JPH0733233Y2 - 複写機の照明装置 - Google Patents

複写機の照明装置

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JPH0733233Y2
JPH0733233Y2 JP3832088U JP3832088U JPH0733233Y2 JP H0733233 Y2 JPH0733233 Y2 JP H0733233Y2 JP 3832088 U JP3832088 U JP 3832088U JP 3832088 U JP3832088 U JP 3832088U JP H0733233 Y2 JPH0733233 Y2 JP H0733233Y2
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JP
Japan
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reflecting mirror
light source
tubular light
air
main reflecting
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JPH01142955U (ja
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季之 谷野
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複写機または静電印刷装置等の装置における
照明装置、および、プラテンガラスの冷却装置に関し、
特に、照明装置の管状光源に対して空気を吹付けて、有
効に冷却の作用を行い得るようにする装置に関する。
(従来の技術) 従来より一般に用いられている複写機または静電印刷装
置においては、プラテンガラスの上に原稿をセットし、
そのプラテンガラスの下に、画像読取り装置のキャリッ
ジ部分を移動可能に設けている。
そして、該キャリッジに設けた露光ランプ、主反射鏡等
により構成される照明装置を用いて、原稿の画像を照射
して、その反射光を複数のミラーやレンズ等によって構
成される光学系を介して、感光体ドラム等の受光部材に
伝達するようにする。
また、上記反射光を一旦電気信号に変換して記憶させた
りする場合には、前記反射光をCCD(光電変換素子)等
に入力し、電気信号に変換することも行われる。
上記したような照明装置においては、プラテンガラス下
面で移動され、原稿の画像情報の読取りを行うための管
状光源やミラー等を搭載したキャリッジは、第6図に示
されるような構成のものが用いられている。
第6図に示される従来の装置においては、本体フレーム
1の上面に設けるプラテンガラス5の下面に対して平行
に、ガイドレール7を設けておき、該ガイドレール7の
上をキャリッジ11が矢印X−X′方向に移動され、その
プラテンガラス5上に載置された原稿の画像を走査する
ようになっている。
このキャリッジ11に設けられる露光用の管状光源12とし
ては、ハロゲンランプを用いることが一般的であるが、
この種のランプは、蛍光ランプに比較して熱容量が大き
いものであるために、走査を行う際に管状光源12を発光
させることによって、プラテンガラス5を加熱する度合
が大きいものである。
そこで、従来の複写機等においては、その本体の側部に
フアン3を設けておき、外部の空気を矢印B方向から吸
引し、複写機の上部の照明装置の移動経路内に空気流A
を形成し、その空気の流れによって、プラテンガラス5
の下面を冷却するような手段が用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) 最近の複写機の複写速度が高速化されることにともな
い、照明装置の走査速度を高速にするとともに、管状光
源を高出力化される傾向があり、それによって、ランプ
の発熱量が多くなる傾向にある。
しかしながら、上記したような従来の装置の場合のよう
に照明装置を構成する場合には、第4図に示されるよう
に、空気流Aは、カバー部材17の直立部材17bによって
遮られて、プラテンガラス5の下面にのみ案内され、照
明装置10の管状光源12や主反射鏡15を有効に冷却するこ
とが出来ないという欠点を有している。
これに対して、第5図に示されるように、主反射鏡15の
背後の部分に空気導入孔16を設けておき、照明装置10に
吹付けられる空気流Aを、該空気導入孔16より導入して
管状光源に吹付けるような手段を用いることも提案され
ている。しかし、上記したように構成する場合でも、主
反射鏡の外部を覆うように設けられているカバー部材17
が邪魔をして、空気導入孔16から充分に冷却用の空気が
