JP2757390B2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JP2757390B2
JP2757390B2 JP63245036A JP24503688A JP2757390B2 JP 2757390 B2 JP2757390 B2 JP 2757390B2 JP 63245036 A JP63245036 A JP 63245036A JP 24503688 A JP24503688 A JP 24503688A JP 2757390 B2 JP2757390 B2 JP 2757390B2
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清志 赤尾
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像信号記録再生装置に関し、特に4個以上
の偶数個の映像用ヘッドをシリンダ上に配置した映像信
号記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、民生用の映像信号記録再生装置(以下、VTRと
称)は、異なるアジマス角を有する二つのヘッドを回転
シリンドに180度対向して取り付け、このシリンダに対
しテープを斜めに且つ180度以上巻き付け、前記二つの
ヘッドを交互に用いることにより、テープ上に斜めのパ
ターンを描きながら連続した映像信号を記録および再生
するものが基本となっている。
また、かかるVTRセットの小型化を目的として、異な
るアジマス角を有するヘッドを2対(4個)以上使用
し、これらを回転ヘッドシリンダ上に90度以内ずつずら
した等間隔の位置に、異なるアジマス角のヘッドが隣り
合うように配置したものもある。これは、上述したシリ
ンダの直径を前記基本となるものに対し、2/3の大きさ
に経済化することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したシリンダの小径化を計ったVTRセットにおい
ては、4つのヘッドを持つものを例にとると、同一アジ
マス角を有するヘッドが二つづつ存在するため、自己録
再を行なった際は記録時と再生時とに異なったヘッドで
トラックをトレースすることが生じる。これによって
も、正常な再生は可能であるが、使用するヘッドの機械
的あるいは電気的な特性の差異および回転シリンダの加
工精度上の問題等を考えると、或るトラックを記録する
ヘッドと再生するヘッドとが同一であった方が再生画の
品位が高いことは明らかである。
すなわち、これらの問題は一度テープ上に記録が行な
われてしまった場合、同一アジマス角を有する二つの異
なるヘッドで記録したトラックがテープ上のパターンか
ら区別をつけられないということに起因している。
本発明の目的は、小径シリンダを用いたVTRにおいて
自己録再を行なう際、かかる異なったヘッドでトレース
を行なったときに生じるヘッドの電気的特性の差や機械
的精度の差による再生画の劣化を防止することのできる
VTRを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のVTRは、4つ以上の偶数個のヘッドを2つづ
つ対をなして回転ヘッドシリンダ上に配置し、映像信号
をテープに記録したり、前記テープに記録した映像信号
を再生したりする映像信号記録再生装置において、入力
端子からの前記映像信号にパイロット信号を重畳するた
めの混合回路と、前記混合回路からの出力を増幅して前
記偶数個のヘッドに供給することにより前記テープ上の
各トラックに前記映像信号を記録するとともに、クロマ
信号がない部分に前記パイロット信号を記録する記録ア
ンプと、前記混合回路に供給する前記パイロット信号を
切替えるためのスイッチ手段と、前記テープ上の前記映
像信号を前記偶数個のヘッドにより再生する再生プリア
ンプと、前記再生プリアンプの出力より前記パイロット
信号を除去して出力端子に前記映像信号を再生出力する
トラップ回路と、前記再生プリアンプの出力より前記パ
イロット信号を通過させるバンドパスフィルタと、前記
偶数個のヘッドを切り換えるためのヘッドスイッチ信号
により前記スイッチ手段および前記トラップ回路を制御
するためのゲートパルスを作成するゲートパルス発生回
路と、前記バンドパスフィルタを通過した前記パイロッ
ト信号を前記ゲートパルスによって検波し、サーボ回路
を制御するパイロット信号検波回路とを有し、記録時に
は前記ゲートパルスを用いて前記スイッチ手段を駆動す
ることにより、前記映像信号の垂直ブラッキング期間に
再生トラッキング用の前記パイロット信号を重畳する一
方、再生時には前記ゲートパルスを用いて前記トラップ
回路および前記パイロット信号検波回路を駆動し、前記
パイロット信号をトラッキング情報として取り出すこと
により、記録時および再生時に常に同一のヘッドが同一
のトラックをトレースするように構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の第一の実施例を説明するためのVTR
