JPH0560208A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH0560208A
JPH0560208A JP24039391A JP24039391A JPH0560208A JP H0560208 A JPH0560208 A JP H0560208A JP 24039391 A JP24039391 A JP 24039391A JP 24039391 A JP24039391 A JP 24039391A JP H0560208 A JPH0560208 A JP H0560208A
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port
valve
brake
speed
range
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Application number
JP24039391A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tabata
淳 田端
Yasuo Hojo
康夫 北條
Takayuki Okada
孝幸 岡田
Takeshi Inuzuka
武 犬塚
Masashi Hattori
雅士 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンブレーキを必要とする変速段で確実
にエンジンブレーキを効かせる。 【構成】 第3ソレノイドバルブS3 によって制御され
てDレンジ圧を第3ブレーキB3 に選択的に供給するコ
ーストブレーキカットオフバルブ500をバイパスする
ようチェックボールバルブ700を配置し、Lレンジ圧
をこのチェックボールバルブ700を介して第3ブレー
キB3 に供給するよう構成し、第3ソレノイドバルブS
3 やコーストブレーキカットオフバルブ500のフェイ
ルが生じても第3ブレーキB3 を確実に係合させてその
耐久性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用の自動変速機
において摩擦係合装置に対する油圧の給排を制御する油
圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように車両用の自動変速機は、変
速ショックを防止するために一方向クラッチを歯車変速
装置に組込んでいるが、一方向クラッチによってトルク
を伝達している状態からトルクの作用する方向が反対と
なる状態に切替わった場合、すなわち駆動状態から被駆
動状態に切替わった場合、一方向クラッチが解放状態と
なってエンジンブレーキが効かなくなる。そこで従来一
般には、一方向クラッチと並列に多板ブレーキ等の両方
向にトルクを伝達することのできる摩擦係合装置を設け
て、エンジンブレーキ時にはこれを係合させている。
【0003】この種のいわゆるエンジンブレーキ用摩擦
係合装置を制御する手段としてソレノイドバルブを使用
することがあるが、そのソレノイドバルブのフェイル対
策として特開昭62−159839号公報に記載された
発明では、エンジンブレーキ用摩擦係合装置への油圧の
給排を制御するシフトバルブに、マニュアルバルブから
直接、制御油圧を供給して所定のレンジでそのシフトバ
ルブをエンジンブレーキを効かせる特定状態に保持する
よう構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに電気的なフェ
イルは、非通電および常時通電の二つの態様があり、ま
たソレノイドバルブは電気的なフェイル以外に機械的な
フェイルの可能性もあり、したがって上述した従来の装
置では、例えばシフトバルブを経てエンジンブレーキ用
摩擦係合装置に送られる油圧が低くなってエンジンブレ
ーキの効きが不安定となり、摩擦係合装置の耐久性が低
下する可能性があった。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、エンジンブレーキ用摩擦係合装置の耐久性を向上
させることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、所定の低速段でエンジンブレーキを
効かせないことのある第1レンジと該所定の低速段でエ
ンジンブレーキを効かせる第2レンジとの少なくとも二
つのレンジを選択するマニュアルバルブによって前記第
1レンジを選択した際に該マニュアルバルブから出力さ
れる第1レンジ圧を、電気的な手段を介して制御される
バルブを介してエンジンブレーキ用摩擦係合装置に供給
