JPH081405A - ロストモーション検出方法及び装置 - Google Patents

ロストモーション検出方法及び装置

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JPH081405A
JPH081405A JP16594194A JP16594194A JPH081405A JP H081405 A JPH081405 A JP H081405A JP 16594194 A JP16594194 A JP 16594194A JP 16594194 A JP16594194 A JP 16594194A JP H081405 A JPH081405 A JP H081405A
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axis
lost motion
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positioning
touch sensor
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JP16594194A
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Hidetaka Shibata
英孝 柴田
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Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具の取付や摩耗等による刃先位置誤差量と
同時に駆動軸サーボ系のロストモーション量を検出して
より高度な工具補正を可能にする。 【構成】 タッチセンサ12のX軸方向を向く面12a
1によりX軸座標値を検出し、同様にZ軸方向を向く面
12c1によりZ軸座標値を検出してX及びZ軸方向の
刃先位置誤差量を求める。次に180°位置決め方向を
異にしてX軸位置決めし、Z軸マイナス方向の動きでタ
ッチセンサ12の傾斜面12c2に刃先を当接して二つ
のZ軸座標値を検出してX軸ロストモーション量を求
め、同様にタッチセンサ12の傾斜面12a2によりZ
軸位置決め方向の異なる二つのX軸座標値を検出してZ
軸のロストモーション量を求め、誤差量とロストモーシ
ョン量の和を工具補正量とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC旋盤等の工作機械
のロストモーションを検出する方法及びその装置に関
し、特に工具刃先位置誤差量と駆動軸サーボ系のロスト
モーション量を連続して検出することができるロストモ
ーション検出方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、NC旋盤におけるタレット刃物台
に取り付けられた工具の刃先位置検出装置は、図6にそ
の一例を示すように旋盤の主軸台501に回転可能に支
持されている主軸502の先端にチャック503が嵌着
され、主軸台501の側面にL字形の旋回アーム504
が枢支されている。旋回アーム504の枢支軸505の
先端にピニオン506が嵌着されていて、流体圧シリン
ダ507のピストン508に連結されるラック510に
ピニオン506が噛合されており、旋回アーム504は
上方の待機位置とチャック前方の検出位置とに旋回され
る。
【0003】旋回アーム504の先端にX軸及びZ軸の
それぞれプラス方向とマイナス方向を向く四つの測定子
を有するタッチセンサ512が取り付けられていて、工
具Tの刃先がタッチセンサ512で接触検知されるまで
タレット刃物台511を軸移動し、このときの現在位置
(座標値)と予め記憶するタッチセンサの対応測定子の
機械原点からのオフセット値とを比較し、工具の刃先位
置誤差量を求めて工具補正量としている。
【0004】更に高い加工精度を得たい場合には、工具
補正後試し切削を行って、ワークを計測して得られた誤
差により工具補正量を修正する方法も行われている。ま
た、図7はX軸ロストモーション量を測定する方法の一
