JPH0983561A - ネットワーク間接続装置 - Google Patents

ネットワーク間接続装置

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Publication number
JPH0983561A
JPH0983561A JP7234028A JP23402895A JPH0983561A JP H0983561 A JPH0983561 A JP H0983561A JP 7234028 A JP7234028 A JP 7234028A JP 23402895 A JP23402895 A JP 23402895A JP H0983561 A JPH0983561 A JP H0983561A
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JP
Japan
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network
transmission frame
transmission
destination
transfer
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JP7234028A
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English (en)
Inventor
Kuniyoshi Konishi
邦芳 古西
Toshifumi Shiba
利史 芝
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US08/712,645 priority patent/US5854792A/en
Publication of JPH0983561A publication Critical patent/JPH0983561A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/35Switches specially adapted for specific applications
    • H04L49/351Switches specially adapted for specific applications for local area network [LAN], e.g. Ethernet switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク相互間を接続する場合に、動作
モード選択にて、伝送フレームを高速に又は正確に転送
可能とする。 【構成】 各ネットワーク制御部にて、各ネットワーク
から受信した伝送フレームを共有メモリに順次書込んで
いき、書込開始通知及び正常書込終了通知を出力し、か
つ送信指令に応動して共有メモリに記憶された伝送フレ
ームを読出して自己に対応するネットワークへ送出す
る。そして、高速転送モードが設定されていたとき、ネ
ットワーク制御部からの書込開始通知を受領して、伝送
フレームの先頭位置の宛先アドレスに対応する転送先ネ
ットワークのネットワーク制御部へ送信指令を送出す
る。また、確認転送モードが設定されていたとき、ネッ
トワーク制御部からの正常書込終了通知を受領して、伝
送フレームの先頭位置の宛先アドレスに対応する転送先
ネットワークのネットワーク制御部へ送信指令を送出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のネットワーク相互
間を接続するネットワーク間接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばLAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)やWAN(広域エリア・ネットワーク)にお
いては、ネットワークの伝送路にコンピュータやファク
シミリ等からなる多数の端末が接続されている。一つの
ネットワークに限界数以上の端末が接続されると、伝送
路上におけるトラフィッイク量(伝送量)が増大して端
末相互間におけるデータ伝送の伝送効率が低下する。ま
た、伝送路の延長距離にも一定の限界がある。
【0003】したがって、それぞれ独立した複数のネッ
トワークを構築して、ネットワーク相互間のデータ伝送
は、各ネットワーク相互間を接続するネットワーク間接
続装置で実施する。
【0004】例えば、一つのネットワークの端末から他
のネットワークの端末へデータを送信する場合は、伝送
フレームに送信先の端末を特定する宛先アドレスDA
0 ,送信元の端末を特定する送信元アドレスSA0 及び
送信データを組込んで伝送路へ送出する。
【0005】ネットワーク間接続装置は、伝送路へ出力
された伝送フレームを取込んで、一旦共有メモリへ書込
む。そして、共有メモリに書込まれた該当伝送フレーム
が他のネットワークの端末へ送信される伝送フレームの
場合は、この伝送フレームを共有メモリから読出して送
信先のネットワークへ転送する。
【0006】伝送フレームの転送先は伝送フレームの先
頭位置に設定されている宛先アドレスDA0 で特定でき
るので、共有メモリに先頭の宛先アドレスDA0 が書込
まれた時点で、該当伝送フレームの転送先ネットワーク
が特定でき、該当伝送フレームを転送先ネットワークへ
転送開始できる。
【0007】この宛先アドレスDA0 を確認した時点で
