JPH06148197A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH06148197A
JPH06148197A JP4298591A JP29859192A JPH06148197A JP H06148197 A JPH06148197 A JP H06148197A JP 4298591 A JP4298591 A JP 4298591A JP 29859192 A JP29859192 A JP 29859192A JP H06148197 A JPH06148197 A JP H06148197A
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隆浩 小圷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の画面からユ−ザに応じた画面を新たに
メニュ−画面として登録することができ、操作性が向上
された自動分析装置を実現する。 【構成】 操作パネル25からユーザメニュー設定操作
が行われると、マイクロコンピュータ15の動作制御部
152が表示駆動部153を介してディスプレイ23に
ユーザメニュー設定画面を表示させる。表示された画面
を参照して、所望のユーザメニューのファンクション番
号、ユーザメニュー名称、表示画面番号を入力し設定す
る。動作制御部152は表示駆動部153及び登録読み
出し部154を動作させ入力されたユーザメニュー名称
等をディスプレイ23に表示させると共に、設定された
ユーザメニューをユーザメニュー記憶部242に記憶さ
せる。ユーザメニュー設定操作終了後は、キー操作によ
り、ユーザ設定画面が表示され、この設定画面に基づい
て操作が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生物の血液や尿等を分
析する自動分析装置に関し、特に、試料分析のためのル
ーチン操作や分析条件等を表示する表示部を有する自動
分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生物の血液や尿等を分析する自動分析装
置がある。図10は、上記自動分析装置の概略構成図で
ある。図1において、1は反応ディスクであり、反応デ
ィスク1の外周上には反応容器2が配置されている。こ
の反応ディスク1全体は反応槽3及び保温槽4によって
所定の温度に保持されている。5は試料サンプルディス
ク機構であり、このサンプルディスク機構5には多数の
試料カップ6が配置されている。そして、試料カップ6
内の液体試料は、試料ピペッティング機構7のノズル8
によって適宜に抽出され、試料分注位置の反応容器2に
注入される。9は試薬カップが設置された試薬ディスク
機構であり、各試薬ディスク機構9の近辺には試薬ピペ
ッティング機構10Aと10Bが配置されている。11
は、試薬ディスク機構9に近接されて配置された撹拌機
構である。12は多波長光度計、13は光源であり、多
波長光度計12と光源13と間に測光の対象を収容する
反応容器2が位置するように、配置されている。14は
洗浄機構である。
【0003】次に、自動分析装置の制御系及び信号処理
系について述べる。15はマイクロコンピュータ、16
はインターフェイス、17はLog(対数)変換器、1
8はA/D変換器、19は試薬分注機構、20は洗浄ポ
ンプ、21は試薬分注機構である。また、22は印字の
ためのプリンタ、23は表示手段としてのCRT、24
は記憶手段としてのハ−ドディスク、25は入力手段と
しての操作パネル(キ−ボ−ド)である。
【0004】試料カップ6に入れられた試料は、操作者
により操作パネル25からの入力に対応した、分析パラ
メータ(マイクロコンピュータ15内のメモリに記憶)
に従って、試料ピペッティング機構7のノズル8によ
り、反応容器2に所定量分注される。試料が分注された
反応容器2は、反応ディスク1が回転されて試薬分注位
置へ移送される。その後、操作パネル25からの入力に
従って、試薬ピペッティング機構10A及び10Bのノ
ズルにより、試料が分注された反応容器2へ所定量、試
薬が分注される。続いて、撹拌機構11で試料と試薬と
の撹拌が行なわれ、混合される。
【0005】反応容器2が、測光位置を横切る時、多波
