JPH05330197A - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JPH05330197A
JPH05330197A JP13916392A JP13916392A JPH05330197A JP H05330197 A JPH05330197 A JP H05330197A JP 13916392 A JP13916392 A JP 13916392A JP 13916392 A JP13916392 A JP 13916392A JP H05330197 A JPH05330197 A JP H05330197A
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JP
Japan
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frame
tape
character
data
input
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Application number
JP13916392A
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English (en)
Inventor
Akihiko Niwa
明彦 丹羽
Shoji Sakuragi
章二 桜木
Chitoshi Ito
千年 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープに縦書きして枠付けする場合、各文字
の横幅に応じた枠の長さにて枠付けを行う。 【構成】 枠入力キーにより枠入力を決定し、入力され
た文字に対応したアウトラインデータに記憶された印字
イメージの横方向の寸法(文字幅)データにより、1文
字毎に文字幅を調査して、調査した内の一番文字幅が広
い文字の幅を、テープの幅方向の枠の長さとして決定す
る(S38)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ印字装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、実開平1−85050号
公報に記載のように、装置内部にて印字用媒体としての
テープに文字や記号等のキャラクタを印字し、印字済み
のテープを装置外へ排出するテープ印字装置を実用化し
たが、このテープ印字装置は、ファイルの背表紙に貼る
ファイル名を印字したテープを作成するのに好適なもの
である。
【0003】このようなテープ印字装置において、印字
される文字や記号に枠をつけてテープに印字することが
できるテープ印字装置も存在している。
【0004】そして、このような従来の枠付印字可能な
テープ印字装置では、キャラクタの印字サイズを設定で
きるようになっており、テープの排出方向と垂直な方向
における前記枠の長さは、設定された印字サイズに応じ
てのみ変更される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字や
記号に対して付ける枠の長さは、同一印字サイズである
ならばキャラクタの幅にかかわらず一定である。そのた
め、同一印字サイズにて、英大文字の「W」のみ、また
は「I」のみをテープに縦書きした場合、「W」は横幅
が広いキャラクタであるので、印字された文字と枠との
間隔が狭くなる。また、「I」は横幅が狭いキャラクタ
であるので、印字された文字と枠との間隔が広くなる。
従って、キャラクタの幅によってキャラクタと枠との間
隔が異なるため、印字するキャラクタによって見栄えが
悪いテープが出来てしまうことがあるという問題があ
る。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、各文字の横幅に応じて枠の前記
長さを付けることにより見栄えのよい縦書きのテープが
いつでも作成されるテープ印字装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープ印字装置は、入力された前記データの
文字や記号に枠をつける為の枠入力決定手段と、その枠
入力決定手段により枠入力が決定された時に、入力され
た前記データの文字や記号の最も広い横幅から、前記テ
ープが引出される方向と垂直な方向の前記枠の長さを決
める枠長決定手段と、その枠長決定手段による前記テー
プが引出される方向と垂直な方向の枠の長さに基づい
て、前記ドットパターン記憶手段に記憶されたドットパ
ターンの周りに枠のドットパターンを付け加える枠加入
手段とを備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明のテープ印字装置に
おいては、枠入力決定手段により、入力されたデータの
文字や記号に枠をつける為の入力決定がなされる。ま
た、その枠入力決定手段により枠入力が決定された時
に、枠長決定手段により、入力されたデータの文字や記
号の最も広い横幅から、テープが引出される方向と垂直
な方向の前記枠の長さが決められる。更に、枠加入手段
により、枠長決定手段による前記テープが引出される方
向と垂直な方向の枠の長さに基づいて、ドットパターン
記憶手段に記憶されたドットパターンの周りに枠のドッ
