JPH08108350A - ツールプリセッタによる工具補正量再設定方法およびその装置 - Google Patents

ツールプリセッタによる工具補正量再設定方法およびその装置

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JPH08108350A
JPH08108350A JP24320794A JP24320794A JPH08108350A JP H08108350 A JPH08108350 A JP H08108350A JP 24320794 A JP24320794 A JP 24320794A JP 24320794 A JP24320794 A JP 24320794A JP H08108350 A JPH08108350 A JP H08108350A
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清洲 川嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】測定済みのツールであれば、自動的にタッチセ
ンサーの位置に移動し、測定と補正量の書き換えを行う
ことができ、ツールプリセッタの操作時間が短く簡単に
なり、工具の刃先交換後の段取り時間削減となるツール
プリセッタによる工具補正量再設定方法およびその装置
を提供することを目的とする。 【構成】一度、補正値を設定した工具を再設定する場
合、補正対象となる加工用の対象工具の前回の2軸以上
の直交する軸夫々の双方向の座標値を読み出して記憶す
る手順と、前記2軸以上の直交する軸夫々の双方向の座
標値にパラメータ値を加算して対象工具の軸移動データ
を求める手順と、この軸移動データに基づき前記軸位置
データ送出手段にて前回の2軸以上の直交する軸夫々の
双方向に備えた前記センサに接触して再検知する補正設
定動作を行う手順と、前記工具毎補正処理手段にて前記
センサに再検知により得られた位置データに基づいて工
具毎補正値の再設定処理を行う手順とからなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はNC旋盤あるいはター
ニングセンタの割出し刃物台のタレットに工具をセット
する際にNC旋盤等に設けられる所定の基準刃先点に対
する工具の工具補正値を求めるために使用されるツール
プリセッタに係り、特にスローアウェイ工具(以下、工
具と記載)のスローアウェイチップ(以下、チップと記
載)を交換した時、手動操作により、ツールプリセッタ
の接触部に工具の刃先を当接させ、当接した位置を計測
して工具補正値を求め、この工具補正値を工具オフセッ
トメモリに再設定する操作を容易に行うことが可能なツ
ールプリセッタによる工具補正量再設定方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NC旋盤はNC加工プログラム等に従っ
て、工具とワークとを相対移動させて加工を行ってい
る。このようなNC旋盤においては、割出し刃物台上の
所定の位置に設定されている基準刃先点位置でNC加工
プログラムが作成されている。そのため、基準刃先点位
置と異なる位置に刃先点を有する工具の場合には、その
差を加工前に求め、工具オフセットメモリに工具補正値
として記憶しておく。そして、加工時に工具補正値分工
具補正させて加工を行う。このような工具補正値を容易
に求めることができるツールプリセッタに関する技術を
本出願人は特公昭63−47579号公報で開示してい
る。図7はそのようなツールプリセッタを示す概略構成
図で、基準刃先位置を基準工具T0 の刃先点として説明
を行っている。NC旋盤は主軸台Hにベアリングを介し
て回転可能に支持された主軸Sの端部にチャックCで把
持された丸物ワークWを駆動モータ(図示せず)により
回転させる。図中X及びZの2軸方向に移動可能な刃物
台Trには、回転割出し可能なタレットヘッドThに複
数の工具Tを取り付けている。ツールプリセッタは、主
軸台Hの図中下方に揺動可能に取り付けられたアームL
の先端にタッチセンサPsを設けている。タッチセンサ
Psには、X軸のプラス側、Z軸のプラス側、X軸のマ
イナス側、Z軸のマイナス側にそれぞれ接触部を設けて
おり、いずれかの接触部に工具の刃先を当接させ、接触
部が接触信号を出力したときの移動方向の位置データを
読み取る。4つの接触部に基準工具T0 を当接させた場
合の機械原点OM からの基準データ(XP1,XP2
