JPH07183057A - 防水保護カバー - Google Patents

防水保護カバー

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JPH07183057A
JPH07183057A JP6255528A JP25552894A JPH07183057A JP H07183057 A JPH07183057 A JP H07183057A JP 6255528 A JP6255528 A JP 6255528A JP 25552894 A JP25552894 A JP 25552894A JP H07183057 A JPH07183057 A JP H07183057A
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wire
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和明 横山
Michitaka Kinoshita
道隆 木下
Yukio Oohashi
由来夫 大橋
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鈴木  康広
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下ケース部材の剛性を向上してシール機能
をより向上することが出来ると共に、電線の移動を規制
して、電線を上下ケース部材に固定する。 【構成】 本発明の防水保護カバー25は、電線挿通方
向に沿うと共に、電線接続部収容室55a、55b内の
電線81、83、87間に位置し、軸直角断面が円弧状
の補強リブ63a、63bを少なくとも上ケース部材2
7a又は下ケース部材27bの一方の底壁57a、57
bに設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線の接続部を防水保
護する防水保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、実開昭59−119576号
公報で開示された電線保護カバー1を示す。
【0003】この電線保護カバー1は、ヒンジ部3で開
閉可能に連結された2つの半筒体5a、5bからなり、
各々の半筒体5a、5bには、内室壁7a、7bの外周
に保護カバー1の外壁となる外室壁9a、9bが形成さ
れ、内室壁7a、7bの内側には内室11a、11b
が、内室壁7a、7bと外室壁9a、9bの間には、隙
間部13a、13bが形成されている。保護カバー1の
両端部には、開口部15a、15bが同心上に設けら
れ、ヒンジ部3の形成されていない側縁には、一対の係
合部17a、17bが形成されている。内室壁7a、7
bで囲まれた内室11a、11b内には、絶縁コンパウ
ンド(シール剤)19が充填され、内室11a、11b
の上面には、絶縁コンパウンド9の乾燥硬化防止のため
の図示しない剥離シートが被されている。
【0004】このような電線保護カバーによれば、剥離
シートを剥がした後、圧着等より接続された電線21の
接続部23を内室11a、11bに配し、半筒体5a、
5bを閉じて係合部17a、17bを係合させることに
より、簡単に接続部23を絶縁保護することが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
の電線保護カバー1において、半筒体5a、5bは薄肉
に形成されているため、剛性が低く撓み易い。このため
シール剤を充填することで電線接続部23をシールして
も半筒体5a、5bの撓みにより半筒体5a、5bの内
壁とシール剤との間に隙間が生じて、この隙間から水が
浸入し、シール性を損なうという問題がある。
【0006】また、電線21を半筒体5a、5b内に配
置する場合、接続部23の位置を特定することが出来な
いので、開口部15a、15bよりに接続部23が位置
したり、あるいは一対の係合部17a、17bよりに接
続部23が位置することがある。このため、シール機能
が低下する。
【0007】さらに、電線21を半筒体5a、5bに配
索する場合、一方の半筒体5aの絶縁コンパウンド19
の略中央部分に接続部23を載せた後に、他方の半筒体
5bを被せると、電線21が開口部15a、15bから
ずれて、半筒体5a、5b同士をロックすることが出来