トパターンが付け加えられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。
【0010】本実施例は、アルファベット文字や記号な
どの多数のキャラクタを印字用テープ(印字用媒体とし
てのテープ)に印字可能な英語専用のテープ印字装置に
本発明を適用した場合のものである。
【0011】図2に示すように、テープ印字装置1の本
体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、キー
ボード3の後方で本体フレーム2内には印字機構PMが
配設され、またキーボード3の後方には文字や記号を表
示可能な液晶ディスプレイ22が設けられている。
【0012】キーボード3には、アルファベットや数字
や記号を入力する為の文字キーやスペースキーや改行指
令の為の改行キー等文書データを作成する文書作成キ
ー、文字サイズや縦書き/横書き等の印字フォーマット
を設定する為の各設定キー、入力された文字や記号に枠
をつける為の枠入力キー、印字を実行する印字キー、電
源をON・OFFする為の電源キーなどが設けられてい
る。
【0013】次に、図3に基いて印字機構PMについて
簡単に説明すると、印字機構PMに着脱自在に矩形状の
テープ収納カセットCSが装着されており、このテープ
収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅約2
4mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール6
と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール8
と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9と、
印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が剥離
紙を外側にして巻装された供給スプール11と、これら
印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接合ロ
ーラ12とが回転自在に設けられている。
【0014】印字用テープ5とインクリボン7とが重な
る位置には、サーマルヘッド13が立設され、これら印
字用テープ5とインクリボン7とをサーマルヘッド13
に押圧するプラテンローラ14と、印字用テープ5と両
面テープ10とを接合ローラ12に押圧する送りローラ
15とは支持体16に回転可能に枢支されている。この
サーマルヘッド13には、上下方向に列設された128
個の発熱素子からなる発熱素子群が設けられている。
【0015】従って、テープ送りモータ24(図4参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ5
上には複数のドット列により文字が印字され、しかも印
字用テープ5は両面テープ10を接合した状態でテープ
送り方向Aにテープ送りされる。尚、印字機構PMの詳
細については、特開平2−106555号公報を参照。
【0016】次に、テープ印字装置1の制御系は、図4
のブロック図に示すように構成されている。
【0017】キーボード3と、警告用ブザー20の為の
駆動回路21と、液晶ディスプレイ(LCD)22に表
示データを出力する為の表示用RAMを有するディスプ
レイコントローラ(LCDC)23と、サーマルヘッド
13を駆動する為の駆動回路25と、テープ送りモータ
24を駆動する為の駆動回路26とは、制御装置Cの入
出力インターフェース27に夫々接続されている。制御
装置Cは、CPU29と、このCPU29にデータバス
などのバス28を介して接続された入出力インターフェ
ース27、CGROM30、ROM31・32及びRA
M40とから構成されている。
【0018】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。
【0019】ROM(アウトラインデータメモリ)31
には、キャラクタを印字する為に多数のキャラクタの各
々に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線デー
タ(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明
朝系書体など)毎に分類されコードデータに対応させて
格納されている。尚、これら多数のアウトラインデータ
の各々には、印字イメージの縦方向の寸法と横(幅)方
向の寸法とが夫々所定の空白部分を含めて格納されてい
る。
【0020】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、テキストメモリ41の各コー
ドデータに対応するアウトラインデータから印字用のド
ットパターンデータに変換処理して印字バッファ47に
展開するイメージ展開処理制御プログラム、印字バッフ
ァ47に展開されたドットパターンデータに枠のドット
パターンデータをつける枠加入プログラム及び印字バッ
ファ47のデータを順次読出してサーマルヘッド13や
テープ送りモータ24を駆動する印字駆動制御プログラ
ム等解除が格納されている。
【0021】RAM40のテキストメモリ41には、キ
