JPH068084B2 - 自動車の摺動屋根装置用のケ−ブル案内機構 - Google Patents

自動車の摺動屋根装置用のケ−ブル案内機構

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JPH068084B2
JPH068084B2 JP58097047A JP9704783A JPH068084B2 JP H068084 B2 JPH068084 B2 JP H068084B2 JP 58097047 A JP58097047 A JP 58097047A JP 9704783 A JP9704783 A JP 9704783A JP H068084 B2 JPH068084 B2 JP H068084B2
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sliding roof
cable
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cable guide
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/057Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、互いに平行に配置され、共に摺動屋根のガイ
ドシューを変位可能に案内する2つの側方案内部材と、
丸い角部分を介して2つの側方案内部材と接合し、ケー
ブル駆動装置と連結する前方案内部材とから構成され、
これら3つの案内部材は、それぞれ、ケーブルを圧力に
耐えるような状態で案内する互いに隣接した2本の案内
溝を有し、案内溝の間隔が、3つの部材において全く等
しい自動車の摺動屋根装置用のケーブル案内機構に関す
る。
本明細書において使用される用語「摺動屋根装置」は、
摺動屋根の後縁部を降下した後に摺動屋根を後方の固定
屋根の下方へ摺動させて屋根の開口を露出することがで
きる構成のみならず、さらに、摺動屋根を閉鎖位置から
その前縁部の近傍に取付けたピボット軸を中心として回
動し、固定屋根表面の上方へ上昇させることができるよ
うないわゆる「摺動リフト屋根装置」をも含むものとす
る。
公知の全ての摺動屋根装置においては、ケーブル案内機
構は複数の部分から構成されているので、製造や組立て
が困難であるばかりでなく、個々の部分を突合せ接合す
るときに、段差ができる。そのため、摺動屋根を作動す
るように全ての部分に通るケーブルが変位する時、ケー
ブルの走りが悪く、騒音が生じる。そこで、この種の公
知のケーブル案内機構のうちの1つ(ドイツ特許公開公
報第2836801号)は、3つの案内部材、すなわち、2つ
の同じ形状を有する側方案内部材と、この2つの両側方
案内部材を連結し、それ自体が複数の部分から成る前方
案内部材とから構成される。公知の全ての摺動屋根装置
の2つの側方案内部材は、通常は、前方案内部材とは異
なる構成を有する。公知のケーブル案内機構を組立てる
場合、側方案内部材の中に位置するケーブルの自由端を
前方案内部材の内部にねじ込み、そのとき、ライニング
フレームが側方案内部材の間に押込まれる。次に、それ
までに予備組立てされていたパレットを自動車内に設置
する。すなわち、前方案内部材は最初は2つの側方案内
部材に間接的に連結されるに過ぎない。3つの案内部材
の相対的な位置は、自動車に設置されるまで固定されな
い。
先行技術(ドイツ特許公開公報第2914855号)によれ
ば、2つの側方案内部材をあらかじめ前方案内部材と組
立てて、1つのユニットを形成する。この場合も、側方
案内部材は前方案内部材とは異なる構造を有する。しか
しながら、この場合にも、ケーブル案内溝の領域におけ
る突合せ接合による前述のような欠点が見られる。
本発明の目的は、比較的低いコストで製造,設置するこ
とができ且つケーブル案内溝の領域において不都合な突
合せ接合が行なわれない簡単な構成のケーブル案内機構
を提供することである。
本発明によれば、この目的は、冒頭に述べた種類のケー
ブル案内機構において、2つの側方案内部材及び前方案
内部材が形状及び寸法に関して全く同一の断面を有し且
つ互いに組合わされて一体のU字形のガイドフレームを
形成することにより達成される。
先行技術の構成例とは異なり、本発明のケーブル案内機
構は、前方案内部材と2つの側方案内部材とが全く同じ
断面形状を有し、単一の形材から一体の後方に開いたガ
イドフレームに形成されている。このようなフレーム構