長光度計12により吸光度が測光される。測光された吸
光度は、Log変換器17、A/D変換器18、インタ
ーフェイス16を介して、マイクロコンピュータ15に
取り込まれる。この吸光度は、マイクロコンピュータ1
5により、濃度データに変換される。この濃度データへ
の変換は、予め、項目毎の分析法で測定された標準試料
液の吸光度から作成した検量線に基づき、行われる。そ
して、この測定された成分濃度データが、プリンタ22
やCRT23に出力される。
【0006】ユ−ザ(ナース、医師、検査技師、保守サ
ービスやメンテナンス作業者)は、測定に必要な種々の
パラメ−タ設定や試料の登録、分析結果の確認等を表示
画面(CRT)23で行なう。この表示画面は、メニュ
−形式が用いられており、例えば、図12に示すよう
に、機能ごとに複数画面に分割されている。これらの画
面は、分析装置を用いて試料を分析するユ−ザ(検査技
師、ナ−ス、医師など)、分析装置をメンテナンスする
ユ−ザ、分析装置の保守サ−ビスを行うユ−ザ等、それ
ぞれ分野の異なる多くのユ−ザ−により、操作される。
【0007】図12は、上述したように、表示画面の一
例である分析装置画面260を示す図である。図12に
おいて、メニュー名称230a”ルーチンメニュー”、
230b”QCメニュー”、・・・が表示され、それら
の下方に、それぞれのメニュー240a、240b、・
・・が表示され、さらに下方にそれぞれのメニューに対
応するファンクションキー番号表示250a、250
b、・・・が表示される。この分析装置画面260を用
いてユーザは、画面表示を操作する。
【0008】つまり、図11に示すステップ400にお
いて、操作者により、ファンクションキー操作が行われ
ると、ステップ401にてオリジナルメニューつまり、
分析装置画面260が表示される。そして、ステップ4
02において、画面番号の選択が行われる。例えば、操
作者がナースであれば、メニュー名称が緊急検体登録の
うちの画面番号07−01(図12には示さず)を選択
すると、ステップ403において、緊急検体登録の画面
が表示される。そして、表示された画面内容に基づい
て、検査が実施され、ステップ404にて、一検査が終
了すると、ステップ405において、他の画面に遷移す
るか否かが判断される。他の画面に遷移する場合は、ス
テップ401に戻り、再び分析装置画面260が表示さ
れる。そして、ステップ402において、例えば、メニ
ュー名称オペーレーションモニタのうちの画面番号06
−01が選択されると、以降、ステップ403から40
4が実行される。同様にして、多数の画面番号が選択さ
れ、処理が実行される。そして、ステップ405におい
て、他の画面に遷移する必要がなければ、処理は終了と
なる。このようにして、操作者は、表示画面を確認しな
がら、自動分析装置の操作を実行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動分析装置において、ユーザが自動分析装置を操
作するため、表示画面に分析装置画面を表示させると、
そのユーザに不要なメニューまでも多数表示されてしま
う。このため、必要な画面番号の選択が煩雑であり、操
作効率が低いばかりか、操作ミスを発生してしまう可能
性が高かった。例えば、ナ−スは試料の分析を通常の業
務としているため、パラメ−タ設定画面や分析条件など
の環境設定画面を使用することはほとんどなく、主に試
料分析のためのル−チン操作画面、結果や装置状態を表
示するモニタ−画面を使用する。
【0010】このため、例えば、ナースが自動分析装置
を操作する場合には、分析装置画面260中の、メニュ
ー名称が緊急検体登録の画面番号07−01を選択し
て、処理を実行した後、分析装置画面260から他のメ
ニュー名称のオペレーションモニターの画面番号06−
01を選択しなければならない。したがって、上述のよ
うに、必要な画面番号の選択が煩雑であった。
【0011】そこで、特開昭63−314665号公報
に記載されているメニュー切替え処理方式を自動分析装
置に適用することが考えられる。この特開昭63−31
4665号公報に記載されたメニュー切替え処理方式に
よれば、システムメニューと利用者メニューとが備えら
れ、システムメニューのみの運用、利用者メニューのみ
の運用、システムメニューと利用者メニューの両方を使