P1,ZP2)はパラメータメモリに予め設定されてい
る。そして、図4において、工具T1 をX軸マイナス側
の接触部に当接させ、X軸機械座標値X1 を得たとする
と、その工具T1 の工具補正値OFX1 は OFX1 =X1 −XP1 のように求める。このOFX1 を工具オッフセットメモ
リに記憶させて設定しておく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一度工具補
正値を設定済みであっても、工具の刃先の摩耗、破損等
によりチップを交換した場合には、刃先位置が小量では
あるが変化し、加工精度の低下が生じるため、再度工具
補正値を再設定しなければならない。しかし、従来のツ
ールプリセッタによる工具補正値の設定のための操作は
手動でひとつひとつの動作を行うため時間がかかる。す
なわち、チップ交換を行った後、一々手動モードで刃物
台を移動させてタッチセンサPsの各接触部に当接させ
なければならず、大変面倒であった。そこで、一回タッ
チセンサPsに当接させて工具補正値設定済みの工具で
あれば、自動的にタッチセンサPs位置に移動し、刃先
位置測定と工具補正値の書き換えを行えるようにするこ
とが望まれていた。この発明はかかる課題を解決するた
めに創案されたものであり、工具補正値設定済みの工具
であれば、自動的にタッチセンサ近傍のアプローチ位置
への移動および各接触部への移動を行うとともに、この
接触部への当接時の位置データから工具補正値を求め、
工具補正値の書き換えすなわち再設定を行うことがで
き、ツールプリセッタの操作時間が短く簡単になり、工
具のチップ交換後の段取り時間削減を図ることができる
ツールプリセッタによる工具補正量再設定方法およびそ
の装置を提案することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明は、上述事情
に鑑みなされたものであって、工具が取り付けられた刃
物台と、この刃物台に対して、X軸方向およびZ軸方向
に相対移動可能な主軸台に設けられ、前記工具の刃先部
が接触したとき接触信号を送出するように+X軸方向、
−X軸方向、+Z軸方向、−Z軸方向に接触部が形成さ
れたツールプリセッタと、前記刃物台の所定位置に設定
された基準点が、機械原点より前記ツールプリセッタの
各接触部に当接して接触信号を送出する位置までの距離
である基準データを記憶しているパラメータメモリと、
前記刃物台または前記主軸台を駆動するためのサーボモ
ータを駆動位置決め制御する移動軸制御部と、前記工具
と前記ツールプリセッタとを手動モードで相対移動さ
せ、前記工具が前記ツールプリセッタの接触部に当接し
接触信号を送出したときの移動方向の機械座標系の機械
座標値を前記移動軸制御部より読み取り、前記基準デー
タとの差から前記工具の工具補正量を求めるツールプリ
セッタ制御部と、この工具補正量を前記工具に対応させ
て格納している工具オフセットメモリとを有するNC旋
盤またはターニングセンタにおいて、前記工具補正量を
求めたとき、前記ツールプリセッタの各接触部のどの接
触部に当接したかの接触部位置データを前記工具に対応
させて接触部位置データメモリに格納する手順と、前記
パラメータメモリにアプローチ位置を定めるためのアプ
ローチ位置設定データ、前記ツールプリセッタの各接触
部と前記工具の刃先を確実に接触させるための行き過ぎ
量データを予め設定する手順と、前記工具の刃先部を交
換後、この工具の工具補正量の再設定をする場合、この
再設定する工具が前記工具オフセットメモリに工具補正
量を前記ツールプリセッタにより設定されている工具で
あるか否かを判別する手順と、設定されている場合、前
記接触部位置データを読み取り、この接触部位置データ
からこの工具の新工具補正量を求めるための移動経路パ
ターンを特定する手順と、前記工具オフセットメモリに
格納されている工具補正量と前記基準データとから、仮
接触位置を演算する手段と、この仮接触位置と前記アプ
ローチ位置設定データ、前記行き過ぎ量データとから移
動位置データを求め、前記移動経路パターンとこの移動
位置データとから軸移動データを作成する手順と、前記
移動軸制御部に順次前記軸移動データを出力して前記サ
ーボモータを駆動制御する手順と、前記ツールプリセッ
タよりの接触信号が出力された時の移動方向の機械座標
系の機械座標値を読み取り、前記基準データとの差から
前記工具の新工具補正量を求め、前記工具オフセットメ
モリに再設定する手順とからなることを特徴とするツー