伝送フレームを送信開始する動作モードを高速転送モー
ド(Cut & through)と定義する。したが
って、この高速転送モードを採用すると、伝送フレーム
がネットワーク間接続装置で遅延される遅延時間は伝送
フレームの先頭の宛先アドレスDA0 が共有メモリに書
込まれるときに要する時間のみであるので、伝送フレー
ムの伝送所要時間が大幅に短縮される。
【0008】また、受信した伝送フレーム全部を共有メ
モリに書込んだ後、該当伝送フレームが正常に受信され
たことを確認した後、宛先アドレスDA0 から該当伝送
フレームの転送先ネットワークを特定して、共有メモリ
に記憶された伝送フレームを読出して、送信開始するこ
とも可能である。この動作モードを確認転送モード(S
tore & Forward)と定義する。
【0009】したがって、この確認転送モードを採用す
ると、エラーが発生している伝送フレームや、ネットワ
ーク上で他の伝送フレームと衝突した伝送フレームは他
方のネットワークへ転送されないので、誤った伝送フレ
ームが送信先の端末へ入力されることはない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高速転
送モード(Cut & through)を採用したネ
ットワーク間接続装置においては、エラーが発生してい
る伝送フレームや衝突が発生している伝送フレームもそ
のまま他のネットワークへ転送してしまう。このエラー
発生や衝突発生は最終の送信先端末(受信端末)で検出
される。そして、この受信端末は、送信元端末へデータ
の再送信要求の伝送フレームを出力するので、各ネット
ワークのトラフィック量が増大して、ネットワークシス
テム全体の伝送処理能率が低下する。
【0011】一方、確認転送モード(Store &
Forward)を採用したネットワーク間接続装置に
おいては、伝送フレーム全体が共有メモリに書込まれる
まで、伝送フレームは転送開始されないので、遅延時間
が大きくなり、伝送フレームの伝送所要時間が長くな
り、端末相互間の高速データ伝送が困難になる問題が生
じる。
【0012】また、遅延時間が大きいので、送信側のネ
ットワークの各端末に対して伝送フレームの送信の抑制
機能が働かず、ネットワーク間接続装置内のデータ状態
の如何に係わらず、端末から伝送フレームが送出される
ため、共有メモリの記憶容量をかなり大きく設定しなけ
れば、ネットワーク間接続装置内に入力した伝送フレー
ムの破損が発生する懸念がある。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、動作モードを高速転送モードと確認転送モ
ードとに必要に応じて切換可能とすることによって、デ
ータ送信の種類や目的に応じて、高速データ伝送を優先
したり、伝送データの信頼性を優先することができ、適
用範囲を拡大できるネットワーク間接続装置を提供する
ことを目的とする。また、高速転送モードを選択した場
合に、さらに高速にデータを送信できるネットワーク間
接続装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のネット
ワーク相互間に接続され、一つのネットワークの端末か
ら他のネットワークの端末へデータ送信するために、送
信元端末からネットワークへ出力された宛先アドレス,
送信元アドレス及び送信データを含む伝送フレームを送
信先端末が所属するネットワークへ転送するネットワー
ク間接続装置に適用される。
【0015】そして、上記課題を解消するために、請求
項1の発明においては、伝送フレームを一時記憶するた
めの共有メモリと、各ネットワークに対応して設けら
れ、自己に対応するネットワークから受信した伝送フレ
ームを共有メモリに順次書込んでいくと共に、書込開始
通知及び正常書込終了通知を出力し、かつ送信指令に応
動して共有メモリに記憶された伝送フレームを読出して
自己に対応するネットワークへ送出する複数のネットワ
ーク制御部と、動作モードを高速転送モード又は確認転
送モードに設定する動作モード設定手段と、動作モード
設定手段にて高速転送モードが設定されていたとき、ネ
ットワーク制御部からの書込開始通知を受領して、伝送
フレームの先頭位置の宛先アドレスに対応する転送先ネ
ットワークのネットワーク制御部へ送信指令を送出する
高速転送処理手段と、動作モード設定手段にて確認転送
モードが設定されていたとき、ネットワーク制御部から
の正常書込終了通知を受領して、伝送フレームの先頭位
置の宛先アドレスに対応する転送先ネットワークのネッ
トワーク制御部へ送信指令を送出する確認転送処理手段
とを備えている。
【0016】また、請求項2の発明においては、伝送フ
レームを一時記憶するための共有メモリと、各ネットワ
ークに対応して設けられ、自己に対応するネットワーク
から受信した伝送フレームを共有メモリに順次書込んで
いくと共に、書込開始通知及び正常書込終了通知を出力
し、かつ送信指令に応動して共有メモリに記憶された伝
送フレームを読出して自己に対応するネットワークへ送
出する複数のネットワーク制御部と、各ネットワークと
各ネットワーク制御部との間に介挿され、通常状態にお
いて、各ネットワークと対応する各ネットワーク制御部
とを接続し、外部から転送先ネットワーク及び受信先ネ
ットワークを指定したバイパス指令が入力すると、受信
先ネットワークから受信した伝送フレームを転送先ネッ
トワークへバイパスさせるネットワーク切換回路部と、