用する運用を実行することができる。ところが、上記公
報記載のメニュー切替え方式にあっては、システムメニ
ュー及び利用者メニュー共に、その内容は固定的であ
り、多数のユーザに対して、特に、自動分析装置を取り
扱うナース等の多数のユーザに対して、操作性を向上す
ることはできない。
【0012】また、特開平2−224007号公報に記
載されているメニュー処理方法を自動分析装置に適用す
ることが考えられる。この特開平2−224007号公
報に記載されたメニュー処理方法によれば、処理終了時
に、使用頻度が高い順に、メニュー項目が自動的に配列
される。しかし、上記メニュー処理方法では、使用頻度
が高い順にメニュー項目が自動的に配列されてしまうの
で、自動分析装置において、ナース等が操作性に応じ
て、使用頻度に関係なく、メニュー項目を配列したい場
合には、対応できない。
【0013】本発明の目的は、複数の画面からユ−ザの
使用範囲に応じた画面を新たにメニュ−画面として登録
することができ、操作性が向上された自動分析装置を実
現することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次のように構成される。分注機構と、液
体試料の測定部と、操作部と、複数の処理項目を有する
複数のオリジナルメニューを記憶するメモリと、表示部
と、操作部の操作指令に従って分注機構、測定部、表示
部の動作を制御するとともに、測定部からの測定データ
に基づいて、試料の成分濃度を分析する制御分析部と、
を備える自動分析装置であって、上記メモリは、上記オ
リジナルメニューを記憶するオリジナルメニュー記憶部
と、ユーザメニュー記憶部とを有し、上記制御分析部
は、上記操作部の操作に従って、オリジナルメニューの
複数の処理項目のうち、選択された処理項目をユーザメ
ニュー記憶部に記憶させ、上記表示部に表示させる。
【0015】好ましくは、上記自動分析装置において、
ユーザメニュー記憶部は、複数の処理項目を有する複数
のユーザメニューを記憶し、操作部には、複数のユーザ
メニューのそれぞれに対応する専用キーが配列され、こ
の専用キ−が押されたとき、押された専用キーに対応す
るユーザメニュ−が表示部に表示される。また、好まし
くは、上記自動分析装置において、制御分析部は、操作
部の操作に従って、オリジナルメニュー記憶部に記憶さ
れたオリジナルメニューの複数の処理項目のうち、選択
された処理項目を選択された順番でユーザメニュー記憶
部に記憶させる。
【0016】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、制御分析部は、操作部の操作指令に従って、ユー
ザメニュー記憶部に、同一の処理項目を複数個、順に記
憶させる。また、好ましくは、上記自動分析装置におい
て、操作部には、ユーザメニューに記憶された複数の処
理項目のうち、所望の処理項目を選択して表示部に表示
させるキーが配列されるとともに、表示された処理項目
の先の順に記憶された処理項目を表示部に表示させるキ
ーと、表示された処理項目の後の順に記憶された処理項
目を表示部に表示させるキーとが配列される。
【0017】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、制御分析部は、オリジナルメニューの複数の処理
項目のうち、選択された処理項目をユーザメニュー記憶
部に記憶させる場合、操作部の操作に従って、選択され
たオリジナルメニューを表示画面に表示させる。また、
好ましくは、上記自動分析装置において、制御分析部
は、ユ−ザメニュ−記憶部に処理項目が記憶されていな
い場合に、操作部から、ユーザメニュー記憶部に記憶さ
れていない処理項目の表示を要求されると、記憶されて
いないことを表示部に表示させる。
【0018】
【作用】制御分析部は、操作者(ユーザ)が、操作部を
操作すると、制御分析部は、操作部の操作に従って、オ
リジナルメニュー記憶部に記憶されたオリジナルメニュ
ーの複数の処理項目のうち、選択された処理項目をユー
ザメニュー記憶部に記憶させる。ユーザメニュー記憶部
に記憶された処理項目は、操作部の操作に従って、制御
分析部により、表示部に表示される。そして、操作者
は、表示された処理項目に基づいて、処理を実行する。
