JPH0552579B2 - - Google Patents
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- JPH0552579B2 JPH0552579B2 JP23664783A JP23664783A JPH0552579B2 JP H0552579 B2 JPH0552579 B2 JP H0552579B2 JP 23664783 A JP23664783 A JP 23664783A JP 23664783 A JP23664783 A JP 23664783A JP H0552579 B2 JPH0552579 B2 JP H0552579B2
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- track
- signals
- head
- frequency
- pilot signal
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4673—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating
- G11B15/4675—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking
- G11B15/4676—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction
- G11B15/4677—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals
- G11B15/4678—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals superimposed on the main signal track
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はデジタルオーデイオテープレコーダや
ビデオテープレコーダ等に用いることの出来る磁
気記録再生装置に関するものである。
ビデオテープレコーダ等に用いることの出来る磁
気記録再生装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来のビデオテープレコーダ等では、テープの
トラツキングに関して、トラツキング専用のコン
トロールヘツドを設けて、記録時にそのコントロ
ールヘツドによつてテープに基準パルスを記録
し、再生時には、コントロールヘツドによつて記
録された記録パルスと基準周波数を位相比較して
キヤプスタンモータを制御してトラツキングをと
るのが通常の方法であつた。この方法はコントロ
ールヘツドの取り付け精度や、温度変化、経時変
化によつて狂い易く、また製造メーカー間によつ
てもバラツキが大きく問題があつた。それを解決
するため、コントロールヘツドは省略し、それの
代りに、8mmビデオテープレコーダの様に記録時
にビデオトラツク全体にFM変調の形でパイロツ
ト信号をトラツキング情報として書きこみ、再生
時は再生トラツクの隣接した両側のトラツクから
もれる2つのパイロツト信号と自身のトラツクの
パイロツト信号とから検出される2つの差周波数
信号の振巾が等しくなる様にキヤプスタンモータ
を制御してテープの走行速度を制御し、トラツキ
ングをとる自動トラツキング方式(ATF)が提
案されている。
トラツキングに関して、トラツキング専用のコン
トロールヘツドを設けて、記録時にそのコントロ
ールヘツドによつてテープに基準パルスを記録
し、再生時には、コントロールヘツドによつて記
録された記録パルスと基準周波数を位相比較して
キヤプスタンモータを制御してトラツキングをと
るのが通常の方法であつた。この方法はコントロ
ールヘツドの取り付け精度や、温度変化、経時変
化によつて狂い易く、また製造メーカー間によつ
てもバラツキが大きく問題があつた。それを解決
するため、コントロールヘツドは省略し、それの
代りに、8mmビデオテープレコーダの様に記録時
にビデオトラツク全体にFM変調の形でパイロツ
ト信号をトラツキング情報として書きこみ、再生
時は再生トラツクの隣接した両側のトラツクから
もれる2つのパイロツト信号と自身のトラツクの
パイロツト信号とから検出される2つの差周波数
信号の振巾が等しくなる様にキヤプスタンモータ
を制御してテープの走行速度を制御し、トラツキ
ングをとる自動トラツキング方式(ATF)が提
