JPH08166807A - 制御プログラム作成装置 - Google Patents

制御プログラム作成装置

Info

Publication number
JPH08166807A
JPH08166807A JP31146794A JP31146794A JPH08166807A JP H08166807 A JPH08166807 A JP H08166807A JP 31146794 A JP31146794 A JP 31146794A JP 31146794 A JP31146794 A JP 31146794A JP H08166807 A JPH08166807 A JP H08166807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
control
ladder program
control program
ladder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31146794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3341064B2 (ja
Inventor
Tsunetaka Muranaka
常高 村中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP31146794A priority Critical patent/JP3341064B2/ja
Publication of JPH08166807A publication Critical patent/JPH08166807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3341064B2 publication Critical patent/JP3341064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラダープログラムのデバッグやメンテナンス
工数を削減する。 【構成】 上位ラダープログラムA中に下位ラダープロ
グラムエントリ命令L1が有り、かつ、下位ラダープロ
グラムエントリ命令L1を指定して下位ラダープログラ
ム作成要求が入力した場合には、現在作成中のラダープ
ログラムAの作成を中断して、当該ラダープログラムA
より下位のラダープログラムBを作成すると共に、当該
下位のラダープログラムAの作成が終了した場合には、
中断した上位のラダープログラムAの作成を再開する。
同様にして、下位ラダープログラムC、および下位ラダ
ープログラムBよりさらに下位のラダープログラムDを
作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の制御命令からな
る制御プログラムを作成する制御プログラム作成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プログラマブルコントローラ等の
制御装置においては、ラダー言語等の制御命令からなる
ユーザプログラム(以下、制御プログラムという。)が
大容量化しており、そのプログラム自体も高機能化して
している。
【0003】このため、制御プログラムの設計、デバッ
グ、メンテナンスを容易にする手段として、制御プログ
ラムをサブルーチンによりモジュール化して管理した
り、制御プログラムの段落分けやコメント文の挿入によ
って制御プログラムを分割化して理解し易くする方法が
取られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
して制御プログラムのモジュール化や段落分け等による
分割化の手段を採用したとしても、制御プログラムの設
計者や保全者は、制御プログラムを全体を管理する必要
があるため、特に作成した制御プログラムのデバッグ/
メンテナンス時に多大な工数が発生する、という問題が
あった。
【0005】本発明はこのような問題に着目してなされ
もので、制御プログラムのデバッグやメンテナンス工数
を削減することができる制御プログラム作成装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、複数の制御命令からなる
制御プログラムを作成する制御プログラム作成装置にお
いて、通常の制御命令を入力する通常制御命令入力手段
と、現在作成中の制御プログラムより下位の制御プログ
ラムのエントリを示す下位制御プログラムエントリ命令
を入力する下位制御プログラムエントリ命令入力手段
と、上記下位制御プログラムエントリ命令を指定して、
現在作成中の制御プログラムより下位の制御プログラム
の作成を要求する下位制御プログラム作成要求を入力す
る下位制御プログラム作成要求入力手段と、上記通常制
御命令入力手段および下位制御プログラムエントリ命令
入力手段によって入力した各命令によりプログラムを作
成するプログラム作成手段と、上記プログラム作成手段
によって作成された制御プログラム中に上記下位制御プ
ログラムエントリ命令が有り、かつ、上記下位制御プロ
グラム作成要求入力手段によって上記下位制御プログラ
ムエントリ命令を指定して下位制御プログラム作成要求
が入力した場合には、上記プログラム作成手段に現在作
成中の制御プログラムの作成を中断させて、当該制御プ
ログラムより下位の制御プログラムを作成させると共
に、当該下位の制御プログラムの作成が終了した場合に
は、中断した上位の制御プログラムの作成を再開させる
