JPH0697983A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JPH0697983A
JPH0697983A JP4241850A JP24185092A JPH0697983A JP H0697983 A JPH0697983 A JP H0697983A JP 4241850 A JP4241850 A JP 4241850A JP 24185092 A JP24185092 A JP 24185092A JP H0697983 A JPH0697983 A JP H0697983A
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JP
Japan
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frame
transmission
node
buffer
frames
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JP4241850A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Tawara
清 田原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ネットワークシステムにおいてデー
タリンク層でのバッファのフレームあふれが生じないよ
うにフロー制御を行うことを特徴とする。 【構成】本発明のネットワークシステムのノードでは、
物理層インターフェース23fで受信されたフレームは
受信バッファ23dに記憶される。バッファ使用量監視
回路23hは受信バッファ23d内のフレームの数をフ
レーム受信毎にチェックし、チェックしたフレーム数が
予め設定されたフレーム数よりも多い場合、バッファフ
ル信号を生成する。このバッファフル信号を受信する
と、プロトコルコントローラ23bは送信中止フレーム
を送信バッファ23dにセットし、物理層インターフェ
ース23fに送信を指示する。また、受信バッファ23
eのフレーム数が所定フレーム数以下になった場合、バ
ッファエンプティ信号が生成され、このバッファエンプ
ティ信号に従って送信開始フレームが送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のノードおよび各
ノードを相互接続する伝送路を有し、各ノード間におい
てフレームの送受信が行われるネットワークシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】フレーム交換型のネットワーク、特に、
ローカルエリアネットワーク(LAN)の分野では、フ
レームを受信する場合に受信バッファでフレームあふれ
が発生しないように、送信端末と受信端末との間で制御
を行うフロー制御が必要となる。受信端末において受信
処理能力以上のフレーム数を受信した場合、受信処理可
能フレーム数を越える分のフレーム数に対応するフレー
ムは廃棄され、受信端末から送信端末に対してフレーム
の再送要求が行われている。従来、このようなフロー制
御は、OSI(open system interconnection )参照モ
デルのトランスポート層に相当する部分で行われてい
た。このトランスポート層においては、通信の論理的な
チャネル毎にバッファが管理され、各バッファにおいて
フレームあふれが生じないようにフロー制御が行われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トランスポー
ト層における論理チャネル毎のフロー制御では、チャネ
ルの識別ができないデータリンク層でのバッファのフレ
ームあふれを防ぐことができないという問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、データリンク層においてバッファのフレームあふれ
が生じないようにフロー制御を行うことができるネット
ワークシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワークシ
ステムでは、フレームの送受信を行う複数のノードと、
各ノードを相互接続する伝送路を有するネットワークシ
ステムにおいて、各ノードが、他ノードに対してフレー
ムの送受信を行う送受信手段と、送受信手段で受信した
フレームを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されて
いるフレームの数をチェックするチェック手段と、記憶
手段に記憶されているフレームの数に応じて、他ノード
に対するフレーム送信の中止を要求する送信中止フレー
ムを生成する生成手段とを有し、生成された送信中止フ
レームは送受信手段によって他ノードに送信され、送信
中止フレームを受信した他ノードでは、送信中止フレー
ムを送信したノードに対するフレームの送信を中止する
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】以上のような構成により、データリンク層にお
けるバッファのフレームあふれが生じないようにフロー