ルプリセッタによる工具補正量再設定方法としたもので
ある。
【0005】また、この発明は、工具が取り付けられた
刃物台と、この刃物台に対して、X軸方向およびZ軸方
向に相対移動可能な主軸台に設けられ、前記工具の刃先
部が接触したとき接触信号を送出するように+X軸方
向、−X軸方向、+Z軸方向、−Z軸方向に接触部が形
成されたツールプリセッタと、前記刃物台または前記主
軸台を駆動するためのサーボモータを駆動位置決め制御
する移動軸制御部と、前記工具と前記ツールプリセッタ
とを手動モードで相対移動させ、前記工具が前記ツール
プリセッタの接触部に当接し接触信号を送出したときの
移動方向の機械座標系の機械座標値を前記移動軸制御部
より読み取り、前記基準データとの差から前記工具の工
具補正量を求めるツールプリセッタ制御部と、この工具
補正量を前記工具に対応させて格納している工具オフセ
ットメモリとを有するNC旋盤またはターニングセンタ
において、前記各接触部のうちどの接触部に当接したか
の接触部位置データを前記工具に対応させて格納してい
る接触部位置データメモリと、前記基準データ、前記ア
プローチ位置設定データ、前記行き過ぎ量データとを記
憶しているパラメータメモリと、前記工具オフセットメ
モリに工具補正量が設定されているか否かを判別し、前
記接触部位置データからこの工具の新工具補正量を求め
るための移動経路パターンを特定し、前記工具オフセッ
トメモリに格納されている工具補正量と前記基準データ
とから、仮接触位置を演算し、この仮接触位置と前記ア
プローチ位置設定データ、前記行き過ぎ量データとから
移動位置データを求め、前記サーボ軸制御部に順次前記
移動経路パターンに前記移動位置データを代入した軸移
動データを順次出力して前記工具と前記ツールプリセッ
タとを相対移動させ、前記ツールプリセッタよりの接触
信号出力時の機械座標値と前記基準データとから新工具
補正量を求め、前記工具オフセットメモリに新工具補正
量を再設定するツールプリリピートセッタ制御部とを有
することを特徴とするツールプリセッタによる工具補正
量再設定装置とたものである。
【0006】
【作用】上記の構成を有する発明においては、使用工具
のスローアウェイチップを交換した後に工具補正値を再
設定するとき、工具オフセットメモリに記憶された設定
済の工具補正値、アプローチ位置用データを読み出し、
この設定済の工具補正値、アプローチ位置用データによ
り使用工具の刃先がアプローチ位置からタッチセンサの
接触部に当接するまでの軸移動データを自動作成し、移
動軸制御部に指令して工具を前記軸移動データで移動さ
せるとともに、接触信号出力時の位置データから新工具
補正値を求め、この使用工具の工具補正値を書き換え工
具補正値再設定する。
【0007】
【実施例】以下、図面に沿って、この発明による一実施
例について説明する。図1はこの発明を実施したツール
プリセッタの再設定装置の一例を示す概略構成図であ
る。1は中央処理装置(CPU)、2は補正設定指令や
再補正設定指令を入力するための機能キーや文字等を入
力するキーを有する入力手段(キーボード)、3は表示
手段(CRT)、4は各工具の工具番号または補正番号
に対応して工具補正値を書き込む工具オフセットメモリ
である。6は自動運転の移動指令により補間処理を行う
サーボ補間部、7はサーボ補間部6の出力指令に基づき
サーボアンプを介してサーボモータ8を制御するサーボ
軸制御部である。このサーボ補間部6とサーボ軸制御部
7とで移動軸制御部を構成する。なお、刃物台はボール
ねじ(図示せず)等を介してサーボモータ8によりX軸
方向あるいはZ軸方向に位置決め制御される。
【0008】10は、ツールプリセッタ制御部であり、
従来の手動による工具補正値を設定する制御を行うもの
である。ツールプリセッタのタッチセンサPsの接触部
に工具を手動操作で移動させ、この工具の刃先が当接
し、接触信号が出力された時に、その工具の移動方向の
移動データをサーボ補間部6より読み取る。そして、パ
ラメータメモリ9に記憶されている基準データ(XP1
P2,ZP1,ZP2)と演算して差を求め、この差が工具
補正値であるので、工具オフセットメモリ4のこの工具
の工具補正値を書き換えるものである。11は、ツール
プリセッタリピート制御部であり、工具補正値を再設定
するときの制御を行う制御部である。すなわち、パラメ
ータメモリ9に記憶されている基準データ(XP1
P2,ZP1,ZP2)と、工具補正値、アプローチ位置用
