JPH0259535B2 - - Google Patents
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- JPH0259535B2 JPH0259535B2 JP59071603A JP7160384A JPH0259535B2 JP H0259535 B2 JPH0259535 B2 JP H0259535B2 JP 59071603 A JP59071603 A JP 59071603A JP 7160384 A JP7160384 A JP 7160384A JP H0259535 B2 JPH0259535 B2 JP H0259535B2
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- JP
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- pilot signal
- signal
- track
- recording
- timing
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 37
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 4
- 230000033458 reproduction Effects 0.000 description 28
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
- G11B5/588—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
- G11B5/592—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads
- G11B5/5921—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads using auxiliary signals, e.g. pilot signals
- G11B5/5922—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads using auxiliary signals, e.g. pilot signals superimposed on the main signal
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、回転磁気ヘツド式磁気記録再生装
置におけるトラツキング信号検出装置に関し、特
に回転磁気ヘツド式のデジタルテープレコーダに
おけるトラツキング信号検出装置に関する。
置におけるトラツキング信号検出装置に関し、特
に回転磁気ヘツド式のデジタルテープレコーダに
おけるトラツキング信号検出装置に関する。
従来技術
近年、回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置とし
て、オーデイオ信号をデジタル化して回転磁気ヘ
ツドによつて磁気テープに記録する回転磁気ヘツ
ド式のデジタルオーデイオテープレコーダ（以下
「DAT」と称す）が開発されている。
て、オーデイオ信号をデジタル化して回転磁気ヘ
ツドによつて磁気テープに記録する回転磁気ヘツ
ド式のデジタルオーデイオテープレコーダ（以下
「DAT」と称す）が開発されている。
ところで、このようなDATにおいては、他の
回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置としての
VTRやデータレコーダ等と同様に、磁気テープ
ののびやDAT相互間の寸法誤差等によつて磁気
ヘツドが記録トラツクを正確に走査しない所謂ト
ラツキングずれを生じる。
回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置としての
VTRやデータレコーダ等と同様に、磁気テープ
ののびやDAT相互間の寸法誤差等によつて磁気
ヘツドが記録トラツクを正確に走査しない所謂ト
ラツキングずれを生じる。
そこで、従来、このようなDATにおけるトラ
ツキングずれを防止するために各種のトラツキン
グ信号検出装置が提案されている。
ツキングずれを防止するために各種のトラツキン
グ信号検出装置が提案されている。
このような従来のトラツキング信号検出装置
は、第１図乃至第３図に示すように、いずれも磁
気テープ上の各トラツクのパイロツト信号記録エ
リアに、周波数が異なる第１のパイロツト信号f1
（図では斜線を施して示す）及び第２のパイロツ
ト信号f2（図では横縞線を施して示す）を、所定
の順序で記録する。
は、第１図乃至第３図に示すように、いずれも磁
気テープ上の各トラツクのパイロツト信号記録エ
リアに、周波数が異なる第１のパイロツト信号f1
（図では斜線を施して示す）及び第２のパイロツ
ト信号f2（図では横縞線を施して示す）を、所定
の順序で記録する。
そして、再生時に正規のトラツク（トレースす
べきトラツク）の所定の再生パイロツト信号を検
出した時を基準タイミングＳとして、正規のトラ
ツクの両隣接トラツクの所定の再生パイロツト信
号の漏れ信号をサンプリングする第１、第２のタ
イミングt1，t2を決定して、この決定した第１、
第２のタイミングt1，t2で両隣接トラツクの所定
の再生パイロツト信号を夫々サンプルホールド
し、この各ホールド信号の差を検出してトラツキ
ングのずれ量及び方向を検出するものである。な
お、第１図乃至第３図中、Ｐは、磁気ヘツドの移
動方向を示している。
べきトラツク）の所定の再生パイロツト信号を検
出した時を基準タイミングＳとして、正規のトラ
ツクの両隣接トラツクの所定の再生パイロツト信
号の漏れ信号をサンプリングする第１、第２のタ
イミングt1，t2を決定して、この決定した第１、
第２のタイミングt1，t2で両隣接トラツクの所定
の再生パイロツト信号を夫々サンプルホールド
し、この各ホールド信号の差を検出してトラツキ
ングのずれ量及び方向を検出するものである。な
お、第１図乃至第３図中、Ｐは、磁気ヘツドの移
動方向を示している。
つまり、第１図に示すものは、各トラツクの内
のトラツクＡ（A1〜Ao）については、第１のパイ
ロツト信号f1、空白、第２のパイロツト信号f2の
順で記録し、トラツクＢ（B1〜Bo）については、
第２のパイロツト信号f2、空白、第１のパイロツ
ト信号f1の順で記録する。
のトラツクＡ（A1〜Ao）については、第１のパイ
ロツト信号f1、空白、第２のパイロツト信号f2の
順で記録し、トラツクＢ（B1〜Bo）については、
第２のパイロツト信号f2、空白、第１のパイロツ
ト信号f1の順で記録する。
なお、第１のパイロツト信号f1の記録長l1、第
２のパイロツト信号f2の記録長l2、トラツクＡの
空白の記録長l3A及びトラツクＢの空白の記録長
l3Bとは、l1：l2：l3A：l3B＝２：１：１：２の関
係にある。
２のパイロツト信号f2の記録長l2、トラツクＡの
空白の記録長l3A及びトラツクＢの空白の記録長
l3Bとは、l1：l2：l3A：l3B＝２：１：１：２の関
係にある。
そして、例えば第１図でトラツクA2をトレー
スするときには、このトラツクA2のハの第２の
パイロツト信号f2を検出した時点、あるいはニの
第１のパイロツト信号f1を検出した時点を基準タ
イミングＳとしてサンプルタイミングt1，t2を決
定して、隣接トラツクB1，B2のイ，ロの第１の
パイロツト信号f1，f1の漏れ信号をサンプルホー
ルドして、その各漏れ量の差を検出する。
スするときには、このトラツクA2のハの第２の