するよう構成した自動変速機の油圧制御装置において、
前記マニュアルバルアによって前記第2レンジを選択し
た際にそのマニュアルバルブから出力される第2レンジ
圧を、前記バルブを迂回して前記エンジンブレーキ用摩
擦係合装置に供給する切換弁機構を備えていることを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】電気的な手段で制御されるバルブは、マニュア
ルバルブとエンジンブレーキ用摩擦係合装置との間に配
置されることにより、第1レンジを選択した際にマニュ
アルバルブから出力される第1レンジ圧は、前記バルブ
を介してエンジンブレーキ用摩擦係合装置に供給され、
また反対に前記バルブで遮断されてエンジンブレーキ用
摩擦係合装置に供給されない。すなわちこの発明の油圧
制御装置では、第1レンジを選択している状態におい
て、エンジンブレーキを効かせることもでき、あるいは
効かせないこともできる。また一方、マニュアルバルブ
によって第2レンジを選択した場合、マニュアルバルブ
から出力される第2レンジ圧は、切換弁機構を介してエ
ンジンブレーキ用摩擦係合装置に供給することができ、
前記バルブを迂回することになる。したがって第2レン
ジを選択した場合には、前記バルブを制御する電気的な
手段の如何を問わずにエンジンブレーキを効かせること
ができ、またその供給油圧も必要十分なものとなるの
で、エンジンブレーキ用摩擦係合装置の耐久性が向上す
る。
【0008】
【実施例】つぎにこの発明の実施例を図面を参照して説
明すると、図1および図2はこの発明の一実施例を示す
油圧回路図であって、この油圧回路を含む自動変速機の
全体構成の一例を示せば図3のとおりである。
【0009】すなわちエンジンEに連結された自動変速
機Aには変速機構として、ロックアップクラッチ20を
有するトルクコンバータ21と、一組の遊星歯車機構を
有する第2変速部30と、二組の遊星歯車機構によって
複数の前進段および後進段を設定する第1変速部40と
が設けられている。
【0010】第2変速部30は、ハイ・ローの二段の切
換えを行うものであって、その遊星歯車機構のキャリヤ
31がトルクコンバータ21のタービンランナ22に連
結されており、またこのキャリヤ31とサンギヤ32と
の間にはクラッチC0 および一方向クラッチFo が相互
に並列の関係となるよう設けられ、さらにサンギヤ32
とハウジングHu との間にブレーキB0 が設けられてい
る。
【0011】第1変速部40の各遊星歯車機構における
サンギヤ41,42は、共通のサンギヤ軸43に設けら
れており、この第1変速部40の図における左側(フロ
ント側)の遊星歯車機構におけるリングギヤ44と第2
変速部30におけるリングギヤ33との間に第1クラッ
チC1 が設けられ、また前記サンギヤ軸43と第2変速
部30のリングギヤ33との間に第2クラッチC2 が設
けられている。第1変速部40における図の左側の遊星
歯車機構のキャリヤ45と右側(リヤ側)の遊星歯車機
構のリングギヤ46とが一体的に連結されるとともに、
これらのキャリヤ45とリングギヤ46とに出力軸47
が連結されている。
【0012】そしてバンドブレーキである第1ブレーキ
B1 がサンギヤ軸43の回転を止めるように、より具体
的には第2クラッチC2 のクラッチドラムの外周側に設
けられており、またサンギヤ軸43とハウジングHu と
の間に、第1一方向クラッチF1 と第2ブレーキB2 と
が直列に配置されており、またリヤ側の遊星歯車機構に
おけるキャリヤ48とハウジングHu との間に第2一方
向クラッチF2 と第3ブレーキB3 とが並列に配置され
ている。
【0013】上記の各クラッチC0 ,C1 ,C2 および
前記各ブレーキB0 ,B1 ,B2 ,B3 に油圧を給排す
る油圧回路50が設けられている。この油圧回路50
は、第1速ないし第4速の変速を実行するための第1お
よび第2のソレノイドバルブS1 ,S2 と、エンジンブ
レーキ用の第3ソレノイドバルブS3 とを備えている。
これらのソレノイドバルブS1 ,S2 ,S3 のオン・オ
フを制御するために電子制御装置(ECU)51が設け
られている。この電子制御装置51は、中央演算素子お
よび記憶素子ならびに入出力インターフェースを主体と
するものであり、前記ソレノイドバルブS1 ,S2 ,S
3 を制御するためのデータとして、車速センサー52で
検出した車速信号、エンジンEに取付けてあるスロット
ル開度センサー53で検出したスロットル開度信号、シ
フトレバー装置54から出力される各種信号、パワーモ
ードやエコノミーモードなどのシフトパターン選択スイ
