JPH07283219A - 半導体装置および半導体装置の製造方法および半導体装 置の製造装置 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法および半導体装 置の製造装置

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JPH07283219A
JPH07283219A JP6100697A JP10069794A JPH07283219A JP H07283219 A JPH07283219 A JP H07283219A JP 6100697 A JP6100697 A JP 6100697A JP 10069794 A JP10069794 A JP 10069794A JP H07283219 A JPH07283219 A JP H07283219A
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thin film
metal thin
copper
film
forming
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JP6100697A
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English (en)
Inventor
Yasunori Inoue
恭典 井上
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低抵抗で信頼性の高い配線を備えた半導体装置
を簡単かつ低コストに製造する。 【構成】単結晶シリコン基板1上に配線層2が形成さ
れ、その上に層間絶縁膜3が形成されている。層間絶縁
膜3にはコンタクトホール4が開口されている。層間絶
縁膜3上に配線層5が形成されている。配線層5は、下
からチタン膜6,窒化チタン膜7,タンタル膜8,銅薄
膜9が順次積層されて形成されており、コンタクトホー
ル4を介して基板1および配線層2とコンタクトしてい
る。チタン膜6およびタンタル膜8はマグネトロンスパ
ッタ法で形成され、窒化チタン膜7は反応性スパッタ法
を併用したマグネトロンスパッタ法で形成される。銅薄
膜9は、Ta膜8をカソードとする硫酸銅めっき法によ
って形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置および半導体
装置の製造方法および半導体装置の製造装置に係り、詳
しくは、銅,金,銀を配線材料として用いる低抵抗で信
頼性の高い配線を備えた半導体装置、その半導体装置の
製造方法、その半導体装置の製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積化に伴い、配線
長の増大による配線抵抗の増大、配線間のスペースの減
少による配線間容量の増大、などが顕著になってきてい
る。その結果、配線材料としてアルミ合金を用いた従来
の配線では信号の遅延が大きくなり、半導体集積回路の
動作速度を向上させることが困難になっている。さら
に、配線材料としてアルミ合金を用いた場合、エレクト
ロマイグレーション(EM)耐性やストレスマイグレー
ション(SM)耐性が不十分なために、半導体集積回路
の信頼性を向上させることも困難になっている。そこ
で、抵抗率がアルミ合金に比べて小さく、融点が高いた
めにEM耐性およびSM耐性がアルミ合金に比べて格段
に優れた銅,金,銀などを配線材料として用いることが
検討されている。中でも、銅は、抵抗率が1.7 μΩ・cm
と低い上に(アルミの抵抗率は2.8 μΩ・cm)、金や銀
に比べて安価であるため、アルミ合金に替わる次代の配
線材料として盛んな研究が進められている。
【0003】そのような銅を配線材料として用いた従来
の配線の製造方法を、図15〜図20に従って説明す
る。まず、図15に示すように、単結晶シリコン基板
(ウェハ)101上にMOSトランジスタのゲート電極
などの配線層102を形成し、その上にシリコン酸化膜
による層間絶縁膜103を形成する。そして、層間絶縁
膜103に、基板101および配線層102とコンタク
トをとるためのコンタクトホール104を開口する。
【0004】続いて、図16に示すように、コンタクト
ホール104内を含むウェハの全面に、チタン(Ti)
膜105と窒化チタン(TiN)膜106とを順次形成
する。
【0005】そして、図17に示すように、コンタクト
ホール104内を含むウェハの全面のTiN膜106上
に銅薄膜107を形成する。銅薄膜107の形成方法と
しては、(1993 Symposium on VLSI Technology;pp.12
3-124 ),(1993 Symposiumon VLSI Technology;pp.125
-126 ),(1991 Symposium on VLSI Technology;pp.37-
38 )などに詳述されているMOCVD(Metal-Organic
CVD )法を用いる方法、(J.Electrochem.Soc.139,9
22(1992) ),(Extended Abstracts of the1993 Inter
national Conference on Solid State Devices and Mat
erials;pp.549-551 )などに詳述されているスパッタ法
を用いる方法、(P.L.Pai:IEEE VLSI Multilevel Int
erconnection Conference.,1989,pp.258-264)などに詳
述されている自己触媒めっき(無電解めっき)法を用い
る方法、などがある。
【0006】ところで、TiN膜106およびTi膜1
05はバリア層として機能する。TiN膜106を形成
するのは、銅薄膜107と基板101との反応を抑制し
て相互拡散による接合リーク電流の増加を防止するため
である。また、Ti膜105を形成するのは、TiN膜
106だけであるとコンタクト抵抗が高くなるためであ
る。
【0007】続いて、図18に示すように、銅薄膜10
7上にレジストを塗布した後、露光工程および現像工程
を経てレジストパターン108を形成する。そして、図
19に示すように、レジストパターン108をエッチン
グマスクとしたドライエッチング法により、銅薄膜10
7,TiN膜106,Ti膜105を除去して配線層1
09を形成する。ここで、銅薄膜107をエッチングす
るには、(Extended Abstracts of the 1990 Internatio
nal Conference on Solid State Devices and Material
s;pp.215-218)に詳述されているように、塩化シリコン
(SiCl4 ),窒素,塩素,アンモニアの混合ガスを
用い、ウェハを250 〜300 ℃に加熱したドライエッチン
グ法が用いられる。
【0008】このとき、ウェハを250 〜300 ℃に加熱す
るのは、エッチングガス中の塩素と銅とが反応して生成
されるCuCl2 ガスをウェハ表面から速やかに引き離
すためである。塩素系のエッチングガスを用いてアルミ
をエッチングする場合にも、塩素とアルミとが反応して
AlCl3 ガスが生成されるが、AlCl3 ガスの蒸気
圧は高いため、ウェハを50〜80℃に加熱するだけでAl
Cl3 ガスはウェハ表面から速やかに引き離される。塩
素系のエッチングガスを用いてTiN膜106およびT
i膜105をエッチングする場合も、アルミの場合と同
様にウェハの加熱は50〜80℃でよい。一方、CuCl2
ガスの蒸気圧は低いため、ウェハを250〜300 ℃に加熱
しないことにはウェハ表面からCuCl2 ガスを引き離
すことができない。
【0009】その後、図20に示すように、レジストパ
ターン108を除去し、配線層102,109による2
層の配線構造が完成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の配線の
製造方法には、以下のような問題点がある。 (1) 銅薄膜107の形成方法について MOCVD法を用いた場合、堆積速度が約100nm/min 程
度と遅いため銅薄膜107の製造に時間がかかる。ま
た、MOCVD法で形成した銅薄膜107の抵抗率は2.
