JPH0815448B2 - 椅 子 - Google Patents
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- JPH0815448B2 JPH0815448B2 JP5199134A JP19913493A JPH0815448B2 JP H0815448 B2 JPH0815448 B2 JP H0815448B2 JP 5199134 A JP5199134 A JP 5199134A JP 19913493 A JP19913493 A JP 19913493A JP H0815448 B2 JPH0815448 B2 JP H0815448B2
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- seat
- support
- inner shell
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/20—Chairs or stools with vertically-adjustable seats
- A47C3/24—Chairs or stools with vertically-adjustable seats with vertical spindle
- A47C3/245—Chairs or stools with vertically-adjustable seats with vertical spindle resiliently supported
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/03255—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest with a central column, e.g. rocking office chairs
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
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- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/03261—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
- A47C1/03277—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with bar or leaf springs
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/12—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats with shell-shape seat and back-rest unit, e.g. having arm rests
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/18—Chairs or stools with rotatable seat
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S297/00—Chairs and seats
- Y10S297/02—Molded
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Special Chairs (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インナーシェルを含む
座席体を備えた椅子に関する。
座席体を備えた椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子、特に事務用の椅子は、着座
者が背部材にもたれかかると背部材のみをロッキング傾
動させる形式の椅子(以下便宜上「背部チルト式の椅
子」という)や、背部材と座部材の双方を一体的に同じ
角度の下でロッキング傾動させる形式の椅子(以下便宜
上「全体チルト式の椅子」という)が公知であり、これ
らの椅子は、やわらかくて座り心地の良い利点を有する
ことから、事務用椅子の主流をなすに至っている。
者が背部材にもたれかかると背部材のみをロッキング傾
動させる形式の椅子(以下便宜上「背部チルト式の椅
子」という)や、背部材と座部材の双方を一体的に同じ
角度の下でロッキング傾動させる形式の椅子(以下便宜
上「全体チルト式の椅子」という)が公知であり、これ
らの椅子は、やわらかくて座り心地の良い利点を有する
ことから、事務用椅子の主流をなすに至っている。
【0003】ところで、近年は、更に改良が加えられ、
所謂シンクロメカニズムを備えた椅子(以下便宜上「シ
ンクロチルト式の椅子」という)が提供されている。こ
の椅子は、背部材及び座部材を一定割合で異なる角度だ
け傾動させる機構を備えている。例えば、背部材を傾動
させたとき同時に座部材を連動して傾動させるに際し、
背部材の傾動角度と座部材の傾動角度を、約2:1の関
係としている。これにより、着座者が背部材を後方に傾
動したとき、座部材の前部が着座者の大腿部から離れる
ことなく追従しつつ、しかも、座部材の前部が着座者の
大腿部を圧迫することはないので、着座者の足の疲労を
軽減できる。また、常に適切な執務、面談、休息姿勢を
保つことができるので、人間工学的に優れたものとな
る。このシンクロメカニズムとしては、リンクを用いた
機構や、スライダを用いた機構や、その他の種々の機構
が知られている。
所謂シンクロメカニズムを備えた椅子(以下便宜上「シ
ンクロチルト式の椅子」という)が提供されている。こ
の椅子は、背部材及び座部材を一定割合で異なる角度だ
け傾動させる機構を備えている。例えば、背部材を傾動
させたとき同時に座部材を連動して傾動させるに際し、
背部材の傾動角度と座部材の傾動角度を、約2:1の関
係としている。これにより、着座者が背部材を後方に傾
動したとき、座部材の前部が着座者の大腿部から離れる
ことなく追従しつつ、しかも、座部材の前部が着座者の
大腿部を圧迫することはないので、着座者の足の疲労を
軽減できる。また、常に適切な執務、面談、休息姿勢を
保つことができるので、人間工学的に優れたものとな
る。このシンクロメカニズムとしては、リンクを用いた
機構や、スライダを用いた機構や、その他の種々の機構
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した「シンクロチ
ルト式の椅子」を提供するに際し、例えば、背部材と座
部材を蝶番により枢支連結し、背部材を座部材の後端に
おいて傾動させるような構成とした場合は、着座者の尻
のあたりがほとんど不動な状態で背部材が傾動するた
め、着座者の背中におけるシャツ等の衣服のめくれ上が
りを生じるという問題がある。
ルト式の椅子」を提供するに際し、例えば、背部材と座
部材を蝶番により枢支連結し、背部材を座部材の後端に
おいて傾動させるような構成とした場合は、着座者の尻
のあたりがほとんど不動な状態で背部材が傾動するた
め、着座者の背中におけるシャツ等の衣服のめくれ上が
りを生じるという問題がある。
【0005】そこで、本発明者らは、人間工学的に優れ
た「シンクロチルト式の椅子」を追究した結果、背部材
の傾動時に、これと同期して着座者の尻を沈み込み加減
に傾動せしめ、着座者の尻と背中が概ね一体的に傾動す
るように構成すれば、極めて安楽であり、しかも、シャ
ツ等の衣服のめくれ上がりをほとんど生じないことを知
見した。
た「シンクロチルト式の椅子」を追究した結果、背部材
の傾動時に、これと同期して着座者の尻を沈み込み加減
に傾動せしめ、着座者の尻と背中が概ね一体的に傾動す
るように構成すれば、極めて安楽であり、しかも、シャ
ツ等の衣服のめくれ上がりをほとんど生じないことを知
見した。
【0006】ところが、通常の着座姿勢から、前記のよ
うな着座者の尻を沈み込ませる運動を行わしめると、今
度は、着座者のひざ関節から大腿部に至る部分が、座部
材との間において相対的に位置ずれするため、不快であ
ると共に、着座者のズボンにしわを生じるという問題が
ある。
うな着座者の尻を沈み込ませる運動を行わしめると、今
度は、着座者のひざ関節から大腿部に至る部分が、座部
材との間において相対的に位置ずれするため、不快であ
ると共に、着座者のズボンにしわを生じるという問題が
ある。
【0007】また、着座者が下腿部を起立させた状態か
ら、前記のように尻を沈み込ませると、ひざ関節を挟む
大腿部と下腿部との折り曲げ角度が狭まるため、安楽な
座り心地を提供できなくなる。
ら、前記のように尻を沈み込ませると、ひざ関節を挟む
大腿部と下腿部との折り曲げ角度が狭まるため、安楽な
座り心地を提供できなくなる。
【0008】そこで、このような課題を解決した理想的
な「シンクロチルト式の椅子」の提案が待ち望まれてい
るが、従来の技術には未解決の多くの問題がある。
な「シンクロチルト式の椅子」の提案が待ち望まれてい
るが、従来の技術には未解決の多くの問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記課題を
解決した椅子を提供するものであり、本第一発明が手段
として構成したところは、支持脚5に支持された支持体
6と、該支持体6に傾動支点46を介して傾動可能に枢
結されたバックフレーム8と、該支持手段7に支持され
た座14を提供する座席体2とから成る椅子において、
前記バックフレーム8は、支持体に枢結された前記傾動
支点46を前記座14の下方に配置して成り、前記座席
体2の座14は、可撓性を有する合成樹脂製の座部支持
インナーシェル26を備え、該座部支持インナーシェル
26は、着座者の尻を支持する座後部26aと、該座後
部26aよりも前方に位置し着座者の大腿部を支持する
座前部26bとを備え、座後部26bは、後部支持具1
00を含む後部支持手段7aを介してバックフレーム8
に連結支持され、座前部26bは、前部支持具130を
含む前部支持手段7bを介して支持体6に支持されて成
り、座部支持インナーシェル26は、座後部26aと座
前部26bの間にあって両部26a、26bを相対的に
屈撓し得る座中間部26cを含むフレキシブルなシート
状に形成され、前部支持手段7bは、支持体6に固定の
制御手段66と、該制御手段66に沿って摺動自在な前
部支持具130とから成る後退機構300を構成し、該
後退機構300は、バックフレーム8の傾動時に、前部
支持具130を制御手段66に沿って後方に摺動せしめ
る機構を構成することにより、バックフレーム8を傾動
したとき、座後部26bがバックフレーム8から離れる
ことなく追従移動することを許すと共に、前部支持具1
30により座前部26bを後方移動せしめるように構成
して成る点にある。
解決した椅子を提供するものであり、本第一発明が手段
として構成したところは、支持脚5に支持された支持体
6と、該支持体6に傾動支点46を介して傾動可能に枢
結されたバックフレーム8と、該支持手段7に支持され
た座14を提供する座席体2とから成る椅子において、
