JPH06340081A - 全幅インクジェットプリンタ用プリントヘッドメンテナンス装置 - Google Patents
全幅インクジェットプリンタ用プリントヘッドメンテナンス装置Info
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- JPH06340081A JPH06340081A JP6075100A JP7510094A JPH06340081A JP H06340081 A JPH06340081 A JP H06340081A JP 6075100 A JP6075100 A JP 6075100A JP 7510094 A JP7510094 A JP 7510094A JP H06340081 A JPH06340081 A JP H06340081A
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- JP
- Japan
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- printhead
- shuttle
- wiper
- array
- ink jet
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16585—Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles for paper-width or non-reciprocating print heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/16552—Cleaning of print head nozzles using cleaning fluids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/21—Line printing
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェット印刷、特に、全幅アレイイン
クジェットプリントヘッドから汚染物質を除去するため
の簡単であるが効果的な装置を提供する。 【構成】 インクジェットプリンタはインク小滴放射の
ためのノズル穴のアレイを規定する正面を含むプリント
ヘッド20を有する。シャトル50はその上に移動可能
に取り付けられたワイパー60を持ち、アレイにほぼ平
行な固定経路に沿ってシャトル50が運動することを可
能にした軌道56の上に置かれる。アレイに沿ってシャ
トル50が移動すると、機構がアレイの方向とは直角な
方向にプリントヘッド20の正面部分でワイパー60が
運動するようにする。
クジェットプリントヘッドから汚染物質を除去するため
の簡単であるが効果的な装置を提供する。 【構成】 インクジェットプリンタはインク小滴放射の
ためのノズル穴のアレイを規定する正面を含むプリント
ヘッド20を有する。シャトル50はその上に移動可能
に取り付けられたワイパー60を持ち、アレイにほぼ平
行な固定経路に沿ってシャトル50が運動することを可
能にした軌道56の上に置かれる。アレイに沿ってシャ
トル50が移動すると、機構がアレイの方向とは直角な
方向にプリントヘッド20の正面部分でワイパー60が
運動するようにする。
Description
【0001】本願は、同時出願の、「全幅インクジェッ
トプリンタ用湿式ワイプメンテナンス装置 (Wet-Wipe M
aintenance Device for a Full-Width Ink-Jet Printe
r) 」と題する特許出願(代理人整理番号D/9305
5)を参照のために含んでいる。
トプリンタ用湿式ワイプメンテナンス装置 (Wet-Wipe M
aintenance Device for a Full-Width Ink-Jet Printe
r) 」と題する特許出願(代理人整理番号D/9305
5)を参照のために含んでいる。
【0002】本発明は、インクジェット印刷、特に、全