制御が行われるので、トランスポート層における無駄な
フレームの再送が少なくなる。従って、フレームの転送
時間が短くなる。また、再送されるフレームが少なくな
るので、ネットワークの容量を効率良く使用することが
できる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を説明する前に、従来のネッ
トワークシステムのノードについて図8を参照して説明
する。図8において、従来のノードは、CPU(centra
lprocessing unit )10、メモリ11、制御バス1
2、ネットワークインターフェース13、および伝送路
14によって構成される。
【0008】ネットワークインターフェース13は、バ
スインターフェース13a、プロトコルコントローラ1
3b、メモリ13c、送信バッファ13d、受信バッフ
ァ13e、物理層インターフェース13f、および内部
バス13gによって構成される。内部バス13gは、バ
スインターフェース13a、プロトコルコントローラ1
3b、メモリ13c、送信バッファ13d、受信バッフ
ァ13e、および物理層インターフェース13fを相互
接続するために用いられる。
【0009】物理層インターフェース13fは、伝送路
14上の電気信号を判定することにより、他ノードから
自ノード宛に送信されたフレームを受信する。受信バッ
ファ13eは、物理層インターフェース13fで受信し
たフレームを記憶する。
【0010】プロトコルコントローラ13bは、受信バ
ッファ13eに記憶されているフレームを読出し、読出
したフレームに対してプロトコル処理を行い、CPU1
0にその処理結果を示す結果データを転送する。
【0011】また、プロトコルコントローラ13bは、
CPU10から出力されるフレーム送信要求に応じて、
メモリ11に記憶されている送信情報を制御バス12、
バスインターフェース13a、および内部バス13gを
介して送信バッファ13dに転送し、この送信情報にプ
ロトコル情報を付加し、物理層インターフェース13f
にフレーム送信を指示する。これによって、プロトコル
情報が付加された送信情報が送信フレームとして物理層
インターフェース13fから伝送路14に出力される。
次に、本発明の実施例について説明する。
【0012】図1は、本発明の実施例であるネットワー
クシステムのノードの構成を示すブロック図である。図
1に示すように、本ノードは、CPU20、メモリ2
1、制御バス22、ネットワークインターフェース2
3、および伝送路24によって構成される。
【0013】ネットワークインターフェース23は、バ
スインターフェース23a、プロトコルコントローラ2
3b、メモリ23c、送信バッファ23d、受信バッフ
ァ23e、物理層インターフェース23f、内部バス2
3g、およびバッファ使用量監視回路23hによって構
成されている。すなわち、本実施例では、図8に示す従
来のネットワークシステムのノードと比較して、バッフ
ァ使用量監視回路23hが新たに設けられている。な
お、内部バス23gは、バスインターフェース23a、
プロトコルコントローラ23b、メモリ23c、送信バ
ッファ23d、受信バッファ23e、物理層インターフ
ェース23f、およびバッファ使用量監視回路23hを
相互接続するために用いられる。物理層インターフェー
ス23fは、伝送路24上の電気信号を判定することに
より、他ノードから自ノード宛に送信されたフレームを
受信する。
【0014】図2は、物理層インターフェース23fで
受信されたフレーム(受信フレーム)の構成を示す図で
ある。図2に示すように、受信フレームには、ヘッダ
(H)30、宛先アドレス(DA)31、発信元アドレ
ス(SA)32、情報(INFO)33、およびエラー
検出符号(FCS)34が含まれる。
【0015】受信フレーム内の宛先アドレス31が自ノ
ードアドレスである場合、すなわち、受信フレームが自
ノード宛に送信されたフレームである場合、この受信フ
レームは物理層インターフェース23fによって受信バ
ッファ23eのフレームが記憶されていない空きエリア
に記憶される。
【0016】一方、受信フレーム内の宛先アドレス31
が自ノードアドレス以外のアドレスである場合、すなわ
ち、自ノード宛に送信されたフレームでない場合、受信
フレームは物理層インターフェース23fによって廃棄
される。
【0017】なお、受信バッファ23eは、図3に示す
ように、識別エリア40とデータエリア41によって論
理的に構成されている。識別エリア40とデータエリア
41は、それぞれ複数のエリアを有している。
【0018】物理層インターフェース23fは、自ノー
ド宛のフレームを受信した場合、受信バッファ23eの
データエリア41の所定エリアに受信フレームを記憶さ
せ、識別エリア40の対応するエリアに“1”を書込
む。また、物理層インターフェース23fは、フレーム
が受信バッファ23eのデータエリア41から読出され
た場合、識別エリア40の対応するエリアに“0”を書
込む。
【0019】バッファ使用量監視回路23hは、識別エ
リア40の各エリアに書込まれている“1”の数をフレ
ーム受信毎にカウントする。このカウント値によって受
