお、電力変換装置100は、商用交流電源1に接続された機器に設けられるものであれば良く、空気調和機200以外の機器に設けられても良い。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 商用交流電源、2,3 コモンモードチョークコイル、4 コンバータ、5 インバータ、6 Xコンデンサ、7a,7b,8a,8b,9a,9b,10a,10b Yコンデンサ、11 平滑コンデンサ、12,13,14,15 フェライトビーズ、16,17,18,19 接続点、20 負荷、21 接地線、22 出力端子、23,24,28 配線、25 電子回路基板、26 筐体、27 壁部、31 圧縮機、32 四方弁、33 室外熱交換器、34 膨張弁、35 室内熱交換器、36 冷媒配管、37 圧縮機構、38 モータ、39,40 ファン、100 電力変換装置、200 空気調和機、201 室外機、202 室内機。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電力変換装置は、交流電源と負荷との間に接続されたコンバータおよびインバータと、交流電源とコンバータとを接続する電源ライン同士の間に接続された交流側相間コンデンサと、コンバータとインバータとを接続する電源ライン同士の間に接続された直流側相間コンデンサと、を備える。交流側相間コンデンサおよび直流側相間コンデンサの各々の接地には、共通の接地線が用いられている。交流側相間コンデンサおよび接地線の間の配線と、直流側相間コンデンサおよび接地線の間の配線との各々に、インダクタンス成分を持つ電子部品が設けられている。
ここで、接地線21と配線24とを第1の配線、配線23と配線28とを第2の配線とする。第1の配線は、電力変換装置100に設けられている配線のうち、多くのノイズを発生させる配線である。第2の配線は、電力変換装置100に設けられている配線のうち第1の配線以外の配線であって、第1の配線に比べて発生するノイズが少ない配線である。

Claims (5)

  1. 交流電源と負荷との間に接続されたコンバータおよびインバータと、
    前記交流電源と前記コンバータとの間に接続されたコモンモードチョークコイルと、
    前記交流電源と前記コンバータとを接続する電源ライン同士の間に接続された交流側相間コンデンサと、
    前記コンバータと前記インバータとを接続する電源ライン同士の間に接続された直流側相間コンデンサと、
    を備え、
    前記交流側相間コンデンサおよび前記直流側相間コンデンサの各々の接地には、共通の接地線が用いられており、
    前記交流側相間コンデンサおよび前記接地線の間の配線と、前記直流側相間コンデンサおよび前記接地線の間の配線との各々に、インダクタンス成分を持つ電子部品が設けられている電力変換装置。
  2. 前記電力変換装置が有する出力端子と前記負荷とを接続する配線および前記接地線である第1の配線が設けられている領域を囲うことによって、前記第1の配線から前記第1の配線以外の配線である第2の配線へのノイズの伝導を遮断するシールド部を備える請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記接地線は、前記シールド部に接続されている請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記電子部品は、フェライトビーズである請求項1から3のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の電力変換装置を備える空気調和機。
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