ッチ55から出力されるパターンセレクト信号、水温セ
ンサー56で検出されるエンジン水温信号、フートブレ
ーキスイッチ57やサイドブレーキスイッチ58から出
力されるブレーキ信号等が入力されている。
【0014】上記の自動変速機Aは、オートモードとマ
ニュアルモードとを選択することができるよう構成され
ている。ここでオートモードとは、前進段での変速を、
車速やエンジン負荷などの車両の走行状態に基づいて自
動的に実行する変速様式であり、またマニュアルモード
とは、前進段での各変速段の選択を、シフトレバー装置
54をマニュアルシフト位置に手動操作することにより
実行する変速様式であり、そのためにシフトレバー装置
54は、図3に示すように、パーキング(P)、リバー
ス(R)、ニュートラル(N)、ドライブ(D)、第2
速保持(S)、第1速保持(L)の各レンジと、第1速
ないし第4速のマニュアルシフト位置とをシフトレバー
によって選択でき、第1速ないし第4速のマニュアルシ
フト位置は図に示すようにH字形に配列され、これらの
位置にはDレンジ位置からシフトレバーを移動させるよ
うになっている。またPレンジないしLレンジにシフト
することに伴って後述するマニュアルバルブを切換える
ために、シフトレバー装置54と油圧制御回路50とが
リンク機構(図示せず)によって連結される一方、これ
らのレンジ位置およびマニュアルシフト位置に応じた信
号を電子制御装置51に出力するようになっている。
【0015】上述した自動変速機Aでは、各摩擦係合装
置が図4に示すにように係合することにより、各変速段
が設定される。なお、図4において、○印はソレノイド
バルブについてはON、摩擦係合装置について係合を示
し、×印はソレノイドバルブについてはOFF、摩擦係
合装置については解放を示し、さらに△印はソレノイド
バルブについてはON・OFFに、また摩擦係合装置に
ついては係合と解放とのいずれかに適宜切換えられるこ
とを示す。
【0016】図1および図2に示す油圧回路は、図3に
示す油圧回路50に組込まれており、レンジを選択する
マニュアルバルブ100および各シフトバルブ200,
300,400の他にエンジンブレーキ用摩擦係合装置
に対する油圧の給排を制御するコーストブレーキカット
オフバルブ500を備えている。なお、図1および図2
において丸で囲んだ数字は、その数字を付した線同士が
接続されていることを示す。
【0017】図1において、マニュアルバルブ100
は、前記シフトレバー装置54によってスプール101
を移動することにより油圧の給排状態を切換えるもので
あって、プライマリーレギュレータバルブ(図示せず)
で調圧されたライン圧PL を供給するライン圧油路60
が入力ポート102に接続されており、Dレンジではス
プール101が図示の位置にあって入力ポート102を
Dポート103に連通させるようになっている。またS
レンジではスプール101が図の下側に移動して入力ポ
ート102がDポート103とSポート104とに連通
し、Lレンジではスプール101が更に下側に移動して
入力ポート102がDポート103、Sポート104お
よびLポート105の三者に連通し、また反対にNレン
ジではスプール101が入力ポート102を閉じ、Rレ
ンジでは入力ポート102がRポート106に連通し、
Pレンジでは入力ポート102を閉じるとともに、他の
ポートをドレンポートに連通するようになっている。
【0018】第1速と第2速との間の変速を行う 1-2シ
フトバルブ200は、四つのランドを有するスプール2
01とその一端部に配置したスプリング202とを備え
てお、スプリング202とは反対側の端部に形成した制
御ポート203が第2ソレノイドバルブS2 に接続さ
れ、第2ソレノイドバルブS2 がOFFのときに、ライ
ン圧油路61からストレーナ62およびオリフィス63
を介して供給されるライン圧PL が制御ポート203に
生じるようになっている。制御ポート203より図での
下側に、最上部のランドで開閉されるセカンドコースト
ポート204と、このセカンドコーストポート204と
ドレンポート205とに選択的に連通される第1ブレー
キポート206とが順に形成され、この第1ブレーキポ
ート206にセカンドコーストモジュレータバルブ64
を介して第1ブレーキB1 が接続されている。またドレ
ンポート205より図での下側に、マニュアルバルブ1
00のDポート103に接続したDポート207が形成
されており、このDポート207と他のドレンポート2
08とに選択的に連通される第2ブレーキポート209
に第2ブレーキB2 が接続されている。前記他のドレン
ポート208より図での下側に更に他のドレンポート2