動作モードを高速転送モード又は確認転送モードに設定
する動作モード設定手段と、この動作モード設定手段に
て高速転送モードが設定されていたとき、ネットワーク
制御部からの書込開始通知を受領して、伝送フレームの
先頭位置の宛先アドレスに対応する転送先ネットワーク
及び受信先ネットワークを指定したバイパス指令をネッ
トワーク切換回路部へ送出するバイパス指令手段と、動
作モード設定手段にて確認転送モードが設定されていた
とき、ネットワーク制御部からの正常書込終了通知を受
領して、伝送フレームの先頭位置の宛先アドレスに対応
する転送先ネットワークのネットワーク制御部へ送信指
令を送出する確認転送処理手段とを備えている。
【0017】さらに、請求項3の発明においては、伝送
フレームを一時記憶するための共有メモリと、各ネット
ワークから受信した伝送フレームを共有メモリに順次書
込んでいくと共に、書込開始通知及び正常書込終了通知
を出力し、かつ送信指令に応動して共有メモリに記憶さ
れた伝送フレームを読出して指定された転送先ネットワ
ークへ送出する複数のネットワーク制御部と、各ネット
ワーク制御部の動作状態を監視する動作状態監視手段
と、各ネットワークと各ネットワーク制御部との間に介
挿され、ネットワークから伝送フレームを受信すると該
当伝送フレームを動作状態監視手段にて非動作状態と判
定されたネットワーク制御部へ送信し、かつ外部から転
送先ネットワーク及び受信先ネットワークを指定したバ
イパス指令が入力すると、受信先ネットワークから受信
した伝送フレームを転送先ネットワークへバイパスさせ
るネットワーク切換回路部と、動作モードを高速転送モ
ード又は確認転送モードに設定する動作モード設定手段
と、この動作モード設定手段にて高速転送モードが設定
されていたとき、ネットワーク制御部からの書込開始通
知を受領して、伝送フレームの先頭位置の宛先アドレス
に対応する転送先ネットワーク及び受信先ネットワーク
を指定したバイパス指令をネットワーク切換回路部へ送
出するバイパス指令手段と、動作モード設定手段にて確
認転送モードが設定されていたとき、ネットワーク制御
部からの正常書込終了通知を受領して、伝送フレームの
先頭位置の宛先アドレスに対応する転送先ネットワーク
を指定してネットワーク制御部へ送信指令を送出する確
認転送処理手段とを備えている。
【0018】
【作用】このように構成されたネットワーク間接続装置
においては、動作モード設定手段で動作モードを高速転
送モードに設定すると、受信した伝送フレームの先頭の
宛先アドレスDA0 が共有メモリに書込まれた時点で、
該当宛先アドレスDA0から転送先ネットワークが特定
され、該当ネットワークのネットワーク制御部が共有メ
モリに順次記憶される伝送フレームを順次読出して該当
ネットワークに対する送信を開始する。
【0019】また、動作モード設定手段で動作モードを
確認転送モードに設定すると、全ての伝送フレームが共
有メモリに正常に書込まれた時点で、この共有メモリに
記憶されている伝送フレームが読出されて、この伝送フ
レームに対する転送先ネットワークに対する送信が開始
される。
【0020】このように、送信すべきデータの種類や目
的に応じて、主に高速データ伝送が必要なデータが送受
信されるネットワークシステムに組込まれるネットワー
ク間接続装置に対しては高速転送モードを選択し、主に
信頼性が要求されるデータが送受信されるネットワーク
システムに組込まれるネットワーク間接続装置に対して
は確認転送モードを選択すればよい。
【0021】また、別の発明においては、各ネットワー
クと各ネットワーク制御部との間に受信先ネットワーク
から受信した伝送フレームを転送先ネットワークへバイ
パスさせるネットワーク切換回路部が介挿されている。
【0022】そして、動作モードが高速転送モードに設
定されていたとき、伝送フレームの先頭位置の宛先アド
レスDA0 が共有メモリに書込まれた時点で、該当伝送
フレームの転送先ネットワークが判定され、受信先ネッ
トワーク及び判定した転送先ネットワークを指定したバ
イパス指令がネットワーク切換回路部へ送出される。そ
の結果、受信された伝送フレームは、ネットワーク制御
部を介さずに、ネットワーク切換回路部内をバイパスし
て転送先のネットワークへ転送される。
【0023】したがって、ネットワーク制御部の処理負
担が軽減されると共に、伝送フレームの伝送所要時間が
より短縮される。さらに、別の発明においては、上述し
た発明のネットワーク切換回路部において、通常状態に
おいても、各ネットワークと各ネットワーク制御部とを
1対1で対応させていない。そして、各ネットワーク制
御部の動作状態を監視し、ネットワーク切換回路部は各
ネットワーク制御部が動作状態であるか又は非動作状態
であるかを把握している。
【0024】そして、ネットワーク切換回路部は一つの
ネットワークから伝送フレームを受信すると、非動作状
態のネットワーク制御部へ受信した伝送フレームを送信
するる。したがって、ネットワーク制御部の設置数を、
ネットワークの設置数と一致させる必要がなく、ネット
ワークの設置数より少なくすることが可能である。その
結果、ネットワーク間接続装置全体の構成を簡素化で
き、装置の製造費を節減できる。
【0025】なお、動作モードが高速転送モードに設定
されていたときの動作は先の発明と同様に、受信された
伝送フレームが、ネットワーク制御部を介さずに、ネッ
トワーク切換回路部内をバイパスして転送先のネットワ