案されている。
しかし、本発明で述べるようなデジタルオーデ
イオテープレコーダのトラツキング方式ではトラ
ツキング情報をつくるためのパイロツト信号の占
める領域は情報トラツクのごく一部(例えば全ト
ラツクの5〜10%程度)であり、8mmビデオテー
プレコーダのATFの様に比較的時定数の大きな
フイルタを用いる方式では、十分なトラツキング
信号を得ることが出来ないという問題があつた。
イオテープレコーダのトラツキング方式ではトラ
ツキング情報をつくるためのパイロツト信号の占
める領域は情報トラツクのごく一部(例えば全ト
ラツクの5〜10%程度)であり、8mmビデオテー
プレコーダのATFの様に比較的時定数の大きな
フイルタを用いる方式では、十分なトラツキング
信号を得ることが出来ないという問題があつた。
発明の目的
本発明の目的は、トラツク上の一部にしか記録
されてないパイロツト信号を安定に検出してトラ
ツキングエラー信号を得、安定にトラツキングサ
ーボをかけることの出来る磁気記録再生装置を提
供することである。
されてないパイロツト信号を安定に検出してトラ
ツキングエラー信号を得、安定にトラツキングサ
ーボをかけることの出来る磁気記録再生装置を提
供することである。
発明の構成
本発明の磁気記録再生装置は、回転ヘツドを用
いて磁気テープにヘリカル状にトラツクを形成し
て情報を記録再生すると共に、各トラツクの所定
の位置にトラツキング状態を検出するためにパイ
ロツト信号を記録する領域をもうけ、第1のトラ
ツクのパイロツト信号領域にはトラツクの進行方
向にそつて順に、互いに周波数の異なる0,1,
2の周波数信号を、第2のトラツクのパイロツト
信号領域にはトラツクの進行方向にそつて順に
0,2,1の周波数信号を、第3のトラツクのパ
イロツト信号領域にはトラツクの進行方向にそつ
て順に0,3,2(ただし、3は0,1,2と
は異
なる)の周波数信号を、第4のトラツクのパイロ
ツト信号領域にはトラツクの進行方向にそつて順
に0,2,3の周波数信号をそれぞれ順次記録
し、以後これを繰り返し行ない、再生時には前記
ヘツドが前記周波数信号0を検出した時点を基準
として所定の時間後にサンプリングパルス信号を
発生させ、そのサンプリング信号で各再生トラツ
クの隣接トラツクから洩れる前記パイロツト信号
中の2つの周波数信号1,3の振巾をサンプリン
グして検出し、かつその2つの周波数信号1と3
の振巾が等しくなる様に前記磁気テープの走行速
度を制御するように構成したものであり、これに
より、トラツク上の一部にしか記録されていない
パイロツト信号を安定に検出してトラツキングエ
ラー信号を得、安定にトラツキングサーボをかけ
ることが出来るものである。
いて磁気テープにヘリカル状にトラツクを形成し
て情報を記録再生すると共に、各トラツクの所定
の位置にトラツキング状態を検出するためにパイ
ロツト信号を記録する領域をもうけ、第1のトラ
ツクのパイロツト信号領域にはトラツクの進行方
向にそつて順に、互いに周波数の異なる0,1,
2の周波数信号を、第2のトラツクのパイロツト
信号領域にはトラツクの進行方向にそつて順に
0,2,1の周波数信号を、第3のトラツクのパ
イロツト信号領域にはトラツクの進行方向にそつ
て順に0,3,2(ただし、3は0,1,2と
は異
なる)の周波数信号を、第4のトラツクのパイロ
ツト信号領域にはトラツクの進行方向にそつて順
に0,2,3の周波数信号をそれぞれ順次記録
し、以後これを繰り返し行ない、再生時には前記
ヘツドが前記周波数信号0を検出した時点を基準
として所定の時間後にサンプリングパルス信号を
発生させ、そのサンプリング信号で各再生トラツ
クの隣接トラツクから洩れる前記パイロツト信号
中の2つの周波数信号1,3の振巾をサンプリン
グして検出し、かつその2つの周波数信号1と3
の振巾が等しくなる様に前記磁気テープの走行速
度を制御するように構成したものであり、これに
より、トラツク上の一部にしか記録されていない
パイロツト信号を安定に検出してトラツキングエ
ラー信号を得、安定にトラツキングサーボをかけ
ることが出来るものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第1図aは本発明の磁気記録再生装置によつて
記録されるトラツクパターンの一例でA,B2つ
のヘツドによつて交互に記録され、Iは音声や音
楽情報または画像情報を記録するための領域、F
はトラツキング情報を得るためのパイロツト周波
数信号を記録するための領域(以下ATF領域と
略記)を示している。第1図bはATF領域をさ