ず、無理に半筒体5a、5b同士をロックしようとする
と、電線が破損するという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、このような従来の課題
を解決するためになされたもので、その目的とするとこ
ろは、上下ケース部材の剛性を向上してシール機能をよ
り向上することが出来ると共に、電線の移動を規制し
て、電線を上下ケース部材に固定することが出来る防水
保護カバーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、電線の挿通方向に沿って半割り
とした上下ケース部材の合わせ状態で上下ケース部材の
内部に形成されて電線の接続部が収容される電線接続部
収容室内に、柔軟な絶縁性のシール剤が充填される防水
保護カバーにおいて、電線挿通方向に沿うと共に、電線
接続部収容室内の電線間に位置する補強リブを少なくと
も上ケース部材又は下ケース部材の一方の底壁に設けた
ことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、上下ケース部材の合わせ状態において電線
接続部収容室を区画して、シール剤が充填されるシール
剤充填部を形成するシール剤漏れ防止壁を、上下ケース
部材の少なくとも一方の底壁の電線挿通方向の両側に設
け、前記補強リブを前記シール剤充填部内に設けたこと
特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1、2記載
の発明であって、軸直角断面が円弧状の補強リブを設け
たことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明であって、シール剤漏れ防止壁が、上ケース部材及び
下ケース部材に設けられ、合わせ状態で電線が挿通する
挿通孔を形成することを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明であって、シール剤漏れ防止壁の近傍に設けられて、
電線を前記上下ケース部材に固定する電線固定用リブを
設けたことを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明であって、電線固定用リブが、上ケース部材又は下ケ
ース部材のいずれか一方の底壁から立設された複数の可
撓性の縦壁と、これらの縦壁の上端部に設けられて縦壁
間に挿入された電線を保持する球状の電線保持部とから
なることを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明であって、前記上下ケース部材の側壁同士をヒンジを
介して連結し、一方のケース部材のヒンジ側の電線固定
用リブに補強用の肉盛部を設け、他方のケース部材にヒ
ンジ側の側壁に、合わせ状態で前記肉盛部に当接してヒ
ンジ側の電線固定用リブを隣接する電線固定用リブ側へ
向けて押圧する押圧当接部を設けたことを特徴としてい
る。
【0016】請求項8記載の発明は、電線の挿通方向に
沿って半割りとした上下ケース部材の合わせ状態で前記
上下ケース部材の内部に形成されて電線の接続部が収容
される電線接続部収容室内に、柔軟な絶縁性のシール剤
が充填される防水保護カバーにおいて、上ケース部材と
下ケース部材の合せ時に前記シール剤の流れ方向に対し
て曲面状の壁部を有し、電線間に位置して電線を区分け
する電線区分けリブを上ケース部材又は下ケース部材の
いずれか一方の底壁から前記電線接続部収容室内に立設
したことを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1の発明によれば、少なくとも上ケース
部材又は下ケース部材の一方の底壁に、補強リブを設け
たことにより、上下ケース部材の剛性を向上することが
出来、上下ケース部材が撓まないのでシール剤との間に
隙間が生じることがない。
【0018】請求項2の発明によれば、シール剤漏れ防
止壁により区画されて形成されたシール剤充填部内に補
強リブを設け、この補強リブの両側に電線を配索するこ
とにより、電線間にシール剤を入れることが出来る。ま
た、シール剤充填部内に補強リブを設けることにより、
シール剤充填部内へのシール剤の充填量を削減すること
が出来る。
【0019】請求項3の発明によれば、軸直角断面が円
弧状の補強リブが、シール剤を電線間に放射状(電線を