前記バックフレーム8は、支持体に枢結された前記傾動
支点46を前記座14の下方に配置して成り、前記座席
体2の座14は、可撓性を有する合成樹脂製の座部支持
インナーシェル26を備え、該座部支持インナーシェル
26は、着座者の尻を支持する座後部26aと、該座後
部26aよりも前方に位置し着座者の大腿部を支持する
座前部26bとを備え、座後部26bは、後部支持具1
00を含む後部支持手段7aを介してバックフレーム8
に連結支持され、座前部26bは、前部支持具130を
含む前部支持手段7bを介して支持体6に支持されて成
り、座部支持インナーシェル26は、座後部26aと座
前部26bの間にあって両部26a、26bを相対的に
屈撓し得る座中間部26cを含むフレキシブルなシート
状に形成され、前部支持手段7bは、支持体6に固定の
制御手段66と、該制御手段66に沿って摺動自在な前
部支持具130とから成る後退機構300を構成し、該
後退機構300は、バックフレーム8の傾動時に、前部
支持具130を制御手段66に沿って後方に摺動せしめ
る機構を構成することにより、バックフレーム8を傾動
したとき、座後部26bがバックフレーム8から離れる
ことなく追従移動することを許すと共に、前部支持具1
30により座前部26bを後方移動せしめるように構成
して成る点にある。
【0010】 また、本第二発明が手段として構成した
ところは、前記第一発明の主要部に加えて、前部支持手
段(7b)が、前部支持具130を摺動せしめる制御手
段66の摺動面により姿勢制御手段を構成し、前記バッ
クフレーム8の傾動時に、前記制御手段66の摺動面に
より前部支持具130の傾動姿勢を制御し、バックフレ
ームの傾動角度αと、前記姿勢制御手段により決定され
る座14の傾動角度βとを、α>βとするシンクロチル
ト機構を構成して成る点にある。
ところは、前記第一発明の主要部に加えて、前部支持手
段(7b)が、前部支持具130を摺動せしめる制御手
段66の摺動面により姿勢制御手段を構成し、前記バッ
クフレーム8の傾動時に、前記制御手段66の摺動面に
より前部支持具130の傾動姿勢を制御し、バックフレ
ームの傾動角度αと、前記姿勢制御手段により決定され
る座14の傾動角度βとを、α>βとするシンクロチル
ト機構を構成して成る点にある。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を詳述す
る。但し、以下の説明及び図面の記載は、本発明の実施
態様又は実施例を説明するものであり、本発明がこれに
限定されるものでないことは勿論である。
る。但し、以下の説明及び図面の記載は、本発明の実施
態様又は実施例を説明するものであり、本発明がこれに
限定されるものでないことは勿論である。
【0012】以下の説明において用いる「上」、
「下」、「右」、「左」、「前」、「後」、「垂直」、
「水平」並びにこれと関連する語は、本発明の椅子に座
った着座者の身体を基準とした意味であることを諒解さ
れたい。
「下」、「右」、「左」、「前」、「後」、「垂直」、
「水平」並びにこれと関連する語は、本発明の椅子に座
った着座者の身体を基準とした意味であることを諒解さ
れたい。
【0013】(椅子の全体構成)図1ないし図3におい
て、全体としての椅子1は、座席体2と、支持機構3と
を備えている。
て、全体としての椅子1は、座席体2と、支持機構3と
を備えている。
【0014】支持機構3は、キャスタ4を備えた支持脚
5と、該支持脚5の支柱上に取付けられた支持体6と、
該支持体6の上に配設された支持手段7と、該支持体6
に傾動可能に枢結されたバックフレーム8とを有する。
5と、該支持脚5の支柱上に取付けられた支持体6と、
該支持体6の上に配設された支持手段7と、該支持体6
に傾動可能に枢結されたバックフレーム8とを有する。
【0015】前記支持脚5は、図4に示すように、放射
状に配置されたキャスタ支持アーム9の上部を合成樹脂
製の成形キャップ10により被覆され、該支持脚5の筒
状支柱11に、支持体6の垂直ロッド12が挿入され
る。該支持体6の下部は、下方カバー13により被覆さ
れる。
状に配置されたキャスタ支持アーム9の上部を合成樹脂
製の成形キャップ10により被覆され、該支持脚5の筒
状支柱11に、支持体6の垂直ロッド12が挿入され
る。該支持体6の下部は、下方カバー13により被覆さ
れる。
【0016】座席体2は、座14と、背もたれ15を含
み、座14と背もたれ15は仮想軸線16を中心として
相互に回動自在である。但し、このような軸線16を中
心として回動することは発明の必須要件でなく、要する
に後述するような傾動動作が可能であれば良い。この座
席体2は、後述する座部支持インナーシェル26及び背
部支持インナーシェル27を提供するインナーシェル1
7を含み、図4に示すように、クッション体18をイン
ナーシェル17の前面に締め具孔19を介して取付け、
カバーシェル20をインナーシェル17の後面にファス
ナ21を介して取付け、底部シェル22をインナーシェ
ル17の底にファスナ(図示せず)を介して取付けられ
る。一対のアームレスト23、23が前記底部シェル2
2を介してインナーシェル17に取付けられ、座席体2
の左右両側に位置する。
み、座14と背もたれ15は仮想軸線16を中心として
相互に回動自在である。但し、このような軸線16を中
心として回動することは発明の必須要件でなく、要する
に後述するような傾動動作が可能であれば良い。この座
席体2は、後述する座部支持インナーシェル26及び背
部支持インナーシェル27を提供するインナーシェル1
7を含み、図4に示すように、クッション体18をイン
ナーシェル17の前面に締め具孔19を介して取付け、
カバーシェル20をインナーシェル17の後面にファス
ナ21を介して取付け、底部シェル22をインナーシェ
ル17の底にファスナ(図示せず)を介して取付けられ
る。一対のアームレスト23、23が前記底部シェル2
2を介してインナーシェル17に取付けられ、座席体2
の左右両側に位置する。
【0017】図5に示すように、前記支持体6の垂直ロ
ッド12と、支持脚5の筒状支柱11との間には、荷重
作動式の高さ調整機構24が介装されている。また、支
持機構3には、可変のバックストッパ機構25が設けら
れ、座席体2の背もたれ15の後方への傾斜運動を調整
可能に制限する。これらの構成は、本発明の目的と直接
には関係を有しないから詳述しない。
ッド12と、支持脚5の筒状支柱11との間には、荷重
作動式の高さ調整機構24が介装されている。また、支
持機構3には、可変のバックストッパ機構25が設けら
れ、座席体2の背もたれ15の後方への傾斜運動を調整
可能に制限する。これらの構成は、本発明の目的と直接
には関係を有しないから詳述しない。
【0018】(座席体の構成)前述のように、座席体2
は、バックフレーム8に支持される背もたれ15と、支
持体6の上方に支持される座14を提供する。
は、バックフレーム8に支持される背もたれ15と、支
持体6の上方に支持される座14を提供する。
【0019】前記座14は、可撓性を有する合成樹脂製
の座部支持インナーシェル26を備え、前記背もたれ1
5は、可撓性を有する合成樹脂製の背部支持インナーシ
ェル27を備える。
の座部支持インナーシェル26を備え、前記背もたれ1
5は、可撓性を有する合成樹脂製の背部支持インナーシ
ェル27を備える。
【0020】図7並びに図15ないし図16に示すよう
に、前記座部支持インナーシェル26は、着座者の尻を
支持する座後部26aと、該座後部26aよりも前方に
位置し着座者の大腿部を支持する座前部26bとを備
え、座後部26aの後部に湾曲して起立する屈曲部28
を備える。尚、座後部26aと座前部26bとの間は、
座中間部26cとされる。
に、前記座部支持インナーシェル26は、着座者の尻を
支持する座後部26aと、該座後部26aよりも前方に
位置し着座者の大腿部を支持する座前部26bとを備
え、座後部26aの後部に湾曲して起立する屈曲部28
を備える。尚、座後部26aと座前部26bとの間は、
座中間部26cとされる。
【0021】図2に示す実施態様において、座部支持イ
ンナーシェル26及び背部支持インナーシェル27は、
全体として一体に形成されたインナーシェル17を構成
し、該インナーシェル17は、常時はその成形時の形状
を保持する弾性のある半剛性の合成樹脂材料によりシー
ト状に一体成形され、可撓性を有するが、座部支持イン
ナーシェル26及び背部支持インナーシェル27は、そ
れぞれの役割を分担する限りにおいて、分割形成するこ
とを妨げられない。
ンナーシェル26及び背部支持インナーシェル27は、
全体として一体に形成されたインナーシェル17を構成
し、該インナーシェル17は、常時はその成形時の形状
を保持する弾性のある半剛性の合成樹脂材料によりシー
ト状に一体成形され、可撓性を有するが、座部支持イン
ナーシェル26及び背部支持インナーシェル27は、そ
れぞれの役割を分担する限りにおいて、分割形成するこ
とを妨げられない。
【0022】インナーシェル17の周縁には、前述した
締め具孔19が開設され、前記背部支持インナーシェル
27の周囲及び座部支持インナーシェル26における屈
曲部28の起立部両側には前面側から凹陥し後方に突出
するボス29が形成され、該ボス29に前述したファス
ナ21のための孔30を有する。
締め具孔19が開設され、前記背部支持インナーシェル
27の周囲及び座部支持インナーシェル26における屈
曲部28の起立部両側には前面側から凹陥し後方に突出
するボス29が形成され、該ボス29に前述したファス
ナ21のための孔30を有する。
【0023】前記屈曲部28は、後述するように、座後
部26aに対して傾動自在な変形自在部を構成し、該屈
曲部28の起立部と後述する後部支持手段7aとの間に
位置して該シェルのシート材をくり抜いて形成された複
数の切欠部31が開設され、該切欠部31の両側に位置
して座後部26aの両側縁部にヒンジ部32を構成して
いる。
部26aに対して傾動自在な変形自在部を構成し、該屈
曲部28の起立部と後述する後部支持手段7aとの間に
位置して該シェルのシート材をくり抜いて形成された複
数の切欠部31が開設され、該切欠部31の両側に位置
して座後部26aの両側縁部にヒンジ部32を構成して
いる。
【0024】図6に示すように、背部支持インナーシェ
ル27は、下方背部33と、該下方背部33から上方に
延びる上方背部34とを有する。上方背部34の左右上
部は、肩部34a、34bを構成する。背部支持インナ
ーシェル27の周囲には縁リブ35が一体に形成されて
いる。図6に示す実施例の場合、上方背部34と下方背
部33は、背部支持インナーシェル27の背面に一体に
形成され且つ水平方向に延びる水平リブ36により上下
に分けられ、この水平リブ36が水平面内での撓みを妨
げる横向き剛性部37を構成する。
ル27は、下方背部33と、該下方背部33から上方に
延びる上方背部34とを有する。上方背部34の左右上
部は、肩部34a、34bを構成する。背部支持インナ
ーシェル27の周囲には縁リブ35が一体に形成されて
いる。図6に示す実施例の場合、上方背部34と下方背
部33は、背部支持インナーシェル27の背面に一体に
形成され且つ水平方向に延びる水平リブ36により上下
に分けられ、この水平リブ36が水平面内での撓みを妨