ーボード3から入力された文字や記号のコードデータが
文書データとして格納される。印字フォーマットメモリ
42には、設定された文字サイズデータPZ、縦書き/
横書きデータVW及び枠をつける為の枠入力データFI
等の複数の印字フォーマット情報が格納される。
【0022】尚、縦書き/横書きデータVWの値が
「1」の時、テープの排出方向とキャラクタの縦の中心
線とが平行になるようにキャラクタを印字させ、テープ
の排出方向と逆の方向にその向きのキャラクタを並べる
こと(縦書き)を意味し、VWの値が「0」の時、テー
プの排出方向とキャラクタの横の中心線とが平行になる
ようにキャラクタを印字させ、テープの排出方向と逆の
方向にその向きのキャラクタを並べること(横書き)を
意味する。また、枠入力データFIの値が「1」の時、
枠入力の設定を意味し、FIの値が「0」の時、枠入力
設定の解除を意味する。
【0023】印字バッファ47には、イメージ展開され
た複数の文字や記号のドットパターンデータ及び枠のド
ットパターンデータが格納される。尚、この印字バッフ
ァ47には、縦方向(ドット列方向)に128ドットに
対応する128ビット(16バイト)、横方向に50文
字分の所定ビットからなる大きさのメモリ容量が設けら
れている。また、RAM40には、CPU29で演算し
た演算結果を一時的に格納するバッファやカウンタやポ
インタ等が設けられている。
【0024】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれる動作制御について、図5及び図6の流れ図を参
照して説明する。尚、図中のSi(i=1,2,3・・
・)は、各動作のステップを表わす。
【0025】まず、電源キー操作により電源が投入され
るとこの動作制御が開始される。
【0026】すると、制御装置Cでは、RAM40の各
メモリ41、42、47、バッファ、カウンタ及びポイ
ンタ等の初期設定を行う(S10)。
【0027】次に、キー入力されたかどうか判別する
(S11)。
【0028】キーが入力されない場合(S11:N
o)、キーが入力されるまでキーの入力待ち状態を保
つ。
【0029】キーが入力された場合(S11:Ye
s)、印字キーが押されたかどうかの判別を行う(S1
2)。
【0030】印字キーが押された場合(S12:Ye
s)、後述する印字処理を行う(S13)。
【0031】印字キーが押されてない場合(S12:N
o)、枠入力キーが押されたかどうかの判別を行う(S
14)。
【0032】枠入力キーが押された場合(S14:Ye
s)、枠入力が設定されているかどうか、即ち、枠入力
データFIの値が「1」か否かの判別を行う(S1
5)。
【0033】枠入力が設定されている場合(S15:Y
es)、枠入力データFIの値は「1」であるから、枠
入力データFIの値を「0」にして枠入力の設定を解除
し、その枠入力データFIを印字フォーマットメモリ4
2に格納する(S16)。また、枠入力が設定されてな
い場合(S15:No)、枠入力データFIの値は
「0」であるから、枠入力データFIの値を「1」にし
て枠入力を設定し、その枠入力データFIを印字フォー
マットメモリ42に格納する(S17)。
【0034】そして、キー入力されたかどうかの判別動
作(S11)に戻る。
【0035】一方、枠入力キーが押されてない場合(S
14:No)、文字サイズ設定キーが押されたかどうか
の判別を行う(S18)。
【0036】文字サイズ設定キーが押された場合(S1
8:Yes)、図9の枠線50内に示されるように、文
字サイズ設定画面が液晶ディスプレイ(LCD)22に
表示される(S19)。
【0037】尚、この文字サイズ設定画面について説明
すると、各数字「1」〜「6」の右側に「:」を挟んで
表示されている「10」、「13」、「19」、「2
6」、「38」、「44」が文字サイズのポイント値を
表わしている。
【0038】これらのポイント値(文字サイズ)は、各
ポイント値の「:」の左側に表示された数字のキーが押
されることにより選定される。
【0039】そして、その表示に従って文字サイズが選
定されたかどうかの判別を行う(S20)。
【0040】文字サイズが選定されない場合(S20:
No)、文字サイズが選定されるまで文字サイズの選定
待ち状態を保つ、即ち、各数字「1」〜「6」のいずれ
かのキーが入力されるまで待つ。また、前記表示に従っ
て文字サイズが選定された場合(S20:Yes)、即
ち、「1」〜「6」のいずれかのキーが押されると、文
字サイズデータPZに押された数字に対応するポイント
値をセットし、その文字サイズデータPZを印字フォー
マットメモリ42に格納する(S21)。
【0041】そして、キー入力されたかどうかの判別動
作(S11)に戻る。
【0042】一方、文字サイズ設定キーが押されてない
場合(S18:No)、縦書き/横書き設定キーが押さ
れたかどうかの判別を行う(S22)。
【0043】尚、この縦書きとは、テープの排出方向と
キャラクタの縦の中心線とが平行になるようにキャラク
タを印字して、テープの排出方向と逆の方向にその向き
のキャラクタを並べたもの、または、単にテープの排出
方向とキャラクタの縦の中心線が平行になるようにキャ
ラクタを印字したものである。
【0044】また、横書きとは、テープの排出方向とキ