おし広げる方向)に入れることが出来、防水性が向上す
る。請求項4の発明によれば、上下ケース部材の合わせ
状態で電線が挿通孔を挿通することにより、電線の上下
ケース部材からの浮き上がりを防止することが出来、ま
た、挿通方向に対して交差する方向への電線の移動が阻
止される。
【0020】請求項5の発明によれば、シール剤漏れ防
止壁の近傍に設けた電線固定用リブにより、電線を上下
ケース部材に確実に固定することが出来、電線接続部が
電線接続部収容部内で移動することがない。
【0021】請求項6の発明によれば、球状の電線保持
部の間から電線を縦壁間に挿入する。このとき、縦壁が
可撓性を有しているので、球状の電線保持部の間から電
線を挿入するときは縦壁が撓んで開き電線を容易に挿入
することが出来る。また、電線を縦壁間に挿入した後は
縦壁が元に戻って球状の電線保持部間が狭くなり、電線
の抜けが阻止される。これにより、電線が上下ケース部
材に確実に固定される。
【0022】請求項7の発明によれば、上ケース部材と
下ケース部材とを合せ状態にすると、押圧当接部が肉盛
部に当接し、ヒンジ側の電線固定用リブを隣接する電線
固定用リブ側に押圧する。これにより、電線を上下ケー
ス部材に確実に固定することが出来、電線接続部収容部
内で移動することがない。また、ヒンジ側の電線固定用
リブに肉盛部を設けたことにより、ヒンジ側の電線固定
用リブの強度が向上する。
【0023】請求項8の発明によれば、電線間に電線区
分けリブを挿入することにより、電線が電線接続部収容
室内に位置決めされ、電線接続部収容部内で電線が移動
することがない。また、上ケース部材と下ケース部材と
の合せ時にシール剤が押圧されて流れる場合、このシー
ル剤の流れ方向に対して電線区分けリブが曲面状の壁部
を有しているので、シール剤は電線区分けリブにより流
れが妨げられることはなく良好に流れる。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る防水保護カバーの実施例
を図面に基づいて説明する。
【0025】第1実施例 図1は本発明に係る防水保護カバーの斜視図、図2は防
水保護カバーの平面図、図3は図2のIII−III線
に沿って切断した断面図である。
【0026】防水保護カバー25は、絶縁性の樹脂によ
り成形された箱状のケースを、長手方向に沿って半割り
としたもので、上下2つのケース部材27a、27bで
構成されている。上下ケース部材27a、27bの長手
方向の左右一側の縁部である側壁29a、29bは、ヒ
ンジ31を介して連結され、これにより上下ケース部材
27a、27bは合わせ状態と開き状態との開閉可能と
なっている。ヒンジ31が設けられていない左右他側
(開口側)の上ケース部材27aの側壁33aの外面に
は、係止突起35、35が設けられている。また、下ケ
ース部材27bの側壁33bの外面には可撓性の係止壁
37が設けられている。そして、上下ケース部材27
a、27bを合わせ状態とすることにより、係止壁37
と側壁33bとの間に側壁33aが挿入され、側壁33
bの下部に形成された係止孔39、39に係止突起がワ
ンタッチで係止する。
【0027】上下ケース部材27a、27bの長手方向
の両側は開口されており、一方の開口部は、先端部に向
かって間口が次第に狭くなっている。そして、これらの
開口部は、電線挿通孔41a、41bとなっている。
【0028】上下ケース部材27a、27bには、長手
方向に略直交して第1の隔壁43a、43b及び第2の
隔壁45a、45bが設けられている。第1の隔壁43
a、43bの合わせ目には第1の穴部47a、47b
が、また、第2の隔壁45a、45bの合わせ目には第
2の穴部49a、49b、51a、51b、53a、5
3bがそれぞれ形成されている。これらの第1、第2の
隔壁43a、43b、45a、45bによって電線接続
部収容室55a、55bが区画されてシール剤充填部が
形成され、第1、第2の隔壁43a、43b、45a、
45bがシール剤漏れ防止壁となっている。また、第1
の穴部47a、47b、第2の穴部49a、49b、5
1a、51b、53a、53bは、上下ケース部材27
a、27bの合わせ状態で電線81、83、87が挿通
する挿通孔を形成する。
【0029】電線接続部収容室55bの底壁57bに
は、第1の隔壁43b側に一対の位置決めリブ59、5