げる横向き剛性部37を構成する。
【0025】前記上方背部34は、着座した者の脊柱3
8の両側に位置する一対の垂直リブから構成された縦方
向に延びる剛性部39a、39bを有し、これらの剛性
部は、背部支持インナーシェル27の背面に一体に形成
されている。図6に示す実施例の場合、左右の垂直リブ
により構成された剛性部39a、39bのそれぞれは、
間隔をおいてほぼ平行に配置された四本のリブから成
る。
8の両側に位置する一対の垂直リブから構成された縦方
向に延びる剛性部39a、39bを有し、これらの剛性
部は、背部支持インナーシェル27の背面に一体に形成
されている。図6に示す実施例の場合、左右の垂直リブ
により構成された剛性部39a、39bのそれぞれは、
間隔をおいてほぼ平行に配置された四本のリブから成
る。
【0026】上方背部34は、両肩部34a、34bの
近傍から中央に向けて下向きに傾斜して延びる一対の傾
斜リブ40a、40bを有し、これらの傾斜リブは背部
支持インナーシェル27の背面に一体に形成され、図6
に示すように、ほぼV形を成している。図6に示す実施
例の場合、左右の傾斜リブ40a、40bのそれぞれ
は、間隔をおいてほぼ平行に配置された二本のリブから
成る。
近傍から中央に向けて下向きに傾斜して延びる一対の傾
斜リブ40a、40bを有し、これらの傾斜リブは背部
支持インナーシェル27の背面に一体に形成され、図6
に示すように、ほぼV形を成している。図6に示す実施
例の場合、左右の傾斜リブ40a、40bのそれぞれ
は、間隔をおいてほぼ平行に配置された二本のリブから
成る。
【0027】前記下方背部33は、中央の両側に位置し
て前記水平リブ36から下方に向けて垂直に延びる一対
の縦向きリブ41a、41bと、これらの縦向きリブの
外側に位置して前記水平リブ36から下方に向けて延び
る一対の延長リブ42a、42bと、前記一対の縦向き
リブ41a、41bと水平リブ36を斜交して連結する
一対の斜交リブ43a、43bとを有する。図6に示す
実施例の場合、これらの一対の縦向きリブ41a、41
b、一対の延長リブ42a、42b、一対の斜交リブ4
3a、43bのそれぞれは、間隔をおいて平行に配置さ
れた二本のリブから成り、該シェルの背面に一体に形成
されている。
て前記水平リブ36から下方に向けて垂直に延びる一対
の縦向きリブ41a、41bと、これらの縦向きリブの
外側に位置して前記水平リブ36から下方に向けて延び
る一対の延長リブ42a、42bと、前記一対の縦向き
リブ41a、41bと水平リブ36を斜交して連結する
一対の斜交リブ43a、43bとを有する。図6に示す
実施例の場合、これらの一対の縦向きリブ41a、41
b、一対の延長リブ42a、42b、一対の斜交リブ4
3a、43bのそれぞれは、間隔をおいて平行に配置さ
れた二本のリブから成り、該シェルの背面に一体に形成
されている。
【0028】(支持機構と支持手段の構成)図5に示す
ように、支持体6は、一体形成されたベース60、前壁
61、後壁62、及び側壁63を有する剛性でカップ状
の成形金属板から成る。横方向に向けたブラケット59
がベース60と側壁63に固着され、ベース60の孔5
8と協働して垂直ロッド12のための支柱ソケットを構
成する。側壁63には同軸上に貫通する一対の軸受孔6
4が開設されており、該軸受孔64に軸受65が挿着さ
れる。前壁61を越えて延びる一対の帯状の弧状レール
66が側壁63の上縁に沿って一体に形成されている。
即ち、レール66は、上向きに膨出する円弧を描き、図
13に示すように、該円弧の中心44は、レール66の
前端の下方に位置する。
ように、支持体6は、一体形成されたベース60、前壁
61、後壁62、及び側壁63を有する剛性でカップ状
の成形金属板から成る。横方向に向けたブラケット59
がベース60と側壁63に固着され、ベース60の孔5
8と協働して垂直ロッド12のための支柱ソケットを構
成する。側壁63には同軸上に貫通する一対の軸受孔6
4が開設されており、該軸受孔64に軸受65が挿着さ
れる。前壁61を越えて延びる一対の帯状の弧状レール
66が側壁63の上縁に沿って一体に形成されている。
即ち、レール66は、上向きに膨出する円弧を描き、図
13に示すように、該円弧の中心44は、レール66の
前端の下方に位置する。
【0029】バックフレーム8は、図5に示すように、
一対の剛性を有するほぼS字形の起立支柱76、77を
有する。両支柱76、77は、図6に示した背部支持イ
ンナーシェル27におけるリブスロット45、45に嵌
入され、両支柱76、77の後部を上下の横桟78、7
9により連結されている。両支柱76、77の各下端に
は、枢結部材81、80が固着されており、該枢結部材
の前端に二股状のブラケット82が形成され、該ブラケ
ット82の二股部分に支持体6の側壁63が受入れられ
る。一対の枢結部材80、81のブラケット82、82
は、同軸上に位置する貫通孔83を有し、該貫通孔83
を前記軸受孔64に位置合わせした状態で、前記軸受6
5を挿入すると共に、該軸受65に拡軸ピン84を挿通
せしめ、該軸ピン84の端部85をカシメにより拡開せ
しめる。これにより、図11に示すように、バックフレ
ーム8のブラケット82が支持体6に軸ピン84を介し
て枢結され、図13に示すように、バックフレーム8の
傾動支点46が前記軸ピン84により形成され、この支
点46は座席体2の座14における前部47と後部48
の間に位置する。
一対の剛性を有するほぼS字形の起立支柱76、77を
有する。両支柱76、77は、図6に示した背部支持イ
ンナーシェル27におけるリブスロット45、45に嵌
入され、両支柱76、77の後部を上下の横桟78、7
9により連結されている。両支柱76、77の各下端に
は、枢結部材81、80が固着されており、該枢結部材
の前端に二股状のブラケット82が形成され、該ブラケ
ット82の二股部分に支持体6の側壁63が受入れられ
る。一対の枢結部材80、81のブラケット82、82
は、同軸上に位置する貫通孔83を有し、該貫通孔83
を前記軸受孔64に位置合わせした状態で、前記軸受6
5を挿入すると共に、該軸受65に拡軸ピン84を挿通
せしめ、該軸ピン84の端部85をカシメにより拡開せ
しめる。これにより、図11に示すように、バックフレ
ーム8のブラケット82が支持体6に軸ピン84を介し
て枢結され、図13に示すように、バックフレーム8の
傾動支点46が前記軸ピン84により形成され、この支
点46は座席体2の座14における前部47と後部48
の間に位置する。
【0030】この際、バックフレーム8は、支持体6に
枢結された前記傾動支点46を座席体2の座14の下
方、好ましくは、着座者の股関節16よりも前方に配置
しており、その結果、座席体2の背もたれ15が後方に
傾斜すると、座14の後部48は軸線16を含めて背も
たれ15と共に下方に下がる。
枢結された前記傾動支点46を座席体2の座14の下
方、好ましくは、着座者の股関節16よりも前方に配置
しており、その結果、座席体2の背もたれ15が後方に
傾斜すると、座14の後部48は軸線16を含めて背も
たれ15と共に下方に下がる。
【0031】図5及び図15に示すように、前記支持体
6には、一対のコイルスプリング70と、座席体2を平
常時の起立姿勢に付勢する引っ張り調整装置71が設け
られる。引っ張り調整装置71は、調整ブラケット72
を備え、その前端は支持体6の前壁61に旋回可能に配
置される。調整ブラケット72の後端には、上面を円弧
状に凹ませた二股部が形成され、該二股部にピン73が
相対的に回動可能に保持される。支持体6のベース60
を下方から貫通する調整ねじ74が前記ピン73に挿通
され、該調整ねじ74の挿出端に頭付きストッパねじ8
6を螺着することにより抜止めとされる。調整ねじ74
の下端にはノブ49が進退可能に螺合されている。前記
コイルスプリング70は、半円筒状のスプリング受け8
7に同軸上に配置された状態で支持体6に収納される。
各コイルスプリング70の後方脚は、前記バックフレー
ム8における枢結部材80、81の二股状ブラケット8
2内に延び、該ブラケット82の頂壁に弾支する。一
方、各コイルスプリング70の前方脚は、調整ブラケッ
ト72の下面に弾支する。
6には、一対のコイルスプリング70と、座席体2を平
常時の起立姿勢に付勢する引っ張り調整装置71が設け
られる。引っ張り調整装置71は、調整ブラケット72
を備え、その前端は支持体6の前壁61に旋回可能に配
置される。調整ブラケット72の後端には、上面を円弧
状に凹ませた二股部が形成され、該二股部にピン73が
相対的に回動可能に保持される。支持体6のベース60
を下方から貫通する調整ねじ74が前記ピン73に挿通
され、該調整ねじ74の挿出端に頭付きストッパねじ8
6を螺着することにより抜止めとされる。調整ねじ74
の下端にはノブ49が進退可能に螺合されている。前記
コイルスプリング70は、半円筒状のスプリング受け8
7に同軸上に配置された状態で支持体6に収納される。
各コイルスプリング70の後方脚は、前記バックフレー
ム8における枢結部材80、81の二股状ブラケット8
2内に延び、該ブラケット82の頂壁に弾支する。一
方、各コイルスプリング70の前方脚は、調整ブラケッ
ト72の下面に弾支する。
【0032】従って、バックフレーム8は、コイルスプ
リング70により所定角度の下に起立姿勢を保持される
と共に、該スプリング70に抗して後方へ傾動可能であ
る。コイルスプリング70は、予め座席体2を、背もた
れ15が垂直から僅か後方に傾き、座14が前部47か
ら後部48に向けて水平に対して僅か下方に傾いた平常
時の起立姿勢に保持するように設定されていることが好
ましい。
リング70により所定角度の下に起立姿勢を保持される
と共に、該スプリング70に抗して後方へ傾動可能であ
る。コイルスプリング70は、予め座席体2を、背もた
れ15が垂直から僅か後方に傾き、座14が前部47か
ら後部48に向けて水平に対して僅か下方に傾いた平常
時の起立姿勢に保持するように設定されていることが好
ましい。
【0033】尚、コイルスプリング70、70のスプリ
ング圧力は、ノブ49を調整ねじ74に対して回転しな
がら進退させることにより調整可能であり、これにより
着座者の体重や好みに合わせてロッキング傾動の強さを
調整できる。
ング圧力は、ノブ49を調整ねじ74に対して回転しな
がら進退させることにより調整可能であり、これにより
着座者の体重や好みに合わせてロッキング傾動の強さを
調整できる。
【0034】前記バックフレーム8の枢結部材81、8
0は、円弧状に凹んだ支持面90を有し、この支持面9
0、90に跨がって受部材91が設置され溶接等により
固着される。この受部材91は、上面を前後方向に向け
て円弧状に凹ませたスライド面92を形成し、その円弧
中心は上述した軸線16に一致する。
0は、円弧状に凹んだ支持面90を有し、この支持面9
0、90に跨がって受部材91が設置され溶接等により
固着される。この受部材91は、上面を前後方向に向け
て円弧状に凹ませたスライド面92を形成し、その円弧
中心は上述した軸線16に一致する。
【0035】図3ないし図5に示すように、前記支持手
段7は、後部支持手段7aと、前部支持手段7bとから
成る。
段7は、後部支持手段7aと、前部支持手段7bとから
成る。