10が形成されており、このドレンポート210とロー
コーストポート211とに選択的に連通される第3ブレ
ーキポート212に第3ブレーキB3 が接続されてい
る。そしてスプリング202を配置してある最下端部に
ホールドポート213が形成されている。
【0019】第2速と第3速との間の変速を行う 2-3シ
フトバルブ300は、図2に示すように、六つのランド
を形成したスプール301と、その一端部(図の下端
部)に配置したスプリング302とを有しており、スプ
リング302とは反対側の端部に形成した制御ポート3
03が第1ソレノイドバルブS1に接続され、第1ソレ
ノイドバルブS1 がOFFのときに、前記マニュアルバ
ルブ100のDポート103からストレーナ65および
オリフィス66を介して供給されるライン圧PLが制御
ポート303に作用するようになっている。
【0020】この 2-3シフトバルブ300には、図の上
から順に、第1ドレンポート304、ブレーキポート3
05、Dポート306が形成されており、そのブレーキ
ポート305が前記 1-2シフトバルブ200のセカンド
コーストポート204に接続されるとともに、このブレ
ーキポート305を第1ドレンポート304とDポート
306とに選択的に連通させるようになっている。上記
のポートに続けて、ホールド出力ポート307、入力ポ
ート308、クラッチポート309、第2ドレンポート
310が順に形成されており、第1ドレンポート304
とブレーキポート305とが連通しているときに、Dポ
ート306とホールド出力ポート307、入力ポート3
08とクラッチポート309とがそれぞれ連通し、ブレ
ーキポート305がDポート306に連通しているとき
に、ホールド出力ポート307と入力ポート308、ク
ラッチポート309と第2ドレンポート310とがそれ
ぞれ連通するようになっている。さらに第2ドレンポー
ト310に続けてブレーキポート311、Lポート31
2が順に形成されており、クラッチポート309が入力
ポート308に連通しているときに第2ドレンポート3
10がブレーキポート311に連通し、また反対にクラ
ッチポート309が第2ドレンポート310に連通して
いるときにブレーキポート311とLポート312とが
連通するようになっている。さらにまたスプリング30
2を配置してある最下端部にホールドポート313が形
成されている。
【0021】そして前記クラッチポート309に第2ク
ラッチC2 が接続される一方、前記1-2シフトバルブ2
00のホールドポート213とこのクラッチポート30
9とが互いに接続されている。またブレーキポート31
1がローコーストモジュレータバルブ67を介して 1-2
シフトバルブ200のローコーストポート211に接続
されている。
【0022】3-4シフトバルブ400は第2ソレノイド
バルブS2 および 2-3シフトバルブ300のホールド出
力ポート307から送られる油圧によって制御されて、
前述した第2変速部30の変速を実行するものであっ
て、四つのランドが形成されたスプール401とその一
端部に配置したスプリング402とを備えており、スプ
リング402とは反対側の端部に形成した制御ポート4
03が、前述した 1-2シフトバルブ200の制御ポート
203と同様に、第2ソレノイドバルブS2 に接続さ
れ、またスプリング402を配置してある端部に形成し
たホールドポート404が、 2-3シフトバルブ300に
おけるホールド出力ポート307に接続されている。そ
してこの3-4シフトバルブ400は、第2ソレノイドバ
ルブS2 がOFFとなっていて制御ポート403にライ
ン圧PL が作用している場合に、ライン圧油路61に接
続してある入力ポート405が、ブレーキB0 を接続し
てあるブレーキポート406に連通し、また反対に制御
ポート403から排圧されている場合あるいはホールド
ポート404に油圧が作用している場合に入力ポート4
05が、クラッチC0 を接続してあるクラッチポート4
07に連通するようになっている。
【0023】そしてマニュアルバルブ100のDポート
103に第1クラッチC1 が接続されるとともに、この
第1クラッチC1 から 2-3シフトバルブ300のDポー
ト306に至る油路68の途中に、マニュアルモードで
の第1速と第2速とでエンジンブレーキを効かせるた
め、換言すればオートモードでの第1速と第2速とでの
エンジンブレーキを阻止するためのコーストブレーキカ
ットオフバルブ500と、切換弁機構である第1チェッ
クボールバルブ600とが設けられている。このコース
トブレーキカットオフバルブ500は、第1クラッチC
1 に接続してあるクラッチポート501と第1チェック