幅アレイインクジェットプリントヘッドから汚染物質を
除去するための簡単であるが効果的な装置に関するもの
である。
幅アレイインクジェットプリントヘッドから汚染物質を
除去するための簡単であるが効果的な装置に関するもの
である。
【0003】本発明では、インク小滴を放射するための
ノズル穴のアレイを形成する面を含むプリントヘッドを
包含するインクジェットプリンタを考える。シャトルは
シャトルに搭載されたワイピング部材を含んでおり、ア
レイに対してほぼ平行な固定経路の上をシャトルが移動
するように作られた軌道(track) の上に配置される。シ
ャトルがアレイに沿って移動するにつれ、アレイの方向
と直角の方向に、ワイピング部材がプリントヘッドの正
面部分で動くようにする機構が使われている。
ノズル穴のアレイを形成する面を含むプリントヘッドを
包含するインクジェットプリンタを考える。シャトルは
シャトルに搭載されたワイピング部材を含んでおり、ア
レイに対してほぼ平行な固定経路の上をシャトルが移動
するように作られた軌道(track) の上に配置される。シ
ャトルがアレイに沿って移動するにつれ、アレイの方向
と直角の方向に、ワイピング部材がプリントヘッドの正
面部分で動くようにする機構が使われている。
【0004】図1は処理方向Pの方向にシステムの中を
移動する用紙Sの横幅全体に跨がるイジェクタの全幅リ
ニアアレイを有するサーマルインクジェットプリンタの
立面図である。図1では、イジェクタのリニアアレイは
ページの方へ延びている。プリンタのこの具体例の中に
は、全体が10で示されるようなインクサプライカート
リッジが提供されていて、これはキャリッジ12に搭載
されている。カートリッジ10は望ましくは、キャリッ
ジ12に取り外しできる形で搭載されていて、カートリ
ッジ10の中のインクがすべて消費された時、カートリ
ッジを交換できるようにする。カートリッジ10の中に
は全体が14で示されるインクサプライがあり、これ
は、ここで示された具体例では1つの容器に1色のイン
クが入った形になっているが、当業者であれば、カート
リッジ10の中に複数の容器を入れて、プリンタに対し
て複数の色を提供することも可能なことが分かるであろ
う。カートリッジ10のもう1つの重要な部分は全体が
20で示されたプリントヘッドである。全幅アレイプリ
ンタの中のプリントヘッド20は少なくとも1つの選択
的に起動可能なイジェクタ(この図の中ではこの1つの
みが示されている)のアレイを含むが、このイジェクタ
はコントローラ30に接続した複数のリードによって、
制御されていて、コントローラ30は印刷操作の間、像
データに基づいてプリントヘッド20の中の各種イジェ
クタを起動させる。プリントヘッド20の中の各イジェ
クタはプリントヘッドの外面にあるインク放射のための
穴まで続いたインクチャンネル22を有している。各チ
ャンネル22に隣接して加熱エレメント24があり、そ
こに電圧がかかると、チャンネル22の中の液体インク
が急速に加熱され、プリントヘッド20から液体インク
が紙の上に放射される。インク補給マニホルド26を通
して、必要に応じて、個々のチャンネル22の中にイン
クが新しく補給されるが、このマニホルドは特定のチャ
ンネル22からどの色のインクを放出するかによってイ
ンクサプライ14の中の任意のインク補給容器の1つに
各種手段で結合される。リニアアレイの中の各インジェ
クターの各種加熱エレメント24は直列、並列あるいは
直列/並列を組み合わせた手段で、バス28に接続され
ており、このバスは用紙上に像を生成する形で操作が行
われるようコントローラ30に最終的に結合している。
移動する用紙Sの横幅全体に跨がるイジェクタの全幅リ
ニアアレイを有するサーマルインクジェットプリンタの
立面図である。図1では、イジェクタのリニアアレイは
ページの方へ延びている。プリンタのこの具体例の中に
は、全体が10で示されるようなインクサプライカート
リッジが提供されていて、これはキャリッジ12に搭載
されている。カートリッジ10は望ましくは、キャリッ