【0036】後部支持手段7aは、剛性の後部支持具1
00を備え、該後部支持具100は、中央領域において
下方に膨出するリブ108を形成し、両端翼部にそれぞ
れ二つのファスナ孔112、113を有すると共に、前
記リブ108の両端に位置してねじ切り孔111を有し
ており、前記一対のねじ切り孔111を介してスライダ
95、96を取付けられる。一対のスライダ95、96
は、相互にほぼ同一の形状とされ、前記スライド面92
に合致する円弧状の下面119を有する。このスライダ
95、96は、上面に形成した円弧状の支持面を、前記
ねじ切り孔111の近傍において後部支持具100の下
方に膨出するリブ108の下面に重合され、該スライダ
95、96の長孔122より挿入したねじ125をねじ
切り孔111に螺着することにより取付けられる。図1
1に示すように、スライダ95、96の端部には、円弧
状の下面119の下方に折返されるガイド部123を備
え、このガイド部123と円弧状の下面119との間に
前記受部材91の両端縁を挿入せしめる。従って、後部
支持具100は、一対のスライダ95、96を介して受
部材91のスライド面92にスライド可能に支持され
る。即ち、後部支持具100に固着されたスライダ9
5、96の円弧状の下面119と、受部材91のスライ
ド面92とは、相互に円弧面を介して前後にスライド自
在である。
00を備え、該後部支持具100は、中央領域において
下方に膨出するリブ108を形成し、両端翼部にそれぞ
れ二つのファスナ孔112、113を有すると共に、前
記リブ108の両端に位置してねじ切り孔111を有し
ており、前記一対のねじ切り孔111を介してスライダ
95、96を取付けられる。一対のスライダ95、96
は、相互にほぼ同一の形状とされ、前記スライド面92
に合致する円弧状の下面119を有する。このスライダ
95、96は、上面に形成した円弧状の支持面を、前記
ねじ切り孔111の近傍において後部支持具100の下
方に膨出するリブ108の下面に重合され、該スライダ
95、96の長孔122より挿入したねじ125をねじ
切り孔111に螺着することにより取付けられる。図1
1に示すように、スライダ95、96の端部には、円弧
状の下面119の下方に折返されるガイド部123を備
え、このガイド部123と円弧状の下面119との間に
前記受部材91の両端縁を挿入せしめる。従って、後部
支持具100は、一対のスライダ95、96を介して受
部材91のスライド面92にスライド可能に支持され
る。即ち、後部支持具100に固着されたスライダ9
5、96の円弧状の下面119と、受部材91のスライ
ド面92とは、相互に円弧面を介して前後にスライド自
在である。
【0037】前部支持手段7bは、前部支持具130を
備え、該前部支持具130は、ほぼ平面状のベース部1
32と、該ベース部132の両端から外側へ偏位しつつ
突出した翼部133、133とを備え、該翼部133に
孔161を有する。前記ベース部132の両端には下方
に突出するZ状の鉤片137、137が固着され、両鉤
片137、137の間にスプリング手段145をガイド
147を介して保持する。スプリング手段145は、無
負荷状態で上向きに膨らむ円弧状の板ばねを構成し、該
板ばねの両端をガイド147、147のポケット148
に収納すると共に、該ガイド147を前記鉤片137に
遊びを有して嵌入する。この状態で、図19に示すよう
に、板ばね145の中央上部が前部支持具130の中央
下面に弾支され、一対のガイド147、147は鉤片1
37、137の底壁に弾着されるが、該ガイド147は
鉤片137内で遊びを有しているので、スプリング手段
145の弾力に抗して上下に移動可能である。尚、各ガ
イド147はストッパ(図示せず)により鉤片137に
対して前後方向に係止され脱落を防止されている。各ガ
イド片147、147は、それぞれ内向きの保持溝14
9を有し、該保持溝149により支持体6の弧状レール
66を摺動自在に保持する。従って、前部支持具130
は、前記ガイド147及び弧状レール66の摺動を介し
て前後方向に移動可能であり、しかも、スプリング手段
145の弾力に抗して下向きに移動可能である。
備え、該前部支持具130は、ほぼ平面状のベース部1
32と、該ベース部132の両端から外側へ偏位しつつ
突出した翼部133、133とを備え、該翼部133に
孔161を有する。前記ベース部132の両端には下方
に突出するZ状の鉤片137、137が固着され、両鉤
片137、137の間にスプリング手段145をガイド
147を介して保持する。スプリング手段145は、無
負荷状態で上向きに膨らむ円弧状の板ばねを構成し、該
板ばねの両端をガイド147、147のポケット148
に収納すると共に、該ガイド147を前記鉤片137に
遊びを有して嵌入する。この状態で、図19に示すよう
に、板ばね145の中央上部が前部支持具130の中央
下面に弾支され、一対のガイド147、147は鉤片1
37、137の底壁に弾着されるが、該ガイド147は
鉤片137内で遊びを有しているので、スプリング手段
145の弾力に抗して上下に移動可能である。尚、各ガ
イド147はストッパ(図示せず)により鉤片137に
対して前後方向に係止され脱落を防止されている。各ガ
イド片147、147は、それぞれ内向きの保持溝14
9を有し、該保持溝149により支持体6の弧状レール
66を摺動自在に保持する。従って、前部支持具130
は、前記ガイド147及び弧状レール66の摺動を介し
て前後方向に移動可能であり、しかも、スプリング手段
145の弾力に抗して下向きに移動可能である。
【0038】(座席体の取付)座部支持インナーシェル
26は前記支持手段7に、背部支持インナーシェル27
はバックフレーム8に、それぞれ取付けられる。即ち、
座席体2は、支持手段7を介して支持体6に支持され
る。
26は前記支持手段7に、背部支持インナーシェル27
はバックフレーム8に、それぞれ取付けられる。即ち、
座席体2は、支持手段7を介して支持体6に支持され
る。
【0039】座部支持インナーシェル26の座前部26
bは、前部支持手段7bの前部支持具130を介して支
持体6に連結支持される。即ち、前部支持具130の孔
161を通してねじ163(図4)が下方から挿通さ
れ、該ねじ163は、座席2の底部シェル22を貫通し
て座部支持インナーシェル26における座前部26bの
ボス53、54(図7)に固着される。これにより座部
支持インナーシェル26の座前部26bが前部支持具1
30に取付けられる。
bは、前部支持手段7bの前部支持具130を介して支
持体6に連結支持される。即ち、前部支持具130の孔
161を通してねじ163(図4)が下方から挿通さ
れ、該ねじ163は、座席2の底部シェル22を貫通し
て座部支持インナーシェル26における座前部26bの
ボス53、54(図7)に固着される。これにより座部
支持インナーシェル26の座前部26bが前部支持具1
30に取付けられる。
【0040】座部支持インナーシェル26の座後部26
aは、後部支持手段7aの後部支持具100を介してバ
ックフレーム8に連結支持される。即ち、後部支持具1
00の孔112を通してねじ162(図4)が下方から
挿通され、該ねじ162は、座部支持インナーシェル2
6の座後部26aのボス55(図7)に固着される。こ
れにより座部支持インナーシェル26の座後部26aが
後部支持具100に取付けられる。
aは、後部支持手段7aの後部支持具100を介してバ
ックフレーム8に連結支持される。即ち、後部支持具1
00の孔112を通してねじ162(図4)が下方から
挿通され、該ねじ162は、座部支持インナーシェル2
6の座後部26aのボス55(図7)に固着される。こ
れにより座部支持インナーシェル26の座後部26aが
後部支持具100に取付けられる。
【0041】バックフレーム8の起立支柱76、77
は、背部支持インナーシェル27における一対のリブス
ロット45、45に嵌入される。四本のねじ160(図
4)が横桟78、79の孔を通して挿通され、下方背部
33に形成された孔50及び屈曲部28の起立部に形成
された孔50(図6)に固着される。これにより背部支
持インナーシェル27における下方背部34にバックフ
レーム8の上端部(横桟78)が取付固着され、座部支
持インナーシェル26における屈曲部28の起立部にバ
ックフレーム8の中間部(横桟79)が取付固着され
る。この状態で、上述したように上方背部34がバック
フレーム8の上端部よりも上方に延びて起立する。
は、背部支持インナーシェル27における一対のリブス
ロット45、45に嵌入される。四本のねじ160(図
4)が横桟78、79の孔を通して挿通され、下方背部
33に形成された孔50及び屈曲部28の起立部に形成
された孔50(図6)に固着される。これにより背部支
持インナーシェル27における下方背部34にバックフ
レーム8の上端部(横桟78)が取付固着され、座部支
持インナーシェル26における屈曲部28の起立部にバ
ックフレーム8の中間部(横桟79)が取付固着され
る。この状態で、上述したように上方背部34がバック
フレーム8の上端部よりも上方に延びて起立する。
【0042】(シンクロチルト機構の作用)図16に示
す誰も座っていない起立姿勢において、バックフレーム
8は、コイルスプリング70により起立姿勢に保持さ
れ、この姿勢に背部支持インナーシェル27を保持し、
座部支持インナーシェル26の前部47はスプリング手
段145により上向きに弾支されている。
す誰も座っていない起立姿勢において、バックフレーム
8は、コイルスプリング70により起立姿勢に保持さ
れ、この姿勢に背部支持インナーシェル27を保持し、
座部支持インナーシェル26の前部47はスプリング手
段145により上向きに弾支されている。
【0043】図17は、起立姿勢にあるが、着座者が座
った状態を示している。この状態で、同図に鎖線で示す
ように、座部支持インナーシェル26の前部47は、ス
プリング手段145の弾力に抗して下向きに移動可能で
ある。この下向き移動は、スプリング手段145の弾力
と併せて座部インナーシェル26自体の可撓性を有する
性質により可能とされるが、個々の着座者によって前部
47にどの程度の圧力が加わるかに応じて変化する。即
ち、着座者の体重、体型、椅子と対応した作業面(机)
の高さ等によって変化する。何れにせよ、前部47がス
プリング手段145の弾力に抗して下向き移動可能であ
ることは、着座者に不快を伴う圧力や大腿部内における
血液循環の圧迫を軽減する。図示実施例の場合、前部4
7が下方に撓むと、後部支持具100を支持するスライ
ダ95、95が受部材91のスライド面92に沿って移
動し、ガイド147が弧状レール66に沿ってほんの僅
かに移動する。
った状態を示している。この状態で、同図に鎖線で示す
ように、座部支持インナーシェル26の前部47は、ス
プリング手段145の弾力に抗して下向きに移動可能で
ある。この下向き移動は、スプリング手段145の弾力
と併せて座部インナーシェル26自体の可撓性を有する
性質により可能とされるが、個々の着座者によって前部
47にどの程度の圧力が加わるかに応じて変化する。即
ち、着座者の体重、体型、椅子と対応した作業面(机)
の高さ等によって変化する。何れにせよ、前部47がス
プリング手段145の弾力に抗して下向き移動可能であ