データ等により軸移動データを自動作成し、サーボ軸制
御部7に指令して工具を前記軸移動データで移動させる
とともに、接触信号出力時の位置データから新工具補正
値を求め、この工具の工具補正値を書き換え工具補正値
再設定を行うものである。
【0009】Psはツールプリセッタのタッチセンサで
あり、タッチセンサPsのX軸のプラス方向、Z軸のプ
ラス方向、X軸のマイナス方向、Z軸のマイナス方向の
4方向の接触部はそれぞれインターフェイス(I/F)
13を介してツールプリセッタ制御部10あるいはツー
ルプリセッタリピート制御部11にバスラインを介して
接続される。12は手動運転制御部であり、手動運転操
作すなわち、手動送りキー、手動早送りキー、手動パル
ス発生器等の操作により移動動作の制御を行う運転制御
部である。また、ツールプリセットリピート機能を有効
にする入力(選択)があった場合には、サーボ軸制御部
7に信号を送出し、ツールプリセット制御部11で作成
された軸移動データで刃物台が移動制御されることを可
能としている。なお、この発明の工具毎再設定処理手段
はCPU1、サーボ補間部6、サーボ軸制御部7、サー
ボアンプやモータ8、パラメータメモリ9により構成さ
れ、軸移動データに基づきタッチセンサとの接触によっ
て接触部までの座標値を求め工具オフセットメモリ4に
登録し工具毎補正値の再設定処理を行う。
【0010】図2はCRT3の表示画面の一例であり、
この発明のツールプリセッタによる工具補正量再設定モ
ードの際の画面が表示されている。すなわち、ツールプ
リセットリピート機能を選択した場合にこの画面が表示
される。図において、F3 は工具名を指定する場合の
「工具名」ファンクションキー、F4 はツールプリセッ
タ(以後、略してツールセッタという)による再設定
(リピート)する場合の「リピート測定開始」ファンク
ションキー、F5 はツールセッタの再設定モードを呼び
出す際に押圧する「ツールセッタリピート」ファンクシ
ョンキーである。この図2の再設定モードの画面は「ツ
ールセッタリピート」ファンクションキーF5 の表示に
対応するキーボード2上のキーを押圧することによりC
RT3画面に表示される。A1 はタレットの使用状態を
工具データ表A2 とツールセッタのセンサ配置図PSG
より表示するエリアである。A3 はカーソルであり、指
定した工具(再設定しようとする工具)が工具データ表
2 内のどの位置にあるかを示す。なお、工具データ表
2 は「タレット番号」、「工具名」、「測定箇所」等
の項目が表示される。また、ツールセッタのタッチセン
サの接触部配置図PSGにはX軸マイナス側接触部、X軸
プラス側接触部、Z軸マイナス側接触部、Z軸プラス側
接触部が2軸直角方向に表示され、工具が所定の接触部
に接触すると接触した接触部の位置をライトR1 ,R
2 ,R3 ,R4 の点滅する位置によって表示する。Bは
工具補正値を含む工具データを表示するエリアであり、
カーソルA3 で指定された再設定しようとする工具の工
具補正値等が表示される。
【0011】図3はこの発明のツールプリセッタの再設
定処理の流れ図である。次に図1乃至図3に基づいてツ
ールプリセッタの再設定処理の動作を詳しく説明する。
なお、工具オフセットメモリ4内にはツールプリセッタ
を用いて予め設定された工具補正値が記憶されているも
のとする。また、既にオペレータにより「ツールセッタ
リピート」ファンクションキーF5 に対応するキーボー
ド2上のキーが押圧されることによりCRT3画面には
再設定モードの画面が表示されているものとする。オペ
レータはタレット番号「5番」の位置に装着された「外
形仕上げ工具」の再設定を行うものとして、タレット番
号「5番」をカーソルA3 で指定し、「リピート測定開
始」ファンクションキーF4 に対応するキーボード2上
のキーを押圧する(ステップS1)。すると、CPU1
はタレット番号「5番」の工具(外形仕上げ工具)T5
が一度ツールセッタにて工具補正量設定のための測定が
されたことがあるかどうか判断し(ステップS2)、一
度も測定されていなけれな、アラームを表示する。アラ
ームが表示された場合、オペレータは従来通り、手動に
て設定する。測定済みであれば、手動運転制御部12
は、サーボ軸制御部7に信号を送出し、手動モードであ
っても、ツールプリセッタ制御部11よりの軸移動デー
タであたかも自動モードでプログラム運転しているよう
な制御を可能とする。
【0012】ステップS2において、タレット番号「5
番」の工具(外形仕上げ工具)T5が一度設定済みであ