プログラム作成制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の制御プログラム作成装置において、プログラム作
成手段によって作成された上位および下位の制御プログ
ラムを記憶するプログラム記憶手段と、上記プログラム
作成手段によって上位および下位の制御プログラムの作
成が終了した場合、上記プログラム記憶手段に記憶され
た上位および下位の制御プログラムを制御装置へ転送す
るプログラム転送手段と、をさらに具備することを特徴
とする。
【0008】また、請求項3記載の発明では、請求項1
または請求項2記載の制御プログラム作成装置におい
て、制御プログラムは、複数のラダー命令からなるラダ
ープログラムであることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、通常は、入力した通
常の制御命令や下位制御プログラムエントリ命令によっ
てプログラムを作成する。そして、その作成された制御
プログラム中に下位制御プログラムエントリ命令が有
り、かつ、下位制御プログラム作成要求が入力した場合
には、現在作成中の制御プログラムの作成を中断して、
当該制御プログラムより下位の制御プログラムを作成す
ると共に、当該下位の制御プログラムの作成が終了した
場合には、中断した上位の制御プログラムの作成を再開
するようにする。
【0010】また、請求項2記載の発明では、さらに、
そのようにして作成された上位および下位の制御プログ
ラムを記憶し、上位および下位の制御プログラムの作成
が終了した場合には、その記憶された上位および下位の
制御プログラムを制御装置へ転送するようにする。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る制御プログラム作成装置
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明に係る制御プログラム作成
装置の実施例の構成を、制御装置であるプログラマブル
コントローラ(以下、「PLC」という。)と共に示し
ている。
【0013】この制御プログラム作成装置1は、複数の
制御命令からなる制御プログラムとして複数のラダー命
令からなるラダープログラムを作成し、接続ケーブル3
を介しPLC2へ転送するもので、CPU11と、シス
テムプログラムメモリ12と、キーボード等の入力装置
13と、ディスプレイ等の出力装置14と、外部記憶装
置15と、内部メモリ16と、インタフェース17とを
有しており、外部的にはインタフェース17に接続され
た接続ケーブル3を介してPLC2と接続されている。
【0014】CPU11は、システムプログラムメモリ
12に格納されたシステムプログラムを実行することに
よってプログラム作成手段、プログラム作成制御手段、
およびプログラム転送手段として機能して、後述の図5
に示す処理を行うものである。
【0015】入力装置13は、通常制御命令入力手段、
下位制御プログラムエントリ命令入力手段、および下位
制御プログラム作成要求入力手段として機能するもの
で、図示はしないが通常のラダー命令を入力するための
各種ラダー命令入力キーや、後述の図2で説明する現在
作成中のラダープログラムより下位のラダープログラム
のエントリを示す下位ラダープログラムエントリ命令を
入力するための下位ラダープログラムエントリ命令入力
キー、および下位ラダープログラムの作成要求を指示す
る下位ラダープログラム作成要求入力キーの押下によ
り、各命令を本装置内へ入力するものである。
【0016】外部記憶装置15は、プログラム記憶手段
としてCPU11によって作成された上位および下位の
ラダープログラムをラダープログラムエリアに記憶する
ものである。なお、内部メモリ16にこのプログラム記
憶手段としての機能を持たせるようにしてもよい。
【0017】また、PLC2は、一般的に構成されてお
り、マイクロプロセッサ21と、I/Oメモリ22と、
システムプログラムメモリ23と、ワークメモリ24
と、ユーザプログラムメモリ25と、インタフェース2
6とをバス27で接続して構成されている。
【0018】図2は、入力装置13によって本装置内に
入力する下位ラダープログラムエントリ命令を示してい
る。
【0019】この下位ラダープログラムエントリ命令L
は、下位ラダープログラムのエントリを示す“LOWE
R”の命令語L1と、当該下位のラダープログラムのプ
ログラム番号である“000”を示すオペランドL2と
から構成されている。
【0020】図3は、図2に示す下位ラダープログラム
エントリ命令を使用して作成した上位および下位のラダ
ープログラムの具体例を示している。
【0021】この図3では、ある1つのラダープログラ
ムが上位および下位のラダープログラムA〜Dから構成
されており、ラダープログラムAが最上位のラダープロ
グラムであり、ラダープログラムB,Cがラダープログ
ラムAを呼び出し元とする下位のラダープログラム、ラ
ダープログラムDがラダープログラムBを呼び出し元と
するさらに下位のラダープログラムDであることを示し
ている。
【0022】そして、上位ラダープログラムA中におけ
る下位ラダープログラムBの存在は、a接点命令S1
と、下位ラダープログラムBのプログラム番号“00
0”をオペランドとした下位ラダープログラムエントリ
ー命令L1“LOWER 000”とからなる下位ラダ
ープログラムエントリ回路A1 の存在によって代用され
ており、下位ラダープログラムCの存在は、a接点命令
S2と、下位ラダープログラムCのプログラム番号“0
10”をオペランドとした下位ラダープログラムエント
リー命令L2“LOWER 010”とからなる下位ラ