ークへ転送される。したがって、伝送フレームの高速伝
送性能を維持したままで、ネットワーク間接続装置全体
を簡素化できる。
【0026】
【実施例】以下本発明の各実施例を図面を用いて説明す
る。 (第1実施例)図1は本発明の第1実施例のネットワー
ク間接続装置が組込まれたネットワークシステム全体を
示す模式図である。
【0027】このネットワークシステムは、複数のネッ
トワークとしてのLAN1a,1b,1c,1d,1e
と各LAN1a〜1e相互を接続する1台のネットワー
ク間接続装置2とで構成されている。
【0028】各LAN1a,1b,1c,1d,1eに
おいては、それぞれ伝送路3a.3b.3c,3d,3
eに対してそれぞれ複数の端末4a,4b.4c,4
d,4eが接続されている。そして、ネットワーク間接
続装置2は各LAN1a,1b,1c,1d,1eの伝
送路3a.3b.3c,3d,3eに対して信号線5
a,5b,5c,5d,5eを介して接続されている。
【0029】このようなネットワークシステムにおい
て、各LAN1a〜1eの端末4a〜4eが他の端末4
a〜4eに対してデータを送信する場合は、送信データ
を図5に示す伝送フレーム6に組込んで自己のLAN1
a〜1eの伝送路3a〜3eへ送出する。
【0030】図5に示すように、この伝送フレーム6の
先頭位置に、送信先端末を特定する宛先アドレスDA0
(MACアドレス)が設定され、2番目に自己端末を特
定する送信元アドレスSA0 (MACアドレス)が設定
される。その後に送信データが設定され、最後にエラー
チエックコードCRCが設定される。
【0031】図2はネットワーク間接続装置2の概略構
成を示すブロック図である。内部バス7に対して、信号
線5a〜5nを介して各LAN1a〜1nに接続された
ネットワーク制御部としてのLAN制御部8a〜8nが
接続されている。さらに、内部バス7に、共有メモリ
9,経路制御部10,バス調停部11及び動作モード設
定部12が接続されている。
【0032】共有メモリ9内には、各LAN1a〜1n
から各LAN制御部8a〜8nを介して受信した各伝送
フレーム6を一時記憶する複数の記憶領域が形成されて
いる。
【0033】バス調停部11は、各LAN制御部8a〜
8n及び経路制御部10が共通バス7を同時にアクセス
した場合に、共通バス上で競合が発生しないようにアク
セス調停を行う。
【0034】各LAN制御部8a〜8nは、自己が接続
されたLAN1a〜1nの伝送路3a〜3n上に送出さ
れた各伝送フレーム6を取込んで、並列データに変換し
て、この伝送フレーム6を共有メモリ9の自己に与えら
れた領域に書込む。この場合、各LAN制御部8a〜8
nは、伝送フレーム6を共有メモリ9に対して書込開始
すると、書込開始通知を内部バス7を介して経路制御部
10へ送出する。
【0035】さらに、各LAN制御部8a〜8nは、伝
送フレーム6を共有メモリ9に書込む過程において、該
当伝送フレーム6にエラーが発生しているか否か、また
はLANの伝送路上で衝突が発生しているか否かを、例
えば最終位置のエラーチエックコードCRCで判断す
る。そして、正常な場合は、正常書込終了通知を内部バ
ス7を介して経路制御部10へ送出する。
【0036】なお、各LAN制御部8a〜8nは、エラ
ー発生や衝突発生を検出すると、CSMA/CD方式
で、該当伝送フレームの送信元端末に対して該当伝送フ
レームの再送出を実行させる。
【0037】さらに、各LAN制御部8a〜8nは、経
路制御部10から内部バス7を介して自己を指定した送
信指令が入力すると、前記共有メモリ9の自己に与えら
れた領域に記憶されている伝送フレーム6を読出して、
直列データに変換して、自己に接続されたLAN1a〜
1nの伝送路3a〜3nへ送出する。
【0038】動作モード設定部12は例えばディプスイ
ッチ等で構成されている。そして、ネットワークシステ
ムの管理者は、このネットワーク間接続装置2の動作モ
ードを「高速転送モード」又は「確認転送モード」に切
換設定する。動作モード設定部12で設定された動作モ
ードは経路制御部10へ送信されて、この経路制御部1
0の記憶部に記憶保持される。
【0039】経路制御部10は、一種のマイクロコンピ
ュータで構成されており、図3に示す流れ図に従って、
受信した伝送フレーム6に対する転送処理を実行するよ
うにプログラム構成されている。
【0040】流れ図が開始され、S(ステップ)1にお
いて、任意のLAN制御部8a〜8nから伝送フレーム
6の書込開始通知を受領すると、共有メモリ9の書込開
始通知を送信したLAN制御部8a〜8nに対応する領
域に伝送フレーム6の先頭部分の宛先アドレスDA0
書込まれていることを確認し(S2)、この宛先アドレ
スDA0 を読取る。そして、この読取った宛先アドレス
DA0 から、該当伝送フレーム6の転送経路、すなわち
転送先LAN1a〜1nを決定する(S3)。
【0041】その後、動作モード設定部12から設定さ
れている動作モードを調べる(S4)。動作モードが高
速転送モードの場合は、直ちに、決定した転送先LAN
1a〜1nに対応するLAN制御部8a〜8nへ送信指
令を送出する(S5)。その結果、共有メモリ9に順次
書込まれる伝送フレーム6のデータは順次読出されて転
送先のLAN1a〜1nへ送信される。
【0042】なお、S3にて、読取った宛先アドレスD
0 がこの伝送フレーム6の送信元のLAN1a〜1n
に所属する端末4a〜4nを示す場合は、この伝送フレ
ーム6を他のLAN1a〜1nへ転送する必要がないの