この場合、ユーザーメニュー記憶部には、操作者の処理
操作に必要な処理項目が、選択され、記憶されている。
したがって、操作性が向上された自動分析装置が実現さ
れる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、本発明の一実施例である自動分析
装置の要部ブロック図であり、図示しない部分は、図1
0と同様な構成となっている。図1において、マイクロ
コンピュータ(制御分析部)15内は、機能ブロックで
示してあり、151は、操作パネル25等からの入力が
インターフェース16を介して供給される入力判断部で
ある。152は動作制御部であり、この動作制御部15
2は、インターフェース16を介して、試薬分注機構1
9、洗浄水ポンプ20、試薬分注機構21等に制御信号
を供給するとともに、光度計(測定部)からの測定デー
タに基づいて、試料の成分濃度を分析する。また、15
3は表示駆動部であり、この表示駆動部153は、動作
制御部152からの制御信号に従って、ディスプレイ2
3を駆動する表示駆動信号を出力する。そして、154
は登録読み出し部であり、この登録読み出し部154
は、動作制御部152からの制御信号に従って、メモリ
24へのデータ登録及び登録されたデータの読み出しを
行う。メモリ24は、分析装置画面260(図12に示
す)が記憶されたオリジナルメニュー記憶部241と、
ユーザメニュー記憶部242とを備えている。
【0020】図2は、ユーザメニュー設定の動作フロー
チャートである。図2のステップ200において、操作
者が操作パネル25を操作して、図3に示すようなユー
ザメニュー設定画面39をディスプレイ23に表示させ
る。次に、ステップ201において、ファンクション番
号が設定される。つまり、操作パネル25の例えば、キ
ー11が押されると、それに対応する信号が、インター
フェース16、入力判断部151を介して動作制御部1
52に供給される。すると、動作制御部152は、表示
駆動部153を介してディスプレイ23のファンクショ
ン番号表示部分31(図3)に、ファンクション番号1
1を表示させる。
【0021】次に、ステップ202において、動作制御
部202は、登録読み出し部154を介して、メモリ2
4を検索し、ファンクション番号11が既に登録済みか
否かを判断する。登録済みであれば、ステップ204に
進み、登録された情報をディスプレイ23に表示させ、
ステップ205に進む。ステップ202において、登録
済みでなければ、ステップ203に進み、操作パネル2
5からメニュー名称が入力される。すると、例えば、メ
ニュー名称がナースであれば、メニュー名称表示部分3
2(図3)に”ナース”と表示され、処理はステップ2
05に進む。
【0022】ステップ205において、表示順番号が入
力される。例えば、図3のユーザメニュー設定領域37
の7番目に登録する場合には、”7”を入力すると、表
示順番号表示部分33に”7”が表示される。次に、ス
テップ206において、操作者が画面番号を知っている
場合には、ステップ208に進み、知らない場合には、
ステップ207に進む。そして、このステップ207に
おいて、目的の画面が登録されている画面メニュー番号
を入力する。例えば、メニュー番号”1”を入力する
と、画面メニュー番号表示部分36に”1”が表示され
ると共に、このメニュー番号1に相当するルーチンメニ
ューがメニュー表示部分38にヘルプ画面として表示さ
れる。
【0023】ステップ208において、目的の画面番号
が入力される。例えば、目的の画面が再検登録であれ
ば、これに相当する画面番号”01−04”が入力され
る。すると、画面番号表示部分34に”01−04”が
表示されるとともに、ユーザメニュー設定領域37の7
番目の位置に”01−04再検登録”と表示される。次
に、ステップ209に進み、他の画面を登録する場合に
は、ステップ205に戻る。そして、上述と同様な動作
が行われる。例えば、表示順が”1”、目的の画面番号
が”07−01”であれば、設定領域37の1番目の位
置に”07−01緊急検体登録”と表示される。
【0024】このようにして、所望の画面番号がユーザ
メニューとして登録される。そして、他の画面を登録し
ない場合には、ステップ209からステップ210に進
む。このステップ210において、登録した画面のうち
