JP2522155B2 - ロ―カルエリアネットワ―ク間中継装置 - Google Patents

ロ―カルエリアネットワ―ク間中継装置

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JP2522155B2
JP2522155B2 JP5133060A JP13306093A JP2522155B2 JP 2522155 B2 JP2522155 B2 JP 2522155B2 JP 5133060 A JP5133060 A JP 5133060A JP 13306093 A JP13306093 A JP 13306093A JP 2522155 B2 JP2522155 B2 JP 2522155B2
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直之 中村
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISO8802−3
(IEEE802.3)に規定される衝突検出機能付き
キャリア検知多重アクセス方式(CSMA/CD方式)
を用いたローカルエリアネットワーク(以下LANとい
う)用インタフェース部及び回線用インタフェース部を
持つLAN間中継装置および、このLAN間中継装置の
回線側バッファ管理及び送受信を行う通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のLAN中継装置について
図5を参照して説明する。
【0003】図5に示すように従来のLAN中継装置
は、LAN用インタフェース部1、中継処理制御部2、
送信バッファ部34、受信バッファ部35および回線用
インタフェース部10をバス状に接続するシステムバス
3から構成される。
【0004】LAN用インタフェース部1は、ISO8
802−3(IEEE802.3)に規定されるCSM
A/CD方式でLANを通信媒体としてフレームの送受
信を行うためのLANインタフェースである。
【0005】ここで、フレームとは、伝送路上に流れる
データのある集合であり、例えばISO8803−3
(IEEE802.3)ではメディアアクセスコントロ
ールフレーム(MACフレーム)として、行先アドレ
ス、発信元アドレスならびにデータ等を含むことが規定
されている(ISO/IEC8802-3:1990, ANSI/IEEE802.3-199
0年版, 情報処理システム−ローカルエリアネットワー
ク−,パート3:衝突検出機能付きキャリア検知多重ア
クセス方式と物理レイヤ仕様(InformationProcessing
Systems -Local Area Networks-, Part3: Carrier Sens
e MultipleAccess with Collision Detection method a
nd Physical Layer Specifications), pp.33-37)。
【0006】中継処理制御部2は、LAN用インタフェ
ース部1がLAN伝送路22より受信したフレームの行
先アドレス情報を参照し、中継すべきフレームであれば
システムバス3を介して送信バッファ部34に格納す
る。そして、送信バッファ部34に格納した順に、回線
用インタフェース部10を介してこのフレームを回線1
9へ送信する。また、回線用インタフェース部10が回
線より受信したフレームを、システムバス3を介して受
信バッファ部35に格納する。そして、受信バッファ部
35に格納した順に、LAN用インタフェース部1を介
してこのフレームをLAN伝送路22へ送信する。
【0007】ここで、中継処理制御部2はローカルアド
レステーブルを持ち、このアドレス情報を基にして回線
19側へ中継すべきかどうかを決定する。このような従
来のLAN中継装置は、例えばIEEE802.1でメ
ディアアクセスコントロールブリッジ(MACブリッ
ジ)として規定されているものがある。また、この中継
処理制御部2において経路制御テーブルを有し、受け取
った行き先アドレスを他のネットワークのためにアドレ
ス変換する機能を具備することも可能である。このよう
な機能を持つLAN中継装置は、例えば文献『村井・楠
本訳:”TCP/IPによるネットワーク構築Vol.