信バッファ23eのフレーム記憶状況を把握することが
できる。
【0020】ここで、プロトコルコントローラ23bに
おけるフレーム送信処理について図4を参照して説明す
る。なお、図4は、図1に示す本発明の実施例であるノ
ードのプロトコルコントローラ23bにおけるフレーム
送信処理を示すフローチャートである。
【0021】図4において、ステップA1では、CPU
20からフレーム送信要求があったかどうかが判断され
る。ステップA1においてCPU20からフレーム送信
要求があった場合、ステップA2では、他ノードからの
送信中止フレームを物理層インターフェース23fが受
信したかどうかが判断される。
【0022】図5は、他ノードからのフレームの送信中
止を要求するための送信中止フレームの構成を示すブロ
ック図である。図5に示すように、この送信中止フレー
ムには、ヘッダ(H)40、宛先アドレス(DA)4
1、発信元アドレス(SA)42、“送信中止”情報4
3、およびエラー検出符号(FCS)44が含まれる。
なお、宛先アドレス41には同報アドレスがセットさ
れ、発信元アドレス42にはこの送信中止フレームを送
信するノードの自ノードアドレスがセットされることに
なる。
【0023】ステップA2において、他ノードからの送
信中止フレームを受信した場合、ステップA3では、他
ノードからの送信開始フレームを物理層インターフェー
ス23fが受信したかどうかが判断される。
【0024】すなわち、他ノードに対するフレームの送
信中において、他ノードから送信中止フレームを受信し
た場合、他ノードに対するフレームの送信が中止され
る。その後、他ノードから送信開始フレームを受信した
場合、他ノードに対してフレームの送信が再開されるこ
とになる。従って、送信開始フレームが受信されるま
で、他ノードに対するフレームの送信は中止される。
【0025】なお、送信開始フレームの構成は、図5に
示す送信中止フレームとほぼ同様であり、送信開始フレ
ームでは、“送信中止”情報43の代わりに、“送信開
始”情報が含まれる。
【0026】ステップA3において、他ノードからの送
信開始フレームを受信した場合、送信バッファ23d内
のフレームが送信される(ステップA4)。すなわち、
メモリ21に記憶されている送信情報は、制御バス2
2、バスインターフェース23a、および内部バス23
gを介して送信バッファ23dに転送され、この送信情
報にプロトコル情報が付加される。また、物理層インタ
ーフェース23fにフレーム送信が指示される。これに
よって、プロトコル情報が付加された送信情報が送信フ
レームとして物理層インターフェース23fから伝送路
24に出力されることになる。
【0027】なお、CPU20は、複数のノードに対す
るフレーム送信要求をプロトコルコントローラ23bに
行う場合がある。この場合、上記のようなフレーム送信
処理がそれぞれのフレーム送信要求に対して順次行われ
ることになる。
【0028】図6は、例えば、3つのノード(宛先A、
B、C)に対するフレーム送信要求がCPU20から与
えられた場合におけるプロトコルコントローラ23bの
フレーム送信処理の手順を説明するための図である。
【0029】図6において、時間T1 は、宛先A、B、
Cに対するフレーム送信要求をCPU20から受信した
時を示している。従って、プロトコルコントローラ23
bでは、第1に、宛先Aに対するフレーム送信が開始さ
れる。
【0030】時間T2 は、宛先Aに対するフレーム送信
中において宛先Aから送信中止フレームを受信し、宛先
Bに対するフレーム送信を開始する時を示している。従
って、受信した送信中止フレームに応じて宛先Aに対す
るフレーム送信は一時中止される。
【0031】時間T3 は、宛先Aから送信開始フレーム
を受信し、宛先Aに対するフレーム送信を再開する時を
示している。従って、受信した送信開始フレームに応じ
て宛先Aに対するフレーム送信が再開され、宛先Bに対
するフレーム送信が一時中止される。
【0032】時間T4 は、宛先Aに対するフレーム送信
を終了し、宛先Bに対する送信を再開する時を示してい
る。時間T5 は、宛先Bに対するフレーム送信を終了
し、宛先Cに対するフレーム送信を開始する時を示して
いる。時間T6 は、宛先Cに対するフレーム送信を終了
する時を示している。
【0033】以上のように、宛先Aから順にフレーム送
信処理が行われる。なお、宛先Aに対するフレーム送信
中に送信中止フレームを受信した場合には、フレーム送
信処理が宛先Aに対する処理から宛先Bに対する処理に
移行する。その後、送信開始フレームを受信した場合に
は、フレーム送信処理が宛先Bに対する処理から宛先A
に対する処理に戻ることになる。このような動作によっ
て、宛先Aから宛先Cに対してフレーム送信処理が行わ
れる。
【0034】前述したようなデータフレームのフレーム
送信処理の他に制御フレーム(送信中止フレーム、送信
開始フレーム)を送信する処理がさらに行われる。制御
フレームを送信するかどうかは1つのデータフレームを
送信する度に判断され、必要ならばデータフレームより
も優先して制御フレームが送信されることになる。