で、消去する番号があれば、ステップ211に進む。こ
のステップ211において、カーソルを消去番号表示部
分35に移動させる。次に、ステップ212において、
消去する画面番号が入力され、ステップ213におい
て、入力された画面番号のメニューが消去される。消去
された番号以降の画面は、繰り上げて表示される。
【0025】また、既に、画面番号が登録されている表
示順番号に、新たな画面番号を登録すると、既に登録さ
れている、その表示順番号以降の画面は、順次、繰り下
げられて表示される。設定されたユーザメニューは、メ
モリ24のユーザメニュー記憶部242に記憶される。
【0026】図4は、操作パネル25のファンクション
キーとメニュー画面との対応関係を示すファンクション
キーテーブル一覧である。図4において、41はファン
クション番号、42はファンクションキー名、43はメ
ニュー名称、44はメニュー画面の情報が格納された記
憶部の先頭アドレスである。そして、ファンクション番
号1〜7は、オリジナルメニュー(分析装置固有のメニ
ュー)であり、ファンクション番号11、12、13
は、ユーザが設定したユーザ設定メニューとなってい
る。この図4の例は、ファンクションキーがF10まで
しか無い場合の例であり、シフトキー+F1で”1
1”、シフトキー+F2で”12”、シフトキー+F3
で”13”となっている。そして、各メニューは、図5
及び図6に示すようなテーブル形式で記憶される。
【0027】つまり、図5は、ファンクション番号が”
1”であるルーチンメニューテーブル51の例であり、
このテーブル51は、画面番号53、画面名称54、そ
れぞれの画面番号の情報が記憶された先頭アドレス55
から形成されている。また、図6は、ファンクション番
号が”11”であるナースメニューテーブル52の例で
あり、このテーブル52は、画面番号56、画面名称5
7、それぞれの画面番号の情報が記憶された先頭アドレ
ス58から形成されている。次に、上述のようにして、
ユーザメニューが登録された後、このユーザメニューを
使用して操作する例を説明する。図7のステップ300
において、操作者は、ユーザ設定メニューを表示させる
ため、操作パネル25のファンクションキーを操作す
る。すると、ステップ301において、図8に示すよう
なユーザ設定画面39が表示される。このユーザ設定画
面39には、メニュー名称26a”ナース”、26b”
ドクター”、26c”メンテナンス”、・・・が表示さ
れる。そして、これらメニュー名称の下方にナースメニ
ュー27a、ドクタ−メニュー27b、メンテナンスメ
ニュー27c、・・・が表示される。さらに、それぞれ
のメニューの下方には、対応するファンクションキー番
号28a、28b、28c、・・・が表示される。次
に、ステップ302において、表示されたメニューの中
から所望の画面番号を選択する。例えば、ナースであれ
ば、メニュー27aの”07−01緊急検体登録”を選
択する。すると、ステップ303において、選択した画
面番号に対応した情報が表示され、この表示内容に基づ
いて、検査が実行される。
【0028】そして、ステップ304にて、一検査が終
了すると、ステップ305において、全検査終了したか
否かを判断し、終了していなければ、ステップ301に
戻る。このステップ301において、ナースは、前回と
同一のメニュー27aの、例えば、”06−01オペレ
ーションモニタ”を選択する。以降、同様にして、ステ
ップ302から304の動作が実行される。ステップ3
05において、全検査が終了すると、処理はエンドとな
る。
【0029】以上のように、本発明の一実施例によれ
ば、対象とするユ−ザ(ナ−ス、医師、検査技師や保守
作業員、メンテナンス作業員等)に応じた画面メニュ−
を設定することができ、また、そのメニュ−には、任意
の順番で画面登録ができるため、操作性が向上された自
動分析装置を実現することができる。
【0030】次に、本発明の他の実施例であり、上記登
録画面を用いて、画面遷移を連続して表示する場合の例
を説明する。まず、操作パネル25(キ−ボ−ド)上に
画面遷移を行うためのキ−を割当てる。このキ−は、メ
ニュ−画面によって選択され表示されている画面に対し
て次の画面(画面NEXTキ−)、あるいは前の画面
(画面BACKキ−)を表示するものである。具体的に
