JP2000163109A - ラダープログラミング装置及びラダープログラミング方法 - Google Patents

ラダープログラミング装置及びラダープログラミング方法

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JP2000163109A
JP2000163109A JP10340107A JP34010798A JP2000163109A JP 2000163109 A JP2000163109 A JP 2000163109A JP 10340107 A JP10340107 A JP 10340107A JP 34010798 A JP34010798 A JP 34010798A JP 2000163109 A JP2000163109 A JP 2000163109A
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Japan
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ladder
circuit diagram
ladder circuit
partial
unit
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JP10340107A
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English (en)
Inventor
Masanori Moriya
雅則 森谷
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Sharp Corp
Sharp Manufacturing Systems Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Sharp Manufacturing Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラダー回路図作成の作業効率を向上させ、ラ
ダープログラム中のバグ発生率を低減する。 【解決手段】 画面を有する表示部と、表示部によって
表示されたラダー回路作成画面にラダー部品図を所定の
手順に基づいて配置してラダー回路図を作成するラダー
回路図作成部と、作成中のラダー回路図から部分ラダー
回路図を指定する指定部と、指定された部分ラダー回路
図に特定符号を付加して一時記憶する部分ラダー回路図
記憶部と、特定符号を指示して部分ラダー回路図記憶部
に一時記憶された部分ラダー回路図を呼び出して作図中
のラダー回路図に複写する複写部と、各ラダー部品図に
アドレスを設定するアドレス設定部と、アドレス設定さ
れたラダー回路図に基づいてラダープログラムを作成す
るラダープログラム作成部と、作成されたラダープログ
ラムを記憶するラダープログラム記憶部とから構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクトリーオー
トメーション(FA)の制御や設備機器の自動化に利用
されるプログラマブルコントローラ(PC)のプログラ
ムメモリにプログラムを書き込むラダープログラミング
装置及びラダープログラミング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の演算手段を備え
たPCは、FA機器の汎用コントローラや、設備機器の
自動化のシステムコントローラとして必須のものになっ
ている。PCのコンピュータは、PCに内蔵されたプロ
グラムメモリに書き込まれたプログラム言語に従って設
備機器、FA機器を制御するようになっている。
【0003】このPCのプログラムメモリに書き込まれ
るプログラム言語は、ラダー方式(リレー回路をもとに
した制御)のプログラム(ラダープログラム)とフロー
チャート方式のプログラムがあるが、現在、ラダープロ
グラムが主流である。例えば、ラダープログラミング装
置を用いて、ラダープログラムがPCのプログラムメモ
リに書き込まれる。
【0004】例えば、ラダープログラミンングにおい
て、リレー、タイマ、カウンタ、レジスタなどの機能を
示す複数のラダー要素(ラダー部品)からなるラダー要
素群(ラダー部品図テーブル)からラダー要素を呼び出