らに詳しく示したもので、A1のトラツクでは順
に0,2,1の周波数信号が、B1のトラツクで
は順に0,3,2周波数信号が、A2のトラツク
では順に0,2,3の周波数信号が、B2のトラ
ツクでは順に0,1,2の周波数信号が、それぞ
れトラツキング用のパイロツト信号、すなわち
ATF信号として記録されている。このA1,B1,
A2,B2のトラツクパターンは1単位とし、以後
このパターンはくりかえして記録される。
記録されるトラツクパターンの一例でA,B2つ
のヘツドによつて交互に記録され、Iは音声や音
楽情報または画像情報を記録するための領域、F
はトラツキング情報を得るためのパイロツト周波
数信号を記録するための領域(以下ATF領域と
略記)を示している。第1図bはATF領域をさ
らに詳しく示したもので、A1のトラツクでは順
に0,2,1の周波数信号が、B1のトラツクで
は順に0,3,2周波数信号が、A2のトラツク
では順に0,2,3の周波数信号が、B2のトラ
ツクでは順に0,1,2の周波数信号が、それぞ
れトラツキング用のパイロツト信号、すなわち
ATF信号として記録されている。このA1,B1,
A2,B2のトラツクパターンは1単位とし、以後
このパターンはくりかえして記録される。
第2図は本発明の磁気記録再生装置のトラツキ
ング方式(ATF)を説明するためのブロツク図
で、1は2つのヘツドA,Bすなわちヘツド1
a,1bを保持して高速回転させるためのシリン
ダ、2はシリンダ1を回転させるためのモータ、
3はシリンダ1の回転位相を検出して、ヘツド1
aまたは1bの回転位置を検出するための位置検
出器、4はモータ2、位置検出器3とで位相制御
ループを構成する位相制御回路で、モータ2、す
なわちシリンダ1は基準周波数Sに位相同期して
回転制御される。
ング方式(ATF)を説明するためのブロツク図
で、1は2つのヘツドA,Bすなわちヘツド1
a,1bを保持して高速回転させるためのシリン
ダ、2はシリンダ1を回転させるためのモータ、
3はシリンダ1の回転位相を検出して、ヘツド1
aまたは1bの回転位置を検出するための位置検
出器、4はモータ2、位置検出器3とで位相制御
ループを構成する位相制御回路で、モータ2、す
なわちシリンダ1は基準周波数Sに位相同期して
回転制御される。
5はキヤプスタンモータ、6はキヤプスタンモ
ータ5の回転数に比例した周波数を検出するため
の周波数発電機、7は速度制御回路、8は加算回
路、9はトラツキングエラー検出回路である。キ
ヤプスタンモータ5は周波数発電機6と速度制御
回路7と共に速度制御ループを構成し、シリンダ
1の回転数に比例した回転数にほぼ同期する様に
制御される。
ータ5の回転数に比例した周波数を検出するため
の周波数発電機、7は速度制御回路、8は加算回
路、9はトラツキングエラー検出回路である。キ
ヤプスタンモータ5は周波数発電機6と速度制御
回路7と共に速度制御ループを構成し、シリンダ
1の回転数に比例した回転数にほぼ同期する様に
制御される。
トラツキングエラー検出回路9はシリンダ1の
直径の両端に配置された2つのヘツド1a,1b
が検出するトラツク情報から前記ATF信号を検
出して、ヘツドとトラツクのズレを検出してトラ
ツキングエラー信号をつくる。このトラツキング
エラー信号は上記速度制御ループに注入され、ヘ
ツド1a,1bの検出するATF信号から得られ
るトラツキングエラー情報が零となる様にキヤプ
スタンモータ5の速度を制御して、その結果テー
プ速度を制御する様に動作する。
直径の両端に配置された2つのヘツド1a,1b
が検出するトラツク情報から前記ATF信号を検
出して、ヘツドとトラツクのズレを検出してトラ
ツキングエラー信号をつくる。このトラツキング
エラー信号は上記速度制御ループに注入され、ヘ
ツド1a,1bの検出するATF信号から得られ
るトラツキングエラー情報が零となる様にキヤプ
スタンモータ5の速度を制御して、その結果テー
プ速度を制御する様に動作する。
第3図はトラツキングエラー検出回路9の具体
的構成例を示すブロツク図、10はヘツド1a,
1bのRF出力を増巾するたの増巾器、11,1
2,19はそれぞれヘツド1a,1bが検出した
ATF信号から周波数3,1,0を選択するバンド
パスフイルタを示す。13,14はバンドパスフ
イルタ11,12の出力をそれぞれ整流する整流
回路、15は整流回路13,14の両出力のレベ
ル差を検出するための減算回路、16a,16
b,16cは減算回路15の出力レベルをトラツ
ク上のATF領域の位置に同期してサンプリング