ジ12に取り外しできる形で搭載されていて、カートリ
ッジ10の中のインクがすべて消費された時、カートリ
ッジを交換できるようにする。カートリッジ10の中に
は全体が14で示されるインクサプライがあり、これ
は、ここで示された具体例では1つの容器に1色のイン
クが入った形になっているが、当業者であれば、カート
リッジ10の中に複数の容器を入れて、プリンタに対し
て複数の色を提供することも可能なことが分かるであろ
う。カートリッジ10のもう1つの重要な部分は全体が
20で示されたプリントヘッドである。全幅アレイプリ
ンタの中のプリントヘッド20は少なくとも1つの選択
的に起動可能なイジェクタ(この図の中ではこの1つの
みが示されている)のアレイを含むが、このイジェクタ
はコントローラ30に接続した複数のリードによって、
制御されていて、コントローラ30は印刷操作の間、像
データに基づいてプリントヘッド20の中の各種イジェ
クタを起動させる。プリントヘッド20の中の各イジェ
クタはプリントヘッドの外面にあるインク放射のための
穴まで続いたインクチャンネル22を有している。各チ
ャンネル22に隣接して加熱エレメント24があり、そ
こに電圧がかかると、チャンネル22の中の液体インク
が急速に加熱され、プリントヘッド20から液体インク
が紙の上に放射される。インク補給マニホルド26を通
して、必要に応じて、個々のチャンネル22の中にイン
クが新しく補給されるが、このマニホルドは特定のチャ
ンネル22からどの色のインクを放出するかによってイ
ンクサプライ14の中の任意のインク補給容器の1つに
各種手段で結合される。リニアアレイの中の各インジェ
クターの各種加熱エレメント24は直列、並列あるいは
直列/並列を組み合わせた手段で、バス28に接続され
ており、このバスは用紙上に像を生成する形で操作が行
われるようコントローラ30に最終的に結合している。
【0005】図1に示した具体例では、キャリッジ12
がカートリッジ10をカートリッジ10が非印刷、すな
わち「メンテナンスモード」の位置で保持している様子
を示している。これはシステムがアイドル状態の時に、
プリントヘッド20が用紙Sの方向に向かないで、それ
とは反れる方向に向いてチャンネル22のインクが用紙
に漏れないように、あるいはプリンタに用紙がない時は
機械一般に漏れないようにしたカートリッジ10の位置
である。印刷する時は、カートリッジ12はピボット1
3によって旋回し、プリントヘッド20が用紙Sの方向
に向くようにする。印刷操作の間、用紙Sは通常、モー
タ(図示せず)によって起動されるローラ40などの手
段によって、プリントヘッドを横切る形で連続的に移動
する。コントローラ30によるプリントヘッド20の操
作と特定の用紙Sの位置がプリンタの中でうまく同期が
とれるようにする方法は、この分野の専門家には明白で
ある。
がカートリッジ10をカートリッジ10が非印刷、すな
わち「メンテナンスモード」の位置で保持している様子
を示している。これはシステムがアイドル状態の時に、
プリントヘッド20が用紙Sの方向に向かないで、それ
とは反れる方向に向いてチャンネル22のインクが用紙
に漏れないように、あるいはプリンタに用紙がない時は
機械一般に漏れないようにしたカートリッジ10の位置
である。印刷する時は、カートリッジ12はピボット1
3によって旋回し、プリントヘッド20が用紙Sの方向
に向くようにする。印刷操作の間、用紙Sは通常、モー
タ(図示せず)によって起動されるローラ40などの手
段によって、プリントヘッドを横切る形で連続的に移動
する。コントローラ30によるプリントヘッド20の操
作と特定の用紙Sの位置がプリンタの中でうまく同期が
とれるようにする方法は、この分野の専門家には明白で
ある。
【0006】勿論、多色プリンタを考える場合は、通
常、プリントヘッド20に平行に並んだイジェクタのリ
ニアアレイが複数あり、各アレイの中のイジェクタはカ
ートリッジ10の中の特定の色インク補給に結合してい
る。さらに、各種システムで、特定の構造で要求される
ために、同じ色であるが、乾燥速度の異なる複数の種類