して、ラダー回路図を作成する。従って、ラダー要素群
から類似のラダー要素を入力する場合、一つのラダー要
素群をクリップボードにコピーしてクリップボードから
貼り付けて使用する方法がある。このラダー要素は、そ
の図形は同じであっても、ラダー回路においてそれぞれ
ラダー要素に対応するアドレスが異なるので、同じラダ
ー要素を選択してコピー操作を繰り返した後、コーディ
ング操作においてそれぞれのアドレスを修正する方法が
一般的に行われる。
【0005】一方、ライブラリを使用したプログラミン
グとして、特願平7−271570号公報に記載によれ
ば、すでに開発を完了したプログラムの部分的な機能を
検索し、その機能のコーディングをすることにより、そ
の機能の使用法の調査や検索時間を削減することを目的
としたプログラム開発支援ツールが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラダー
プログラムの大型化に伴い、ラダー要素も多くなり、作
業者には、ラダープログラミングにおけるラダー要素の
入力、そのアドレスの設定操作が煩雑になるだけなく、
ラダープログラミングのデバッグやラダー要素の動作タ
イミングの調整が難しくなり、ラダープログラムエラー
の発生率が高くなる。このプログラムエラーの殆どは、
ラダープログラミンング操作のミスによるものである。
【0007】また、特願平7−271570号公報に記
載のプログラム開発支援ツールでは、既存のプログラム
を流用したプログラム作成処理であり、新規のラダープ
ログラミングには適用することはできない。
【0008】また、ライブラリファイルを使用したプロ
グラミング方法として、ラダー要素群をライブラリファ
イルとして保存し、必要なときに、保存されたライブラ
リファイルを読み出してラダープログラミングする方法
もある。この場合、ラダー回路図を作成するアプリケー
ションプログラムとは別に、ライブラリファイルを操作
するアプリケーションプログラムを起動する必要があ
る。このラダープログラミンング方法も、ラダー要素の
入力操作、アドレス設定操作が煩雑である。
【0009】このように、従来のラダープログラミンン
グ方法では、ラダー要素の入力操作や、アドレス設定操
作が煩雑になり、ラダープログラミング作業効率が低下
する。さらにラダープログラミンング操作の誤りからラ
ダープログラム中のバグ発生率が高くなるという問題が
ある。
【0010】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、ラダー回路図作成の作業効率を向上させ、ラ
ダープログラム中のバグ発生率を低減することができる
ラダープログラミンング装置及びラダープログラミンン
グ方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、画面を有する
表示部と、表示部によって表示されたラダー回路作成画
面にラダー部品図を所定の手順に基づいて配置してラダ
ー回路図を作成するラダー回路図作成部と、作成中のラ
ダー回路図から部分ラダー回路図を指定する指定部と、
指定された部分ラダー回路図に特定符号を付加して一時
記憶する部分ラダー回路図記憶部と、特定符号を指示し
て部分ラダー回路図記憶部に一時記憶された部分ラダー
回路図を呼び出して作成中のラダー回路図に複写する複
写部と、各ラダー部品図にアドレスを設定するアドレス
設定部と、アドレス設定されたラダー回路図に基づいて
ラダープログラムを作成するラダープログラム作成部
と、作成されたラダープログラムを記憶するラダープロ
グラム記憶部とを備えたことを特徴とするラダープログ
ラミング装置である。
【0012】なお、本発明において、表示部は、CRT
ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマ
ディスプレイ、ELディスプレイなどの表示装置で構成
してもよい。ラダー回路図作成部、指定部、複写部、ア
ドレス設定部、ラダープログラム作成部は、コンピュー
タのCPUと制御プログラムで構成してもよい。また、
これらの各部は、各操作に連動して機能するので、キー
ボード、マウス、アイコンなどの入力装置を含むよう構
成することが好ましい。部分ラダー回路図記憶部、ラダ
ープログラム記憶部は、RAM、EEPROM、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなどの記憶