0 μΩ・cm以上になり、銅本来の抵抗率である1.7 μΩ
・cmよりも高くなる。これは、MOCVD法で用いる有
機ガスソース中の構成元素が不純物として銅薄膜107
内に混入するためであると考えられる。さらに、MOC
VD法で用いる有機ガスソースは高価であるため、製造
コストも高くつく。
【0011】スパッタ法で形成した銅薄膜107の抵抗
率は1.9 Ω・cmとMOCVD法に比べれば低くなるもの
の、銅本来の抵抗率よりは高くなる。これは、スパッタ
法で用いる不活性ガス(アルゴンなど)が銅薄膜107
内に混入するためであると考えられる。さらに、スパッ
タ法では段差被覆性に限界があり、コンタクトホール1
04が微細化するとコンタクトホール104内の銅薄膜
107中にボイドが発生してコンタクト抵抗が増大す
る。
【0012】自己触媒めっき法では、1μm の銅薄膜1
07を堆積させるのに40分程度も必要で、MOCVD
法よりもさらに時間がかかる。また、自己触媒めっき法
では、浴中にシアンやナトリウムなどが含まれるため基
板101に悪影響を与え、基板101上に形成したMO
Sトランジスタなどの素子が正常に動作しなくなる可能
性がある。
【0013】(2) 銅薄膜107のエッチングについて 銅薄膜107をエッチングするにはウェハを250 〜300
℃に加熱する必要があるため、高温加熱機構を備えたド
ライエッチング装置を用いなければならない。しかし、
従来の半導体装置製造工程ではそのようなドライエッチ
ング装置を使用していないため新たに導入しなければな
らず、設備投資が必要になる上に製造設備が大規模化す
る。また、レジストパターン108に耐熱性のある材料
を用いなければならないが、300 ℃程度の耐熱性のある
レジストは一般的ではなく高価であるため、製造コスト
が高くつく。
【0014】ところで、金や銀を配線材料として用いる
場合も、上記した銅の場合と同様な製造方法によるため
同様な問題がある。本発明は上記問題点を解決するため
になされたものであって、その目的は、低抵抗で信頼性
の高い配線を備えた半導体装置を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、そのような半導体装置の簡
単かつ低コストな製造方法を提供することにある。ま
た、本発明の別の目的は、そのような半導体装置の製造
装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、主配線材料となる銅または貴金属の薄膜とバリア層
との間に金属薄膜を介した構造の配線を備えたことをそ
の要旨とする。
【0016】請求項2に記載の発明は、ウェハ上に金属
薄膜を形成する工程と、その金属薄膜をカソードとする
電気めっき法により、当該金属薄膜の表面に主配線材料
となる銅または貴金属の薄膜からなる配線を形成する工
程とを備えたことをその要旨とする。
【0017】請求項3に記載の発明は、ウェハ上に金属
薄膜を形成する工程と、その金属薄膜上に配線パターン
を形成する工程と、前記金属薄膜をカソードとする電気
めっき法により、前記配線パターンをマスクとして、当
該金属薄膜の表面に主配線材料となる銅または貴金属の
薄膜を形成する工程と、前記配線パターンを除去する工
程と、前記銅または貴金属の薄膜をエッチングマスクと
して前記金属薄膜をエッチングする工程とを備えたこと
をその要旨とする。
【0018】請求項4に記載の発明は、スパッタ法によ
り、ウェハ上にバリア層を形成する工程と、スパッタ法
またはMOCVD法により、前記バリア層上に金属薄膜
を形成する工程と、その金属薄膜をカソードとする電気
めっき法により、当該金属薄膜の表面に主配線材料とな
る銅または貴金属の薄膜からなる配線を形成する工程と
を備えたことをその要旨とする。
【0019】請求項5に記載の発明は、スパッタ法によ
り、ウェハ上にバリア層を形成する工程と、スパッタ法
またはMOCVD法により、前記バリア層上に金属薄膜
を形成する工程と、その金属薄膜上に配線パターンを形
成する工程と、前記金属薄膜をカソードとする電気めっ
き法により、前記配線パターンをマスクとして、当該金
属薄膜の表面に主配線材料となる銅または貴金属の薄膜
を形成する工程と、前記配線パターンを除去する工程
と、前記銅または貴金属の薄膜をエッチングマスクとし
て前記金属薄膜とバリア層とをエッチングする工程とを
備えたことをその要旨とする。
【0020】請求項6に記載の発明は、スパッタ法によ
り、ウェハ上にバリア層を形成する工程と、スパッタ法
またはMOCVD法により、前記バリア層上に金属薄膜
を形成する工程と、その金属薄膜をカソードとする電気
めっき法により、当該金属薄膜の表面に主配線材料とな
る銅または貴金属の薄膜を形成する工程と、その銅また
は貴金属の薄膜上に配線パターンを形成する工程と、そ
の配線パターンをエッチングマスクとして前記銅または
貴金属の薄膜と金属薄膜とバリア層とをエッチングする
工程とを備えたことをその要旨とする。
【0021】請求項7に記載の発明は、層間絶縁膜にコ
ンタクトホールを形成する工程と、スパッタ法により、
前記コンタクトホール内面にバリア層を形成する工程
と、スパッタ法またはMOCVD法により、前記バリア
層上に金属薄膜を形成する工程と、その金属薄膜をカソ