9が設けられている。また、電線接続部収容室55aの
底壁57aには、上下ケース部材27a、27bの合わ
せ状態で一対の位置決めリブ59、59と当接する押え
リブ61が設けられている。また、電線接続部収容室5
5a、55bの底壁57a、57bには、位置決めリブ
59、59と第2の隔壁45bとの間、押えリブ61と
第2の隔壁45aとの間に、電線挿通方向に沿って略平
行に、軸直角断面が円弧状の一対の補強リブ63a、6
3bが突出している。第2の隔壁45bの開口側には、
側壁29b、33b側に電線固定リブ65、67が設け
られ、穴部49b、51b、53b間に球状の電線固定
リブ69、71が設けられている。電線固定リブ69、
67は、側壁29b、33b側の底壁57bから立設さ
れた支持部73、73と、この支持部73、73の上部
に設けられて下ケース部材27a、27bの内側に向け
て突出する半球状の電線保持部75、75とで形成され
ている。また、電線固定リブ69、71は、穴部49
b、51b間に底壁57bから立設された可撓性の支持
部(縦壁)77、77と、これらの支持部77、77の
上部に設けられた球状の電線保持部79、79とで形成
されている。そして、電線保持部75、75との間、電
線保持部79、79との間、電線保持部79、79との
間は、電線81の外径(直径)より狭くなっており、支
持部73、73間、支持部77、77間は電線81の外
径(直径)と略同寸法に設定されている。
【0030】また、第1の隔壁45aの底壁57aから
の高さは、第2の隔壁45bの底壁57bからの高さよ
り低く設定されている。
【0031】このように構成された防水保護カバー25
により基線(電線81)から付属線(電線83、87)
を分岐接続した電線接続部89を保護する場合には、先
ず、上下ケース部材27a、27bを開き状態とし、電
線接続部収容室55a、55b内にシール剤としてブチ
ルゴムよりなるシーラント91をそれぞれ充填する。次
に、下ケース部材27bの電線接続部収容室55bに電
線接続部89を収容する。このとき、電線81の一側は
図3に示すように、シーラント91の上に載置されるよ
うに第1の隔壁43bの上部に位置し、他側は第2の穴
部51b内に挿入され、電線81の芯線85が一対の位
置決めリブ59間に挿入される。また、第2の穴部49
b、53bに電線83、87がそれぞれ挿通される。
【0032】電線81の他側を第2の穴部51bに挿通
させる場合に、電線保持部79間に電線81を押圧・挿
入すると可撓性の支持部77、77が左右に撓んで電線
保持部79間が開き、電線81が第2の穴部51bに挿
入されると支持部77は元の位置に戻って第2の穴部5
1からの電線81の抜けが阻止される。また、電線83
を第2の穴部49bに挿入する場合には、電線固定リブ
69の支持部77が左側に撓んで、電線保持部75、7
9間が開き、電線83が第2の穴部51内に挿入される
と、元の位置に戻って第2の穴部51からの電線81の
抜けが阻止される。同様に電線87を第2の穴部53b
に挿入する場合には、電線固定リブ69の支持部77が
右側に撓んで、電線保持部75、79間が開き、電線8
3が第2の穴部53b内に挿入されると、元の位置に戻
って第2の穴部53bからの電線87の抜けが阻止され
る。
【0033】このようにして、予めブチルゴムよりなる
シーラント91を上下ケース部材27a、27b内に充
填し、基線(電線81)から付属線(電線83、87)
を分岐接続した電線接続部89を収容した後に、上ケー
ス部材27aを回動させてケース部材27bの上部を閉
鎖する。この場合、上ケース部材27aの第1の隔壁4
3aが下ケース部材43bの上部に位置して第1の穴部
47a、47bにより電線挿通孔が形成される。また、
一対の位置決めリブ59の上部に押えリブ61が位置し
て、芯線85を一対の位置決めリブ59間に位置決め
る。さらに、上ケース部材27aの第2の隔壁45aが
下ケース部材27bの第2の隔壁45bの上部に位置し
て、第2の穴部49a、49b、51a、51b、53
a、53bにより電線挿通孔が形成され、図5(b)、
(c)に示すように、電線81、83、87の第2の穴
部49b、51b、53bからの浮き上りが防止され
る。
【0034】本実施例によれば、電線固定リブ65、6
7、69、71に電線81、83、87を固定すること