パイロツト信号f2を検出した時点、あるいはニの
第１のパイロツト信号f1を検出した時点を基準タ
イミングＳとしてサンプルタイミングt1，t2を決
定して、隣接トラツクB1，B2のイ，ロの第１の
パイロツト信号f1，f1の漏れ信号をサンプルホー
ルドして、その各漏れ量の差を検出する。
また、第２図に示すものは、各トラツクの内の
トラツクＡについては、第１のパイロツト信号
f1、第２のパイロツト信号f2、第１のパイロツト
信号f1の順で記録し、トラツクＢについては、第
２のパイロツト信号f2、第１のパイロツト信号
f1、第２のパイロツト信号f2の順で記録する。
トラツクＡについては、第１のパイロツト信号
f1、第２のパイロツト信号f2、第１のパイロツト
信号f1の順で記録し、トラツクＢについては、第
２のパイロツト信号f2、第１のパイロツト信号
f1、第２のパイロツト信号f2の順で記録する。
なお、第１のパイロツト信号f1の記録長l1、ト
ラツクＡの第２のパイロツト信号f2の記録長l2A
及びトラツクＢの第２のパイロツト信号f2の記録
長l2Bとは、l1：l2A：2lB＝１：２：1.5の関係に
ある。
ラツクＡの第２のパイロツト信号f2の記録長l2A
及びトラツクＢの第２のパイロツト信号f2の記録
長l2Bとは、l1：l2A：2lB＝１：２：1.5の関係に
ある。
そして、例えば第２図のトラツクA2をトレー
スするときには、このトラツクA2のハの第１の
パイロツト信号f1を検出した時点を基準タイミン
グＳとしてサンプルタイミングt1，t2を決定し
て、隣接トラツクB1，B2のイ，ロの第１のパイ
ロツト信号f1，f1の漏れ信号をサンプルホールド
して、その各漏れ量の差を検出する。
スするときには、このトラツクA2のハの第１の
パイロツト信号f1を検出した時点を基準タイミン
グＳとしてサンプルタイミングt1，t2を決定し
て、隣接トラツクB1，B2のイ，ロの第１のパイ
ロツト信号f1，f1の漏れ信号をサンプルホールド
して、その各漏れ量の差を検出する。
さらに、第３図に示すものは、各トラツクの内
のトラツクＡについては、第１のパイロツト信号
f1、空白、第１のパイロツト信号f1′（f1＝f1′であ
るが説明上区別する）の順序で記録し、トラツク
Ｂについては、第１のパイロツト信号f1、空白、
第２のパイロツト信号f2の順で記録する。
のトラツクＡについては、第１のパイロツト信号
f1、空白、第１のパイロツト信号f1′（f1＝f1′であ
るが説明上区別する）の順序で記録し、トラツク
Ｂについては、第１のパイロツト信号f1、空白、
第２のパイロツト信号f2の順で記録する。
なお、第１のパイロツト信号f1の記録長l1、第
１のパイロツト信号f1′の記録長l1′、第２のパイ
ロツト信号f2及び空白の記録長l3は、l1：l1′：l2：
l3＝１：２：２の関係にある。
１のパイロツト信号f1′の記録長l1′、第２のパイ
ロツト信号f2及び空白の記録長l3は、l1：l1′：l2：
l3＝１：２：２の関係にある。
そして、例えばトラツクA2をトレースすると
きには、このトラツクA2のハの第１のパイロツ
ト信号f1を検出した時点を基準タイミングＳとし
てサンプルタイミングt1，t2を決定して、隣接ト
ラツクB1，B2のイ，ロの第２のパイロツト信号
f2，f2の漏れ信号をサンプルホールドして、その
各漏れ量の差を検出する。
きには、このトラツクA2のハの第１のパイロツ
ト信号f1を検出した時点を基準タイミングＳとし
てサンプルタイミングt1，t2を決定して、隣接ト
ラツクB1，B2のイ，ロの第２のパイロツト信号
f2，f2の漏れ信号をサンプルホールドして、その
各漏れ量の差を検出する。
しかしながら、これ等の各トラツキング信号検
出装置においては、トラツクＡとトラツクＢとで
第１のパイロツト信号f1及び第２のパイロツト信
号f2の配列順序が異なるため、記録時にトラツク
ＡとトラツクＢとで第１のパイロツト信号f1及び
第２のパイロツト信号f2の出力順序を切換えなけ
ればならず、パイロツト信号の記録系の構成が複
雑になるという不都合がある。
出装置においては、トラツクＡとトラツクＢとで
第１のパイロツト信号f1及び第２のパイロツト信
号f2の配列順序が異なるため、記録時にトラツク
ＡとトラツクＢとで第１のパイロツト信号f1及び
第２のパイロツト信号f2の出力順序を切換えなけ
ればならず、パイロツト信号の記録系の構成が複
雑になるという不都合がある。
また、第１のパイロツト信号f1あるいは第２の
パイロツト信号f2を検出した時点を基準タイミン
グとしてサンプルタイミングt1，t2を決定して、
そのサンプルタイミングt1，t2でサンプルホール
ドをするので、外乱等によつて基準タイミングが
検出されると、それによつてサンプルタイミング
t1，t2が決定されて自動的にサンプルホールドを
行なうので、不必要な部分で誤検出をしてしまう
恐れがある。
パイロツト信号f2を検出した時点を基準タイミン
グとしてサンプルタイミングt1，t2を決定して、
そのサンプルタイミングt1，t2でサンプルホール
ドをするので、外乱等によつて基準タイミングが
検出されると、それによつてサンプルタイミング
t1，t2が決定されて自動的にサンプルホールドを
行なうので、不必要な部分で誤検出をしてしまう
恐れがある。
さらに、第１図に示すものにあつては、第２の
パイロツト信号f2の記録長を「１」とした場合、
信号記録エリアの最大長ｌがｌ＝５になり、また
第３図に示すものにあつても、第１のパイロツト
信号f1の記録長を「１」とした場合、パイロツト
信号記録エリアの最大長ｌがｌ＝５になる。
パイロツト信号f2の記録長を「１」とした場合、
信号記録エリアの最大長ｌがｌ＝５になり、また
第３図に示すものにあつても、第１のパイロツト
信号f1の記録長を「１」とした場合、パイロツト
信号記録エリアの最大長ｌがｌ＝５になる。
これに対して、第２図に示すものにあつては、
第１のパイロツト信号f1の記録長「１」とした場
合、パイロツト信号記録エリアの最大長ｌがｌ＝
４となる。
第１のパイロツト信号f1の記録長「１」とした場
合、パイロツト信号記録エリアの最大長ｌがｌ＝
４となる。
つまり、第１図及び第３図に示すものは、第２
図に示すものよりもパイロツト信号記録エリアの
最大長が長くなり、トラツク長を同じとすると、
主データの書込み可能な情報量が少なくなるとい
う不都合がある。
図に示すものよりもパイロツト信号記録エリアの
最大長が長くなり、トラツク長を同じとすると、
主データの書込み可能な情報量が少なくなるとい
う不都合がある。
この点、第２図に示すものは、第１図及び第３
図に示すものよりも主データの書込み可能な情報
量は多くなるが、第２のパイロツト信号f2の記録
長がトラツクＡとトラツクＢとで異なるため、そ
の第２のパイロツト信号f2の記録時間をトラツク
ＡとトラツクＢとで切換えなければならないとい
う問題が生じる。
図に示すものよりも主データの書込み可能な情報
量は多くなるが、第２のパイロツト信号f2の記録
長がトラツクＡとトラツクＢとで異なるため、そ
の第２のパイロツト信号f2の記録時間をトラツク
ＡとトラツクＢとで切換えなければならないとい
う問題が生じる。
目 的
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置におい
て、トラツキング信号を得るためのパイロツト信
号の記録系の構成を簡単にして、しかもトラツキ
ング信号の誤検出を生じないようにすることを目
的とする。
り、回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置におい
て、トラツキング信号を得るためのパイロツト信
号の記録系の構成を簡単にして、しかもトラツキ