造では、結合すべき案内部材をあらかじめ組立てておく
必要がなく、また、ケーブル案内溝が3つの案内部材全
てに沿つて連続して走つているために、ケーブル案内溝
の領域において突合せ接合は行なわれない。本発明は、
側方案内部材と全く同じ断面形状を前方案内部材につい
ても利用しうるという先行技術とは全く異なる新規な原
理に基づいている。本発明の一体のガイドフレームにお
いては、それに関連する摺動屋根装置の機能部分をかな
りの程度まであからじめ組立てておくことができるの
で、ケーブル案内機構と、機能部分とから構成されるユ
ニツトの製造及び組立てが非常に簡単になる。
本発明の概念によれば、ガイドフレームは、2つの角部
分において屈曲された金属形材から構成される。摺動屋
根装置で広く一般に見られる角の丸みを利用した金属形
材の屈曲は、押出し屈曲法により形材の変形を発生させ
ることなく容易に行なうことができる。そのため、金属
形材は、アルミニウムの可鍛合金から形成される押出し
形材であると特に有利である。しかしながら、金属形板
は、薄板から形成される、より詳細には薄板から圧延に
より形成されるものであつてもよい。このような金属形
材も、角領域において変形を生じさせることなく所望の
湾曲半径へ屈曲させることができる。
しかしながら、ガイドフレームの材料は金属にのみ限定
されるのではない。すなわち、ガイドフレームは、熱可
塑性材料から成り、2つの角部分において屈曲された形
材から構成してもよい。これに適する材料は、たとえ
ば、ポリアミド6.6である。屈曲させる前にプラスチッ
ク形材が角領域で加熱すれば、形材の角領域において発
生する変形を発生することなく、屈曲工程の間にプラス
チック材料の塑性変形が起こる。変形を非常に小さく保
つために、屈曲工程に際して形状に屈曲芯を挿入するこ
とができるのは明らかである。
本発明のさらに別の特徴によれば、ガイドフレームは、
本質的に上方が開いたU字形の横断面を有し、その各々
の内厚の側壁には、互いに相対向する配置関係で且つ形
材の空胴に向かって開くように、上方ケーブル案内溝
と、ガイドシューのための下方案内溝とが設けられる。
このような構成により、横断面が必要とされる互いに対
向するケーブル案内溝のみならず、ガイドシューのため
の付加的な案内溝も有し、そのために、案内溝に沿つて
動作するガイドシューにより摺動屋根を遊びなく案内す
ることができるようなガイドフレームが得られる。
通常は屋根の開口を取囲む摺動屋根フレーム、好ましく
は摺動屋根フレームの雨樋の境界を限定する上方に突出
したリブにケーブル案内機構を固定するために、ガイド
フレームに、その横断面の外側の側壁に隣接する外方に
突出した固定フランジが一体に形成されていると有利で
ある。
ガイドフレームに、頂部においてその横断面の内側の側
壁に隣接するガイドシューのための内方に突出した案内
フランジが一体に形成されていれば、ガイドシューはさ
らに付加的に案内されると共に、ガイドシューがガイド
フレームからはずれることのないように確実に保証され
る。
ガイドフレームに隣接するさらに別の構成要素を取付け
るために、ガイドフレームの、その横断面の内側の側壁
に、摺動屋根のライニングを案内し且つ固定屋根のライ
ニングを固定する内方に突出したさらに別のフランジが
一体に形成されていると有利である。
本発明の特に有利な実施例においては、ガイドフレーム
に、底部においてその横断面の外側の側壁に隣接し且つ
固定フランジを有する外方に突出した雨樋が一体に形成
される。この構成では、従来の摺動屋根フレームの主要
な部分を既に雨樋の形で含んでいるガイドフレームを製
造することができる。従って、この実施例の場合、従来
の摺動屋根フレームは基本的には不要である。ガイドフ
レームを屋根に直接固定することができるようにするた
めに、固定フランジに対向する屋根フランジを設けるだ
けでよい。
屈曲動作を容易にし且つ材料のゆがみをなくすために、
この構成において、ガイドフレームの雨樋が屈曲しやす
いように角部分の領域で切欠かれ、その切欠き部は、屈
曲させた後にプラスチック材料を挿入することにより再
び閉鎖されると有利である。
ガイドフレームは、前方案内部材に平行に配設され且つ
側方案内部材の自由端を互いに連結する横方向連結部材
により補強するのが好ましい。横方向連結部材により、
非常に安定したユニットが得られる。
前方ガイドシューを案内するために、ガイドフレームの
側方案内部材は、それぞれ、2つの下方ガイドシュー案
内溝において前方ガイドシューの摺動突起を変位可能に
