JPH06505933A - 箔印刷法及び箔転移機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 箔印刷法及び箔転移機 本発明は―支持箔と！分離層を介してこの支持箔に付着する転移層とから成る転 移箔が９印刷されるべき下地に圧力作用を受けて載置されかつそれに続いて行わ れる転移箔の取外し後に転移層が部分的に又は平面的に下地に付着しているよう にする箔印刷法に関する。

すべての公知の箔印刷法に共通なのはｔ印刷下地！例えば枚葉物品又は巻取り物 品としての紙を厚紙又は箔に箔が部分的に圧力を受けて置かれかつ永続的に固定 されることであるν印刷箔として２特に金又は銀の光沢を持つ箔が使用されるが ｔしかし高度の光沢又は絹の光沢の表面を持つ種々の色の印刷箔も公知である。

下地に印刷箔を置くことは大抵！刻印箔印刷の技術で行われる。この印刷技術は 基本形において凸版印刷法に似ておリラその限りでは図書印刷に似ている。決定 的な共通の特徴は１印刷版の印刷する部分が９これらの部分を包囲するり印刷し ない部分より高い所に位置することである。印刷過程中に，Ｅｌ刷版は間接的に 加熱されかつ一定潟度に保たれる。印刷過程の際に印ｍ箔から下地へ移行する印 刷媒体はｐ薄い多層乾燥膜の形の転移層から成りｔこの膜は？大抵透明な支持箔 に分＋ｅｕｉを介して取外し可能に取付けられている。この分離層はｔ銀色のア ルミニウム蒸着及び大抵色のついた塗装層で２層に構成されている。

この二重転移層は？加熱の際に付着可能な合成Ｗ脂層を備えている。

印刷過程においてν転移箔は？印刷されるべき下地と共に印刷機構の中に通され ｔその際一加熱された印刷版の押圧力により１印刷版の***した素子により決め られる個所において転移層が支持箔から外されかつ下地へ転移される。印刷版か ら伝達される勲により支持箔左転移層の間の分離層は蒸発するので・転移層は支 持箔から容易に外れる。他方！合成樹脂層は熱作用を受けて乾燥状態から粘着性 状部へ活性化されるのでｔ合成樹脂層は下地と転移層の間に付着層を形成する。

結果的に９印刷版により設定された゛個所においてｔ転移層は９例えば金色に輝 く層の形で永続的に下地に付着する。

この公知の箔印刷法の欠点は―印刷版９即ち線画凸版ラの製造及び装備が非常に 長い準備及び装備時間を必要とすることである。この準備，及び装備時間は全製 造時間のほぼ半分になるから，公知の箔印刷法は全体として非常に時間がかかり ９それには高い生産費が伴っている。

本発明の基礎になっている課題は一必要な準備及び装備時間を考慮に入れて２は るかに短い全製造時間を可能にする箔印刷法を開発することである。更にかこの 箔印刷法を実施するのに適した箔転移機が提供されなければならない。

この課題を解決するためにｐ本発明によればｌ箔装置の前に行われる方法段階で 下地の表面がり箔装置のために設けられた個所で転移層用の付着層を付けられか つ箔装置の後に行われる方法段階で９付着層によって付着する転移層を持つ下地 がＩ箔戴置中に圧力作用をはるかに越える押圧力を受けることが提案されている 。

このような箔印刷法ではν印刷版Ｉ即ち線画凸版！の事前製作が省ける。公知の 箔印刷法と異なり？転移層の転移は印刷版又は線画凸版のｔ***せしめられた個 所の範囲における部分的圧力付加によって行われない。むしろ箔装置の方法段階 の前に既に＋ｌ１％ａｌ刷のために設けられた下地は部分的な付着層９例えば接 着剤層νを付けられ？この付着層は印刷機構の内部で転移層を前述の個所におい て転移箔から受け取る。付着層は本来の印刷過程の前に既に下地上にあるからｔ 公知の転移箔に存在する合成８１脂層は省ける。従来の技術と異なりν印刷面の 加熱も必要でない。なぜならば合成樹脂層の省略により分離層において接着作用 をもたらすための加熱も省けるからである。

下地と転移層との永続的な結合を行うためにｔ箔装置９即ち本来の印刷過程に続 く方法段階において！転移層が上にある下地は９箔載置中に圧力作用をはるかに 越える押圧力を受ける。