により、上下ケース部材27a、27bにセットした電
線が浮き上がったり、移動することがなく、作業性を向
上することが出来る。
【0035】また、球状の電線保持部79を設けたこと
により、電線を第2の穴部49a、49b、51a、5
1b、53a、53bに挿入しやすく、また、外す場合
にも容易に外すことが出来る。また、球状の電線保持部
79としたことにより、電線の太さに関係なく、確実に
保持することが出来る。
【0036】さらに、本実施例によれば、図4に示すよ
うに電線81と電線87の間、電線81と電線83との
間に円弧状の補強リブ63a、63bが突出しているの
で、これらの電線81、83、87間にシーラント91
を確実に挿入して、確実に絶縁保護することが出来る。
すなわち、補強リブ63a、63bが円弧状であるた
め、シーラント91を放射状に押し出すことが出来、電
線81と電線87の間、電線81と電線83の間を広げ
るようにシーラント91をこれらの電線81、83、8
7間に挿入することが出来る。
【0037】また、上下ケース部材27a、27bの底
壁57a、57bに補強リブ63a、63bを設けたこ
とにより、上下ケース部材27a、27bの強度を向上
することが出来る。
【0038】さらに、補強リブ63a、63bは、電線
接続部収容室55a、55b内に突出しているので、電
線接続部収容室55a、55b内の容積が補強リブ63
a、63bの分少なくなり、充填するシーラント91の
充填量を少なくすることが出来ると共に、シーラント9
1の充填量が少なくなったので、軽量化を図ることが出
来る。
【0039】以下に本発明に係る防水保護カバーの他の
実施例について説明する。なお、蒸気第1実施例と同構
成部分については、図面に同符号を付して重複した説明
は省略する。
【0040】第2実施例 次に第2実施例の防水保護カバー85について、図6及
び図7について説明する。本実施例は、上下ケース部材
27a、27bの側壁29a、29b同士をヒンジ31
を介して連結し、下ケース部材27bのヒンジ31側の
電線固定用リブ65に補強用の肉盛部93を設け、上ケ
ース部材27aのヒンジ31側の側壁29aに、合わせ
状態で前記肉盛部93に当接してヒンジ31側の電線固
定用リブ65を隣接する電線固定用リブ69側へ向けて
押圧する押圧当接部95が設けられている。
【0041】すなわち、下ケース部材27bに設けられ
た電線固定用リブ65は、側壁29b側に配置されてい
るため、支持部73上に設けられた電線保持部75は半
球状である。このため、隣接する球状の電線保持部79
との間に電線83を挿入すると、電線保持部75の肉厚
が薄いため破損するおそれがある。このため、図6に示
すように、電線保持部75の側壁29b側に補強用の肉
盛部93が設けられている。
【0042】また、本実施例の防水保護カバー85で
は、上ケース部材27aにヒンジ31側の側壁29a
に、内側へ突出する押圧当接部95が設けられている。
この押圧当接部95は、上ケース部材27aと下ケース
部材27bとのあわせ状態では、図7(c)に示すよう
に、肉盛部93に当接して、電線保持部75を隣接する
電線保持部79側へ押圧する。
【0043】そして、図7(a)、(b)に示すよう
に、電線83を電線保持部75、79間から第2の穴部
49b内に挿入すると、電線保持部75、79を支持す
る可撓性の支持部73、77が互いに離れる方向へ撓ん
で電線保持部75、79間が開き、電線83が第2の穴
部49b内に挿入されると支持部73、77は元の位置
に戻って電線保持部75、77間が狭くなる。これによ
り、第2の穴部49bからの電線83の抜けが阻止され
る。
【0044】次に、図7(c)に示すように、電線81
から電線83、87を分岐接続した電線接続部89を下
ケース部材27b内に収容した後に、上ケース部材27
aを回動させて下ケース部材27aの上部を閉鎖する。
この場合、押圧当接部95が肉盛部93に当接し、電線
保持部75を電線保持部79側に押圧するので、電線保
持部75は電線保持部79側に撓む。これにより、電線
保持部75、79間の間隔が狭くなる。
【0045】本実施例によれば、下ケース部材27bの
ヒンジ31側の電線保持部75の裏面側に肉盛部73を
設けたことにより補強され、電線保持部75、79間へ
の電線83の挿入時に電線保持部75が破損することが
ない。