のインクが使われることがある。システムの中で、プリ
ントヘッドの処理方向Pの下流に用紙の上のインクの乾
燥速度を速めるための各種手段を配置し、用紙がシステ
ムの中を進行する時、像が汚染されることを防止するこ
ともできる。典型的な乾燥方法としては、還流や輻射加
熱器、マイクロ波装置や発光装置などがあげられる。
常、プリントヘッド20に平行に並んだイジェクタのリ
ニアアレイが複数あり、各アレイの中のイジェクタはカ
ートリッジ10の中の特定の色インク補給に結合してい
る。さらに、各種システムで、特定の構造で要求される
ために、同じ色であるが、乾燥速度の異なる複数の種類
のインクが使われることがある。システムの中で、プリ
ントヘッドの処理方向Pの下流に用紙の上のインクの乾
燥速度を速めるための各種手段を配置し、用紙がシステ
ムの中を進行する時、像が汚染されることを防止するこ
ともできる。典型的な乾燥方法としては、還流や輻射加
熱器、マイクロ波装置や発光装置などがあげられる。
【0007】図2はプリンタの関連ある部分の図で、本
発明のメンテナンス部がプリントヘッド20の正面を清
拭するのにどのように使用されるかを示している。本発
明の基本的構成要素としては、全体が50で示されるシ
ャトルが含まれるが、このシャトルは通常、モータ(図
示せず)によって、軸回転する回転リードねじ52に沿
って移動する。54のような歯状構造がシャトル50の
本体の中にあり、リードねじ52のねじ山と相互作用す
るようになっており、リードねじ52が回転するとシャ
トル50はリードねじ52に沿って、縦方向に機械分野
の当業者によく知られた方法で移動する。従って、キャ
リッジ10がカートリッジ10をアイドルやメンテナン
ス位置になるようにした時、プリントヘッド20の正面
に隣接する位置にリードねじ52があるので、リードね
じ52に沿うシャトル50の移動は、全幅プリントヘッ
ドのリニアアレイに沿う経路を通ることになる。56の
ようなシャトルと一緒に作用する追加的ガイドレールを
使い、プリントヘッド20に沿って、シャトル50が移
動する時、その動きを安定させるようにすることができ
る。リニアアレイに沿って制御された形でシャトル50
が動く「軌道(track) 」をリードねじ52とガイドレー
ル56が形成するといえる。この明細書で使用される
「軌道」という言葉は、プリントヘッドに対して何らか
の形で固定経路でシャトルが移動する手段を指す。
発明のメンテナンス部がプリントヘッド20の正面を清
拭するのにどのように使用されるかを示している。本発
明の基本的構成要素としては、全体が50で示されるシ
ャトルが含まれるが、このシャトルは通常、モータ(図
示せず)によって、軸回転する回転リードねじ52に沿
って移動する。54のような歯状構造がシャトル50の
本体の中にあり、リードねじ52のねじ山と相互作用す
るようになっており、リードねじ52が回転するとシャ
トル50はリードねじ52に沿って、縦方向に機械分野
の当業者によく知られた方法で移動する。従って、キャ
リッジ10がカートリッジ10をアイドルやメンテナン
ス位置になるようにした時、プリントヘッド20の正面
に隣接する位置にリードねじ52があるので、リードね
じ52に沿うシャトル50の移動は、全幅プリントヘッ
ドのリニアアレイに沿う経路を通ることになる。56の
ようなシャトルと一緒に作用する追加的ガイドレールを
使い、プリントヘッド20に沿って、シャトル50が移
動する時、その動きを安定させるようにすることができ
る。リニアアレイに沿って制御された形でシャトル50
が動く「軌道(track) 」をリードねじ52とガイドレー
ル56が形成するといえる。この明細書で使用される
「軌道」という言葉は、プリントヘッドに対して何らか
の形で固定経路でシャトルが移動する手段を指す。
【0008】シャトル50と密接に関連しているのがワ
イパー60である。図3の具体例の図では、ワイパー6
0は放射状に延びた柔軟性に富むブレード複数を有する
小さなハブの形をしている。ワイパーブレード64は望
ましくは、プリントヘッド20の正面を清拭するのに適