は、ユ−ザ設定のテ−ブルに格納されている各画面の先
頭テ−ブルをアクセスすることによって実現できる。例
えば、図6のナ−スメニュ−テーブル52を選択した
後、”01−05スタ−ト条件”画面を表示している時
に、NEXTキ−を押すと、ユ−ザ設定のテ−ブルに格
納されている”02−01デ−タレビュ−”画面の先頭
アドレス2100をアクセスし、デ−タレビュ−画面を
表示する。逆に、このデータレビュー画面で、BACK
キ−を押すと、”01−05スタ−ト条件”画面を表示
することができる。このようにして、簡単に画面の遷移
が可能に構成することができる。
【0031】さらに、ユ−ザ設定画面には、同一画面を
登録することも可能である。この効果としては、ユ−ザ
の一日の作業を作業順に登録しておくことにより、先に
説明した次の画面(画面NEXTキ−)に遷移するため
のキ−を順次押すだけですべての作業が行える。
【0032】しかしながら、ユ−ザ設定の画面に一つも
画面の登録が無い場合はメニュ−画面は不必要なので、
メニュ−画面の登録を削除する。つまり、図3で表示部
分31と32に設定した画面メニュ−で一つも画面の登
録が無い場合や、登録した項目をすべて削除したため画
面の登録が無くなった場合、図6のユ−ザ設定メニュ−
画面を削除する。そして、万一対応するファンクション
キ−を押した場合は、図9に示すようなアラ−ムメッセ
−ジ”このメニュー画面には該当する画面が登録されて
いません”を表示することにより、ユ−ザに注意を促す
ことができる。
【0033】上述した本発明の他の実施例によれば、ユ
−ザの登録したメニュ−画面内での画面を、少ないキ−
ストロ−クで、しかも、連続して表示することができる
ため、自動分析装置の操作性をさらに向上することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果がある。分注機構と、液体試料の
測定部と、操作部と、複数の処理項目を有する複数のオ
リジナルメニューを記憶するメモリと、表示部と、操作
部の操作指令に従って分注機構、測定部、表示部の動作
を制御するとともに、測定部からの測定データに基づい
て、試料の成分濃度を分析する制御分析部と、を備える
自動分析装置であって、上記メモリは、上記オリジナル
メニューを記憶するオリジナルメニュー記憶部と、ユー
ザメニュー記憶部とを有し、上記制御分析部は、上記操
作部の操作に従って、オリジナルメニューの複数の処理
項目のうち、選択された処理項目をユーザメニュー記憶
部に記憶させ、表示部に表示させるように構成される。
したがって、登録対象ユ−ザ(ナ−ス、医師、検査技師
や保守サ−ビス、メンテナンスなど)に応じた操作画面
を表示することができ、操作性が向上された自動分析装
置を実現する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動分析装置の要部ブ
ロック図である。
【図2】図1の例におけるユーザメニュー設定の動作フ
ローチャートである。
【図3】ユ−ザメニュー設定画面の一構成例を示す図で
ある。
【図4】ファンクションキ−とメニュ−画面との関係を
示す図である。
【図5】ルーチンメニューテーブルの構成例を示す図で
ある。
【図6】ナースメニューテーブルの構成例を示す図であ
る。
【図7】設定されたユーザメニューを用いた操作の動作
フローチャートである。
【図8】ユーザ設定画面の一例を示す図である。
【図9】メニュー登録がない場合のアラームメッセージ
の一例を示す図である。
【図10】自動分析装置の全体概略構成図である。
【図11】従来の自動分析装置における画面表示操作の
動作フロチャートである。
【図12】分析装置画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 反応ディスク 2 反応容器 5 試料サンプルディスク機構 6 試料カップ 7 試料ピペッティング機構 8 ノズル 10A、10B 試薬ピペッティング機構 12 多波長光度計 13 光源 15 マイクロコンピュータ 16 インターフェース 19 試薬分注機構 20 洗浄水ポンプ 21 試料分注機構 23 ディスプレイ 24 メモリ 31 ファンクション番号表示部分 32 メニュー名称表示部分 33 表示順番号表示部分 34 画面番号表示部分 37 ユーザメニュー設定領域 38 メニュー表示部分 39 ユーザメニュー設定画面 151 入力判断部 152 動作制御部 153 表示駆動部 154 登録読み出し部 241 オリジナルメニュー記憶部 242 ユーザメニュー記憶部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体試料と試薬とを反応容器に分注する