ング信号の誤検出を生じないようにすることを目
的とする。
構 成
そのため、この発明による回転磁気ヘツド式磁
気記録再生装置におけるトラツキング信号検出装
置は、磁気テープ上の各トラツクの予め定めたパ
イロツト信号記録エリアに、周波数が異なる第１
のパイロツト信号及び第２のパイロツト信号を、
第１のパイロツト信号、第２のパイロツト信号、
第１のパイロツト信号の順で記録し、再生時に各
トラツクの再生信号から第１のパイロツト信号及
び第２のパイロツト信号を検出して、正規のトラ
ツクの第１のパイロツト信号の検出結果に基づい
て正規のトラツクの両隣接トラツクからの第１の
パイロツト信号の漏れ信号をサンプルホールドす
るための第１、第２のタイミング信号を生成し、
この第１、第２のタイミング信号を正規のトラツ
クの第２のパイロツト信号を検出している時にの
み有効にして出力し、その各第１、第２のタイミ
ング信号に応じて両隣接トラツクの漏れによる第
１のパイロツト信号の検出値を順次サンプルホー
ルドし、そのホールドされた２つの信号の差を検
出してトラツキングずれの方向及び大きさを示す
トラツキング信号として出力するようにしたもの
である。
気記録再生装置におけるトラツキング信号検出装
置は、磁気テープ上の各トラツクの予め定めたパ
イロツト信号記録エリアに、周波数が異なる第１
のパイロツト信号及び第２のパイロツト信号を、
第１のパイロツト信号、第２のパイロツト信号、
第１のパイロツト信号の順で記録し、再生時に各
トラツクの再生信号から第１のパイロツト信号及
び第２のパイロツト信号を検出して、正規のトラ
ツクの第１のパイロツト信号の検出結果に基づい
て正規のトラツクの両隣接トラツクからの第１の
パイロツト信号の漏れ信号をサンプルホールドす
るための第１、第２のタイミング信号を生成し、
この第１、第２のタイミング信号を正規のトラツ
クの第２のパイロツト信号を検出している時にの
み有効にして出力し、その各第１、第２のタイミ
ング信号に応じて両隣接トラツクの漏れによる第
１のパイロツト信号の検出値を順次サンプルホー
ルドし、そのホールドされた２つの信号の差を検
出してトラツキングずれの方向及び大きさを示す
トラツキング信号として出力するようにしたもの
である。
実施例
以下、この発明の実施例を添付図面の第４図以
降を参照して説明する。
降を参照して説明する。
第４図は、この発明を実施した回転磁気ヘツド
式磁気記録再生装置であるDATのトラツキング
制御系を示すブロツク図である。
式磁気記録再生装置であるDATのトラツキング
制御系を示すブロツク図である。
この磁気記録再生装置において、磁気テープ１
は、キヤプスタンローラ２及びキヤプスタンモー
タ３によつて走行速度を調整されて走行し、ドラ
ムモータ４によつて回転駆動される回転ヘツドド
ラム５に180゜の位置関係で設けた磁気ヘツド６
Ａ，６Ｂによつてヘリカルスキヤン方式で走査さ
れる。
は、キヤプスタンローラ２及びキヤプスタンモー
タ３によつて走行速度を調整されて走行し、ドラ
ムモータ４によつて回転駆動される回転ヘツドド
ラム５に180゜の位置関係で設けた磁気ヘツド６
Ａ，６Ｂによつてヘリカルスキヤン方式で走査さ
れる。
そのドラムモータ４の回転軸には、磁気ヘツド
６Ａ，６Ｂに対応して180゜の位置関係でマグネツ
ト７ａ，７ｂを設けたデイスク７を連結して、こ
のデイスク７に対応してパルスジエネレータヘツ
ド（以下「PGヘツド」と称す）８を配置してあ
る。
６Ａ，６Ｂに対応して180゜の位置関係でマグネツ
ト７ａ，７ｂを設けたデイスク７を連結して、こ
のデイスク７に対応してパルスジエネレータヘツ
ド（以下「PGヘツド」と称す）８を配置してあ
る。
タイミング制御回路９は、このPGヘツド８か
らの磁気ヘツド６Ａ，６Ｂの位置を示す検出信号
に基づいて各スイツチの切換えや発振器１１の発
振開始、発振停止を制御する。
らの磁気ヘツド６Ａ，６Ｂの位置を示す検出信号
に基づいて各スイツチの切換えや発振器１１の発
振開始、発振停止を制御する。
パイロツト信号発生用発振器（OSC）１１は、
タイミング制御回路９によつて制御されて、所定
周波数の信号ｆを出力する。
タイミング制御回路９によつて制御されて、所定
周波数の信号ｆを出力する。
分周器１２，１３は、夫々発振器１１からの所
定周波数の信号ｆを定めた分周比で分周して周波
数が異なる第１のパイロツト信号f1、第２のパイ
ロツト信号f2を出力する。
定周波数の信号ｆを定めた分周比で分周して周波
数が異なる第１のパイロツト信号f1、第２のパイ
ロツト信号f2を出力する。
その分周器１２から出力される第１のパイロツ
ト信号f1は、タイミング制御回路９で切換え制御
されるパイロツト信号切換えスイツチ１４の端子
ａ−ｃ間及びタイミング制御回路９で切換え制御
されるパイロツト信号／PCM信号切換えスイツ
チ１５の端子ｂ−ｃ間を介して記録アンプ１６に
入力される。
ト信号f1は、タイミング制御回路９で切換え制御
されるパイロツト信号切換えスイツチ１４の端子
ａ−ｃ間及びタイミング制御回路９で切換え制御
されるパイロツト信号／PCM信号切換えスイツ
チ１５の端子ｂ−ｃ間を介して記録アンプ１６に
入力される。
また、分周器１３から出力される第２のパイロ
ツト信号f2は、パイロツト信号切換えスイツチ１
４の端子ｂ−ｃ間及びパイロツト信号／PCM信
号切換えスイツチ１５の端子ｂ−ｃ間を介して記
録アンプ１６に入力される。
ツト信号f2は、パイロツト信号切換えスイツチ１
４の端子ｂ−ｃ間及びパイロツト信号／PCM信
号切換えスイツチ１５の端子ｂ−ｃ間を介して記
録アンプ１６に入力される。
その記録アンプ１６には、パイロツト信号／
PCM信号切換えスイツチ１５の端子ａ−ｃ間を
介してPCM生成回路１７からの音楽信号等の
PCM信号が入力される。
PCM信号切換えスイツチ１５の端子ａ−ｃ間を
介してPCM生成回路１７からの音楽信号等の
PCM信号が入力される。
なお、タイミング制御回路９は、磁気ヘツド６
Ａ，６Ｂが磁気テープ１の各トラツクの予め定め
たパイロツト信号記録エリア（サーボエリア）に
位置している間のみパイロツト信号／PCM信号
切換えスイツチ１５を端子ｂ側に切換え、パイロ
ツト信号記録エリア以外の部分に位置していると
きにはパイロツト信号／PCM信号切換えスイツ
チ１５を端子ａ側に切換える。
Ａ，６Ｂが磁気テープ１の各トラツクの予め定め
たパイロツト信号記録エリア（サーボエリア）に
位置している間のみパイロツト信号／PCM信号
切換えスイツチ１５を端子ｂ側に切換え、パイロ
ツト信号記録エリア以外の部分に位置していると
きにはパイロツト信号／PCM信号切換えスイツ
チ１５を端子ａ側に切換える。
これ等のタイミング制御回路９、発振器１１、
分周器１２，１３、パイロツト信号切換えスイツ
チ１４及びパイロツト信号／PCM信号切換えス
イツチ１５によつてパイロツト信号記録手段を構
成している。
分周器１２，１３、パイロツト信号切換えスイツ
チ１４及びパイロツト信号／PCM信号切換えス
イツチ１５によつてパイロツト信号記録手段を構
成している。
そして、その記録アンプ１６は、入力される第
１のパイロツト信号f1、第２のパイロツト信号
f2，PCM信号を増幅した記録信号VAを出力する。
１のパイロツト信号f1、第２のパイロツト信号
f2，PCM信号を増幅した記録信号VAを出力する。
この記録アンプ１６から出力された記録信号
VAは、記録時に端子ａ側に切換わり、再生時に
端子ｂ側に切換わる記録／再生切換えスイツチ２
０の端子ａ−ｃ間と、タイミング制御回路９で切
換え制御されるヘツド切換えスイツチ２１が端子
ａ側に切換わつているときにはその端子ｃ−ａ間
及びロータリトランス２２Ａとを介して磁気ヘツ
ド６Ａに供給され、ヘツド切換えスイツチ２１が