で、送信指令を送出せずに、この流れ図を終了する。
【0043】また、S4において、動作モードが確認転
送モードの場合は、S6へ進み、同一LAN制御部8a
〜8nから正常書込終了通知が入力されるのを待つ。正
常書込終了通知が入力されると、先に決定した転送先L
AN8a〜8nに対応するLAN制御部8a〜8nへ送
信指令を送出する(S7)。その結果、既に共有メモリ
9に書込まれている伝送フレーム6のデータは順次読出
されて転送先のLAN1a〜1nへ送信される。
【0044】このように構成されたネットワーク間接続
装置2における伝送フレーム6の転送タイミングを図4
に示すタイムチャートを用いて説明する。時刻t1
て、一つのLAN制御部8a〜6nが一つの伝送フレー
ム6を自己のLAN1a〜1nから受信開始し、共有メ
モリ9に書込み開始すると、時刻t1 にて経路制御部1
0へ書込開始通知が送出される。すると、経路制御部1
0が転送先LAN1a〜1nを特定する経路制御を開始
し、時刻t2 で共有メモリ9に宛先アドレスDA0 が書
込まれると、転送先LAN1a〜1nが特定される。
【0045】そして、動作モードが高速転送モードに設
定されていた場合は、即座(時刻t2 )に、対応するL
AN制御部8a〜8nへ送信指令が送出される。その結
果、伝送フレーム6は時刻t3 にて特定されたLAN1
a〜1nへ送信開始される。
【0046】一方、動作モードが確認転送モードに設定
されていた場合は、伝送フレーム6全体が共有メモリ9
に書込まれ、正常書込終了通知が経路制御部10へ送出
された時刻t4 にて送信指令が対応するLAN制御部8
a〜8nへ送出される。その結果、伝送フレーム6は時
刻t4 にて先に特定されたLAN1a〜1nへ送信開始
される。
【0047】したがって、高速転送モードに設定されて
いた場合は、伝送フレーム6は、受信開始から短い遅延
時間Δt1 (=t2 −t1 )経過のちに転送先のLAN
1a〜1nへ送信開始される。一方、確認転送モードに
設定されていた場合は、伝送フレーム6は、受信開始か
ら比較的長い遅延時間Δt2 (=t4 −t1 )経過のち
に転送先のLAN1a〜1nへ送信開始される。
【0048】よって、このネットワークシステムの管理
者は、主に高速データ伝送が必要なデータが送受信され
るネットワークシステムに組込まれるネットワーク間接
続装置2に対しては高速転送モードを選択することによ
って、各端末4a〜4n相互間のデータ伝送所要時間を
短縮できる。
【0049】一方、主に信頼性を要求されるデータが送
受信されるネットワークシステムに組込まれるネットワ
ーク間接続装置2に対しては確認転送モードを選択する
ことによつて、エラー発生や衝突発生の伝送フレーム6
が送信先端末4a〜4nへ伝送される確率が低下され、
データ伝送における信頼性を向上できる。
【0050】(第2実施例)図6は本発明の第2実施例
のネットワーク間接続装置の概略構成を示すブロック図
である。図2に示す第1実施例装置と同一部分には同一
符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説
明は省略されている。
【0051】この実施例のネットワーク間接続装置2a
においては、各LAN1a〜1nと各LAN制御部8a
〜6nとの間にネットワーク切換回路部としてのLAN
切換回路部13が介挿されている。具体的には、LAN
切換回路部13の一方側の各端子14a〜14nに各L
AN1a〜1nが接続され、他方側の各端子15a〜1
5nに各LAN制御部8a〜8nが接続されている。
【0052】さらに、LAN切換回路部13内には、各
LAN1a〜1n毎に、該当LANから受信した伝送フ
レーム6を記憶する最小限の記憶容量を有した受信バッ
ファ17a〜17nが設けられている。
【0053】このLAN切換回路部13は、一種のスイ
ッチング回路で構成されており、外部から制御信号が入
力していない通常状態においては、一方側の端子14a
〜14nは他方側の各端子15a〜15nに1対1で接
続されている。したがって、各LAN1a〜1nは自己
に対応する各LAN制御部8a〜8nに接続されてい
る。
【0054】したがって、各LAN1a〜1nから入力
された伝送フレーム6は対応するLAN制御部8a〜8
nへそのまま送信されると共に、受信バッファ17a〜
17nへ書込まれる。
【0055】また、このLAN切換回路部13は、経路
制御部10aから転送先LAN及び受信元LANを指定
したバイパス指令18が入力すると、このバイパス指令
18の受信先LANに対応する端子14a〜14nと転
送先LANに対応する端子14a〜14nとを接続(バ
イパス)する。
【0056】この状態になると、受信先LANから入力
された伝送フレーム6は対応する受信ババッファ17a
〜17nを介して直接転送先LANの端子14a〜14
nへ送信される。したがって、伝送フレーム6はLAN
制御部8a〜8nを経由することはない。
【0057】バイパス指令18が解除されると、元の各
端子14a〜14n,15a〜15nどうしを接続する
元の状態に復帰する。各LAN制御部8a〜8nの動作
は図2に示す第1実施例装置の各LAN制御部8a〜8
nの動作と同じである。
【0058】そして、経路制御部10aは、図7に示す
流れ図に従って、受信した伝送フレーム6に対する転送
処理を実行するようにプログラム構成されている。図7
に示す流れ図のうち、S1からS4までの動作は、図3