したエラストマーのような柔軟性に富むプラスチックか
ら出来ている。図示された具体例では、ワイパー60は
図3の断面図で明らかなように、リードねじ52に直接
取り付けられていて、それと直接一緒に回転する。好ま
しくは、リードねじ52は、その中に縦にスロット66
を有しており、それにより回転リードねじ52がワイパ
ー60を運ぶことができ、それが回転するようにする。
ワイパー60のハブは好ましくは、スロット66まで延
びたタブ68が内面部にあるのが望ましい。このスロッ
トがリードねじ52の回転運動を伝える。しかし、タブ
68はワイパー60がリードねじ52の縦に沿って自由
に縦方向にスライドできる形で縦長のスロット66の中
に収まっていなくてはいけない。すなわち、ワイパー6
0は回転運動できるように、リードねじ52の上に確実
に取り付けられているが、リードねじ52に沿って縦運
動ができるように自由にスライドできる形になっていな
ければならない。このようにして、リードねじ52の回
転はワイパー60の回転を促し、リードねじ52の回転
はシャトル50の縦方向の運動を起こすので、シャトル
50はワイパー60を押して、ブレード64が連続的に
プリントヘッド、特にイジェクタ22の周辺の正面プレ
ートを拭くようにする。
イパー60である。図3の具体例の図では、ワイパー6
0は放射状に延びた柔軟性に富むブレード複数を有する
小さなハブの形をしている。ワイパーブレード64は望
ましくは、プリントヘッド20の正面を清拭するのに適
したエラストマーのような柔軟性に富むプラスチックか
ら出来ている。図示された具体例では、ワイパー60は
図3の断面図で明らかなように、リードねじ52に直接
取り付けられていて、それと直接一緒に回転する。好ま
しくは、リードねじ52は、その中に縦にスロット66
を有しており、それにより回転リードねじ52がワイパ
ー60を運ぶことができ、それが回転するようにする。
ワイパー60のハブは好ましくは、スロット66まで延
びたタブ68が内面部にあるのが望ましい。このスロッ
トがリードねじ52の回転運動を伝える。しかし、タブ
68はワイパー60がリードねじ52の縦に沿って自由
に縦方向にスライドできる形で縦長のスロット66の中
に収まっていなくてはいけない。すなわち、ワイパー6
0は回転運動できるように、リードねじ52の上に確実
に取り付けられているが、リードねじ52に沿って縦運
動ができるように自由にスライドできる形になっていな
ければならない。このようにして、リードねじ52の回
転はワイパー60の回転を促し、リードねじ52の回転
はシャトル50の縦方向の運動を起こすので、シャトル
50はワイパー60を押して、ブレード64が連続的に
プリントヘッド、特にイジェクタ22の周辺の正面プレ
ートを拭くようにする。
【0009】プリントヘッド20の正面を拭くこの特定
の技術の利点は、ブレード64の運動が、リニアアレイ
の方向に直角な方向、そしてまた、ワイパー60の運動
の方向に直角な方向に、プリントヘッド20の正面を拭
くことである。このようにして、チャンネル22の周り
の汚れが、プリントヘッドの正面から直ちに押し出さ
れ、プリントヘッド20の上で、単に1枚のワイパーブ
レードを動かす場合と違い、他のノズルの方へ汚れが押
し出されない。実際には、すぐに隣接するチャンネル2
2の部分から汚れが除去されれば、プリントヘッド20
の正面の汚れを完全に除去する必要はない。
の技術の利点は、ブレード64の運動が、リニアアレイ
の方向に直角な方向、そしてまた、ワイパー60の運動
の方向に直角な方向に、プリントヘッド20の正面を拭
くことである。このようにして、チャンネル22の周り
の汚れが、プリントヘッドの正面から直ちに押し出さ
れ、プリントヘッド20の上で、単に1枚のワイパーブ
レードを動かす場合と違い、他のノズルの方へ汚れが押
し出されない。実際には、すぐに隣接するチャンネル2
2の部分から汚れが除去されれば、プリントヘッド20
の正面の汚れを完全に除去する必要はない。
【0010】本発明の機械的な部分に使用する材料とし