端子ｂ側に切換わつているときにはその端子ｃ−
ｂ間及びロータリトランス２２Ｂとを介して磁気
ヘツド６Ｂに供給され、磁気テープ１上に記録さ
れる。
VAは、記録時に端子ａ側に切換わり、再生時に
端子ｂ側に切換わる記録／再生切換えスイツチ２
０の端子ａ−ｃ間と、タイミング制御回路９で切
換え制御されるヘツド切換えスイツチ２１が端子
ａ側に切換わつているときにはその端子ｃ−ａ間
及びロータリトランス２２Ａとを介して磁気ヘツ
ド６Ａに供給され、ヘツド切換えスイツチ２１が
端子ｂ側に切換わつているときにはその端子ｃ−
ｂ間及びロータリトランス２２Ｂとを介して磁気
ヘツド６Ｂに供給され、磁気テープ１上に記録さ
れる。
なお、ロータリトランス２２Ａ，２２Ｂは、ド
ラムモータ４内に組込まれている。
ラムモータ４内に組込まれている。
一方、磁気テープ１上の記録信号をピツクアツ
プした磁気ヘツド６Ａ，６Ｂからのピツクアツプ
信号は、ロータリトランス２２Ａ及びヘツド切換
えスイツチ２１の端子ａ−ｃ間又はロータリトラ
ンス２２Ｂ及びヘツド切換えスイツチ２１の端子
ｂ−ｃ間と、記録／再生切換えスイツチ２０の端
子ｃ−ｂ間とを介して再生アンプ２４に出力され
る。
プした磁気ヘツド６Ａ，６Ｂからのピツクアツプ
信号は、ロータリトランス２２Ａ及びヘツド切換
えスイツチ２１の端子ａ−ｃ間又はロータリトラ
ンス２２Ｂ及びヘツド切換えスイツチ２１の端子
ｂ−ｃ間と、記録／再生切換えスイツチ２０の端
子ｃ−ｂ間とを介して再生アンプ２４に出力され
る。
この再生アンプ２４は、入力されたピツクアツ
プ信号を増幅した再生信号VBを出力し、この再
生信号VBは、図示しない通常の再生系に出力さ
れると共に、第１、第２の信号検出手段である第
１、第２のバンドパスフイルタ２５，２６にも出
力される。
プ信号を増幅した再生信号VBを出力し、この再
生信号VBは、図示しない通常の再生系に出力さ
れると共に、第１、第２の信号検出手段である第
１、第２のバンドパスフイルタ２５，２６にも出
力される。
この第１のバンドパスフイルタ２５は、再生信
号VBから第１のパイロツト信号f1のみを抽出して
第１の再生パイロツト信号f1′として出力する。
号VBから第１のパイロツト信号f1のみを抽出して
第１の再生パイロツト信号f1′として出力する。
また、第２のバンドパスフイルタ２６は、再生
信号VBから第２のパイロツト信号f2のみを抽出し
て第２の再生パイロツト信号f2′として出力する。
信号VBから第２のパイロツト信号f2のみを抽出し
て第２の再生パイロツト信号f2′として出力する。
パルス生成回路２７は、第２のバンドパスフイ
ルタ２６からの第２の再生パイロツト信号f2′を
入力して、入力された第２の再生パイロツト信号
f2′を予め定めた基準レベルと比較して、磁気ヘ
ツド６Ａ，６Ｂがトレースすべき磁気テープ１上
のトラツク（正規のトラツク）に記録された第２
のパイロツト信号f2を再生した第２の再生パイロ
ツト信号f2′が入力されている間のみ例えばハイ
レベル“Ｈ”になる検出パルスPAを出力する。
ルタ２６からの第２の再生パイロツト信号f2′を
入力して、入力された第２の再生パイロツト信号
f2′を予め定めた基準レベルと比較して、磁気ヘ
ツド６Ａ，６Ｂがトレースすべき磁気テープ１上
のトラツク（正規のトラツク）に記録された第２
のパイロツト信号f2を再生した第２の再生パイロ
ツト信号f2′が入力されている間のみ例えばハイ
レベル“Ｈ”になる検出パルスPAを出力する。
タイミング発生回路２８は、例えば第５図に示
すように、タイミング信号生成回路２９及び２個
のアンド回路３０，３１からなる。
すように、タイミング信号生成回路２９及び２個
のアンド回路３０，３１からなる。
そのタイミング信号生成回路２９は、第１のバ
ンドパスフイルタ２５からの第１の再生パイロツ
ト信号f1′を入力して、この第１の再生パイロツ
ト信号f1′を予め定めた基準レベルと比較して磁
気ヘツド６Ａ，６Ｂがトレースしている正規のト
ラツクに記録された第１のパイロツト信号f1を再
生した第１の再生パイロツト信号f1′に入力され
ているときに例えばハイレベル“Ｈ”になる信号
（以下「検出パルスPB」と称す）を生成する。
ンドパスフイルタ２５からの第１の再生パイロツ
ト信号f1′を入力して、この第１の再生パイロツ
ト信号f1′を予め定めた基準レベルと比較して磁
気ヘツド６Ａ，６Ｂがトレースしている正規のト
ラツクに記録された第１のパイロツト信号f1を再
生した第１の再生パイロツト信号f1′に入力され
ているときに例えばハイレベル“Ｈ”になる信号
（以下「検出パルスPB」と称す）を生成する。
そして、この生成した検出パルスPBの立上り
タイミングを基準タイミングＳとして、両隣接ト
ラツクからの第１のパイロツト信号f1の漏れ信号
をサンプルホールドするための第１、第２のタイ
ミング信号SH1，SH2を所定の時間間隔で出力す
る。
タイミングを基準タイミングＳとして、両隣接ト
ラツクからの第１のパイロツト信号f1の漏れ信号
をサンプルホールドするための第１、第２のタイ
ミング信号SH1，SH2を所定の時間間隔で出力す
る。
一方、アンド回路３０は、パルス生成回路２７
からの検出パルスPAが“Ｈ”のときにのみタイ
ミング信号生成回路２９から出力される第１のタ
イミング信号SH1を第１のタイミング信号SH１
として出力する。
からの検出パルスPAが“Ｈ”のときにのみタイ
ミング信号生成回路２９から出力される第１のタ
イミング信号SH1を第１のタイミング信号SH１
として出力する。
また、アンド回路３１は、パルス生成回路２７
からの検出パルスPAが“Ｈ”のときにのみタイ
ミング信号生成回路２９から出力される第２のタ
イミング信号SH2を第２のタイミング信号SH２
として出力する。
からの検出パルスPAが“Ｈ”のときにのみタイ
ミング信号生成回路２９から出力される第２のタ
イミング信号SH2を第２のタイミング信号SH２
として出力する。
つまり、これ等のパルス生成回路２７及びタイ
ミング発生回路２８によつてサンプルタイミング
決定手段を構成している。
ミング発生回路２８によつてサンプルタイミング
決定手段を構成している。
一方、第１のバンドパスフイルタ２５から出力
される第１の再生パイロツト信号f1′は、積分器
３４にも入力されて積分され、この積分器３４か
ら積分信号SAとして出力される。
される第１の再生パイロツト信号f1′は、積分器
３４にも入力されて積分され、この積分器３４か
ら積分信号SAとして出力される。
サンプルホールド回路３５は、積分器３４から
の積分信号SAを、タイミング発生回路２８から
の第１のタイミング信号SH１が入力された時に
サンプルホールドして、この結果をホールド信号
SBとして出力する。
の積分信号SAを、タイミング発生回路２８から
の第１のタイミング信号SH１が入力された時に
サンプルホールドして、この結果をホールド信号
SBとして出力する。
サンプルホールド回路３６は、積分器３４から
の積分信号SAを、タイミング発生回路２８から
の第２のタイミング信号SH２が入力された時に
サンプルホールドして、この結果をホールド信号
SCとして出力する。
の積分信号SAを、タイミング発生回路２８から
の第２のタイミング信号SH２が入力された時に
サンプルホールドして、この結果をホールド信号
SCとして出力する。
差動アンプ３７は、これ等のサンプルホールド
回路３５，３６からのホールド信号SB，SCの差に
応じた偏差（トラツキングエラー）信号SDを、記
録時に端子ａ側に切換わり、再生時に端子ｂ側に
切換わる記録／再生切換えスイツチ３８の端子ｂ
−ｃ間を介してドライブ回路３９に出力する。
回路３５，３６からのホールド信号SB，SCの差に