するためのサンプリングアンドホールド回路16
を構成するスイツチ、コンデンサ、電圧ホロワ回
路である。17a,17bはヘツド1aまたは1
bが360°回転するごとにサンプリングアンドホー
ルド回路16の出力の極性を切換えるための極性
反転回路17を構成する反転増巾回路とスイツチ
である。18は前記トラツク上のATF領域の位
置に同期してサンプリングパルスを出すためのサ
ンプリングパルス発生回路で、バンドパスフイル
タ19の出力をトリガとして、一定時間τAまたは
τB後にサンプリングパルスを発生する様に動作す
る。このサンプリングパルス発生回路18の具体
的な説明を第4図で行なう。
的構成例を示すブロツク図、10はヘツド1a,
1bのRF出力を増巾するたの増巾器、11,1
2,19はそれぞれヘツド1a,1bが検出した
ATF信号から周波数3,1,0を選択するバンド
パスフイルタを示す。13,14はバンドパスフ
イルタ11,12の出力をそれぞれ整流する整流
回路、15は整流回路13,14の両出力のレベ
ル差を検出するための減算回路、16a,16
b,16cは減算回路15の出力レベルをトラツ
ク上のATF領域の位置に同期してサンプリング
するためのサンプリングアンドホールド回路16
を構成するスイツチ、コンデンサ、電圧ホロワ回
路である。17a,17bはヘツド1aまたは1
bが360°回転するごとにサンプリングアンドホー
ルド回路16の出力の極性を切換えるための極性
反転回路17を構成する反転増巾回路とスイツチ
である。18は前記トラツク上のATF領域の位
置に同期してサンプリングパルスを出すためのサ
ンプリングパルス発生回路で、バンドパスフイル
タ19の出力をトリガとして、一定時間τAまたは
τB後にサンプリングパルスを発生する様に動作す
る。このサンプリングパルス発生回路18の具体
的な説明を第4図で行なう。
第4図において、Sはシリンダ1に対する回転
同期の基準信号を示し、RFはシリンダ1の回転
に同期して検出されるAヘツド、Bヘツド、すな
わちヘツド1a,1bの出力を示す。PSはヘツド
1aまたは1bが周波数信号0を検出した時に発
生するトラツクの頭検出パルスで、このPsパルス
が発生した点がサンプリングパルス列PHをつく
る際の時間基準となる。P1,P2,P3,P4はサン
プリングパルス列PHを構成する個々のサンプリ
ングパルスで、P1,P2はそれぞれAヘツドがA
トラツクをトレースする際の周波数信号0の検出
点a1,a2から一定時間τA後に発生するサンプリン
グパルスを示し、P3,P4はそれぞれBヘツドが
Bトラツクをトレースする際の周波数信号0の検
出点b1,b2から一定時間τB後に発生するサンプリ
ングパルスを示す。Ppはトラツクパターンの関
係で、2トラツクごとに両隣接トラツクの関係が
逆転するので、それを補正するためにトラツクA
1とB1の再生、A2とB2の再生ごとにトラツ
キングエラー出力TEの極性を反転するための極
性切換えパルスである。
同期の基準信号を示し、RFはシリンダ1の回転
に同期して検出されるAヘツド、Bヘツド、すな
わちヘツド1a,1bの出力を示す。PSはヘツド
1aまたは1bが周波数信号0を検出した時に発
生するトラツクの頭検出パルスで、このPsパルス
が発生した点がサンプリングパルス列PHをつく
る際の時間基準となる。P1,P2,P3,P4はサン
プリングパルス列PHを構成する個々のサンプリ
ングパルスで、P1,P2はそれぞれAヘツドがA
トラツクをトレースする際の周波数信号0の検出
点a1,a2から一定時間τA後に発生するサンプリン
グパルスを示し、P3,P4はそれぞれBヘツドが
Bトラツクをトレースする際の周波数信号0の検
出点b1,b2から一定時間τB後に発生するサンプリ
ングパルスを示す。Ppはトラツクパターンの関
係で、2トラツクごとに両隣接トラツクの関係が
逆転するので、それを補正するためにトラツクA
1とB1の再生、A2とB2の再生ごとにトラツ
キングエラー出力TEの極性を反転するための極
性切換えパルスである。
第5図はATF領域に記録されたパイロツト信
号からトラツキングエラー信号を検出する動作を
説明する図で、第5図aはAヘツドがトラツク
A1をトレースする状態を、第5図bはBヘツド
がトラツクB1をトレースする状態を示している。
第5図aにおいて、Aヘツドが図に示す位置にあ
る時に、Aヘツドの出力が第3図に示したRF入
力に入力されているとすると、隣接トラツクB2,
B1からのクロストローク信号1,3の振巾レベル
は1が3より大きくなり、バンドパスフイルタ1