媒体で構成することが好ましい。
【0013】本発明によれば、ラダープログラミングに
おいて作成中のラダー回路図から必要に応じて部分的に
類似している部分ラダー回路図を一時的に記憶して、そ
の記憶した部分ラダー回路図をコピーできるように構成
したことにより、ラダー部品図だけを配置して全ラダー
回路図を作成する必要がないので、ラダー回路図作成の
作業効率を向上させ、ラダープログラム中のバグ発生率
を低減することができる。
【0014】前記ラダー回路図作成部は、複数の異なる
ラダー部品図を表記した複数のキーまたは複数のアイコ
ンを含む構成にしてもよい。ここで、ラダー部品図と
は、例えば、リレーのa接点、b接点、カウンタ、タイ
マなどからなる機能部品と、水平短絡線、垂直短絡線な
どからなる配線部品を示す図形である。ラダー回路図作
成部は、さらにラダー回路図を作成するための各種命令
キー、各種機能キーを備えている。
【0015】前記複写部は、複数の異なる部分ラダー回
路図を指定するための特定符号を表記した複数のキーま
たは複数のアイコンを含む構成にしてもよい。この構成
によれば、作業者は、特定符号と対応するキーまたはア
イコンを操作することにより部分ラダー回路図を複写す
ることができる。
【0016】前記部分ラダー回路図記憶部に記憶された
部分ラダー回路図に関する参照データを更新記憶する参
照データテーブルをさらに備え、前記複写部は、参照デ
ータテーブルに更新記憶された参照データをラダー回路
作成画面の一領域に表示する指示を表示部に出力する構
成にしてもよい。この構成において、参照データテーブ
ルは、RAM、EEPROM、フロッピーディスクなど
の記憶媒体で構成することが好ましい。この構成によれ
ば、作業者は、部分ラダー回路図を複写する前に、参照
データテーブルに更新記憶されている部分ラダー回路図
に関する参照データをラダー回路作成画面の一領域に表
示して確認することができる。
【0017】前記アドレス設定部は、前記複写部によっ
て複写された部分ラダー回路図のラダー部品図に対する
アドレスを自動修正する構成にしてもよい。この構成に
よれば、複写された部分ラダー回路図のラダー部品図に
対するアドレスは異なるのでアドレスの修正が必要にな
るが、このアドレス修正操作が低減できる。
【0018】プログラマブルコントローラと接続するイ
ンタフェース部と、インタフェース部を介して前記ラダ
ープログラム記憶部に記憶されたラダープログラムをプ
ログラマブルコントローラに内蔵されたラダープログラ
ム記憶部にインストールするインストール制御部とをさ
らに備えた構成にすることが好ましい。インタフェース
部はコンピュータのI/Oポートで構成してもよい。イ
ンストール制御部はコンピュータのCPUで構成される
ことが好ましい。この構成によれば、プログラマブルコ
ントローラは、ラダープログラミング装置からインスト
ールされたラダープログラムを実行することができる。
【0019】本発明の別の観点によれば、表示部によっ
て表示されたラダー回路作成画面にラダー部品図を所定
の手順に基づいて配置してラダー回路図を作成し、作成
中のラダー回路図から部分ラダー回路図を指定し、指定
された部分ラダー回路図に特定符号を付加して部分ラダ
ー回路図記憶部に一時記憶し、特定符号を指示して部分
ラダー回路図記憶部に一時記憶された部分ラダー回路図
を呼び出して作成中のラダー回路図に複写し、各ラダー
部品図にアドレスを設定し、アドレス設定されたラダー
回路図に基づいてラダープログラムを作成し、作成され
たラダープログラムをラダープログラム記憶部に記憶す
ることを特徴するラダープログラミング方法が提供され
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定さ
れるものではない。
【0021】図1は本発明の一実施例であるプログラミ
ング装置の概略構成を示すブロック図である。図1にお
いて、1はCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ(L
CD)、プラズマディスプレイ、ELディスプレイなど
からなる表示部であり、表示部1は、ラダー回路図を作
成するためのラダー回路作成画面を表示するよう動作す
る。2はコンピュータのCPUを示し、CPU2は、制