    分注機構と、反応容器内の液体試料を測定する測定部
    と、操作部と、複数の処理項目を有する複数のオリジナ
    ルメニューを記憶するメモリと、分析に必要な条件や上
    記オリジナルメニュー等を表示する表示部と、上記操作
    部の操作指令に従って分注機構、測定部、表示部の動作
    を制御するとともに、測定部からの測定データに基づい
    て、試料の成分濃度を分析する制御分析部と、を備えた
    自動分析装置において、 上記メモリは、上記オリジナルメニューを記憶するオリ
    ジナルメニュー記憶部と、ユーザメニュー記憶部とを有
    し、上記制御分析部は、上記操作部の操作に従って、オ
    リジナルメニュー記憶部に記憶されたオリジナルメニュ
    ーの複数の処理項目のうち、選択された処理項目をユー
    ザメニュー記憶部に記憶させ、上記表示部に表示させる
    ことを特徴とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動分析装置において、
    上記ユーザメニュー記憶部は、複数の処理項目を有する
    複数のユーザメニューを記憶し、上記操作部には、上記
    複数のユーザメニューのそれぞれに対応する専用キーが
    配列され、この専用キ−が押されたとき、押された専用
    キーに対応するユーザメニュ−が表示部に表示されるこ
    とを特徴とする自動分析装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動分析装置において、
    上記制御分析部は、上記操作部の操作に従って、オリジ
    ナルメニュー記憶部に記憶されたオリジナルメニューの
    複数の処理項目のうち、選択された処理項目を選択され
    た順番でユーザメニュー記憶部に記憶させることを特徴
    とする自動分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動分析装置において、
    上記制御分析部は、操作部の操作指令に従って、ユーザ
    メニュー記憶部に、同一の処理項目を複数個、順に記憶
    させることを特徴とする自動分析装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の自動分析装置において、
    上記操作部には、上記ユーザメニューに記憶された複数
    の処理項目のうち、所望の処理項目を選択して上記表示
    部に表示させるキーが配列されるとともに、表示された
    処理項目の先の順に記憶された処理項目を上記表示部に
    表示させるキーと、表示された処理項目の後の順に記憶
    された処理項目を上記表示部に表示させるキーとが配列
    されることを特徴とする自動分析装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の自動分析装置において、
    上記制御分析部は、オリジナルメニューの複数の処理項
    目のうち、選択された処理項目をユーザメニュー記憶部
    に記憶させる場合、上記操作部の操作に従って、選択さ
    れたオリジナルメニューを表示画面に表示させることを
    特徴とする自動分析装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の自動分析装置において、
    上記制御分析部は、ユ−ザメニュ−記憶部に処理項目が
    記憶されていない場合に、上記操作部から、ユーザメニ
    ュー記憶部に記憶されていない処理項目の表示を要求さ
    れると、記憶されていないことを上記表示部に表示させ
    ることを特徴とする自動分析装置。
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