ードとする電気めっき法により、当該金属薄膜の表面に
主配線材料となる銅または貴金属の薄膜を形成して前記
コンタクトホール内を埋め込む工程と、化学的機械研磨
法またはドライエッチング法による全面エッチバック法
により、前記層間絶縁膜を露出させて前記コンタクトホ
ール内にプラグを形成する工程とを備えたことをその要
旨とする。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項4〜7の
いずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記金属薄膜を省くと共にバリア層を導電性とし、その
導電性のバリア層を電気めっき法のカソードとすること
をその要旨とする。
【0023】請求項9に記載の発明は、請求項2〜8の
いずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記電気めっき法は硫酸銅めっき法であることをその要
旨とする。
【0024】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の半導体装置の製造方法に用いる製造装置に係り、硫
酸銅浴が満たされた石英槽と、硫酸銅浴の温度を制御す
る温度制御装置と、硫酸銅浴を攪拌するスターラと、硫
酸銅浴を濾過するフィルタと、アノードとしての銅板
と、アノードとカソード間に定電流を流す定電流装置と
を備えたことをその要旨とする。
【0025】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、銅または貴金
属の薄膜を主配線材料とすることで、低抵抗で信頼性の
高い配線を実現することができる。また、金属薄膜を設
けることで、銅または貴金属の薄膜とバリア層との密着
性を向上させることができる。そして、バリア層を設け
ることで、銅または貴金属の薄膜と、バリア層の下層
(ウェハや配線層など)とが相互に影響し合うのを防ぐ
ことができる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、ウェハ上
に銅または貴金属の薄膜からなる配線を形成することが
できる。電気めっき法で形成した配線は、段差被覆性に
優れ、不純物の混入が少ないため抵抗率が低くなる。ま
た、電気めっき法の諸条件を最適化することにより、配
線を速く形成することもできる。
【0027】請求項3に記載の発明によれば、配線パタ
ーンを銅または貴金属の薄膜の選択的な堆積のマスクと
して用いることで、銅または貴金属の薄膜をエッチング
することなく配線層を形成することができる。
【0028】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の半導体を形成することができる。請求項5に記
載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様に、銅
または貴金属の薄膜をエッチングすることなく配線層を
形成することができる。また、バリア層を形成すること
ができる。
【0029】請求項6に記載の発明によれば、ウェハ上
に銅または貴金属の薄膜からなる配線を形成することが
できる。また、バリア層を形成することができる。請求
項7に記載の発明によれば、銅または貴金属によるプラ
グを電気めっき法で形成することができる。
【0030】請求項8に記載の発明によれば、金属薄膜
を設けることなく請求項4〜7のいずれか1項に記載の
半導体装置を製造することができる。請求項9に記載の
発明によれば、硫酸銅めっき法によって銅薄膜による配
線を形成することができる。硫酸銅めっき法には、自己
触媒めっき法のような問題がないため、ウェハに影響を
与えることなく銅薄膜を形成することができる。
【0031】請求項10に記載の発明によれば、硫酸銅
めっき法によって銅薄膜による配線を形成することが可
能な装置を提供することができる。
【0032】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図面に従って説明する。
【0033】図1に、本実施例の半導体装置の断面図を
示す。単結晶シリコン基板(ウェハ)1上に下層の配線
層2が形成され、その上に層間絶縁膜3が形成されてい
る。層間絶縁膜3には、基板1および配線層2とコンタ
クトをとるためのコンタクトホール4が開口されてい
る。層間絶縁膜3上に上層の配線層5が形成されてい
る。配線層5は、下からTi膜6,TiN膜7,タンタ
ル(Ta)膜8,銅薄膜9が順次積層されて形成されて
おり、コンタクトホール4を介して基板1および配線層
2とコンタクトしている。
【0034】次に、本実施例の製造方法を図面に従って
順次説明する。 工程1(図2参照);基板1上に配線層2を形成し、そ
の上に層間絶縁膜3を形成する。そして、層間絶縁膜3
にコンタクトホール4を開口する。配線層2について
は、ポリシリコンによるMOSトランジスタのゲート電
極や、金属配線層など、材質や形成方法はどのようなも
のでもよい。また、層間絶縁膜3についても、シリコン
酸化膜,シリコン窒化膜,シリケートガラス(PSG,
BPSG,ASGなど)など、材質や形成方法はどのよ
うなものでもよい。
【0035】工程2(図3参照);マグネトロンスパッ