ダープログラムエントリ回路C2の存在によって代用さ
れている。
【0023】また、下位ラダープログラムB中における
さらに下位のラダープログラムDの存在は、a接点命令
S3と、下位ラダープログラムDのプログラム番号“0
02”をオペランドとした下位ラダープログラムエント
リー命令L3“LOWER002”とからなる下位ラダ
ープログラムエントリ回路C3の存在によって代用され
ている。
【0024】なお、この図3は、ラダープログラム作成
処理におけるディスプレイ等の出力装置14上における
表示画面も示しており、上記上位および下位の各ラダー
プログラムA〜Dは、原則としてこの図3に示すように
別々の画面でに出力装置14上に表示される。つまり、
上記上位および下位の各ラダープログラムA〜Dは、プ
ログラムとしては別々になるので、ディスプレイ等の出
力装置14上の同一画面上にはプログラムの呼び出し処
理等をした場合を除き原則として、他の上位および下位
の各ラダープログラムA〜Dと同時に表示されないよう
に制御されている。
【0025】図4は、図3に示された上位および下位の
ラダープログラムA〜Dからなるラダープログラムの外
部記憶装置15における格納状態を示している。
【0026】この外部記憶装置15では、上位および下
位のラダープログラムA〜Dを別々のファイルとして記
憶するのではなく1つのファイルとして記憶するもの
で、1つのラダープログラムエリア15aを分割し、上
位ラダープログラム中の下位ラダープログラムエントリ
命令Lのオペランドと下位ラダープログラムのプログラ
ム番号とをリンク等させることにより上位および下位の
関係を関連付けて、各々の分割エリアに上位および下位
のラダープログラムA〜Dを格納するようにしている。
【0027】このように格納すれば、このユーザプログ
ラムがPLC2に転送されるときには1つのラダープロ
グラムエリア15aの全てのラダープログラムA〜Dが
転送されることになる。
【0028】次に、このように構成された本発明に係る
制御プログラム作成装置のCPU11によるラダープロ
グラムの作成および転送処理について、図面を参照して
説明する。
【0029】図5は、CPU11によるラダープログラ
ムの作成および転送処理を示している。
【0030】本装置では、まず電源の入力によってCP
U11が起動して(ステップ100)、ラダープログラ
ムの作成完了か否かを判断し(ステップ110)、ラダ
ープログラムの作成が完了してなければ(ステップ11
0“N”)、入力装置13の通常ラダー命令入力キー
や、下位ラダープログラムエントリ命令入力キーによっ
て通常ラダー命令や下位ラダープログラムエントリ命令
を入力してラダープログラムを作成し、その作成したラ
ダープログラムを図4に示すように外部記憶装置15の
ラダープログラムエリア15aの対応するエリアに格納
する(ステップ120)。
【0031】そして、このステップ120におけるラダ
ープログラム作成処理の際、CPU11は、まだ下位ラ
ダープログラム作成要求の入力していない未要求の下位
ラダープログラムエントリ命令の有無を判断すると共に
(ステップ130)、入力装置13によって下位ラダー
プログラム作成要求が入力するか否かを判断する(ステ
ップ140)。
【0032】ここで、作成中のラダープログラム中に未
要求の下位ラダープログラムエントリ命令が無いと判断
された場合は(ステップ130“無”)、通常のラダー
プログラムのプログラミングと変わらずにラダープログ
ラムの作成が完了するまで(ステップ110“N”)、
ラダープログラムの作成を継続する(ステップ12
0)。
【0033】また、現在作成中のラダープログラム中に
下位ラダープログラムエントリ命令が有ったとしても
(ステップ130“有”)、下位ラダープログラム作成
要求が入力していないと判断された場合は(ステップ1
40“N”)、同様にそのラダープログラムの作成を続
行して外部記憶装置15に格納する(ステップ12
0)。
【0034】つまり、この場合は、現在作成中のラダー
プログラム中に下位ラダープログラムエントリ命令が有
ったとしても、下位ラダープログラム作成要求が入力し
ていないため、現在作成中のラダープログラム中に下位
ラダープログラムエントリ命令が入力したままで、その
下位ラダープログラムは作成されずに、当該下位ラダー
プログラムエントリ命令の後に続いて通常ラダー命令や
下位ラダープログラムエントリ命令の入力が続いてその
ラダープログラムの作成を続行する場合である。
【0035】図3でこの場合を説明すると、例えば、上
位ラダープログラムAの作成において、下位ラダープロ
グラムエントリ命令L1,L2を入力したが、続いてそ
れらの下位ラダープログラムエントリ命令L1、L2を
指定して下位ラダープログラム作成要求を入力せずに、
そのまま上位ラダープログラムAの作成を続行した場合
である。
【0036】これに対し、現在作成中のラダープログラ
ム中に下位ラダープログラムエントリ命令が有り(ステ
ップ130“Y”)、かつ、その下位ラダープログラム
エントリ命令を指定して下位ラダープログラム作成要求
が入力した場合は(ステップ140)、CPU11は、
続いて通常ラダー命令や下位ラダープログラムエントリ
命令が入力しても、それらの各命令を現在作成中の当該
上位ラダープログラムには入力させず、それより下位の
ラダープログラムに入力させることによって、当該下位
ラダープログラムエントリ命令についての下位ラダープ
ログラムを作成し、その作成した下位ラダープログラム
を図4に示すように外部記憶装置15のラダープログラ
ムエリア15aの対応するエリアにその上位ラダープロ