応じた偏差（トラツキングエラー）信号SDを、記
録時に端子ａ側に切換わり、再生時に端子ｂ側に
切換わる記録／再生切換えスイツチ３８の端子ｂ
−ｃ間を介してドライブ回路３９に出力する。
つまり、この差動アンプ３７は、一対のサンプ
ルホールド回路３５，３６のホールド信号の差を
検出してトラツキング信号として出力する回路を
構成する。
ルホールド回路３５，３６のホールド信号の差を
検出してトラツキング信号として出力する回路を
構成する。
そのドライブ回路３９には、記録／再生切換え
スイツチ３８の端子ａ−ｃ間を介して記録サーボ
回路４０からのサーボ信号SEも入力される。
スイツチ３８の端子ａ−ｃ間を介して記録サーボ
回路４０からのサーボ信号SEも入力される。
そして、このドライブ回路３９は、入力される
偏差信号SD又はサーボ信号SEに応じてキヤプスタ
ンモータ３を駆動制御する。
偏差信号SD又はサーボ信号SEに応じてキヤプスタ
ンモータ３を駆動制御する。
次に、このように構成したこの実施例の作用に
ついて第６図以降をも参照して説明する。
ついて第６図以降をも参照して説明する。
まず、記録時においては、記録／再生スイツチ
２０，３８が夫々端子ａ側に切換わつている。
２０，３８が夫々端子ａ側に切換わつている。
したがつて、このときには記録サーボ回路４０
からのサーボ信号SEがスイツチ３８を介してドラ
イブ回路３９に入力されてキヤプスタンモータ３
が駆動制御され、磁気テープ１は定速で走行して
いる。
からのサーボ信号SEがスイツチ３８を介してドラ
イブ回路３９に入力されてキヤプスタンモータ３
が駆動制御され、磁気テープ１は定速で走行して
いる。
一方、タイミング制御回路９は、PGヘツド８
からの検出信号に基づいて磁気ヘツド６Ａ又は６
Ｂが磁気テープ１のトラツクのパイロツト信号記
録エリアの始端に位置した時に、パイロツト信
号／PCM信号切換えスイツチ１５を端子ｂ側に
切換えると共に、そのパイロツト信号切換えスイ
ツチ１４を端子ａ側に切換える。
からの検出信号に基づいて磁気ヘツド６Ａ又は６
Ｂが磁気テープ１のトラツクのパイロツト信号記
録エリアの始端に位置した時に、パイロツト信
号／PCM信号切換えスイツチ１５を端子ｂ側に
切換えると共に、そのパイロツト信号切換えスイ
ツチ１４を端子ａ側に切換える。
それによつて、分周器１２から出力される第１
のパイロツト信号f1がスイツチ１４，１５を介し
て記録アンプ１６に入力されて、磁気ヘツド６Ａ
又は６Ｂによつて磁気テープ１のトラツクに第１
のパイロツト信号f1が記録される。
のパイロツト信号f1がスイツチ１４，１５を介し
て記録アンプ１６に入力されて、磁気ヘツド６Ａ
又は６Ｂによつて磁気テープ１のトラツクに第１
のパイロツト信号f1が記録される。
そして、磁気ヘツド６Ａ又は６Ｂがパイロツト
信号記録エリアの始端に位置してから所定量相対
移動した時点でタイミング制御回路９がパイロツ
ト信号切換えスイツチ１４を端子ｂ側に切換え
る。
信号記録エリアの始端に位置してから所定量相対
移動した時点でタイミング制御回路９がパイロツ
ト信号切換えスイツチ１４を端子ｂ側に切換え
る。
それによつて、分周器１３から出力される第２
のパイロツト信号f2がスイツチ１４，１５を介し
て記録アンプ１６に入力され、磁気ヘツド６Ａ又
は６Ｂによつて磁気テープ１の同一トラツクに第
１のパイロツト信号f1に続いて第２のパイロツト
信号f2が記録される。
のパイロツト信号f2がスイツチ１４，１５を介し
て記録アンプ１６に入力され、磁気ヘツド６Ａ又
は６Ｂによつて磁気テープ１の同一トラツクに第
１のパイロツト信号f1に続いて第２のパイロツト
信号f2が記録される。
その後、さらに磁気ヘツド６Ａ又は６Ｂが所定
量相対移動した時点でタイミング制御回路９がパ
イロツト信号切換えスイツチ１４を端子ａ側に切
換える。
量相対移動した時点でタイミング制御回路９がパ
イロツト信号切換えスイツチ１４を端子ａ側に切
換える。
それによつて、上述したと同様にして、磁気テ
ープ１の同一トラツクに第２のパイロツト信号f2
に続いて第１のパイロツト信号f1が記録される。
ープ１の同一トラツクに第２のパイロツト信号f2
に続いて第１のパイロツト信号f1が記録される。
そして、さらに磁気ヘツド６Ａ又は６Ｂが所定
量相対移動した時点でタイミング制御回路９がパ
イロツト信号／PCM信号切換えスイツチ１５を
端子ａ側に切換える。
量相対移動した時点でタイミング制御回路９がパ
イロツト信号／PCM信号切換えスイツチ１５を
端子ａ側に切換える。
それによつて、以後磁気テープ１の同一トラツ
クにはPCM信号生成回路１７からの音楽信号等
のPCM信号が記録される。
クにはPCM信号生成回路１７からの音楽信号等
のPCM信号が記録される。
このような動作を磁気テープ１の各トラツクに
ついて行なうことにより、磁気テープ１の各トラ
ツクのパイロツト信号記録エリアには、第６図に
示すように、第１のパイロツト信号f1及び第２の
パイロツト信号f2が、f1，f2，f1の順で隣接トラ
ツクで隣り合つて記録される。
ついて行なうことにより、磁気テープ１の各トラ
ツクのパイロツト信号記録エリアには、第６図に
示すように、第１のパイロツト信号f1及び第２の
パイロツト信号f2が、f1，f2，f1の順で隣接トラ
ツクで隣り合つて記録される。
なお、第１のパイロツト信号f1の記録長l1と第
２のパイロツト信号f2の記録長l2とが、l1：l2＝
１：２の関係になるように記録している。また、
同図中、Ｐは磁気ヘツド６Ａ，６Ｂの移動方向を
示している。
２のパイロツト信号f2の記録長l2とが、l1：l2＝
１：２の関係になるように記録している。また、
同図中、Ｐは磁気ヘツド６Ａ，６Ｂの移動方向を
示している。
このように、パイロツト信号記録エリアの最大
長ｌは、第１のパイロツト信号f1の記録長を
「１」とした場合にｌ＝４となり、しかも各トラ
ツクについて第１のパイロツト信号f1及び第２の
パイロツト信号f2の配列が同じになる。
長ｌは、第１のパイロツト信号f1の記録長を
「１」とした場合にｌ＝４となり、しかも各トラ
ツクについて第１のパイロツト信号f1及び第２の
パイロツト信号f2の配列が同じになる。
したがつて、パイロツト信号記録エリアが小さ
くて済むので主データの記録可能な情報量が多く
なると共に、パイロツト信号の記録系の構成が簡
単になる。
くて済むので主データの記録可能な情報量が多く
なると共に、パイロツト信号の記録系の構成が簡
単になる。
次に、再生時には、記録／再生切換えスイツチ
２０，３８が端子ｂ側に切換わる。
２０，３８が端子ｂ側に切換わる。
したがつて、このときには差動アンプ３７から
の偏差信号SDがドライブ回路３９に入力されてキ
ヤプスタンモータ３が駆動制御される。
の偏差信号SDがドライブ回路３９に入力されてキ
ヤプスタンモータ３が駆動制御される。
一方、磁気テープ１の各トラツクに記録された
第１のパイロツト信号f1及び第２のパイロツト信
号f2は、磁気ヘツド６Ａ又は６Ｂでピツクアツプ
されて再生アンプ２４で増幅され、再生信号VB
として第１、第２のバンドパスフイルタ２５，２
６に入力される。
第１のパイロツト信号f1及び第２のパイロツト信
号f2は、磁気ヘツド６Ａ又は６Ｂでピツクアツプ
されて再生アンプ２４で増幅され、再生信号VB
として第１、第２のバンドパスフイルタ２５，２
６に入力される。
それによつて、第１のバンドパスフイルタ２５
からは第１の再生パイロツト信号f1′が出力され、
第２のバンドパスフイルタ２６からは第２の再生
パイロツト信号f2′が出力される。
からは第１の再生パイロツト信号f1′が出力され、
第２のバンドパスフイルタ２６からは第２の再生
パイロツト信号f2′が出力される。
この場合、磁気テープ１に対する磁気ヘツド６