1,12、整流回路13,14、減算回路15に
より処理されてその振巾差に対応した電圧が減算
回路15から出力され、その出力はサンプリング
パルス発生回路18のサンプリングパルスPHに
よりサンプリングされ、極性反転回路を経てトラ
ツキングエラーTEとして出力される。トラツキ
ングエラーTEは第2図に示す様にキヤプスタン
モータ5の速度制御系に注入され、キヤプスタン
モータ5の回転速度を変化させて、クロストーク
信号1と3のレベルが等しくなる様にテープ速度
を制御する。第5図bはBヘツドがB1トラツク
をトレースする場合の説明図で、A1トラツクト
レースの場合と同様に、Bヘツドへの2つのクロ
ストローク周波数1と3の振巾が等しくなる様に
キヤプスタンモータ5が制御される。A2,B2
トラツクトレースの時は、ともに両隣接トラツク
のATF周波数1と3の位置関係が反転するので、
サンプリングパルス発生回路18の極性反転回路
17でトラツキングエラー出力の極性を切換えて
キヤプスタンモータ5を制御する。なお第5図
a,bのα,βの領域は正常なトラツキングエラ
ーを得ることの出来る範囲を示す。またτA,τBは
それぞれトラツクA、トラツクBをトレースする
際に周波数信号0を検出してからサンプリングパ
ルスを発生するまでの時間を示し、この値はトラ
ツク中のATF領域の位置に対応して設定される。
号からトラツキングエラー信号を検出する動作を
説明する図で、第5図aはAヘツドがトラツク
A1をトレースする状態を、第5図bはBヘツド
がトラツクB1をトレースする状態を示している。
第5図aにおいて、Aヘツドが図に示す位置にあ
る時に、Aヘツドの出力が第3図に示したRF入
力に入力されているとすると、隣接トラツクB2,
B1からのクロストローク信号1,3の振巾レベル
は1が3より大きくなり、バンドパスフイルタ1
1,12、整流回路13,14、減算回路15に
より処理されてその振巾差に対応した電圧が減算
回路15から出力され、その出力はサンプリング
パルス発生回路18のサンプリングパルスPHに
よりサンプリングされ、極性反転回路を経てトラ
ツキングエラーTEとして出力される。トラツキ
ングエラーTEは第2図に示す様にキヤプスタン
モータ5の速度制御系に注入され、キヤプスタン
モータ5の回転速度を変化させて、クロストーク
信号1と3のレベルが等しくなる様にテープ速度
を制御する。第5図bはBヘツドがB1トラツク
をトレースする場合の説明図で、A1トラツクト
レースの場合と同様に、Bヘツドへの2つのクロ
ストローク周波数1と3の振巾が等しくなる様に
キヤプスタンモータ5が制御される。A2,B2
トラツクトレースの時は、ともに両隣接トラツク
のATF周波数1と3の位置関係が反転するので、
サンプリングパルス発生回路18の極性反転回路
17でトラツキングエラー出力の極性を切換えて
キヤプスタンモータ5を制御する。なお第5図
a,bのα,βの領域は正常なトラツキングエラ
ーを得ることの出来る範囲を示す。またτA,τBは
それぞれトラツクA、トラツクBをトレースする
際に周波数信号0を検出してからサンプリングパ
ルスを発生するまでの時間を示し、この値はトラ
ツク中のATF領域の位置に対応して設定される。
以上の説明では1トラツク上のATF領域をト
ラツクの両端2ケ所としたが、ATF領域の数を
さらに増すことにより、ヘツドのトラツクに対す
る追従性をさらに向上させることが出来る。
ラツクの両端2ケ所としたが、ATF領域の数を
さらに増すことにより、ヘツドのトラツクに対す
る追従性をさらに向上させることが出来る。
発明の効果
以上述べた様に本発明の磁気記録再生装置は、
従来の技術のように機械的に不安定になりやすい
コントロールヘツドを用いることなく安定にトラ
ツキングサーボをかけることが出来、さらにトラ
ツク上のほんの一部にしか記録されていないパイ
ロツト信号を安定してトラツキングエラー信号を
得、安定にトラツキングサーボをかけることが出
来るという大きな特徴をもつものである。
従来の技術のように機械的に不安定になりやすい
コントロールヘツドを用いることなく安定にトラ
ツキングサーボをかけることが出来、さらにトラ
ツク上のほんの一部にしか記録されていないパイ
ロツト信号を安定してトラツキングエラー信号を
得、安定にトラツキングサーボをかけることが出
来るという大きな特徴をもつものである。
第1図a,bは本発明の磁気記録再生装置によ
るテープ上の記録パターンを示す図、第2図は本
発明の磁気記録再生装置の全体構成図、第3図は
本発明に用いるトラツキングエラー検出回路の一