御プログラムにより、各部を制御する。また、CPU2
は、ラダー回路図作成部2a、指定部2b、複写部2
c、アドレス設定部2d、ラダープログラム作成部2
e、インストール制御部2fとして機能する。
【0022】3はキーボード、マウス、アイコンなどか
らなる入力部であり、入力部3を用いて、各部2a〜2
fに各種命令、各種データ、アドレス、機能の起動指示
などを入力する。4はRAM、EEPROM、フロッピ
ーディスク、ハードディスクなどからなる記憶部を示
し、記憶部4は、部分ラダー回路図記憶部4a、ラダー
プログラム記憶部4b、参照データテーブル4c、入力
データテーブル4d、表示データ記憶部4eとして機能
する。5はコンピュータのI/Oポートからなるインタ
フェース部を示し、インタフェース部5は、CPU2の
制御によってプログラマブルコントローラ(PC)と接
続する。
【0023】ラダー回路図作成部2aは、表示部1によ
って表示されたラダー回路作成画面にラダー部品図を所
定の手順に基づいて配置してラダー回路図を作成するよ
う動作する。また、ラダー回路図作成部2aは、ラダー
プログラムの入力や修正を行う。指定部2bは、作成中
のラダー回路図から部分ラダー回路図を指定するよう動
作する。
【0024】複写部2cは、特定符号(部分ラダー回路
番号)を指示して部分ラダー回路記憶部4aに一時記憶
された部分ラダー回路図を呼び出して作成中のラダー回
路図に複写するよう動作する。また、複写部2cは、参
照データテーブル4cに更新記憶された参照データをラ
ダー回路作成画面の一領域に表示する指示を表示部1に
出力するよう動作する。
【0025】アドレス設定部2dは、配置されたラダー
部品図にアドレスを設定するよう動作する。ラダープロ
グラム作成部2eは、アドレス設定されたラダー回路図
に基づいてラダープログラムを作成するよう動作する。
インストール制御部2fは、インタフェース部5を介し
てラダープログラム記憶部4bに記憶されたラダープロ
グラムをPCに内蔵されたラダープログラム記憶部にイ
ンストールするよう動作する。よって、ラダープログラ
ミング装置は、PCのプログラム領域へのラダープログ
ラムの書き込みや、読み出しを行うようになっている。
【0026】入力部3は、複数の異なるラダー部品図を
表記した複数のキーまたは複数のアイコンを含んでい
る。また、入力部3は、複数の異なる部分ラダー回路図
を指定するための部分ラダー回路番号と対応する複数の
キーまたは複数のアイコンを含んでいる。
【0027】部分ラダー回路図記憶部4aは、指定部2
cによって指定された部分ラダー回路図に部分ラダー回
路番号を付加して一時記憶するよう構成されている。ラ
ダープログラム記憶部4bは、ラダー回路図から作成さ
れたラダープログラムを記憶するよう構成されている。
また、PCのラダープログラム記憶部から読み出したラ
ダープログラムを記憶する領域も備えている。
【0028】参照データテーブル4cは、部分ラダー回
路図記憶部4aに記憶された部分ラダー回路図に関する
参照データ(部分ラダー回路番号/アドレス/ラダー部
品数)を更新記憶するよう構成されている(図7参
照)。入力データテーブル4dは、複数の異なるラダー
部品図及び部分ラダー回路番号からなる入力データをキ
ーまたはアイコンと対応して記憶している(図3参
照)。表示データ記憶部4eは、ラダー回路作成画面デ
ータ、ラダー回路作成画面に表示するためのラダー部品
図などの表示データなどを記憶してる。
【0029】図2は本実施例によるラダー回路作成画面
の一表示例を示す図である。図2において、1aはラダ
ー回路作成画面を示す。3aはラダー部品図(ラダー要
素図)が表記されたラダー部品図入力アイコンを示す。
このラダー部品図入力アイコン3aを用いて、表示部1
に表示されたラダー回路作成画面1aにラダー部品図を
所定の手順に基づいて配置して、新規にラダー回路図を
作成する。3bは作成中のラダー回路図から指定された
部分ラダー回路図に部分ラダー回路番号を付加して部分
ラダー回路図記憶部4aに一時記憶するための部分ラダ
ー回路図入力アイコンを示す。また、ラダー回路作成画
面の左側には各ラダー回路図に対応するステップ番号が
表示されている。
【0030】ラダー回路作成画面1aの任意の位置に入
力部3のカーソル(図示しない)を移動し、ラダー部品
図入力アイコン3aに割り付けられたラダー部品図を選