収容すると共に、その案内フランジにより、前方ガイド
シューの鉤状の突起を変位可能に案内する。このよう
に、前方ガイドシューは、殆ど遊びがなく摺動案内さ
れ、ガイドフレームからはずれることはない。
後方ガイドシューを案内するために、ガイドフレームの
側方案内部材は、それぞれ、2つの上方ケーブル案内溝
において後方ガイドシューの摺動突起を変位可能に収容
すると共に、その案内フランジにより、後方ガイドシュ
ーの鉤状の突起を変位可能に案内する。このようにし
て、後方ガイドシューも同様に殆ど遊びなく案内され、
ガイドフレームからはずれることはない。後方ガイドシ
ューを摺動させるためのケーブルの取付けは、それぞれ
対応するケーブル案内溝の内部の一方の摺動突起におい
て行なわれる。
ガイドフレームにおいて、ガイドフレームの形材の空胴
は、摺動屋根と連結される機能的構成要素及び場合によ
つては風よけを少なくとも部分的に収容するように形成
される。このように、ガイドフレームの機能的構成要素
を少ないスペースで、目立たないように収容することが
できる。この場合、全ての機能的構成要素は雨樋の外側
に配置され、屋根の開口内に突出することはない。
ケーブル案内機構の別の実施例においては、ガイドフレ
ームの上方に、後方ガイドシューと連結され且つ摺動屋
根と自動車の固定屋根との間において後方縁部の間隙の
下方に進入するように形成される水案内板が配設され、
水案内板の排水端は雨樋の上方で終わり且つ水案内板は
その両側において上方ケーブル案内溝内で変位可能に案
内される。水案内板を適切な寸法を有するように形成す
れば、従来の摺動屋根装置において通常使用されていた
摺動屋根フレームの広い雨受部は不要になる。雨樋を一
体に形成したガイドフレームを使用すると、後方の排水
はこの雨樋に直接流入する。
本発明の概念によれば、ガイドフレームの前方案内部材
に、肉厚の側壁の間に位置するウエブ壁を貫通して、形
材の空胴に達する開口が設けられ、2本のケーブルと係
合するピニオンの駆動軸はこの開口を通つている。ピニ
オンの寸法と、ガイドフレームの形材の寸法とは互い
に、ピニオンが相対向するケーブル案内溝の中に位置す
る2本のケーブルと係合するように直接的な関係で設定
することができるので、前方案内部材の領域に2本のケ
ーブルに力を伝達するためのさらに別の手段を設ける必
要はない。前方案内部材の領域においてはガイドフレー
ムの形材に沿つてガイドシューが案内されないため、形
材の空胴をカバーにより閉鎖することができる。このカ
バーによりピニオンもカバーされる。
ガイドフレームの形材は、上方ケーブル案内溝が、横断
面で見たときに、溝の壁の一部領域のみでケーブルを案
内するような形状を有しているように構成すると有利で
ある。この場合、ケーブル案内溝の内部におけるケーブ
ルの摩擦は非常に少ない。
以下、添付の図面を参照して本発明の一実施例をさらに
詳細に説明する。
第2図及び第6図には、ガイドフレーム及びそれに直接
連結される機能的構成要素のみが示されているが、第3
図から第5図、第7図及び第8図は、ガイドフレームに
隣接し、ガイドフレーム及びそれに取付けられた機能的
構成要素と直接連結されている構成要素も示している。
第1図は、自動車の摺動屋根装置を概略的に示す。自動
車の固定屋根1の前部領域には、摺動屋根2により閉鎖
することができる開口3が設けられている。固定された
自動車の屋根1の下方には、開口3を囲むように摺動屋
根フレーム4が固定されている。この摺動屋根フレーム
4は、その後部領域、すなわち固定屋根の後方表面の下
方に、広い雨受部5を構成する。排水路6は摺動屋根フ
レーム4又はその雨受部に接続される。後述するよう
に、摺動屋根2は、側方案内部材9と、前方案内部材1
0とから構成される一体のガイドフレーム11の側方案
内部材9にある前方ガイドシュー7及び後方ガイドシュ
ー8により案内される。また、第1図から明らかなよう
に、ガイドフレーム11の上方には、後縁部の間隙12
に進入するように水案内板13が配設されている。側方
案内部材9は互いに平行に設けられ、湾曲した隅部14
により前方案内部材10と連結されて、一体のU字形の
ガイドフレーム11を形成している。
次に、第2図から第5図を参照してケーブルガイドの第
1の実施例を説明する。図面からわかるように、ガイド
フレーム11の3つの案内部材は全て同じ断面形状を有
する。この実施例においては、ガイドフレーム11はア
ルミニウムの可鍛合金を押出し成形し、2つの角部分1
4で屈曲させることにより製造されている。ガイドフレ