導入され得ないという問題が発生する。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来より用いられている装置
の欠点を解消するもので、フアンから吹付けられる空気
流を、有効にプラテンガラス下面に向けて案内出来るよ
うにするとともに、管状光源の冷却を容易に行い得る装
置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本考案の複写機の照明装置は、プラテンガラスの下面に
沿って移動可能に設ける照明装置を、管状光源と、該ラ
ンプを内部に収容する主反射鏡、および、補助反射鏡と
により構成し、前記主反射鏡の後側と上面とを覆うよう
にしてカバー部材を設けるとともに、前記照明装置が移
動される経路に空気を流通させて、プラテンガラスと、
画像読取り装置とを冷却するように構成してなる装置に
おいて、主反射鏡に管状光源の冷却を行うための空気導
入孔を設け、カバー部材の前記主反射鏡の空気導入孔に
対応させた部分にも空気導入孔を設け、前記2つの部材
に設けた空気導入孔を介して空気を流通させ、管状光源
の冷却を行い得るように構成してなる装置である。
したがって、本考案の複写機の照明装置においては、フ
アンから送り込まれる空気流は、カバー部材と主反射鏡
とを貫通するようにして配置された空気導入孔からラン
プに吹付けられ、照明装置の冷却を行い得るとともに、
プラテンガラス下面にも案内され、それらの各部材の冷
却の作用を行い得るものとなる。
また、本考案の装置においては、フアンによる冷却効率
が向上されるので、発熱量が大きいランプを用いる場合
でも、フアンの大型化を防止出来ることになり、複写機
をコンパクトに構成することが可能になる。
(実施例) 図示された実施例に従って、本考案の複写機の照明装置
の構成を説明する。
第1図、および、第2図に示されるように、本考案の照
明装置10は、プラテンガラス5の下面で、キャリッジ11
がガイドレール7に沿って移動されるように設けられて
いる。
本考案の装置は、前述したように、キャリッジ11の上に
配置される2つの湾曲した反射鏡面で略樋状に形成され
た主反射鏡15と、該主反射鏡15に収容される状態で、管
状光源12を設け、さらに、主反射鏡15の開口部に対向し
て補助反射鏡19を設け、カバー部材17が前記主反射鏡15
の上面と後面とを覆うようにして配置される。
そして、前記カバー部材17によって、フアンから吹付け
られる空気流Aを、照明装置10の上部分でプラテンガラ
ス5の下面に向けて案内し、管状光源12によって加熱さ
れるプラテンガラス5を有効に冷却出来るようにしてい
る。
また、本考案の装置においては、主反射鏡15の管状光源
12の後部に位置する部分に空気導入孔16を多数設け、さ
らに、カバー部材17の直立部材17bには、前記主反射鏡
の空気導入孔16に対応する部分に、空気導入孔18を設け
ている。
そして、フアンから照明装置に向けて吹付けられる空気
流Aの一部が、前記2つの連通された空気導入孔16、18
を介して、管状光源12に吹付けられることによって、該
管状光源12の冷却を行うとともに、該管状光源12を収容
する照明装置の内部に冷却用の空気を流通させ、照明装
置を構成する各部材をも冷却することが出来る。上記し
たように構成された本考案の照明装置10は、第3図に示
されるように、複写機の本体フレーム1の上部に設けら
れたプラテンガラス5の下面に沿って、矢印X−X′方
向に移動可能に設けられるもので、ガイドレール7に沿
って画像読取り装置の駆動機構(図示を省略)により、
移動されることによって、プラテンガラス5上にセット
した原稿の画像を走査する動作を行う。
また、本考案の照明装置10においては、従来の照明装置
の場合と同様に、管状光源12からの光を主反射鏡15の下
側の反射面からの光と、主反射鏡15の上側の反射面から
補助反射鏡19を介して原稿に照射する光とによって、原
稿の画面をスリット状に照射し、その反射光をミラー13
を介して、感光体ドラムに至る光経路に設けた複数のミ
ラー、および、ミラーの間に配置したレンズ等を介して
集光し、感光体ドラムに照射するように構成している。
そして、例えば、本考案の照明装置を複写機に適用する
場合には、従来例の場合と同様に、複写機のコントロー
ルパネルを介して入力された複写信号によって、管状光
源12を点灯するとともに、キャリッジ11をガイドレール
7に沿って所定の速度で移動させ、原稿の反射光をミラ
ー7を介して光学系部材に伝達する動作を行う。
また、複写機の上部分の側部に設けられるフアン3は、
複写機の外部からの吸気Bを、複写機本体の照明装置の
移動経路部分に導入するとともに、照明装置10の主反射
鏡15を覆うカバー部材17の直立部材17bによって遮られ