ボールバルブ600に接続してあるブレーキポート50
2とを選択的に連通させるものであって、スプリング5
03によって一方向に押圧されたスプール504を有し
ており、スプリング503を配置してある端部側に開口
しているポート505とは反対側の端部に形成した制御
ポート506に第3ソレノイドバルブS3が接続されて
いる。この第3ソレノイドバルブS3 は第1クラッチC
1 と制御ポート506とをストレーナ69およびオリフ
ィス70を介して接続している油路71に介装され、O
FF状態でドレンポートを閉じて制御ポート506に油
圧を生じさせ、かつON状態でドレンポートを開いて制
御ポート506から排圧するようになっている。
【0024】上記のコーストブレーキカットオフバルブ
500のブレーキポート502に接続された第1チェッ
クボールバルブ600は、図2に示すように、同一軸線
上に対向させて形成した二つの入力ポート601,60
2の間に出力ポート603を形成し、いずれか一方の入
力ポートから入力された油圧によってボール604を押
して他方の入力ポートを閉じることにより、当該一方の
入力ポートと出力ポート603とを連通させるよう構成
したものである。その第1の入力ポート601にはコー
ストブレーキカットオフバルブ500のブレーキポート
502が油路68を介して接続され、また第2の入力ポ
ート602には、マニュアルバルブ100のSポート1
04が接続され、さらに出力ポート603が前述した 2
-3シフトバルブ300のDポート306に接続されてい
る。
【0025】またコーストブレーキカットオフバルブ5
00のブレーキポート502とマニュアルバルブ100
のLポート105とは、他の切換弁機構である第2チェ
ックポールバルブ700を介して 2-3シフトバルブ30
0に接続されている。すなわちこの第2チェックボール
バルブ700は、前述した第1チェックボールバルブ6
00と同様に、一対の入力ポート701,702と、こ
れらの入力ポート701,702の間に形成された出力
ポート703と、入力ポート701,702と出力ポー
ト703との連通状態を切換えるボール704とを有し
ており、第1の入力ポート701にコーストブレーキカ
ットオフバルブ500のブレーキポート502が接続さ
れるとともに、第2の入力ポート702にマニュアルバ
ルブ100のLポート105が接続され、さらに出力ポ
ート703が 2-3シフトバルブ300のLポート312
およびホールドポート313に接続されている。
【0026】上記の第1および第2のソレノイドバルブ
S1 ,S2 が図4に示すようにONもしくはOFFとさ
れるので、 1-2シフトバルブ200では、第1速で右半
分に示すようにスプール201が押し下げられ、それ以
外の前進段ではスプール201が図の左半分に示すよう
に押し上げられ、また 2-3シフトバルブ300では、第
1速および第2速で図の右半分に示すようにスプール3
01が押し上げられ、第3速および第4速ではスプール
301が図の左半分に示すように押し下げられ、さらに
3-4シフトバルブ400では、第1速ないし第3速でス
プール401が図の右半分に示すように押し上げられ、
第4速で図の左半分に示すように押し下げられる。その
結果、各摩擦係合装置が図4に示すように係合あるいは
解放されて各変速段が設定される。
【0027】また第3ソレノイドバルブS3 が図5の一
覧表に示すようにON・OFF制御されるので、マニュ
アルモードおよびLレンジでの第1速および第2速、S
レンジでの第2速でエンジンブレーキが効く状態にな
る。なお、図5においても○印および×印の示す意味
は、図4と同じである。またこれらの図4および図5で
マニュアルモードは「手動」、オートモードは「自動」
と記してある。
【0028】以下、各レンジおよびモードにおける第1
速および第2速でのエンジンブレーキを効かせる制御あ
るいは効かせない制御について説明する。先ずマニュア
ルバルブ100でDレンジを選択している状態でのオー
トモードについて説明すると、この場合は、第1速およ
び第2速のいずれの変速段においても第3ソレノイドバ
ルブS3 はOFFにされる。したがって第3ソレノイド
バルブS3 のドレンポートが閉じられてコーストブレー
キカットオフバルブ500の制御ポート506に油圧が
作用するから、そのスプール504が図1の右半分に示
す位置に押し下げられ、その結果、マニュアルバルブ1
00のDポート103に接続してあるクラッチポート5
01が閉じられる。しかもマニュアルバルブ100のS
ポート104やLポート105はドレンポートに連通し