【0046】また、上ケース部材27aと下ケース部材
27bとの合せ状態では、押圧当接部95が肉盛部93
に押圧当接して、電線保持部75を隣接する電線保持部
79側へ移動させるので、電線保持部75、79間が狭
くなり、挿入された電線83をより確実に保持すること
が出来る。
【0047】第3実施例 次に図8乃至図10を用いて第3実施例の防水保護カバ
ー105について説明する。本実施例の防水保護カバー
105は、上ケース部材27aと下ケース部材27bの
合せ時にシーラント91の流れ方向に対して曲面状の壁
部97a、99aを有する電線区分けリブ97、99
が、下ケース部材27bの底壁57bから電線接続部収
容室55b内に立設されている。
【0048】図8及び図9に示すように、下ケース部材
27bの底壁57bには、電線区分けリブ97、99が
立設されている。この電線区分けリブ97、99の高さ
は、電線接続部収容室55b内に充填されたシーラント
91の表面より高く設定されている。また、この電線区
分けリブ97,99には、曲面状の壁部97a、99a
が形成されている。この壁部97a、99aは、上ケー
ス部材27aと下ケース部材27bとの合せ時に、シー
ラント91が流れる方向(図示矢印a方向)に対して曲
面状に形成されている。このため、上ケース部材27a
と下ケース部材27bとの合せ時に押圧されて流れるシ
ール剤91が、曲面状の壁部97a、99aに沿って流
れるようになっている。
【0049】また、これらの電線区分けリブ97、99
は、電線81に分岐接続された電線83、87を電線8
1から区分けする。すなわち、電線区分けリブ97は、
電線81と電線83との間に挿入され、電線区分けリブ
99は、電線81と電線87との間に挿入されて、電線
81、83、87を区分けする。
【0050】そして、シーラント91が充填された上ケ
ース部材27aと下ケース部材27bとを合せると、シ
ーラント91は押圧されて、第1の隔壁43b、第2の
隔壁45b側へ向けて流れる。この場合、電線区分けリ
ブ97、99の曲面状の壁部97a、99aに沿ってシ
ーラント91が滑らかに流れるため、電線区分けリブ9
7、99の周囲に気泡が生じる(残る)ことがない。
【0051】すなわち、図10(a)に示すように、シ
ール剤91の流れに対して曲面状ではなく平面状の壁部
101aを有するリブ101の場合には、シール剤91
は壁部101aに当った後に、壁部101aに沿って略
直角に流れを変えるため、リブ101の側面101bか
らシール剤91が剥離する。この理由は、シール剤91
は比較的粘性(40℃において粘度3.5×104
4.5×104 ポイズ)が高いために急激に流れを変え
ることが出来ない。このため、壁部101aに沿って一
旦流れを変えると、そのまま流れるので、壁部101a
を通り過ぎてもこの方向に流れようとして、リブ101
の側面から剥離する。この結果、リブ101の壁部10
1aと側面101b、101bとの角部に上ケース部材
27aと下ケース部材27bとの合せ時に両部材27
a、27b間に残った空気が逃げることなく残るためで
ある。
【0052】ところが、図10(b)に示すように、シ
ール剤91の流れ方向に対して曲面状の壁部97a(9
9a)を有する電線区分けリブ97、99では、下ケー
ス部材27bと上ケース部材27aとの合せ時にシール
剤91が曲面状の壁部97a(99a)に沿って流れる
ため、両部材27a、27b間に残った空気を押し出す
ことが出来る。従って、電線区分けリブ97(99)の
壁部97a(99a)に気泡が生じることがない。
【0053】本実施例によれば、電線区分けリブ97、
99を下ケース部材27aの底壁57bから立設するこ
とにより、電線接続部収容部55b内に電線81、8
3、97を位置決めすることが出来て、電線81、8
3、87の移動を確実に規制することが出来、電線8
1、83、87を上下ケース部材27a、27bに固定
することが出来る。
【0054】また、上ケース部材27aと下ケース部材
27bとの合せ時にシール剤91の流れを妨げることが
ないので、電線区分けリブ97、99の周囲に気泡が生
じることがない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、電線接続部収容室内に突出する補強リブを上
下ケース部材の底壁に設けたことにより、上下ケース部