択して任意のラダー部品図を作成していく。このような
作業を繰り返し行い、作成したラダー回路図からラダー
プログラムに変換したり、ラダープログラム記憶部に記
憶されたラダープログラムからラダー回路図に変換して
ラダー回路の追加や修正等を行う。
【0031】図3は本実施例による入力データテーブル
の一記憶例を示す図である。図3に示すように、入力デ
ータテーブル4dは、複数の異なるラダー部品図及び部
分ラダー回路番号からなる入力データと、この入力デー
タを入力する複数のキーまたはアイコンの対応関係を予
め記憶している。ここで、F-1〜F-5のキー/アイコン
は、図2に示すラダー部品図入力アイコン3aの入力デ
ータ(ラダー部品図)に対応し、F-6〜F-10のキー/
アイコンは、部分ラダー回路図入力アイコン3bの入力
データ(部分ラダー回路番号)に対応している。よっ
て、CPU2は、入力データテーブル4dを参照して、
入力部3から入力された入力データを確定する。
【0032】図4は本実施例によるラダー回路作成画面
に表示されたラダー回路図の一例を示す図である。図4
において、4−1、4−2、4−3、4−4、4−5
は、部分的な制御機能を持つ部分ラダー回路図を示す。
各部分ラダー回路図4−1と4−3、4−2と4−5
は、それぞれアドレスの違いがあるが同じラダー部品図
で構成されている。作業者は、ある制御機能を有するラ
ダー回路を作成してプログラミングする場合、通常、下
記の作業手順で行う。
【0033】図5は通常のラダープログラミングの作業
手順を示すフローチャートである。図5において、 S01:入出力機器を割り付ける。 S02:タイムチャートを作成する。 S03:内部補助リレー、タイマ、カウンタなどを割り
付ける。 S05:ラダー回路図を作成する。 S06:プログラミングを行う。 S07:デバッグを行う。
【0034】図6は本実施例によるラダー回路図の作成
手順を示すフローチャートである。図6において、 S11:入力部3からラダープログラミングの起動指示
を受け、CPU2は、表示部1にラダー回路作成画面1
aを表示する。 S12:CPU2は、ラダー部品図入力アイコン3aか
らラダー部品図が入力されたか否かを入力データテーブ
ル4dを参照して判断する。ラダー部品図が入力された
ならば、ステップS12に移行し、そうでないらば、ラ
ダー部品図の入力を待つ。 S13:CPU2は、ラダー部品図入力アイコン3aか
ら入力されたラダー部品図を所定の手順に基づいてラダ
ー回路作成画面1aに配置して、新規のラダー回路図を
作成する(例えば、図4に示す部分ラダー回路図4−
1、4−2を作成する)。
【0035】ここで、作業者は、類似する部分ラダー回
路図が複数作成する必要があるか判断し、複数作成する
必要があれば、該当する部分ラダー回路図(例えば、図
4に示す部分ラダー回路図4−1、4−2)を、部分ラ
ダー回路図入力アイコン3bの部分ラダー回路番号を用
いて指定し、部分ラダー回路図記憶部4aへの登録指示
を入力するとする。 S14:CPU2は、部分ラダー回路図入力アイコン3
bから、部分ラダー回路図を登録するための部分ラダー
回路番号が入力されたか否かを入力データテーブル4d
を参照して判断する。部分ラダー回路番号が入力された
ならば、ステップS15に移行し、そうでないならば、
ステップS22の処理に移行する。
【0036】S15:CPU2は、部分ラダー回路番号
とその登録指示を受け、部分ラダー回路図記憶部4aに
おいて、参照テーブルに記憶された参照データを参照し
て、指定された部分ラダー回路番号に対応する記憶領域
に空きがあるか否かを調査する。空きがあれば、ステッ
プS16に移行する。図7は本実施例による参照データ
テーブルの一記憶例を示す図である。図7に示す参照デ
ータテーブルには、部分ラダー回路番号/アドレス/ラ
ダー部品数の参照データが更新記憶されている。
【0037】S16:CPU2は、指定された部分ラダ
ー回路番号に対応する記憶領域に空きがあれば、その記
憶領域に指定された部分ラダー回路図を、アドレス/命
令/コードからなるプログラムデータに変換して部品ラ
ダー回路記憶部4aに記憶する。
【0038】図8は本実施例による部分ラダー回路図記
憶部の一記憶例を示す図である。図8に示す部分ラダー
回路図記憶部4aには、図4に示すラダー回路図に対応
する各ラダー部品図のプログラムデータ(アドレス/命