ャラクタの横の中心線とが平行になるようにキャラクタ
を印字して、テープの排出方向と逆の方向にその向きの
キャラクタを並べたもの、または、単にテープの排出方
向とキャラクタの横の中心線とが平行になるようにキャ
ラクタを印字したものである。
【0045】縦書き/横書き設定キーが押された場合
(S22:Yes)、印字フォーマットメモリ42の縦
書き/横書きデータVWが縦書きのデータVWの値が
「1」であるか否かの判別を行う(S23)。
【0046】縦書き/横書きデータVWの値が「1」で
ある場合(S23:Yes)、縦書き/横書き設定キー
が押される前は縦書きに設定されているので、縦書き/
横書きデータVWの値を「0」にして横書きに設定し、
その縦書き/横書きデータVWの値を印字フォーマット
メモリ42に格納する(S24)。また、縦書き/横書
きデータVWの値が「0」である(「1」でない)場合
(S23:No)、縦書き/横書き設定キーが押される
前は横書きに設定されているので、縦書き/横書きデー
タVWの値を「1」にして縦書きに設定し、その縦書き
/横書きデータVWの値を印字フォーマットメモリ42
に格納する(S25)。
【0047】そして、キー入力されたかどうかの判別動
作(S11)に戻る。
【0048】一方、縦書き/横書き設定キーが押されて
ない場合(S22:No)、文書作成キーが押されたか
どうかの判別を行う(S26)。
【0049】文書作成キーが押された場合(S26:Y
es)、その押された文書作成キーに基づいて文書作成
処理を行う(S27)。また文書作成キーが押されてな
い場合(S26:No)、その他の入力に応じた処理を
行う(S28)。
【0050】そして、キー入力されたかどうかの判別動
作(S11)に戻る。
【0051】次に、前述した印字処理について、図1、
図7及び図8を参照して説明する。
【0052】この印字処理は、前述したように、印字キ
ーが押される(S12:Yes)ことによりスタートす
る。
【0053】この印字処理がスタートすると、まず、前
記テキストメモリ41に文書データが存在しているかど
うかの判別を行う(S30)。
【0054】テキストメモリ41に文書データが存在し
てない場合(S30:No)、警告用ブザー20を鳴ら
す等のエラー処理が実行され(S31)、その後、印字
処理が終了して、キー入力されたかどうかの判別動作
(S11)に戻る。
【0055】テキストメモリ41に文書データが存在し
ている場合(S30:Yes)、テキストメモリ41の
各コードデータに対応するアウトラインデータを前記設
定されたポイント値(文字サイズ)に応じて拡大縮小処
理し、その処理されたアウトラインデータから印字用の
ドットパターンデータを作成し、順次印字バッファ47
に展開するイメージ展開処理を行う(S32)。
【0056】このイメージ展開処理(S32)では、図
8に示すように、まず、縦書き/横書きデータVWの値
が「1」(縦書きを表わす)であるか否か判別を行う
(S33)。
【0057】縦書き/横書きデータVWの値が「1」で
ある場合(S33:Yes)、縦書きで前記印字用のド
ットパターンを展開したことを表わすデータを印字バッ
ファ47に格納する(S34)。
【0058】また、縦書き/横書きデータVWの値が
「0」である(「1」でない)場合(S33:No)、
横書きで前記印字用のドットパターンデータを展開した
ことを表わすデータを印字バッファ47に格納する(S
35)。
【0059】そして、イメージ展開処理(S32)を完
了し、図7に示すように、次の枠入力データFIの値が
「1」であるか否かの判別を行う(S36)。
【0060】枠入力データFIの値が「0」である
(「1」でない)場合(S36:No)、枠の入力は行
わずに後述する印字駆動制御を行う(S42)。
【0061】枠入力データFIの値が「1」である場合
(S36:Yes)、枠入力処理を行う(S37)。
【0062】この枠入力処理(S37)では、図1に示
すように、まず、縦書き/横書きデータVWの値が
「1」であるか否かの判別を行う(S38)。
【0063】縦書き/横書きデータVWの値が「1」、
即ち、縦書きである(S38:Yes)場合、前記アウ
トラインデータに記憶された印字イメージの横方向の寸
法(文字幅)を表わすデータにより、1文字毎に文字幅
を調査して、調査した内の一番文字幅が広い文字の幅
(長さ)を、テープ5の排出方向と垂直な方向における
枠の長さとして決定する(S39)。
【0064】また、縦書き/横書きデータVWの値が
「0」、即ち、横書きである(「1」でない)場合(S
38:No)、前記アウトラインデータに記憶された印
字イメージの縦方向の寸法データが前記各文字サイズに
よりそれぞれ一定となっているので、その縦方向の寸法
(長さ)を、テープ5の排出方向と垂直な方向における
枠の長さとして決定する(S40)。
【0065】そして、上述したように決定されたテープ
5の幅方向(テープ5の排出方向と垂直な方向)の枠の
長さに基づいて、印字バッファ47に格納されたデータ
により表わされる前記ドットパターンの周りに枠のドッ
トパターンを付け加えたドットパターンを表わすデータ
を印字バッファ47に格納する(S41)。
【0066】そして、図7に示すように、印字駆動制御
を行い(S42)、印字バッファ47に格納されたドッ