ることは、着座者に不快を伴う圧力や大腿部内における
血液循環の圧迫を軽減する。図示実施例の場合、前部4
7が下方に撓むと、後部支持具100を支持するスライ
ダ95、95が受部材91のスライド面92に沿って移
動し、ガイド147が弧状レール66に沿ってほんの僅
かに移動する。
【0044】着座者が、背部支持インナーシェル27
(座席体2の背もたれ15)にもたれて後方に押圧する
と、背部支持インナーシェル27はコイルスプリング7
0に抗してバックフレーム8と共に後方に傾動する。
(座席体2の背もたれ15)にもたれて後方に押圧する
と、背部支持インナーシェル27はコイルスプリング7
0に抗してバックフレーム8と共に後方に傾動する。
【0045】バックフレーム8の傾動支点46を座部支
持インナーシェル26の前後中央の下方、好ましくは、
着座者の股関節16よりも前方に位置せしめているの
で、バックフレーム8の傾動と共に座部支持インナーシ
ェル26の座後部26aが前記傾動支点46を中心とし
て回転するにつれて下方且つ後方に移動する。図18に
示すように、この動きは、座部支持インナーシェル26
を後方に引っ張り、ガイド147を弧状レール66に沿
って後方に移動させる。即ち、図17及び図18に示す
ように、前部支持手段7bは、前記ガイド147及び弧
状レール66により後退機構300を構成し、バックフ
レーム8の傾動時に座部支持インナーシェル26を介し
て前部支持具130を後方に牽引移動せしめる。この
際、着座者の姿勢は、座後部26aの後方傾動により尻
を沈み込まされるため、大腿部を同様に後方に追従せし
めることになるが、大腿部は、前記後退機構300を介
して座前部26bと一体的に後退する。尚、弧状レール
66の円弧中心44は該レールの下方に位置するので、
ガイド147は下方且つ後方に移動し、座部支持インナ
ーシェル26の前端47aを僅かにリフトする。
持インナーシェル26の前後中央の下方、好ましくは、
着座者の股関節16よりも前方に位置せしめているの
で、バックフレーム8の傾動と共に座部支持インナーシ
ェル26の座後部26aが前記傾動支点46を中心とし
て回転するにつれて下方且つ後方に移動する。図18に
示すように、この動きは、座部支持インナーシェル26
を後方に引っ張り、ガイド147を弧状レール66に沿
って後方に移動させる。即ち、図17及び図18に示す
ように、前部支持手段7bは、前記ガイド147及び弧
状レール66により後退機構300を構成し、バックフ
レーム8の傾動時に座部支持インナーシェル26を介し
て前部支持具130を後方に牽引移動せしめる。この
際、着座者の姿勢は、座後部26aの後方傾動により尻
を沈み込まされるため、大腿部を同様に後方に追従せし
めることになるが、大腿部は、前記後退機構300を介
して座前部26bと一体的に後退する。尚、弧状レール
66の円弧中心44は該レールの下方に位置するので、
ガイド147は下方且つ後方に移動し、座部支持インナ
ーシェル26の前端47aを僅かにリフトする。
【0046】また、座部支持インナーシェル26が後方
に引っ張られると、スライダ95、96は受部材91の
スライド面92に沿って後方に移動される。この場合、
スライド面92の円弧中心は座部支持インナーシェル2
6上方の軸線16に一致するので、背部支持インナーシ
ェル27に対して図示時計針方向に回動する。従って、
後部支持具100は、バックフレーム8の傾動により生
じる座部支持インナーシェル26の後向き引張力に追従
して姿勢変更することにより、座後部26aを好適に支
承し、該座後部26aによる着座者の尻を安定状態で支
持する。尚、図例の場合、このスライダ95、96を介
して行われる後部支持具100の姿勢変更は、座部支持
インナーシェル26の屈曲部28に撓み変形を求める
が、この撓みによる歪みは切欠部31により吸収でき
る。
に引っ張られると、スライダ95、96は受部材91の
スライド面92に沿って後方に移動される。この場合、
スライド面92の円弧中心は座部支持インナーシェル2
6上方の軸線16に一致するので、背部支持インナーシ
ェル27に対して図示時計針方向に回動する。従って、
後部支持具100は、バックフレーム8の傾動により生
じる座部支持インナーシェル26の後向き引張力に追従
して姿勢変更することにより、座後部26aを好適に支
承し、該座後部26aによる着座者の尻を安定状態で支
持する。尚、図例の場合、このスライダ95、96を介
して行われる後部支持具100の姿勢変更は、座部支持
インナーシェル26の屈曲部28に撓み変形を求める
が、この撓みによる歪みは切欠部31により吸収でき
る。
【0047】このような傾動に際し、背部支持インナー
シェル27が起立した静止位置から傾動支点46を支点
として後方傾動した角度αと、前記座部支持インナーシ
ェル26の前端47aが中心44を支点として上向きに
リフト回動した角度βとの関係は、α>βとされ、好ま
しい実施例においては、約2:1である。
シェル27が起立した静止位置から傾動支点46を支点
として後方傾動した角度αと、前記座部支持インナーシ
ェル26の前端47aが中心44を支点として上向きに
リフト回動した角度βとの関係は、α>βとされ、好ま
しい実施例においては、約2:1である。
【0048】このため、上記実施例によれば「シンクロ
チルト式の椅子」が実現され、背部支持インナーシェル
27による後方傾動時において、これと同期して、座部
支持インナーシェル26における座後部26aが着座者
の尻を沈み込み加減に傾動せしめられ、その結果、着座
者の尻と背中が概ね一体的に傾動するので、極めて安楽
であり、シャツ等の衣服のめくれ上がりをほとんど生じ
ない。しかも、その際、着座者の大腿部は、前記後退機
構300を介して座前部26bと一体的に後退するの
で、大腿部と座前部26bとの間における位置ずれによ
る摺擦を生じることはなく、快適性を保持する。
チルト式の椅子」が実現され、背部支持インナーシェル
27による後方傾動時において、これと同期して、座部
支持インナーシェル26における座後部26aが着座者
の尻を沈み込み加減に傾動せしめられ、その結果、着座
者の尻と背中が概ね一体的に傾動するので、極めて安楽
であり、シャツ等の衣服のめくれ上がりをほとんど生じ
ない。しかも、その際、着座者の大腿部は、前記後退機
構300を介して座前部26bと一体的に後退するの
で、大腿部と座前部26bとの間における位置ずれによ
る摺擦を生じることはなく、快適性を保持する。
【0049】ところで、傾動による安楽姿勢をとる場
合、ひざ関節を挟む大腿部と下腿部との折り曲げ角度が
狭まると安楽な座り心地を阻害することが知られている
が、上記実施例によれば、後退機構300により座前部
26bを後退せしめるため、図17及び図18に示すよ
うに、着座者の下腿部が踵を支点としてほど良く後退せ
しめられ、その結果、ひざ関節を挟む大腿部と下腿部と
の折り曲げ角度を狭めることがなく、快適な座り心地を
維持できる。
合、ひざ関節を挟む大腿部と下腿部との折り曲げ角度が
狭まると安楽な座り心地を阻害することが知られている
が、上記実施例によれば、後退機構300により座前部
26bを後退せしめるため、図17及び図18に示すよ
うに、着座者の下腿部が踵を支点としてほど良く後退せ
しめられ、その結果、ひざ関節を挟む大腿部と下腿部と
の折り曲げ角度を狭めることがなく、快適な座り心地を
維持できる。
【0050】また、上記実施例によれば、座部支持イン
ナーシェル26の前端47aが着座者の大腿部から離れ
ることなく追従し、しかも、大腿部を圧迫することはな
い。この際、座部支持インナーシェル26の前端47a
は、前述のように弾性的に下方移動可能であり、やわら
かい座り心地を保証する。
ナーシェル26の前端47aが着座者の大腿部から離れ
ることなく追従し、しかも、大腿部を圧迫することはな
い。この際、座部支持インナーシェル26の前端47a
は、前述のように弾性的に下方移動可能であり、やわら
かい座り心地を保証する。
【0051】(座部支持インナーシェルの作用)座部支
持インナーシェル26は、屈曲部28を座後部26aに
対して傾動自在としている。前述のように、屈曲部28
の起立部は、スプリングにより起立姿勢を保持せしめら
れたバックフレーム8の横桟79に連結されているの
で、傾動支点46の回りに回動するバックフレーム8と
一体になって後方傾動する。
持インナーシェル26は、屈曲部28を座後部26aに
対して傾動自在としている。前述のように、屈曲部28
の起立部は、スプリングにより起立姿勢を保持せしめら
れたバックフレーム8の横桟79に連結されているの
で、傾動支点46の回りに回動するバックフレーム8と
一体になって後方傾動する。
【0052】そこで、着座者が背部支持インナーシェル
27にもたれると、図8に示すように、背部支持インナ
ーシェル27を矢印Tのように後方傾動せしめ、その
際、ヒンジ部32の変形と、屈曲部28の全体的な変形
を介して、屈曲部28が座後部26aに対して後方に傾
動される。この傾動にならって切欠部31が変形するた
め、屈曲部28の撓み部分に生じようとする歪みは切欠
部31により好適に吸収され、撓み部分における疲労を
防止できる。
27にもたれると、図8に示すように、背部支持インナ
ーシェル27を矢印Tのように後方傾動せしめ、その
際、ヒンジ部32の変形と、屈曲部28の全体的な変形
を介して、屈曲部28が座後部26aに対して後方に傾
動される。この傾動にならって切欠部31が変形するた
め、屈曲部28の撓み部分に生じようとする歪みは切欠
部31により好適に吸収され、撓み部分における疲労を
防止できる。
【0053】ところで、図17と図18を比較参照すれ
ば明らかなように、座後部26aにより着座者の尻を支
持し、座前部26bにより着座者の大腿部を支持した状
態で、着座者が背部支持インナーシェル27にもたれて
バックフレーム8を後方に傾動せしめると、後部支持手
段7aがバックフレーム8と概ね一体的に傾動するの
で、これにより座後部26aが着座者の尻を沈み込ませ
るように傾動せしめられる。これに対して、座前部26
bは、前部支持手段7bを介して支持体6に連結されて
いるので、バックフレーム8の傾動支点46と同軸の回
転運動は行わず、前記後退機構300により後退移動せ
しめられる。従って、座後部26aと座前部26bは、
異なる動作を強いられる。
ば明らかなように、座後部26aにより着座者の尻を支
持し、座前部26bにより着座者の大腿部を支持した状
態で、着座者が背部支持インナーシェル27にもたれて
バックフレーム8を後方に傾動せしめると、後部支持手
段7aがバックフレーム8と概ね一体的に傾動するの
で、これにより座後部26aが着座者の尻を沈み込ませ
るように傾動せしめられる。これに対して、座前部26
bは、前部支持手段7bを介して支持体6に連結されて
いるので、バックフレーム8の傾動支点46と同軸の回
転運動は行わず、前記後退機構300により後退移動せ
しめられる。従って、座後部26aと座前部26bは、
異なる動作を強いられる。
【0054】 この点に関して、座部支持インナーシェ
ル26は、座後部26aと座前部26bを中間の座中間
部26cと共に屈撓し得るフレキシブルなシート状に構
成されているので、前記のような座後部26aと座前部
26bの異なる動作に対応することができ、座後部26