【0035】次に、プロトコルコントローラ23bにお
けるフレーム受信処理について図7を参照して説明す
る。なお、図7は、図1に示す本発明の実施例であるノ
ードのプロトコルコントローラ23bにおけるフレーム
受信処理を示すフローチャートである。
【0036】プロトコルコントローラ23bでは、その
処理能力を示す処理可能フレーム数と比較して受信フレ
ーム数が多くなると、受信バッファ23eに記憶される
フレーム数が多くなる。受信バッファ23eに記憶され
るフレームの数が予め設定されたフレーム数以上になっ
た場合、バッファ使用量監視回路23hは、“バッファ
フル”信号を生成し、この“バッファフル”信号をプロ
トコルコントローラ23bに出力する。
【0037】従って、ステップB1では、この“バッフ
ァフル”信号を受信したかどうかが判定される。ステッ
プB1において、“バッファフル”信号が受信されてい
ない場合、受信バッファ23eにはフレームを記憶する
エリアがまだ十分あると判断され、物理層インターフェ
ース23fにおいて次に受信したフレームが受信バッフ
ァ23eに記憶される(ステップB2)。
【0038】一方、ステップB1において、“バッファ
フル”信号が受信された場合、送信中止フレームが送信
バッファ23dにセットされ、物理層インターフェース
23fに対してフレーム送信が指示される。これによっ
て、送信バッファ23dにセットされている送信中止フ
レームは物理層インターフェース23fから伝送路24
に同報送信される(ステップB3)。
【0039】他ノードがこの送信中止フレームを受信し
た場合、受信した送信中止フレームに含まれる発信元ア
ドレスで示されるノードに対しては、他ノードからのフ
レーム送信が中止される。なお、このフレーム送信の中
止は次のようにして行うことができる。
【0040】すなわち、他ノードにおけるプロトコルコ
ントローラにおいて受信フレームが送信中止フレームで
あると判断された場合、受信フレームに含まれる発信元
アドレスをフレーム送信中止ノードアドレスとしてイン
ターフェース内のメモリに記憶する。ここで、CPUか
らプロトコルコントローラに対して送信要求があった場
合、CPUから出力された宛先アドレスをメモリに記憶
されているフレーム送信中止ノードアドレスと比較し、
宛先アドレスと一致するフレーム送信中止ノードアドレ
スがメモリに記憶されていれば、フレーム送信を中止す
る。
【0041】なお、送信中止フレームを送信したノード
では、他のノードからのフレームが受信されないので、
受信バッファ23eに記憶されているフレームは、プロ
トコルコントローラ23bによって順次プロトコル処理
される。
【0042】受信バッファ23eに記憶可能なフレーム
の数が予め設定されたフレーム数以下になった場合、バ
ッファ使用量監視回路23hは、“バッファエンプテ
ィ”信号を生成し、この“バッファエンプティ”信号を
プロトコルコントローラ23bに出力する。
【0043】従って、ステップB4では、この“バッフ
ァエンプティ”信号を受信したかどうかが判定される。
ステップB4において、“バッファエンプティ”信号が
受信されていない場合、受信バッファ23eにはフレー
ムを記憶するエリアが十分確保されていないと判断され
る。従って、受信バッファ23eに記憶されているフレ
ームが読出され、読出されたフレームに対してプロトコ
ル処理が行われる(ステップB5)。プロトコル処理の
結果を示す結果データはCPU20に転送される。
【0044】一方、ステップB4において、“バッファ
エンプティ”信号が受信された場合、送信開始フレーム
が送信バッファ23dにセットされ、物理層インターフ
ェース23fにフレーム送信が指示される。これによっ
て、送信開始フレームは物理層インターフェース23f
から伝送路24に同報送信される。
【0045】他ノードがこの送信開始フレームを受信し
た場合、受信した送信開始フレームの中から発信元アド
レスが読出され、読出された発信元フレームと一致する
フレーム送信中止ノードアドレスがメモリから削除され
る。以上のようにして、受信バッファ23eにおけるフ
レームあふれを防ぐことができる。
【0046】なお、本実施例では、各ノードの受信バッ
ファのフレームあふれを防ぐために、送信中止フレー
ム、送信開始フレームが用いられている。しかし、各ノ
ードにタイマを設けることにより、受信バッファのフレ
ームあふれの制御を行うことが可能である。
【0047】すなわち、所定ノードが送信中止フレーム
を受信した場合、そのノード内に設けられているタイマ
をスタートさせ、タイマのタイマ値が予め設定されたタ
イマ値に達するまでフレーム送信を中止する。これによ
って、ノードの受信バッファにおけるフレームあふれを
防ぐことができる。従って、この場合、前述した実施例
と比較して、送信開始フレームを所定ノードに送信する
必要がなくなる。また、送信開始フレームが全ノードに
届かず、いつまでもフレーム送信できなくなるという事
態を防ぐことができる。
【0048】さらに、送信中止フレームを用いてフレー
ム送信を中止する場合、制御情報のようにデータ量が少
ない情報はフレーム送信し、画像情報のようにデータ量