1−原理・プロトコル・アーキテクチャ−”,共立出版
(Douglas E. Comer著:”Internetworking with TCP/I
P Vol.1:Principles, Protocols, and Architecture",
Prentice Hall(Dec. 1991))』に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のLAN
中継装置では、到着順にフレームを回線へ送信するた
め、回線を流れるフレームが多くなると装置内に送信待
ちのフレームが増加してしまう。このため、LAN中継
装置を介して2つのLANに接続される端末同士が通信
を行った時、一方のLANに接続された端末から送信し
たフレームがもう一方のLANの相手端末に到達するま
での到達時間が長くなり、相手端末からの応答である応
答フレームを受信するまでに送信タイムアウトになって
しまうことが多い。この際、送信タイムアウト後に相手
端末から受信した応答フレームは廃棄されることにな
り、フレームの再送信が必要となるという問題がある。
また、比較的データ長が長いフレームが回線上を伝送さ
れている時、このフレームの伝送が完了するまで他の比
較的データ長が短いフレームの転送が待たされ、短いフ
レームの到達時間が長くなってしまうという問題があ
る。このことは、特に回線の通信速度が比較的遅い場合
に顕著に現れる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のローカルエリア
ネットワーク間中継装置は、可変長フレームが伝送され
るローカルエリアネットワーク伝送路と回線の間に設置
され前記回線を介したローカルエリアネットワーク間の
データ転送を中継するローカルエリアネットワーク間中
継装置において、前記ローカルエリアネットワークから
受信した可変長フレームを複数の固定長フレームに分解
する分解手段と、前記分解手段により分解された固定長
フレームを前記可変長フレームごとに格納する複数の送
信エントリと、これら複数の送信エントリの各々に対応
して設けられ、対応する送信エントリ内に送出すべき固
定長フレームが存在することを示すフレーム格納識別部
と、前記複数の送信エントリの各々に対応して設けら
れ、対応する送信エントリ内の固定長フレームのうち送
出すべきものの番号を格納するフレーム番号格納手段
と、前記フレーム格納識別部が固定長フレームの存在を
示している送信エントリのうちから1つを選択するとと
もに、選択される送信エントリが巡回するようにこの選
択を繰り返す選択手段と、前記選択手段により選択され
た送信エントリに対応する前記フレーム番号格納手段の
内容を更新し前記選択手段により選択された送信エント
リ内の固定長フレームのうち前記フレーム番号格納手段
が指示するものに最終フレームであることを示す最終フ
レーム識別子とエントリ番号とを付加し最終フレーム識
別子とエントリ番号とが付加された固定長フレームを前
記回線に送出する送出手段と、前記複数の送信エントリ
に対応して設けられ、前記回線から受信した固定長フレ
ームを当該固定長フレームに付加されたエントリ番号に
ごとに格納する複数の受信エントリと、前記最終フレー
ム識別子が最終フレームであることを示す固定長フレー
ムが前記受信エントリに格納されたときに当該受信エン
トリに格納された固定長フレームから可変長フレームを
生成して前記ローカルエリアネットワークに送出する組
立手段とを含む。
【0010】
【実施例】次に本発明のLAN中継装置の一実施例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1を参照すると、本発明の一実施例にお
いて、LAN用インタフェース部1は、LAN伝送路2
2を通信媒体としてフレームの送受信を行うためのイン
タフェース部である。送信バッファ部4は、LAN伝送
路22側から回線19側へのフレーム送信の際にこのフ
レームを一時的に保持するためのバッファである。受信
バッファ部5は、回線19側からLAN伝送路22側へ
のフレーム受信の際にこのフレームを一時的に保持する
ためのバッファである。中継処理制御部2は、送信バッ
ファ部4および受信バッファ部5のバッファ管理を行う
制御回路である。分割フレーム記憶部7は、送信バッフ
ァ部4のフレームを分割したものを一時的に保持するた
めのバッファである。組立フレーム記憶部8は、回線1