に示した第1実施例装置のS1からS4までの動作と同
じであるので説明を省略する。
【0059】そして、S4にて、動作モードが高速転送
モードの場合は、S5Aへ進み、LAN切換回路部13
へ先に決定した転送先LAN及び該当伝送フレーム6の
送信元、すなわち受信先LANを指定したバイパス指令
18を送信する。
【0060】その結果、このネットワーク間接続装置2
aへ入力した伝送フレーム6はLAN制御部8a〜8n
を経由せずに、LAN切換回路部13でバイパスされて
転送先のLAN1a〜1nへ転送されるので、LAN制
御部8a〜6nにおける処理時間が省略され、伝送処理
能率が向上する。
【0061】また、この転送開始タイミングは経路制御
部10aが共有メモリ9に宛先アドレスDA0 が書込ま
れて転送先経路が決定した時点であるので、第1実施例
装置と同様に伝送フレーム6の伝送所要時間がより一層
短縮される。
【0062】さらに、LAN制御部8a〜6nの処理負
担が軽減される。 (第3実施例)図8は本発明の第3実施例のネットワー
ク間接続装置の概略構成を示すブロック図である。図6
に示す第2実施例装置と同一部分には同一符号が付して
ある。したがって、重複する部分の詳細説明は省略され
ている。
【0063】この実施例のネットワーク間接続装置2b
において、このネットワーク間接続装置2bに組込まれ
るLAN制御部8a〜8mの設置数は、このネットワー
ク間接続装置2bに接続されるLAN1a〜1nの設置
数より少ない。
【0064】そして、LAN切換回路部13aにおける
一方側の各端子14a〜14nに各LAN1a〜1nが
接続され、他方側の各端子15a〜15mに各LAN制
御部8a〜8mが接続されている。したがって、一方側
の各端子14a〜14nと他方側の各端子15a〜15
mとは1対1で対応していない。
【0065】また、LAN切換回路部13a内には、各
LAN1a〜1n毎に、該当LANから受信した伝送フ
レーム6を一時記憶する最小限の記憶容量を有した受信
バッファ17a〜17nが設けられている。
【0066】そして、このLAN切換回路部13aは、
経路制御部10bから各LAN制御部8a〜8mが動作
状態か又は非動作状態かの状態信号19が入力されてい
る。したがって、このLAN切換回路部13aは、常
に、どのLAN制御部8a〜8mが非動作状態であるか
を把握している。
【0067】さらに、このLAN切換回路部13aは、
第2実施例装置のLAN切換回路部13と同様に、経路
制御部10bから転送先LAN及び受信元LANを指定
したバイパス指令18が入力すると、このバイパス指令
18の受信先LANに対応する端子14a〜14nと転
送先LANに対応する端子14a〜14nを接続(バイ
パス)する。
【0068】この状態になると、受信先LANから出力
された伝送フレーム6は対応する受信ババッファ17a
〜17nを介して直接転送先LANの端子14a〜14
nへ送信される。したがって、伝送フレーム6はLAN
制御部8a〜8mを経由することはない。
【0069】そして、経路制御部10bは、図9の流れ
図に従って、各LAN制御部8a〜8mの動作状態を監
視する。図9の流れ図が開始され、Q1にて、一つのL
AN制御部8a〜8mから書込開始通知又は正常書込終
了通知を受領すると、Q2にて、該当LAN制御部8a
〜8mの状態を判定する。すなわち、書込開始通知を受
領すると、該当LAN制御部8a〜8mは伝送フレーム
6の共有メモリ9に対する書込処理を開始したので、動
作状態と判定する。
【0070】また、正常書込終了通知を受領すると、共
有メモリ9から伝送フレーム6を読出して、転送先のL
AN1a〜1nへ送信する所定の処理時間経過後に、該
当LAN制御部8a〜8mを非動作状態と判定する。そ
して、その判定結果を該当LAN制御部8a〜8mの状
態信号19としてLAN切換回路部13aへ送信する
(Q3)。したがって、LAN切換回路部13aは各L
AN制御部8a〜6mの状態を把握している。
【0071】LAN切換回路部13aは一つのLAN1
a〜1nから端子14a〜14nを介して伝送フレーム
6が入力すると、入力した端子14a〜14nと現在時
点で非動作状態のLAN制御部8a〜8mに接続された
端子15a〜15mとを接続する。その結果、入力した
伝送フレーム6は非動作状態のLAN制御部8a〜8m
へ入力される。
【0072】伝送フレーム6を受信したLAN制御部8
a〜8mは該当伝送フレーム6の共有メモリ9に対する
書込処理を開始すると共に、書込開始通知を経路制御部
10bへ送出する。また、伝送フレーム6が共有メモリ
9に正しく書込まれた時点で正常書込終了通知を経路制
御部10bへ送出する。
【0073】また、経路制御部10bは、LAN制御部
8a〜8mから書込開始通知を受領すると前述した図7
に示す経路制御処理を実行する。なお、実際の処理は既
に説明したので詳細説明を省略する。
【0074】すなわち、図7のS5Aにおいて、経路制
御部10bから転送先LAN及び該当伝送フレーム6の
送信元、すなわち受信先LANを指定したバイパス指令
18がLAN切換回路部13aへ送信されると、LAN
切換回路部13aは、このバイパス指令18の受信先L
ANに対応する端子14a〜14nと転送先LANに対
応する端子14a〜14nを接続(パイパス)する。
【0075】その結果、このネットワーク間接続装置2
bへ入力した伝送フレーム6はLAN制御部8a〜6n
を経由せずに、LAN切換回路部13内でバイパスされ