Ａ，６Ｂによる記録は傾斜アジマス方式で行なう
ので、磁気ヘツド６Ａで記録したトラツク（以下
「トラツクＡ」と称す）は磁気ヘツド６Ａでトレ
ースした場合のみ充分な再生レベルが得られ、同
様に磁気ヘツド６Ｂで記録したトラツク（以下
「トラツクＢ」と称す）は磁気ヘツド６Ｂでトレ
ースした場合のみ充分な再生レベルが得られる。
Ａ，６Ｂによる記録は傾斜アジマス方式で行なう
ので、磁気ヘツド６Ａで記録したトラツク（以下
「トラツクＡ」と称す）は磁気ヘツド６Ａでトレ
ースした場合のみ充分な再生レベルが得られ、同
様に磁気ヘツド６Ｂで記録したトラツク（以下
「トラツクＢ」と称す）は磁気ヘツド６Ｂでトレ
ースした場合のみ充分な再生レベルが得られる。
しかしながら、第１、第２のパイロツト信号
f1，f2の周波数を低く（例えば100KHz〜数100K
Hz）設定した場合には、磁気ヘツド６Ａでトラツ
クＡをトレースするときにそのトラツクＡに隣接
するトラツクＢに記録されたパイロツト信号も再
生され、また磁気ヘツド６ＢでトラツクＢをトレ
ースするときにそのトラツクＢに隣接するトラツ
クＡに記録されたパイロツト信号も再生される。
f1，f2の周波数を低く（例えば100KHz〜数100K
Hz）設定した場合には、磁気ヘツド６Ａでトラツ
クＡをトレースするときにそのトラツクＡに隣接
するトラツクＢに記録されたパイロツト信号も再
生され、また磁気ヘツド６ＢでトラツクＢをトレ
ースするときにそのトラツクＢに隣接するトラツ
クＡに記録されたパイロツト信号も再生される。
つまり、再生信号VBには、磁気ヘツド６Ａ又
は６Ｂがトレースすべき正規のトラツクに記録さ
れた第１、第２のパイロツト信号f1，f2だけでな
く、磁気ヘツド６Ａ，６Ｂの正規のトラツクから
のずれ量に応じて隣接トラツクに記録された第
１、第２のパイロツト信号f1，f2も含まれる。
は６Ｂがトレースすべき正規のトラツクに記録さ
れた第１、第２のパイロツト信号f1，f2だけでな
く、磁気ヘツド６Ａ，６Ｂの正規のトラツクから
のずれ量に応じて隣接トラツクに記録された第
１、第２のパイロツト信号f1，f2も含まれる。
例えば第７図ハに示すように、磁気ヘツド６Ａ
がトラツクA2をトレースするとき、第１の再生
パイロツト信号f1′は、同図イに示すようにトラ
ツクB1，A2，B2，B1，A2，B2に記録された第１
のパイロツト信号f1を順次再生したものになり、
第２の再生パイロツト信号f2′は、同図ロに示す
ようにトラツクB1，A2，B2に記録された第２の
パイロツト信号f2を順次再生したものとなる。
がトラツクA2をトレースするとき、第１の再生
パイロツト信号f1′は、同図イに示すようにトラ
ツクB1，A2，B2，B1，A2，B2に記録された第１
のパイロツト信号f1を順次再生したものになり、
第２の再生パイロツト信号f2′は、同図ロに示す
ようにトラツクB1，A2，B2に記録された第２の
パイロツト信号f2を順次再生したものとなる。
この場合、第１、第２の再生パイロツト信号
f1′，f2′は、正規のトラツクA2の第１、第２のパ
イロツト信号f1，f2を再生したものであるときに
最もレベルが高くなり、隣接トラツクB1，B2の
第１、第２のパイロツト信号f1，f2を再生したも
のであるときにはトラツクA2のときより低く、
且つ磁気ヘツド６Ａのずれ量が多くなる程高いレ
ベルになる。
f1′，f2′は、正規のトラツクA2の第１、第２のパ
イロツト信号f1，f2を再生したものであるときに
最もレベルが高くなり、隣接トラツクB1，B2の
第１、第２のパイロツト信号f1，f2を再生したも
のであるときにはトラツクA2のときより低く、
且つ磁気ヘツド６Ａのずれ量が多くなる程高いレ
ベルになる。
そこで、タイミング発生回路２８のタイミング
信号生成回路２９は、まず第１の再生パイロツト
信号f1′を基準レベルと比較することによつて、
例えば第８図イに示すように磁気ヘツドが正規の
トラツクの第１のパイロツト信号f1が記録された
エリアのトレースを開始した時点T1で立上つて
エリアのトレースを終了した時点T2で立下り、
次の第１のパイロツト信号f1を記録したエリアの
トレースを開始した時点T5で立上つてそのエリ
アのトレースを終了した時点T6で立下る検出パ
ルスPBを生成する。
信号生成回路２９は、まず第１の再生パイロツト
信号f1′を基準レベルと比較することによつて、
例えば第８図イに示すように磁気ヘツドが正規の
トラツクの第１のパイロツト信号f1が記録された
エリアのトレースを開始した時点T1で立上つて
エリアのトレースを終了した時点T2で立下り、
次の第１のパイロツト信号f1を記録したエリアの
トレースを開始した時点T5で立上つてそのエリ
アのトレースを終了した時点T6で立下る検出パ
ルスPBを生成する。
そして、磁気ヘツドが正規のトラツクに隣接す
る一方のトラツクの第１のパイロツト信号f1が記
録されたエリアをもトレースしている間のいずれ
かの時点、例えば第６図及び第７図の例ではトラ
ツクB2のイをもトレースしている第１のタイミ
ングt1でサンプルホールドを行なうために、検出
パルスPBの立上りタイミング（時点T1，T5）を
基準タイミングＳとして、この時から所定の時間
が経過した例えば第８図の時点T3，T7で、第８
図ハに示すように第１のタイミング信号SH1を出
力する。
る一方のトラツクの第１のパイロツト信号f1が記
録されたエリアをもトレースしている間のいずれ
かの時点、例えば第６図及び第７図の例ではトラ
ツクB2のイをもトレースしている第１のタイミ
ングt1でサンプルホールドを行なうために、検出
パルスPBの立上りタイミング（時点T1，T5）を
基準タイミングＳとして、この時から所定の時間
が経過した例えば第８図の時点T3，T7で、第８
図ハに示すように第１のタイミング信号SH1を出
力する。
また、磁気ヘツドが正規のトラツクに隣接する
他方のトラツクの第１のパイロツト信号f1が記録
されたエリアをもトレースしている間のいずれか
の時点、例えば第６図及び第７図の例ではトラツ
クB1のロをトレースしている第２のタイミングt2
でサンプルホールドを行なうために、基準タイミ
ングＳ（時点T1，T5）から所定時間が経過した例
えば第８図の時点T4，T8で、第８図ニに示すよ
うに第２のタイミング信号SH2を出力する。
他方のトラツクの第１のパイロツト信号f1が記録
されたエリアをもトレースしている間のいずれか
の時点、例えば第６図及び第７図の例ではトラツ
クB1のロをトレースしている第２のタイミングt2
でサンプルホールドを行なうために、基準タイミ
ングＳ（時点T1，T5）から所定時間が経過した例
えば第８図の時点T4，T8で、第８図ニに示すよ
うに第２のタイミング信号SH2を出力する。
一方、パルス生成回路２７は、第２の再生パイ
ロツト信号f2′を基準レベルと比較することによ
つて、例えば第８図ロに示すように、磁気ヘツド
が正規のトラツクの第２のパイロツト信号f2が記
録されたエリアのトレースを開始した時点T2で
立上つてそのエリアのトレースを終了した時点
T5で立下る検出パルスPAを、タイミング発生回
路２８のアンド回路３０，３１に出力する。
ロツト信号f2′を基準レベルと比較することによ
つて、例えば第８図ロに示すように、磁気ヘツド
が正規のトラツクの第２のパイロツト信号f2が記
録されたエリアのトレースを開始した時点T2で
立上つてそのエリアのトレースを終了した時点
T5で立下る検出パルスPAを、タイミング発生回
路２８のアンド回路３０，３１に出力する。
したがつて、タイミング発生回路２８は、その
パルス生成回路２７からの検出パルスPAが立上
つている間、すなわち正規のトラツクの第２のパ
イロツト信号f2が記録されたエリアをトレースし