材の強度を向上することが出来る。
【0056】請求項2記載の発明によれば、シール剤漏
れ防止壁の間に補強リブを設けることにより、電線接続
部収容室内に収容された電線の間にシール剤を挿入する
ことが出来ると共に、電線接続部収容室内の容積を少な
くすることが出来るので、電線接続部収容室内に充填す
るシール剤の量を少なくすることが出来、軽量化を図る
ことが出来る。
【0057】請求項3記載の発明によれば、軸直角断面
が円弧状の補強リブが、シール剤を電線間に放射状に入
れることが出来、防水性を向上することが出来る。
【0058】請求項4記載の発明によれば、上ケース部
材及び下ケース部材にシール剤漏れ防止壁を設け、合わ
せ状態で電線が挿通する挿通孔を設けたことにより、電
線がシール剤漏れ防止壁により押えられるので、電線の
移動を確実に防止することが出来る。
【0059】請求項5記載の発明によれば、電線固定用
リブを設けたことにより、上下ケース部材に電線を確実
に固定することが出来るので、電線が移動することがな
く、正規の位置に位置決めした状態で電線を上下ケース
部材に収容することが出来る。
【0060】請求項6記載の発明によれば、電線固定用
リブを可撓性の縦壁と、この縦壁の上端部に球状の電線
保持部とで形成することにより、球状の電線保持部の間
に電線を押し込めれば、縦壁が撓んで、電線固定用リブ
間に容易に電線を固定することが出来、また、電線を外
す場合にも容易に外すことが出来る。
【0061】請求項7の発明によれば、ヒンジ側の電線
固定用リブに肉盛部を設けたことにより、ヒンジ側の電
線固定用リブの強度を向上することが出来る。また、上
ケース部材と下ケース部材とを合せ状態とすると、押圧
当接部が肉盛部に当接し、ヒンジ側の電線固定用リブを
隣接する電線固定用リブ側に押圧する。これにより、電
線を上下ケース部材に確実に固定することが出来、電線
接続部収容部内での移動を阻止することが出来る。
【0062】請求項8の発明によれば、電線間に電線区
分けリブを挿入することにより、電線接続部収容部内で
電線を確実に位置決めすることが出来る。また、上ケー
ス部材と下ケース部材との合せ時にシール剤が押圧され
て流れる場合、シール剤の流れ方向に対して電線区分け
リブが曲面状の壁部を有しているので、シール剤の流れ
が妨げられることがなく、電線区分けリブの周囲に気泡
が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防水保護カバーの第1実施例を示
す斜視図である。
【図2】本発明に係る防水保護カバーの第1実施例を示
す平面図である。
【図3】本発明に係る第1実施例の防水保護カバーを示
し、図2のIII−III線に沿って切断した断面図で
ある。
【図4】本発明に係る第1実施例の防水保護カバーを示
し、上ケース部材で下ケース部材の上部を覆った状態を
示す断面図である。
【図5】第1実施例の防水保護ケースに電線を収容する
手順を示し、(a)は電線を下ケース部材に収容する前
の状態を示す断面図、(b)は下ケース部材に電線を収
容した状態を示す断面図、(c)は下ケース部材に電線
を収容した状態で下ケース部材の上部を上ケース部材で
覆った状態を示す断面図である。
【図6】本発明に係る防水保護カバーの第2実施例を示
す斜視図である。
【図7】第2実施例の防水保護カバーに電線を収容する
手順を示し、(a)は電線を下ケース部材に収容する前
の状態を示す断面図、(b)は下ケース部材に電線を収
容した状態を示す断面図、(c)は下ケース部材に電線
を収容した状態で下ケース部材の上部を上ケース部材で
覆った状態を示す断面図である。
【図8】本発明に係る防水保護カバーの第3実施例を示
す斜視図である。
【図9】本発明に係る防水保護カバーの第3実施例を示
す平面図である。
【図10】電線区分けリブとシール剤の流れとの関係を
示し、(a)は平面状の壁面を有するリブを示す平面
図、(b)は曲面状の壁面を有するリブを示す平面図で
ある。
【図11】従来の防水保護カバーを示す斜視図である。
【符号の説明】
25、85、105 防水保護カバー 27a 上ケース部材 27b 下ケース部材 43a、43b 第1の隔壁 45a、45b 第2の隔壁 47a、47b 第1の穴部 49a、49b、51a、51b、53a、53b 第