て転送先のLAN1a〜1nへ転送されるので、LAN
制御部8a〜6nにおける処理時間が省略され、伝送処
理能率が向上する。
【0076】なお、図7のS6において、正常書込終了
通知を受領すると、S7にて、現在非動作状態の一つの
LAN制御部8a〜8mを選択して、このLAN制御部
8a〜8mへ転送先LAN1a〜1nを指定した送信指
令を送出する。同時に、LAN切換回路部13aに対し
て、先に指定したLAN制御部8a〜8mと転送先LA
N1a〜1nを接続する接続指令20を送出する。
【0077】接続指令20を受領したLAN切換回路部
13aは指定されたLAN制御部8a〜8mと転送先L
AN1a〜1nを接続する。したがって、動作モードが
確認転送モードに設定されていた場合は、共有メモリ9
から読出された伝送フレーム6は正しく転送先のLAN
1a〜1nへ転送される。
【0078】したがって、LAN制御部8a〜8mの設
置数がLAN1a〜1nの設置数より少なくして、装置
全体の簡素化と、製造費の低減化とを確保した上で、さ
らに、動作モードを選択することによって高いデータ伝
送能率又は高いデータ伝送信頼性を確保できる。
【0079】また、LAN切換回路部13a内におい
て、LAN1a〜1nとLAN制御部8a〜8mとの接
続関係を可変にすることにより、特定のLAN制御部8
a〜8mに負荷が集中することを防止できる。
【0080】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。図8に示す第3実施例装置において
は、各LAN制御部8a〜8mが動作状態であるか非動
作状態であるかを経路制御部10bが監視して、LAN
切換回路部13aへ状態信号19として送信したが、例
えばLAN切換回路部13a自体に各LAN制御部8a
〜8mの状態を監視する機能を付加することも可能であ
る。この場合、経路制御部10bは各LAN制御部8a
〜8mの状態を監視する必要がない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明のネットワー
ク間接続装置においては、必要に応じて動作モードを高
速転送モードと確認転送モードとに切換可能としてい
る。したがって、ネットワークシステムにおけるデータ
送信の種類や目的に応じて、高速データ伝送を優先した
り、伝送データの信頼性を優先することができ、適用範
囲を拡大できる。
【0082】また、各ネットワークと各ネットワーク制
御部との間にネットワーク切換回路部を介挿して、高速
転送モードを選択した場合に、伝送フレームをネットワ
ーク制御部を介さずにネットワーク切換回路部内で転送
先ネットワークへバイパスしている。したがって、さら
に高速にデータを送信できる。
【0083】さらに、ネットワーク切換回路部内におい
て、ネットワークとネットワーク制御部との接続関係を
可変にしている。したがって、特定のネットワーク制御
部に負荷が集中することが防止され、かつネットワーク
制御部の設置台数をネットワークの設置数に比較して少
なくでき、装置全体を簡素化できかつ製造費を節減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のネットワーク間接続装
置が組込まれたネットワークシステムを示す模式図
【図2】 同第1実施例のネットワーク間接続装置の概
略構成を示すブロック図
【図3】 同実施例装置の動作を示す流れ図
【図4】 同実施例装置の動作を示すタイムチャート
【図5】 ネットワークシステムの各伝送路を伝送され
る伝送フレームのフォーマットを示す図
【図6】 本発明の第2実施例のネットワーク間接続装
置の概略構成を示すブロック図
【図7】 同実施例装置の動作を示す流れ図
【図8】 本発明の第3実施例のネットワーク間接続装
置の概略構成を示すブロック図
【図9】 同実施例装置の動作を示す流れ図
【符号の説明】
1a〜1n…LAN、2,2a,2b…ネットワーク間
接続装置、3a〜3e…伝送路、4a〜4n…端末、5
a〜5n…信号線、6…伝送フレーム、7…内部バス、
8a〜8n…LAN制御部、9…共有メモリ、10,1
0a,10b…経路制御部、11…バス調停部、12…
動作モード設定部、13,13a…LAN切換回路部、
14a〜14n…端子、15a〜15n…端子、17a
〜17n…受信バッファ、18…バイパス指令、19…
状態信号、20…接続指令

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワーク相互間に接続され、
    一つのネットワークの端末から他のネットワークの端末
    へデータ送信するために、送信元端末からネットワーク
    へ出力された宛先アドレス,送信元アドレス及び送信デ
    ータを含む伝送フレームを送信先端末が所属するネット
    ワークへ転送するネットワーク間接続装置において、 前記伝送フレームを一時記憶するための共有メモリと、 前記各ネットワークに対応して設けられ、自己に対応す
    るネットワークから受信した伝送フレームを前記共有メ
    モリに順次書込んでいくと共に、書込開始通知及び正常
    書込終了通知を出力し、かつ送信指令に応動して前記共
    有メモリに記憶された伝送フレームを読出して自己に対
    応するネットワークへ送出する複数のネットワーク制御
    部と、 動作モードを高速転送モード又は確認転送モードに設定