本発明の方法はｔ公知の方法と異なりう印刷版又は線画凸版を必要としないから −はるかに少い準備及び装備時間しか必要でない。印刷過程も公知め方法よりは るかに高い速度で行われ得るから！全体として謹白時間ははるかに短くなりν、 それだけ生産費は少なくなる。更に？印刷面の加熱は箔載置中必要でないから？ 本発明の方法ははるかに少ないエネルギー費用で行われる。

本発明の方法はＩ箔装置の際の圧力作用のために平滑な＃場合によっては弾性的 な印刷面を使用することを可能にする。箔載置中の圧力作用の大きさはりこの圧 力作用が印刷箔線を下地へ押し込むに十分でない程度に設定されている。しかし この圧力作用は転移層を部分的に又は量的に支持材料から外すに十分大きくなけ ればならない。

箔印刷法を連続的に実施することを可能にするためにｔ方法の拡張では、箔装置 が転移カレンダのり逆方向に回転する２つのローラの間で行われることが提案さ れている。更に一転移層の最終的固定を保証するために必要な押圧力を逆方向に 回転する２つのローラの間に加えることは有利である。

方法の構成により下地が１色又は多色機構において付着層を付けられる場合はり 方法実施のこの部分のために市販の印刷機構が使えるので９購入費用及び運転費 用は比較的少ない。付着層はｔあまりに強く吸収する下地の場合に下塗りにより 覆われ得る。これには特に２色印刷機構が適している。２色印刷機構によりｔ付 着層として２成分接着剤も良好に塗布され得る。

方法実施に適している装置を提供する課題を解決するために９転移箔供給装置と ！転移箔排出装置と９印刷面及び相手面により区画されたー印刷されるべき下地 を通すための印刷間隙とを１転移箔供給装置により供給される転移箔と共に持つ 印刷機構付きの箔転移機が提案されており！この場合９印刷機構の前に接続され た接着機構はり下地に付着層を付ける接着機構を備えておりかつ印刷機構の後に 接続された押圧機構は！押圧面及び押圧相手面により区画されたり印刷される下 地を通すための押圧間隙を備えている。

この箔転移機は９押圧面及び押圧相手面が印刷カレンダの２つの平滑面ローラに より形成されているように構成されている。

印刷面及び相手面も！この場合に転移カレンダを形成する平滑面ローラに存在す るのが好ましい。

別の構成において印刷機構及び押圧機構−は構造単位体を形成しており、この場 合ψ前に接続された接着機構は雷公知の１色又は多色機構として構成され得る。

１色又は多色機構！印刷又は転移機構及び押圧機構は一緒にｔ列形箔転移を可能 にする箔転移機を形成している。この箔転移機をツ列形製造の目的として連続印 刷機又はラベル印刷機の後に接続して付属させることが難なく可能である。印刷 機構及び押圧機構から成る機械単位体はｔ付加的な単位体として既存の印刷機構 又は接着剤塗布機の後にも接続され得る。

本発明の対象のそれ以外の詳細及び利点はｐ本発明の方法及び本発明の装置の好 ましい実施例が示されている添付図面の簡単な説明から明らかになる。図面には 実際の大きさの割合は正しく示されていない。

図１はう公知の２色印刷機構の形の接着機構とＩ箔装置のための印刷機構とｔ押 圧機構とを持つ箔転移機の９一部をの欠いて示した＋ＱＩｋ化された側面図であ る。

図２は１図１による印刷機構及び押圧機構のν短縮された詳細図である。

図３は１図１の切断面ＩＩＩ−ＩＩＩに沿う印刷機構の部分平面図である。

図１に示されている箔転移機はｔ全部で２つの構造体群力）ら成る。図１の左側 に示した構造体群は在来の２色印刷機構力）ら成るがｔしかしこの印刷機構は本 発明の枠内で先ず第１１こ？印刷されるべき下地２を薄い付着層３Ｉ例えば薄い ｌ又ｌま２成分接着剤膜りで部分的に被覆するための接着機構ｌとして使われる 。このために接着機構ｌは下側ローラ４及び上側ローラ５を持っておりｔこの場 合ｌ接着機構として使われる上側ローラ５をゴム布円筒として構成することがで き！この円筒４よ接着剤膜を所定のサンプルとして！下側ローラ４と上側ローラ ５の間の間隙に通される下地２Ｉ例えば紙条片會へ部分的４こ転移する。