ているから、 2-3シフトバルブ300のDポート306
やLポート312に油圧は送られず、したがってこれら
のポートを介して油圧の供給される第1ブレーキB1 や
第3ブレーキB3 は解放されたままとなる。すなわちD
レンジを選択した状態でのオートモードにおける第1速
と第2速とでは、エンジンブレーキは効かない。
【0029】これに対してマニュアルモードでの第1速
では、第3ソレノイドバルブS3 は車速が所定車速以下
であることなどの条件を満している場合にONとされ
る。その場合、第3ソレノイドバルブS3 のドレンポー
トが開いてコーストブレーキカットオフバルブ500の
制御ポート506から排圧されるので、そのスプール5
04が図1の左半分に示す状態に押し上げられる。その
結果、クラッチポート501とブレーキポート502と
が連通するので、油路68および第2チェックボールバ
ルブ700を介して 2-3シフトバルブ300のLポート
312に油圧が供給される。 2-3シフトバルブ300で
は、第1ソレノイドバルブS1 がONとなっていて制御
ポート303から排圧されていることにより、スプール
301が図2の右半分に示す状態に押し上げられている
から、Lポート312に供給された油圧はブレーキポー
ト311およびローコーストモジュレータバルブ67を
介して 1-2シフトバルブ200のローコーストポート2
11に供給される。そして 1-2シフトバルブ200で
は、第2ソレノイドバルブS2 がOFFとなっていて制
御ポート203に油圧が作用することによりスプール2
01が図1の右半分に示す状態に押し下げられているか
ら、ローコーストポート211に供給された油圧は、第
3ブレーキポート212を介して第3ブレーキB3 に供
給され、これが係合する。すなわちパワーオン状態で反
力を与えている第2一方向クラッチF2と並列に配置し
てある第3ブレーキB3 が係合するから、エンジンブレ
ーキを効かせることができる。
【0030】またマニュアルモードでの第2速において
も第3ソレノイドバルブS3 はONとされるので、コー
ストブレーキカットオフバルブ500のクラッチポート
501とブレーキポート502とが連通し、油路68お
よび第1チェックボールバルブ600を介して 2-3シフ
トバルブ300のDポート306に油圧が供給される。
そしてこの 2-3シフトバルブ300のスプール301は
第1速の場合と同様に図の右半分に示す位置に押し上げ
られているから、Dポート306の油圧はブレーキポー
ト305を介して 1-2シフトバルブ200のセカンドコ
ーストポート204に送られる。第2速の状態では、 1
-2シフトバルブ200のスプール201は、制御ポート
203から排圧されていることにより図1の左半分に示
す状態にあり、したがってセカンドコーストポート20
4は第1ブレーキポート206に連通し、その結果、第
1ブレーキB1 にセカンドコーストモジュレータバルブ
64を介して油圧が供給され、これが係合する。すなわ
ち第2速のパワーオン状態で反力を与えている第1一方
向クラッチF1 と並列に配置されている第1ブレーキB
1 が係合することにより、エンジンブレーキを効かせる
ことができる。
【0031】つぎにSレンジについて説明すると、Sレ
ンジの第1速では第3ソレノイドバルブS3 をOFFに
するので、コーストブレーキカットオフバルブ500で
はスプール504が図1の右半分に示す位置に押し下げ
られてクラッチポート501が遮断され、したがって油
路68を介した油圧の供給は行われない。しかしながら
Sレンジを選択した場合にはマニュアルバルブ100の
Sポート104が入力ポート102に連通し、このSポ
ート104が第1チェックボールバルブ600の第2の
入力ポート602に接続されているから、油圧がこの第
1チェックボールバルブ600を介して 2-3シフトバル
ブ300のDポート306に供給され、さらにブレーキ
ポート305を経て 1-2シフトバルブ200のセカンド
コーストポート204に送られる。なお、セカンドコー
ストポート204は第1速のときには閉じられているの
で、第1ブレーキB1 に油圧が供給されることはない。
【0032】これに対してSレンジの第2速では、第3
ソレノイドバルブS3はONとなり、したがって上述し
たマニュアルモードの第2速の場合と同様にして第1ブ
レーキB1 に油圧が供給され、これが係合する。すなわ
ちエンジンブレーキが効くようになる。
【0033】なお、このSレンジの第2速において、第
3ソレノイドバルブS3 やコーストブレーキカットオフ
バルブ500に何らかの異常があって、油路68を介し
て送られる油圧が低かったり、あるいは油圧が送られな