タ法により、コンタクトホール4内を含むウェハの全面
にTi膜6(膜厚;50nm)を形成する。次に、反応性ス
パッタ法を併用したマグネトロンスパッタ法により、T
i膜6上にTiN膜7(膜厚;100nm )を形成する。続
いて、マグネトロンスパッタ法により、TiN膜7上に
Ta膜8(膜厚;100nm )を形成する。
【0036】工程3(図4参照);Ta膜8上にレジス
トを塗布した後、露光工程および現像工程を経てレジス
トパターン10を形成する。 工程4(図5参照);硫酸銅めっき法により、レジスト
パターン10の開口部(レジストパターン10が形成さ
れていない部分)AのTa膜8上だけに銅薄膜9を選択
的に堆積させる。つまり、レジストパターン10を銅薄
膜9の選択的な堆積のマスクとして用いる。
【0037】図7に、銅薄膜9を形成するための装置の
概略構成を示す。本装置は、硫酸銅浴21が満たされた
石英槽22,温度制御装置23,スターラ24,ポンプ
25,フィルタ26,配管27,銅板28,定電流装置
29などから構成されている。温度制御装置23,ポン
プ25,フィルタ26は配管27の途中に設けられてい
る。硫酸銅浴21は、ポンプ25が動作すると配管27
中を矢印B方向に流れ、石英槽22→フィルタ26→ポ
ンプ25→温度制御装置23→石英槽22の経路で循環
する。温度制御装置23は、硫酸銅浴21の温度を制御
するために設けられている。フィルタ26は、硫酸銅浴
21中に含まれるパーティクルを除去(すなわち、硫酸
銅浴21を濾過)するために設けられており、例えば、
配線層5の線幅が0.3 μm の場合には0.1 μm 以上のパ
ーティクルを除去できるようになっている。スターラ2
4は石英槽22中の硫酸銅浴21を攪拌するために設け
られている。定電流装置29のマイナス側端子29aは
Ta膜8に接続され、定電流装置29のプラス側端子2
9bは銅板28に接続されている。そして、ウェハ(基
板1)および銅板28は、石英槽22中の硫酸銅浴21
に漬け込まれている。つまり、Ta膜8がカソード(陰
極)となり、銅板28がアノード(陽極)となる。
【0038】硫酸銅浴21は、硫酸銅と硫酸とが浴の主
成分であり、硫酸銅は2価の銅イオンの供給源で、硫酸
は電導度を高めアノードの溶解をよくする作用がある。
硫酸銅浴21中の銅濃度が高くなると、電流密度も高く
なり銅薄膜9の堆積速度が速くなる反面、均一電着性が
悪化するため、配線層5の線幅が狭い場合(レジストパ
ターン10の開口部Aの幅が狭い場合)には銅薄膜9を
確実に形成することができなくなる。反対に、硫酸銅浴
21中の硫酸濃度が高くなると、硫酸銅の溶解度が下が
って銅薄膜9の堆積速度が遅くなる反面、均一電着性が
良好になり、配線層5の線幅が狭い場合でも銅薄膜9を
確実に形成することができる。そのため、硫酸銅浴21
中の硫酸と銅の比は4以上10以下(4<硫酸/銅<1
0)にするのが望ましい。例えば、硫酸銅浴21中にお
いて、銅が40〜55g/l 、硫酸が150 〜250g/lになるよう
にする。
【0039】硫酸銅浴21の温度(浴温)が高くなる
と、電流効率も高くなり銅薄膜9の堆積速度が速くなる
反面、めっきが粗くなり均一電着性が悪化する。そのた
め、浴温は20〜80℃にするのが望ましく、特に、配線層
5の線幅が狭い場合には20〜30℃にするのがよい。
【0040】スターラ24による硫酸銅浴21の攪拌を
よくすればカソード電流効率を100%にすることもでき
るが、カソード電流密度が高すぎるとめっきが粗くなり
均一電着性が悪化する。一方、アノード電流効率はアノ
ード電流密度が低すぎない限り100 %であるが、アノー
ド電流密度が高すぎるとカソードの溶解が悪化し不動態
化することがある。また、両電流密度が高くなると基板
1に印加される電圧も高くなり、基板1中に格子欠陥が
生じたり、層間絶縁膜3が絶縁破壊を起こしたりする。
そのため、カソード電流密度は0.005 〜0.05A/cm2 、ア
ノード電流密度は0.001 〜0.01A/cm2 にするのが望まし
い。
【0041】例えば、硫酸銅浴21中の銅を50g/l ,硫
酸を200g/l、浴温を30℃、カソード電流密度を0.02A/cm
2 、アノード電流密度を0.005A/cm2の条件で硫酸銅めっ
きを行った場合、基板1に印加される電圧は0.5 〜2V
と低く、基板1中に格子欠陥が生じたり、層間絶縁膜3
が絶縁破壊を起こしたりする恐れはない。このときの銅
薄膜9の堆積速度は約300nm/min であり、前記したMO
CVD法を用いた場合の堆積速度(約100nm/min )に比
べて大幅に速くなる。また、上記条件で形成した銅薄膜
9には不純物がほとんど含まれていないため、その抵抗
率は約1.7 μΩ・cmと銅本来の値に極めて近くなる。
【0042】図8は、上記条件で形成した銅薄膜9およ
びレジストパターン10の表面状態を走査式電子顕微鏡
(SEM)で観察した顕微鏡写真である。レジストパタ
ーン10の開口部Aだけに銅薄膜9が選択的に堆積され
ていることがわかる。
【0043】また、上記のように均一電着性に留意して
硫酸銅めっき法の諸条件を設定すれば、コンタクトホー
ル4内の銅薄膜9中にボイドが発生することはなく、コ
ンタクト抵抗は増大しない。例えば、上記条件で銅薄膜