ている間にタイミング信号生成回路２９から出力
される第１、第２のタイミング信号SH1，SH2の
みを有効にして第１、第２のタイミング信号SH
１，SH２として出力する。
パルス生成回路２７からの検出パルスPAが立上
つている間、すなわち正規のトラツクの第２のパ
イロツト信号f2が記録されたエリアをトレースし
ている間にタイミング信号生成回路２９から出力
される第１、第２のタイミング信号SH1，SH2の
みを有効にして第１、第２のタイミング信号SH
１，SH２として出力する。
つまり、例えば第８図ホ，ヘに示すように、検
出パルスPAが“Ｈ”となつている時点T2〜T5の
間の時点T3，T4で生成された第１、第２のタイ
ミング信号SH1，SH2は有効になつて第１、第２
のタイミング信号SH1，SH2として出力される。
出パルスPAが“Ｈ”となつている時点T2〜T5の
間の時点T3，T4で生成された第１、第２のタイ
ミング信号SH1，SH2は有効になつて第１、第２
のタイミング信号SH1，SH2として出力される。
これに対して、検出パルスPAが“Ｌ”となつ
ている時点T7，T8で生成された第１、第２のタ
イミング信号SH1，SH2は無効となつて出力され
ない。
ている時点T7，T8で生成された第１、第２のタ
イミング信号SH1，SH2は無効となつて出力され
ない。
同様に、外乱等によつて検出パルスPBが立上
つて第１、第２のタイミング信号SH1，SH2が生
成されたときにも、その第１、第２のタイミング
信号SH1，SH2は無効にされる。
つて第１、第２のタイミング信号SH1，SH2が生
成されたときにも、その第１、第２のタイミング
信号SH1，SH2は無効にされる。
そして、このタイミング発生回路２８から第
１、第２のタイミング信号SH１，SH２が出力さ
れた第８図の時点T3，T4（第６図及び第７図の第
１、第２のタイミングt1，t2に相当）で、サンプ
ルホールド回路３５，３６が各々第１の再生パイ
ロツト信号f1を積分した積分信号SAをサンプルホ
ールドする。
１、第２のタイミング信号SH１，SH２が出力さ
れた第８図の時点T3，T4（第６図及び第７図の第
１、第２のタイミングt1，t2に相当）で、サンプ
ルホールド回路３５，３６が各々第１の再生パイ
ロツト信号f1を積分した積分信号SAをサンプルホ
ールドする。
つまり、例えば第７図の例では、サンプルホー
ルド回路３５にはトラツクB2からの第１のパイ
ロツト信号f1の漏れ信号のレベル、すなわち磁気
ヘツド６ＡのトラツクB2側へのずれ量がホール
ドされ、サンプルホールド回路３６にはトラツク
B1からの第１のパイロツト信号f1の漏れ信号のレ
ベル、すなわち磁気ヘツド６ＡのトラツクB1側
へのずれ量がホールドされる。
ルド回路３５にはトラツクB2からの第１のパイ
ロツト信号f1の漏れ信号のレベル、すなわち磁気
ヘツド６ＡのトラツクB2側へのずれ量がホール
ドされ、サンプルホールド回路３６にはトラツク
B1からの第１のパイロツト信号f1の漏れ信号のレ
ベル、すなわち磁気ヘツド６ＡのトラツクB1側
へのずれ量がホールドされる。
そこで、差動アンプ３７でこれ等のサンプルホ
ールド回路３５，３６からの各ホールド信号SB，
SCの偏差（差及び差の大きさ）を検出して、磁気
ヘツドの移動方向及び移動量を検出し、この結果
に応じた偏差（トラツキングエラー）信号SDをド
ライブ回路３９に出力する。
ールド回路３５，３６からの各ホールド信号SB，
SCの偏差（差及び差の大きさ）を検出して、磁気
ヘツドの移動方向及び移動量を検出し、この結果
に応じた偏差（トラツキングエラー）信号SDをド
ライブ回路３９に出力する。
それによつて、キヤプスタンモータ３の回転速
度が制御されて磁気テープ１の走行速度が制御さ
れ、磁気ヘツド６Ａ，６Ｂが正規のトラツクを正
確にトレースするようになる。
度が制御されて磁気テープ１の走行速度が制御さ
れ、磁気ヘツド６Ａ，６Ｂが正規のトラツクを正
確にトレースするようになる。
このように、この磁気記録再生装置にあつて
は、磁気テープ上の各トラツクの予め定めたパイ
ロツト信号記録エリアに、周波数が異なる第１の
パイロツト信号f1及び第２のパイロツト信号f2
を、f1，f2，f1の順で記録し、再生時に各トラツ
クの再生信号から第１のパイロツト信号f1及び第
２のパイロツト信号f2を検出して、第１のパイロ
ツト信号f1の検出結果に基づいて両隣接トラツク
からの第１のパイロツト信号の漏れ信号をサンプ
ルホールドするための第１、第２のタイミング信
号を生成し、この第１、第２のタイミング信号を
第２のパイロツト信号f2を検出しているときにの
み有効にして出力し、その第１、第２のタイミン
グ信号で両隣接トラツクの第１のパイロツト信号
f1の検出結果をサンプルホールドして、各ホール
ド信号の差を検出してトラツキングずれの方向及
び大きさを示すトラツキング信号として出力する
ようにしている。
は、磁気テープ上の各トラツクの予め定めたパイ
ロツト信号記録エリアに、周波数が異なる第１の
パイロツト信号f1及び第２のパイロツト信号f2
を、f1，f2，f1の順で記録し、再生時に各トラツ
クの再生信号から第１のパイロツト信号f1及び第
２のパイロツト信号f2を検出して、第１のパイロ
ツト信号f1の検出結果に基づいて両隣接トラツク
からの第１のパイロツト信号の漏れ信号をサンプ
ルホールドするための第１、第２のタイミング信
号を生成し、この第１、第２のタイミング信号を
第２のパイロツト信号f2を検出しているときにの
み有効にして出力し、その第１、第２のタイミン
グ信号で両隣接トラツクの第１のパイロツト信号
f1の検出結果をサンプルホールドして、各ホール
ド信号の差を検出してトラツキングずれの方向及
び大きさを示すトラツキング信号として出力する
ようにしている。
それによつて、パイロツト信号記録エリアが小
さくなつて主データの記録可能な情報量が多くな
ると共に、各トラツクについて第１のパイロツト
信号及び第２のパイロツト信号の配列が同じにな
るので、パイロツト信号の記録系の構成が簡単に
なる。
さくなつて主データの記録可能な情報量が多くな
ると共に、各トラツクについて第１のパイロツト
信号及び第２のパイロツト信号の配列が同じにな
るので、パイロツト信号の記録系の構成が簡単に
なる。
また、パイロツト信号記録エリアを設定するこ
とによつて、従来のVTR等におけるトラツキン
グ制御のための専用トラツクや専用ヘツド（例え
ばCTL信号を記録するためのトラツク及びヘツ
ド）が不要になると共に、他のエリアに記録する
PCM信号等の信号レベルと同等の記録電流でパ
イロツト信号を記録できるので、トラツキング制
御用の信号検出が安定化する。
とによつて、従来のVTR等におけるトラツキン
グ制御のための専用トラツクや専用ヘツド（例え
ばCTL信号を記録するためのトラツク及びヘツ
ド）が不要になると共に、他のエリアに記録する
PCM信号等の信号レベルと同等の記録電流でパ
イロツト信号を記録できるので、トラツキング制
御用の信号検出が安定化する。
さらに、正規のトラツクの第２のパイロツト信
号を検出しているときにのみサンプルホールド用
のタイミング信号が有効になるので、外乱等によ
つてタイミング信号が生成されてもそのタイミン
グ信号は無効にされるため、外乱等によるトラツ
キング信号の誤検出を防止できる。
号を検出しているときにのみサンプルホールド用
のタイミング信号が有効になるので、外乱等によ
つてタイミング信号が生成されてもそのタイミン
グ信号は無効にされるため、外乱等によるトラツ
キング信号の誤検出を防止できる。
なお、上記実施例では、この発明をデジタルオ
ーデイオテープレコーダ（DAT）に実施した例
について述べたが、その他の回転磁気ヘツド式磁