かったりした場合、第1チェックボールバルブ600で
は第2入力ポート602から入力される油圧によりボー
ル604が図2の下側に押し下げられる。したがってこ
のような異常のある場合には、マニュアルバルブ100
のSポート104から出力される油圧(Sレンジ圧)が
第1チェックボールバルブ600および 2-3シフトバル
ブ300ならびに 1-2シフトバルブ200を介して第1
ブレーキB1 に供給され、しかもその油圧は正規の圧力
のライン圧であるから、第1ブレーキB1 は確実に係合
し耐久性の低下が防止される。
【0034】さらにLレンジを選択した場合について説
明すると、Lレンジにおける第1速および第2速のいず
れの場合でも第3ソレノイドバルブS3 をONにする。
したがって 1-2シフトバルブ200のローコーストポー
ト211とセカンドコーストポート204とには、第2
チェックボールバルブ700および 2-3シフトバルブ3
00を介して、あるいは第1チェックボールバルブ60
0および 2-3シフトバルブ300を介して油圧が送られ
るので、第1速の場合はローコーストポート211が第
3ブレーキポート212に連通して第3ブレーキB3 に
油圧が供給され、また第2速の場合にはセカンドコース
トポート204が第1ブレーキポート206に連通して
第1ブレーキB1 に油圧が供給される。その結果、第1
速および第2速のいずれかの変速段においてもエンジン
ブレーキが効くことなる。
【0035】またLレンジを選択した場合、マニュアル
バルブ100では、Dポート103、Sポート104、
Lポート105のそれぞれが入力ポート102に連通す
るから、第1チェックボールバルブ600では第2の入
力ポート602にマニュアルバルブ100のSポート1
04からの油圧(Sレンジ圧)が供給され、また第2チ
ェックボールバルブ700ではその第2の入力ポート7
02にマニュアルバルブ100のLポート105からの
油圧(Lレンジ圧)が供給される。したがってLレンジ
での第1速で第3ソレノイドバルブS3 やコーストブレ
ーキカットオフバルブ500に何らかの異常が生じて油
路68の油圧が低下した場合には、Lレンジ圧が第2チ
ェックボールバルブ700の第2の入力ポート702お
よび出力ポート703を経て 2-3シフトバルブ300の
Lポート312に送られるので、この 2-3シフトバルブ
300のスプール301および 1-2シフトバルブ200
のスプール201がそれぞれ図の右半分に示す状態にあ
ることにより、第3ブレーキB3 に油圧が供給されてこ
れが係合する。すなわち第3ソレノイドバルブS3やコ
ーストブレーキカットオフバルブ500に異常があって
も第3ブレーキB3に必要十分な圧力の油圧が確実に送
られるので、第3ブレーキB3 はスリップが生じること
なく係合し、その耐久性が向上する。また第2速の場合
も同様であって、Lレンジを選択しているときには第1
チェックボールバルブ600の第2の入力ポート602
にSレンジ圧が作用しているから、油路68の油圧が低
い場合には、Sレンジ圧が第1チェックボールバルブ6
00の第2の入力ポート602から出力ポート603を
経て 2-3シフトバルブ300のDポート306に送られ
る。そして第2速では、 2-3シフトバルブ300のスプ
ール301が図2の右半分に示す状態にあり、また 1-2
シフトバルブ200のスプール201が図1の左半分に
示す状態にあるから、第1ブレーキB1 に油圧が供給さ
れてこれが係合する。すなわち第3ソレノイドバルブS
3 やコーストブレーキカットオフバルブ50に異常があ
っても、第1ブレーキB1 に必要十分な圧力の油圧が確
実に送られるので、第1ブレーキB1 はスリップするこ
となく係合し、耐久性が向上する。
【0036】図6および図7はこの発明の他の実施例を
示す油圧回路図であって、ここに示す例は、第2チェッ
クボールバルブ700の配置を前述した図1および図2
に示す例とは異ならせ、またそれに伴う若干の変更を行
ったものである。すなわち第2チェックボールバルブ7
00の出力ポート703は 2-3シフトバルブ300のL
ポート312のみに接続されており、またマニュアルバ
ルブ100のLポート105は、 2-3シフトバルブ30
0のホールドポート313と第2チェックボールバルブ
700の第2の入力ポート702に接続されている。し
たがって図6および図7に示す実施例では、前述した実
施例とは異なり、マニュアルバルブ100のDポート1
03から出力された油圧が、コーストブレーキカットオ
フバルブ500および第2チェックボールバルブ700
を経て 2-3シフトバルブ300のホールドポート313