9を形成した場合、ホールサイズが0.5 μm φ以下でア
スペクト比が3以上の微細なコンタクトホール4につい
てもボイドが発生しないことが確認された。
【0044】工程5(図6参照);レジストパターン1
0を除去する。その除去方法については、有機溶剤など
を用いた湿式法や、酸素と窒素の混合ガスを用いたドラ
イアッシング法など、どのような方法を用いてもよい。
【0045】工程6(図1参照);銅薄膜9をエッチン
グマスクとし、塩素と塩化ホウ素(BCl3 )の混合ガ
スを用いたドライエッチング法により、Ta膜8,Ti
N膜7,Ti膜6を除去する。このとき、ウェハの加熱
は50〜80℃で十分であるため、一般的なドライエッチン
グ装置を用いることができる。このようにして、配線層
5が完成し、配線層2,5による2層の配線構造が完成
する。
【0046】ところで、TiN膜7およびTi膜6はバ
リア層として機能する。TiN膜7を形成するのは、銅
薄膜9と基板1との反応を抑制して相互拡散による接合
リーク電流の増加を防止するためである。TiN膜7の
膜厚が厚くなると配線層5のアスペクト比が大きくなっ
て平坦化が困難になる傾向があり、薄くなると銅薄膜9
と基板1との反応の抑制作用が低下する傾向がある。従
って、TiN膜7の膜厚は30〜150nm にすればよく、好
ましくは50〜100 にすればよい。
【0047】また、Ti膜6を形成するのは、TiN膜
6だけであるとコンタクト抵抗が高くなるためである。
Ti膜6の膜厚が厚くなると配線層5のアスペクト比が
大きくなって平坦化が困難になる傾向があり、薄くなる
とコンタクト抵抗が高くなって安定したコンタクトが得
られなくなる傾向がある。従って、Ti膜6の膜厚は10
〜100nm にすればよく、好ましくは20〜50nmにすればよ
い。
【0048】一方、Ta膜8を形成するのは、TiN膜
7と銅薄膜9との密着性を向上させると共に、硫酸銅め
っき法におけるカソードとして使用するためである。T
a膜8の膜厚が厚くなると配線層5のアスペクト比が大
きくなって平坦化が困難になる傾向があり、薄くなると
TiN膜7と銅薄膜9との密着性の向上作用が低下する
傾向がある。従って、Ta膜8の膜厚は30〜150nm にす
ればよく、好ましくは50〜100nm にすればよい。
【0049】このように本実施例によれば、硫酸銅めっ
き法を用いることで、抵抗率が低く段差被覆性に優れた
銅薄膜9を速く堆積させることができる。硫酸銅めっき
法には、前記した自己触媒めっき法のような問題がない
ため、基板1に影響を与えることなく銅薄膜9を形成す
ることができる。また、硫酸銅めっき法で用いる材料
(硫酸銅浴21,銅板28)および装置は安価で入手が
容易であり、その操作も簡便であって制御性も高い。そ
して、レジストパターン10を銅薄膜9の選択的な堆積
のマスクとして用いることにより、銅薄膜9をエッチン
グすることなく配線層5を形成することができる。その
ため、銅薄膜をエッチングするための高温加熱機構を備
えたドライエッチング装置を用いなくともよい。従っ
て、本実施例によれば、低抵抗で信頼性の高い配線層5
を簡単かつ低コストに製造することができる。
【0050】尚、銅の電気めっき法には硫酸銅めっき法
の他に、シアン化銅めっき法やピロりん酸銅めっき法が
ある。しかし、シアン化銅めっき法では、浴中にシア
ン,ナトリウム,カリウムなどが含まれるため、基板1
に悪影響を与える。また、ピロりん酸銅めっき法では、
浴中にピロりん酸やカリウムなどが含まれるため、やは
り基板1に悪影響を与える。従って、これらの電気めっ
き法を硫酸銅めっき法に置き代えることはできない。一
方、硫酸銅めっき法で用いられる硫酸は、半導体装置の
製造過程では古くから多用されており、基板1に悪影響
を与えないことが確認されている。
【0051】(第2実施例)以下、本発明を具体化した
第2実施例を図面に従って説明する。尚、本実施例の半
導体装置の断面構造は、図1に示す第1実施例と同じで
ある。
【0052】次に、本実施例の製造方法を図面に従って
順次説明する。 工程I (図2参照)および工程II(図3参照);第1実
施例の工程1および工程2と同じである。
【0053】工程III (図9参照);硫酸銅めっき法に
より、Ta膜8上に銅薄膜9を堆積させる。すなわち、
第1実施例ではレジストパターン10の開口部AのTa
膜8上だけに銅薄膜9を選択的に堆積させたが、本実施
例ではコンタクトホール4内を含むウェハの全面のTa
膜8上に銅薄膜9を堆積させる。
【0054】銅薄膜9の形成方法については、第1実施
例の工程4と同じである。従って、第1実施例と同様
に、均一電着性に留意して硫酸銅めっき法の諸条件を設
定すれば、コンタクトホール4内の銅薄膜9中にボイド
が発生することはなく、コンタクト抵抗は増大しない。
【0055】工程IV(図10参照);銅薄膜9上にレジ
ストを塗布した後、露光工程および現像工程を経てレジ
ストパターン10を形成する。 工程V(図11参照);レジストパターン10をエッチ
ングマスクとし、塩化シリコン,窒素,塩素,アンモニ
アの混合ガスを用い、ウェハを250 〜300 ℃に加熱した
ドライエッチング法により、銅薄膜9,Ta膜8,Ti
N膜7,Ti膜6を除去して配線層5を形成する。