9側から受け取った分割フレームを組み立てる際に一時
的に保持するためのバッファである。送受信バッファ数
制御部6は、送信バッファ部4、受信バッファ部5、分
割フレーム記憶部7および組立フレーム記憶部8につい
て、フレームを格納するバッファ数の上限値を設定し
て、溢れが起こらないように制御する回路である。分割
組立制御部9は、分割フレーム記憶部7および組立フレ
ーム記憶部8のバッファ管理を行う制御回路である。
【0012】まず、LAN用インタフェース部1は、L
AN伝送路22側から回線19側へのフレーム送信の際
には、LAN伝送路22から受け取ったフレームを、中
継処理制御部2による制御に従いシステムバス3に送出
する。また、このLAN用インタフェース部1は、回線
19側からLAN伝送路22側へのフレーム受信の際に
は、システムバス3上のフレームを、中継処理制御部2
による制御に従いLAN伝送路22に送出する。
【0013】中継処理制御部2は、LAN伝送路22側
から回線19側へのフレーム送信の際には、LAN用イ
ンタフェース部1がLAN伝送路22より受信したフレ
ームの行先アドレス情報を参照し、中継すべきフレーム
であればシステムバス3を介して送信バッファ部4に格
納する。また、この中継処理制御部2は、回線19側か
らLAN伝送路22側へのフレーム受信の際には、受信
バッファ部5に格納されたフレームを、LAN用インタ
フェース部1を介してLAN伝送路22へ送信する機能
を持つ。この際、中継処理制御部2は、このフレーム送
信動作とフレーム受信動作とがシステムバス3で衝突を
起こさないように両者の調停を行う。
【0014】送受信バッファ数制御部6は、送信バッフ
ァ部4,分割フレーム記憶部7,受信バッファ部5なら
びに組立フレーム記憶部8における格納可能なバッファ
数の上限値をそれぞれ設定して、これらの上限値を越え
ることがないように監視して制御する。なお、このバッ
ファ数の上限値は、システム立上げ時に送受信バッファ
数制御部6に設定しておく。また、この送受信バッファ
数制御部6は、これらのバッファにおける送受信バッフ
ァ数を分割組立制御部9に通知する。
【0015】分割フレーム記憶部7は、送信バッファ部
4に格納されている可変長のフレームを固定長のフレー
ム(分割フレーム)に分割して、分割フレーム記憶部7
の空きエントリに保持する。その後、送信バッファ部4
の中のフレームが格納されていたエントリを解放する。
【0016】組立フレーム記憶部8は、回線19側から
の分割フレームを保持する。そして、その分割フレーム
を元の可変長フレームに組み立てた後、この組み立てた
フレームを受信バッファ部5へ転送し、組立フレーム記
憶部8の中の格納されていたエントリを解放する。
【0017】分割組立制御部9は、送受信バッファ数制
御部6より通知された送受信バッファ数に従い、分割フ
レーム記憶部7に格納されている分割フレームを回線用
インタフェース部10を介して回線19へ送信する。そ
して、その分割フレームの送信を完了した後、分割フレ
ーム記憶部7の中の格納されていたエントリを解放す
る。また、この分割組立制御部9は、回線19から回線
用インタフェース部10を介して受信された分割フレー
ムを、組立フレーム記憶部8に格納する。ここで回線1
9は双方向の転送を同時に行うことができる(全二重)
と仮定すると、分割組立制御部9によるフレームの送信
と受信は同時に動作することが可能である。
【0018】図2は、送信バッファ部4、受信バッファ
部5、分割フレーム記憶部7および組立フレーム記憶部
8のフレーム格納構成図である。
【0019】図2−a)を参照すると、送信バッファ部
4ならびに受信バッファ部5は、各々内部にフレームを
格納するバッファと、このバッファの各エントリ毎にフ
レームが格納されているかを識別するためのフレーム識
別子11を持つ。また、図2−b)を参照すると、分割
フレーム記憶部7は、内部に分割フレームを格納するバ
ッファと、このバッファの各エントリ毎にフレーム格納
識別子12および送信終了分割フレーム番号識別子13
を持つ。図2−c)を参照すると、組立フレーム記憶部
8は、内部に分割フレームを格納するバッファと、この
バッファの各エントリ毎にフレーム格納識別子14およ
び受信終了分割フレーム番号識別子15を持つ。なお、
フレーム識別子11、12、14の値が1の時対応する
バッファのエントリにフレームが格納されていることを
示し、値が0の時対応するバッファのエントリが空いて