ームは、基本的には、上方が開いたU字形の横断面形状
を有し、2つの肉厚の側壁15及び16と、これら2つ
の側壁を互いに連結するウエブ17とから構成される。
側壁15,16と、ウエブ17は、上方が開いた空胴1
8を限定している。
第3図に示すように、両側の側壁15,16に2つの上
方ケーブル案内溝19,20と、ガイドシューのための
2つの下方ガイドシュー案内溝21,22とが相対向す
るように設けられている。
ガイドフレームは、雨樋24を限定する摺動屋根フレー
ム4のリブ25にねじ26により固定される外方へ突出
した固定フランジ23をさらに有する(第3図)。固定
フランジ23と同じ平面にある内方へ突出した案内フラ
ンジ27は、ガイドフレームの内側の側壁15に隣接
し、後にさらに説明するようにガイドシュー7,8を付
加的に案内する。
内側の側壁15には、摺動屋根のライニング29を摺動
案内するための内方へ突出した中心フランジ28と、屋
根のライニング32を保持するクランプ31を押上げ固
定する同様に内方へ突出した下方フランジ30とが設け
られている。
次に、第6図から第8図を参照してケーブルガイドの第
2の実施例を説明する。図面から明らかであるように、
ガイドフレーム11′は、前述のガイドフレームと同様
に側方案内部材9′と、前方案内部材10′とから構成
され、後述するような相違点はあるが、実質的には前述
のガイドフレームの場合と同様の横断面形状を有する。
この実施例においては、外側の肉厚の側壁16には、ガイ
ドフレームと一体に形成され且つ外方へ突出する縁部フ
ランジ33が接続されている。この縁部フランジ33は、
側壁16と共に雨樋24′を限定する。縁部フランジ3
3は上方外側に向かつて傾斜し、固定フランジ34で終
わっている。ガイドフレーム11′は、固定フランジ3
4により、固定された自動車の屋根1に固定される中間
フレーム36にねじ35で取付けられている(第7
図)。
第6図から第8図に示される実施例においては、固定フ
ランジ34が固定フランジ23(第3図)の機能を果た
しているので、固定フランジ23は不要である。しかし
ながら、外側の側壁16に、雨水などが雨樋24′から
漏れ出て空胴18又は自動車内部への進入を防止する上
方突起37を設けるとよい。
この実施例においても、ガイドフレームはアルミニウム
の可鍛合金から押出し成形すればよい。この比較的幅広
のガイドフレーム材を角部分14′で曲げやすくするた
めに、雨樋24′を構成する縁部フランジ33と、当然
のことながら固定フランジ34とは切欠き部38を有す
る。これらの切欠き部38は、ガイドフレーム材が屈曲
された後に、プラスチック材料を注入することにより、
すなわちプラスチックの挿入部材39で充填することに
より再び水密に閉鎖される。この実施例においては、前
方の排水管6はプラスチックの挿入部材39に接続さ
れ、後方の排水路6は、側方案内部材9′に水密にはめ
込まれる密閉壁40にそれぞれ取付けられる。この実施
例では、雨受部5(第1図)は設けられていない。水案
内板13の排水端が雨樋24′の上方で終わっているた
めに、後縁部の間隙12から進入した水は、水案内板1
3により案内されて、直接、雨樋24′に流入する。
ガイドフレームを補強するために、2つの側方案内部材
9′を結合し、第6図及び第8図に示すように側方案内
部材9′の下面にリベツト留めされる横方向連結部材4
1が設けられている。第2図から第5図に示す実施例に
おいても、これに相応する横方向連結部材を設けてもよ
い。
次に、第4図及び第7図を参照して、前方ガイドシュー
7における案内動作を説明する。案内動作は2つの実施
例について全く同じである。図面には、右側の前方ガイ
ドシュー7のみが示されているが、左側の前方ガイドシ
ューは、これと対称的に配置され同じ構造を有する。前
方ガイドシュー7は下方に向いた条片状の突出部分42
により空胴18の内部へ延出し、この条片状の突出部分
42に一体に形成され、下方及び外方にクランク状に屈
曲した摺動突起43,44によりガイドフレームの長手
方向に側方案内部材9のそれぞれの下方ガイドシュー案
内溝21,22に摺動可能に係合する。さらに、前方ガ
イドシュー7の鉤状の突起45は側方案内部材9の案内
フランジ27の周囲に係合し、そのため、かなり大きな
力が加わったときでも、前方ガイドシュー7が側方案内
部材9からはずれることはない。
前方ガイドシュー7は、その前面に二又状の担持部材4
6を有し、この担持部材にピボツトピン47が通されて
いる。ピボツトピンは摺動屋根2を前方で回動可能に担
