JPH0514342B2 - - Google Patents

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JPH0514342B2
JPH0514342B2 JP58189734A JP18973483A JPH0514342B2 JP H0514342 B2 JPH0514342 B2 JP H0514342B2 JP 58189734 A JP58189734 A JP 58189734A JP 18973483 A JP18973483 A JP 18973483A JP H0514342 B2 JPH0514342 B2 JP H0514342B2
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JP
Japan
Prior art keywords
track
pilot signal
truck
frequency signals
area
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58189734A
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English (en)
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JPS6080151A (ja
Inventor
Makoto Akyama
Toshinori Takasuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP58189734A priority Critical patent/JPS6080151A/ja
Publication of JPS6080151A publication Critical patent/JPS6080151A/ja
Publication of JPH0514342B2 publication Critical patent/JPH0514342B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデジタルオーデイオテープレコーダ等
に用いることの出来る磁気記録再生装置に関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 従来のビデオテープレコーダ等では、テープの
トラツキングに関して、トラツキング専用のコン
トロールヘツドを設けて、記録時にそのコントロ
ールヘツドで基準パルスを記録し、再生時には、
コントロールヘツドによつて記録された基準パル
スと基準周波数を位相比較してキヤプスタンモー
タを制御してトラツキングをとるのが通常の方法
であつた。この方法はコントロールヘツドのとり
付け精度や、温度変化、経時変化によつてくるい
やすく、また製造メーカー間によつてもバラツキ
が大きく問題があつた。それを解決するため、コ
ントロールヘツドは省略し、その代りに、8mmビ
デオテープレコーダの様に記録時にビデオトラツ
ク全体にFM変調の形でパイロツト信号をトラツ
キング情報として書きこみ、再生時は再生トラツ
クの隣接した両側のトラツクからもれる2つのパ
イロツト信号と自身のトラツクのパイロツト信号
とから検出される2つの差周波数信号の振巾が等
しくなる様にキヤプスタンモータを制御してテー
プの走行速度を制御し、トラツキングをとる自動
トラツキング方式(ATF)が提案されている。
しかし、本発明で述べるデジタルオーデイオテ
ープレコーダのトラツキング方式ではトラツキン
グ情報をつくるためのパイロツト信号の占める領
域は情報トラツクのごく一部(例えば全トラツク
の5〜10%程度)であり、8mmビデオテープレコ
ーダのATFの様に比較的時定数の大きなフイル
タを用いる方式では、十分なトラツキング信号を
得ることが出来ないという問題があつた。
発明の目的 本発明の目的はトラツク上の一部にしか記録さ
れていないパイロツト信号を安定に検出してトラ
ツキングエラー信号を得、安定にトラツキングサ
ーボ(ATF)をかけることの出来る磁気記録再
生装置を提供することである。
発明の構成 本発明の磁気記録再生装置は、各トラツクの所
定の位置にトラツキング状態を検出するためにパ
イロツト信号を記録する領域を設け、第1のトラ
ツクのパイロツト信号領域には、トラツクの進行
方向にそつて順にf1,f0の周波数信号を、第2の
トラツクのパイロツト信号領域には、トラツクの
進行方向にそつて順にf0,f1の周波数信号を、第
3のトラツクのパイロツト信号領域には、トラツ
クの進行方向にそつて順にf2,f0の周波数信号
を、第4のトラツクのパイロツト信号領域にはト
ラツクの進行方向にそつて順にf0,f2の周波数信
号をそれぞれ順次記録し、以後これを繰り返えし
行ない、再生時には、各再生トラツクの両隣接ト
ラツクからもれるパイロツト信号の2つの周波数
信号f1とf2の振巾が等しくなる様に磁気テープの
走行速度を制御するように構成したものであり、
これにより、トラツク上の一部にしか記録されて
いないパイロツト信号を安定に検出してトラツキ
ングエラー信号を得、安定にトラツキングサーボ
をかけることが出来るものである。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第1図aは本発明の磁気記録再生装置によつて
記録されるトラツクパターンの一例で、A,B2
つのヘツドによつて交互に記録され、Iは音声や
音楽情報または画像情報を記録するための領域、