トパターンを表わすデータを印字機構PMに出力し、そ
の印字機構PMを動作させることによりテープ5に印字
を行い、そのテープ5を加工してテープ印字装置から排
出する。
【0067】このような動作にて作成されたテープ5を
図10に示す。
【0068】図10(a)は、横幅が広い文字「W」を
含む文字が縦書き印字されたテープ5を示す図である。
また、図10(b)は、横幅が狭い文字「I」を含む文
字が印字されたテープ5を示す図である。
【0069】図10(a)に示されるように、作成され
たテープは、テープの幅方向への枠の長さを、印字され
ている文字中で横幅が最も広い文字「W」の横幅の寸法
として枠付けされている。
【0070】また、図10(b)に示されるように、作
成されたテープは、テープの幅方向への枠の長さを、印
字されている文字中で横幅が最も広い文字「i」(この
場合「i」及び「I」の横幅には所定の空白部分を含め
られており、また、「i」と「I」との横幅は等しい)
の横幅の寸法として枠付けされている。
【0071】このように、本実施例のテープ印字装置1
により作成されたテープは、縦書きされた各文字の横幅
に応じてテープの幅方向への枠の長さを付けることによ
り見栄えのよい縦書きのテープとなっている。
【0072】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のテープ印字装置によれば、各文字の横幅に応じて
枠の前記長さを付けることにより見栄えのよい縦書きの
テープがいつでも作成されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、枠加入処理を示す流れ図である。
【図2】図2は、テープ印字装置の平面図である。
【図3】図3は、印字機構の概略平面図である。
【図4】図4は、テープ印字装置の制御系のブロック図
である。
【図5】図5は、テープ印字装置の制御装置で行なわれ
る動作制御を示す流れ図である。
【図6】図6は、テープ印字装置の制御装置で行なわれ
る動作制御を示す流れ図である。
【図7】図7は、印字処理を示す流れ図である。
【図8】図8は、イメージ展開処理を示す流れ図であ
る。
【図9】図9は、文字サイズ設定画面の表示例を示す図
である。
【図10】図10(a)は、横幅が広い文字「W」を含
む文字が縦書き印字されたテープを示す図である。図1
0(b)は、横幅が狭い文字「I」を含む文字が印字さ
れたテープを示す図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 13 サーマルヘッド 29 CPU 31 ROM 32 ROM 40 RAM 41 テキストメモリ 44 印字バッファ C 制御装置 CS テープ収納カセット PM 印字機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号及び種々の指令を入力する為
    の入力手段と、印字用媒体としてのテープにドットパタ
    ーンで印字する印字ヘッドを含む印字手段と、前記入力
    手段から入力された文字や記号のデータを記憶する入力
    データ記憶手段と、この入力データ記憶手段のデータを
    受けて前記テープが引出される方向に前記文字や記号を
    縦書きする為のドットパターンデータが作成され、その
    ドットパターンを記憶するドットパターン記憶手段と、
    そのドットパターンを印字手段に印字させる印字制御手
    段とを備えたテープ印字装置において、 入力された前記データの文字や記号に枠をつける為の枠
    入力決定手段と、 その枠入力決定手段により枠入力が決定された時に、入
    力された前記データの文字や記号の最も広い横幅から、
    前記テープが引出される方向と垂直な方向の前記枠の長
    さを決める枠長決定手段と、 その枠長決定手段による前記テープが引出される方向と
    垂直な方向の枠の長さに基づいて、前記ドットパターン
    記憶手段に記憶されたドットパターンの周りに枠のドッ
    トパターンを付け加える枠加入手段とを備えたことを特
    徴とするテープ印字装置。
JP13916392A 1992-05-29 1992-05-29 テープ印字装置 Pending JPH05330197A (ja)

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JP13916392A JPH05330197A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 テープ印字装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217647A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 ブラザー工業株式会社 印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217647A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 ブラザー工業株式会社 印刷装置

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