に供給されることがないので、例えばDレンジの第4速
で走行しているときに、第3ソレノイドバルブS3 の異
常によりコーストブレーキカットオフバルブ500のス
プール504が図の右半分に示す状態から左半分に示す
状態に突然切替わったとしても、 2-3シフトバルブ30
0のスプール301が図の左半分に示す第3速・第4速
状態から図の右半分に示す第1速・第2速状態に切替わ
ることがなく、また 3-4シフトバルブ400のスプール
401が図の右半分に示す第4速状態から第1速ないし
第3速状態に切替わることがないので、第3ソレノイド
バルブS3 の異常に起因する第4速から第1速へのダウ
ンシフトを未然に防止することができる。なお、図6お
よび図7に示す実施例での他の作用は、前述した図1お
よび図2に示す実施例と同様である。
【0037】なお、上記の実施例では、第1速ないし第
4速のマニュアルシフトポジションをH字形に配置した
シフトレバー装置を採用した例について説明したが、こ
の発明で使用することのできるシフトレバー装置は上記
の実施例で示したものに限定されないのであって、シフ
トレバーを所定の方向に操作する都度、一段づつアップ
シフトもしくはダウンシフトするよう構成してものであ
ってもよい。
【0038】またこの発明は図3にスケルトン図で示す
歯車列以外の歯車列を有する自動変速機を対象とする油
圧制御装置にも適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の油圧制御
装置によれば、低速段でエンジンブレーキを効かせるレ
ンジでは、電気的な手段で制御されるバルブを介さなく
ても、エンジンブレーキ用摩擦係合装置に油圧を供給で
きるので、エンジンブレーキを必要とする変速段で確実
にエンジンブレーキ用摩擦係合装置を係合させてその耐
久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る油圧制御装置の油圧回路の一部
を示す油圧回路図である。
【図2】この発明に係る油圧制御装置の油圧回路の他の
部分を示す油圧回路図である。
【図3】自動変速機の全体構成を示す模式的な構成図で
ある。
【図4】作動表である。
【図5】コーストブレーキカットオフバルブを制御する
ソレノイドバルブのON・OFFおよび第1ブレーキと
第3ブレーキとの係合・解放の状態を示す一覧表であ
る。
【図6】この発明に係る他の油圧制御装置の油圧回路の
一部を示す油圧回路図である。
【図7】この発明に係る他の油圧制御装置の油圧回路の
他の部分を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
100 マニュアルバルブ 500 ローコーストブレーキカットオフバルブ 600 第1チェックボールバルブ 700 第2チェックボールバルブ B1 第1ブレーキ B2 第2ブレーキ B3 第3ブレーキ S3 第3ソレノイドバルブ
フロントページの続き (72)発明者 岡田 孝幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 犬塚 武 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エイ・ダブリユ株式会社内 (72)発明者 服部 雅士 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エイ・ダブリユ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の低速段でエンジンブレーキを効か
    せない場合のある第1レンジと該所定の低速段でエンジ
    ンブレーキを効かせる第2レンジとの少なくとも二つの
    レンジを選択するマニュアルバルブによって前記第1レ
    ンジを選択した際に該マニュアルバルブから出力される
    第1レンジ圧を、バルブを介してエンジンブレーキ用摩
    擦係合装置に供給するよう構成した自動変速機の油圧制
    御装置において、 前記マニュアルバルブによって前記第2レンジを選択し
    た際にそのマニュアルバルブから出力される第2レンジ
    圧を、前記バルブを迂回して前記エンジンブレーキ用摩
    擦係合装置に供給する切換弁機構を備えていることを特
    徴とする自動変速機の油圧制御装置。
JP24039391A 1991-08-27 1991-08-27 自動変速機の油圧制御装置 Pending JPH0560208A (ja)

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