気記録再生装置、例えばVTR、データレコーダ
等にも実施でき、またデジタル装置かアナログ装
置かにかかわらず実施できる。
ーデイオテープレコーダ（DAT）に実施した例
について述べたが、その他の回転磁気ヘツド式磁
気記録再生装置、例えばVTR、データレコーダ
等にも実施でき、またデジタル装置かアナログ装
置かにかかわらず実施できる。
効 果
以上説明したように、この発明によれば、各ト
ラツクについて異なる周波数の第１、第２のパイ
ロツト信号を同じ順序で記録すると共に、再生し
た隣接トラツクの第１のパイロツト信号のサンプ
ルタイミングは正規のトラツクの第２のパイロツ
ト信号を検出しているときにのみ有効にするの
で、トラツキング信号を得るためのパイロツト信
号の記録系の構成が簡単になると共に、外乱等に
よるトラツキング信号の誤検出を防止できる。
ラツクについて異なる周波数の第１、第２のパイ
ロツト信号を同じ順序で記録すると共に、再生し
た隣接トラツクの第１のパイロツト信号のサンプ
ルタイミングは正規のトラツクの第２のパイロツ
ト信号を検出しているときにのみ有効にするの
で、トラツキング信号を得るためのパイロツト信
号の記録系の構成が簡単になると共に、外乱等に
よるトラツキング信号の誤検出を防止できる。
第１図、第２図及び第３図は、夫々従来の回転
磁気ヘツド式磁気記録再生装置におけるトラツキ
ング信号検出装置の説明に供する磁気テープ上の
パイロツト信号の記録パターンの異なる例を示す
パターン図、第４図は、この発明を実施した回転
磁気ヘツド式磁気記録再生装置におけるトラツキ
ング制御系の一例を示すブロツク図、第５図は、
同じく第４図のタイミング発生回路の一例を示す
ブロツク図、第６図は、同じく第４図の動作説明
に供する磁気テープ上のパイロツト信号の記録パ
ターンを示すパターン図、第７図は、同じく第
１、第２の再生パイロツト信号のレベルとパイロ
ツト信号の記録パターンとの関係の一例を示す説
明図、第８図は、同じくタイミング発生回路及び
パルス生成回路からの出力信号のタイミングを示
すタイミングチヤート図である。 １……磁気テープ、３……キヤプスタンモー
タ、６Ａ，６Ｂ……磁気ヘツド、９……タイミン
グ制御回路、１１……発振器、１２，１３……分
周器、１４……パイロツト信号切換えスイツチ、
１５……パイロツト信号／PCM信号切換えスイ
ツチ、２０，３８……記録／再生切換えスイツ
チ、２５……第１のバンドパスフイルタ（第１の
信号検出手段）、２６……第２のバンドパスフイ
ルタ（第２の信号検出手段）、２７……パルス生
成回路、２８……タイミング発生回路、３５，３
６……サンプルホールド回路、３７……差動アン
プ。
磁気ヘツド式磁気記録再生装置におけるトラツキ
ング信号検出装置の説明に供する磁気テープ上の
パイロツト信号の記録パターンの異なる例を示す
パターン図、第４図は、この発明を実施した回転
磁気ヘツド式磁気記録再生装置におけるトラツキ
ング制御系の一例を示すブロツク図、第５図は、
同じく第４図のタイミング発生回路の一例を示す
ブロツク図、第６図は、同じく第４図の動作説明
に供する磁気テープ上のパイロツト信号の記録パ
ターンを示すパターン図、第７図は、同じく第
１、第２の再生パイロツト信号のレベルとパイロ
ツト信号の記録パターンとの関係の一例を示す説
明図、第８図は、同じくタイミング発生回路及び
パルス生成回路からの出力信号のタイミングを示
すタイミングチヤート図である。 １……磁気テープ、３……キヤプスタンモー
タ、６Ａ，６Ｂ……磁気ヘツド、９……タイミン
グ制御回路、１１……発振器、１２，１３……分
周器、１４……パイロツト信号切換えスイツチ、
１５……パイロツト信号／PCM信号切換えスイ
ツチ、２０，３８……記録／再生切換えスイツ
チ、２５……第１のバンドパスフイルタ（第１の
信号検出手段）、２６……第２のバンドパスフイ
ルタ（第２の信号検出手段）、２７……パルス生
成回路、２８……タイミング発生回路、３５，３
６……サンプルホールド回路、３７……差動アン
プ。
Claims (1)
- １ 回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置におい
て、磁気テープ上の各トラツクの予め定めたパイ
ロツト信号記録エリアに、周波数が異なる第１の
パイロツト信号及び第２のパイロツト信号を、第
１のパイロツト信号、第２のパイロツト信号、第
１のパイロツト信号の順で記録するパイロツト信
号記録手段と、再生時に、前記磁気テープ上の各
トラツクの再生信号から前記第１のパイロツト信
号を検出する第１の信号検出手段及び前記第２の
パイロツト信号を検出する第２の信号検出手段
と、前記第１の信号検出手段の検出結果に基づい
て両隣接トラツクからの前記第１のパイロツト信
号の漏れ信号をサンプルホールドするための第
１、第２のタイミング信号を生成し、該第１、第
２のタイミング信号を前記第２の信号検出手段が
前記第２のパイロツト信号を検出しているときの
み有効にして出力するサンプルタイミング決定手
段と、該サンプルタイミング決定手段からの第
１、第２のタイミング信号に応じて前記第１の信
号検出手段の検出結果をサンプルホールドする一
対のサンプルホールド回路と、この一対のサンプ
ルホールド回路にホールドされた信号の差を検出
してトラツキング信号として出力する回路とを設
けたことを特徴とするトラツキング信号検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59071603A JPS60214415A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置におけるトラツキング信号検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59071603A JPS60214415A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置におけるトラツキング信号検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60214415A JPS60214415A (ja) | 1985-10-26 |
| JPH0259535B2 true JPH0259535B2 (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=13465393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59071603A Granted JPS60214415A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 回転磁気ヘツド式磁気記録再生装置におけるトラツキング信号検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60214415A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0426947A (ja) * | 1990-05-21 | 1992-01-30 | Sony Corp | 再生方法 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP59071603A patent/JPS60214415A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60214415A (ja) | 1985-10-26 |
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