て望ましいものとして、好ましくは、ナイタフ(Nyt
uf:登録商標)陽極酸化コーティングを施したアルミ
ニウム製リードねじ52、そしてリードねじ52に接触
するシャトル50の部分では、デルリンA/F(Del
rin A/F:登録商標)低エネルギーコーティング
である。ワイパーブレード64に適しているのは、清拭
用に使用される任意の種類の弾性プラスチック。ブレー
ド64が清拭するプリントヘッド20の正面は、好まし
くは、この分野でよく知られているフッ化炭素結晶構造
の1種であるフッ素DLC(ダイヤモンド様コーティン
グ)の形をしているのがよい。
て望ましいものとして、好ましくは、ナイタフ(Nyt
uf:登録商標)陽極酸化コーティングを施したアルミ
ニウム製リードねじ52、そしてリードねじ52に接触
するシャトル50の部分では、デルリンA/F(Del
rin A/F:登録商標)低エネルギーコーティング
である。ワイパーブレード64に適しているのは、清拭
用に使用される任意の種類の弾性プラスチック。ブレー
ド64が清拭するプリントヘッド20の正面は、好まし
くは、この分野でよく知られているフッ化炭素結晶構造
の1種であるフッ素DLC(ダイヤモンド様コーティン
グ)の形をしているのがよい。
【0011】本発明の図示された具体例にあるリードね
じ使用の他に、他の機構を使用して、ワイパーに望まし
い運動を行わせ、プリントヘッドの正面を清拭させるこ
ともできる。例えば、シャトルに別のモータを取り付け
てもよい。シャトルはプーリを使ってアレイを横切るよ
うに動かすようにし、ワイパーに運動を伝えるために、
シャトルにギアを取り付けることも考えられる。関連分
野の当業者ならば、他の機構を用いることができること
も明らかであろう。
じ使用の他に、他の機構を使用して、ワイパーに望まし
い運動を行わせ、プリントヘッドの正面を清拭させるこ
ともできる。例えば、シャトルに別のモータを取り付け
てもよい。シャトルはプーリを使ってアレイを横切るよ
うに動かすようにし、ワイパーに運動を伝えるために、
シャトルにギアを取り付けることも考えられる。関連分
野の当業者ならば、他の機構を用いることができること
も明らかであろう。
【0012】本発明の図示された具体例で、シャトル5
0に関連してフォロワー70があるが、これは、プリン
トヘッド20そのものの正面か、あるいは、プリントヘ
ッドに隣接する他の構造に対して圧力をかける形になっ
ており、プリントヘッド20の正面とワイパーブレード
64の間隔が常に一定になるようにしている。フォロワ
ーは、中に、プリントヘッド20の正面から破片(debri
s)、粘性のくず(viscous plugs) やその他の汚染物質を
真空除去するための吸い込み手段(図示せず)に関連す
る真空ノズルを含むことができる。また、シャトル50
には湿式ワイパー、即ち、清拭効果を上げるためにプリ
ントヘッド面に水やその他の溶剤を塗布する芯(wick)を
付けることも可能である。本発明に包含させることがで
きる真空ノズルや湿式ワイパーのもっと詳細な説明は、
本願と同時に出願し、ここでも参照している「全幅イン
クジェットプリンタ用湿式清拭メンテナンス装置」と題
する特許出願(代理人整理番号D/93055)に記載
されている。
0に関連してフォロワー70があるが、これは、プリン
トヘッド20そのものの正面か、あるいは、プリントヘ
ッドに隣接する他の構造に対して圧力をかける形になっ
ており、プリントヘッド20の正面とワイパーブレード
64の間隔が常に一定になるようにしている。フォロワ
ーは、中に、プリントヘッド20の正面から破片(debri
s)、粘性のくず(viscous plugs) やその他の汚染物質を
真空除去するための吸い込み手段(図示せず)に関連す
る真空ノズルを含むことができる。また、シャトル50
には湿式ワイパー、即ち、清拭効果を上げるためにプリ
ントヘッド面に水やその他の溶剤を塗布する芯(wick)を
付けることも可能である。本発明に包含させることがで
きる真空ノズルや湿式ワイパーのもっと詳細な説明は、
本願と同時に出願し、ここでも参照している「全幅イン