グラムと関連付けて格納する(ステップ150)。
【0037】つまり、この場合には、上位ラダープログ
ラムの作成中に下位ラダープログラムエントリ命令を入
力して、すぐに続いて当該下位ラダープログラムエント
リ命令を指定して下位ラダープログラム作成要求を入力
する上位プログラムおよびその下位プログラムの作成を
平行に作成していく場合と、下位ラダープログラムエン
トリ命令を入力しても、続いて下位ラダープログラム作
成要求を入力せずに上位のラダープログラムの作成を続
行して、その上位ラダープログラムの作成が終了した後
に、当該上位ラダープログラム中の当該下位ラダープロ
グラムエントリ命令を指定して下位ラダープログラム作
成要求を入力する上位プログラムの作成後にその下位プ
ログラムを順次作成していく場合とがある。
【0038】図3でこの場合を説明すると、前者の場合
は、例えば、上位ラダープログラムAの作成において、
下位ラダープログラムエントリ命令L1,L2を入力し
た際、続いてそれらの下位ラダープログラムエントリ命
令L1、L2を指定して下位ラダープログラム作成要求
を入力して、下位ラダープログラムB,Cの作成を続行
し、下位ラダープログラムB,Cの作成終了後、その上
位ラダープログラムAの作成を再開する場合である。
【0039】また、後者の場合は、例えば、上位ラダー
プログラムAの作成において、下位ラダープログラムエ
ントリ命令L1,L2を入力したが、続いてそれらの命
令L1、L2を指定して下位ラダープログラム作成要求
を入力せずに、そのまま上位ラダープログラムAの作成
を続行し、上位ラダープログラムAの作成終了後に、当
該上位ラダープログラムA中の下位ラダープログラムエ
ントリ命令L1,L2を指定して下位ラダープログラム
作成要求を入力して、下位ラダープログラムB,Cを作
成していく場合である。
【0040】なお、下位ラダープログラムの作成は、下
位ラダープログラムエントリ命令Lのオペランドとして
設定された当該下位ラダープログラムのプログラム番号
とリンクした状態で行う。
【0041】そして、当該下位ラダープログラムの作成
が終了した場合(ステップ160“Y”)、当該下位ラ
ダープログラムを呼び出したラダープログラムである当
該下位ラダープログラムの上位のラダープログラムに戻
り(ステップ170)、当該ラダープログラムの作成を
続行する(ステップ130)。
【0042】そして最後に、最上位のラダープログラム
中に未要求の下位ラダープログラムエントリ命令がなく
なり(ステップ130“無”)、かつ、ラダープログラ
ムの作成が完了したと判断された場合は(ステップ11
0“Y”)、上位および下位の全ラダープログラムの作
成が終了したことを示しているため、CPU11は、図
2に示すように外部記憶装置15のラダープログラムエ
リア15aの対応するエリアに格納された上位および下
位からなるラダープログラムを一括してオブジェクト変
換してPLC2へ転送する(ステップ180)。
【0043】なお、上記ステップ150における下位ラ
ダープログラムの作成処理において、その下位ラダープ
ログラム中に下位ラダープログラムエントリ命令が有
り、かつ、その下位ラダープログラムエントリ命令を指
定して下位ラダープログラム作成要求が入力した場合
は、上記ステップ130および上記ステップ140の判
断によって、ステップ150の処理へ移行して、その下
位ラダープログラムよりさらに下位のラダープログラム
の作成を行って、外部記憶装置15に格納するようにす
る。
【0044】図3でこの場合を説明すると、下位ラダー
プログラムBの作成中に下位ラダープログラムエントリ
命令L3を入力して、その下位ラダープログラムエント
リ命令L3を指定して下位ラダープログラム作成要求を
入力した場合であり、この場合には、下位ラダープログ
ラムBにさらに下位のラダープログラムDが作成される
場合である。
【0045】従って、本実施例によれば、現在作成中の
ラダープログラム中に未要求の下位ラダープログラムエ
ントリ命令が有り、かつ、その未要求の下位ラダープロ
グラムエントリ命令を指定して下位ラダープログラム作
成要求が入力した場合には、現在作成中のそのラダープ
ログラムの作成を中断して、当該ラダープログラムより
下位のラダープログラムを作成すると共に、当該下位の
ラダープログラムの作成が終了した場合には、中断した
上位のラダープログラムの作成を再開するようにしたた
ため、ラダープログラムを上位および下位のラダープロ
グラムに任意に分けて階層的に構成できる。
【0046】このため、例えばメインシーケンスを上位
ラダープログラム、詳細シーケンスを下位ラダープログ
ラムというように分けることにより、ラダープログラム
のデバッグやメンテナンス箇所を絞り込むことができ、
それに費やす工数を削減することができる。
【0047】また、上位および下位の各ラダープログラ
ムは、プログラム量が減少するため、設計担当者ばかり
でなく第三者にとっても理解し易く、かつ、管理等し易
いプログラムとなる。
【0048】さらに、ラダープログラムが上位および下
位のラダープログラムにブロック分けされてプログラミ
ングされるため、下位のラダープログラムの変更に対し
ても、上位のラダープログラムに影響することなく変更
することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、新たに
下位ラダープログラムエントリ命令という命令を設け、
現在作成中のラダープログラム中に下位ラダープログラ
ムエントリ命令が有り、かつ、その下位ラダープログラ
ムエントリ命令を指定して下位ラダープログラム作成要