2の穴部 55a、55b 電線接続部収容室 57a、57b 底壁 63a、63b 一対の補強リブ 65、67、69、71 電線固定リブ 73 支持部 75 電線保持部 77 可撓性の支持部 79 電線保持部 81、83、87 電線 89 電線接続部 91 シーラント(シール剤) 93 肉盛部 95 押圧当接部 97、99 電線区分けリブ 97a、99a 曲面状の壁部
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 康広 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株式 会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の挿通方向に沿って半割りとした上
    下ケース部材の合わせ状態で前記上下ケース部材の内部
    に形成されて電線の接続部が収容される電線接続部収容
    室内に、柔軟な絶縁性のシール剤が充填される防水保護
    カバーにおいて、電線挿通方向に沿うと共に、電線接続
    部収容室内の電線間に位置する補強リブを少なくとも前
    記上ケース部材又は下ケース部材の一方の底壁に設けた
    ことを特徴とする防水保護カバー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、上下ケー
    ス部材の合わせ状態において前記電線接続部収容室を区
    画して、前記シール剤が充填されるシール剤充填部を形
    成するシール剤漏れ防止壁を、前記上下ケース部材の少
    なくとも一方の底壁の電線挿通方向の両側に設け、前記
    補強リブを前記シール剤充填部内に設けたこと特徴とす
    る防水保護カバー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、前記補強リブが、軸直角断面円弧状であることを特
    徴とする防水保護カバー。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の発明であって、前記シー
    ル剤漏れ防止壁が、前記上ケース部材及び下ケース部材
    に設けられ、合わせ状態で電線が挿通する挿通孔を形成
    することを特徴とする防水保護カバー。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の発明であって、前記シー
    ル剤漏れ防止壁の近傍に設けられて、電線を前記上下ケ
    ース部材に固定する電線固定用リブを設けたことを特徴
    とする防水保護カバー。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発明であって、前記電線
    固定用リブが、上ケース部材又は下ケース部材のいずれ
    か一方の底壁から立設された複数の可撓性の縦壁と、こ
    れらの縦壁の上端部に設けられて前記縦壁間に挿入され
    た電線を保持する球状の電線保持部とからなることを特
    徴とする防水保護カバー。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の発明であって、前記上下
    ケース部材の側壁同士をヒンジを介して連結し、一方の
    ケース部材のヒンジ側の電線固定用リブに補強用の肉盛
    部を設け、他方のケース部材にヒンジ側の側壁に、合わ
    せ状態で前記肉盛部に当接してヒンジ側の電線固定用リ
    ブを隣接する電線固定用リブ側へ向けて押圧する押圧当
    接部を設けたことを特徴とする防水保護カバー。
  8. 【請求項8】 電線の挿通方向に沿って半割りとした上
    下ケース部材の合わせ状態で前記上下ケース部材の内部
    に形成されて電線の接続部が収容される電線接続部収容
    室内に、柔軟な絶縁性のシール剤が充填される防水保護
    カバーにおいて、上ケース部材と下ケース部材の合せ時
    に前記シール剤の流れ方向に対して曲面状の壁部を有
    し、電線間に位置して電線を区分けする電線区分けリブ
    を上ケース部材又は下ケース部材のいずれか一方の底壁
    から前記電線接続部収容室内に立設したことを特徴とす
    る防水保護カバー。
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