れば、CPU1は工具オフセットメモリ4内の所定デー
タを表示エリアBに表示するとともに、工具T5 の工具
の接触部位置データである測定箇所が−X、−Zである
ことを読み取る。すなわち、この工具T5 は接触部−
X、−Zに刃先を接触させて、工具補正値を求めるので
ある。この実施例では、接触部位置データを工具オフセ
ットメモリ4に格納しているが、接触部位置データメモ
リを別に設けて格納してもよい。
【0013】次に、ツールプリセッタリピート制御部1
1は、軸移動データをこの工具T5の旧工具補正値、基
準データ、アプローチ位置用データとから作成する。な
お、図4はアプローチ位置用データの説明図であり、図
4(a)は接触部−X、−Zに刃先を接触させる場合の
移動経路パターンおよびアプローチ位置AX ,AZ を示
し、図4(b)は接触部+X、−Zに刃先を接触させる
場合の移動経路パターンおよびアプローチ位置AX ,A
Z を示し、図4(c)は接触部−X、+Zに刃先を接触
させる場合の移動経路パターンおよびアプローチ位置A
X ,AZ を示し、図4(d)は接触部+X、+Zに刃先
を接触させる場合の移動経路パターンおよびアプローチ
位置AX ,AZ を示す。なお、この移動経路パターンは
軸方向データと軸移動データとから成るものである。軸
移動データの作成はこの工具T5 の接触部−X、−Zの
基準データ(XP2,ZP1)と旧工具補正値と移動経路パ
ターンとから、図5の仮接触位置Q1 、Q2を演算して
求め、パラメータメモリ9に記憶されているアプローチ
位置用データa,b,および、接触部に確実に当接させ
るための行き過ぎ量データα(図5参照)を読み取り、
下記のような軸移動データを作成する。 [工具T5 OFZ5 再設定用軸移動データ] (1a,1b)アプローチ点A1 位置(Q1 −a)に移動(途
中で接触信号が出力した場合、その位置で停止) (2) 接触移動検知最終点位置(Q1 +α)に所定の移動
速度で移動 (3) アプローチ点A1 位置(Q1 −a)に戻り (4a,4b)再設定始点位置Sに戻り [工具T5 OFX5 再設定用軸移動データ] (11a,11b) アプローチ点A2 位置(Q2 −a)に移動 (12) 接触移動検知最終点位置(Q2 +α)に所定の移
動速度で移動(途中で接触信号が出力した場合、その位
置で停止) (13) アプローチ点A1 位置(Q2 −a)に戻り (14a,14b) 再設定始点位置Sに戻り
【0014】ツールプリセッタリピート制御部11はサ
ーボモータ軸制御部7に測定箇所データより移動経路パ
ターンを選択し、この移動経路パターンに各位置データ
を入力した軸移動指令を送出し、アプローチ点A1 (A
2 )位置に移動させる。次に、アプローチ点A1 (A
2 )位置から、接触移動検知最終点位置(Q1 +α)
[Q2 +α]まで軸移動させる指令をし、工具T5 の刃
先を接触部−X、−Zに接触させる。ついで、接触信号
送出時の移動方向の位置データを読み取るとともに軸移
動を停止する(ステップS4)。ツールプリセッタリピ
ート制御部11は、この接触信号送出時の移動方向の位
置データと、基準工具の基準データ(XP1,XP2
P1,ZP2)とからこの工具T5 の工具補正値[OFX
5 、OFZ5 ]を求める。すなわち、 OFX5 =XP2−X5 OFZ5 =ZP1−Z5 この工具補正値[OFX5 、OFZ5 ]を、工具オフセ
ットメモリ4の工具T5に対応する記憶部に書き込む
(ステップS5)。そして、工具T5 の軸移動の始点す
なわち再設定のための移動開始位置に戻る(ステップS
6)。
【0015】次に、内径工具T10の工具補正量再設定の
ための軸移動データの作成を説明する。内径工具T10
測定箇所は+X,−Zとなるので、軸移動データをこの
工具T 10の旧工具補正値、基準データ、アプローチ位置
用データおよび移動経路パターンとから作成する。すな
わち、この工具T10の接触部+X、−Zの基準データ
(XP1,ZP1)と旧工具補正値とから、図6の仮接触位
置Q3 、Q4 を演算して求め、パラメータメモリ9に記
憶されているアプローチ位置用データa,b,行き過ぎ
量α(図6参照)を読み取り、下記のような軸移動デー
タを作成する。
【0016】[工具T10 OFX10再設定用軸移動デー
タ] (21a,21b) 第1アプローチ点A3a位置(X(Q3
a),Z(Q3 −b))に移動 (22) 第2アプローチ点A3 位置(Q3 −a)に移動 (23) 接触移動検知最終点位置(Q3 +α)に所定の移