Fはトラツキング情報を得るためのパイロツト周
波数信号を記録するための領域(以下ATF領域
と略記する)を示している。
第1図bはATF領域をさらに詳しく示したも
ので、A1のトラツクでは順にf0,f1の周波数信号
が、B1のトラツクでは順にf2,f0の周波数信号
が、A2のトラツクでは順にf0,f2の周波数信号
が、B2のトラツクでは順にf1,f0の周波数信号
が、それぞれトラツキング用のパイロツト信号、
すなわちATF信号として記録されている。この
A1,B1,A2,B2のトラツクパターンは1単位
とし、以後このパターンは繰り返えして記録され
る。
第2図は本発明の磁気記録再生装置のトラツキ
ング方式(ATF)を説明するためのブロツク図
で、1は2つのヘツドA,B、すなわちヘツド1
a,1bを保持して高速回転させるためのシリン
ダ、2はシリンダ1を回転させるためのモータ、
3はシリンダ1の回転位相を検出して、ヘツド1
aまたは1bの回転位置を検出するための位置検
出器、4はモータ2、位置検出器3とで位相制御
ループを構成する位相制御回路で、モータ2、す
なわちシリンダ1は基準周波数fSに位相同期して
回転制御される。
5はキヤプスタンモータ、6はキヤプスタンモ
ータ5の回転数に比例した周波数を検出するため
の周波数発電機、7は速度制御回路、8は加算回
路、9はトラツキングエラー検出回路である。キ
ヤプスタンモータ5は周波数発電機6と速度制御
回路7と共に速度制御ループを構成し、シリンダ
1の回転数に比例した回転数にほぼ同期する様に
制御される。
トラツキングエラー検出回路9はシリンダ1の
直径の両端に配置された2つのヘツド1a,1b
が検出するトラツク情報から前記ATF信号を検
出して、ヘツドとトラツクのズレを検出してトラ
ツキングエラー信号をつくる。このトラツキング
エラー信号は上記速度制御ループに注入され、ヘ
ツド1a,1bの検出するATF信号から得られ
るトラツキングエラー情報が0となる様にキヤプ
スタンモータ5の速度を制御して、その結果テー
プ速度を制御する様に動作する。
第3図はトラツキングエラー検出回路9の具体
的構成例を示すブロツク図で、10はヘツド1
a,1bのRF出力を増巾するための増巾器、1
1,12は2つのATF信号を選択するためのバ
ンドパスフイルタ、13,14はバンドパスフイ
ルタ11,12の出力をそれぞれ整流する整流す
る整流回路、15は整流回路13,14の両出力
のレベル差を検出するための減算回路、16a,
16b,16cは減算回路15の出力レベルをト
ラツク上のATF領域の位置に同期してサンプリ
ングするためのサンプリングアンドホールド回路
16を構成するスイツチ、コンデンサ、電圧ホロ
ワ回路である。17a,17bは、ヘツド1aま
たは1bのトレースするトラツクに応じて極性を
切換えるための極性反転回路17を構成する反転
増巾回路とスイツチである。18は前記トラツク
上のATF領域の位置に同期してサンプリングパ
ルスを出すためのサンプリングパルス発生回路
で、その動作を第4図に示すタイムチヤートで説
明する。第4図においてRFはヘツド1a,1b
が検出するRF出力を、fA,fBの“H”レベル部
分はそれぞれヘツド1a,1bがRF入力を検出
している時間を示す。PHはトラツク上のATF領
域の位置に応じて発生するサンプリングパルスを
示し、PPはトラツクA1とB1の再生、A2とB2の
再生ごとにトラツキングエラー出力TEの極性を
反転するための極性切換えパルスである。
第5図はATF領域に記録されたパイロツト信
号からトラツキングエラー信号を検出する動作を
説明する図で、第5図aはAヘツドがトラツク
A1をトレースする状態を、第5図bはBヘツド
がトラツクBをトレースする状態を示している。
第5図aにおいて、Aヘツドが図に示す位置にあ
る時に、Aヘツドの出力が第3図に示したRF入
力に入力されているとすると、隣接トラツクB2
B1からのクロストーク信号f1,f2の振巾レベルは
f1がf2より大きくなり、バンドフイルタ11,1
2、整流回路13,14、減算回路15により処
理されてその振巾差に対応した電圧が減算回路1
5から出力され、その出力はサンプリングパルス
発生回路18のサンプリングパルスPHによりサ
ンプリングされ極性反転回路を経てトラツキング
エラーTEとして出力される。トラツキングエラ
ーTEはキヤプスタンモータ5の速度制御系に注
入されキヤプスタンモータ5の回転速度を変化さ
せて、クロストーク信号f1とf2のレベルが等しく
なる様にテープ速度を制御する。第5図bはBヘ
ツドがB1トラツクをトレースする場合の説明で、
A1トラツクトレースの場合と同様に、Bヘツド
への2つのクロストーク周波数f1とf2の振巾が等
しくなる様にキヤプスタンモータ5が制御され
る。A2,B2トラツクトレース時は、ともに両隣
接トラツクのATF周波数f1とf2の位置関係が反転
するので、サンプリングパルス発生回路18の極
性反転回路17でトラツキングエラー出力の極性
を切換えてキヤプスタンモータ5を制御する。な
お第5図a,bのα,βの領域は正常なトラツキ
ングエラーを得ることの出来る範囲で、第4図に
示すサンプリングパルスPHはA,B各トラツク
に対してそれぞれの範囲にはいる位置に設定する
必要がある。
以上の説明では1トラツク上のATF領域をト
ラツクの両端2ケ所としたが、ATF領域の数を
さらに増すことにより、ヘツドのトラツクに対す
る追従性をさらに向上させることが出来る。
発明の効果 以上述べた様に、本発明の磁気記録再生装置は
従来の技術のように機械的に不安定になりやすい
コントロールヘツドを用いることなく安定にトラ