持する。後方に向いた連結レバー48はピボツトピン4
7に関節により取付けられ、このレバーの自由端は、摺
動屋根の補強部材49に固定される耳50と堅固に、し
かも高さの調節が可能であるように連結されている。
第4図及び第7図の実施例においては、摺動屋根2は、
摺動屋根の補強部材49に接着固定される透明なアクリ
ルガラスの屋根である。自動車の固定屋根1の垂直下向
きのフランジ51における縁部間隙は、摺動屋根2及び
その補強部材49に取付けられる縁部間隙シール52に
より密封される。摺動屋根の補強部材49に隣接する下
向きの閉鎖条片53は、ガイドフレーム11,11′の
内側にそれぞれ開口に向かつて取付けられる機能的構成
要素をカバーする。
次に、第3図及び第4図を参照して、後方ガイドシュー
8における案内動作を説明する。図面には、左側の後方
ガイドシュー8のみが示されているが、右側の後方ガイ
ドシューはこれと対称的に配設され同じ構造を有する。
後方ガイドシュー8は、ウエブ17の近傍において空胴
18内に摺動可能に係合し、その両側に固定される摺動
突起54,55により、それぞれ上方ケーブル案内溝1
9,20内において摺動可能に案内される。さらに、後
方ガイドシュー8に取付けられる鉤状の突起56は、ガ
イドフレームの案内フランジ27の周囲に係合している
ので、後方ガイドシューが側方案内部材9からはずれる
ことのないように付加的に確保している。後方ガイドシ
ューに、前方ガイドシューの摺動突起43,44と同様
の別の摺動突起を設けても良いのはもちろんのことであ
る。しかしながら、一般には、後方ガイドシューを案内
することのような手段は不要である。下方ケーブル案内
溝21,22及び上方ケーブル案内溝19,20は背面
が切取られた形状であるので、2つの側方案内部材9,
9′の当初の自由端上へ、前方と後方のガイドシュー
7,8を後方から押込まなければならない。
第2図及び第6図と関連させて第3図を見るとわかるよ
うに、後方ガイドシュー8は、その長さ全体にわたって
連続するスリット状の凹部57を有する。このスリツト
状の凹部57は、上部において、二又状に配置される2
つの側壁58により境界を限定されている。側壁58を
貫通するリフトピン59は、スリット状の凸部57内に
貫入するリンク板61のリンクスリット60と係合す
る。リンク板61は、摺動屋根の補強部材49の固定耳
62に高さを調節できるように固定される。
各々の上方ケーブル案内溝19,20の中には、摺動屋
根2の調節運動を行なうケーブル63,64がそれぞれ
通っている。第2図,第4図及び第6図に適切な切欠き
図により示すように、ケーブル63,64は、それぞ
れ、後方ガイドシュー8の摺動突起54,55の一方に
力を伝達しうるように連結されている。2つの後方ガイ
ドシュー8は、ケーブル63及び64により、この種の
摺動屋根装置において通常採用されている方法で同じ方
向に同時に移動することができる。第4図に示すよう
に、後方ガイドシュー8が変位して摺動屋根2が上下に
回動する間に、リフトピン59がリンクリスット60内
で動くので、摺動屋根2は、変位の方向に従ってピボッ
トピン47を中心として上方又は下方へ回動する。リン
クスリツト60の後方上向きの延長部分65はリフトピ
ン69と共動して、摺動屋根2を後方の固定屋根1の後
方表面の下方へ移動させるべきであるときは、摺動屋根
2の後縁部を下降させ、摺動屋根2をその移動した開放
位置から閉鎖位置へ戻すべきであるときには、摺動屋根
2の後縁部を上昇させる。
さらに、第4図から明らかなように、水案内板13はリ
ンク66によりリンク板61と連結されている。ガイド
フレームの反対側も、これと同じ構成になっている。水
案内板13は、その側方スライダ67により空胴18内
に進入し、上方ケーブル案内溝19,20の一方におい
て摺動可能に案内される。
第5図は、前述の2つの実施例において基本的には類似
している駆動用構成要素の位置を示す。歯車伝動装置か
ら構成される駆動装置68は摺動屋根フレーム4の開口
(図示せず)を貫通するように設けられて、このフレー
ムに固定されている。摺動屋根フレームがなく、雨樋2
4′自体がガイドフレームの構成要素である場合は、駆
動装置68はガイドフレームの前方案内部材10′に直
接連結される。駆動装置68は、駆動軸69を取囲むス
リーブ70により上方に延出して、ガイドフレーム11
の前方案内部材10の円筒形の開口71に遊びなく嵌合
されている。円筒形の開口71は、前方案内部材10の