求が入力した場合には、現在作成中のそのラダープログ
ラムの作成を中断して、当該ラダープログラムより下位
のラダープログラムを作成すると共に、当該下位のラダ
ープログラムの作成が終了した場合には、中断した上位
のラダープログラムの作成を再開するようにしたため、
ラダープログラムを上位および下位のラダープログラム
に任意に分けて階層的に構成できる。
【0050】このため、例えばメインシーケンスを上位
ラダープログラム、詳細シーケンスを下位ラダープログ
ラムというように分けることにより、ラダープログラム
のデバッグやメンテナンス箇所を絞り込むことができ、
それに費やす工数を削減することができる。
【0051】また、上位および下位の各ラダープログラ
ムは、プログラム量が減少するため、設計担当者ばかり
でなく第三者にとっても、理解し易く、かつ、管理等し
易いプログラムとなる。
【0052】さらに、ラダープログラムが上位および下
位のラダープログラムにブロック分けされてプログラミ
ングされるため、下位のラダープログラムの変更に対し
ても、上位のラダープログラムに影響することなく変更
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御プログラム作成装置の実施例
の構成を示すブロック図。
【図2】ラダープログラムエントリ命令を示す説明図。
【図3】図2に示す下位ラダープログラムエントリ命令
を使用して作成した上位および下位のラダープログラム
の具体例を示す説明図。
【図4】図3に示されたラダープログラムの外部記憶装
置15における格納状態を示す説明図。
【図5】CPUによるラダープログラム作成処理を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 制御プログラム作成装置 11 CPU(プログラム作成手段、プログラム作成制
御手段、プログラム転送手段) 13 入力装置装置(通常制御命令入力手段、下位制御
プログラムエントリ命令入力手段、下位制御プログラム
作成要求入力手段) 15 外部記憶装置(プログラム記憶手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御命令からなる制御プログラム
    を作成する制御プログラム作成装置において、 通常の制御命令を入力する通常制御命令入力手段と、 現在作成中の制御プログラムより下位の制御プログラム
    のエントリを示す下位制御プログラムエントリ命令を入
    力する下位制御プログラムエントリ命令入力手段と、 上記下位制御プログラムエントリ命令を指定して、現在
    作成中の制御プログラムより下位の制御プログラムの作
    成を要求する下位制御プログラム作成要求を入力する下
    位制御プログラム作成要求入力手段と、 上記通常制御命令入力手段および下位制御プログラムエ
    ントリ命令入力手段によって入力した各命令によりプロ
    グラムを作成するプログラム作成手段と、 上記プログラム作成手段によって作成された制御プログ
    ラム中に上記下位制御プログラムエントリ命令が有り、
    かつ、上記下位制御プログラム作成要求入力手段によっ
    て上記下位制御プログラムエントリ命令を指定して下位
    制御プログラム作成要求が入力した場合には、上記プロ
    グラム作成手段に現在作成中の制御プログラムの作成を
    中断させて、当該制御プログラムより下位の制御プログ
    ラムを作成させると共に、当該下位の制御プログラムの
    作成が終了した場合には、中断した上位の制御プログラ
    ムの作成を再開させるプログラム作成制御手段と、 を具備することを特徴とする制御プログラム作成装置。
  2. 【請求項2】 プログラム作成手段によって作成された
    上位および下位の制御プログラムを記憶するプログラム
    記憶手段と、 上記プログラム作成手段によって上位および下位の制御
    プログラムの作成が終了した場合、上記プログラム記憶
    手段に記憶された上位および下位の制御プログラムを制
    御装置へ転送するプログラム転送手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の制御
    プログラム作成装置。
  3. 【請求項3】 制御プログラムは、複数のラダー命令か
    らなるラダープログラムであることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の制御プログラム作成装置。
JP31146794A 1994-12-15 1994-12-15 制御プログラム作成装置 Expired - Lifetime JP3341064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31146794A JP3341064B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 制御プログラム作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31146794A JP3341064B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 制御プログラム作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08166807A true JPH08166807A (ja) 1996-06-25