例を示す図で、主軸502と同心になるようにチャック
503にテストバー514を把持し、タレット刃物台5
11にダイアルゲージ515をX軸マイナス方向に向け
て取り付ける。
【0005】そして図で示す送り軸の軌跡Aの順序にタ
レット刃物台511を軸移動してテストバー514に当
接させたときのダイアルゲージ515の読みと、送り軌
跡Bの順序に軸移動してテストバー514に当接させた
ときのダイアルゲージ515の読みとの差からX軸のロ
ストモーション量を求めていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた工
具刃先位置誤差量とロストモーション量を求める方法は
それぞれ関連のない別個の動作で得られるもので、両者
を連続的に求めようとすると大変な労力と時間がかかる
という問題点を有している。
【0007】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、工具刃先位置誤差量とロストモーション量を連続的
に検出し、両者を合わせた工具補正量を設定することに
より、高精度の加工を可能とするロストモーション検出
方法及び装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるロストモーション検出方法は、旋盤等
工作機械の工具刃先位置検出装置のタッチセンサを用い
たロストモーションの検出方法であって、前記タッチセ
ンサのZ軸方向を向く測定子のX軸及びZ軸に対して傾
斜する刃先当接面にZ軸方向の動きで刃先が接触したと
きのX軸位置決めの方向が180°異なる同一位置決め
指令値での二つのZ軸座標値を検出して前記二つのZ軸
座標値の差からX軸ロストモーション量を求め、前記タ
ッチセンサのX軸方向を向く測定子のX軸及びZ軸に対
して傾斜する刃先当接面にX軸方向の動きで刃先が接触
したときのZ軸位置決め方向の180°異なる同一位置
決め指令値での二つのX軸座標値を検出して前記二つの
X軸座標値の差からZ軸ロストモーション量を求めるも
のである。
【0009】また、本発明におけるロスモーション検出
装置は、旋盤等工作機械のタッチセンサにより工具刃先
位置誤差量を検出する工具刃先位置検出装置において、
前記タッチセンサのX軸とZ軸方向を向くX軸又はZ軸
と直角な第1刃先当接面を有する複数の測定子にX軸及
びZ軸に対して傾斜する第2刃先当接面とを設け、位置
決め方向と直角の動きで刃先が前記第2刃先当接面に当
接したときの位置決め方向が180°異なる同一位置決
め指令位置での当接方向の二つの座標値を検出して記憶
する記憶手段を設け、前記記憶手段に記憶の二つの座標
値を比較して位置決め方向の180°の違いによる位置
決め方向軸のロストモーション量を求めて記憶する手段
とを設けてなり、工具刃先位置誤差量とロストモーショ
ン量を連続して検出できるようにしたものである。
【0010】記憶手段は位置決め時の送りモードに対応
した座標値を検出して記憶するものであり、求めたロス
トモーション量は前記送りモードに対応したものであ
る。
【0011】
【作用】請求項1及び請求項2は、タッチセンサのZ軸
プラス方向を向く測定子の傾斜する第2刃先当接面にZ
軸マイナス方向の動きで刃先が接触したときのX軸プラ
ス方向とX軸マイナス方向と位置決め方向が異なる同一
X軸位置決め指令値に位置決めされた二つのZ軸座標値
を検出して、その差によりX軸ロストモーション量を求
める。
【0012】同様にタッチセンサのX軸プラス方向を向
く測定子の傾斜する第2刃先当接面により位置決め方向
が180°異なる二つのX軸座標値を検出し、その差に
よりZ軸ロストモーション量を求めることにより加工精
度の向上を図る。
【0013】請求項3は、位置決め時の早送り,切削送
り等送りモードと対応するX軸とZ軸のロストモーショ
ン量をそれぞれ求めて記憶し、加工プログラムの位置決
め時の送りモードに合わせて対応するX軸又はZ軸のロ
ストモーション量を読みだしてX軸とZ軸の工具補正量
を求めることにより、更に高度な加工精度の向上を図
る。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづき説明す