が多い情報はバッファあふれが生じるのでフレーム送信
しないという判断をプロトコルコントローラで行うこと
により、制御情報だけは常にフレーム送信することが可
能となる。以上、本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されることなく本発明の要旨
の範囲内において種々の変形実施が可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように、データリンク層における
バッファのフレームあふれが生じないようにフロー制御
が行われるので、トランスポート層における無駄なフレ
ームの再送が少なくなる。従って、フレームの転送時間
が短くなる。また、再送されるフレームが少なくなるの
で、ネットワークの容量を効率良く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるネットワークシステムに
おけるノードの構成を示すブロック図。
【図2】受信フレームの構成を示す図。
【図3】図1に示すノードにおける受信バッファの論理
的な構成を示す図。
【図4】図1に示すノードにおけるプロトコルコントロ
ーラのフレーム送信処理を示すフローチャート。
【図5】送信中止フレームの構成を示す図。
【図6】3つのノードに対する送信要求がCPUからあ
った場合におけるプロトコルコントローラのフレーム送
信処理の手順を説明するための図。
【図7】図1に示すノードにおけるプロトコルコントロ
ーラのフレーム受信処理を示すフローチャート。
【図8】従来のネットワークシステムにおけるノードの
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
20…CPU、21…メモリ、22…制御バス、23…
ネットワークインターフェース、23a…バスインター
フェース、23b…プロトコルコントローラ、23c…
メモリ、23d…送信バッファ、23e…受信バッフ
ァ、23f…物理層インターフェース、23g…内部バ
ス、23h…バッファ使用量監視回路、24…伝送路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの送受信を行う複数のノード
    と、各ノードを相互接続する伝送路を有するネットワー
    クシステムにおいて、各ノードは、 他ノードに対してフレームの送受信を行う送受信手段
    と、 送受信手段で受信したフレームを記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶されているフレームの数をチェックする
    チェック手段と、 記憶手段に記憶されているフレームの数に応じて、他ノ
    ードに対するフレーム送信の中止を要求する送信中止フ
    レームを生成する生成手段とを有し、 生成された送信中止フレームは送受信手段によって他ノ
    ードに送信され、送信中止フレームを受信した他ノード
    では、送信中止フレームを送信したノードに対するフレ
    ームの送信を中止することを特徴とするネットワークシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 他ノードから送信中止フレームを送信し
    たノードに対するフレーム送信は、予め決められた期間
    だけ中止されることを特徴とする請求項1記載のネット
    ワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記生成手段は、さらに、記憶手段に記
    憶されているフレームの数に応じて他ノードに対するフ
    レーム送信の再開を要求する送信開始フレームを生成
    し、他ノードから送信中止フレームを送信したノードに
    対するフレーム送信は、送信中止フレームを送信したノ
    ードから送信開始フレームを受信するまで中止されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 他ノードは、送信中止フレームを送信し
    たノードに対して所定量以上のフレームのみの送信を中
    止することを特徴とする請求項1記載のネットワークシ
    ステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1987003875A1 (en) * 1985-12-26 1987-07-02 Eisai Co., Ltd. Cephalosporin derivatives
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KR100548835B1 (ko) * 1997-09-25 2006-07-25 니뽄 덴신 덴와 가부시키가이샤 층간플로제어를위한데이터통신프로토콜을구비한통신방법,및데이터통신단말장치
JP2008099186A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nec Corp 無線伝送装置
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