JP3341064B2 JP3341064B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=18017582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31146794A Expired - Lifetime JP3341064B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 制御プログラム作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3341064B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020017225A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 オムロン株式会社 情報処理装置および表示プログラム
WO2020246097A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 オムロン株式会社 サポート装置およびサポートプログラム
WO2020246096A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 オムロン株式会社 サポート装置およびサポートプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020017225A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 オムロン株式会社 情報処理装置および表示プログラム
WO2020021993A1 (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 オムロン株式会社 情報処理装置および表示プログラム
WO2020246097A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 オムロン株式会社 サポート装置およびサポートプログラム
WO2020246096A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 オムロン株式会社 サポート装置およびサポートプログラム
JP2020201636A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 オムロン株式会社 サポート装置およびサポートプログラム
JP2020201635A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 オムロン株式会社 サポート装置およびサポートプログラム
EP3982213A4 (en) * 2019-06-07 2023-03-29 OMRON Corporation CARE DEVICE AND CARE PROGRAM

Also Published As

Publication number Publication date
JP3341064B2 (ja) 2002-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5912819A (en) Method for designing an architectural system
EP0388155B1 (en) Process status supervisory system
JPH08166807A (ja) 制御プログラム作成装置
JPS63172303A (ja) プログラマブルコントロ−ラのプログラミング表示方法
JPH0410081B2 (ja)
JP2000163109A (ja) ラダープログラミング装置及びラダープログラミング方法
JPS585848A (ja) プログラム呼出し制御方式
WO2022269793A1 (ja) 制御装置、及び、アドレス管理方法
JP2852402B2 (ja) プログラム開発装置
JPS63211033A (ja) リラン時のジョブ制御方法
JP3503531B2 (ja) オンラインリアルタイム処理システム及び該システムにおける副ロードモジュール置換方法
JPS63157234A (ja) プログラム修正方式
JP3260788B2 (ja) ロボット制御装置及び方法
JPH0721013A (ja) システム生成方式
JPS63180129A (ja) プログラム結合方式
JP2000259685A (ja) 半導体集積回路設計用cad装置
JPS61168010A (ja) 数値制御装置
JP2002073691A (ja) 建物用cadシステム
JPH05298078A (ja) ソフトウェア部品管理・検索装置
JPS63228341A (ja) プログラム構文チエツク方式
JPH0654472B2 (ja) マイクロコンピユ−タ
JPH0348902A (ja) シーケンス制御におけるマクロ命令
JPH07230397A (ja) データベース制御方法及び装置
JPS63254566A (ja) 階層化回路記述言語の展開方式
JPH0263481A (ja) 放射線治療計画装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020710

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130823

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term