のビデオ信処理部のブロック図である。
第1図に示すように、記録時においては、入力端子1
からテープ上に記録するために変調をかけたビデオ信号
が入力される。また、パイロット信号発生回路2は前記
ビデオ信号に重畳するためのパイロット信号を作成し、
このパイロット信号はスイッチ3がONの時のみ混合回路
4に供給されビデオ信号に重畳される。上述したスイッ
チ3はゲートパルス発生回路5より供給されるゲートパ
ルスにより制御される。パイロット信号が重畳されたビ
デオ信号は記録アンプ6によりビデオヘッド7に供給さ
れ、テープ上に記録される。
一方、再生時においては、ビデオヘッド7によりテー
プ上から信号がピックアップされ、再生ブリアンプ8で
増幅される。この増幅された再生信号は、一方はトラッ
プ回路9によりパイロット信号成分を除去して出力端子
10に出力される。尚、このトラップ回路9はゲートパル
ス発生回路5よりゲートパルスが供給されており、ゲー
トパルスがアクティブ状態の場合のみトラップがかけら
れる。また、前記増幅された再生信号は、他方ではバン
ドパスフィルタ11によりパイロット信号に相当する周波
数帯のみが取り出され、パイロット信号検波回路12に供
給される。このパイロット信号検波回路12もゲートパル
ス発生回路5よりゲートパルスが入力されており、ゲー
トパルスがアクティブ状態の時にパイロット信号の有無
を検出し、サーボ回路(図示省略)を制御する。
第2図は、第1図におけるゲートパルスのタイミング
図である。尚、ゲートパルスはサーボ系にて発生され
る。
第2図に示すように、シリンダパルスジェネレータ信
号とフリーケンシージェネレータ信号(共に図示省略)
とから4相のヘッドスイッチ信号14(QA1,QB1,QA2,
QB2)が作成され、記録アンプ6および再生プリアンプ
8をコントロールする。また、シリンダの回転に同期し
た30Hz信号15が同時に作成され、シリンダサーボ系の位
相比較信号として使用される。15Hz信号16は、この30Hz
信号15を1/2に分周したものである。これらの信号の位
置関係は記録時も再生時も同じである。更に、記録時の
ゲートパルス17は15Hz信号16の立上がりからやや遅延さ
れたところに発生され、また再生時のゲートパルス18は
30Hz信号15の立上がりからやや遅延されたところに発生
される。
ところで、シリンダサーボがロックインしている状態
では、ビデオ信号中の垂直同期信号はヘッドスイッチ信
号14の立上がりからやや遅延したところに存在する。ま
た、垂直同期信号と、その前後の等化パルス区間、およ
び垂直ブランキング区間の一部においては、バースト信
号を含めたクロマ信号は存在していない。すなわち、記
録時および再生時のゲートパルス17,18はこのクロマ信
号が無い部分に発生される。
この結果、パイロット信号は、A1ヘッドによって記録
されるビデオトラックの垂直同期信号を含むクロマ信号
のない区間に記録される。
第3図は本発明によるVTRを用いて記録したテープ上
の記録パターン図で、上述した様子を示すものである。
第3図に示すように、テープ19における各トラック中
の文字A1,B1,A2,B2は、そのトラックが記録されたヘッ
ドを表わし、斜線部20はビデオトラック中にクロマ信号
がない部分を、また黒ぬり部分21は実際にパイロット信
号が記録されている部分をそれぞれ示す。
上述した処理を行なうことにより、テープパターン上
でA1トラックとA2トラックの判別が可能になる。すなわ
ち、再生時におけるサーボ回路はあるアジマス角を有す
るヘッドで記録されたビデオトラックを同一アジマス角
を有するベッドがトレースするように制御を行なう。こ
のため、例えば、A1ヘッドで記録されたトラックを再生
時にトレースするのはA1ヘッドかA2ヘッドということに
なる。このとき、A1およびA2ヘッドがトレースしている
ビデオトラックのパイロット信号が記録されていると想
定されている部分に、再生時のゲートパルス18が出力さ
れ、この区間にパイロット信号が存在するか否かを第1
図に示すパイロット信号検波回路12が判定し、現在トレ
ースしているトラックがA1ヘッドによって記録されたも
のか、A2ヘッドによって記録されたものかを判定するこ
とができる。
また、サーボ回路(図示省略)においては、ヘッドス
イッチ信号14により実際にトレースを行なっているヘッ
ドが何であるかを判定することができる。このとき、も
しA2ヘッドが再生トレースしている信号がA1ヘッドによ
って記録されていたものであったとすれば、このポイン
トは位相ロック点でないと判断し、記録および再生で同
一ヘッドがトレースするように制御を行なう。
第4図は本発明の第二の実施例を説明するためのVTR
の信号処理部のブロック図および第5図は第4図におけ
るゲートパルスのタイミング図である。
第4図および第5図に示すように、本例ではパイロッ
ト信号が4種類存在し、各々記録ビデオヘッドに対応し
て全てのトラックにパイロット信号が記録される。パイ