全体にわたって均一に形成され、さらにウエブ17を貫
通している。駆動軸69に固定されるピニオン72は、
ラックアンドピニオン駆動装置を形成するように2本の
ケーブル63及び64のねじ山部と係合する。そのた
め、ピニオン72が回転すると同時に、ケーブル63,
64は上方ケーブル案内溝19,20に沿って変位され
る。ピニオン7は、手動クランク73により駆動装置6
8を介して回転駆動される。手動クランクの代わりに、
当然、電子モータ駆動装置を使用することもできる。第
2図及び第6図は、第5図の手動クランク73の位置に
対して180゜変位された手動クランク73の向きを示す。
前述のように、空胴18及び機能的構成要素は、それら
の機能的構成要素の少なくとも一部が空胴の内部に収容
されるように、寸法を定められ配置されている。前方ガ
イドシュー7及び後方ガイドシュー8の各々に関して、
ガイドシュー及びそれと連結される要素の主要部がどの
ように空胴の内部に貫入してコンパクトな構造を提供し
ているかを説明した。しかしながら、空胴18は、第2
図及び第6図にのみ示されている風よけ75が休止位置
にあるときに、風よけ75の上昇アーム74を完全に収
容するために利用することもできる。風よけ75は、位
置76及び77において摺動屋根フレーム(第2図に示
す実施例の場合)又はガイドフレーム11の前方案内部
材10′(第6図に示す実施例の場合)に蝶番により連
結されている。第2図及び第6図に示すように、上昇ア
ーム74は、それぞれ、一端において風よけ75に関節
で連結され、他端においては、それぞれ対応する側方案
内部材9,9′に対して横方向に向いている空胴18内
のピボットピンに回動可能に支持されている。
第8図に示すように、上方ケーブル案内溝19,20
は、溝の壁の一部領域のみがケーブル案内のために使用
されるように形成することができる。図示されている実
施例においては、各々のケーブル案内溝について、溝の
横断面の円形の周面に3つの部分領域78のみが設けら
れている。従って、上方ケーブル案内溝19,20にお
けるケーブル63,64の摩擦は、かなり少なくなる。
本発明によるケーブル案内機構は、公知の多数の構成部
分から成る全てのケーブル案内機構に比べて、様々な大
きさの屋根開口について必要とされる所望の寸法を有す
るケーブル案内機構を、全て、連続する形素材から同じ
工具を使用して容易に製造することができるという利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、摺動屋根が閉鎖された状態の自動車の摺動屋
根装置の切欠き図; 第2図は、ガイドフレームに取付けられる摺動屋根構造
の機能的構成要素を含むガイドフレームの第1の実施例
を示す図; 第3図は、第2図の線III−IIIに沿つた後方ガイドシュ
ーの断面図; 第4図は、第2図の矢印IVの方向に見たガイドフレーム
及びそれと連結される機能的構成要素の部分側面図; 第5図は、第2図の線V−Vに沿つた駆動装置の断面図; 第6図は、ガイドフレーム及びそれと連結される機能的
構成要素の第2の実施例を示す図; 第7図は、第6図の線VII−VIIに沿った前方ガイドシュ
ーの領域におけるガイドフレームの断面図;及び 第8図は、第6図の線VIII−VIIIに沿った断面図であ
る。 1……自動車の屋根、2……摺動屋根、7…前方ガイド
シュー、8…後方ガイドシュー、9,9′…側方案内部
材、10,10′…前方案内部材、11…ガイドフレー
ム、15,16…側壁、18…空胴、19,20…上方
ケーブル案内溝、21,22…下方ガイドシュー案内
溝、23…固定フランジ、27…案内フランジ、28…
中心フランジ、34…固定フランジ、43,44,5
4,55…摺動突起、63,64…ケーブル、78…部
分領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペ−タ−・シエフア− ドイツ連邦共和国6457マインタル・アム・ ブ−トシヤフエン23 (56)参考文献 特開 昭54−129617(JP,A)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行に配置され、共に摺動屋根のガ
    イドシューを変位可能に案内する2つの側方案内部材
    と、湾曲した隅部において2つの側方案内部材と接合
    し、ケーブル駆動装置と連結する前方案内部材とから構
    成され、前記2つの側方案内部材及び前記前方案内部材
    は、それぞれ、互いに隣接してケーブルを圧力に耐える