aと座前部26bの相互間における独立した姿勢変位を
許容し、着座者の尻及び大腿部を一体連続性を保持しな
がら支持する。尚、傾動するバックフレーム8と後部支
持手段7aとの間において座部支持インナーシェル26
に生じる歪みは、屈曲部28が吸収する。これにより着
座者の大腿部を座前部26bにより柔軟に支持しつつ、
着座者の荷重が集中する座後部26aを沈み込むように
傾動せしめ、所望のシンクロチルト動作を可能にする。
ル26は、座後部26aと座前部26bを中間の座中間
部26cと共に屈撓し得るフレキシブルなシート状に構
成されているので、前記のような座後部26aと座前部
26bの異なる動作に対応することができ、座後部26
aと座前部26bの相互間における独立した姿勢変位を
許容し、着座者の尻及び大腿部を一体連続性を保持しな
がら支持する。尚、傾動するバックフレーム8と後部支
持手段7aとの間において座部支持インナーシェル26
に生じる歪みは、屈曲部28が吸収する。これにより着
座者の大腿部を座前部26bにより柔軟に支持しつつ、
着座者の荷重が集中する座後部26aを沈み込むように
傾動せしめ、所望のシンクロチルト動作を可能にする。
【0055】因に、前記屈曲部28は、座部支持インナ
ーシェル26を構成する可撓シート材により形成され、
座後部26aに対して相対的に容易に傾動するように撓
むものであれば良く、また、前記切欠部31は、この傾
動の際に変形される部位に伴う撓み又は変形の歪みを吸
収できるものであれば良い。このため、切欠部31の形
状や数又は寸法、屈曲部28の具体的な形状や位置等
は、座部支持インナーシェル全体の形状や肉厚又は成形
樹脂素材等に応じて任意に設計することが可能であり、
また、ヒンジ部32は図2に示すような限られた特定位
置に有していることは必ずしも必要でない。このため、
図10に示すような縦方向の切欠部31と、該切欠部の
両側に位置する変形自在な湾曲したヒンジ機能部分32
により同様の機能を果たすことも可能である。
ーシェル26を構成する可撓シート材により形成され、
座後部26aに対して相対的に容易に傾動するように撓
むものであれば良く、また、前記切欠部31は、この傾
動の際に変形される部位に伴う撓み又は変形の歪みを吸
収できるものであれば良い。このため、切欠部31の形
状や数又は寸法、屈曲部28の具体的な形状や位置等
は、座部支持インナーシェル全体の形状や肉厚又は成形
樹脂素材等に応じて任意に設計することが可能であり、
また、ヒンジ部32は図2に示すような限られた特定位
置に有していることは必ずしも必要でない。このため、
図10に示すような縦方向の切欠部31と、該切欠部の
両側に位置する変形自在な湾曲したヒンジ機能部分32
により同様の機能を果たすことも可能である。
【0056】(背部支持インナーシェルの作用)背部支
持インナーシェル27は、横向き剛性部37から下方の
領域をバックフレーム8により支持されるが、上方背部
34はバックフレーム8による支持を受けない。このた
め、背部支持インナーシェル27の後方傾動時に、可撓
性を有する上方背部34が着座者の身体をソフトに支持
する。この場合、仮に、上方背部34が単純なシート状
物であれば、着座者の上半身による後方荷重を受けた際
に、後方へ湾曲する傾向を示すことになるが、上方背部
34は、垂直リブから成る縦向き剛性部39a、39b
により垂直面内での撓み(身体の反り返り方向への撓
み)を妨げられる構成とされているため、垂直面内で容
易には湾曲又は屈曲せず、着座者の脊柱領域を支持し、
後方への反り返りを防止し、ソフトでありながらも身体
を反発しつつ、しっかりと支持する。
持インナーシェル27は、横向き剛性部37から下方の
領域をバックフレーム8により支持されるが、上方背部
34はバックフレーム8による支持を受けない。このた
め、背部支持インナーシェル27の後方傾動時に、可撓
性を有する上方背部34が着座者の身体をソフトに支持
する。この場合、仮に、上方背部34が単純なシート状
物であれば、着座者の上半身による後方荷重を受けた際
に、後方へ湾曲する傾向を示すことになるが、上方背部
34は、垂直リブから成る縦向き剛性部39a、39b
により垂直面内での撓み(身体の反り返り方向への撓
み)を妨げられる構成とされているため、垂直面内で容
易には湾曲又は屈曲せず、着座者の脊柱領域を支持し、
後方への反り返りを防止し、ソフトでありながらも身体
を反発しつつ、しっかりと支持する。
【0057】一方、前記縦向き剛性部39a、39b
は、上方背部34の水平面内での撓み(身体の捻じり方
向への撓み)を妨げる方向には配置されていない。この
ため、上方背部34は、図8の矢印R及びLのように、
着座者の脊柱38を中心軸として肩部34a、34bを
捻じり方向へ撓み可能とする。このような身体の捻じり
運動は、通常の事務労働に際し、着座者が腕を延ばして
後方に位置する電話機の受話器をとったり、メモや書籍
をとったり又は戻したりする動作として日常必要なこと
である。
は、上方背部34の水平面内での撓み(身体の捻じり方
向への撓み)を妨げる方向には配置されていない。この
ため、上方背部34は、図8の矢印R及びLのように、
着座者の脊柱38を中心軸として肩部34a、34bを
捻じり方向へ撓み可能とする。このような身体の捻じり
運動は、通常の事務労働に際し、着座者が腕を延ばして
後方に位置する電話機の受話器をとったり、メモや書籍
をとったり又は戻したりする動作として日常必要なこと
である。
【0058】この際、図示実施例において、上方背部3
4に生じる捻じり方向への撓みは、横向き剛性部37に
より下方背部33に直接に波及することを妨げられてお
り、従って、下方背部33とバックフレーム8の取付部
分に生じる歪み変形や応力集中を可及的防止している。
即ち、後述するようなバックフレーム8の横桟78に挿
通せしめられるねじ160と、このねじ160を受入れ
る下方背部33の孔50との結合部が、上方背部34の
捻じり変形の波及を直接に受けて損傷することを防止さ
れる。
4に生じる捻じり方向への撓みは、横向き剛性部37に
より下方背部33に直接に波及することを妨げられてお
り、従って、下方背部33とバックフレーム8の取付部
分に生じる歪み変形や応力集中を可及的防止している。
即ち、後述するようなバックフレーム8の横桟78に挿
通せしめられるねじ160と、このねじ160を受入れ
る下方背部33の孔50との結合部が、上方背部34の
捻じり変形の波及を直接に受けて損傷することを防止さ
れる。
【0059】ところで、上方背部34における捻じり方
向の撓みは、傾斜リブ40a、40bにより適度に反発
を受け、制御された撓みを可能とする。即ち、図9に示
すように、着座者の脊柱38を中心軸とする捻じり運動
に対して、上方背部34の右半部は、右肩部34bから
脊柱38に向けて右側の傾斜リブ40bにより支持さ
れ、上方背部34の左半部は、左肩部34aから脊柱3
8に向けて左側の傾斜リブ40aにより支持されてい
る。この際、両傾斜リブ40a、40bは、両肩部34
a、34bから中央に向けて下向きに傾斜して延び、両
肩部34a、34bの捻じりに対向配置されているの
で、両肩部34a、34bは制御されつつ撓み可能であ
ると同時に反発しつつ着座者の身体を支持する。そし
て、身体を捻じった姿勢から正面向きに戻す際にも反発
力を伴って追従し復元する。
向の撓みは、傾斜リブ40a、40bにより適度に反発
を受け、制御された撓みを可能とする。即ち、図9に示
すように、着座者の脊柱38を中心軸とする捻じり運動
に対して、上方背部34の右半部は、右肩部34bから
脊柱38に向けて右側の傾斜リブ40bにより支持さ
れ、上方背部34の左半部は、左肩部34aから脊柱3
8に向けて左側の傾斜リブ40aにより支持されてい
る。この際、両傾斜リブ40a、40bは、両肩部34
a、34bから中央に向けて下向きに傾斜して延び、両
肩部34a、34bの捻じりに対向配置されているの
で、両肩部34a、34bは制御されつつ撓み可能であ
ると同時に反発しつつ着座者の身体を支持する。そし
て、身体を捻じった姿勢から正面向きに戻す際にも反発
力を伴って追従し復元する。
【0060】背部支持インナーシェル27は、前記機能
と作用を集約するならば、最もシンプルな構成に基づき
説明することができる。
と作用を集約するならば、最もシンプルな構成に基づき
説明することができる。
【0061】例えば、上記実施例において下方背部33
と上方背部34の間に形成することが好ましいと述べた
横向き剛性部37は、上述したように上方背部34の捻
じり変形を下方背部33に直接に波及することを妨げる
ように背部27に幅方向の剛性を付与する機能を有して
いれば良い。このため、図10に示すように、シェル2
7を構成するシート材自体を段状に変形して成形するこ
とにより剛性部37を構成し、上方背部34の捻じり変
形が下方背部33に波及することを完全には阻止し得な
いとしても、その変形の直接的な波及を抑制し妨げ、下
方背部33の捻じり変形を軽減せしめるように構成して
も良く、これにより下方背部33とバックフレーム8の
取付部分における損傷の危険率を低下させることができ
る。
と上方背部34の間に形成することが好ましいと述べた
横向き剛性部37は、上述したように上方背部34の捻
じり変形を下方背部33に直接に波及することを妨げる
ように背部27に幅方向の剛性を付与する機能を有して
いれば良い。このため、図10に示すように、シェル2
7を構成するシート材自体を段状に変形して成形するこ
とにより剛性部37を構成し、上方背部34の捻じり変
形が下方背部33に波及することを完全には阻止し得な
いとしても、その変形の直接的な波及を抑制し妨げ、下
方背部33の捻じり変形を軽減せしめるように構成して
も良く、これにより下方背部33とバックフレーム8の
取付部分における損傷の危険率を低下させることができ
る。
【0062】また、上記実施例における上方背部34の
一対の縦向き剛性部39a、39bは、上述したように
上方背部34を垂直面内で容易に撓まないように支持す
る反面、該上方背部34の水平面内での撓みを許す機能
を有していれば良い。従って、縦向き剛性部39a、3
9bを構成する垂直リブの本数や長さ寸法は、その目的
に合わせて任意に設計することが可能であり、図10に
示すような二本のリブから成る縦向き剛性部39a、3
9bにより構成することも可能であり、少なくとも一本
以上のリブにより同様の機能を果たすことが可能であ
る。或いは、これらの縦向き剛性部39a、39bを分
断されたリブ群により構成することも差支えない。
一対の縦向き剛性部39a、39bは、上述したように
上方背部34を垂直面内で容易に撓まないように支持す
る反面、該上方背部34の水平面内での撓みを許す機能
を有していれば良い。従って、縦向き剛性部39a、3
9bを構成する垂直リブの本数や長さ寸法は、その目的
に合わせて任意に設計することが可能であり、図10に
示すような二本のリブから成る縦向き剛性部39a、3
9bにより構成することも可能であり、少なくとも一本
以上のリブにより同様の機能を果たすことが可能であ
る。或いは、これらの縦向き剛性部39a、39bを分
断されたリブ群により構成することも差支えない。
【0063】また、前述した上方背部34の一対の傾斜