令/コード)が記憶されている。ここで、図8に示すS
TR、OR、AND、AND-NOTなどの命令は、ラ
ダー部品図(ラダー要素)の機能を示す。また、部分ラ
ダー回路図記憶部4aは、ラダープログラム記憶部4b
と同じように構成されている。
【0039】S17:参照データテーブルの参照データ
(部分ラダー回路番号/アドレス/ラダー部品数)を更
新記憶する。ここで、作業者は、登録された部分ラダー
回路図を呼び出し複写する必要があるか否かを判断し、
複写する必要があれば、部分ラダー回路図を複写する位
置にカーソルを移動し、部分ラダー回路図入力アイコン
3bの部分ラダー回路番号を用いて呼び出す部分ラダー
回路図を指定するとする。 S18:CPU2は、部分ラダー図入力アイコン3bか
ら、部分ラダー回路図を呼び出すための部分ラダー回路
番号が入力されたか否かを入力データテーブル4dを参
照して判断する。部分ラダー回路番号が入力されたなら
ば、ステップS19に移行し、そうでないならば、ステ
ップS21の処理に移行する。
【0040】S19:CPU2は、指定された部分ラダ
ー回路番号に対する部分ラダー回路図のプログラムデー
タをラダー部品図記憶部4aから呼び出す。 S20:CPU2は、呼び出したプログラムデータを部
分ラダー回路図に変換してカーソル位置に複写する(例
えば、図4に示す部分ラダー回路図4−3、4−5)。
【0041】S21:CPU2は、部分ラダー回路図の
追加/修正の入力か否かを判断し、部分ラダー回路図の
追加/修正の入力があれば、ステップS12に戻り、そ
うでないならば、ラダー回路図の作成処理を終了する。 S22:S14において、CPU2は、入力された部分
ラダー回路番号に対応する記憶領域に空きがない旨のメ
ッセージを表示部1に表示して処理を終了する。
【0042】ステップS14において、作業者は、必要
に応じて、参照データテーブル4cや部分ラダー回路記
憶部4aの内容をラダー回路作成画面の一領域に表示し
て確認することができる。また、ステップS20におい
て、複写された部分ラダー回路図のラダー部品図に対す
るアドレスを自動修正するようにしてもよい。また、ス
テップS22において、入力された部分ラダー回路番号
に対応する記憶領域に空きがない旨のメッセージを表示
する際、さらにその記憶領域を空きにして新しい部分ラ
ダー回路図のプログラムデータを更新記憶する旨のメッ
セージを表示するようにしてもよい。
【0043】実際には、入力されたラダー回路図をラダ
ー部品図がラダー回路作成画面に表示されたときに、ラ
ダー部品図に対してアドレスが順次設定され、プログラ
ムデータが作成されてラダープログラム記憶部4bに書
き込まれる。また、ラダープログラム記憶部4bに記憶
されたラダープログラムを呼び出しラダー回路図に変換
してラダー回路の追加や修正等を行うことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、ラダープログラミング
において作成中のラダー回路図から必要に応じて部分的
に類似している部分ラダー回路図を一時的に記憶して、
その記憶した部分ラダー回路図をコピーできるように構
成したことにより、ラダー部品図だけを配置して全ラダ
ー回路図を作成する必要がないので、ラダー回路図作成
の作業効率を向上させ、ラダープログラム中のバグ発生
率を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるプログラミング装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例によるラダー回路作成画面の一表示例
を示す図である。
【図3】本実施例による入力データテーブルの一記憶例
を示す図である。
【図4】本実施例によるラダー回路作成画面に表示され
たラダー回路図の一例を示す図である。
【図5】通常のラダープログラミングの作業手順を示す
フローチャートである。
【図6】本実施例によるラダー回路図の作成手順を示す
フローチャートである。
【図7】本実施例による参照データテーブルの一記憶例
を示す図である。
【図8】本実施例による部分ラダー回路図記憶部の一記