図１の右側部分に示したフ共通のハウジング６の中に収容されている構造体群は ！転移又は印刷機構７及び押圧機構８カ）ら構成されている。

印刷機構７においてν供給巻き体９に巻きつけられた転移箔！０は１部ｌ　２つ のローラから形成された印刷間隙の中で印刷機構７の中に通される下地２へ転移 される。このために転移箔ｌＯは２つの締付はローラ１１を介して！平滑面の９ 場合によっては弾性的な印刷ローラ１２へ導かれ−次いで中間ローラ１３を介し て集合ローラ１４へ達する。印刷ローラ１２は下地２及び転移箔１０の介在のも とにｔ規定された圧力で雪クロムめっきさカレンダを形成する。

押圧機構８も１２つのローラを持つカレンダから成りｔこれらのローラのうち上 側ローラ５は平滑面の押圧ローラ１６を形成し、下側ローラは同様に平滑面の押 圧相手ローラ１７を形成する。押圧ローラ１６と押圧相手ローラ１７の間に生ぜ しめられる押圧力はフ印刷ローラ１２と相手ローラ１５の間の圧力をはるかに越 える。

印刷機構内の転移箔１０の箔装置の実施は９図２の左側部分に示されている。全 体として僅か約１２ｐｍの厚さの転移箔ｌＯは―全部で３つの層から構成されて いる。印刷ローラ１２に直接載置している１最も内部の層は會支持箔１８として 形成されておリラこの支持部上に一付着下地として使われる公開１９を介して転 移層２０が設けられている。転移層２０は比較的容易に支持筒１８から外れる。

転移層２０は２層に構成されておりかつ蒸着せしめられた薄いアルミニウム層と ９例えば色つきの塗装層とから成る。転移層２０のこの２層構成は図面に明確に ｌま示されていない。

箔装置の実施の際に！印刷されるべき下地２は印刷ローラ１２又は相手ローラ１ ５の周速に一致する速度で−これらの両口−ラの間に形成された印刷間隙の中に 通され！その際！印刷ローラ１２の布表面上で一緒に案内される転移箔１０は一 部を下地２へ転移される。この転移はｔ前に接続された接着機構の内部で付着層 ３を付けられた下地２の個所においてのみ行われる。

転移箔ｌＯは全体として下地２へ転移されるのではなく？容易に支持Ｗ１１８か ら取外し可能な転移層２０だけが転移される。印刷機構７を出る際にう予め部分 的に付着層３を付けられた個所において転移層２０は下１ｌＩ２に付着する。転 移層２０は例えば金箔として形成されておりｔこの場合ｔアルミニウム層は金属 化効果を生ぜしめｐ他方ｐ金着色は黄色ないし黄土色の塗装層により生ぜしめら れる。

このように印刷機構７においで行われる箔装置に必要な耐久性を与えるためにｔ 転移層２０が上に付着し、ている下地２は！次いで押圧機構８の押圧ローラ１６ と押圧相手ローラ１７の間へ達する。印刷機構７における圧力作用はｌｌｌ１！ Ｉ載置−即ち支持部１８から下地２への転移層２０の転移を保証するに十分であ りさえすればよく！他方を転移層２０と下地２の密な結合を引き起こす、Ｆｌｌ 織機構８おける押圧力ははるかに高い。°　。

印刷機構７における箔装置の実施はν印刷例に関する図３に示されている。連続 印刷の枠内でν下地２は＋　４×５の区画を２２を持っている。図３の左側部分 にν印刷枚葉２１が、ａＩＭローラ１２を持つ印刷機構の通過前の状態で示され ている。個々の印刷モチーフ２２の範囲においてう印刷枚葉２１は既に部分的な 付着層３を付けられている。印刷ローラ１２を出た後にｔ印刷枚葉２１は部分的 な付着層３の範囲において転移層２０を付けられておリラそれにより載置済みの 印刷モチーフ２２を形成する。印刷モチーフ２２の範囲には９図３の右側部分に 示されているようにｔ印刷ローラ１２に接触している転移箔１０がない。