【0056】工程VI(図12参照);第1実施例の工程
5と同様の方法でレジストパターン10を除去する。そ
の結果、配線層2,5による2層の配線構造が完成す
る。 このように本実施例の製造方法によれば、第1実施例と
同様に、硫酸銅めっき法を用いることで、基板1に悪影
響を与えることなく、抵抗率が低く段差被覆性に優れた
銅薄膜9を速く堆積させることができる。但し、本実施
例では、レジストパターン10および層間絶縁膜3が25
0 〜300 ℃で加熱されることになるため、レジストパタ
ーン10および層間絶縁膜3にはそれ以上に耐熱性のあ
る材料を用いる必要がある。
【0057】(第3実施例)以下、本発明を具体化した
第3実施例を図面に従って説明する。尚、本実施例にお
いて、第1実施例と同じ構成部材については符号を等し
くしてその説明を省略する。
【0058】図12に、本実施例の半導体装置の断面図
を示す。コンタクトホール4内には、Ti膜6,TiN
膜7,Ta膜8を介して銅プラグ11が埋め込まれてい
る。銅プラグ11上にバリア層のチタン・タングステン
(TiW)膜12が形成され、その上にアルミ薄膜13
が形成されている。このアルミ薄膜13とTiW膜12
とで上層の配線層14が形成されている。つまり、配線
層14は銅プラグ11を介して下層の配線層2とコンタ
クトしている。
【0059】次に、本実施例の製造方法を図面に従って
順次説明する。 工程[1](図2参照),工程[2](図3参照),工程[3](図
9参照);第2実施例の工程I ,工程II,工程III と同
じである。
【0060】工程[4](図13参照);コンタクトホール
4内の銅薄膜9だけを残して銅プラグ11を形成するた
め、化学的機械研磨(CMP;Chemical Mechanical Po
lishing )法により、銅薄膜9,Ta膜8,TiN膜
7,Ti膜6から成る積層膜の全面エッチバックを行
う。すなわち、ウェハの表面をスラリー状の研磨液で満
たした研磨パッドに押しつけ、ウェハ表面に対する研磨
パッドの相対移動速度を上げると、段差の大きな凸部か
ら優先的に研磨される。この全面エッチバックは、層間
絶縁膜3が露出した時点で終了する。尚、銅薄膜の化学
的機械研磨法については、(VLSI Multilevel Intercon
nection Conference:pp.15-21(1993) )に詳述されてい
る。
【0061】工程[5](図14参照);マグネトロンスパ
ッタ法により、ウェハの全面にTiW膜12(膜厚;50
nm)とアルミ薄膜13とを順次形成する。 工程[6](図12参照);アルミ薄膜13上にレジストを
塗布した後、露光工程および現像工程を経てレジストパ
ターン(図示略)を形成する。続いて、そのレジストパ
ターンをエッチングマスクとしたドライエッチング法に
より、アルミ薄膜13とTiW膜12とを除去して配線
層14を形成する。その結果、配線層2,14による2
層の配線構造が完成する。
【0062】このように本実施例によれば、コンタクト
ホール4内に銅薄膜9を埋め込んだ後に全面エッチバッ
クを行うことにより、銅薄膜9から銅プラグ11を形成
することができる。従って、銅プラグ11の抵抗率は低
くなりボイドが発生することもない。
【0063】尚、上記各実施例は以下のように変更して
もよく、その場合にも同様の作用および効果を得ること
ができる。 1)マグネトロンスパッタ法でTiN膜7を形成するの
ではなく、Ti膜6の形成後に、窒素またはアンモニア
雰囲気中で急速に加熱することにより、Ti膜6の表面
を窒化してTiN膜7を形成する。
【0064】2)Ti膜6およびTiN膜7を、マグネ
トロンスパッタ法で形成したTiW膜,Ti膜単体、W
膜単体などのバリアメタルに置き代える。この場合に
は、そのバリアメタルをカソードとして使用することに
より、Ta膜8を省くことができる。
【0065】3)Ta膜8を、銅,タングステン,チタ
ン,モリブデン,コバルト,ニッケル,パラジウム等の
金属膜に置き代える。その金属膜の形成方法としては、
MOCVD法やスパッタ法などがある。例えば、タング
ステンのMOCVD法では、フッ化タングステン(WF
6 )と水素の混合ガスが用いられる。尚、その金属膜の
膜厚は薄いため、例えば、銅膜を用いた場合でも、第1
実施例の工程6におけるエッチング時のウェハの加熱は
50〜80℃で十分であり、一般的なドライエッチング装置
を用いることができる。
【0066】4)各金属膜の形成に用いるマグネトロン
スパッタ法を通常のスパッタ法またはイオンビームスパ
ッタ法に置き代える。通常のスパッタ法はスパッタ装置
の構成が簡単で操作も容易である。一方、イオンビーム
スパッタ法は高純度の成膜が可能である。
【0067】5)第3実施例の工程[4] における全面エ
ッチバックの方法を、化学的機械研磨法ではなく、第2
実施例の工程Vと同様のドライエッチング法に置き代え
る。 6)TiW膜12を適宜なバリア層(TiN膜単体,T
i膜6およびTiN膜7と同様の積層構造膜、等)に置
き代える。
【0068】7)半導体装置の量産にあたっては、ウェ
ハ(基板1)毎に銅薄膜9の形成を行うのではなく、複
数枚のウェハをラックに載置して石英槽22中の硫酸銅
浴21に漬け込み、複数枚のウェハについて同時に銅薄
膜9の形成を行う。