た空気流を、傾斜部17aに沿って案内し、空気流Aをプ
ラテンガラス5の下面に沿って流し、その空気流によっ
て、ランプによって加熱されたプラテンガラス下面の熱
を除去する作用を行う。
そして、上記したように空気流Aを案内することによっ
て、プラテンガラス5の冷却を行うと同時に、主反射鏡
とカバー部材とを貫通するようにして配置された空気導
入孔16、18を介して導入される空気流によって、管状光
源12と主反射鏡等を冷却することが出来るようにされ
る。
上記したように構成される本考案の照明装置において
は、原稿の画像の走査を行う際に、照明装置10が矢印X
方向に移動されるときには、空気流Aに向かって移動さ
れることになるので、管状光源12が点灯されて、その熱
によって管状光源自体とその周囲の部材を加熱したとし
ても、それらの各部材の熱をフアンからの空気流と照明
装置の移動速度とによって、さらに強い流れとなって、
熱の除去を有効に行い得るものとなる。
また、原稿の走査が終了して、照明装置10が矢印X′方
向に戻される場合には、該照明装置の移動速度に応じ
て、空気流が照明装置に吹付ける速度が減少することに
なるが、その場合には、ランプがオフになっているの
で、その冷却効果に大きな影響を与えるものとはならな
い。
前述した本考案の装置において、主反射鏡15およびカバ
ー部材17にそれぞれ設けられる空気導入孔は、第2図に
示されるように空気導入孔18を大きく、主反射鏡の空気
導入孔16を小さいものとして構成している。したがっ
て、管状光源の冷却を空気導入孔16からの空気流によっ
て直接冷却することの他に、カバー部材の空気導入孔18
から導入された空気流によって、主反射鏡の外側からの
冷却を行い得るようにすることが出来、それによって、
管状光源とその周囲の各部材を良好な状態で冷却出来る
ものとすることが可能である。
また、上記した本考案の照明装置において、各部材を貫
通するようにして配置される空気導入孔のサイズ、およ
び、その配置関係は、図示される実施例に限定されるも
のではなく、その他に、管状光源から発生される熱量、
その他の条件にしたがって、最も冷却効率の良い状態に
形成されるものである。
(考案の効果) 本考案の複写機の照明装置は、上記したような構成を有
するものであるから、比較的小型のフアンを用いる場合
でも、その空気流を有効に管状光源と、プラテンガラス
の下面とに向けて案内することが可能になり、各部材の
冷却を効率良く行うことが可能になるとともに、管状光
源の冷却を有効に行い得るものであることより、管状光
源や主反射鏡がが過加熱されることによる影響が発生す
ることを防止することが可能である。
また、冷却効率を上げることによって、フアンを大型化
する必要がなくなり、それらの理由によって複写機をコ
ンパクトに構成することが可能になるとともに、複写機
の消費電力を節減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の照明装置の構成を示す断面図、第2図
は本考案の照明装置の斜視図、第3図は本考案の照明装
置を複写機に組込んだ状態の説明図、第4図は従来の照
明装置の断面図、第5図は従来装置の主反射鏡に空気導
入孔を設ける場合の説明図であり、第6図は従来例の構
成を示す説明図である。 図中の符号 1……本体フレーム、3……フアン、5……プラテンガ
ラス、7……ガイドレール、10……照明装置、11……キ
ャリッジ、12……管状光源、13……ミラー、15……主反
射鏡、16……空気導入孔、17……カバー部材、18……空
気導入孔、19……補助反射鏡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンガラスの下面に沿って移動可能に
    設ける照明装置を、管状光源と、該管状光源を内部に収
    容する主反射鏡、および、補助反射鏡とにより構成し、
    前記主反射鏡の後側と上面とを覆うようにしてカバー部
    材を設けるとともに、前記照明装置が移動される経路に
    空気を流通させて、プラテンガラスと、画像読取り装置
    とを冷却するように構成してなる装置において、 主反射鏡に管状光源の冷却を行うための空気導入孔を設
    け、カバー部材の前記主反射鏡の空気導入孔に対応させ
    た部分に空気導入孔を設け、前記2つの部材に設けた空
    気導入孔を介して空気を流通させ、管状光源の冷却を行
    い得るように構成したことを特徴とする複写機の照明装
    置。
JP3832088U 1988-03-25 1988-03-25 複写機の照明装置 Expired - Lifetime JPH0733233Y2 (ja)

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