リブ40a、40bは、両肩部34a、34bから中央
に向けて下向きに傾斜して延びることにより、上述した
ように両肩部34a、34bの水平方向の撓みを制御す
る機能を有していれば良い。このため、傾斜リブ40
a、40bの本数や長さ寸法は、その目的に合わせて任
意に設計することが可能であり、図10に示すような二
本のリブ40a、40bを採用することが可能であり、
或いは該リブ40a、40bを分断されたリブ群により
構成しても同様の機能を果たすことが可能である。
リブ40a、40bは、両肩部34a、34bから中央
に向けて下向きに傾斜して延びることにより、上述した
ように両肩部34a、34bの水平方向の撓みを制御す
る機能を有していれば良い。このため、傾斜リブ40
a、40bの本数や長さ寸法は、その目的に合わせて任
意に設計することが可能であり、図10に示すような二
本のリブ40a、40bを採用することが可能であり、
或いは該リブ40a、40bを分断されたリブ群により
構成しても同様の機能を果たすことが可能である。
【0064】何れにしても、本発明が上記実施例に限定
されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載した
構成に基づいて種々の設計変更が可能である。従って、
前述した椅子の作用も、特許請求の範囲に記載した構成
要件とは無関係のものが含まれていることを諒解された
い。
されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載した
構成に基づいて種々の設計変更が可能である。従って、
前述した椅子の作用も、特許請求の範囲に記載した構成
要件とは無関係のものが含まれていることを諒解された
い。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、座部
支持インナーシェル26の座前部26bを前部支持手段
7bを介して支持体6に連結し、座後部26aを後部支
持手段7aを介してバックフレーム8に連結し、支持体
6に対するバックフレーム8の傾動支点46を座14の
下方に配置した構成であるから、バックフレーム8の傾
動時において、座後部26aが着座者の尻を沈み込み加
減とするように傾動せしめられる。その結果、着座者の
尻と背中を概ね一体的に傾動せしめるので、極めて安楽
であり、また、シャツ等の衣服のめくれ上がりを防止で
きる。
支持インナーシェル26の座前部26bを前部支持手段
7bを介して支持体6に連結し、座後部26aを後部支
持手段7aを介してバックフレーム8に連結し、支持体
6に対するバックフレーム8の傾動支点46を座14の
下方に配置した構成であるから、バックフレーム8の傾
動時において、座後部26aが着座者の尻を沈み込み加
減とするように傾動せしめられる。その結果、着座者の
尻と背中を概ね一体的に傾動せしめるので、極めて安楽
であり、また、シャツ等の衣服のめくれ上がりを防止で
きる。
【0066】 しかも、前部支持手段7bが、前部支持
具130をバックフレーム8の傾動に連動して後方に移
動せしめる後退機構300を構成しているので、これに
より座前部26bが後方に移動せしめられる。そして、
この後退機構300は、支持体6に固定した制御手段6
6に沿って、座前部26bに取付けた前部支持具130
を摺動せしめる構成であるから、着座者の大腿部の荷重
を好適に支持しながら、スムースな後退移動と復帰移動
を可能にする。このため、通常の着座姿勢から後傾姿勢
に移る間、着座者の尻が座後部26aと一体的に沈み込
みながら、大腿部が座前部26bと一体的に後方に移動
せしめられ、座14の動きと着座者の身体の動きとの間
に齟齬を生じない。その結果、着座者のひざ関節から大
腿部に至る部分においても、座14との間において相対
的に位置ずれを生じることはなく、快適であり、ズボン
にしわが生じることを防止できる。
具130をバックフレーム8の傾動に連動して後方に移
動せしめる後退機構300を構成しているので、これに
より座前部26bが後方に移動せしめられる。そして、
この後退機構300は、支持体6に固定した制御手段6
6に沿って、座前部26bに取付けた前部支持具130
を摺動せしめる構成であるから、着座者の大腿部の荷重
を好適に支持しながら、スムースな後退移動と復帰移動
を可能にする。このため、通常の着座姿勢から後傾姿勢
に移る間、着座者の尻が座後部26aと一体的に沈み込
みながら、大腿部が座前部26bと一体的に後方に移動
せしめられ、座14の動きと着座者の身体の動きとの間
に齟齬を生じない。その結果、着座者のひざ関節から大
腿部に至る部分においても、座14との間において相対
的に位置ずれを生じることはなく、快適であり、ズボン
にしわが生じることを防止できる。
【0067】 更に、チルト動作時に、座前部26bが
後退機構300を介して後退し、着座者の大腿部を後方
移動せしめることにより、尻を沈み込ませた姿勢であり
ながら、着座者の大腿部が踵を支点としてほど良く後退
せしめられ、ひざ関節を挟む大腿部と下腿部との折り曲
げ角度を狭めてしまうことはなく、安楽な座り心地を提
供できる。
後退機構300を介して後退し、着座者の大腿部を後方
移動せしめることにより、尻を沈み込ませた姿勢であり
ながら、着座者の大腿部が踵を支点としてほど良く後退
せしめられ、ひざ関節を挟む大腿部と下腿部との折り曲
げ角度を狭めてしまうことはなく、安楽な座り心地を提
供できる。
【0068】 特に、本発明のように、座支持インナー
シェル26の座後部26aをバックフレーム8に連結す
る一方、座前部26bを支持体6に連結した構成の下で
は、下方に位置する傾動支点46の回りでバックフレー
ム8を傾動したとき、座後部26aと座前部26bが異
なる動きを求められるという問題がある点について、本
発明は、座後部26a及び座前部26bと共に該両部2
6a、26bを相対的に屈撓し得る座中間部26cを含
む座部支持インナーシェル26をフレキシブルなシート
状に形成することにより、該両部26a、26bの異な
る動きを自在ならしめることにより問題を解決した。そ
の結果、座後部26aと座前部26bの相互間における
独立した姿勢変位を許容し、着座者の尻と大腿部を一体
連続性を保持しながら支持し、快適性を約束する。 そし
て、このような座後部26aと座前部26bの相互に異
なる動きをフレキシブルなシート状のシェル26の撓み
変形により好適に吸収する構成の点と、前記後退機構3
00により座前部26bを後退せしめる構成の点とが相
まって、バックフレーム8の傾動時に座後部26aをバ
ックフレーム8から離れることなく追従移動せしめるこ
とを可能とした。その結果、もしも、チルト動作のたび
に座後部26aがバックフレーム8から離れるような構
成であるときは、シャツ等の衣類のめくれ上がりを頻繁
に生じるのに対して、本発明によれば、座後部26aに
支持された着座者の尻と、バックフレーム8側の背もた
れ15に支持された着座者の背中とが、概ね一体的に傾
動するので、極めて安楽であり、シャツ等の衣類のめく
れ上がりをほとんど生じない。
シェル26の座後部26aをバックフレーム8に連結す
る一方、座前部26bを支持体6に連結した構成の下で
は、下方に位置する傾動支点46の回りでバックフレー
ム8を傾動したとき、座後部26aと座前部26bが異
なる動きを求められるという問題がある点について、本
発明は、座後部26a及び座前部26bと共に該両部2
6a、26bを相対的に屈撓し得る座中間部26cを含
む座部支持インナーシェル26をフレキシブルなシート
状に形成することにより、該両部26a、26bの異な
る動きを自在ならしめることにより問題を解決した。そ
の結果、座後部26aと座前部26bの相互間における
独立した姿勢変位を許容し、着座者の尻と大腿部を一体
連続性を保持しながら支持し、快適性を約束する。 そし
て、このような座後部26aと座前部26bの相互に異
なる動きをフレキシブルなシート状のシェル26の撓み
変形により好適に吸収する構成の点と、前記後退機構3
00により座前部26bを後退せしめる構成の点とが相
まって、バックフレーム8の傾動時に座後部26aをバ
ックフレーム8から離れることなく追従移動せしめるこ
とを可能とした。その結果、もしも、チルト動作のたび
に座後部26aがバックフレーム8から離れるような構
成であるときは、シャツ等の衣類のめくれ上がりを頻繁
に生じるのに対して、本発明によれば、座後部26aに
支持された着座者の尻と、バックフレーム8側の背もた
れ15に支持された着座者の背中とが、概ね一体的に傾
動するので、極めて安楽であり、シャツ等の衣類のめく
れ上がりをほとんど生じない。
【0069】 請求項2に記載の本発明によれば、支持
体6に固定された制御手段66と、該制御手段66に沿
って摺動する前部支持具130とにより後退機構300
を構成するに際し、前記制御手段66の摺動面が前部支
持具130の傾動姿勢を制御するものであるから、これ
によりバックフレーム8の傾動角度αと座14の傾動角
度βとを、α>βとするシンクロチルト機構を構成する
に際し、座14の傾動角度βを予め決定された所定角度
の通りに実施できるという効果がある。
体6に固定された制御手段66と、該制御手段66に沿
って摺動する前部支持具130とにより後退機構300
を構成するに際し、前記制御手段66の摺動面が前部支
持具130の傾動姿勢を制御するものであるから、これ
によりバックフレーム8の傾動角度αと座14の傾動角
度βとを、α>βとするシンクロチルト機構を構成する
に際し、座14の傾動角度βを予め決定された所定角度
の通りに実施できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る椅子を一部破断して示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】椅子のインナーシェルを示すため被覆物を除去
した状態の斜視図である。
した状態の斜視図である。
【図3】椅子の支持構造を示すため座席体を除去した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図4】椅子の分解斜視図である。
【図5】椅子における支持機構の分解斜視図である。
【図6】インナーシェルの一実施例を示す背面図であ
る。
る。
【図7】インナーシェルの一実施例を示す底面図であ
る。
る。
【図8】インナーシェルの垂直面内における後方への傾
動及び水平面内における捻じり方向への撓みの作用を示
す斜視図である。
動及び水平面内における捻じり方向への撓みの作用を示
す斜視図である。
【図9】インナーシェルの水平面内における捻じり方向
への撓みの作用を示す斜視図である。
への撓みの作用を示す斜視図である。
【図10】インナーシェルの機能を集約してシンプルな
構成にて示す背面図である。
構成にて示す背面図である。
【図11】支持手段における後部支持具と支持体の間の
機構を示す縦断面図である。
機構を示す縦断面図である。
【図12】支持体にバックフレーム及びコイルスプリン
グを取付けた状態を示す平面図である。
グを取付けた状態を示す平面図である。
【図13】起立姿勢における椅子を部分断面にて示す側
面図である。
面図である。
【図14】傾動姿勢における椅子を部分断面にて示す側
面図である。
面図である。