る。図1のロストモーション検出装置の概略構成を示す
正面図において、NC旋盤の主軸台1に主軸2が回転可
能に支持されていて、主軸2の先端にチャック3が同心
に嵌着されている。主軸台1の側面にはL字形の旋回ア
ーム4が枢支軸5により枢支されていて、枢支軸5の先
端にピニオン6が嵌着されている。
【0015】ピニオン6は主軸台1の端面に固着の流体
圧シリンダ7のピストンロッド8に連結されるZ軸方向
に移動可能なラック10と噛合されていて、アーム4の
先端部上にX軸プラス方向,X軸マイナス方向,Z軸プ
ラス方向,Z軸マイナス方向を向く四つの測定子12a
〜12dを有するタッチセンサ12が取り付けられてい
る。
【0016】タッチセンサ12の各測定子はそれぞれが
向く方向と直交する第1当接面12a1〜12d1を有
し、そのうち測定12aと12cにはX軸及びZ軸に対
して45°に傾斜する第2当接面12a2,12c2を
も有している。そしてタッチセンサ12を先端に有する
アーム4は流体圧シリンダ7に供給される圧力流体の切
り換えにより旋回して上方の待機位置とチャック3前方
の主軸軸心を通るX・Z平面上の検出位置とにタッチセ
ンサ12を割出すようになっている。
【0017】一方、ベッド9上にサドル13がZ軸方向
に移動可能に載置されていて、サドル13はベッド9に
固着のZ軸サーボモータ17によりボールねじ18を介
して移動位置決めされる。サドル13上にはタレット刃
物台11がX軸方向に移動可能に載置されていて、タレ
ット刃物台11はサドル13に固着のX軸サーボモータ
15によりボールねじ16を介して移動位置決めされ、
タレット刃物台11に工具Tが着脱可能に取り付けられ
ている。
【0018】図2のブロック線図部分は工具刃先位置を
検出してロストモーション量を設定するための数値制御
装置30内のサーボシステムを示すもので、数値制御装
置30は大別してメインプロセッサ31,サーボプロセ
ッサ32,パワー増幅器33の三つにより構成されてい
る。
【0019】メインプロセッサ31にはタッチセンサ1
2のタッチ信号でタレット刃物台11のX軸又はZ軸の
現在位置を読み取って測定座標値として記憶する測定座
標値記憶部34。この測定座標値記憶部34に記憶のタ
ッチセンサ12の第1刃先当接面による測定座標値と予
め記憶する第1刃先当接面の機械原点からのオフセット
値とを比較して刃先位置誤差量を算出する算出部35。
測定座標値記憶部34に記憶のタッチセンサ12の45
°傾斜する第2刃先当接面による位置決め方向の異なる
二つの測定座標値を比較してロストモーション量を算出
する算出部36。この算出部35からの誤差量から工具
補正量を算出する工具補正量算出部37が含まれてい
る。
【0020】サーボプロセッサ32はメインプロセッサ
の指令に基づいてパワー増幅器に信号を出力する部分。
パワー増幅器33はX軸サーボモータ16又はZ軸サー
ボモータ17を駆動する部分である。
【0021】続いて本実施例の作用を図3のフローチャ
ートの順に図4,図5の動作説明図を参照して説明す
る。ステップS1において、工具刃先位置の検出に先立
って待機位置にある旋回アーム4を測定位置に回動して
タッチセンサ12を主軸中心を通るX・Z平面上に割出
す。ステップS2において、タレット刃物台11のX軸
方向マイナス側への移動で工具Tの刃先をタッチセンサ
12の測定子12aのX軸に対向する第1刃先当接面1
2a1に接触させ、タッチセンサ12がこの接触を検知
した信号でタレット刃物台11を停止し、このときのX
軸座標値(現在値)を読み取る。
【0022】次いでステップS3において、この読み取
ったX軸座標値と予め記憶する測定子12aの第1刃先
当接面12a1の機械原点からのオフセット値との差か
らX軸の刃先位置誤差量を求める。ステップS4におい
て、タレット刃物台11のZ軸方向マイナス側への移動
で工具Tの刃先を測定子12cの第1刃先当接面12c
1に接触させ、タッチセンサ12が接触を検知した信号
でタレット刃物台11を停止し、このときのZ軸座標値
を読み取る。
【0023】次いでステップS5において、この読み取
ったZ軸座標値と予め記憶する測定子12cの第1当接