    ような堅固な状態で案内する2本の案内溝を有し、案内
    溝の相互間の間隔は前記2つの側方案内部材及び前記前
    方案内部材において全て等しい自動車の摺動屋根装置用
    のケーブル案内機構において、前記2つの側方案内部材
    (9,9′)及び前記前方案内部材(10,10′)並びに2つの湾
    曲部(14,14′)は形状及び寸法に関して全く同一の断面
    を有し、1本の直線形材を曲げ成形してU字形のガイド
    フレーム(11,11′)に形成されていることを特徴とする
    自動車の摺動屋根装置用のケーブル案内機構。
  2. 【請求項2】前記ガイドフレーム(11,11′)は、それぞ
    れの湾曲部(14,14′)において屈曲された金属形材から
    構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の自動車の摺動屋根装置用のケーブル案内機構。
  3. 【請求項3】金属形材は、アルミニウムの可鍛合金から
    押出し形成される形材であることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載の自動車の摺動屋根装置用のケーブ
    ル案内機構。
  4. 【請求項4】金属形材は薄板から形成されることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の自動車の摺動屋根
    装置用のケーブル案内機構。
  5. 【請求項5】ガイドフレーム(11,11′)は、熱可塑性材
    料から成り、2つの湾曲部(14,14′)において屈曲され
    た形材から構成されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の自動車の摺動屋根装置用のケーブル案内
    機構。
  6. 【請求項6】ガイドフレーム(11,11′)は、実質的に上
    方が開いたU字形の横断面を有し、その各々の肉厚の側
    壁には、互いに相対向する配置関係で且つ形材の空胴(1
    8)に向かって開くように、上方ケーブル案内溝(19,20)
    とガイドシュー(7,8)のための下方案内溝(21,22)とが設
    けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第
    5項のいずれか1項に記載の自動車の摺動屋根装置用の
    ケーブル案内機構。
  7. 【請求項7】ガイドフレーム(11)に、その横断面に外側
    の側壁(16)に接して外方に突出した固定フランジ(23)が
    一体に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第6項のいずれか1項に記載の自動車の摺動
    屋根装置用のケーブル案内機構。
  8. 【請求項8】ガイドフレーム(11,11′)の頂部において
    その横断面に内側の側壁(15)に接してそれと一体的に形
    成されるガイドシュー(7,8)のための内方に突出した案
    内フランジ(27)が配置されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項から第7項のいずれか1項に記載の自動車
    の摺動屋根装置用のケーブル案内機構。
  9. 【請求項9】ガイドフレーム(11,11′)に、その横断面
    の内側の側壁(15)に接し、それぞれ摺動屋根のライニン
    グ(29)を案内し、固定屋根のライニング(32)を固定する
    内方に突出したさらに別のフランジ(28,30)が一体に形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第8項のいずれか1項に記載の自動車の摺動屋根装置
    用のケーブル案内機構。
  10. 【請求項10】ガイドフレーム(11′)に、底部において
    その横断面の外側の側壁(16)に接し、固定フランジ(34)
    を有する外方に突出した雨樋(24′)が一体に形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第9項
    のいずれか1項に記載の自動車の摺動屋根装置用のケー
    ブル案内機構。
  11. 【請求項11】ガイドフレーム(11′)の雨樋(24′)は屈
    曲を容易にするために湾曲部(14′)の領域で切欠かれ、