【0069】8)銅薄膜9を電気めっき法で形成した貴
金属(金,銀,白金,ロジウム,パラジウム)の薄膜に
置き代える。 9)第2実施例におけるレジストパターン10をシリコ
ン酸化膜によるパターンに置き代える。
【0070】以上、本発明の各実施例について説明した
が、各実施例から把握できる請求項以外の技術的思想に
ついて、以下にそれらの効果と共に記載する。 (イ)前記バリア層は、チタン膜と窒化チタン膜の積層
構造、窒化チタン膜単体、チタンタングステン膜、タン
グステン膜単体、チタン膜単体のうちのいずれか一つで
ある半導体装置。このようにすれば、バリア層の構造や
材質を、その上下に形成される層(すなわち、金属薄膜
およびウェハや配線層)に対して最適化することで発明
の効果を高めることができる。
【0071】(ロ)前記金属薄膜は、銅、タングステ
ン、チタン、タンタル、モリブデン、コバルト、ニッケ
ル、パラジウムからなるグループから選択された一つの
材料からなる半導体装置。このようにすれば、金属薄膜
の材質を、その上下に形成される層(すなわち、銅また
は貴金属の薄膜およびバリア層)に対して最適化するこ
とで発明の効果を高めることができる。
【0072】(ハ)前記貴金属の薄膜は、金、銀、白
金、ロジウム、パラジウムからなるグループから選択さ
れた一つの材料からなる半導体装置。このようにすれ
ば、配線に要求される抵抗や信頼性に応じて貴金属の薄
膜を選択することができる。
【0073】(ニ)請求項8に記載の半導体装置の製造
方法において、前記導電性のバリア層は、チタンタング
ステン膜、タングステン膜単体、チタン膜単体のうちの
いずれか一つである半導体装置の製造方法。このように
すれば、バリア層の構造や材質を、その上下に形成され
る層(すなわち、銅または貴金属の薄膜およびウェハや
配線層)に対して最適化することで発明の効果を高める
ことができる。
【0074】尚、本明細書において、発明の構成に係る
部材は以下のように定義されるものとする。 (a)ウェハとは、シリコン基板だけでなく、ガリウム
ヒ素などのシリコン以外の半導体基板、表面に半導体薄
膜が形成された石英やガラスなどの絶縁基板、等をも含
むものとする。
【0075】(b)配線パターンとは、レジストパター
ンだけでなく、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜などの
微細パターン形成が可能で除去が容易なあらゆる材料に
よるパターンをも含むものとする。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、低
抵抗で信頼性の高い配線を備えた半導体装置を提供する
ことができる。また、そのような半導体装置の簡単かつ
低コストな製造方法および製造装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例の構造を示す断
面図である。
【図2】本発明を具体化した第1〜第3実施例の製造方
法を説明するための断面図である。
【図3】第1〜第3実施例の製造方法を説明するための
断面図である。
【図4】第1実施例の製造方法を説明するための断面図
である。
【図5】第1実施例の製造方法を説明するための断面図
である。
【図6】第1実施例の製造方法を説明するための断面図
である。
【図7】銅薄膜9を形成するための装置の概略構成図で
ある。
【図8】第1実施例の製造途中におけるデバイスの表面
状態を示す顕微鏡写真である。
【図9】第1および第2実施例の製造方法を説明するた
めの断面図である。
【図10】第2実施例の製造方法を説明するための断面
図である。
【図11】第2実施例の製造方法を説明するための断面
図である。
【図12】第3実施例の構造を示す断面図である。
【図13】第3実施例の製造方法を説明するための断面
図である。
【図14】第3実施例の製造方法を説明するための断面
図である。
【図15】従来例の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図16】従来例の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図17】従来例の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図18】従来例の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図19】従来例の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図20】従来例の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基板(ウェハ) 3 層間絶縁膜 4 コンタクトホール 6 バリア層としてのチタン膜 7 バリア層としての窒化チタン膜 8 金属膜としてのタンタル膜 9 銅薄膜 10 配線パターンとしてのレジストパターン 11 プラグ 21 硫酸銅浴 22 石英槽 23 温度制御装置 24 スターラ 26 フィルタ 28 銅板 29 定電流装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主配線材料となる銅または貴金属の薄膜