いることを示す。また、送信終了分割フレーム番号識別
子13および受信終了分割フレーム番号識別子15の値
は、それぞれ対応するバッファのエントリにおいて最後
に回線19側へ送信および受信を終了した分割フレーム
のフレーム番号を保持する。図2−a)では、第1エン
トリの送信終了分割フレーム番号識別子13の値が2と
なっており、第1エントリの第2フレームまでは送信が
終了していること、および、次に第3フレームを送信す
る予定であることを示している。また、同様に第2エン
トリの送信終了分割フレーム番号識別子13の値が1と
なっており、第2エントリの第1フレームの送信が終了
していること、および、次に第2フレームを送信する予
定であることを示している。さらに、第3エントリのフ
レーム格納識別子12が0であることから、第3エント
リが空きエントリであることを示している。
【0020】次に、送信バッファ部4,受信バッファ部
5,分割フレーム記憶部7および組立フレーム記憶部8
内の動作について、図1ならびに図2を用いて説明す
る。
【0021】中継処理制御部2は、LAN用インタフェ
ース部1を介して受け取ったフレームを送信バッファ部
4に格納する際、送信バッファ部4内の各エントリのフ
レーム格納識別子11をエントリ番号の小さい順に検索
して、この値が0のエントリを見つけると、そのエント
リに対応するバッファにフレームを格納する。そしてこ
のとき、送信バッファ部4において、対応するエントリ
のフレーム識別子11に値1を書き込む。また、中継処
理制御部2は、受信バッファ部5のフレームをLAN伝
送路22に転送する際、受信バッファ部5内のフレーム
格納識別子11の値をエントリ番号の小さい順に検索し
て、この値が1となっているエントリを見つけると、そ
のエントリに対応するバッファに格納されているフレー
ムをLAN用インタフェース部1を介してLAN伝送路
22へ転送する。そして、この転送を完了した後、受信
バッファ部5において、対応するエントリのフレーム識
別子11に値0を書き込む。
【0022】次に、送信バッファ部4では、フレーム格
納識別子11の値をエントリ番号の小さい順に検索し
て、この値が1となっているエントリが見つかると、そ
のエントリに対応するバッファに格納されているフレー
ムを分割フレーム記憶部7内の同じエントリ番号のバッ
ファへ転送し、このエントリのフレーム格納識別子12
の値を1とする。このとき、送信バッファ部4内に格納
されていたエントリのフレーム格納識別子11の値を0
とする。また、分割フレーム記憶部7では、システム立
上げ時に予め設定しておいた一定のフレーム長に基づ
き、転送されたフレームを分割して保持する。このと
き、分割フレームの最終フレームについては、後述する
ように最終である旨の識別フラグをたてる。
【0023】分割組立制御部9は、分割フレーム記憶部
7の各エントリのフレーム格納識別子12の値を検索し
て、この値が1となっているエントリを見つけると、対
応する送信終了分割フレーム番号識別子13に値1を加
算する。そして、その加算結果値の示すフレーム番号の
分割フレームを、回線用インタフェース部10を介して
回線19へ送信する。ここで、分割フレーム記憶部7の
フレーム格納識別子12を検索する順番は、例えばエン
トリが3つの場合は第1エントリ、第2エントリ、第3
エントリ、第1エントリというように、1つの分割フレ
ームを送信する毎に巡回するように順序付けする。ま
た、最終分割フレームの送信完了後には、対応するエン
トリのフレーム格納識別子12および送信終了分割フレ
ーム番号識別子13へ値0を書き込む。
【0024】また、分割組立制御部9は、回線用インタ
フェース部10から受け取った分割フレームから、後述
するように格納すべきエントリ番号を抽出して、このエ
ントリの受信終了分割フレーム番号識別子15の値に値
1を加算する。そして、その加算結果値をフレーム番号
として、対応するエントリのバッファにその分割フレー
ムを格納する。ここで、格納しようとするフレームが最
終フレームであった場合には、格納動作完了後、フレー
ム格納識別子14に値1を書き込む。
【0025】組立フレーム記憶部8では、内部のフレー
ム格納識別子14をエントリ番号の小さい順に検索し
て、この値が1となっているエントリを見つけると、そ
のエントリに対応するバッファのフレームを受信バッフ
ァ部5の同じエントリ番号のバッファに転送し、その受
信バッファ部5内の同じエントリのフレーム格納識別子