面12c1の機械原点からのオフセット値との差からZ
軸の刃先誤差量を求める。これらの動作により先ず工具
Tの取り付け又は摩耗等によるX軸及びZ軸の刃先位置
の誤差量を得る。
【0024】ステップS6において、タレット刃物台1
1をZ軸方向プラス側へ移動してタッチセンサ12から
遠ざけ、X軸方向プラス側に移動させたのち、図4で送
り軸の軌跡aに示すようにX軸方向マイナス側へ移動さ
せて測定子12cの傾斜する第2刃先当接面12c2の
ある位置に位置決めする。このときのX軸位置決め指令
値をX1とする。
【0025】次いでタレット刃物台11のZ軸方向マイ
ナス側への移動で工具Tの刃先を測定子12cの傾斜す
る第2刃先当接面12c2に当接させ、タッチセンサ1
2がこの接触を検知した信号で、タレット刃物台11を
停止し、このときのタレット刃物台11のZ軸座標値を
読み取り、これをZ1とする。
【0026】ステップS7において、タレット刃物台1
1のZ軸方向プラス側への移動で工具Tの刃先をタッチ
センサ12から遠ざけ、タレット刃物台11をX軸方向
マイナス側に移動したのち、図4で送り軸の軌跡bに示
すようにX軸方向プラス側への移動で位置決め指令値X
1に位置決めする。
【0027】次いでタレット刃物台11のZ軸方向マイ
ナス側への移動で、工具Tの刃先を測定子12cの傾斜
する第2刃先当接面12c2に接触させ、タッチセンサ
12がこの接触を検知した信号でタレット刃物台11を
停止し、このときのZ軸座標値を読み取りZ2とする。
【0028】次いでステップS8において、Z1とZ2
の差を求める。第2刃先当接面12c2はX軸に対して
45°の角度を有しているのでZ1とZ2の差はX軸の
ロストモーション量ΔXと等しい。
【0029】ステップS9において、タレット刃物台1
1のX軸方向プラス側への移動で工具Tの刃先をタッチ
センサ12から遠ざけ、Z軸方向プラス側へ移動させた
のち、図5の送り軸の軌跡cに示すように測定子12a
の傾斜する第2刃先当接面12a2のある位置までZ軸
方向マイナス側へ移動位置決めする。このときの位置決
め指令値をZ3とする。
【0030】次いでタレット刃物台11のX軸方向マイ
ナス側への移動で工具Tの刃先を測定子12aの傾斜す
る第2刃先当接面12a2に接触させ、タッチセンサ1
2がこの接触を検知した信号でタレット刃物台11を停
止し、この時のX軸座標値を読み取りX2とする。
【0031】次いでステップS10において、タレット
刃物台11のX軸方向プラス側への移動で工具Tの刃先
をタッチセンサ12から遠ざけ、タレット刃物台11を
Z軸方向マイナス側へ移動させたのち図5で送り軸の軌
跡dに示すようにZ軸方向プラス側への移動で位置決め
指令値Z3に位置決めする。
【0032】次いでタレット刃物台11のX軸マイナス
側への移動で工具Tの刃先を測定子12aの傾斜する第
2刃先当接面12a2に接触させ、タッチセンサ12が
この接触を検知した信号で、タレット刃物台11を停止
し、このときのX軸座標値を読み取り、X3とする。
【0033】ステップS11において、X2とX3の差
を求める。第2刃先当接面12a2はZ軸に対して45
°の角度を有しているので、X1とX2の差はZ軸のロ
ストモーション量ΔZと等しい。
【0034】尚、ロストモーション量は位置決めを行う
際の送り速度により異なる値を示すことが多いので、少
なくとも早送りと切削送りの各送りモードにおいてのロ
ストモーション量を測定して記憶し、加工時の位置決め
を行う際の送りモードに合わせて対応するロストモーシ
ョン量を読み出すようにすれば、より高精度加工が可能
となる。
【0035】また、第2刃先当接面12a2,12c2
はX軸及びZ軸に対して45°の角度を有しているもの
と限定する必要はなく、測定子の検出精度に支障のない
範囲で任意の角度にすることもできる。この場合は角度
に応じて演算により検出座標値の修正を行ったのちロス
トモーションを求める必要がある。
【0036】
【発明の効果】請求項1と請求項2は、本発明は上述の
とおり構成されているので、次に記載する効果を奏す
る。タッチセンサのX軸とZ軸に対向する複数の測定子