動速度で移動(途中で接触信号が出力した場合、その位
置で停止) (24) 第2アプローチ点A3 位置(Q3 −a)に戻り (25) 第1アプローチ点A3a位置(X(Q3 −a),Z
(Q3 −b))に戻り (26a,26b) 再設定始点位置Sに戻り なお、第1アプローチ点は省略することが可能である。
【0017】[工具T10 OFZ10再設定用軸移動デー
タ] (31a,31b) アプローチ点A4 位置(Q4 −a)に移動 (32) 接触移動検知最終点位置(Q4 +α)に所定の移
動速度で移動(途中で接触信号が出力した場合、その位
置で停止) (33) アプローチ点A4 位置(Q4 −a)に戻り (34a,34b) 再設定始点位置Sに戻り
【0018】以上説明したようにその他の種類の工具
も、同様に、測定箇所のデータに従っった移動経路パタ
ーンを選択し、この移動経路パターン上の軸移動データ
を作成することができる。この実施例では、刃物第が
X,Z軸方向に移動しているが、主軸台が移動する構成
のNC旋盤、ターニングセンタであってもよい。ようす
るに主軸台と刃物台が相対移動できればよい。また、こ
の実施例では、基準刃先点位置を基準工具の刃先点とし
て説明しているが、これに限定されるものではない。内
径工具取り付け部中心と基準工具Z軸方向刃先接線との
交点など各機械毎に設定された基準刃先点位置であれば
よい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工具補正値設定済みの工具であれば、自動的にタッチセ
ンサの位置に移動し、タッチセンサの接触部と当接した
ときの位置データから工具補正値を求め、書き換えを行
うことができ、ツールプリセッタの操作時間が短く簡単
になり、工具のチップ交換後の段取り時間削減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したツールプリセッタにおける
工具補正値の再設定装置の一例を示す概略構成図であ
る。
【図2】CRT3の表示画面の一例であり、この発明の
ツールプリセッタにおける工具補正値の再設定モードの
際の表示画面である。
【図3】この発明のツールプリセッタにおける工具補正
値の再設定処理の流れ図である。
【図4】アプローチ位置用データの説明図であり、図4
(a)は接触部−X、−Zに刃先を接触させる場合の移
動経路パターンおよびアプローチ位置AX ,AZ を示
し、図4(b)は接触部+X、−Zに刃先を接触させる
場合の移動経路パターンおよびアプローチ位置AX ,A
Z を示し、図4(c)は接触部−X、+Zに刃先を接触
させる場合の移動経路パターンおよびアプローチ位置A
X ,AZ を示し、図4(d)は接触部+X、+Zに刃先
を接触させる場合の移動経路パターンおよびアプローチ
位置AX ,AZ を示す。
【図5】この発明で外径工具の工具補正値の再設定処理
を行う場合の説明図である。
【図6】この発明で内径工具の工具補正値の再設定処理
を行う場合の説明図である。
【図7】従来のツールプリセッタの一例を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 CRT 4 工具オフセットメモリ 6 サーボ補間部 7 サーボ軸制御部 8 サーボアンプ、モータ 9 パラメータメモリ 10 ツールプリセッタ制御部 11 ツールプリセッタリピート制御部 12 手動運転制御部 Ps タッチセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具が取り付けられた刃物台と、 この刃物台に対して、X軸方向およびZ軸方向に相対移
    動可能な主軸台に設けられ、前記工具の刃先部が接触し
    たとき接触信号を送出するように+X軸方向、−X軸方
    向、+Z軸方向、−Z軸方向に接触部が形成されたツー
    ルプリセッタと、 前記刃物台の所定位置に設定された基準点が、機械原点
    より前記ツールプリセッタの各接触部に当接して接触信
    号を送出する位置までの距離である基準データを記憶し
    ているパラメータメモリと、 前記刃物台または前記主軸台を駆動するためのサーボモ
    ータを駆動位置決め制御する移動軸制御部と、 前記工具と前記ツールプリセッタとを手動モードで相対
    移動させ、前記工具が前記ツールプリセッタの接触部に
    当接し接触信号を送出したときの移動方向の機械座標系