11に値1を書き込む。また、受信バッファ部5への格
納終了後、組立フレーム記憶部8内の対応するフレーム
格納識別子14ならびに受信終了分割フレーム番号識別
子15に値0をそれぞれ書き込む。
【0026】次に、分割組立制御部9が、回線用インタ
フェース部10を介して分割フレームを送受信するとき
の動作について説明する。
【0027】図3は回線19上を流れる分割フレームの
フォーマット構成を示している。図3を参照すると、回
線19上を流れる分割フレームは、エントリ番号16、
最終フレーム識別子17、分割フレームデータ18から
構成される。後述するように、エントリ番号16と最終
フレーム識別子17は分割組立制御部9が付与する。ま
た、分割フレームデータ18には、LAN伝送路22か
ら受け取ったフレームを分割したものが格納される。
【0028】分割組立制御部9は、回線19側へ分割フ
レームを送信する際、送信しようとする分割フレームの
分割フレーム記憶部7内のエントリ番号を分割フレーム
のエントリ番号16として設定する。また、そのエント
リ番号の示す送信終了分割フレーム番号識別子13の値
に1を足した値をフレーム番号として、そのフレーム番
号の示す位置に保持されるデータを分割フレームの分割
フレームデータ18として設定する。さらに、分割フレ
ームの最終フレーム識別子17には、そのフレームが最
終フレームであれば値1を、そうでない場合には値0を
設定する。これらの値が設定された分割フレームは、回
線用インタフェース部10を介して、回線19へ送信さ
れる。
【0029】分割組立制御部9は、回線19側から分割
フレームを受け取ると、受信した分割フレームのエント
リ番号16をエントリ番号として、組立フレーム格納部
8に分割フレームデータ18を格納する。この際、組立
フレーム格納部8内の対応するエントリの受信終了分割
フレーム番号識別子15に1を加算した値をフレーム番
号として使用する。また、受け取った分割フレームの最
終フレーム識別子17が値1の場合、組立フレーム記憶
部8内の対応するエントリのフレーム格納識別子14を
値1に設定する。
【0030】次に、本発明のLAN中継装置を使用して
構成した通信システムの一実施例について、図4を用い
て説明する。
【0031】図4を参照すると、LAN中継装置20お
よび端末25,26をバス状にLAN伝送路23を介し
て接続して1つのLANを構築し、さらにLAN中継装
置21および端末27,28をバス状にLAN伝送路2
4を介して接続してもう1つのLAN伝送路を構築す
る。この比較的遠距離に配置された2つのLANを、回
線19によりLAN中継装置20とLAN中継装置21
とを接続することにより、相互に通信可能とする。
【0032】次に別々のLAN伝送路23,24に接続
された端末間の通信について説明する。
【0033】ここで、端末25と端末27で通信を行
い、それと同時に端末26と端末28で通信を行ってい
るとする。また、端末25と端末27間の通信は、比較
的頻繁にデータ長の長いフレームを送受信していると仮
定し、端末26と端末28間の通信は、間隔を空けてデ
ータ長の短いフレームを送受信していると仮定する。こ
こで、フレームを受信した端末は相手端末にそれを受信
したことを示す短い応答フレームを送信し、応答フレー
ムを受信した端末は次のフレームを送信する。
【0034】このとき、LAN中継装置20が端末25
から送信されたデータ長の長いフレームを回線19に送
信中であっても、端末26から送信されたデータ長の短
いフレームもしくは短い応答フレームは、回線中で分割
されて転送されるため、待たされることなくデータ長に
比例した時間後にLAN中継装置21で受信される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
端末が送受信するデータ長が分かれば一意に相手端末ま
で到達する時間が決まり、それぞれの端末においてフレ
ームを送信してから応答フレームを受信するまでの時間
間隔を見積もることができる。これにより、端末同士の
通信の際、フレームがLAN間中継装置に滞留して送信
タイムアウトになることを防ぐことができ、また、タイ
ムアウト後に応答フレームがLAN上に送信されること
を防ぐことができる。そして、送信バッファ部内のフレ
ームを時分割して回線へ送信することにより、送信バッ
ファ部内の送信待ちフレームの滞留時間を平均化するこ
とでシステム全体としての滞留時間を短くすることがで