のそれぞれの第1刃先当接面により工具の取付や摩耗等
による刃先位置誤差量の検出を行い、続いて傾斜する第
2刃先当接面に位置決め方向と直角の動きで刃先が当接
したときの位置決め方向が180°異なる同一位置決め
指令での二つの当接方向の座標値を比較して、位置決め
方向軸のロストモーション量を検出するようにしたの
で、従来のように試し切削を行って加工寸法誤差を測定
して再度工具補正する必要がなく、短時間に高精度加工
ができる工具補正が可能となる。
【0039】請求項3は、位置決め時の送りモードに対
応したロストモーション量としたので、早送り又は切削
送り等送り速度の違いによるロストモーション量の差を
工具補正に反映することが可能となり、より高精度加工
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のロストモーション検出装置の
正面図である。
【図2】工具刃先位置を検出してロストモーション量を
設定するためのサーボシステムを示すブロック線図と装
置要部の概略構成図である。
【図3】本実施例の作用の流れを示すフローチャート図
である。
【図4】X軸ロストモーション量測定動作の説明図であ
る。
【図5】Z軸ロストモーション量測定動作の説明図であ
る。
【図6】従来の技術の工具刃先位置検出装置の正面図で
ある。
【図7】従来の技術の駆動軸サーボ系のロストモーショ
ン測定方法の説明図である。
【符号の説明】
4 旋回アーム 11 タレッ
ト刃物台 12 タッチセンサ 12a〜12
d 測定子 12a1〜12d1 第1刃先当接面 12a2,12c2 第2刃先当接面 30 数値制御装置 34 測定座
標値記憶部 35 刃先位置誤差量算出部 36 ロスト
モーション量算出部 37 工具補正量算出部 T 工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋盤等工作機械の工具刃先位置検出装置
    のタッチセンサを用いたロストモーションの検出方法で
    あって、前記タッチセンサのZ軸方向を向く測定子のX
    軸及びZ軸に対して傾斜する刃先当接面にZ軸方向の動
    きで刃先が接触したときのX軸位置決めの方向が180
    °異なる同一位置決め指令値での二つのZ軸座標値を検
    出して前記二つのZ軸座標値の差からX軸ロストモーシ
    ョン量を求め、前記タッチセンサのX軸方向を向く測定
    子のX軸及びZ軸に対して傾斜する刃先当接面にX軸方
    向の動きで刃先が接触したときのZ軸位置決め方向の1
    80°異なる同一位置決め指令値での二つのX軸座標値
    を検出して前記二つのX軸座標値の差からZ軸ロストモ
    ーション量を求めることを特徴とするロストモーション
    検出方法。
  2. 【請求項2】 旋盤等工作機械のタッチセンサにより工
    具刃先位置誤差量を検出する工具刃先位置検出装置にお
    いて、前記タッチセンサのX軸とZ軸方向を向くX軸又
    はZ軸と直角な第1刃先当接面を有する複数の測定子に
    X軸及びZ軸に対して傾斜する第2刃先当接面とを設
    け、位置決め方向と直角の動きで刃先が前記第2刃先当
    接面に当接したときの位置決め方向が180°異なる同
    一位置決め指令位置での当接方向の二つの座標値を検出
    して記憶する記憶手段を設け、前記記憶手段に記憶の二
    つの座標値を比較して位置決め方向の180°の違いに
    よる位置決め方向軸のロストモーション量を求めて記憶
    する手段とを設けてなり、工具刃先位置誤差量とロスト
    モーション量を連続して検出できるようにしたことを特
    徴とするロストモーション検出装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段は位置決め時の送りモードに対
    応した座標値を検出して記憶するものであり、求めたロ
    ストモーション量は前記送りモードに対応したものであ
    る請求項2記載のロストモーション検出装置。
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