憶例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示部 2 CPU 2a ラダー回路図作成部 2b 指定部、 2c 複写部 2d アドレス設定部 2e ラダープログラム作成部 2f インストール制御部 3 入力部 3a ラダー部品図入力アイコン 3b 部分ラダー回路図入力アイコン 4 記憶部 4a 部分ラダー回路図記憶部 4b ラダープログラム記憶部 4c 参照データテーブル 4d 入力データテーブル 4e 表示データ記憶部 5 インタフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B076 DD06 DF10 5H220 AA06 BB09 BB12 CC07 CX01 CX06 DD04 FF02 FF05 GG03 GG05 GG13 GG14 JJ12 JJ24 JJ42 JJ59

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面を有する表示部と、表示部によって
    表示されたラダー回路作成画面にラダー部品図を所定の
    手順に基づいて配置してラダー回路図を作成するラダー
    回路図作成部と、作成中のラダー回路図から部分ラダー
    回路図を指定する指定部と、指定された部分ラダー回路
    図に特定符号を付加して一時記憶する部分ラダー回路図
    記憶部と、特定符号を指示して部分ラダー回路図記憶部
    に一時記憶された部分ラダー回路図を呼び出して作成中
    のラダー回路図に複写する複写部と、各ラダー部品図に
    アドレスを設定するアドレス設定部と、アドレス設定さ
    れたラダー回路図に基づいてラダープログラムを作成す
    るラダープログラム作成部と、作成されたラダープログ
    ラムを記憶するラダープログラム記憶部とを備えたこと
    を特徴とするラダープログラミング装置。
  2. 【請求項2】 前記ラダー回路図作成部は、複数の異な
    るラダー部品図を表記した複数のキーまたは複数のアイ
    コンを含むことを特徴とする請求項1記載のラダープロ
    グラミング装置。
  3. 【請求項3】 前記複写部は、複数の異なる部分ラダー
    回路図を指定するための特定符号を表記した複数のキー
    または複数のアイコンを含むことを特徴とする請求項1
    記載のラダープログラミング装置。
  4. 【請求項4】 前記部分ラダー回路図記憶部に記憶され
    た部分ラダー回路図に関する参照データを更新記憶する
    参照データテーブルをさらに備え、前記複写部は、参照
    データテーブルに更新記憶された参照データをラダー回
    路作成画面の一領域に表示する指示を表示部に出力する
    ことを特徴とするラダープログラミング装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス設定部は、前記複写部によ
    って複写された部分ラダー回路図のラダー部品図に対す
    るアドレスを自動修正することを特徴とする請求項1記
    載のラダープログラミング装置。
  6. 【請求項6】 プログラマブルコントローラと接続する
    インタフェース部と、インタフェース部を介して前記ラ
    ダープログラム記憶部に記憶されたラダープログラムを
    プログラマブルコントローラに内蔵されたラダープログ
    ラム記憶部にインストールするインストール制御部とを
    さらに備えたことを特徴とする請求項1記載のラダープ
    ログラミング装置。
  7. 【請求項7】 表示部によって表示されたラダー回路作
    成画面にラダー部品図を所定の手順に基づいて配置して
    ラダー回路図を作成し、作成中のラダー回路図から部分
    ラダー回路図を指定し、指定された部分ラダー回路図に
    特定符号を付加して部分ラダー回路図記憶部に一時記憶
    し、特定符号を指示して部分ラダー回路図記憶部に一時
    記憶された部分ラダー回路図を呼び出して作成中のラダ
    ー回路図に複写し、各ラダー部品図にアドレスを設定
    し、アドレス設定されたラダー回路図に基づいてラダー
    プログラムを作成し、作成されたラダープログラムをラ
    ダープログラム記憶部に記憶することを特徴するラダー
    プログラミング方法。
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