ツキングサーボをかけることが出来る。また、ト
ラツクのパイロツト信号領域には、相異なるトラ
ツクにおいて記録される周波数信号f1と周波数信
号f2との間のトラツクに周波数信号f0を記録する
ようにしているので、トラツクに信号をオーバー
ライトした場合には、再生時に、再生メイントラ
ツクに先に、既に記録されている、トラツキング
に不必要な周波数信号f1または周波数信号f2を再
生することがなく、これにより正しいトラツキン
グエラー信号を得ることができる。このように、
本発明は、トラツク上のほんの一部にしか記録さ
れていないパイロツト信号を安定に検出してトラ
ツキングエラー信号を得、安定にトラツキングサ
ーボをかけることが出来るという大きな特長をも
つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の磁気記録再生装置によ
るテープ上の記録パターンを示す図、第2図、第
3図は本発明の磁気記録再生装置全体の構成図と
トラツキングエラー検出回路の一実施例を示すブ
ロツク図、第4図は第3図のサンプリングパルス
発生回路の動作を説明するためのタイムチヤー
ト、第5図a,bはトラツキング動作を説明する
ための動作説明図である。 1a,1b……ヘツド、2……モータ、3……
位置検出器、4……位相制御回路、5……キヤプ
スタンモータ、6……周波数発電機、7……速度
制御回路、8……加算回路、9……トラツキング
エラー検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転ヘツドを用いて磁気テープにヘリカル状
    にトラツクを形成して情報を記録再生すると共
    に、各トラツクの所定の位置にトラツキング状態
    を検出するためにパイロツト信号を記録する領域
    を設け、第1のトラツクのパイロツト信号領域に
    は、トラツクの進行方向にそつて順にf1,f0の周
    波数信号を、第2のトラツクのパイロツト信号領
    域には、トラツクの進行方向にそつて順にf0,f1
    の周波数信号を、第3のトラツクのパイロツト信
    号領域には、トラツクの進行方向にそつて順に
    f2,f0の周波数信号を、第4のトラツクのパイロ
    ツト信号領域にはトラツクの進行方向にそつて順
    にf0,f2の周波数信号をそれぞれ順次記録し、以
    後これを繰り返えし行ない、再生時には、各再生
    トラツクの両隣接トラツクからもれるパイロツト
    信号の2つの周波数信号f1とf2の振巾が等しくな
    る様に磁気テープの走行速度を制御することを特
    徴とする磁気記録再生装置。 2 回転ヘツドを、この回転ヘツドを保持するシ
    リンダの回転中心を中心として、互いに180°の位
    置関係になる様に2個配置し、その2個の回転ヘ
    ツドが上記トラツクを交互に走行することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生
    装置。 3 パイロツト信号領域を各トラツクに対して複
    数個設けることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の磁気記録再生装置。
JP58189734A 1983-10-11 1983-10-11 磁気記録再生装置 Granted JPS6080151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58189734A JPS6080151A (ja) 1983-10-11 1983-10-11 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58189734A JPS6080151A (ja) 1983-10-11 1983-10-11 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS6080151A JPS6080151A (ja) 1985-05-08
JPH0514342B2 true JPH0514342B2 (ja) 1993-02-24

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ID=16246286

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58189734A Granted JPS6080151A (ja) 1983-10-11 1983-10-11 磁気記録再生装置

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JP (1) JPS6080151A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5992460A (ja) * 1982-11-18 1984-05-28 Sansui Electric Co 磁気記録再生方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5992460A (ja) * 1982-11-18 1984-05-28 Sansui Electric Co 磁気記録再生方式

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JPS6080151A (ja) 1985-05-08

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