    (9)とバリア層(6,7)との間に金属薄膜(8)を
    介した構造の配線を備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 ウェハ(1)上に金属薄膜(8)を形成
    する工程と、その金属薄膜をカソードとする電気めっき
    法により、当該金属薄膜の表面に主配線材料となる銅ま
    たは貴金属の薄膜(9)からなる配線を形成する工程と
    を備えた半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 ウェハ(1)上に金属薄膜(8)を形成
    する工程と、 その金属薄膜上に配線パターン(10)を形成する工程
    と、 前記金属薄膜をカソードとする電気めっき法により、前
    記配線パターンをマスクとして、当該金属薄膜の表面に
    主配線材料となる銅または貴金属の薄膜(9)を形成す
    る工程と、 前記配線パターンを除去する工程と、 前記銅または貴金属の薄膜をエッチングマスクとして前
    記金属薄膜をエッチングする工程とを備えた半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 スパッタ法により、ウェハ(1)上にバ
    リア層(6,7)を形成する工程と、 スパッタ法またはMOCVD法により、前記バリア層上
    に金属薄膜(8)を形成する工程と、 その金属薄膜をカソードとする電気めっき法により、当
    該金属薄膜の表面に主配線材料となる銅または貴金属の
    薄膜(9)からなる配線を形成する工程とを備えた半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 スパッタ法により、ウェハ(1)上にバ
    リア層(6,7)を形成する工程と、 スパッタ法またはMOCVD法により、前記バリア層上
    に金属薄膜(8)を形成する工程と、 その金属薄膜上に配線パターン(10)を形成する工程
    と、 前記金属薄膜をカソードとする電気めっき法により、前
    記配線パターンをマスクとして、当該金属薄膜の表面に
    主配線材料となる銅または貴金属の薄膜(9)を形成す
    る工程と、 前記配線パターンを除去する工程と、 前記銅または貴金属の薄膜をエッチングマスクとして前
    記金属薄膜とバリア層とをエッチングする工程とを備え
    た半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 スパッタ法により、ウェハ(1)上にバ
    リア層(6,7)を形成する工程と、 スパッタ法またはMOCVD法により、前記バリア層上
    に金属薄膜(8)を形成する工程と、 その金属薄膜をカソードとする電気めっき法により、当
    該金属薄膜の表面に主配線材料となる銅または貴金属の
    薄膜(9)を形成する工程と、 その銅または貴金属の薄膜上に配線パターン(10)を
    形成する工程と、 その配線パターンをエッチングマスクとして前記銅また
    は貴金属の薄膜と金属薄膜とバリア層とをエッチングす
    る工程とを備えた半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 層間絶縁膜(3)にコンタクトホール
    (4)を形成する工程と、 スパッタ法により、前記コンタクトホール内面にバリア
    層(6,7)を形成する工程と、 スパッタ法またはMOCVD法により、前記バリア層上
    に金属薄膜(8)を形成する工程と、 その金属薄膜をカソードとする電気めっき法により、当
    該金属薄膜の表面に主配線材料となる銅または貴金属の
    薄膜(9)を形成して前記コンタクトホール内を埋め込
    む工程と、 化学的機械研磨法またはドライエッチング法による全面
    エッチバック法により、前記層間絶縁膜を露出させて前
    記コンタクトホール内にプラグ(11)を形成する工程
    とを備えた半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれか1項に記載の半
    導体装置の製造方法において、前記金属薄膜を省くと共
    にバリア層を導電性とし、その導電性のバリア層を電気
    めっき法のカソードとすることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれか1項に記載の半
    導体装置の製造方法において、前記電気めっき法は硫酸
    銅めっき法である半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 硫酸銅浴(21)が満たされた石英槽
    (22)と、 硫酸銅浴の温度を制御する温度制御装置(23)と、 硫酸銅浴を攪拌するスターラ(24)と、 硫酸銅浴を濾過するフィルタ(26)と、 アノードとしての銅板(28)と、 アノードとカソード(8)間に定電流を流す定電流装置
    (29)とを備えた請求項9に記載の半導体装置の製造
    方法に用いる製造装置。
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