きる。また、長いフレームの後に短いフレームをLAN
側から受け取って回線側へ送信する際、長いフレームの
送信完了を待つことなしに短いフレームの送信を先に完
了させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLAN中継装置の内部構成図である。
【図2】本発明のLAN中継装置の送信バッファ部、受
信バッファ部、分割フレーム記憶部および組立フレーム
記憶部のフレーム格納構成図である。
【図3】本発明のLAN中継装置の回線上の分割フレー
ムフォーマットである。
【図4】本発明のLAN中継装置で構成した通信システ
ムの構成図である。
【図5】従来のLAN中継装置の内部構成図である。
【符号の説明】
1 LAN用インタフェース部 2 中継処理制御部 3 システムバス 4,34 送信バッファ部 5,35 受信バッファ部 6 送受信バッファ数制御部 7 分割フレーム記憶部 8 組立フレーム記憶部 9 分割組立制御部 10 回線用インタフェース部 11,12,14 フレーム格納識別子 13 送信終了分割フレーム番号識別子 15 受信終了分割フレーム番号識別子 16 バッファ番号 17 最終フレーム識別子 18 分割フレームデータ 19 回線 20,21 LAN中継装置 22,23,24 LAN伝送路 25,26,27,28 端末

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長フレームが伝送されるローカルエ
    リアネットワーク伝送路と回線の間に設置され、前記回
    線を介したローカルエリアネットワーク間のデータ転送
    を中継するローカルエリアネットワーク間中継装置にお
    いて、 前記ローカルエリアネットワークから受信した可変長フ
    レームを複数の固定長フレームに分解する分解手段と、 前記分解手段により分解された固定長フレームを前記可
    変長フレームごとに格納する複数の送信エントリと、 これら複数の送信エントリの各々に対応して設けられ、
    対応する送信エントリ内に送出すべき固定長フレームが
    存在することを示すフレーム格納識別部と、 前記複数の送信エントリの各々に対応して設けられ、対
    応する送信エントリ内の固定長フレームのうち送出すべ
    きものの番号を格納するフレーム番号格納手段と、 前記フレーム格納識別部が固定長フレームの存在を示し
    ている送信エントリのうちから1つを選択するととも
    に、選択される送信エントリが巡回するようにこの選択
    を繰り返す選択手段と、 前記選択手段により選択された送信エントリに対応する
    前記フレーム番号格納手段の内容を更新し、前記選択手
    段により選択された送信エントリ内の固定長フレームの
    うち前記フレーム番号格納手段が指示するものに最終フ
    レームであることを示す最終フレーム識別子とエントリ
    番号とを付加し、最終フレーム識別子とエントリ番号と
    が付加された固定長フレームを前記回線に送出する送出
    手段と、 前記複数の送信エントリに対応して設けられ、前記回線
    から受信した固定長フレームを当該固定長フレームに付
    加されたエントリ番号にごとに格納する複数の受信エン
    トリと、 前記最終フレーム識別子が最終フレームであることを示
    す固定長フレームが前記受信エントリに格納されたとき
    に、当該受信エントリに格納された固定長フレームから
    可変長フレームを生成して前記ローカルエリアネットワ
    ークに送出する組立手段とを含むことを特徴とするロー
    カルエリアネットワーク間中継装置。
JP5133060A 1993-06-03 1993-06-03 ロ―カルエリアネットワ―ク間中継装置 Expired - Lifetime JP2522155B2 (ja)

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JP2718067B2 (ja) * 1988-06-10 1998-02-25 株式会社日立製作所 データ交換方法
JPH07101888B2 (ja) * 1989-12-26 1995-11-01 三菱電機株式会社 交換装置によるlan間接続方式

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