    の機械座標値を前記移動軸制御部より読み取り、前記基
    準データとの差から前記工具の工具補正量を求めるツー
    ルプリセッタ制御部と、 この工具補正量を前記工具に対応させて格納している工
    具オフセットメモリとを有するNC旋盤またはターニン
    グセンタにおいて、 前記工具補正量を求めたとき、前記ツールプリセッタの
    各接触部のどの接触部に当接したかの接触部位置データ
    を前記工具に対応させて接触部位置データメモリに格納
    する手順と、 前記パラメータメモリにアプローチ位置を定めるための
    アプローチ位置設定データ、前記ツールプリセッタの各
    接触部と前記工具の刃先を確実に接触させるための行き
    過ぎ量データを予め設定する手順と、 前記工具の刃先部を交換後、この工具の工具補正量の再
    設定をする場合、この再設定する工具が前記工具オフセ
    ットメモリに工具補正量を前記ツールプリセッタにより
    設定されている工具であるか否かを判別する手順と、 設定されている場合、前記接触部位置データを読み取
    り、この接触部位置データからこの工具の新工具補正量
    を求めるための移動経路パターンを特定する手順と、 前記工具オフセットメモリに格納されている工具補正量
    と前記基準データとから、仮接触位置を演算する手段
    と、 この仮接触位置と前記アプローチ位置設定データ、前記
    行き過ぎ量データとから移動位置データを求め、前記移
    動経路パターンとこの移動位置データとから軸移動デー
    タを作成する手順と、 前記移動軸制御部に順次前記軸移動データを出力して前
    記サーボモータを駆動制御する手順と、 前記ツールプリセッタよりの接触信号が出力された時の
    移動方向の機械座標系の機械座標値を読み取り、前記基
    準データとの差から前記工具の新工具補正量を求め、前
    記工具オフセットメモリに再設定する手順とからなるこ
    とを特徴とするツールプリセッタによる工具補正量再設
    定方法。
  2. 【請求項2】 工具が取り付けられた刃物台と、 この刃物台に対して、X軸方向およびZ軸方向に相対移
    動可能な主軸台に設けられ、前記工具の刃先部が接触し
    たとき接触信号を送出するように+X軸方向、−X軸方
    向、+Z軸方向、−Z軸方向に接触部が形成されたツー
    ルプリセッタと、 前記刃物台または前記主軸台を駆動するためのサーボモ
    ータを駆動位置決め制御する移動軸制御部と、 前記工具と前記ツールプリセッタとを手動モードで相対
    移動させ、前記工具が前記ツールプリセッタの接触部に
    当接し接触信号を送出したときの移動方向の機械座標系
    の機械座標値を前記移動軸制御部より読み取り、前記基
    準データとの差から前記工具の工具補正量を求めるツー
    ルプリセッタ制御部と、 この工具補正量を前記工具に対応させて格納している工
    具オフセットメモリとを有するNC旋盤またはターニン
    グセンタにおいて、 前記各接触部のうちどの接触部に当接したかの接触部位
    置データを前記工具に対応させて格納している接触部位
    置データメモリと、 前記基準データ、前記アプローチ位置設定データ、前記
    行き過ぎ量データとを記憶しているパラメータメモリ
    と、 前記工具オフセットメモリに工具補正量が設定されてい
    るか否かを判別し、前記接触部位置データからこの工具
    の新工具補正量を求めるための移動経路パターンを特定
    し、前記工具オフセットメモリに格納されている工具補
    正量と前記基準データとから、仮接触位置を演算し、こ
    の仮接触位置と前記アプローチ位置設定データ、前記行
    き過ぎ量データとから移動位置データを求め、前記サー
    ボ軸制御部に順次前記移動経路パターンに前記移動位置
    データを代入した軸移動データを順次出力して前記工具
    と前記ツールプリセッタとを相対移動させ、前記ツール
    プリセッタよりの接触信号出力時の機械座標値と前記基
    準データとから新工具補正量を求め、前記工具オフセッ
    トメモリに新工具補正量を再設定するツールプリリピー
    トセッタ制御部とを有することを特徴とするツールプリ
    セッタによる工具補正量再設定装置。
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