    その切欠き部(38)は、屈曲させた後にプラスチック材料
    を挿入することにより再び閉鎖されることを特徴とする
    特許請求の範囲第10項に記載の自動車の摺動屋根装置
    用のケーブル案内機構。
  12. 【請求項12】ガイドフレーム(11,11′)は、前方案内
    部材(10,10′)に平行に配設され且つ側方案内部材(9,
    9′)の自由端を互いに連結する横方向連結部材(41)によ
    り補強されることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第11項のいずれか1項に記載の自動車の摺動屋根装
    置用のケーブル案内機構。
  13. 【請求項13】ガイドフレーム(11,11′)は側方案内部
    材(9,9′)は、それぞれ、2つの下方ガイドシュー案内
    溝(21,22)において前方ガイドシュー(7)の摺動突起(43,
    44)を変位可能に収容すると共に、その案内フランジ(2
    7)により、前方ガイドシュー(7)の鉤状の突起(45)を変
    位可能に案内することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項から第12項のいずれか1項に記載の自動車の摺動屋
    根装置用のケーブル案内機構。
  14. 【請求項14】ガイドフレーム(11,11′)の側方案内部
    材(9,9′)は、それぞれ、2つの上方ケーブル案内溝(1
    9,21)において後方ガイドシュー(8)の摺動突起(54,55)
    を変位可能に収容すると共に、その案内フランジ(27)に
    より、後方ガイドシュー(8)の鉤状の突起(56)を変位可
    能に案内することを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第13項のいずれか1項に記載の自動車の摺動屋根装
    置用のケーブル案内機構。
  15. 【請求項15】ガイドフレーム(11,11′)の形材の空胴
    (18)は、摺動屋根(2)と連結される機能的構成要素及び
    場合によっては風よけ(75)を少なくとも部分的に収容す
    るように形成されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項から第14項のいずれか1項に記載の自動車の摺動
    屋根装置用のケーブル案内機構。
  16. 【請求項16】ガイドフレーム(11,11′)の上方に、後
    方ガイドシュー(8)と連結され且つ摺動屋根(2)と自動車
    の固定屋根(1)との間において後方縁部の間隙に下方に
    進入するように形成される水案内板(13)が配設され、水
    案内板(13)の排水端は雨樋(24,24′)の上方で終わり且
    つ水案内板はその両側において上方ケーブル案内溝(19,
    20)内で変位可能に案内されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項から第15項のいずれか1項に記載の自
    動車の摺動屋根装置用のケーブル案内機構。
  17. 【請求項17】ガイドフレーム(11,11′)の前方案内部
    材(10,10′)に、肉厚の側壁(15,16)の間に位置するウエ
    ブ壁(17)を貫通して、形材の空胴(18)に達する開口(71)
    が設けられ、2本のケーブル(63,64)と係合するピニオ
    ン(72)の駆動軸(69)は上記開口(71)を通つていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第16項のいずれ
    か1項に記載の自動車の摺動屋根装置用のケーブル案内
    機構。
  18. 【請求項18】上方ケーブル案内溝(19,20)は、溝に壁
    の一部領域(78)のみでケーブル(63,64)を案内するよう
    に形成された横断面を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項から第17項のいずれか1項に記載の自動
    車の摺動屋根装置用のケーブル案内機構。
JP58097047A 1982-06-07 1983-06-02 自動車の摺動屋根装置用のケ−ブル案内機構 Expired - Lifetime JPH068084B2 (ja)

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