クジェットプリンタ用湿式清拭メンテナンス装置」と題
する特許出願(代理人整理番号D/93055)に記載
されている。
【0013】本発明の望ましい具体例では、印刷が1ペ
ージ終わった毎、あるいは、複数頁の印刷ジョブが終了
した後、プリントヘッド20が起動位置(図1で点線で
示されている)にある時、キャリッジ12が上方に動い
て、プリントヘッド20の正面がワイパー60と隣接す
るようにする。清拭工程では、リードねじ52は回転さ
れ、シャトル50の中に取り付けられたワイパー60が
プリントヘッド20の正面を横切るように動くようにす
る。さらに、リードねじ52を1つの方向に回転し、そ
の後反対方向に回転させることにより、ワイパー60は
プリントヘッド20を横切るように2回、それぞれ反対
方向に動き、そして、プリントヘッドの横側のホームポ
ジションに戻る。シャトル50のオプションの真空装置
と関連して、清拭の望ましい手順としては、まず、図2
でワイパー60だけを操作してシャトル50を右から左
の方向に動かして、次に、ワイパー60のブレード64
の2回目の清拭の後、真空がかかるようにシャトルを通
して真空をかけながら、シャトル50を左から右へ動か
す。
ージ終わった毎、あるいは、複数頁の印刷ジョブが終了
した後、プリントヘッド20が起動位置(図1で点線で
示されている)にある時、キャリッジ12が上方に動い
て、プリントヘッド20の正面がワイパー60と隣接す
るようにする。清拭工程では、リードねじ52は回転さ
れ、シャトル50の中に取り付けられたワイパー60が
プリントヘッド20の正面を横切るように動くようにす
る。さらに、リードねじ52を1つの方向に回転し、そ
の後反対方向に回転させることにより、ワイパー60は
プリントヘッド20を横切るように2回、それぞれ反対
方向に動き、そして、プリントヘッドの横側のホームポ
ジションに戻る。シャトル50のオプションの真空装置
と関連して、清拭の望ましい手順としては、まず、図2
でワイパー60だけを操作してシャトル50を右から左
の方向に動かして、次に、ワイパー60のブレード64
の2回目の清拭の後、真空がかかるようにシャトルを通
して真空をかけながら、シャトル50を左から右へ動か
す。
【0014】図4は図3に似た断面立面図で、本発明の
もう1つの変形を示している。ここでは、柔軟性のある
ブレード64をワイパー60に付ける代わりに、回転ワ
イパー80に比較的、規則正しく並んたブラシフィラメ
ント82を突出する形で付けている。ブラシフィラメン
ト82は、ブレード64と同じ形で作動し、薄い、平ら
なナイロン製フィラメントで作られているのが望まし
い。さらに、フィラメント82に隣接して、ここでは、
スポンジ製の芯の形をした84のような溶剤アプリケー
タを置くことも可能である。この芯84は、溶剤に浸し
ておいて、これをフィラメント82に塗布し、さらに、
システムが運転をするにつれ、プリントヘッド20の正
面に塗布する。溶剤が飛び跳ねたり、無駄にすることが
ないように、回転ブラシには86のようなフードを付け
るのが望ましい。通常、プリントヘッド20の正面のコ
ーティングに傷を付けないよう、かつ、汚れは十分除去
するという2つのバランスを考えて、望ましい溶剤は殺
菌剤(biocide) が少量入った、純粋な水、あるいは、薄
めた洗剤溶液である。
もう1つの変形を示している。ここでは、柔軟性のある
ブレード64をワイパー60に付ける代わりに、回転ワ
イパー80に比較的、規則正しく並んたブラシフィラメ
ント82を突出する形で付けている。ブラシフィラメン
ト82は、ブレード64と同じ形で作動し、薄い、平ら
なナイロン製フィラメントで作られているのが望まし
い。さらに、フィラメント82に隣接して、ここでは、
スポンジ製の芯の形をした84のような溶剤アプリケー
タを置くことも可能である。この芯84は、溶剤に浸し
ておいて、これをフィラメント82に塗布し、さらに、
システムが運転をするにつれ、プリントヘッド20の正
面に塗布する。溶剤が飛び跳ねたり、無駄にすることが
ないように、回転ブラシには86のようなフードを付け