ロット信号発生回路2は、ヘッドスイッチ信号14(QA1,
QB1,QA2,QB2)が供給され、これによりパイロット信号
周波数24がfA1,fB1,fA2,fB2と変化する。また、ゲート
パルス23は全てのトラックのクロマ信号がない部分に出
力され、これにより全トラックに記録ヘッドに対応した
パイロット信号が記録される。
一方、再生時にはパイロット信号をバンドパスフィル
タ11で抜きとり、周波数弁別器22にて現在トレースして
いるトラックに書きこまれているパイロット信号がfA1
〜fB2のうちのどれであるかを判定し、これによりトラ
ックがどのヘッドで記録されたものかを判断する。この
情報をサーボ回路に送出する。この実施例では、全ての
トラックにパイロット信号が記録されているため、位相
ロックポイントのずれをB1,B2トラック再生中でも判断
することができ、最終的な引き込み時間を短くすると共
に、ゲートパルスを記録時および再生時で兼用すること
ができるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のVTRはビデオ信号中に
クロマ信号のない区間、すなわちクロマ信号を記録すべ
き帯域が空いている区間にパイロット信号を記録し、ト
ラックを記録したヘッドがどのヘッドかを判定可能とす
ることにより、小径シリンダを用いたVTRにおいても、
トラックを記録したヘッドと全く同一のヘッドで再生を
行なうことができ、この結果として、自己録再を行なっ
た際、異なったヘッドでトレースを行なった際に生じる
ヘッドの電気的特性の差や機械的精度の差による再生画
の劣化を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を説明するためのVTR信
号処理部のブロック図、第2図は第1図におけるゲート
パルスのタイミング図、第3図は本発明によりVTRを用
いて記録したテープ上の記録パターン図、第4図は本発
明の第二の実施例を説明するためのVTRの信号処理部の
ブロック図、第5図は第4図におけるゲートパルスのタ
イミング図である。 1……入力端子、2……パイロット信号発生回路、3…
…スイッチ、4……混合回路、5……ゲートパルス発生
回路、6……記録アンプ、7……ビデオヘッド、8……
再生プリアンプ、9……トラップ回路、10……出力端
子、11……バンドパスフィルタ、12……パイロット信号
検波回路、14……ヘッドスイッチ信号(4相)、15……
30Hz信号、16……15Hz信号、17……記録時ゲートパル
ス、18……再生時ゲートパルス、19……テープ、20……
クロマ信号がない部分、21……パイロット信号記録部
分、22……周波数弁別機、23……ゲートパルス、24……
パイロット信号発生回路の出力周波数。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4つ以上の偶数個のヘッドを2つづつ対を
    なして回転ヘッドシリンダ上に配置し、映像信号をテー
    プに記録したり、前記テープに記録した映像信号を再生
    したりする映像信号記録再生装置において、入力端子か
    らの前記映像信号にパイロット信号を重畳するための混
    合回路と、前記混合回路からの出力を増幅して前記偶数
    個のヘッドに供給することにより前記テープ上の各トラ
    ックに前記映像信号を記録するとともに、クロマ信号が
    ない部分に前記パイロット信号を記録する記録アンプ
    と、前記混合回路に供給する前記パイロット信号を切替
    えるためのスイッチ手段と、前記テープ上の前記映像信
    号を前記偶数個のヘッドにより再生する再生プリアンプ
    と、前記再生プリアンプの出力より前記パイロット信号
    を除去して出力端子に前記映像信号を再生出力するトラ
    ップ回路と、前記再生プリアンプの出力より前記パイロ
    ット信号を通過させるバンドパスフィルタと、前記偶数
    個のヘッドを切り換えるためのヘッドスイッチ信号によ
    り前記スイッチ手段および前記トラップ回路を制御する
    ためのゲートパルスを作成するゲートパルス発生回路
    と、前記バンドパスフィルタを通過した前記パイロット
    信号を前記ゲートパルスによって検波し、サーボ回路を
    制御するパイロット信号検波回路とを有し、記録時には
    前記ゲートパルスを用いて前記スイッチ手段を駆動する
    ことにより、前記映像信号の垂直ブラッキング期間に再
    生トラッキング用の前記パイロット信号を重畳する一
    方、再生時には前記ゲートパルスを用いて前記トラップ
    回路および前記パイロット信号検波回路を駆動し、前記
    パイロット信号をトラッキング情報として取り出すこと
    により、記録時および再生時に常に同一のヘッドが同一
    のトラックをトレースするようにしたことを特徴とする
    映像信号記録再生装置。
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