【図15】椅子の中央縦断面図である。
【図16】無負荷状態の椅子を示す一部切欠縦断面図で
ある。
ある。
【図17】着座者による荷重を受けた状態の椅子を示す
一部切欠縦断面図である。
一部切欠縦断面図である。
【図18】着座者により傾動された状態の椅子を示す一
部切欠縦断面図である。
部切欠縦断面図である。
【図19】支持手段の前部支持具と支持体の間における
機構を示す縦断面図である。
機構を示す縦断面図である。
【図20】支持手段の前部支持具と支持体の間における
機構の作動状態を示す縦断面図である。
機構の作動状態を示す縦断面図である。
1 椅子 2 座席体 5 支持脚 6 支持体 7 支持手段 7a 後部支持手段 7b 前部支持手段 8 バックフレーム 14 座 15 背もたれ 26 座部支持インナーシェル 26a 座後部 26b 座前部 27 背部支持インナーシェル 28 屈曲部 31 切欠部 32 ヒンジ部 46 傾動支点 66 姿勢制御手段 100 後部支持具 130 前部支持具 145 スプリング手段 300 後退移動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 850505 (32)優先日 1986年4月10日 (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 ラツセル テイ ホルドレツジ アメリカ合衆国 ミシガン州 49508 ケ ントウツド サウス イースト フオーテ イエイツス ストリート 908 (72)発明者 チヤールズ ピイ ルーシーン アメリカ合衆国 ミシガン州 49509 ワ イオミング サウス ウエスト センチノ ール 1618 (72)発明者 ブライアン エル スコルテン アメリカ合衆国 ミシガン州 49428 ジ エニスン ブルーバード ドライヴ 7743 (56)参考文献 実開 昭59−169758(JP,U) 米国特許4418958(US,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 支持脚(5)に支持された支持体(6)
と、該支持体(6)に傾動支点(46)を介して傾動可
能に枢結されたバックフレーム(8)と、該支持手段
(7)に支持された座(14)を提供する座席体(2)
とから成る椅子において、 前記バックフレーム(8)は、支持体に枢結された前記
傾動支点(46)を前記座(14)の下方に配置して成
り、 前記座席体(2)の座(14)は、可撓性を有する合成
樹脂製の座部支持インナーシェル(26)を備え、該座
部支持インナーシェル(26)は、着座者の尻を支持す
る座後部(26a)と、該座後部(26a)よりも前方
に位置し着座者の大腿部を支持する座前部(26b)と
を備え、座後部(26a)は、後部支持具(100)を
含む後部支持手段(7a)を介してバックフレーム
(8)に連結支持され、座前部(26b)は、前部支持
具(130)を含む前部支持手段(7b)を介して支持
体(6)に支持されて成り、 座部支持インナーシェル(26)は、座後部(26a)
と座前部(26b)の間にあって両部(26a)(26
b)を相対的に屈撓し得る座中間部(26c)を含むフ
レキシブルなシート状に形成され、 前部支持手段(7b)は、支持体(6)に固定の制御手
段(66)と、該制御手段(66)に沿って摺動自在な
前部支持具(130)とから成る後退機構(300)を
構成し、該後退機構(300)は、バックフレーム
(8)の傾動時に、前部支持具(130)を制御手段
(66)に沿って後方に摺動せしめる機構を構成するこ
とにより、バックフレーム(8)を傾動したとき、座後
部(26b)がバックフレーム(8)から離れることな
く追従移動することを許すと共に、前部支持具(13
0)により座前部(26b)を後方移動せしめるように
構成して成ることを特徴とする椅子。 - 【請求項2】 支持脚(5)に支持された支持体(6)
と、該支持体(6)に傾動支点(46)を介して傾動可
能に枢結されたバックフレーム(8)と、該支持手段
(7)に支持された座(14)を提供する座席体(2)
とから成る椅子において、 前記バックフレーム(8)は、支持体に枢結された前記
傾動支点(46)を前記座(14)の下方に配置して成
り、 前記座席体(2)の座(14)は、可撓性を有する合成
樹脂製の座部支持インナーシェル(26)を備え、該座
部支持インナーシェル(26)は、着座者の尻を支持す
る座後部(26a)と、該座後部(26a)よりも前方
に位置し着座者の大腿部を支持する座前部(26b)と
を備え、座後部(26a)は、後部支持具(100)を
含む後部支持手段(7a)を介してバックフレーム
(8)に連結支持され、座前部(26b)は、前部支持
具(130)を含む前部支持手段(7b)を介して支持
体(6)に支持されて成り、 座部支持インナーシェル(26)は、座後部(26a)
と座前部(26b)の間にあって両部(26a)(26
b)を相対的に屈撓し得る座中間部(26c)を含むフ
レキシブルなシート状に形成され、 前部支持手段(7b)は、支持体(6)に固定の制御手
段(66)と、該制御手段(66)に沿って摺動自在な
前部支持具(130)とから成る後退機構(300)を
構成し、該後退機構(300)は、バックフレーム
(8)の傾動時に、座前部(26b)に取付けた前部支
持具(130)を制御手段(66)に沿って後方に摺動
せしめる機構を構成して成り、 更に、前部支持手段(7b)は、前部支持具(130)
を摺動せしめる制御手段(66)の摺動面により姿勢制
御手段を構成し、前記バックフレーム(8)の傾動時
に、前記制御手段(66)の摺動面により前部支持具
(130)の傾動姿勢を制御し、バックフレームの傾動
角度αと、前記姿勢制御手段により決定される座(1
4)の傾動角度βとを、α>βとするシンクロチルト機
構を構成して成ることを特徴とする椅子。
Applications Claiming Priority (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US850268 | 1986-04-10 | ||
US850505 | 1986-04-10 | ||
US06/850,528 US5050931A (en) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | Controlled deflection front lip for seating |
US06/850,505 US4744603A (en) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | Chair shell with selective back stiffening |
US850528 | 1986-04-10 | ||
US06/850,508 US4720142A (en) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | Variable back stop |
US850508 | 1986-04-10 | ||
US06/850,268 US4776633A (en) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | Integrated chair and control |
US850510 | 1986-04-10 | ||
US06/850,510 US4709894A (en) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | Slip connector for weight actuated height adjustors |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2317623A Division JPH0822250B2 (ja) | 1986-04-10 | 1990-11-20 | 椅 子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06253941A JPH06253941A (ja) | 1994-09-13 |
JPH0815448B2 true JPH0815448B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=42334825
Family Applications (5)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62088558A Granted JPS6323620A (ja) | 1986-04-10 | 1987-04-10 | 一体式の椅子及び制御装置 |
JP2317623A Expired - Fee Related JPH0822250B2 (ja) | 1986-04-10 | 1990-11-20 | 椅 子 |
JP5199134A Expired - Fee Related JPH0815448B2 (ja) | 1986-04-10 | 1993-07-16 | 椅 子 |
JP5199135A Expired - Fee Related JPH0815449B2 (ja) | 1986-04-10 | 1993-07-16 | 椅 子 |
JP10223667A Expired - Fee Related JP3142518B2 (ja) | 1986-04-10 | 1998-07-22 | 椅 子 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62088558A Granted JPS6323620A (ja) | 1986-04-10 | 1987-04-10 | 一体式の椅子及び制御装置 |
JP2317623A Expired - Fee Related JPH0822250B2 (ja) | 1986-04-10 | 1990-11-20 | 椅 子 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5199135A Expired - Fee Related JPH0815449B2 (ja) | 1986-04-10 | 1993-07-16 | 椅 子 |
JP10223667A Expired - Fee Related JP3142518B2 (ja) | 1986-04-10 | 1998-07-22 | 椅 子 |
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---|---|
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EP (1) | EP0242140B1 (ja) |
JP (5) | JPS6323620A (ja) |
CA (2) | CA1263296A (ja) |
DE (1) | DE3772819D1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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