実施例のブロツク図、第4図、第5図a,bは本
発明に用いるサンプリングパルス発生回路の動作
を説明するためのタイムチヤートおよびトラツキ
ング動作説明のための動作説明図である。 1a,1b……ヘツド、2……モータ、3……
位置検出器、4……位相制御回路、5……キヤプ
スタンモータ、6……周波数発電機、7……速度
制御回路、8……加算回路、9……トラツキング
エラー検出回路。
るテープ上の記録パターンを示す図、第2図は本
発明の磁気記録再生装置の全体構成図、第3図は
本発明に用いるトラツキングエラー検出回路の一
実施例のブロツク図、第4図、第5図a,bは本
発明に用いるサンプリングパルス発生回路の動作
を説明するためのタイムチヤートおよびトラツキ
ング動作説明のための動作説明図である。 1a,1b……ヘツド、2……モータ、3……
位置検出器、4……位相制御回路、5……キヤプ
スタンモータ、6……周波数発電機、7……速度
制御回路、8……加算回路、9……トラツキング
エラー検出回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転ヘツドを用いて磁気テープにヘリカル状
にトラツクを形成して情報を記録再生すると共
に、各トラツクの所定の位置にトラツキング状態
を検出するためにパイロツト信号を記録する領域
をもうけ、第1のトラツクのパイロツト信号領域
にはトラツクの進行方向にそつて順に、互いに周
波数の異なる0,1,2の周波数信号を、第2の
トラツクのパイロツト信号領域にはトラツクの進
行方向にそつて順に0,2,1の周波数信号を、
第3のトラツクのパイロツト信号領域にはトラツ
クの進行方向にそつて順に0,3,2(ただし、
3は0,1,2とは異なる)の周波数信号を、第
4のトラツクのパイロツト信号領域にはトラツク
の進行方向にそつて順に0,2,3の周波数信号
をそれぞれ順次記録し、以後これを繰り返し行な
い、再生時には前記ヘツドが前記周波数信号0を
検出した時点を基準として所定の時間後にサンプ
リングパルス信号を発生させ、そのサンプリング
信号で各再生トラツクの隣接トラツクから洩れる
前記パイロツト信号中の2つの周波数信号1と3
の振巾をサンプリングして検出し、かつその2つ
の周波数信号1と3の振巾が等しくなる様に前記
磁気テープの走行速度を制御することを特徴とす
る磁気記録再生装置。 2 回転ヘツドを、そのヘツドの回転中心を中心
として、互いに180°の位置関係になる様に2個配
置し、その2個のヘツドがトラツクを交互に走行
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の磁気記録再生装置。 3 パイロツト信号領域を各トラツクに対して複
数個設けることを特徴とする特許請求の範囲第1
項または第2項記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23664783A JPS60127556A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23664783A JPS60127556A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127556A JPS60127556A (ja) | 1985-07-08 |
JPH0552579B2 true JPH0552579B2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=17003711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23664783A Granted JPS60127556A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60127556A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426947A (ja) * | 1990-05-21 | 1992-01-30 | Sony Corp | 再生方法 |
-
1983
- 1983-12-15 JP JP23664783A patent/JPS60127556A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60127556A (ja) | 1985-07-08 |
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