印刷ローラ１２及び相手ローラ１５から構成された転移カレンダのほば全編にわ たって延びている。図３に示した転移箔ｌＯの代わりに９複数の個々の帯状転移 箔が使用され得る。これは！印刷モチーフ２２が帯状転移箔の幅の一部にだけ分 布されている場合に特に望ましい。転移箔を節約するために９更に２転移カレン ダの開放により転移箔の移送を少なくとも一時的に下地の移送から分離しかつ転 移箔を周期的に案内することが可能である。更に？複数の狭い帯状箔を使用する ことができ又は転移カレンダは周期的な圧力を受けることができる。

符　号　表 １　接着機構 ２　下地 ３　付着層 ４　下側ローラ ５　上側ローラ ６　ハウジング ７　転移又は印刷機構 ８　押圧機構 ９　供給ＩＩ舎体 １０　転移箔 ！ｌ　締付はローラ １２　印刷ローラ １３　中間ローラ １４　集合ローラ １５　相手ローラ １６　押圧ローラ １７　押圧相手ローラ １８　支持部 １９　分離層 ２０　転移層 ２１　印刷枚葉 ２２　印刷モチーフ 国際調査報告 フロントページの続き （７２）発明者　オウト、　フレート ベルギー国　ベー−１５６０フーイラールトブス　３．３　アルベルト　ビース マンスラーン　１８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　支持箔と，分離層を介してこの支持箔に付着する転移層とから成る転移箔が ，印刷されるべき下地に圧力作用を受けて載置されかつそれに続いて行われる転 移箔の取外し後に転移層が部分的に又は平面的に下地に付着しているようにする 箔印刷法において，箔載置の前に行われる方法段階で下地の表面が，箔載置のた めに設けられた個所で転移層用の付着層を付けられかつ箔載置の後に行われる方 法段階で，付着層によつて付着する転移層を持つ下地が，箔載置中に圧力作用を はるかに越える押圧力を受けることを特徴とする，箔印刷法。 ２　箔載置の際の圧力作用が平滑な，場合によっては弾性的な印刷面によつて行 われることを特徴とする，請求項１に記載の箔印刷法。 ３　箔載置の際の圧力作用が，転移箔を下地へ押し込むに十分でないことを特徴 とする，請求項２に記載の箔印刷法。 ４　箔載置が熱作用なしに行われることを特徴とする，請求項１に記載の箔印刷 法。 ５　箔載置が転移カレンダの，逆方向に回転する２つのローラの間で行われるこ とを特徴とする，請求項１に記載の箔印刷法。 ６　押圧力が，別のカレンダの，逆方向に回転する２つのローラの間に加えられ ることを特徴とする，請求項５に記載の箔印刷法。 ７　転移カレンダが周期的に案内されることを特徴とする，請求項５に記数の箔 印刷法。 ８　付着層が，特に多成分接着剤の形で，多段に塗布されることを特徴とする， 請求項１に記載の箔印刷法。 ９　下地が１色又は多色機構において付着層を付けられることを特徴とする，請 求項１に記載の箔印刷法。 １０　転移箔供給装置と，転移箔排出装置と，印刷面及び相手面により区画され た，印刷されるべき下地を通すための印刷間隙とを，転移箔供給装置により供給 される転移箔と共に持つ印刷機構付きの箔転移機において，印刷機構（７）の前 に接続された接着機構（１）が，下地（２）に付着層（３）を付ける接着機構（ ５）を備えておりかつ印刷機構（７）の後に接続された押圧機構（８）が，押圧 面及び押圧相手面により区画された，印刷される下地（２）を通すための押圧間 隙を備えていることを特徴とする，箔転移機。 １１　押圧面及び押圧相手面がカレンダの２つの平滑面ローラ（１６，１７）に より形成されていることを特徴とする，請求項１０に記載の箔転移機。 １２　印刷面及び相手面が転移カレンダの２つの平滑面ローラ（１２，１５）に より形成されていることを特徴とする，請求項１０に記載の箔転移機。 １３　印刷面が弾性的であることを特徴とする，請求項１２に記載の箔転移機。 １４　印刷機構（７）及び押圧機構（８）が構造単位体にまとめられていること を特徴とする，請求項１０ないし１３のうち１つに記載の箔転移機。 １５　接着機構（１）が，公知の１色又は多色機構として構成されていることを 特徴とする，請求項１０に記載の箔転移機。