るのが望ましい。通常、プリントヘッド20の正面のコ
ーティングに傷を付けないよう、かつ、汚れは十分除去
するという2つのバランスを考えて、望ましい溶剤は殺
菌剤(biocide) が少量入った、純粋な水、あるいは、薄
めた洗剤溶液である。
【0015】リードねじ52の縦のスロット66に入れ
られるピン68はワイパー60の他の部分と一体の形で
作られている必要はなく、ワイパー60の他の部分とは
異なる材料で出来た別個のピンの形をとることもでき
る。
られるピン68はワイパー60の他の部分と一体の形で
作られている必要はなく、ワイパー60の他の部分とは
異なる材料で出来た別個のピンの形をとることもでき
る。
【0016】本発明は各種具体例に関連して説明してい
るが、当業者であれば、いろいろな代案、改造、変形が
考えられるであろう。従って、特許請求の範囲には、す
べての代案、改造、変形が包含されることを意図するも
のである。
るが、当業者であれば、いろいろな代案、改造、変形が
考えられるであろう。従って、特許請求の範囲には、す
べての代案、改造、変形が包含されることを意図するも
のである。
【図1】 本発明の使用に適した全幅アレイサーマルイ
ンクジェットプリンタの構成要素の立面図である。
ンクジェットプリンタの構成要素の立面図である。
【図2】 全幅アレイジェットプリンタのプリントヘッ
ドと相互作用する本発明のメンテナンス装置の一部を示
した図である。
ドと相互作用する本発明のメンテナンス装置の一部を示
した図である。
【図3】 図2の矢印3−3の方向に線に沿って見た断
面立面図である。
面立面図である。
【図4】 本発明のもう1つの具体例に関する、図3と
同様な断面立面図である。
同様な断面立面図である。
S 用紙、10 カートリッジ、12 キャリッジ、1
4 インクサプライ、20 プリントヘッド、22 チ
ャンネル、24 加熱エレメント、26 インク補給マ
ニホルド、28 バス、30 コントローラ、40 ロ
ーラ、50 シャトル、52 リードねじ、54 歯車
構造、56 ガイドレール、60 ワイパー、64 ワ
イパーブレード、66 スロット、68 タブ、70
フォロワー、80 回転ワイパー、82 フィラメン
ト、84 芯、86 フード
4 インクサプライ、20 プリントヘッド、22 チ
ャンネル、24 加熱エレメント、26 インク補給マ
ニホルド、28 バス、30 コントローラ、40 ロ
ーラ、50 シャトル、52 リードねじ、54 歯車
構造、56 ガイドレール、60 ワイパー、64 ワ
イパーブレード、66 スロット、68 タブ、70
フォロワー、80 回転ワイパー、82 フィラメン
ト、84 芯、86 フード
Claims (1)
- 【請求項1】 次のものを有するインクジェットプリン
タ:インク小滴の放射のために主方向に延びたノズル穴
のアレイを規定する面を含むプリントヘッド;その上に
移動可能に取り付けられたワイパーを含むシャトル;ア
レイの方向にほぼ平行な経路に沿ってその上を運動する
ようシャトルを支持するように構成された軌道;および
シャトルが軌道に沿って動く時、主方向に対して実質的
に直角な方向にプリントヘッドの表面の一部に対してワ
イパーを動かすための機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US4859993A | 1993-04-19 | 1993-04-19 | |
US048599 | 1993-04-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06340081A true JPH06340081A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=21955435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JPH06340081A (ja) |
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