    する動作モード設定手段と、 この動作モード設定手段にて高速転送モードが設定され
    ていたとき、前記ネットワーク制御部からの書込開始通
    知を受領して、前記伝送フレームの先頭位置の宛先アド
    レスに対応する転送先ネットワークのネットワーク制御
    部へ送信指令を送出する高速転送処理手段と、 前記動作モード設定手段にて確認転送モードが設定され
    ていたとき、前記ネットワーク制御部からの正常書込終
    了通知を受領して、前記伝送フレームの先頭位置の宛先
    アドレスに対応する転送先ネットワークのネットワーク
    制御部へ送信指令を送出する確認転送処理手段とを備え
    たネットワーク間接続装置。
  2. 【請求項2】 複数のネットワーク相互間に接続され、
    一つのネットワークの端末から他のネットワークの端末
    へデータ送信するために、送信元端末からネットワーク
    へ出力された宛先アドレス,送信元アドレス及び送信デ
    ータを含む伝送フレームを送信先端末が所属するネット
    ワークへ転送するネットワーク間接続装置において、 前記伝送フレームを一時記憶するための共有メモリと、 前記各ネットワークに対応して設けられ、自己に対応す
    るネットワークから受信した伝送フレームを前記共有メ
    モリに順次書込んでいくと共に、書込開始通知及び正常
    書込終了通知を出力し、かつ送信指令に応動して前記共
    有メモリに記憶された伝送フレームを読出して自己に対
    応するネットワークへ送出する複数のネットワーク制御
    部と、 前記各ネットワークと前記各ネットワーク制御部との間
    に介挿され、通常状態において、前記各ネットワークと
    対応する各ネットワーク制御部とを接続し、外部から転
    送先ネットワーク及び受信先ネットワークを指定したバ
    イパス指令が入力すると、受信先ネットワークから受信
    した伝送フレームを転送先ネットワークへバイパスさせ
    るネットワーク切換回路部と、 動作モードを高速転送モード又は確認転送モードに設定
    する動作モード設定手段と、 この動作モード設定手段にて高速転送モードが設定され
    ていたとき、前記ネットワーク制御部からの書込開始通
    知を受領して、前記伝送フレームの先頭位置の宛先アド
    レスに対応する転送先ネットワーク及び受信先ネットワ
    ークを指定したバイパス指令を前記ネットワーク切換回
    路部へ送出するバイパス指令手段と、 前記動作モード設定手段にて確認転送モードが設定され
    ていたとき、前記ネットワーク制御部からの正常書込終
    了通知を受領して、前記伝送フレームの先頭位置の宛先
    アドレスに対応する転送先ネットワークのネットワーク
    制御部へ送信指令を送出する確認転送処理手段とを備え
    たネットワーク間接続装置。
  3. 【請求項3】 複数のネットワーク相互間に接続され、
    一つのネットワークの端末から他のネットワークの端末
    へデータ送信するために、送信元端末からネットワーク
    へ出力された宛先アドレス,送信元アドレス及び送信デ
    ータを含む伝送フレームを送信先端末が所属するネット
    ワークへ転送するネットワーク間接続装置において、 前記伝送フレームを一時記憶するための共有メモリと、 前記各ネットワークから受信した伝送フレームを前記共
    有メモリに順次書込んでいくと共に、書込開始通知及び
    正常書込終了通知を出力し、かつ送信指令に応動して前
    記共有メモリに記憶された伝送フレームを読出して指定
    された転送先ネットワークへ送出する複数のネットワー
    ク制御部と、 前記各ネットワーク制御部の動作状態を監視する動作状
    態監視手段と、 前記各ネットワークと前記各ネットワーク制御部との間
    に介挿され、ネットワークから伝送フレームを受信する
    と該当伝送フレームを前記動作状態監視手段にて非動作
    状態と判定されたネットワーク制御部へ送信し、かつ外
    部から転送先ネットワーク及び受信先ネットワークを指
    定したバイパス指令が入力すると、受信先ネットワーク
    から受信した伝送フレームを転送先ネットワークへバイ
    パスさせるネットワーク切換回路部と、 動作モードを高速転送モード又は確認転送モードに設定
    する動作モード設定手段と、 この動作モード設定手段にて高速転送モードが設定され
    ていたとき、前記ネットワーク制御部からの書込開始通
    知を受領して、前記伝送フレームの先頭位置の宛先アド
    レスに対応する転送先ネットワーク及び受信先ネットワ
    ークを指定したバイパス指令を前記ネットワーク切換回
    路部へ送出するバイパス指令手段と、 前記動作モード設定手段にて確認転送モードが設定され
    ていたとき、前記ネットワーク制御部からの正常書込終
    了通知を受領して、前記伝送フレームの先頭位置の宛先
    アドレスに対応する転送先ネットワークを指定してネッ
    トワーク制御部へ送信指令を送出する確認転送処理手段
    とを備えたネットワーク間接続装置。
JP7234028A 1995-09-12 1995-09-12 ネットワーク間接続装置 Pending JPH0983561A (ja)

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